JP3409359B2 - 3次元入力装置 - Google Patents

3次元入力装置

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JP3409359B2 JP08963393A JP8963393A JP3409359B2 JP 3409359 B2 JP3409359 B2 JP 3409359B2 JP 08963393 A JP08963393 A JP 08963393A JP 8963393 A JP8963393 A JP 8963393A JP 3409359 B2 JP3409359 B2 JP 3409359B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、3次元映像特殊効果
装置に適用して好適な3次元入力装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えばモニター上の映像に別な特殊映像
をはめ込み、この特殊映像を奥行方向に移動したり、回
転させながら移動したりするなど特殊な効果を得るため
に3次元映像特殊効果装置が用いられる。このような3
次元映像特殊効果装置では映像特殊効果処理部で特殊映
像が作成され、これが球状のトラックボールや、レバー
状のジョイスティックなど3次元入力装置から入力され
た3次元方向のデータで移動するようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、3次元映像
特殊効果装置では遠近感を表現することが可能であり、
モニタの画面上で見ると特殊映像が奥行き方向の遠方に
ある場合には、手前にある場合に比べてサイズが小さく
なる。また、3次元入力装置の入力データが同一であれ
ば、遠方にある特殊映像と近くにある特殊映像のそれぞ
れの地点での移動速度、すなわち入力データに対するそ
れぞれの地点での移動量が同一になる。 【0004】したがって、例えばトラックボールの回転
量が同一でも、モニタの画面上で見ると遠方にある特殊
映像は短い距離だけ移動し、近くにある特殊映像は長い
距離を移動しているように見える。これによって遠近感
を感じるようになる。 【0005】しかし、これでは遠方にある特殊映像をモ
ニタ上で所定の位置まで移動する場合には近くにある特
殊映像を移動するのに比べてトラックボールなどを何度
も操作しなければならず、、また、近くにある特殊映像
はトラックボールなどを少し動かしただけで画面の端か
ら端まで移動してしまうというようなことになるので不
都合が生じる場合がある。 【0006】そこで本発明は上述のような課題を解決し
たものであって、特殊映像の奥行方向の距離に応じてデ
ータ入力部の操作量と特殊映像の移動距離の関係を最適
に設定することが可能な3次元入力装置を提案するもの
である。 【0007】 【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る3次元入力装置は、映像特殊効果処理
部で作成された特殊映像を3次元方向に移動するための
データを入力する3次元入力装置において、特殊映像の
移動量を操作量として入力するデータ入力部と、データ
入力部での操作量と特殊映像の移動量との相関関係を切
り換える移動量設定スイッチとを備え、この移動量設定
スイッチは、データ入力部の操作量に対して特殊映像の
移動量をこの特殊映像の奥行き方向の距離に逆比例させ
て出力するノーマル移動モードと、データ入力部の操作
量に対して特殊映像の移動量をこの特殊映像の奥行き方
向の距離に拘らず一定にして出力する一定量移動モード
とを切り換えることを特徴とするものである。 【0008】 【作用】例えば図8(A)に示すような奥行き方向、本
例ではZ方向の遠方にある特殊映像Bを所定の位置まで
早く移動させたいようなときは、図1の移動量設定スイ
ッチ28で一定量移動モードを設定する。これで、CP
U11において各カウンタ23,24,25のカウント
値X1,Y1,Z1が特殊映像のZ方向の距離に応じた
関数で出力データX,Y,Zに変換されて出力される。
この出力データX,Y,Zが映像特殊効果処理部15に
供給され、これによって遠方にある特殊映像が移動す
る。 【0009】本例では、例えば特殊映像が遠方にある程
入力データX1,Y1,Z1に対する出力データX,
Y,Zの増加割合を大きくすることが可能であり、図9
に示すようにトラックボール1回転当りの近くにある特
殊映像Aのモニタ16上での移動距離X2と、遠方にあ
る特殊映像Bの移動距離X2とを同一にすることができ
る。したがって、遠方にある特殊映像Bを移動する場合
でもトラックボール21又は回転リング22を従来ほど
