JP2008148655A - 草刈機 - Google Patents

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【課題】小形、軽量形態の草刈機は、エンジンが小出力で、作業場所も畦畔や、傾斜法面等であることが多く、刈取負荷の変動を受け易く、過負荷状態となると、刈取性能が低下し易く、エンジン停止を起して、刈取操作し難いものである。
【解決手段】左右一対の駆動車輪1,2を有する車体の前部に、各々ブレード3,4を有した左右一対のブレード軸5,6を前後に偏倚させ、この左右いずれか一側のブレード4を他側のブレード3の上側に位置させて、これらの回転外周縁を左右から接近交差させるようにして、各々のブレード3,4の前部が平面視対向回転するよう構成すると共に、前記後位側のブレード3の後方に駆動車輪2の車軸7を駆動するためのギヤケース8を配置させ、刈取芝草を駆動車輪2側寄りへ排出することを特徴とする草刈機の構成とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、小形軽量の草刈機に関し、刈取負荷の変化に対応して、安定した刈取作用を行わせるものである。
ハンドル操作形態の小形の草刈機として、駆動車輪の前側に、左右一対のブレード軸を前後に偏倚して配置する技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開2005−117916号公報(第2頁、図2)。
小形、軽量形態の草刈機は、エンジンが小出力で、作業場所も畦畔や、傾斜法面等であることが多く、刈取負荷の変動を受け易く、過負荷状態となると、刈取性能が低下し易く、エンジン停止を起して、刈取操作し難いものである。
請求項1に記載の発明は、左右一対の駆動車輪1,2を有する車体の前部に、各々ブレード3,4を有した左右一対のブレード軸5,6を前後に偏倚させ、この左右いずれか一側のブレード4を他側のブレード3の上側に位置させて、これらの回転外周縁を左右から接近交差させるようにして、各々のブレード3,4の前部が平面視対向回転するよう構成すると共に、前記後位側のブレード3の後方に駆動車輪2の車軸7を駆動するためのギヤケース8を配置させ、刈取芝草を駆動車輪2側寄りへ排出することを特徴とする草刈機の構成とする。左右のブレード3,4を対向側へ回転し、駆動車輪1,2を駆動して車体を前進させて芝草を刈取る。左右のブレード3,4の接近回転による回転周縁部の重合交差状態によって、刈幅中央部に芝草を残さないように刈取る。このとき、左右のブレード軸5,6が前後に偏倚するため、前位側のブレード4から先に刈取開始時の刈取抵抗を受けて、後側のブレード3が遅れて刈取抵抗を受ける。左右のブレード3,4は、ブレード軸5,6の前後偏倚の配置と、対向側への回転による草刈作用によって後方へ排出される刈取芝草は、前位側ブレード4の後側に位置する駆動車輪2側寄りへ排出されて、この駆動車輪2によって後方へ案内され、又は、刈取跡地面に踏付けられる。この駆動車輪2によって案内され、又は地面に踏み付けられた刈取芝草は固定されて、後続の草刈作用の邪魔にならないように維持する。
請求項2に記載の発明は、前記前位側のブレード軸6のブレード4を後位側のブレード軸5のブレード3よりも上側に位置させたことを特徴とする。前位側のブレード4が高位置にあるため、刈取負荷を低減し、車体が前下りに傾斜する等によっても、接地し難く、負荷抵抗を受け難い。
請求項3に記載の発明は、左右一対の駆動車輪1,2を有する車体の前部に、各々ブレード3,4を有した左右一対のブレード軸5,6を配置し、この左右いずれか一側のブレード4を他側のブレード3の上側に位置させて、これらの回転外周縁を左右から接近交差させるようにして、各々のブレード3,4の前部が平面視対向回転するよう構成すると共に、この左右のブレード3,4に回転差をつけて回転するように連動し、刈取芝草を後方へ排出することを特徴とする。草刈取作用時において、左右のブレード軸5,6に回転差をつけて連動回転すると、対向側へ刈取集送されて後方へ排出される芝草は、この高速回転側のブレード軸6寄り後方へ向けて偏倚排出される。ブレード軸5,6の配置形態や、後側の駆動車輪1,2、更には車軸7伝動のギヤケース8の配置形態等によって、刈取芝草の排出方向を決める場合は、この左右のブレード軸5,6の回転差をつけることによって、適切な排出方向を設定することができる。
