JPH09271237A - ミッドマウント型乗用芝刈機 - Google Patents

ミッドマウント型乗用芝刈機

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Publication number
JPH09271237A
JPH09271237A JP8086110A JP8611096A JPH09271237A JP H09271237 A JPH09271237 A JP H09271237A JP 8086110 A JP8086110 A JP 8086110A JP 8611096 A JP8611096 A JP 8611096A JP H09271237 A JPH09271237 A JP H09271237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
mower
machine body
output shaft
mid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8086110A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatake Murakawa
正剛 村川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP8086110A priority Critical patent/JPH09271237A/ja
Publication of JPH09271237A publication Critical patent/JPH09271237A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体の前部にエンジンを配設し、前・後輪の
間にモーアを配備し、前記モーアで刈り取った刈芝をダ
クトを介して機体後部の集草容器に回収するミッドマウ
ント型乗用芝刈機において、コスト高を招くことなく機
体横幅のコンパクト化をはかることを目的とする。 【解決手段】 機体の前部にエンジン4に連動する前輪
駆動ユニット10を配設して前輪駆動形式に構成すると
ともに、モーア6で刈り取った刈芝を左右後輪2,2の
間を通して配設したダクト12を介して機体後部の集草
容器Aに回収すべく構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機体の前部にエン
ジンを配設し、前・後輪の間にモーアを配備したミッド
マウント型乗用芝刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ミッドマウント型乗用芝刈機は、
特開昭63‐267212号公報に示されるように、後
輪駆動形式でモーアで刈り取った刈芝を機体横外側部に
配設したダクトを介して機体後部の集草容器に回収すべ
く構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ミッドマウント型
の乗用芝刈機は、機体後部に後輪駆動用のミッションケ
ースが配置されていることから、左右後輪の間を通して
ダクトを配設することができず、機体横外側部にダクト
を配設してモーアで刈り取った刈芝を機体後部の集草容
器に回収すべく構成してある。従って、上記従来構造に
よれば、機体横幅の大型化を招く不都合があった。そこ
で、機体横幅のコンパクト化をはかる手段として、後輪
のアスクルケースの端部にギア式の減速機構を内装した
減速ケースを設けて機体後部の対地高さを高くし、左右
後輪の間にダクトを配設することが考えられるが、斯る
場合には、減速ケースの付加によりコスト高を招く不都
合がある。本発明は、ミッドマウント型の乗用芝刈機に
おいて、コスト高を招くことなく機体横幅のコンパクト
化をはかることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、機体の前部にエンジンに連動する前輪駆動ユニット
を配設して前輪駆動形式に構成するとともに、モーアで
刈り取った刈芝を左右後輪の間を通して配設したダクト
を介して機体後部の集草容器に回収すべく構成してあ
る。 〔作用〕車輪に対する駆動ユニットを機体前部に配設し
て前輪駆動式に構成することで、機体後部にスペースが
でき、そのスペースにダクトを配設することで、機体横
外側部にダクトを配設することを避けられる。また、車
輪駆動ユニットを機体後部から機体前部に移すだけのも
のであるから、新たな部材を付加する必要もない。 〔効果〕上記構成の結果、車輪駆動ユニットを機体後部
から機体前部に移して前輪駆動式に構成することで、左
右後輪の間を通してダクトを配設することができ、コス
ト高を招くことなく機体横幅のコンパクト化を図ること
ができる。
【0005】請求項2に記載の本発明は、前記エンジン
が出力軸を下方に向けて突出した縦軸型エンジンで、そ
のエンジンの出力軸と前記前輪駆動ユニットの入力軸と
をベルト伝動装置を介して連動連結するとともに、前記
エンジンの出力軸と前記モーアの入力軸とをベルト伝動
装置を介して連動連結してある。 〔作用〕エンジンを、出力軸を下方に向けて突出した縦
軸型のエンジンに構成して、そのエンジンの出力軸から
前輪駆動ユニットとモーアとに動力を分配してあるか
ら、エンジンから前輪駆動ユニットに動力を伝達した
後、前記モーアに動力を伝達する場合に比して伝動系の
簡素化が図れ、さらに、軸伝動に比して構造の簡素化が
図れる。 〔効果〕上記構成の結果、前輪駆動ユニット並びにモー
アに対する伝動構造の簡素化が図れる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面に
基いて説明する。図1は、ミッドマウント型乗用芝刈機
の全体を示し、このミッドマウント型乗用芝刈機は、前
輪駆動形式で、且つ、後輪ステアリング形式の前・後輪
1,2を備えた車体フレーム3の前部に出力軸4aを下
方に向けて突出した縦軸型のエンジン4を搭載し、前・
後輪1,2の間の車体フレーム3の下部にリンク機構5
を介してモーア6を昇降自在に連結し、車体フレーム3
上に後輪をステアリング操作するハンドル7と着座用の
運転席8を設け、エンジン4の出力軸4aの上部側に設
けたプーリと前輪を駆動する前輪駆動ユニット10の入
力軸10aに設けたプーリとに亘ってベルトを巻回した
ベルト伝動装置9を介して前記前輪駆動ユニット10に
動力を伝達し、出力軸4aの下部側に設けたプーリとモ
ーア6の入力軸6aに設けたプーリとに亘ってベルトを
