JP3460245B2 - データ入力装置 - Google Patents

データ入力装置

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JP3460245B2
JP3460245B2 JP08877693A JP8877693A JP3460245B2 JP 3460245 B2 JP3460245 B2 JP 3460245B2 JP 08877693 A JP08877693 A JP 08877693A JP 8877693 A JP8877693 A JP 8877693A JP 3460245 B2 JP3460245 B2 JP 3460245B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、3次元映像特殊効果
装置に適用して好適なデータ入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばモニター上の映像に別な特殊映像
をはめ込み、この特殊映像を拡大又は縮小したり、回転
させながら移動させたりするなど特殊な効果を得るため
に3次元映像特殊効果装置が用いられる。このような3
次元映像特殊効果装置では、球状のトラックボールとそ
の外周に配置された回転リングや、レバー状のジョイス
ティックなど3次元のデータ入力装置を用いて特殊映像
の操作をするのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ジョイステ
ィックにおいては、レバーを倒すだけで特殊映像が所定
の方向に所定の速度で移動し続けるので、特殊映像を遠
い場所に移動する場合でも操作が比較的容易である。
【0004】これに対してトラックボールは、これを回
転させることによって特殊映像などを操作するものであ
り、トラックボールの回転が停止すると特殊映像も停止
する。したがって、特殊映像を遠くに移動させる場合に
はトラックボールを何回も操作して同一方向に回転させ
続けなければならないから非常に面倒である。また、こ
の場合にはトラックボールの回転量が一定しないので、
特殊映像の動きがぎこちなくなるなどの問題があった。
【0005】このような問題は、特殊映像をZ方向、す
なわち奥行方向に操作するためにトラックボールの周囲
に回転可能に配置された回転リングでも同様に発生す
る。
【0006】そこで本発明は上述のような課題を解決し
たものであって、トラックボールや回転リングを一度操
作しただけで特殊映像を遠くにしかも滑らかに移動させ
ることが可能なデータ入力装置を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係るデータ入力装置は、3次元映像表示効
果を施した特殊映像を操作するために3次元直交座標系
のX軸、Y軸及びZ軸で規定される3次元データを入力
するデータ入力装置であって、回転可能に支持された部
分の回転方向及び回転速度として3次元データを入力す
るように操作されるデータ入力手段と、このデータ入力
手段の操作により入力される回転方向及び回転速度のデ
ータを保持するデータホールド手段と、このデータホー
ルド手段により保持される前記回転方向及び回転速度の
データを解除するか否かを切り換える切換手段とを備
、この切換手段により回転方向及び回転速度のデータ
を保持するように切り換えた場合、この切換手段により
データの保持を解除するまでの間、データホールド手段
により保持されたデータに応じた方向及び速度で特殊映
像が移動するようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】図1において、映像特殊効果処理部15で作成
された特殊映像を遠くに移動する場合は、3D入力スイ
ッチ27をオンにすると共に動きホールドスイッチ28
を押し続けて動きホールドモードを維持する。この状態
でトラックボール21又は回転リング22を一定時間だ
け操作すると、その操作による回転方向と回転量がX
カウンタ23及びYカウンタ24又はZカウンタ25で
検出され、これがCPU11でホールドされる。なお、
このCPU11でホールドされる回転量とは、トラック
ボール21又は回転リング22が操作される一定時間で
の回転量、即ち、回転速度のことである。
【0009】次に、ホールドされた回転方向と回転速度
が映像特殊効果処理部15に連続的に供給され、これ
によって、図8に示すように特殊映像がその回転方向及
び回転速度に応じた方向及び速度Vで移動し続ける。そ
して、特殊映像が移動後の位置の近くにきたとき動きホ
ールドスイッチ28を離して通常モードにすると特殊映
像が停止する。これでトラックボール21及び回転リン
グ22の回転方向及び回転速度に応じて特殊映像が移動