多く操作する必要がなくなるから操作性が向上する。 【0010】 【実施例】続いて、本発明に係わる3次元入力装置を3
次元映像特殊効果装置に適用した場合の一実施例につい
て、図面を参照して詳細に説明する。 【0011】図1は本発明による3次元入力装置を適用
した3次元映像特殊効果装置1の系統を示す。この3次
元映像特殊効果装置1においては、CPU11にバス1
2を介して3次元及びパラメータ入力部13と、グラフ
ィックディスプレイ作成部14と、映像特殊効果処理部
15が接続されている。映像特殊効果処理部15では外
部から供給されたビデオ信号に特殊効果が施されて映像
用モニタ16に供給され、これによって特殊効果が施さ
れた映像が画面上に映し出される。 【0012】映像用モニタ16に映し出された特殊映像
の位置を画面と平行な面上又はこの面に対して奥行方向
に移動したり、或いは回転したりなどの各種の操作は、
3次元及びパラメータ入力部(データ入力部)13によ
って行なわれる。この3次元及びパラメータ入力部13
には球状で任意の方向に回転可能なトラックボール21
と、トラックボール21の外周に配置されトラックボー
ル21の外周に沿って回転可能な回転リング22とが設
けられている。 【0013】トラックボール21の回転量はXカウンタ
23及びYカウンタ24によって検出され、回転リング
22の回転量はZカウンタ25で検出される。さらにこ
こには、後述の特殊映像の状態を決定するパラメータを
設定可能な状態にするためのカーソルスイッチ26と、
特殊映像を操作可能な状態にするための3D入力スイッ
チ27と、トラックボール21又は回転リング22の操
作量に対して特殊映像の移動距離を奥行方向の距離に応
じて変更するノーマル移動モード、又は奥行方向の距離
に拘らず移動距離を一定にする一定量移動モードを設定
するための移動量設定スイッチ28が設けられている。 【0014】これらのトラックボール21、回転リング
22、カーソルスイッチ26、3D入力スイッチ27及
び移動量設定スイッチ28は、図2に示すようなパネル
2に取り付けられている。このパネル2にはこれ以外に
各種のデータ入力スイッチ29が取り付けられている。 【0015】さて、図1において特殊映像の状態を決定
するためのパラメータは、グラフィックディスプレイ作
成部14で作成された各種のメニュー内に表示される。
各メニューはメニュー用モニタ17に供給されて画面に
映し出される。そして、後述するようにトラックボール
21及び回転リング22によって各パラメータの値が設
定されるとこれがCPU11に取り込まれ、ここからの
指示で映像特殊効果処理部15が制御されて特殊映像の
状態が決定される。 【0016】図3はトラックボール21及び回転リング
22の構成を示す。同図において、トラックボール21
及び回転リング22は、プリント基板31上に配置され
たベースシャーシ32の上にそれぞれ回転可能に取り付
けられている。トラックボール21は全方向に回転可能
であり、回転リング22はトラックボール21の円周方
向に回転可能である。そして、トラックボール21は例
えば3次元座標のX軸及びY軸に相当する2次元のデー
タを入力することが可能で、回転リング22はZ軸に相
当するデータを入力することが可能である。 【0017】回転リング22は図4に示すように同一厚
さの板材で環状に形成され、その上面には円錐状に傾斜
した上面部22aと、フランジ部22bが設けられてい
る。フランジ部22bの外周面には段部22cが設けら
れている。また、フランジ部22bの下端には、図5に
も示すように所定の幅を有するスリット22dが全周に
亘って等間隔で多数設けられている。このスリット22
dはベースシャーシ32に取り付けられたフォトインタ
ラプタ33の溝状の光路部33aを横切るように配置さ
れている。 【0018】この回転リング22においては図4に示す
ように、上面部22aの内周端面に軸受34が配置さ
れ、また、上面部22aの軸受34付近には図6に示す
ように複数のねじ部22eが設けられている。そして、
軸受34の下端面に当てがわれた抜け止め金具35の一
端がねじ部22eで固定されており、これによって回転
リング22が軸受34の外輪部34aに固定されてい
る。 【0019】また、回転リング22の内周面には固定リ
ング36が配置されている。この固定リング36はベー
スシャーシ32に植設されたスタンドピン37によって
支持されている。そして、固定リング36の外周面に軸
受34の内輪部34bが強くはめ込まれて軸受34が固
定されている。これで、回転リング22を円周方向、す
なわちZ軸に相当する方向に軽い力で回転させることが
可能になる。 【0020】一方、トラックボール21は固定リング3