巻回したベルト伝動装置11を介してモーア6に動力を
伝達して、モーア6で刈り取った刈芝をダクト12を介
して機体後部に連結の集草容器Aに回収すべく構成して
ある。
【0007】図4に示すように、前記前輪駆動ユニット
10は、1ポンプ、2モータ式の静油圧式無段変速装置
からなり、前輪アスクルケース13に油圧ポンプ14を
設け、前輪アスクルケース13の左右ケース部分内に前
記油圧ポンプ14によって駆動される左右一対の油圧モ
ータ15,15を内装してある。前記油圧ポンプ14
は、正逆転可能な可変型の油圧ポンプからなり、前記左
右一対の油圧モータ15,15は、前記油圧ポンプ14
によって並列駆動されて、機体旋回時に、内輪に対して
外輪が倍速駆動されるようになっている。図中、16は
チャージポンプ、17は低圧リリーフバルブ、18は高
圧リリーフバルブである。
【0008】図2に示すように、前記モーア6は、刈刃
ハウジング6A内に縦軸芯回りで回転する2枚のブレー
ド6b,6bを内装した2枚ブレード形式のモーアであ
って、入力軸を構成する一方のブレード軸6aに装着の
プーリと他方のブレード軸6a’に装着のプーリとに亘
ってベルト19をたすき掛けに巻回して左右一対のブレ
ード6b,6bを互いに相反する方向に回転駆動可能に
構成してあり、ブレード6b,6bで刈り取った刈芝を
刈刃ハウジング後方の排出口6cからダクト12を介し
て機体後方に排出するリヤディスチャージモーアに構成
されている。
【0009】前記刈刃ハウジング6aの排出口6cに接
続のダクト12は、モーア6の上下動を許容する樹脂製
の可撓性ダクトで、左右一対の後輪2,2の間に位置す
る梯子型車体フレーム3の前後方向に沿った左右一対の
フレーム部分3a,3a、並びに、図3に示すように、
後輪2,2をローリング自在に支持するサポートフレー
ム3bの上方を通して配設してある。
【0010】図2に示すように、前記後輪2,2は、ハ
ンドル7によって操作されるピットマンアーム20a、
ドラッグリンク20b、ナックルアーム20c、タイロ
ッド20dからなる機械式のステアリングリンク機構2
0を介して操作されるものであって、また、左右一対の
後輪2,2の車軸21が前記車体フレーム3に連結のサ
ポートフレーム3bを介して前後軸芯X周りにローリン
グ可能に支持されている。
【0011】〔別実施の形態〕上記実施の形態において
は、前輪を静油圧式無段変速装置を介して駆動するもの
を例示したが、トランスミッションを介して駆動するも
のであっても良い。
【0012】また、後輪をステアリング形式に構成した
が、前輪をステアリング形式に構成しても良い。
【0013】さらに、モーアは3枚ブレード形式のモー
アであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用芝刈機の全体側面図
【図2】同、概略平面図
【図3】機体後部の縦断背面図
【図4】前輪駆動ユニットの回路図
【符号の説明】
1 前輪 2 後輪 4 エンジン 6 モーア 12 ダクト A 集草容器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の前部にエンジンを配設し、前・後
    輪の間にモーアを配備したミッドマウント型乗用芝刈機
    であって、機体の前部にエンジンに連動する前輪駆動ユ
    ニットを配設して前輪駆動形式に構成するとともに、モ
    ーアで刈り取った刈芝を左右後輪の間を通して配設した
    ダクトを介して機体後部の集草容器に回収すべく構成し
    てあるミッドマウント型乗用芝刈機。
  2. 【請求項2】 前記エンジンが出力軸を下方に向けて突
    出した縦軸型エンジンで、そのエンジンの出力軸と前記
    前輪駆動ユニットの入力軸とをベルト伝動装置を介して
    連動連結するとともに、前記エンジンの出力軸と前記モ
    ーアの入力軸とをベルト伝動装置を介して連動連結して
    ある請求項1に記載のミッドマウント型乗用芝刈機。
JP8086110A 1996-04-09 1996-04-09 ミッドマウント型乗用芝刈機 Pending JPH09271237A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8086110A JPH09271237A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 ミッドマウント型乗用芝刈機

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JP8086110A JPH09271237A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 ミッドマウント型乗用芝刈機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09271237A true JPH09271237A (ja) 1997-10-21

Family

ID=13877574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8086110A Pending JPH09271237A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 ミッドマウント型乗用芝刈機

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JP (1) JPH09271237A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000262124A (ja) * 1999-03-17 2000-09-26 Kubota Corp モーア
JP2000270652A (ja) * 1999-03-23 2000-10-03 Kubota Corp 乗用型芝刈機
JP2000351330A (ja) * 1999-06-09 2000-12-19 Kubota Corp 乗用型芝刈機
JP2003214362A (ja) * 2002-01-23 2003-07-30 Nippon Jii Rotor Kk 両回転式ベーンポンプ装置
JP2019024470A (ja) * 2017-08-03 2019-02-21 井関農機株式会社 乗用芝刈り機

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