JP3418136B2 - モーア - Google Patents

モーア

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JP3418136B2
JP3418136B2 JP07192499A JP7192499A JP3418136B2 JP 3418136 B2 JP3418136 B2 JP 3418136B2 JP 07192499 A JP07192499 A JP 07192499A JP 7192499 A JP7192499 A JP 7192499A JP 3418136 B2 JP3418136 B2 JP 3418136B2
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JP
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rotating
rotation
mower
grass discharge
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信行 山下
三喜雄 結城
大島  博
正剛 村川
博志 川畑
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    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/01Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
    • A01D34/412Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
    • A01D34/63Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、左右に並設され、
縦軸芯周りで駆動回転自在な一対の回転ブレードを、互
いに前方から後方に向かって内向き回転するように、デ
ッキプレートの上面側に配設され、かつ、前記各回転ブ
レードの回転軸に設けられた両プーリーに亘って巻き掛
けられる無端回動ベルトの回動により連動させてあると
ともに、前記デッキプレートのうち、前記両回転ブレー
ドの回転軸芯間に、前方から後方上方に向かって刈り草
を送風排出する刈り草排出路を形成してあるモーアに関
する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のモーアとしては、図1
4,図15に示すように、前記無端回動ベルト29の回
動径路のうち、両プーリー26,28間の後方回動径路
部分L1を、これら両プーリー26,28を一直線状に
結ぶ状態に配設するとともに、刈り草排出路40の上面
40aを、デッキプレート17のうち、前記後方回動径
路部分L1と上下方向でほぼ重合する部位から後方上方
に向かって立ち上げて、それの後端側が無端回動ベルト
29の巻掛け高さ位置よりも上方に位置する傾斜面に形
成し、これにより、刈り草排出路40の上面40aを構
成する天井壁41が後方回動径路部分L1と干渉しない
ように構成していた。そして、前記回転ブレード16で
切断された刈り草は、回転ブレード16の駆動回転によ
る起風作用によって刈り草排出路40に沿って送風搬送
され、この刈り草排出路40の後端側開口部をもって構
成される刈り草吐出し口20からまとめて排出されるよ
うになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前記刈り草
吐出し口20からまとめて排出された刈り草を、この刈
り草吐出し口20から更に高い位置にまで送風搬送する
場合、刈り草排出路40の上面40aを傾斜面としたま
ま、刈り草吐出し口20の開口上縁20aの高さを高く
することが望ましいが、上記構成において、刈り草排出
路40の天井壁41が無端回動ベルト29と干渉しない
状態で、刈り草吐出し口20の開口上縁20aの高さを
高くするためには、刈り草排出路40の上面40aの傾
斜勾配を急傾斜にしなければならない。しかしながら、
この上面40aの勾配が急傾斜になればなるほど、上面
40aに沿って流れる風は失速し易く、特に、刈り草が
