JP3400772B2 - パケット送受信処理装置 - Google Patents

パケット送受信処理装置

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JP3400772B2
JP3400772B2 JP2000124867A JP2000124867A JP3400772B2 JP 3400772 B2 JP3400772 B2 JP 3400772B2 JP 2000124867 A JP2000124867 A JP 2000124867A JP 2000124867 A JP2000124867 A JP 2000124867A JP 3400772 B2 JP3400772 B2 JP 3400772B2
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Panasonic Holdings Corp
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/40052High-speed IEEE 1394 serial bus
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    • HELECTRICITY
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    • H04L12/00Data switching networks
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パケット送受信
処理装置に関し、さらに詳しくは、IEEE1394方
式のデジタルインターフェイスを用いてパケット単位で
データを転送するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータの送受信を行う場合に
は、一般的にパケットを単位とした通信が利用される。
パケットを単位とした通信を行うデジタルインターフェ
イスの一つにIEEE1394インターフェイスがあ
る。IEEE1394インターフェイスは、アイ・トリ
プルイー(IEEE)によって規格化が行われている次
世代の高速シリアルインターフェイスである。
【0003】IEEE1394インターフェイスでは、
同期パケット通信(Isochronous通信)、非
同期パケット通信(Asynchronous通信)の
2種類の通信が行える。同期パケット通信は、例えば、
デジタルビデオカメラ等のAV機器からのデータの転送
のように、リアルタイム性が要求される場合に利用され
る。一方、非同期パケット通信は、例えば、パーソナル
コンピュータやハードディスク等の外部記録装置からの
データ転送のように、リアルタイム性よりも信頼性が要
求されるデータの転送に利用される。
【0004】IEEE1394の非同期パケットには、
動作を要求するための「要求パケット」と、要求パケッ
トによって要求された動作の結果を知らせるための「応
答パケット」とがある。いずれのパケットに対しても、
パケットを受信した場合には、パケットの受信状態を示
す認識情報(以下、「ack」という。)を相手機器に
返す。要求パケットに対してackによって処理が完了
する場合を除いて、要求パケットおよび応答パケットは
対にして使用される。要求パケットと応答パケットとに
よる通信をトランザクションと呼んでいる。
【0005】ここで、機器Aから機器Bに対して要求パ
ケットを送信する場合の非同期通信のシーケンスを、図
14を参照しつつ説明する。
【0006】まず、機器Aが機器Bに対して要求パケッ
トを送信する。要求パケットを受信した機器Bは、ac
kを機器Aに返す。この場合のackとしては、再送要
求(ack_busy)、受信完了で処理中(ack_
pending)、処理完了(ack_complet
e)等を示すことができる。ここでは、再送要求(ac
k_busy)を機器Aに返すものとする。
【0007】ack(再送要求)を受信した機器Aは、
機器Bに対して要求パケットを再送する。要求パケット
を受信した機器Bは、ack(受信完了)を機器Aに返
す。
【0008】ack(受信完了)は、機器Bが要求パケ
ットを処理中であることを示している。したがって、a
ck(受信完了)を受信した機器Aは、要求パケットに
対応した応答パケットが機器Bから送信されるのを待
つ。
【0009】IEEE1394では、要求パケットと応
答パケットとを用いた通信において、処理の中断を検出
することができるようにタイム・アウトが決められてい
る。すなわち、要求パケットを送信し、処理中であるこ
とを示すack(受信完了)を受信してから一定時間経
過しても応答パケットを受信しない場合には、何らかの
異常により要求パケットによって要求された処理が中断
されたと判断する。これによって、要求パケットを送信
した機器は次の処理を行うことができる。
【0010】逆に、要求パケットを受信した機器は、対
応する応答パケットをこの一定時間内に送信する必要が
ある。一定の時間は、初期値として100msが設定さ
れているが、それぞれの装置で任意に設定することがで
きる。また、処理完了(ack_complete)を
示しているときは、機器は次の処理を行うことができ、
応答パケットの送信は行われない。
【0011】IEEE1394での非同期パケット通信
を利用したプロトコルの一つとして、Asynchro
nous Connectionが知られている。As
ynchronous Connectionは、要求
パケットを送信するノード(以下、「プロデューサ」と
いう。)と、応答パケットを送信するノード(以下、
「コンスーマ」という。)との間の転送プロトコルであ
り、図15に示すようなシステムで構成されている。図
15に示すシステムにおいては、コントローラ(例え
ば、セット・トップ・ボックス)は、コンスーマ(例え
ば、プリンタ)に対してコマンドを発行して、相互に接
続(以下、コネクション)する。接続プロトコルは以下
に示す通りである。
【0012】まず、コントローラは、コンスーマのPC