請求項4に記載の発明は、回転速の低い側のブレード3の後方に、駆動車輪1,2の車軸7を駆動するためのギヤケース8を設けたことを特徴とする。前記左右のブレード3,4の回転によって刈取られる芝草は、これらの対向側中央部に集送されて後方へ排出される。このとき、左右のブレード3,4に回転差をつけている形態では、高速側のブレード4の後側方寄りに向けて排出される。そして、これら左右の駆動車輪1,2の車軸7を駆動するギヤケース8が、これら刈取芝草の排出方向とは反対側に偏倚して形成されるため、排出芝草の抵抗とならないようにして、円滑な排出を行わせることができる。
請求項1に記載の発明は、小出力で小形軽量の草刈機において、ブレード軸5,6の前後偏倚量を小さくして、左右のブレード3,4による刈取抵抗の開始をずらして、刈取開始時の過負荷を防止し、左右方向、及び前後方向の刈取幅を狭くして刈取抵抗のバランスを良好にして、操作性を容易化することができると共に、左右ブレード3,4の前後偏倚の配置と対向側回転によって後方へ排出される刈取草は、前位偏倚側のブレード4後側の駆動車輪2側寄りの斜め方向へ向けて排出されて、この駆動車輪2によって刈取跡地面に規制案内され、又は後踏付固定するため、後続刈取作用の障害とならないようにして、的確で容易な刈取を行うことができ、作業性を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、前位側のブレード4を後位側のブレード3より上側に位置させて、刈取高さの差異による刈取抵抗差を設けてあるので、刈取開始時の過負荷を更に防止して容易な刈取作業を行うことができる。
請求項3に記載の発明は、左右に対向する側にブレード3,4を回転して、刈取芝草を中央部へ集送するようにして後方へ排出するとき、これら左右のブレード3,4に回転差をつけて回転連動するものであるから、芝草排出方向の選択、決定が簡単、容易であり、後側の駆動車輪1,2の配置形態や、ギヤケース8等の配置形態に容易に適応させることができる。
請求項4に記載の発明は、ブレード3,4の内、回転速の低い側のブレード3の後方に、これら駆動車輪1,2の車軸7を連動するギヤケース8を設けたものであるから、左右駆動車輪1,2間のギヤケース8の形成しない車軸7下の広い間隔位置に刈取芝草を排出するものであるから、排出抵抗を少なくして、速やかな排出を行わせることができ、構成もギヤケース8の偏倚設置形態であるから簡単である。
図例に基づいて、草刈機車体は、適宜高さ位置に伝動ケース10を形成し、この伝動ケース10の後部上にエンジン11を搭載し、後部下にギヤケース8を突出して車軸7を軸装し、この車軸7の左右両端部に駆動車輪1,2を設ける。又、伝動ケース10の前部にはハンドルブラケット12を有して、後方上部に向けてハンドルフレーム13を上下回動、及び左右旋回可能にして取付け、後端にハンドル14を設ける。前記伝動ケース10の前部下側には左右一対のブレード軸5,6を垂下させて、各々ブレード3,4を取付けて回転することができる。このブレード3,4の回転上周面、乃至左右周面を覆う刈取カバー15を設け、刈取芝草を後方の左右両車輪1,2案内して後方へ排出するように後側部に排出口16を左右の駆動車輪1,2間へ深くのぞませるように形成する。
ここにおいて、この発明は、左右一対の駆動車輪1,2を有する車体の前部に、各々ブレード3,4を有した左右一対のブレード軸5,6を前後に偏倚させ、この左右いずれか一側のブレード4を他側のブレード3の上側に位置させて、これらの回転外周縁を左右から接近交差させるようにして、各々のブレード3,4の前部が平面視対向回転するよう構成すると共に、前記後位側のブレード3の後方に駆動車輪2の車軸7を駆動するためのギヤケース8を配置させ、刈取芝草を駆動車輪2側寄りへ排出することを特徴とする草刈機の構成とする。左右のブレード3,4を対向側へ回転し、駆動車輪1,2を駆動して車体を前進させて芝草を刈取る。