湿った状態にある場合には、刈り草排出路40を送風排
出される刈り草が、この刈り草排出路40の上面40a
に付着して、刈り草の搬送効率が低下する虞があった。 【0004】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたも
のであって、その主たる課題は、刈り草の搬送効率の低
下を抑制しながらも、前記上昇排出路の上面の後端側を
高い位置に設定することができるモーアを提供する点に
ある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
モーアの特徴構成は、左右に並設され、縦軸芯周りで駆
動回転自在な一対の回転ブレードを、互いに前方から後
方に向かって内向き回転するように、デッキプレートの
上面側に配設され、かつ、前記各回転ブレードの回転軸
に設けられた両プーリーに亘って巻き掛けられる無端回
動ベルトの回動により連動させてあるとともに、前記デ
ッキプレートのうち、前記両回転ブレードの回転軸芯間
に、前方から後方上方に向かって刈り草を送風排出する
刈り草排出路を形成してあるモーアであって、前記無端
回動ベルトの回動径路のうち、前記両プーリー間の回動
径路部分が、前記両プーリーよりも前方に配設されてい
るとともに、前記刈り草排出路の上面を、その後端側が
前記無端回動ベルトの巻掛け高さ位置よりも上方に位置
する傾斜面に形成してある点にある。 【0006】(作用) 上記特徴構成によれば、両プー
リー間における無端回動ベルトの回動径路部分が、これ
ら両プーリーよりも前方に配設されているから、刈り草
排出路の上面を、この上面を構成する天井壁が無端回動
ベルトと干渉しない範囲内で、デッキプレートのうち、
両プーリー間よりも前方から立ち上げることができ、従
って、刈り草排出路の上面の傾斜勾配を、従来のモーア
の傾斜勾配と同様に構成しても、上面の立ち上がり始端
を従来に比して前方に位置させることができる分だけ、
刈り草排出路の上面の後端の高さを高くすることができ
る。しかも、刈り草排出路の上面の傾斜勾配を従来のモ
ーアよりも緩傾斜にしながらも、刈り草排出路の上面の
後端の高さを従来のモーアよりも高くすることも可能で
ある。 (効果) それ故に、刈り草の搬送効率の低下を抑制し
ながらも、前記上昇排出路の上面の後端側を高い位置に
設定することができる。しかも、刈り草排出路の上面を
緩傾斜にしながらも、刈り草排出路の上面の後端の高さ
を高くすれば、刈り草の搬送効率を高めることができ
る。 【0007】 【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1〜図4は、
草刈り機の全体を示し、前輪1及び後輪2を備えた走行
車体3の下腹部に、リンク機構4を介してモーア5を昇
降自在に吊り下げ装備するとともに、刈り草を回収する
回収部としての集草容器6を車体後部に連結して構成さ
れている。 【0008】前記走行車体3の前部にはエンジン7が搭
載され、その出力が車体後部に配置した静油圧式無段変
速装置(HST)8に軸伝達され、この変速出力がミッ
ションケース9でギア変速されてデフ装置10に伝達さ
れ、このデフ装置10から左右の差動伝動軸11a,1
1bを介して取り出された動力が、更に左右の減速ケー
ス12a,12bで減速されて左右の車軸13a,13
bに伝達されるようになっている。 【0009】前記ミッションケース9は走行車体3に対
して左側に偏位して配備され、左側の減速ケース12a
はミッションケース9の側面に直結されるとともに、右
側の減速ケース12bはミッションケース9から離れた
位置で車体フレーム14に直結支持されて、図3に示す
ように、右側の差動伝動軸11b、ミッションケース
9、及び、右側の減速ケース12bとの間に大きい空間
が形成されている。 【0010】図4〜図6に示すように、前記モーア5
は、下方が開口するように形成されたデッキ15内に、
縦軸芯周りで駆動回転自在な3枚の回転ブレード16を
左右方向に並設配備して構成されたものであり、更に、
このデッキ15は、3枚の回転ブレード16を左右方向
に並設してあるデッキプレート17の裏面側に、これら
回転ブレード16の回転軌跡Rに沿ってバキュームプレ