R(プラグ・コントロール・レジスタ)にリソースを割
り当てる。コンスーマは割り当てたプラグアドレスをコ
ントローラに送信する(1)。
【0013】次いで、コントローラは、コンスーマのプ
ラグアドレスをプロデューサに与え、プロデューサを初
期化する。プロデューサは、プラグアドレスをコントロ
ーラに送信する(2)。
【0014】次いで、コントローラは、プロデューサの
プラグアドレスをコンスーマに送信する(3)。以上で
コネクションは完了する。
【0015】コネクションが完了すると、図16に示す
ように、コンスーマは、プロデューサから送信されるデ
ータを格納するためのメモリ(以下、セグメント・バッ
ファ領域)を用意して、プロデューサに対して、Loc
k Request(以下、LRQ)を発行する。これ
に応答して、プロデューサは、Lock Respon
se(LRS)を送信する(a)。
【0016】プロデューサは、送信側アプリケーション
のメモリ内のアドレスの連続した領域のデータ(以下、
セグメント・バッファ領域)をBlock Write
Request(BWRQ)パケットによって、コン
スーマに送信する。IEEE1394では、送信パケッ
トのデータフィールドの最大サイズが決められているの
で、セグメント・バッファ領域が最大サイズよりも大き
いときは、分割して送信される。コンスーマは、受信完
了でパケット処理中を示すack(ack_pendi
ng)をプロデューサに送信し、受信したパケットのア
ドレスを認識して受信データを受信側アプリケーション
のセグメント・バッファ領域に格納する。受信したパケ
ットのデータフィールドをすべてセグメント・バッファ
領域に格納した後、受信パケットに対する応答パケット
であるWrite Response(WRS)をプロ
デューサに送信する。プロデューサは上記応答パケット
を受信した後、処理完了を示すack(ack_com
plete)をコンスーマに送信する(c)。以上のト
ランザクションを送信側のアプリケーションのセグメン
ト・バッファ領域のデータの送信が完了するまで続け
る。これらの処理全体をデータ転送処理とよぶ。
【0017】送信側アプリケーションのデータを全てコ
ンスーマ側のアプリケーションに転送し終わったら、コ
ンスーマに転送が終わったことを示すLock Req
uest(LRQ)を送信する。コンスーマは、Loc
k Response(LRS)を送信する(d)。こ
のとき、送信側アプリケーションのセグメント・バッフ
ァ領域と受信側アプリケーションのセグメント・バッフ
ァ領域の先頭アドレスとサイズは同じである。また、プ
ロデューサはセグメント・バッファ領域のデータを先頭
から順番に送信してくるため、コンスーマは受信側アプ
リケーションのセグメント・バッファ領域に受信したパ
ケットのデータフィールドを順番に格納する。
【0018】さらに、Asynchronous Co
nnectionにおいては、図17に示すように、プ
ロデューサは、データ転送処理中にコンスーマからの応
答パケットを受信してから、次の要求パケットを2se
c以内に送信できないのであれば、その状態を知らせる
要求パケットを送信しなければならない(以下、この処
理を「ハートビート処理」という。)(C)。
【0019】また、コンスーマは、応答パケットを送信
してから5sec以内に次の要求パケットまたはハート
ビート処理に関するパケットを受信しないときは、タイ
ム・アウト処理に入ることになる。
【0020】以上のような処理を行う回路として、図1
8に示すような回路がある。
【0021】図18において、バス12aは、IEEE
1394シリアルバスであり、その他端は、他のシステ
ム(ノード)に接続されている。レジスタ31は、バス
12gを介してCPUに接続されている。
【0022】物理層コントローラ13は、バス12aの
初期化、アービトレーション、バイアス電圧の制御等の
機能を有している。
【0023】リンクコア回路14は、物理層コントロー
ラ13を介して、バス12aからのパケットを受信す
る。また、リンクコア回路14は、受信したパケットに
対して誤り検出符号の作成/検出、パケットへの符号の
付加、コードの検出(例えば、ackパケットのコード
検出)などを行う。さらに、リンクコア回路14は、送
信バッファ36からのパケットを、物理層コントローラ
13を介してバス12aに出力する。さらに、リンクコ
ア回路14は、パケットの転送に失敗した場合に、その
パケットの転送を再度試みるリトライ機能を有してい
る。
【0024】送信パケットは、CPUからレジスタ31
にヘッダ情報が書かれると、パケット送信回路35に送
られ、パケットが作成され、送信バッファ36に格納さ
れる。また、パケット送信回路35は、パケット作成時
に送信パケットの情報を受信制御回路34に与える。送
信バッファ36は、パケット送信回路35からパケット
が書き込まれると、これをリンクコア回路14に送る。
リンクコア回路14は、物理層コントローラ13を介し
て、パケットを送信する。
【0025】一方、受信制御回路34は、リンクコア回
路14からパケットを受け取り、そのパケットのヘッダ
フィールドの内容を解析する。また、受信制御回路34
は、送信パケットに対する受信パケットを正確に認識す
るために、パケット送信回路35から送信パケット情報
を入手し、受信パケットのヘッダ情報と比較、解析する
ことでパケットを受信するかを判定する。そして、受信
パケットが送信パケットに対するものでないときは受信
しないようにリンクコア14を制御する。
【0026】パケット受信回路33は、受信制御回路3
4からの受信パケットを制御してパケット受信バッファ
32に格納する。パケット受信バッファ32に格納され
たパケットは、レジスタ31を介して、CPUによって
読み出すことができる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】IEEE1394で
は、要求パケットと応答パケットを用いた通信におい
て、処理の中断を検出することができるようにタイム・
アウトが決められている。
