JP3210327B2 - 座標入力装置及び該装置を有する電子機器 - Google Patents

座標入力装置及び該装置を有する電子機器

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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は座標入力装置及びそれを用いた電子機器に関
するものである。
【従来の技術】 従来、この種の装置としては、第7図に示す様に、入
力を行う抵抗膜方式等のデジタイザ装置及びこれと一体
になつた表示装置を備えたものがある。 スタイラスペンで入力操作を行い、これを各種演算処
理を行つて指示された点の座標位置を求め、それに基づ
く処理を表示装置に反映させる事により、キーボード装
置等の特別な入力装置に不慣れなユーザーに対しても簡
単に、しかも確実に作業が行える様構成されている。そ
の為、従来のキーボード装置に存在する数多くの機能キ
ーをスタイラスペン一本の入力操作で行える様にするこ
とが必要になる。その為、操作環境はスタイラスペンの
ある同一操作、又は類似の操作を行う事により、第7図
に示す様に、簡単に入力の際のモードを複数種類切り換
えられる仕様になつている。或いは第8図に示す様にユ
ーザーのモード識別を容易にする為、数種類のモードに
対応すべく複数のスタイラスペン装置を備え、かつ、ペ
ンホルダ部に現在使用中のペンを検出する為のSWを設
け、現在どのペンで操作されているかを判断するように
なつている。
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上記従来例の様な構成においては、電
子装置により高度な機能が増加する傾向にあり、必然、
スタイラスペンを用いての入力モードも増加する傾向に
ある。従つて、各種機能をメニユー分割することで対応
せざるを得ないが、そのメニユー選択手段は第7図に示
す様に多技,多層とにつて来ている。その為、ユーザー
の行うスタイラスペンによる入力操作そのものは簡単で
はあるが、その回数や手順が複雑化してきており、操作
を間違え易いという問題がある。また、第8図の様な構
成の場合も、ペンを一度ペンホルダにもどし、再びペン
をとる動作が必要であり、又、ペンホルダに異なるペン
を入れてしまう事で、異なるモードを選択してしまうと
いう欠点があつた。 本発明はかかる従来技術に鑑みんされたものであり、
入力ペンの両端のいずれで入力されているのかを判別で
き、しかも、その判別のために格別なコードを不要と
し、操作性に優れた座標入力装置及び、その判別にした
がって入力モードを切り替えることが可能な電子機器を
提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため、例えば本発明の座標入力装
置は以下の構成を備える。すなわち、 座標入力盤上の所望とする位置を入力ペンで指示する
ことで指示位置を検出する座標入力装置において、 両端がS及びNに帯磁されたペン先を有する入力ペン
と、 座標入力盤に設けられ、回転自在に保持された磁石板
と、 該磁石板の回転後の向きにより、前記入力ペンのどち
らのペン先で座標入力指示がなされたかを検出するため
の検出手段とを備える。
【実施例】
以下、添付図面に従つて本発明に係る実施例を詳細に
説明する。 第1図(A)は実施例における電子機器のブロツク構
成図を示している。 図中、100は本機器全体の制御を司るCPU、101はCPU10
0の動作処理手順や各種メッセージ等を表示するための
文字パターンを記憶しているROM、102はCPU100のワーク
エリアとして使用されたり、処理中の情報を記憶するRA
Mである。103は入力ペン座標入力部であり、その詳細は
後述する。104は表示しようとしる画像を展開するため
のVRAMであり、ここに開示された画像が順次読み出され
表示部105の画面に表されるようになつている。尚、実
施例のける座標入力部103は入力面が透明にすることが
可能な抵抗膜方式を採用しており、表示部105の表示画
面前面にこの座標入力部103が位置している。 第1図(B)は実施例の座標入力部103の構成図を示
している。 図中、1はデジタイザ装置、2はスタイラスペン装
置、3,4は、それぞれS,Nに帯磁されたペン先、5はデジ
タイザ装置1上のペン先入力点、6は軸10により回転自
在に保持された磁石板、7は磁石板6と軸10によつて一
体に回転するスリツト板で、7′のスリツトの部分以外
は不透明部材で構成されている。5′は磁石板6と同一
平面上のペン先入力点5の垂直投影点、8はスリツト板
7に向かつて発光する発光素子、9は発光素子8の光を
スリツト板7の回転により、スリツト7′の部分が上部
に来た事を検出する受光素子である。 以上の構成において、実施例では1本のペン2を使用
しつつ従来の倍の機能指定を可能とするものである。 以下、この原理について説明する。 第2図〜第5図は、第1図に示す座標入力部103の磁
石板6とペン先入力点5の関係を真上から見たものであ
る。第2図〜第3図において、スタイラスペン装置2の
ペン先入力点5には、S極ペン先3が位置している。ペ
ン先入力点5はデジタイザ装置1上を矢印に示す角度で