ート18が設けられるとともに、デッキプレート17の
外周縁に沿って外周壁19が一体形成されている。尚、
前記バキュームプレート18は、デッキ15の後部に形
成された刈り草吐出し口20両側部まで延設されてい
る。 【0011】そして、前記外周壁19の前壁部分19a
とバキュームプレート18との間には、この前壁部分1
9aの下端縁で前方に押し倒された未刈り草が自らの力
によって起き上がることを助長するための未刈り草引き
起こし空間Sが形成されている。 【0012】前記デッキプレート17に並設してある3
枚の回転ブレード16の駆動系について説明すると、図
1,図2に示すように、前記エンジン7にベルト伝動機
構21を介して連動連結したPTO軸22の動力が、伝
動軸23を介してデッキプレート17の上面側に配設さ
れた入力ケース24に伝達され、中央回転ブレード16
aが入力ケース24の直下において、この入力ケース2
4から延出された回転軸25で直接軸駆動回転される。 【0013】そして、中央回転ブレード16aと右回転
ブレード16cとは、デッキプレート17の上面側に配
設され、かつ、中央回転ブレード16aの回転軸25に
設けられた第1駆動プーリー26と、デッキプレート1
7の上面側に配設され、かつ、右回転ブレード16cの
回転軸27に設けられた右従動プーリー28とに亘って
巻き掛けられた無端回動ベルトとしての六角ベルト29
との回動により連動されている。また、中央回転ブレー
ド16aと左回転ブレード16bとは、デッキプレート
17の上面側に配設され、かつ、中央回転ブレード16
aの回転軸25に設けられた第2駆動プーリー30と、
デッキプレート17の上面側に配設され、かつ、左回転
ブレード16bの回転軸31に設けられた左従動プーリ
ー32とに亘って巻き掛けられた無端回動ベルトとして
の平ベルト33との回動により連動されている。尚、第
1駆動プーリー26と第2駆動プーリー30とは一体形
成されている。 【0014】そして、図4に示すように、平面視におい
て中央回転ブレード16aと左回転ブレード16bとが
時計方向に回転されるとともに、右回転ブレード16c
が反時計方向に回転される。つまり、左右に並設された
中央回転ブレード16aと右回転ブレード16cとから
なる一対の回転ブレード16a,16bは、互いに前方
から後方に向かって内向き回転するように構成されてい
る。 【0015】前記六角ベルト29は、第1駆動プーリー
26と、右従動プーリー28の後方に位置する第1アイ
ドラープーリー34とに亘って巻回され、この六角ベル
ト29の外面側が右従動プーリー28に巻き掛けられて
いる。そして、六角ベルト29の回動径路のうち、第1
駆動プーリー26と右従動プーリー28との間の回動径
路部分Lは、デッキプレート17の前端縁に沿って左右
に並設された第2アイドラープーリー35とテンション
プーリー36、並びに、第1駆動プーリー26と右従動
プーリー28との間の前方に位置する第3アイドラープ
ーリー37により、第1駆動プーリー26と右従動プー
リー28とを結ぶ前部接線Yよりも前方に配設されてい
る。つまり、第1駆動プーリー26と右従動プーリー2
8との間の回動径路部分Lは、両プーリー26, 28よ
りも前方に配設されている。 【0016】前記モーア5の構成について詳述すると、
図5に示すように、前記バキュームプレート18の下端
縁の対地高さは、回転ブレード16の刈り高さよりも高
く形成されているとともに、前記外周壁19の下端縁の
対地高さは、それの全周に亘って回転ブレード16の刈
り高さよりも低く形成されている。つまり、外周壁19
の前壁部分19aの下端縁の対地高さは、回転ブレード
16の刈り高さよりも低く形成されている。更に、前記
デッキプレート17のうち、未刈り草引き起こし空間S
相当箇所に、上方に向かって開口する空気取入口38が
貫通形成されている。 【0017】また、デッキ15には、図4に示すよう
に、バキュームプレート18に沿って刈り草搬送路39
が形成されているとともに、デッキプレート17のう
ち、前記中央回転ブレード16aと右回転ブレード16
cとの回転軸芯P間には、刈り草搬送路39に連続する
状態で、前方から後方上方に向かって刈り草を送風排出
する前記刈り草排出路40が形成されている。尚、この