【0028】一方、Asynchronous Con
nectionにおいては、コンスーマ側のアプリケー
ションが、受信したパケットのデータを、IEEE13
94で規定されている時間内にセグメント・バッファに
格納することができなかったときには、コンスーマは受
信パケットに対する応答パケットを送信することができ
ない。したがって、プロデューサはタイム・アウトを生
じることになる。
【0029】ところが、Asynchronous C
onnectionにおいては、タイム・アウトによる
プロデューサの処理の終了は規定されていない。このた
め、プロトコルのシステムが確立できない可能性があ
る。さらに、受信パケットの処理完了を示すack(受
信完了)を転送すると次のトランザクションが開始され
るため、トランザクションの制御および受信パケットの
処理が複雑になり、システムの確立が困難になる。
【0030】また、Asynchronous Con
nectionでは、プロデューサは、コンスーマから
の応答パケットを受信してから、次の要求パケットを2
sec以内に送信できないのであれば、状態を知らせる
ためにハートビート処理をする必要がある。一方、コン
スーマは、応答パケットを送信してから5sec以内に
次の要求パケットまたはハートビート処理に関するパケ
ットを受信しないときは、タイム・アウト処理に入るこ
とになる。このように、IEEE1394での要求パケ
ットと応答パケットを用いた通信に利用されている時間
管理とは、別の時間管理が必要である。
【0031】また、任意の時間にハートビート処理に関
するパケットを送受信できるためには、プロデューサ側
では、送信パケットの作成・送信に関する処理再開、処
理中、処理停止等の時間制御が、コンスーマ側では、受
信パケットの処理に関する処理再開、処理中、処理停止
等の時間制御が必要である。
【0032】Asynchronous Connec
tionでは、以上のような機能を有してパケットの送
受信ができるパケット送受信処理装置が望まれている。
【0033】
【課題を解決するための手段】この発明の1つの局面に
従うと、パケット送受信処理装置は、CPUに接続され
たパケット送受信処理装置であって、リンクコア回路
と、パケット処理制御回路とを備える。リンクコア回路
は、外部からバスを介して供給されるパケットを受信す
る。リンクコア回路は、また、パケット処理制御回路か
らの送信パケットをバスに送信する。パケット処理制御
回路は、リンクコア回路によって受信された受信パケッ
トに対する処理を行い、受信パケットに対応する送信パ
ケットを作成してリンクコア回路に供給する。
【0034】上記パケット送受信処理装置においては、
CPUがトランザクションの処理に関与することがな
い。したがって、コンスーマ時のトランザクション処理
におけるCPUの負荷を軽減でき、処理の高速化を実現
できる。
【0035】好ましくは、上記パケット送受信処理装置
はさらに、パケット処理制御タイマを備える。パケット
処理制御タイマは、リンクコア回路によってパケットが
受信されてからの時間を計測し、当該計測時間が予め定
められた時間に達すると信号を発生する。上記パケット
処理制御回路は、パケット処理制御タイマからの信号に
応答して受信パケットに対する処理を中断し、受信パケ
ットに対応する送信パケットを生成した後、受信パケッ
トに対する処理を再開する。
【0036】上記パケット送受信処理装置によれば、送
信側にトランザクションのタイムアウトを生じさせずに
処理を続けることができる。
【0037】好ましくは、上記パケット処理制御回路
は、受信パケットに対する処理を行っている間は、バス
を介して外部から供給されるパケットを受け取ることを
禁止するようにリンクコア回路を制御する。
【0038】上記パケット送受信処理装置においては、
トランザクション終了まで、次の要求パケットを受け付
けないため、トランザクション処理が簡潔になり、シー
ケンスを簡略化することが可能となる。
【0039】好ましくは、上記パケット送受信処理装置
はさらに、パケットフィルタ回路を備える。パケットフ
ィルタ回路は、リンクコア回路によって受信された受信
パケットの識別情報に基づいて当該受信パケットを処理
すべきか否かを判断し、処理すべきと判断した受信パケ
ットをパケット処理制御回路に供給する。
【0040】好ましくは、上記パケットフィルタ回路
は、受信パケットの識別情報、およびパケット処理制御
回路による受信パケットに対する処理の結果に基づい
て、リンクコア回路が次に受信するであろうパケットの
ヘッダ情報を予測し、当該予測結果とリンクコア回路が
次に受信したパケットのヘッダ情報とを比較し、この比
較結果によってリンクコア回路が次に受信したパケット
を保持するか否かを決定し、保持することに決定したパ
ケットのみをパケット処理制御回路に供給する。
【0041】上記パケット送受信処理装置によれば、必
要な受信パケット、および受信データの連続性を制御す
ることができ、さらに受信パケットに対する適切な送信
パケットを作成、送信することが可能となり、必要な複
数のトランザクションの処理を実現できる。
【0042】好ましくは、上記パケット処理制御回路
は、トランザクション制御回路と、パケットエンジン回
路と、ヘッダ制御回路と、データフィールド制御回路
と、データ処理回路とを含む。トランザクション制御回
路は、パケットの送信からパケットの受信、または、パ
ケットの受信からパケットの送信の一連のトランザクシ
ョン制御をする。パケットエンジン回路は、パケットの
自動分割、および、全てのトランザクション制御を行
う。ヘッダ制御回路は、パケットの識別情報を含んだヘ
ッダを有し、データフィールドを含まないパケットの作
成および送信制御を行う。データフィールド制御回路
は、パケットの識別情報を含んだヘッダを有し、データ
フィールドを含むパケットの作成および送信制御を行
う。データ処理回路は、受信したパケットのデータフィ
ールド処理制御を行う。
【0043】上記パケット送受信処理装置によれば、受
信パケットからパケット処理、送信パケットに至るトラ
ンザクション処理および、送信パケットから受信パケッ