移動し、磁石板6は対角に存在する2ケ所とをN極側の
中心が常にペン先入力点5を向く様に回転する。この
時、スリツト7′は、常に受光素子9が発光素子8の光
を受光出来る範囲に存在している。 逆に、N極ペン先4がデジタイザ装置1上に存在する
場合、第4図に示す様に、対角位置に存在するスリツト
板7は、スリツト7′が発光素子8の発光した光が発光
素子9に入らない位置に常に存在する。また、スタイラ
スペン装置2がデジタイザ装置1から離れて存在してい
る場合、あるいはS極ペン先3がデジタイザ装置上にな
い場合、第5図に示す様にデジタイザ装置1の対角に存
在する磁石板6は、地磁気の北部を示す方向、又は、S
極ペン先3のある方向に磁石板6のN極中心が向く様に
回転する。この時、対角に存在する磁石板6は、少なく
とも片方の受光素子9が発光素子8の光を受光出来ない
位置にある。 この様に、第1図の様な構成とする事で、スタイラス
ペン装置2がデジタイザ装置1上で使用されている状態
において、S極ペン先3を使用中であるか否かは、1対
の受光素子9が共に受光中であるか否かによつて確実に
知る事が出来る。したがつて、ユーザーに確実に認識さ
せる必要があり、かつ、ユーザー自身でその選択が容易
な2種類のモード、例えば、書き込みモードと消去モー
ドをそれぞれS極ペン先3及びN極ペン先4を割当てる
事で、複雑に階層化された種々のモード下において、ユ
ーザーが常にスタイラスペン装置の上下に入れ換えると
いう統一された操作で確実に2つの入力モードを切り換
える事が可能となる。 尚、実施例では、座標入力部103がCPU100とは全く独
立した装置である場合、座標入力部内のCPU(不図示)
が座標位置算出し、その結果を電子機器本体に送出する
際、現在指示されているペンの向き情報も送出するよう
にする。勿論、座標位置算出等の処理をはじめとする全
ての処理をCPU100が実行するような場合であつても全く
構わない。 <他の実施例> 前述の実施例においては、スタイラスペン装置2のペ
ン先極性の検出手段を回転磁石板の回転の向きから判断
したが、第6図に示す様に磁石11と歪ゲージ12、及び両
者を接続するカンチレバー13からなる検出装置を様いれ
ば、機械回転系を使用しないために振動や衝撃に強く、
またより高速なペン先磁極検出が可能となる。 以上説明したように、座標入力ペンを用いて位置指定
を行なう機器において、そのペンの両端を座標入力のた
めのペン先として機能させ、且つそのペンの向きを検出
することことで、従来の2倍の選択機能を持たせること
が可能となる。 尚、実施例では磁極検出によつて入力ペンの向きを検
出したが、勿論これ以外の方式で検出するようにしても
良い。
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、入力ペンの両端
のいずれで入力されているのかを判別でき、しかも、そ
の判別のために格別な回路やコードを不要とし、操作性
に優れた操作を提供できるようになる。したがって、入
力モードを切り替えについても、通上のペンを操作する
感覚で行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本実施例における電子機器のブロツク構
成図、 第1図(B)は実施例の座標入力部の構成図、 第2図〜第5図は本実施例のペン先判別の便利を説明す
るための図、 第6図は他の実施例における座標入力部の構成断面図、 第7図,第8図は従来の技術を説明する図である。 図中、1……抵抗膜方式等のデジタイザ、2……スタイ
ラスペン装置、3……S極ペン先、4……N極ペン先、
6……磁石板、7……スリツト板、8……発光素子、9
……受光素子、100……CPU、101……ROM、102……RAM、
103……座標入力部、104……VRAM、105……表示部であ
る。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座標入力盤上の所望とする位置を入力ペン
    で指示することで指示位置を検出する座標入力装置にお
    いて、 両端がS及びNに帯磁されたペン先を有する入力ペン
    と、 座標入力盤に設けられ、回転自在に保持された磁石板
    と、 該磁石板の回転後の向きにより、前記入力ペンのどちら
    のペン先で座標入力指示がなされたかを検出するための
    検出手段と、 を備えることを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】座標入力盤上の所望とする位置を入力ペン
    で指示することで指示位置を検出する座標入力装置を有
    する電子機器において、 両端がS及びNに帯磁されたペン先を有する入力ペン
    と、 座標入力盤に設けられ、回転自在に保持された磁石板
    と、 該磁石板の回転後の向きにより、前記入力ペンのどちら
    のペン先で座標入力指示がなされたかを検出するための
    検出手段と、 該検出手段の検出結果に応じて前記入力ペンによる入力
    モードを切り替える切替手段と、 を有することを特徴とする電子機器。
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