刈り草排出路40の後端側は、デッキプレート17の後
部上面部分から外周壁19の後壁部分に亘って開口さ
れ、この後側端開口部もって前記刈り草吐出し口20が
構成されている。更に、前記刈り草排出路40は、平面
視で、刈り草吐出し口20側ほどデッキ15の左右方向
中央部側に位置する傾斜姿勢に構成されているととも
に、刈り草吐出し口20部分が中央回転ブレード16a
の後方側に向かって湾出する弧状姿勢に径路に形成され
ている。 【0018】そして、図2,図5に示すように、前記各
回転ブレード16が駆動回転すると、これら各回転ブレ
ード16の起風作用によって、これら回転ブレード16
により切断された刈り草は刈り草搬送路39に沿って刈
り草排出路40の前端部に集められ、更に、刈り草排出
路40に沿って送風搬送されて、この刈り草排出路40
の後端側開口部をもって構成される刈り草吐出し口20
からまとめて送風排出されるようになっている。 【0019】また、前記デッキプレート17のうち、刈
り草搬送路39の左右から前部に亘る箇所は、未刈り草
引き起こし空間Sを含めて、刈り草排出路40の前端部
ほど上方に位置するように、それの左右両側部から上方
に向かって緩やかに膨出形成されているとともに、前記
刈り草排出路40の上面40aを構成する天井壁41
は、この刈り草搬送路39相当箇所の頂部から後方上方
に向かって***形成され、刈り草排出路40の上面40
aは、それの後端側が六角ベルト29の巻掛け高さ位置
よりも上方に位置する傾斜面に形成されている。 【0020】そして、前記天井壁41が六角ベルト29
と干渉しない状態で、刈り草排出路40の上面40a
が、前記第3アイドラプーリー37の直後方で、かつ、
第1駆動プーリー26と右従動プーリー28とを結ぶ前
部接線Yよりも前方から、刈り草排出路40の前部に位
置する刈り草搬送路39の頂部の上面に対して屈曲する
状態で後方上方に向かって立ち上げられている。 【0021】つまり、第1駆動プーリー26と右従動プ
ーリー28との間における六角ベルと29の回動径路部
分Lが、これら両プーリー26,28よりも前方に配設
され、刈り草排出路40の上面40aが両プーリー2
6,28よりも間よりも前方から立ち上げられているか
ら、例えば、刈り草排出路40の上面40aの傾斜勾配
が同じ条件下でも、両プーリー26,28間から刈り草
排出路40の上面40aを立ち上げる場合に比して、刈
り草排出路40の上面40aの後端である刈り草吐出し
口20の開口上縁20aの高さを高くすることができ
る。 【0022】次に、前記モーア5から送風排出された刈
り草の前記集草容器6への搬送構造について説明する
と、図2〜図5,図8〜図11に示すように、前記走行
車体3の下部の右側に形成された前記空間には、刈り草
吐出し口20から送風排出された刈り草を集草容器6に
案内するダクト42が配備されている。このダクト42
は、前記刈り草排出路40の刈り草吐出し口20に、横
回動支点X1周りで上下揺動自在に連結され、刈り草吐
出し口20から送風排出されて刈り草の排出方向を後方
上方に案内する前ダクト43と、ミッションケース9と
右側の減速ケース12bとの間の空間を通して配設さ
れ、前ダクト43に案内されてきた刈り草を集草容器6
に向かって更に案内する後ダクト44とから構成されて
いる。 【0023】図11に示すように、前記後ダクト44
は、前ダクト43の後端部に外嵌挿通されており、前ダ
クト43と後ダクト44とを挿通しながら、後ダクト4
4の前端側のうち、ミッションケース9とは反対側に位
置する右外側面に設けられたコの字状のステー45と、
前ダクト43の後端部の右外側面に設けられた円筒状の
カラー46とを嵌め合わせ、これらステー45とカラー
46とに亘って上方から頭付きピン47を挿通して、前
ダクト43の上面と後ダクト44の上面とが側面視で、
後方上方に向かってほぼ一直線状に連続上昇する状態に
連結されている。また、後ダクト44は、平面視で前後
方向に沿う直線状に形成されているとともに、側面視で
その底部が山形に構成されており、その山形の頂部が右
側の差動伝動軸11bの上部近くに位置されている。 【0024】図12に示すように、前記集草容器6は、
前端が全面開放された通気可能な容器で構成され、車体