トの処理に至るトランザクション処理を効率的に行うこ
とができる。
【0044】好ましくは、上記トランザクション制御回
路は、送信パケットの作成から送信まで、または、パケ
ットを受信してから当該受信パケットに対する処理が完
了するまでの時間を管理し、CPUに結果を出力すると
ともに、任意の時間でCPUによる送信パケットの作成
から送信までの時間またはパケットの受信からパケット
の処理時間の制御を行う。
【0045】上記パケット送受信処理装置によれば、送
信パケット作成中、または受信パケット処理中にハート
ビート等の任意の時間でのパケット処理をすることを可
能にすることができる。
【0046】この発明のもう1つの局面に従うと、パケ
ット送受信処理装置は、CPUに接続されたパケット送
受信処理装置であって、パケット処理制御回路と、リン
クコア回路とを備える。パケット処理制御回路は、送信
パケットを生成する。パケット処理制御回路は、また、
リンクコア回路によって受信された受信パケットの処理
を行い、当該受信パケットに対応するパケットを作成し
てリンクコア回路に供給する。リンクコア回路は、パケ
ット処理制御回路によって生成されたパケットをバスを
介して外部に送信し、かつ、当該バスを介して外部から
供給されるパケットを受信する。
【0047】上記パケット送受信処理装置においては、
プロデューサ時のトランザクション処理にCPUが関与
することがない。したがって、CPUの負荷を低減し、
処理の高速化を実現できる。
【0048】好ましくは、上記パケット送受信処理装置
はさらに、パケットフィルタ回路を備える。パケットフ
ィルタ回路は、パケット処理制御回路からの送信パケッ
トの識別情報に基づいて、リンクコア回路によって受信
された受信パケットを処理すべきか否かを判断し、処理
すべきと判断した受信パケットをパケット処理制御回路
に供給する。
【0049】上記パケット送受信処理装置によれば、必
要な受信パケット、および受信データの連続性を制御す
ることができ、さらに受信パケットに対する適切な送信
パケットを作成、送信することが可能となり、必要な複
数のトランザクションの処理を実現できる。
【0050】この発明のさらにもう1つの局面に従う
と、パケット送受信処理装置は、CPUに接続されたパ
ケット送受信処理装置であって、リンクコア回路と、パ
ケット処理制御回路とを備える。リンクコア回路は、外
部からバスを介して供給されるパケットを受信する。リ
ンクコア回路はさらに、パケット処理制御回路からのパ
ケットを前記バスに送信する。パケット処理制御回路
は、要求パケットを作成してリンクコア回路に供給す
る。パケット処理制御回路は、また、リンクコア回路に
よって受信された受信パケットの処理を行い予め与えら
れた転送分が終了するまで連続して次の要求パケットを
作成してリンクコア回路に供給する。
【0051】上記パケット送受信処理装置は、プロデュ
ーサに対してもコンスーマに対しても利用できるように
するため、それぞれに必要とされる機能を別回路にする
ことなく共有化している。これにより、回路規模を小さ
くすることが可能となる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一ま
たは相当部分には同一符号を付し、その説明は繰り返さ
ない。[パケット送受信処理装置]図1は、この発明の
実施の形態によるパケット送受信処理装置の構成を示す
ブロック図である。図1を参照して、このパケット送受
信処理装置1は、バスB1を介して、別の1394シス
テム機器(図示せず)に接続されている。バスB1は、
IEEE1394シリアルバスである。また、パケット
送受信処理装置1は、バスB3を介してCPU(図示せ
ず)に接続され、DMAバスB2a,B2bを介してD
MAコントローラ(図示せず)に接続される。
【0053】そして、パケット送受信処理装置1は、物
理層コントローラ13と、リンクコア回路14と、パケ
ットフィルタ回路15と、送受信バッファ16と、送信
バッファ17と、パケット受信バッファ18と、送信フ
ィルタ19と、パケット処理制御回路20と、レジスタ
21と、パケット処理制御タイマ22と、パケット受信
回路23とを備える。
【0054】物理層コントローラ13は、バスB1の初
期化、アービトレーション、バイアス電圧の制御などを
行う。リンクコア回路14は、物理層コントローラ13
を介して、バスB1からのパケットを受信する。また、
リンクコア回路14は、受信したパケットに対して誤り
検出符号の作成/検出、パケットへの符号の付加、コー
ドの検出(例えば、ackパケットのコード検出)など
を行う。さらに、リンクコア回路14は、物理層コント
ローラ13を介して、パケットをバスB1に出力する。
さらに、リンクコア回路14は、パケットの転送に失敗
した場合に、そのパケットの転送を再度試みるリトライ
機能を有する。
【0055】パケットフィルタ回路15は、リンクコア
回路14からパケットを受け取り、そのパケットのヘッ
ダフィールドの内容を解析する。そして、解析結果に応
じて、そのパケットをパケット受信バッファ18に格納
するか、送受信バッファ16に格納するかを選択する。
また、解析結果に応じて、パケット処理制御回路20に
制御信号CT1を出力する。
【0056】パケット受信回路23は、パケットフィル
タ回路15からの受信パケットを制御してパケット受信
バッファ18に格納する。パケット受信バッファ18に
は、プロトコル処理に関係しないパケットが格納され
る。パケット受信バッファ18に格納されたパケット
は、レジスタ21からバスB3を介して、CPUによっ
て読み出すことができる。
【0057】パケット処理制御回路20は、パケットフ
ィルタ回路15からの制御信号CT1に応答して、受信
パケットの処理を行う。受信パケットの処理としては、
例えば、受信パケットのデータをバスB2aを介してD
MAコントローラに送られる受信パケットに対する応答
パケットの作成、送信、トランザクションの制御などが
ある。また、パケット処理制御回路20は、パケット送
受信装置1が要求パケットを送信するプロデューサであ