左右のブレード3,4の接近回転によって回転周縁部の重合交差状態によって、刈幅中央部に芝草を残さないように刈取る。このとき、左右のブレード軸5,6が前後に偏倚するため、前位側のブレード4から先に刈取開始時の刈取抵抗を受けて、後側のブレード3が遅れて刈取抵抗を受ける。左右のブレード3,4は、ブレード軸5,6の前後偏倚によって、対向側への回転による草刈作用によって後方へ排出される刈取芝草は、前位側ブレード4の後側に位置する駆動車輪2側へ向けて排出されて、この駆動車輪2によって後方へ案内され、又は、刈取跡地面に踏付けられる。この駆動車輪2によって案内され、又は地面に踏み付けられた刈取芝草は固定されて、後続の草刈作用の邪魔にならないように維持する。
又、この草刈機は、前記前位側のブレード軸6のブレード4を後位側のブレード軸5のブレード3よりも上位に位置させたことを特徴とする。前位側のブレード4が高位置にあるため、刈取負荷を低減し、車体が前下りに傾斜する等によっても、接地し難く、負荷抵抗を受け難い。
前記左右一対のブレード軸5,6は、後側の左右一対の駆動車輪1,2の車輪間隔の内側に対向させて配置し、各ブレード3,4の回転外周縁を上下、左右に交差させて、前後方向、及び左右方向に接近させて回転するように構成し、これらブレード3,4による前後回転域、及び左右回転域を狭くして、有効刈取幅を回転域一杯に維持する形態としている。各ブレード軸5,6にはブレード3,4を上下二段に配置すると共に、各段毎に二枚のブレード3,4を90度位相差のもとに配置している。各段におけるブレード軸5のブレード3と、ブレード軸6のブレード4とは、適宜の高低差Aを設定して交差回転するように構成している。又、これら左右のブレード軸5,6は、機体の走行、刈取進行方向Fに対して右側のブレード軸6を、左側のブレード軸5よりも前側へ適宜間隔B偏倚させて、即ち、前記各ブレード3,4の回転外周縁の重合交差が離間しない範囲に偏倚させる。このため、左右のブレード3,4の回転径を同じに設定すれば、前記刈取カバー15の前端刈取草案内口17の入口縁を刈取進行方向Fに対して、左向傾斜の形態としている。又、この案内口17の入口縁はブレード軸5,6の前後偏倚Bに拘らず進行方向に対して直交方向の形態に構成することも可能である。
前記伝動ケース10の伝動機構は、エンジン11からの伝動を受けて、ギヤケース8のギヤ、ウォームギヤ、乃至チェン機構を伝動して車軸7を伝動すると共に、左右のブレード軸5,6を回転伝動する構成としている。これらブレード軸5,6は前側の回転切断縁が左右両側から内側に対向する方向Cになるように設定して同速回転するように連動構成している。又、前記車軸7を駆動するギヤを内装のギヤケース8は、後位側のブレード3の後側に偏倚して設け、左側の駆動車輪1の内側に接近させて構成している。このギヤケース8の右側に位置する車軸7の周りには、外周面に掻出翼18を有した掻出ドラム19を設け、前側の排出口16から排出される刈取芝草を受けて、刈取地面側との間に刈取芝草を押えるようにして後方へ掻出排出する構成としている。前記ブレード軸5,6が前後に偏倚設定されるため、各ブレード3,4の対向回転Cによって後方へ掻出される集草の排出方向Dは、進行方向Fに対して右側後方へ傾斜した状態となり、該ギヤケース8側への排出は少なく、右側の車軸7の下方、及び掻出ドラム19の下側に向けて集中排出するものである。
前記左右の駆動車輪1,2は、回転周面に螺曲する鋸歯形態のプレートラグ20を形成し、刈取地面への喰込作用を行い易くしている。又、この駆動車輪1,2の内側端には円板状、乃至鋸歯形態のプレートリング21を形成して、刈取地面へ喰込ませて、車輪1,2の横滑りを防止するように構成している。このようなプレートラグ20、及びプレートリング21の形成によって、車輪1,2の刈取地面に対する踏圧保持を確実化させて、車輪1,2の横滑りを少なくし、直進性を高めるものである。