6の内周側に配置され、図7に示すようにベースシャー
シ32上に取り付けられた3個の円筒状の支持ローラ3
8,39,40で3点支持されている。そして、図6に
示すようにトラックボール21の上部側は固定リング3
6の上端面からドーム状に突出しており、この突出部を
外部から操作することができる。 【0021】また、円筒状の支持ローラ38,39,4
0はその中心軸41が回転可能に支持されており、その
うちの一つの支持ローラ38は図7中のX方向に対して
直角になるように配置されている。もう一つの支持ロー
ラ39はX方向に直行するY方向に対して直角になるよ
うに配置されている。したがって、トラックボール21
が指で操作されて回転すると、その回転量に応じて支持
ローラ38,39も回転する。 【0022】次にトラックボール21と回転リング22
の回転量の検出方法について説明する。回転リング22
の回転、すなわちZ方向の回転検出には、上述のように
フォトインタラプタ33が用いられている。このフォト
インタラプタ33では、図4に示すように発光素子と受
光素子が溝状の光路部33aを形成するように、プリン
ト基板31上に対向配置されている。 【0023】そして、回転リング22が回転してスリッ
ト22dが光路部33aを横切ると、フォトインタラプ
タ33からパルス状の電気信号が出力される。このパル
ス数をZカウンタ25(図1)でカウントすることによ
って回転リング22の回転量を検出することが可能にな
る。 【0024】また、トラックボール21のX方向若しく
はY方向の回転量は、図6若しくは図4に示すようにそ
れぞれフォトインタラプタ42,43によって検出され
る。これらのフォトインタラプタ42,43は上述のフ
ォトインタラプタ33と同様に構成されており、図7に
示すように光路部42a,43aを形成するように発光
素子と受光素子とが対向配置されている。 【0025】円筒状の支持ローラ38,39が回転する
と、これに取り付けられた円板状のシャッタ板44の放
射状のスリット44aが光路部42a,43aを横切る
ことによってパルス状の電気信号が出力され、これをX
カウンタ23若しくはYカウンタ24でカウントするこ
とによってトラックボール21のX方向若しくはY方向
の回転量を検出することが可能になる。 【0026】図1に示すようにXカウンタ23、Yカウ
ンタ24及びZカウンタ25の出力はバス12を経てC
PU11に取り込まれる。そして、上述のようにCPU
11の指示によって画像特殊効果処理部15が制御され
て映像用モニタ16上の特殊映像が3次元方向に操作さ
れる。 【0027】ここで、特殊映像を操作する場合は3D入
力スイッチ27をオンにする。これでトラックボール2
1及び回転リング22が特殊映像の操作手段になる。そ
してトラックボール21又は回転リング22の回転量に
対する特殊映像の移動距離を遠近にかかわらず一定にし
たい場合は、移動量設定スイッチ28で一定量移動モー
ドを設定する。 【0028】この一定量移動モードにおいては、入力デ
ータすなわち各カウンタ23,24,25のカウント値
X1,Y1,Z1と、図8(A)に示すようにモニタ1
6の画面からZ方向に所定距離Lだけ離れた位置にある
原点と特殊映像A又は特殊映像BとのZ方向の距離Z0
(A)又はZ0(B)がCPU11に供給され、これが
例えば数式1に代入されて奥行き情報f(Z0)と、各
方向に対する出力データX,Y,Zが算出される。 【0029】 【数1】 【0030】このようにして算出された出力データX,
Y,Zは映像特殊効果処理部15に供給され、これによ
って特殊映像が操作される。なお、本例では特殊映像と
モニタ16の画面の大きさが同一であれば、特殊映像が
原点にある時にはこれが画面一杯に表示されるように原
点が設定されている。そして、図中の近くの特殊映像A
と遠方の特殊映像Bとをモニタ16に表示した場合、図
8(B)に示すように遠方の特殊映像Bの方が近くの特
殊映像Aより小さくなる。これによって遠近感を表すこ
とが可能になる。 【0031】さて、一定量移動モードにおいては数式1
から分かるように原点と特殊映像との距離Z0が大きい
ほど入力データX1,Y1,Z1に対する出力データ
X,Y,Zの増加割合が大きくなる。すなわち、例えば
トラックボール21を一回転させたとき、原点から距離
Z0のところにある特殊映像Aが図9(A)に示すよう
にモニタ16の画面上で距離X2だけ移動したとする。
ここで、同じ方向にトラックボール21を一回転させた
ときには、特殊映像Aの2倍の距離にある遠方の特殊映
像Bも同図(B)に示すようにモニタ16の画面上で距
離X2だけ移動するようになる。 【0032】特殊映像A,BをY方向又はZ方向に移動