するようになり、特殊映像を移動後の位置に正確に移動
させることができる。
【0010】
【実施例】続いて、本発明に係わるデータ入力装置を3
次元映像特殊効果装置に適用した場合の一実施例につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明によるデータ入力装置を適用
した3次元映像特殊効果装置1の系統を示す。この3次
元映像特殊効果装置1においては、CPU11にバス1
2を介して3次元及びパラメータ入力部13と、グラフ
ィックディスプレイ作成部14と、映像特殊効果処理部
15が接続されている。映像特殊効果処理部15では外
部から供給されたビデオ信号に特殊効果が施されて映像
用モニタ16に供給され、これによって特殊効果が施さ
れた映像が画面上に映し出される。
【0012】映像用モニタ16に映し出された特殊映像
の位置を移動したり、回転したり、或いは拡大又は縮小
するなどの各種の操作は、3次元及びパラメータ入力部
13によって行なわれる。この3次元及びパラメータ入
力部13には、データ入力手段として球状で任意の方向
に回転可能なトラックボール21と、トラックボール2
1の外周に配置され円周方向に回転可能な回転リング2
2とが設けられている。
【0013】トラックボール21の回転量はXカウンタ
23及びYカウンタ24によって検出され、回転リング
22の回転量はZカウンタ25で検出される。さらに3
次元及びパラメータ入力部13には、後述の特殊映像の
状態を決定するパラメータを設定可能な状態にするため
のカーソルスイッチ26と、特殊映像を操作可能な状態
にするための3D入力スイッチ27と、後述のように特
殊映像の動きを維持する動きホールドモードを設定する
ための動きホールドスイッチ(切換手段)28が設けら
れている。
【0014】上述のトラックボール21、回転リング2
2、カーソルスイッチ26、3D入力スイッチ27及び
動きホールドスイッチ28は、図2に示すようなパネル
2に取り付けられている。このパネル2にはこれ以外に
各種のデータ入力スイッチ29が取り付けられている。
【0015】さて、図1において特殊映像の状態を決定
するためのパラメータは、グラフィックディスプレイ作
成部14で作成された各種のメニュー(図9(B))に
よって表示される。各メニューはメニュー用モニタ17
に供給されて画面に映し出される。そして、後述するよ
うにトラックボール21及び回転リング22によって各
パラメータの値が設定されるとこれがCPU11に取り
込まれ、ここからの指示で映像特殊効果処理部15が制
御されて特殊映像の状態が決定される。
【0016】図3はトラックボール21及び回転リング
22の構成を示す。同図において、トラックボール21
及び回転リング22は、プリント基板31上に配置され
たベースシャーシ32の上にそれぞれ回転可能に取り付
けられている。トラックボール21は全方向に回転可能
であり、回転リング22はトラックボール21の円周方
向に回転可能である。そして、トラックボール21は例
えば3次元座標のX軸及びY軸に相当する2次元のデー
タを入力することが可能で、回転リング22はZ軸に相
当するデータを入力することが可能である。
【0017】回転リング22は図4に示すように同一厚
さの板材で環状に形成され、その上面には円錐状に傾斜
した上面部22aと、フランジ部22bが設けられてい
る。フランジ部22bの外周面には段部22cが設けら
れている。また、フランジ部22bの下端には、図5に
も示すように所定の幅を有するスリット22dが全周に
亘って等間隔で多数設けられている。このスリット22
dはベースシャーシ32に取り付けられたフォトインタ
ラプタ33の溝状の光路部33aを横切るように配置さ
れている。
【0018】この回転リング22においては図4に示す
ように、上面部22aの内周端面に軸受34が配置さ
れ、また、上面部22aの軸受34付近には図6に示す
ように複数のねじ部22eが設けられている。そして、
軸受34の下端面に当てがわれた抜け止め金具35の一
端がねじ部22eで固定されており、これによって回転
リング22が軸受34の外輪部34aに固定されてい
る。
【0019】また、回転リング22の内周面には固定リ
ング36が配置されている。この固定リング36はベー
スシャーシ32に植設されたスタンドピン37によって
支持されている。そして、固定リング36の外周面に軸
受34の内輪部34bが強くはめ込まれて軸受34が固
定されている。これによって、回転リング22が円周方
向、すなわちZ軸に相当する方向に軽い力で回転可能に
なっている。
【0020】一方、トラックボール21は固定リング3
6の内周側に配置され、図7に示すようにベースシャー
シ32上に取り付けられた3個の円筒状の支持ローラ3
8,39,40で3点支持されている。そして、図6に
