JPH0335715A - 乗用草刈機の草刈装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は農用トラクター、ローントラクターライドモ
ア等に連結される草刈ＶＩＭを利用分野とする。

〔従来技術〕

実開昭６０−１０４２７号公報において開示されている
ように、多連リヤディスチャージモアのブレード上部を
覆うデツキの後方を、放出口として開口しデツキ下面に
向けてブレード駆動軸の周囲にサブデツキを垂設し、ブ
レードの外周と放出口へ向けてブレードガイドを垂設し
ている。

〔発明が解決しようとする１１題〕 前記従来技術はデツキ下面にブレードガイドを設けてい
るので、ブレードガイドを設けている部位はデツキとブ
レードガイドとの二重構造となってモアの重量が大きく
なって取扱い難くなる問題点を有している。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は上記問題点を解決するために、つぎの技術的
手段を講じた。即ち、車体の腹下側に吊持リンクを介し
て昇降自在であるとともに、駆動可能に連動連結した草
刈装置において、モアデツキには天井壁に中央伝動軸と
この軸より後側に位置する左右の伝動軸を同一方向に回
転駆動されるよう設けるとともに、これらの伝！Ｉ＋ｅ
ＪＡの下端に刈刃を設け、天井壁にこれら三つの刈刃の
回転軌跡に対応するように後側から刈刃の回転方向に沿
って順次上方への突出深さを深めるよう形成した三つの
刈草排出通路がモアデツキ後部の排出口部で合流するよ
う構成した。

〔発明の作用〕

芝草の生えている庭において、草刈装置を下降及び駆動
するとともに、車体を走行すると、同一方向に回転する
各々の刈刃は後側から前側への回転行程においてモアデ
ツキに入ってくる芝草を順次切断して、前側から後側へ
の回転行程において刈草を各々刈草排出通路に沿ってモ
アデツキ後部の排出口部へ向って排出される。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて、この発明の詳細な説明する。

まず、第１図乃至第３図に示す第１実施例の構成につい
て説明する。ローントラクターの車体１の前輪２・２と
後輪３・３の間における腹下には機枠４に上端を枢着し
たクロス状の吊持リンク５・５の下端に草刈装置６を枢
着するとともに、車体１のリフト装置（図示省略）によ
り昇降自在に設けられている。この草刈装置６は天井壁
７と円弧状の前側壁８とこの前側壁８に弧状に連設され
るとともに、後端が中央に向くように形成された側壁９
・９とを一体に形成したモアデツキＩＯの天井壁７に中
央伝動軸１１とこの中央伝動＠１１の後側に位置する左
右の伝動軸１２・１３とを上下方向姿勢で回転自在に支
持し、これらの伝動軸王１・工２・１３の下端には刈刃
１４・１４・１４を取付け、中央伝動軸１１の上端には
入カニ段Ｖプーリー１５を設け、左右の伝動軸１２・１
３の上端に受動Ｖプーリー１６・１７を設けて、この入
カニ段プーリー１５と左右の受動■プーリー上６・１７
とにＶベルト１８を掛は渡してこれら伝動軸１１・１２
・１３が時計針方向に回転するように構威し、車体１の
原動機１９から下方の突設された出力Ｖプーリー２０と
にＶベルト２１を掛は渡している。そして、天井壁７に
は、三つの刈刃１４・１４・１４の同転軌跡に対応して
後側から刈刃１４・１４・１４の回転方向に沿って順次
上方への突出深さを深めるように形成した三つの刈草排
出通路２２・２３・２４がモアデツキＩＯの後部排出口
部２５の前側で合流するように構成している。機枠４の
後端には刈草収容装置２６が設けられ、後部排出口部２
５に連結され可撓性部材で形成された排出筒２７を車体
ｌの下側に沿わせて、その後端を刈草収容装置２６に連
結している。そして、排出筒２７に車体１から駆動され
る排出ファン２８が設けられている。