させる場合も、上述と同様にトラックボール21又は回
転リング22の同一の回転量によって、Z方向の遠方に
ある特殊映像Bと近くにある特殊映像Aがモニタ16の
画面上で同一の距離だけ移動するようになる。これによ
って、Z方向の遠方にある特殊映像Bをモニタ16の画
面上で長い距離移動させるような場合でも、トラックボ
ール21又は回転リング22をそれ程多く回転させる必
要がなくなるから操作が容易になる。またこの場合はト
ラックボール21又は回転リング22を同じ量だけ回転
させても、近くにある特殊映像Aの移動距離が短くなる
から正確な位置合わせが容易になる。 【0033】なお、本例では数式1を用いて出力データ
X,Y,Zを算出したが、特殊映像のZ方向の距離に応
じて出力データX,Y,Zが変化するような適宜な数式
を用いれば、様々な特殊効果を達成することが可能にな
る。 【0034】これに対して、従来と同様に遠近感を加味
して、すなわち奥行方向の距離に1対1に対応させて特
殊映像を移動させる場合には、移動量設定スイッチ28
でノーマル移動モードを設定する。この場合は、例えば
トラックボール21が1回転したときには、図8(A)
に示すように各特殊映像A,Bがその地点で同一距離X
0だけ移動する。このとき図10(A)に示すように近
くの特殊映像Aがモニタ16の画面上で距離X3だけ移
動したとすると、同図(B)に示すように遠方にある特
殊映像Bの移動距離X4はそれより短くなる。これによ
って、モニタ16上で見た場合特殊映像A,Bが奥行き
方向の距離Z0(A),Z0(B)に応じて自然な感じ
で移動しているように見える。 【0035】さて、画像特殊効果処理部15で作成され
る特殊映像の大きさや、図11(A)に示すようなボー
ダ(輪郭)50の寸法や色など特殊映像の状態を決定す
るためのパラメータは上述のようにグラフィックディス
プレイ作成部14で作成され、これが各種のメニューと
してメニュー用モニタ17に表示される。同図(B)は
ボーダ設定のメニュー表示の一例を示す。 【0036】このメニューでは、ボーダ50全体の幅b
を決定するためのパラメータとして「All」が設けら
れ、上下のボーダ50A,50Bの幅bのパラメータと
して「H」が設けられている。また、左右のボーダ50
C,50Dのパラメータとして「V」が設けられてい
る。更に、各ボーダ50A〜50D個々のパラメータと
して「Left」、「Rght」、「Top」、「Bt
tm」が設けられている。また、ボーダ50は全体的に
色を変えることが可能であり、そのパラメータとして明
度を決定する「Lum」と、飽和度を決定する「Sa
t」と、色相を決定する「Hue」とが設けられてい
る。 【0037】各パラメータを設定する場合は、カーソル
スイッチ26を押すことによってメニュー上に例えば矢
印状のカーソル51が表示される。これによって各パラ
メータが設定可能な状態になると共に、トラックボール
21がカーソル移動手段となり、回転リング22がパラ
メータ設定手段となる。 【0038】いま、図11(B)では上のボーダ50A
のパラメータ「Top」が10.00mmに設定されて
おり、これによって上側のボーダ50Aの幅bが10m
mとして表示されている。これを例えば20mmに変更
する場合は、トラックボール21を回してカーソル51
をパラメータ表示エリア52内に移動する。これで、パ
ラメータ「Top」の値10.00が変更可能な状態に
なる。 【0039】この状態で回転リング22を回すとパラメ
ータの値が順次増加若しくは減少するので、この値が2
0.00となったところで回転リング22の操作を止
め、カーソル51をパラメータ表示エリア52の範囲外
に移動すれば、パラメータ「Top」の値が20.00
mmに設定される。これで上のボーダ50Aの幅bが2
0mmで表示される。 【0040】このようにして各パラメータを設定したあ
と特殊映像を操作する場合は、3D入力スイッチ27を
オンにする。これで、トラックボール21及び回転リン
グ22が3次元入力手段になり、映像用モニタ16上の
特殊映像を操作することが可能になる。 【0041】図12はこの3次元映像特殊効果装置1に
おける入力データ変更処理60の手順を示す。この入力
データ変更処理60においては、まず、出力データX,
Y,Zとして各カウンタ23,24,25のカウント値
X1,Y1,Z1が置かれる(ステップ61)。次に、
一定量移動モードか否かが判断され(ステップ62)、
一定量移動モードであると判断されると、次に数式1に
よってカウント値X1,Y1,Z1に奥行情報f(Z
0)が乗算され、その算出値が出力データX,Y,Zに
置き換えられる(ステップ63)。続いて、出力データ