示すようにトラックボール21の上部側は固定リング3
6の上端面からドーム状に突出しており、この突出部を
外部から操作することができる。
【0021】また、円筒状の支持ローラ38,39,4
0はその中心軸41が回転可能に支持されており、その
うちの一つの支持ローラ38は図7中のX方向に対して
直角になるように配置されている。もう一つの支持ロー
ラ39はX方向に直行するY方向に対して直角になるよ
うに配置されている。したがって、トラックボール21
が指で操作されて回転すると、その回転量に応じて支持
ローラ38,39も回転する。
【0022】次にトラックボール21と回転リング22
の回転量の検出方法について説明する。回転リング22
の回転、すなわちZ方向の回転検出には、上述のように
フォトインタラプタ33が用いられている。このフォト
インタラプタ33では、図4に示すように発光素子と受
光素子が溝状の光路部33aを形成するように、プリン
ト基板31上に対向配置されている。
【0023】そして、回転リング22が回転してスリッ
ト22dが光路部33aを横切ると、フォトインタラプ
タ33からパルス状の電気信号が出力される。このパル
ス数をZカウンタ25(図1)でカウントすることによ
って回転リング22の回転量を検出することが可能にな
る。
【0024】また、トラックボール21のX方向若しく
はY方向の回転量は、図6若しくは図4に示すようにそ
れぞれフォトインタラプタ42,43によって検出され
る。これらのフォトインタラプタ42,43は上述のフ
ォトインタラプタ33と同様に構成されており、図7に
示すように光路部42a,43aを形成するように発光
素子と受光素子とが対向配置されている。
【0025】円筒状の支持ローラ38,39が回転する
と、これに取り付けられた円板状のシャッタ板44の放
射状のスリット44aが光路部42a,43aを横切る
ことによってパルス状の電気信号が出力され、これをX
カウンタ23若しくはYカウンタ24でカウントするこ
とによってトラックボール21のX方向若しくはY方向
の回転量を検出することが可能になる。
【0026】さて、図1においてXカウンタ23、Yカ
ウンタ24及びZカウンタ25の出力はバス12を経て
CPU11に取り込まれる。そして、CPU11の指示
によって画像特殊効果処理部15が制御されて映像用モ
ニタ16上の特殊映像が3次元方向に操作される。
【0027】トラックボール21又は回転リング22で
特殊映像を操作する場合は、3D入力スイッチ27をオ
ンにする。これでトラックボール21及び回転リング2
2が特殊映像の操作手段となる。そして、通常は動きホ
ールドスイッチ28をオフにして通常モードにしておけ
ば、トラックボール21及び回転リング22の動きに応
じて特殊映像が移動するようになる。したがって、特殊
映像を比較的近いところに移動させるような場合は通常
モードが使用される。
【0028】これに対して、特殊映像を遠くに移動する
場合は、動きホールドスイッチ28を押し続けて動きホ
ールドモードを維持した状態で、トラックボール21又
は回転リング22を操作する。これによって、次に説明
するようにトラックボール21又は回転リング22を一
度操作しただけで特殊映像を連続的に移動させることが
可能になる。
【0029】すなわち、この場合はXカウンタ23、Y
カウンタ24及びZカウンタ25の最初のカウント値が
CPU11でホールドされ、これが映像特殊効果処理部
15に継続的に供給される。したがって、トラックボー
ル21又は回転リング22を最初に一定時間だけ操作す
ると、例えば図8に示すようにビデオ映像にはめ込まれ
た特殊映像がトラックボール21又は回転リング22の
回転方向及び回転速度に応じて所定の速度Vで所定の方
向に移動する。そして、次にトラックボール21又は回
転リング22が操作されるまで同一の方向及び速度を有
するベクトルで移動し続けるようになる。
【0030】次に特殊映像が移動後の位置近くまできた
とき、動きホールドスイッチ28を離して通常モードに
すると特殊映像の移動が停止し、その後トラックボール
21又は回転リング22で細かな調整をしながら所定の
位置に正確に移動させることができる。
【0031】このようにして画像特殊効果処理部15で
作成される特殊映像の大きさや、図9(A)に示すよう
なボーダ(輪郭)50の寸法や色など特殊映像の状態を
決定するためのパラメータは、上述のようにグラフィッ
クディスプレイ作成部14で作成され、これが各種のメ
ニューとしてメニュー用モニタ17に表示される。同図
(B)はボーダ設定のメニュー表示の一例を示す。
【0032】このメニューでは、ボーダ50全体の幅b
を決定するためのパラメータとして「All」が設けら
れ、上下のボーダ50A,50Bの幅bのパラメータと