る場合には、DMAコントローラによって読み出され、
バスB2bを介して供給されたデータを複数のパケット
に分割し、その複数のパケットを送受信バッファ16を
介してリンクコア回路14に出力する。複数のパケット
は、リンクコア回路14によってバスB1に出力され
る。
【0058】送信フィルタ19は、レジスタ21からの
パケットPK1とパケット処理制御回路20からのパケ
ットPK2とを送信バッファ17に選択的に格納する。
送信バッファ17に格納されたパケットは、リンクコア
回路14に送られ、リンクコア回路14によってバスB
1に出力される。
【0059】レジスタ21には、Ackコントロール変
数21a、tcode変数21b、tl変数21c、s
ource_ID変数21d、セグメント・バッファ・
アドレス変数21eなどが格納される。
【0060】tcode変数21bは、パケットの種類
を示すコードである。パケットの種類としては、例え
ば、QRRQ(Quadlet Read Reque
st)、BRRQ(Block Read Reque
st)、BWRQ(BlockWrite Reque
st)、WRS(Write Response)など
がある。tl変数21cは、トランザクションを識別す
るためのコードである。tcode変数21bの値およ
びtl変数21cの値は、格納されるパケットに応じて
レジスタ21内で更新される。source_ID変数
21dは、プロデューサのノード番号を示すコードであ
る。セグメント・バッファ・アドレス変数21eは、コ
ンスーマのセグメント・バッファ領域の現在のアドレス
を示す。すなわち、受信パケットでの期待されるdes
tination_offsetアドレスの値を示す。
セグメント・バッファ・アドレス変数21eは、コンス
ーマのセグメント・バッファ・アドレスにデータがすべ
て格納されるとレジスタ21内で更新される。
【0061】パケット処理制御タイマ22は、パケット
処理制御回路20からの制御信号CT2bに応答して時
間の計測を開始し、計測時間が所定の時間に達すると制
御信号CT2aをパケット処理制御回路20に出力す
る。具体的には、パケット送受信装置1が要求パケット
を送信するプロデューサである場合には、パケット処理
制御回路20がBWRQパケットの作成を開始してから
の時間を計測する。そして、計測時間が予め設定された
時間に達すると、レジスタ21を介してCPUへ知らせ
る。これに対するCPUからの命令に応答して制御信号
CT2aをパケット処理制御回路20に出力する。ま
た、パケット送受信装置1が要求パケットを受信するコ
ンスーマである場合には、パケットの受信から受信完了
までの処理時間、および、トランザクション終了から次
のトランザクション開始までの時間を計測する。
【0062】図2は、図1に示したパケット処理制御回
路20の内部構成を示すブロック図である。図2を参照
して、パケット処理制御回路20は、パケットエンジン
回路50と、トランザクション制御回路51と、ヘッダ
制御回路52と、データフィールド制御回路53と、デ
ータ処理回路54とを含む。
【0063】パケットエンジン回路50は、パケットの
自動分割、および全てのトランザクション制御を行う。
トランザクション制御回路51は、パケットの送信から
パケットの受信あるいはパケットの受信からパケットの
送信の一連のトランザクション制御をする。ヘッダ制御
回路52は、パケットの識別情報を含んだヘッダを有
し、データフィールドを含まないパケットの作成および
送信制御を行う。データフィールド制御回路53は、パ
ケットの識別情報を含んだヘッダを有し、データフィー
ルドを含むパケットの作成および送信制御を行う。デー
タ処理回路54は、受信したパケットのデータフィール
ド処理制御を行う。
【0064】次に、バスB1から受信されるパケットの
フォーマットを、図3−図7に示す。図中、斜線の領域
はリザーブ領域を示す。具体的には、図3−図7は、そ
れぞれ、BWRQ(Block Write Requ
est)パケット、QWRQ(Quadlet Wri
te Request)パケット、WRS(Write
Reponse)パケット、BRRQ(Block
Read Request)パケット、BRRS(Bl
ock Read Response)パケットのフォ
ーマットを示す。
【0065】なお、バスB1に出力されるパケットのフ
ォーマットも図3−図7に示されるフォーマットと同一
である。
【0066】また、リンクコア回路14に書き込む際の
パケットのフォーマットを、図8−図12に示す。すな
わち、図1に示した送信バッファ17、送受信バッファ
16およびパケット処理制御回路20は、いずれも、図
8−図12に示されるフォーマットでパケットをリンク
コア回路14に書き込む。なお、図3−図7に示したフ
ォーマットは、それぞれ、図8−図12に示したフォー
マットに対応する。
【0067】リンクコア回路14は、パケットをバスB
1に出力する際には、header_CRCやdata
_CRCなどのチェックコードを計算し、その計算結果
を示すフィールドを図8−図12に示したフォーマット
のパケットに追加する。このようにして、リンクコア回
路14によって、図3−図7に示されるフォーマットの
パケットが作成される。
【0068】また、リンクコア回路14は、パケットを
バスB1から受信した際には、図3−図7に示されるフ
ォーマットに含まれるheader_CRC領域やda
ta_CRC領域を参照することにより、CRCによる
誤り検出を行う。[パケット通信システム]次に、以上
のように構成されたパケット送受信処理装置を用いたパ
ケット通信システムについて説明する。
【0069】図13は、図1に示したパケット送受信処
理装置を用いたパケット通信システムの構成を示すブロ
ック図である。図13を参照して、このシステムでは、
プロデューサとしてDVC(デジタルビデオカメラ)3
00を、コンスーマとしてプリンタ200を備える。
【0070】DVC300は、パケット送受信処理装置
3と、メモリ40と、伸長回路41と、画像処理部42
と、D/A変換器43と、EVF(Electric