そして、第４図乃至第５同に示す第２実施例について説
明する。

モアデツキ１０の天井槽７に支持した中央伝動軸１工及
び左右の伝動軸１２・１３は時計針方向に駆動回転する
よう構威し、天井壁７に刈刃工４１４・１４の回転軌跡
に対応して後側から刈刃■４・１４・工４の回転方向に
沿って順次上方への突出深さを深めるように形成する刈
草排出通路２９・３０・３１の幅を左側より小・中・大
に変えることにより、刈草排出通路２９からは弱い風力
が、刈草排出通路３０からは中程の風力が、そして刈草
排出通路３１からは強い風力が排出されるよう構成され
ている。

第１実施例の作用について説明する。芝草の庭において
、草刈装置６を下降及び駆動するとともに、車体１を走
行して草刈作業を行うと、原動機１９から駆動される出
力Ｖプーリー２０の回転動力はＶベルト２１を介して入
カニ段Ｖプーリー１５に伝達されるとともに、Ｖベルト
１８及び受動プーリー１６・１７を介して中央伝動軸１
１及び左右の伝動軸１２・１３に伝達されるので、刈刃
１４・１４・１４は時計針方向に回転して、モアデツキ
１０に入って来る芝草は順次刈取られるとともに、刈刃
１４・工４・１４による遠心力と風力によって刈草排出
通路２２・２３・２４に沿って後方へ向けて排出された
刈草は後部排出口２５から排出筒２７を介するとともに
、排出ファン２８の送り作用によって刈草は刈草収容装
置２６へ排出される。

そして、第２実施例の場合において刈刃１４・１４・工
４によって刈取られた刈草は刈草排出通路２９・３０・
３１介して後方へ排出される刈草は刈刃１４・１４・１
４の時計針方向の回転に伴なう遠心力で左側へ片寄って
排出される傾向となるが、右側の刈草排出通路３１から
多量の風量が抜け、左側の刈草排出通路３０から少量の
風量が出るように通路幅を大小変えているので、風量と
刈刃１４・・・の遠心力の作用がバランスして刈草は後
部排出口部２５の左右中央に排出される。

〔発明の効果〕

要するに、この発明は車体の腹下に吊持リンクを介して
昇降自在であるとともに、駆動可能に連動連結した草刈
装置において、モアデツキには天井壁に中央伝動軸とこ
の軸より後側に位置する左右の伝動軸を同一方向に駆動
回転されるように設けるとともに、これらの伝動軸の下
端に刈刃設け、天井壁にこれら三つの刈刃の回転軌跡に
対応するように後側から刈刃の回転方向に沿って順次上
方への突出深さを深めるよう形成した三つの刈草排出通
路がモアデツキ後部の排出口部で合流するよう構成した
ので、刈刃単位で刈草が各々の刈草排出通路を通ってモ
アデツキ後方へスムースに排出することができ、したが
って、モアデツキ内での草刈抵抗を少なくできるととも
に草刈外部を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

図面第１図は第Ｉ実施例の要部の平面図、第２図はその
側面図、第３図は全体側面図を示し、第４図は第２実施
例の要部の平面図、第５図はその側面図である。 主な符号の説明

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）車体の腹下側に吊持リンクを介して昇降自在であ
   るとともに、駆動可能に連動連結した草刈装置において
   、モアデッキには天井壁に中央伝動軸とこの軸より後側
   に位置する左右の伝動軸を同一方向に回転駆動されるよ
   う設けるとともに、これらの伝動軸の下端に刈刃を設け
   、天井壁にこれら三つの刈刃の回転軌跡に対応するよう
   に後側から刈刃の回転方向に沿って順次上方への突出深
   さを深めるよう形成した三つの刈草排出通路がモアデッ
   キ後部の排出口部で合流するよう構成したことを特徴と
   する乗用草刈機の草刈装置。