して「H」が設けられている。また、左右のボーダ50
C,50Dのパラメータとして「V」が設けられてい
る。更に、各ボーダ50A〜50D個々のパラメータと
して「Left」、「Rght」、「Top」、「Bt
tm」が設けられている。また、ボーダ50は全体的に
色を変えることが可能であり、そのパラメータとして明
度を決定する「Lum」と、飽和度を決定する「Sa
t」と、色相を決定する「Hue」とが設けられてい
る。
【0033】各パラメータを設定する場合は、カーソル
スイッチ26を押すことによってメニュー上に例えば矢
印状のカーソル51が表示される。これによって各パラ
メータが設定可能な状態になると共に、トラックボール
21がカーソル移動手段となり、回転リング22がパラ
メータ設定手段となる。
【0034】いま、図9(B)では上のボーダ50Aの
パラメータ「Top」が10.00mmに設定されてお
り、これによって上側のボーダ50Aの幅bが10mm
として表示されている。これを例えば20mmに変更す
る場合は、トラックボール21を回してカーソル51を
パラメータ表示エリア52内に移動する。これで、パラ
メータ「Top」の値10.00が変更可能な状態にな
る。
【0035】この状態で回転リング22を回すとパラメ
ータの値が順次増加若しくは減少するので、この値が2
0.00となったところで回転リング22の操作を止
め、カーソル51をパラメータ表示エリア52の範囲外
に移動すれば、パラメータ「Top」の値が20.00
mmに設定される。これで上のボーダ50Aの幅bが2
0mmで表示される。
【0036】このようにして各パラメータを設定したあ
と特殊映像を操作する場合は、3D入力スイッチ27を
オンにする。これで、トラックボール21及び回転リン
グ22が3次元入力手段になり、映像用モニタ16上の
特殊映像を操作することが可能になる。
【0037】図10はこの3次元映像特殊効果装置1に
おけるデータ出力処理60の手順を示す。このデータ出
力処理60においては、まず、Xカウンタ23の出力デ
ータXと、Yカウンタ24の出力データYと、Zカウン
タ25の出力データZとしてそれぞれ各カウンタ23,
24,25の現在のカウント値X1,Y1,Z1が置か
れる(ステップ61)。
【0038】次に、動きホールドモードか否かが判断さ
れ(ステップ62)、ここで動きホールドモードである
と判断された場合は、次にXカウンタ23における現在
のカウント値X1の絶対値と直前のカウント値X0の絶
対値とが比較される(ステップ63)。そして、現在の
カウント値X1の絶対値の方が大きいか又は同一の場合
は、出力データXとして現在値X1がそのまま置かれる
(ステップ64)。また、直前値X0の絶対値の方が大
きい場合は次に出力データXが直前値X0に置き換えら
れる(ステップ65)。
【0039】ステップ64又はステップ65に続いて、
Yカウンタ24の現在値Y1と直前値Y0の絶対値が比
較され(ステップ66)、現在値Y1の絶対値の方が大
きいか又は同一の場合は出力データYとして現在値Y1
がそのまま置かれ(ステップ67)、直前値Y0の絶対
値の方が大きい場合は出力データYが直前値Y0に置き
換えられる(ステップ68)。
【0040】ステップ67又はステップ68に続いて、
Zカウンタ25の現在値Z1と直前値Z0が比較され
((ステップ69)、現在値Z1の絶対値の方が大きい
か又は同一の場合は出力データZとして現在値Z1が置
かれ(ステップ70)、直前値Z0の方が大きい場合は
出力データZが直前値Z0に置き換えられる(ステップ
71)。
【0041】このようにして各出力データX,Y,Zが
決定されて出力され(ステップ72)、これが映像特殊
効果処理部15に供給されて特殊映像が操作される。次
に、ステップ61で各出力データX,Y,Zとして現在
値又はホールド値が置かれる。トラックボール21又は
回転リング22が操作された場合は、その回転量が現在
値X1,Y1,Z1として置かれ、トラックボール21
又は回転リング22が操作されていない場合はホールド
されている値が置かれる。これ以降上述と同様の処理が
繰り返して行なわれる。この一連の処理は例えば1フィ
ールド毎(60Hzの場合16ms毎)に繰り返して行
なわれる。
【0042】本例では、動きホールドスイッチ28を押
している状態でトラックボール21又は回転リング22
を一度操作すれば、動きホールドスイッチ28を押して
いる間はトラックボール21又は回転リング22を操作
しなくても特殊映像が一定の方向に一定の速度で移動す
るようになる。更に、動きホールドスイッチ28を押し
ている状態でトラックボール21又は回転リング22を
複数回操作すれば、そのうち最も大きい回転量によって
特殊映像が移動するようになる。
【0043】また、これとは逆に小さいほうの回転量に