フレーム14の後端部に立設された支持枠48に、上部
支点aを中心に上下揺動可能に連結されている。前記支
持枠48は、下降回動された集草容器6の前端開口を閉
塞する壁面49が備えられるとともに、その壁面49の
左右方向中間部に、前記後ダクト44の後端が突入され
ている。また、壁面49の左右には、空気抜き部50が
形成されている。 【0025】また、図1,図12に示すように、前記支
持枠48の左右下部には支点b周りに回動自在に支点ブ
ラケット51が設けられているとともに、この支点ブラ
ケット51と集草容器6の前端上部に亘って油圧シリン
ダ52が枢支連結され、油圧シリンダ52が収縮して集
草容器6が下降することで、容器前端が支持枠48に受
け止め支持された集草作業姿勢となり、油圧シリンダ5
2が伸張作動して集草容器6が振り上げられることで、
容器前端が下向きに開放された排出姿勢となるように構
成されている。 【0026】つまり、前記前ダクト43が横回動支点X
1周りで上下揺動自在に連結されているから、モーア5
をリンク機構4を介して昇降させても、前ダクト43の
上面と後ダクト44の上面とが側面視で、後方上方に向
かってほぼ一直線状に連続上昇する状態を維持でき、ダ
クト42内での空気の流れがスムースであるから、回転
ブレード16による刈り高さが変更調節されても、刈り
草の集草容器6側への搬送を効率よく行なうことができ
る。また、ミッションケース9と右側の減速ケース12
bとの間の空間を通して配設される後ダクト44は、直
線状に形成してあるから、とから構成されている分割構
成され、しかも、後ダクト44をまっすぐに形成してあ
るから、集草容器6の前端開口を閉塞する壁面49の中
央部に、後ダクト44の後端を突入させた状態で、後ダ
クト44の前端部分を前ダクト43の後端部に外嵌挿入
し易いから、後ダクト44の取り付けの容易化を図るこ
とができる。 【0027】ところで、図8,図9に示すように、前記
刈り草排出路40の刈り草吐出し口20の上部開口の下
方には前可動底板53が設けられ、この前可動底板53
は、外周壁19に設けられた横回動支点X2周りで上下
揺動自在に枢着され、この前可動底板53にリンク機構
54を介して連結された操作レバー55の前後方向への
揺動操作に連れて、前可動底板53が横回動支点X2周
りで上下揺動して、後方下方に向かって傾斜する姿勢と
ストッパー56に受け止められた後方上方に向かって傾
斜する姿勢とに切り換わるように構成されている。そし
て、この操作レバーの非操作状態では、この前可動底板
53が自重により、ストッパー56に受け止められた後
方上方に向かって傾斜する姿勢に姿勢保持されている。 【0028】つまり、前可動底板53に刈り草が付着し
ても、操作レバー55を揺動操作してこの前可動底板5
3に振動を与え、刈り草を前可動底板53から簡単に引
き離すことができるから、刈り草の集草容器6側への搬
送を効率よく行なうことができる。 【0029】更に、前記後ダクト44のうち、山形の頂
部よりも前ダクト43側は角形の断面形状に形成されて
いるとともに、山形の頂部よりも集草容器6側は下向き
コの字状の断面形状に形成され、この山形の頂部と集草
容器6との間の底部開口には後可動底板57が設けら
れ、この後可動底板57は、後ダクト44の後端側底部
に設けられた横回動支点X3周りで上下揺動自在に枢着
され、この後可動底板57にブラケット58を介して連
結された操作レバー59の上下方向への押引操作に連れ
て、後可動底板57が横回動支点X3周りで上下揺動し
て、後ダクト44の底部開口を塞ぐ姿勢と、後ダクト4
4内に入り込む姿勢とに切り換わるように構成されてい
る。そして、この操作レバーの非操作状態では、この後
可動底板57が自重により、後ダクト44の底部開口を
塞ぐ姿勢に姿勢保持されている。 【0030】つまり、後可動底板57に刈り草が付着し
ても、操作レバー59を揺動操作してこの後可動底板5
7に振動を与え、刈り草を後可動底板57から簡単に引
き離すことができるから、刈り草の集草容器6側への搬
送を効率よく行なうことができる。 【0031】〔第2実施形態〕図13は、前記第1実施
形態の変形例を示し、前記後ダクト44は、平面視でミ
ッションケース9よりも後部側を、集草容器6の前端開