View Finder)44とを含む。
【0071】パケット送受信処理装置3は、図1に示し
たパケット送受信処理装置と同様の構成を有する。メモ
リ40には、DVC300によって撮影された画像デー
タが所定の高能率符号化方式によって圧縮されて格納さ
れている。伸長回路41は、メモリ40から読み出され
た圧縮画像データを伸長する。画像処理部42は、伸長
回路41からの画像データに対して、EVF44で表示
するために必要な画像処理を施す。D/A変換器43
は、画像処理部42によって画像処理が施された画像デ
ータをアナログ画像データに変換する。EVF44は、
D/A変換器43からのアナログ画像データを表示す
る。
【0072】メモリ40に格納されたデータは、EVF
44に表示されるか、または、パケット送受信処理装置
3からバスB1を介してプリンタ200に送られる。E
VF44に表示する場合には、圧縮された画像データを
伸張回路41によって伸張し、EVF44で表示するた
めに必要な画像処理を画像処理部42にて行い、D/A
コンバータ43を経てEVF44に表示する。
【0073】プリンタ200は、パケット送受信処理装
置2と、メモリ26と、プリンタコントローラ27と、
ドライバ28と、プリンタヘッド29とを含む。
【0074】パケット送受信処理装置2は、図1に示し
たパケット送受信処理装置と同様の構成を有する。メモ
リ26には、パケット送受信処理装置2からのデータが
記録される。プリンタコントローラ27は、パケット送
受信処理装置2からメモリ26へのデータの記録を制御
する。また、プリンタコントローラ27は、プリンタヘ
ッド29およびドライバ28を制御して、メモリ26に
記録された画像データをプリントする。
【0075】なお、IEEE1394方式に従ってデー
タを転送する場合には、その転送速度によりパケットの
転送可能な最大ペイロードサイズが規定されているた
め、転送速度によりパケットのデータフィールドの最大
サイズは規定されている。この実施の形態では、S40
0(400Mbit/sec)とし、1パケットでの転
送可能なデータ長は2048バイトである。
【0076】次に、以上のように構成されたパケット通
信システムの動作について説明する。ここでは、DVC
300から8kbyteのデータをプリンタ200に転
送する場合について説明する。なお、説明の便宜のた
め、タイムアウトが生じない場合、コンスーマ(プリン
タ200)側にタイムアウトが生じた場合、プロデュー
サ(DVC300)側にタイムアウトが生じた場合、に
分けて説明する。<タイムアウトが生じない場合>ま
ず、プロデューサであるDVC300において、BWR
Qパケットを作成するために、メモリ40からのデータ
(2kbyte)がパケット送受信処理装置3内のパケ
ット処理制御回路20(図1)に送られる。パケット処
理制御回路20において作成されたBWRQパケット
は、送受信バッファ16(図1)からリンクコア回路1
4(図1)、物理層コントローラ13(図1)を介して
バスB1から送信される。
【0077】次いで、コンスーマであるプリンタ200
において、バスB1を介して受信したパケット(BWR
Q)は、パケット送受信処理装置2内の物理層コントロ
ーラ13(図1)からリンクコア回路14(図1)を介
してパケットフィルタ回路15(図1)に入力される。
【0078】パケットフィルタ回路15(図1)は、レ
ジスタ21(図1)に格納されたtcode変数21
b、source_ID変数21d、およびセグメント
・バッファ・アドレス変数21eの値を参照する。そし
て、受信したパケット(BWRQ)に含まれるtcod
e領域の値、source_ID領域の値、desti
nation_offset領域の値と、レジスタ21
(図1)に格納されたtcode変数21b、sour
ce_ID変数21d、およびセグメント・バッファ・
アドレス変数21eの値とを比較することによって、受
信したパケット(BWRQ)が実行中のデータ転送処理
シーケンスに関連するものであるかどうかを判定する。
判定の結果、データ転送処理シーケンスに関連していれ
ば、送受信バッファ16(図1)に格納し、制御信号C
T1をパケット処理制御回路20(図1)に与える。関
連していなければ、パケット受信バッファ18に格納す
る。ここでは、送受信バッファ16(図1)に格納す
る。なお、セグメント・バッファ・アドレス変数21e
は格納されるパケットによってレジスタ21内で更新さ
れる。
【0079】そして、パケット処理制御回路20(図
1)は、パケットフィルタ回路15(図1)からの制御
信号CT1に応答して、レジスタ21(図1)内のAc
kコントロール変数21a(図1)の値を“Ack_b
usy”に設定する。これ以降、リンクコア回路14
は、Ackコントロール変数21aの値“Ack_bu
sy”を参照して、バスB1からパケットを受信するこ
となく、そのパケットに対して、“Ack_busy”
の値を有するAckパケットを返す。
【0080】受信したパケット(BWRQ)は、パケッ
トフィルタ回路15(図1)から送受信バッファ16
(図1)を介してパケット処理制御回路20(図1)に
入力される。パケット処理制御回路20(図1)で処理
されたデータは、バスB2a(図1)を介してメモリ2
6に格納される。
【0081】メモリ26にデータを格納した後、パケッ
ト処理制御回路20(図1)は、レジスタ21のsou
rce_ID変数21d,tl変数21cを参照して、
WRSパケットのヘッダとデータとを生成する。WRS
パケットは、送信フィルタ19(図1)に入力される。
そして、送信フィルタ19(図1)から送信バッファ1
7(図1)、リンクコア回路14(図1)、物理層コン
トローラ13(図1)を介して、バスB1から送信され
る。
【0082】次いで、プロデューサであるDVC300
において、バスB1を介してパケット送受信処理装置3
に入力された受信パケット(WRSパケット)は、物理
層コントローラ13(図1)、リンクコア回路14(図
1)を通してパケットフィルタ回路15に入力される。
【0083】パケットフィルタ回路15は、レジスタ2