よって移動するようにしたり、最初の操作時の回転量で
特殊映像が移動し続けるようにしたり、最新の操作時の
回転量で特殊映像が移動し続けるようにしたり、或いは
最新の操作時の回転量とその直前の操作時の回転量との
加算値若しくは減算値で特殊画像が移動し続けるように
することも可能である。
【0044】更に、動きホールドスイッチ28に代えて
トグルスイッチ(図示せず)を設ければ、トグルスイッ
チを動きホールドモード側に倒しておきトラックボール
21又は回転リング22を一旦操作するだけで特殊映像
を移動させ続けることが可能になる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、3
次元映像表示効果を施した特殊映像を操作する場合に、
データ入力手段の回転方向及び回転速度として入力され
るデータを保持するデータホールド手段により保持され
る回転方向及び回転速度のデータを解除するか否かを切
り換える切換手段を備え、この切換手段により回転方向
及び回転速度のデータを保持するように切り換えた場
合、この切換手段によりデータの保持を解除するまでの
間、データホールド手段により保持されたデータに応じ
た方向及び速度で特殊映像が移動するようにしたもので
ある。
【0046】この構成によって入力されるデータをデ
ータホールド手段により保持するモードを選択すること
ができるので、特殊映像を遠くに移動する場合において
も、所定の回転方向及び回転速度が得られるようにデー
タ入力手段を一度操作するだけですむようにできる。従
って、操作性が向上すると共に、特殊映像がデータホー
ルド手段に保持された回転方向及び回転速度に基づき常
に同じ速度で滑らかに移動するようになるので、映像が
見易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるデータ入力装置を適用した3次
元映像特殊効果装置の系統図である。
【図2】パネル2の正面図である。
【図3】トラックボール21及び回転リング22の平面
図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】トラックボール21及び回転リング22の側面
図である。
【図6】図3のB−B断面図である。
【図7】図5のC−C断面図である。
【図8】動きホールドモード時の特殊映像の移動例を説
明する説明図である。
【図9】ボーダを説明する図である。
【図10】データ出力手順を説明する図である。
【符号の説明】
1 3次元映像特殊効果装置 2 パネル 11 CPU 13 3次元及びパラメータ入力部 15 映像特殊効果処理部 21 トラックボール 22 回転リング 23 Xカウンタ 24 Yカウンタ 25 Zカウンタ 26 カーソルスイッチ 27 3D入力スイッチ 28 動きホールドスイッチ 31 プリント基板 32 ベースシャーシ 33,42,43 フォトインタラプタ 36 固定リング 38,39,40 支持ローラ 51 カーソル 52 パラメータ表示エリア
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/262 H04N 13/02 G06F 3/033 340

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元映像表示効果を施した特殊映像を
    操作するために3次元直交座標系のX軸、Y軸及びZ軸
    で規定される3次元データを入力するデータ入力装置で
    あって、 回転可能に支持された部分の回転方向及び回転速度とし
    て前記3次元データを入力するように操作されるデータ
    入力手段と、 前記データ入力手段の操作により入力される前記回転方
    向及び回転速度のデータを保持するデータホールド手段
    と、 前記データホールド手段により保持される前記回転方向
    及び回転速度のデータを解除するか否かを切り換える切
    換手段とを備え 前記切換手段により前記回転方向及び回転速度のデータ
    を保持するように切り換えた場合、当該切換手段により
    当該データの保持を解除するまでの間、前記データホー
    ルド手段により保持された当該データに応じた方向及び
    速度で前記特殊映像が移動するようにし たことを特徴と
    するデータ入力装置。
  2. 【請求項2】 上記データ入力手段はトラックボールで
    あることを特徴とする請求項1記載のデータ入力装置。
  3. 【請求項3】 上記データ入力手段はトラックボールの
    外周に配置された回転リングであることを特徴とする請
    求項1記載のデータ入力装置。
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