口を閉塞する壁面49の左右方向中央部に向かって屈曲
形成してあり、後ダクト44の後端側がこの壁面49の
左右方向中央部に突入されように構成してある。 【0032】これにより、後ダクト44に案内された刈
り草は、集草容器6の前端開口を閉塞する壁面49の左
右方向中央部から排出されるから、この刈り草を集草容
器6内において左右にまんべんなく回収することができ
る。 【0033】その他の構成は前記第1実施形態と同一で
あり、第1実施形態で記載した構成部分と同一構成又は
同一機能を有する構成部分には同一番号を付記してそれ
の説明を省略する。 【0034】[その他の実施形態] 草刈り機としては、例えば、前輪1及び後輪2を備
えた走行車体3の前部に、リンク機構4を介してモーア
5を昇降自在に吊り下げ装備したものであってもよい。 回転ブレード16の並設個数は、3つに限定される
ものではなく、2つ又は4つ以上であってもよく、ま
た、その駆動系も前記実施形態で説明した構成に限定さ
れるものではない。 第1駆動プーリー26と右従動プーリー28とに亘
って巻き掛けられる無端回動ベルト29としては、平ベ
ルトや丸ベルトであってもよい。 無端回動ベルト29の回動径路のうち、第1駆動プ
ーリー26と右従動プーリー28との間の回動径路部分
Lが、両プーリー26,28よりも前方に配設されてい
るならば、その回動径路は適宜変更してもよい。
【図面の簡単な説明】 【図1】草刈り機の全体側面図 【図2】草刈り機の要部の平面図 【図3】草刈り機の要部の縦断背面図 【図4】草刈り機の要部の一部切欠き平面図 【図5】モーアの縦断側面図 【図6】モーアの縦断背面図 【図7】モーアの背面図 【図8】モーアの側面図 【図9】刈り草の搬送構造を示す縦断側面図 【図10】デッキの斜視図 【図11】ダクトを取付けた状態のデッキの斜視図 【図12】集草容器の取付け部構造を示す縦断正面図 【図13】第2実施形態を示す草刈り機の要部の平面図 【図14】従来のモーアの平面図 【図15】従来のモーアの縦断側面図 【符号の説明】 16a 回転ブレード 16c 回転ブレード 17 デッキプレート 25 回転軸 26 プーリー 27 回転軸 28 プーリー 29 無端回動ベルト 40 刈り草排出路 40a 刈り草排出路の上面 L 回動径路部分 P 回転軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 博 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 村川 正剛 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 川畑 博志 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平9−51709(JP,A) 特開 平10−286016(JP,A) 特開 平9−271237(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/63 - 34/66 A01D 34/76

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 左右に並設され、縦軸芯周りで駆動回転
    自在な一対の回転ブレードを、互いに前方から後方に向
    かって内向き回転するように、デッキプレートの上面側
    に配設され、かつ、前記各回転ブレードの回転軸に設け
    られた両プーリーに亘って巻き掛けられる無端回動ベル
    トの回動により連動させてあるとともに、前記デッキプ
    レートのうち、前記両回転ブレードの回転軸芯間に、前
    方から後方上方に向かって刈り草を送風排出する刈り草
    排出路を形成してあるモーアであって、 前記無端回動ベルトの回動径路のうち、前記両プーリー
    間の回動径路部分が、前記両プーリーよりも前方に配設
    されているとともに、前記刈り草排出路の上面を、その
    後端側が前記無端回動ベルトの巻掛け高さ位置よりも上
    方に位置する傾斜面に形成してあるモーア。
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