1に格納されたtcode変数21bおよびtl変数2
1cの値を参照する。そして、受信したパケット(WR
Sパケット)に含まれるtcode領域の値およびtl
領域の値と、レジスタ21に格納されたtcode変数
21bおよびtl変数21cの値とを比較することによ
って、受信したパケット(WRSパケット)が実行中の
データ転送処理シーケンスに関連するものであるかどう
かを判定する。判定の結果、データ転送処理シーケンス
に関連していれば、制御信号CT1をパケット処理制御
回路20(図1)に与える。関連していなければ、パケ
ット受信バッファ18に格納する。
【0084】そして、パケット処理制御回路20(図
1)は、このWRSパケットに対する応答として、“A
ck_complete”の値を有するackパケット
を作成し、バスB1に送信する。
【0085】次いで、コンスーマであるプリンタ200
において、パケット送受信処理装置2内のパケットフィ
ルタ回路15(図1)は、バスB1を介して受信された
ackパケットの内容を解析し、その結果をレジスタ2
1(図1)に出力するとともに、制御信号CT1をパケ
ット処理制御回路20(図1)に出力する。この制御信
号CT1に応答して、パケット処理制御回路20(図
1)は、レジスタ21内のAckコントロール変数21
aの値を解除する。これにより、パケットの受信が可能
となる。すなわち、パケット処理制御回路20は、制御
信号CT1に応答してトランザクションを終了し、次の
トランザクションを開始する。
【0086】次いで、プロデューサであるDVC300
において、次のトランザクションを開始するために、B
WRQパケットが作成され、送信される。
【0087】以上の処理を4回実行することによって、
8kbyteのデータがコンスーマであるプリンタ20
0に送信される。
【0088】以上のように、このパケット送受信処理装
置を用いたパケット通信システムにおいては、トランザ
クションの管理にCPUは関与していない。したがっ
て、トランザクション処理におけるCPUの負荷を軽減
することができる。このことは、IEEE1394に準
拠した高速なデータ転送を実現するのに役立つ。
【0089】また、パケットフィルタ回路15は、デー
タ転送処理シーケンスに関連しないパケットをフィルタ
リングするため、データ転送処理の実行が途中で中断さ
れることがない。したがって、データ転送処理の実行途
中で他のトランザクションに分岐するなどの余分な制御
をする必要がなく、パケット処理制御回路20による処
理制御が容易になる。これにより、パケット送受信処理
装置1−3の構成を簡素化することができる。<コンス
ーマ(プリンタ200)側にタイムアウトが生じた場合
>プロデューサ(DVC300)側のタイム・アウト
は、100msに設定されている。コンスーマ(プリン
タ200)側のパケット送受信処理装置2におけるパケ
ット処理制御タイマ22のタイムアウトは、90msに
設定されている。
【0090】データ転送処理が開始されると、プロデュ
ーサであるDVC300において、BWRQパケットを
作成するために、メモリ40からのデータ(2kbyt
e)がパケット送受信処理装置3内のパケット処理制御
回路20(図1)に送られる。そして、パケット処理制
御回路20(図1)で作成された送信パケット(BWR
Q)は、送受信バッファ16(図1)からリンクコア回
路14(図1)、物理層コントローラ13(図1)を通
してバスB1から送信される。
【0091】次いで、コンスーマであるプリンタ200
において、バスB1から受信したパケット(BWRQ)
が、パケット送受信処理装置2内の物理層コントローラ
13(図1)、リンクコア回路14(図1)を介してパ
ケットフィルタ回路15(図1)に入力される。パケッ
ト処理制御回路20(図1)は、パケットフィルタ回路
15(図1)からの制御信号CT1に応答して、レジス
タ21(図1)内のAckコントロール変数21a(図
1)の値を“Ack_busy”に設定する。また、制
御信号CT1に応答して、パケット処理制御回路20
(図1)は、パケット処理制御タイマ22に対して制御
信号CT2bを出力する。この制御信号CT2bに応答
してパケット処理制御タイマ22が起動し、時間の計測
を開始する。受信パケット(BWRQ)は、パケットフ
ィルタ回路15(図1)から送受信バッファ16(図
1)を介してパケット処理制御回路20(図1)に入力
される。パケット処理制御回路20(図1)で処理され
たデータは、メモリ26に格納される。
【0092】ここで、パケット処理制御回路20(図
1)が受信パケットを90ms以内に処理できなかった
場合には、パケット処理制御タイマ22(図1)は、タ
イムアウトを検出してCPUに知らせる。CPUは、レ
ジスタ21(図1)を介して、パケット処理制御回路2
0(図1)にパケット処理一時停止命令、およびパケッ
ト送信命令を送る。
【0093】パケット処理制御回路20(図1)は、C
PUからのパケット処理一時停止命令を受けて、現在処
理しているパケット処理を一時中断する。さらに、送信
命令を受けて、パケット処理制御回路20(図1)は、
受信パケットの処理を一時停止した状態で、WRSパケ
ットのヘッダとデータとを生成する。生成されたWRS
パケットは、送信フィルタ19(図1)、送信バッファ
17(図1)、リンクコア回路14(図1)、物理層コ
ントローラ13(図1)を介してバスB1から送信され
る。
【0094】次いで、プロデューサであるDVC300
において、バスB1からパケット送受信処理装置3に入
力された受信パケット(WRS)は、物理層コントロー
ラ13(図1)、リンクコア回路14(図1)を通して
パケットフィルタ回路15(図1)に入力される。そし
て、このWRSパケットに対する応答として、“Ack
_complete”の値を有するackパケットをバ
スB1に送信する。
【0095】次いで、コンスーマであるプリンタ200
において、CPUはパケット処理再実行命令をパケット
処理制御回路20(図1)に送る。これにより、一時停
止していたパケットの処理が再開される。すなわち、パ