X,Y,Zが出力され(ステップ64)、これが映像特
殊効果処理部15に供給されて特殊映像が移動する。 【0042】ステップ62で一定量移動モードではな
い、すなわちノーマル移動モードであると判断された場
合は、ステップ64で出力データX,Y,Zとしてカウ
ント値X1,Y1,Z1がそのまま出力される。ステッ
プ64の後はステップ61で出力データX,Y,Zとし
てカウント値X1,Y1,Z1が置かれ、これ以降上述
と同様の処理が繰り返して行なわれる。 【0043】なお、上述の実施例はデータ入力手段とし
てトラックボール21と回転リング22を使用した場合
について説明したが、ジョイスティックやその他のデー
タ入力手段を有する3次元入力装置にも本発明を適用す
ることが可能である。 【0044】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係る3次元
入力装置によれば、データ入力部での操作量と特殊映像
の移動量との相関関係を切り換える移動量設定スイッチ
を備え、この移動量設定スイッチにより、データ入力部
の操作量に対して特殊映像の移動量をこの特殊映像の奥
行き方向の距離に逆比例させて出力するノーマル移動モ
ードと、データ入力部の操作量に対して特殊映像の移動
量をこの特殊映像の奥行き方向の距離に拘らず一定にし
て出力する一定量移動モードとを切り換えるようにした
ものである。この構成によって、移動量設定スイッチを
操作することによりノーマル移動モード又は一定量移動
モードを選択することができるので、奥行き方向で遠方
に存在する特殊映像を少ない操作量で長距離移動させる
ことができる。また、奥行き方向で近くに存在する特殊
映像を短い距離移動させる場合においても、正確な位置
合わせが容易になる。従って、操作性が極めて向上す
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係わる3次元入力装置を適用した3次
元映像特殊効果装置の系統図である。 【図2】パネル2の正面図である。 【図3】トラックボール21及び回転リング22の平面
図である。 【図4】図3のA−A断面図である。 【図5】トラックボール21及び回転リング22の側面
図である。 【図6】図3のB−B断面図である。 【図7】図5のC−C断面図である。 【図8】特殊映像の奥行方向の距離とモニタ16上の大
きさを説明する図である。 【図9】一定量移動モードにおける特殊映像の移動距離
を説明する図である。 【図10】ノーマル移動モードにおける特殊映像の移動
距離を説明する図である。 【図11】ボーダを説明する図である。 【図12】入力データ変更処理の手順を説明する図であ
る。 【符号の説明】 1 3次元映像特殊効果装置 2 パネル 11 CPU 13 3次元及びパラメータ入力部 15 映像特殊効果処理部 21 トラックボール 22 回転リング 23 Xカウンタ 24 Yカウンタ 25 Zカウンタ 26 カーソルスイッチ 27 3D入力スイッチ 28 移動量設定スイッチ 31 プリント基板 32 ベースシャーシ 33,42,43 フォトインタラプタ 36 固定リング 38,39,40 支持ローラ 51 カーソル 52 パラメータ表示エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−40520(JP,A) 特開 平2−282818(JP,A) 特開 平6−303508(JP,A) 特開 平6−303509(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/262 H04N 5/222 G06F 3/00 - 3/033

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 映像特殊効果処理部で作成された特殊映
    像を3次元方向に移動するためのデータを入力する3次
    元入力装置において、前記特殊映像の移動量を操作量として入力するデータ入
    力部と、 前記データ入力部での操作量と前記特殊映像の移動量と
    の相関関係を切り換える移動量設定スイッチとを備え、 前記移動量設定スイッチは、 前記データ入力部の操作量に対して前記特殊映像の移動
    量を当該特殊映像の奥行き方向の距離に逆比例させて出
    力するノーマル移動モードと、 前記データ入力部の操作量に対して前記特殊映像の移動
    量を当該特殊映像の奥行き方向の距離に拘らず一定にし
    て出力する一定量移動モードとを切り換える ことを特徴
    とする3次元入力装置。
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