前記伝動ケース10の前方に突出する左右一対の支持アーム22に、前輪アーム23を設け、この前輪アーム23の左右両端部に前輪24を回転自在に設けて、ブレード3,4による芝草の刈取高さを一定に維持するものである。この前輪24は、案内口17の左右外側の刈取カバー15の前縁部に対向して配置し、芝草の案内口17への円滑な誘導を行わせる構成としている。前記ハンドルフレーム13は途中部を折畳可能に設け、ハンドル14にはクラッチレバー25と、アクセルレバー28を有し、左右の車輪1,2への伝動を入り切り操作することによって操向可能に構成している。29は、ハンドル14を上下移動させたり、旋回回動させたりするためのレバーである。
前記のように、駆動車輪1,2の車軸7を伝動するためのギヤケース8は、車軸7の左右駆動車輪1,2間の一個所に設けるため、ギヤケース8の幅を狭く構成することができ、構成も簡単である。従来のように、左右の駆動車輪をギヤケースに対して片持形態に配置すると、車輪間隔部は広く形成することができるが、構成が煩雑で、大形化し、重量化となるため、本案の目的と反するものである。前記ギヤケース8を後位側のブレード3の後方に偏倚して設けることによって、刈取芝草排出位置の車軸7下軸を広く確保して、排出を円滑に行わせるものである。又、この車軸7部に駆動車輪1,2よりもやや小径の掻出ドラム19を設けて、排出芝草を刈取地面に押付けるようにして後方へ確実に掻出するため、芝草の排出を規制して、横外方への飛散を少なくして、草刈作用を円滑に、整然とした状態に行わせることができる。
又、左右のブレード3,4を対向側へ回転して、駆動車輪1,2の回転によって車体を前進Fさせながら草刈作用を行う。このとき左右のブレード3,4が接近して回転周縁部の一部が重合交差する形態に設定するため、芝草を刈取幅内に残さないように刈取ることができ、左右のブレード3,4が前後に偏倚するにも拘らず、操向の偏りを少なくすると共に、ブレード3,4による刈取域を前後、及び左右に狭くして、小形で、安定した刈取作業を行うことができる。又、草刈開始時や、刈取地面の凹凸変化等によって、ブレード3,4における負荷変動や、機体進行の負荷変動が大きくなり易いものであるが、刈取進行F方向に突出する右側のブレード4が、左側のブレード3よりも前側に突出し、又、上側に位置しているため、刈取開始抵抗に位相差を生じ、又は、先行ブレード4を接地し難くして、急激な負荷増加による過負荷を防止することができ、円滑な、能率のよい刈取作業を行うことができる。又、小形、軽量化の草刈機を構成することができる。
次に、主として図5に基づいて、左右のブレード軸5,6を進行方向Fに対して同位相位置に配置して、右側のブレード軸6の回転速を左側のブレード軸5よりも高速回転するように伝動構成する。ここにおいて、この発明に係る草刈機は、左右一対の駆動車輪1,2を有する車体の前部に、各々ブレード3,4を有した左右一対のブレード軸5,6を配置し、この左右いずれか一側のブレード4を他側のブレード3の上側に位置させて、これらの回転外周縁を左右から接近交差させるようにして、各々のブレード3,4の前部が平面視対向回転するよう構成すると共に、回転差をつけて回転するように連動し、刈取芝草を後方へ排出することを特徴とする。草刈取作用時において、左右のブレード軸5,6に回転差をつけて連動回転すると、対向側へ刈取集送されて後方へ排出される芝草は、この変速回転側のブレード軸6寄り後方へ向けて偏倚排出される。ブレード軸5,6の配置形態や、後側の駆動車輪1,2、更には車軸7伝動のギヤケース8の配置形態等によって、刈取芝草の排出方向を決める場合は、この左右のブレード軸5,6の回転差をつけることによって、適切な排出方向を設定することができる。
左右のブレード3,4が対向側Cへ回転して草刈作用を行い、中央部に刈寄せた芝草を後方Dへ掻き出すとき、右側のブレード4の回転用速度が大きいため、右寄後方Dに向けて右駆動車輪2側へ排出されて、ギヤケース8の構成されない掻出ドラム19の回転域へ排出されて、この掻出ドラム19や右側車輪2で案内されながら後方へ排出される。これら左右のブレード軸5,6の伝動機構には、ギヤ径を異にして連動する連動ギヤを設けることができるが、一方のブレード軸6の伝動機構に変速機構を設けて、両ブレード軸5,6の回転差を変更調節可能に構成することもできる。又、両ブレード軸5,6を同回転速に切替可能に構成することも可能である。前記ギヤケース8は、低速回転の左側ブレード3の後方に偏倚して設けられ、伝動ケース10の後端部から垂下するウォームギヤ26によって車軸7上のウォームホイルギヤ27を連動する構成としている。このため、このギヤケース8は車軸7の後側部には膨出するが、下側の地面との間隔は大きく維持できる。
又、この発明に係る草刈機は、回転速の低い側のブレード3の後方に、駆動車輪1,2の車軸7を駆動するためのギヤケース8を設けたことを特徴とする。前記左右のブレード3,4の回転によって刈取られる芝草は、これらの対向側中央部に集送されて後方へ排出される。このとき、左右のブレード3,4に回転差をつけている形態では、高速側のブレード4の後側方に向けて排出される。そして、これら左右の駆動車輪1,2の車軸7を駆動するギヤケース8が、これら刈取芝草の排出方向とは反対側に偏倚して形成されるため、排出芝草の抵抗とならないようにして、円滑な排出を行わせることができる。左右駆動車輪1,2の車軸7を駆動するギヤケース8を、これらの左右の車輪1,2間の内側に位置して、しかも左右一側へ偏倚させて設けることにより、ギヤケース8を一個所に幅狭く形成して構成を簡単にすることができ、刈取芝草の腹部排出の邪魔にならないように、排出間隔を広く形成することができ、芝草の後方排出を円滑に行わせることができる。しかも、機体の支持構成及び、駆動車輪1,2による駆動走行を安定させることができ、小形、軽量化を図ることができる。
次に、主として図6に基づいて、上例と同様に左右のブレード軸5,6を同位相位置に配置して、かつ同回転速に設定したものである。前記ギヤケース8を左側のブレード3の後方側に偏倚して設けるため、左右ブレード3,4の対向中央部から直後方Dへ向けて掻き出される芝草は、このギヤケース8に邪魔されることが少なく、このギヤケース8と右側の駆動車輪2との間の幅広く形成された間隔部を後方へ排出案内される。このギヤケース8の前側にウォームギヤ26を設けて、車軸7のウォームホイル27と噛合連動させている。この形態において、前記のように右側のブレード軸6の回転を左側の軸5よりも高速度に回転させたり、このブレード軸6のブレード4の回転径を軸5のブレード3の回転径よりも大きく設定して、高速回転するように構成することも可能である。
ブレード配置の平面図。 その側面図。 草刈機の平面図。 その側面図。 一部別実施例を示すブレード配置の平面図。 一部別実施例を示すブレード配置の平面図と、その側面図。
符号の説明
1 駆動車輪(左)
2 駆動車輪(右)
3 ブレード(左)
4 ブレード(右)
5 ブレード軸(左)
6 ブレード軸(右)
7 車軸
8 ギヤケース

Claims (4)

  1. 左右一対の駆動車輪(1),(2)を有する車体の前部に、各々ブレード(3),(4)を有した左右一対のブレード軸(5),(6)を前後に偏倚させ、この左右いずれか一側のブレード(4)を他側のブレード(3)の上側に位置させて、これらの回転外周縁を左右から接近交差させるようにして、各々のブレード(3),(4)の前部が平面視対向回転するよう構成すると共に、前記後位側のブレード(3)の後方に駆動車輪(2)の車軸(7)を駆動するためのギヤケース(8)を配置させ、刈取芝草を駆動車輪(2)側寄りへ排出することを特徴とする草刈機。
  2. 前記前位側のブレード軸(6)のブレード(4)を後位置のブレード軸(5)のブレード(3)よりも上側に位置させたことを特徴とする請求項1に記載の草刈機。
  3. 左右一対の駆動車輪(1),(2)を有する車体の前部に、各々ブレード(3),(4)を有した左右一対のブレード軸(5),(6)を配置し、この左右いずれか一側のブレード(4)を他側のブレード(3)の上側に位置させて、これらの回転外周縁を左右から接近交差させるようにして、各々のブレード(3),(4)の前部が平面視対向回転するよう構成すると共に、この左右のブレード(3),(4)に回転差をつけて回転するように連動し、刈取芝草を後方へ排出することを特徴とする草刈機。
  4. 回転速の低い側のブレード(3)の後方に、駆動車輪(1),(2)の車軸(7)を駆動するためのギヤケース(8)を設けたことを特徴とする請求項3に記載の草刈機。
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