ケット送受信処理装置2内のパケットフィルタ回路15
(図1)は、受信されたackパケットの内容を解析
し、その結果をレジスタ21(図1)に出力するととも
に、制御信号CT1をパケット処理制御回路20(図
1)に出力する。パケット処理制御回路20(図1)
は、この制御信号CT1に応答して、トランザクション
を終了し、一時停止中の受信パケット処理を再実行す
る。
【0096】プロデューサであるDVC300は、WR
Sパケットを受信することによって次のトランザクショ
ンを開始する。しかし、コンスーマであるプリンタ20
0は、パケット処理を再実行している間、レジスタ21
(図1)内のAckコントロール変数21a(図1)の
値を“Ack_busy”に設定することによって、プ
ロデューサからの要求パケットを受信しない処理を行
う。そして、受信パケットの処理の再実行が終了する
と、パケット処理制御回路20は、レジスタ22のAc
kコントロール変数21aの値を解除し、要求パケット
の受信を可能にする。コンスーマであるプリンタ200
は、この時点から要求パケットを受信する。そして、さ
らに3回のトランザクション処理を行い、8kbyte
のデータをメモリ26に格納して、転送が終了する。
【0097】以上のように、このパケット送受信処理装
置においては、プロデューサ(DVC300)に対して
タイムアウトを生じさせることなくパケット処理を行う
ことができる。したがって、複数のトランザクションを
制御する必要がなく、パケット処理制御回路20、およ
び処理シーケンスを簡素化することができる。<プロデ
ューサ(DVC300)側にタイムアウトが生じた場合
>ここでは、DVC300におけるパケット処理制御タ
イマ22のタイムアウトは、2secに設定されている
ものとする。
【0098】まず、プロデューサであるDVC300に
おいて、BWRQパケットを作成するために、メモリ4
0からデータ(2kbyte)がパケット処理制御回路
20(図1)に送られる。パケット処理制御回路20
(図1)は、送信パケット(BWRQ)の作成を開始す
るとともにパケット処理制御タイマ22(図1)に対し
て制御信号CT2bを出力する。この制御信号CT2b
に応答して、パケット処理制御タイマ22(図1)は時
間の計測を開始する。
【0099】送信パケット(BWRQ)の作成を開始し
てから2sec経過しても送信パケットが(BWRQ)
送信されない場合、パケット制御タイマ22は、タイム
・アウトを検出してこれをCPUに知らせるとともに、
パケット処理制御回路20(図1)に制御信号CT2a
を与える。この制御信号CT2aに応答して、パケット
処理制御回路20(図1)は、送信パケット(BWR
Q)の作成を中断する。
【0100】予め設定した時間(2sec)を経過した
ので、CPUは、ハートビート処理を実行する。ハート
ビート処理が終了すると、CPUは、レジスタ21の所
定のフィールドを設定する。これに応じて、パケット処
理制御回路20(図1)は、送信パケット(BWRQ)
の作成を再開する。
【0101】パケット処理制御回路20(図1)で作成
された送信パケット(BWRQ)は、送受信バッファ1
6(図1)、リンクコア回路14(図1)、物理層コン
トローラ13(図1)を通してバスB1から送信され
る。
【0102】次いで、コンスーマであるプリンタ200
において、バスB1から受信したパケット(BWRQ)
が、パケット送受信処理装置2内の物理層コントローラ
13(図1)、リンクコア回路14(図1)を介してパ
ケットフィルタ回路15(図1)に入力される。
【0103】パケット処理制御回路20(図1)は、パ
ケットフィルタ回路15(図1)からの制御信号CT1
に応答して、レジスタ21(図1)内のAckコントロ
ール変数21a(図1)の値を“Ack_busy”に
設定する。受信されたパケット(BWRQ)は、パケッ
トフィルタ回路15(図1)、送受信バッファ16(図
1)を介してパケット処理制御回路20(図1)に入力
される。パケット処理回路20(図1)で処理されたデ
ータは、メモリ26に格納される。メモリ26にデータ
を格納した後、パケット処理制御回路20(図1)は、
WRSパケットのヘッダとデータとを生成する。生成さ
れたWRSパケットは、送信フィルタ19(図1)、送
信バッファ17(図1)、リンクコア回路14(図
1)、物理層コントローラ13(図1)を介してバスB
1から送信される。
【0104】次いで、プロデューサであるDVC300
において、バスB1からパケット送受信処理装置3に入
力された受信パケット(WRS)が物理層コントローラ
13(図1)、リンクコア回路14(図1)を通してパ
ケットフィルタ回路15(図1)に入力される。そし
て、このWRSパケットに対する応答として、“Ack
_complete”の値を有するackパケットをバ
スB1に送信する。
【0105】次いで、コンスーマであるプリンタ200
において、パケット送受信処理装置2内のパケットフィ
ルタ回路15(図1)は、受信されたackパケットの
内容を解析し、その結果をレジスタ21(図1)に出力
するとともに、制御信号CT1をパケット処理制御回路
20(図1)に出力する。パケット処理制御回路20
(図1)は、レジスタ21(図1)内のAckコントロ
ール変数21a(図1)の値を解除する。これにより、
パケットの受信が可能となる。このように、パケット処
理制御回路20(図1)は、制御信号CT1に応答して
トランザクションを終了し、次のトランザクションを開
始する。
【0106】次いで、プロデューサであるDVC300
において、次のトランザクションを開始するために、要
求パケット(BWRQ)が作成され、送信される。
【0107】以上の処理を4回実行することにより、8
kbyteのデータが、コンスーマであるプリンタ20
0に送信される。
【0108】以上のように、このパケット送受信処理装
置においては、パケット作成からの時間管理をし、任意
にパケットの作成、一時停止、再開ができるために、ト
ランザクション実行中の任意の時間に別のトランザクシ
ョン処理(ハートビート処理等)を行うことができる。
【0109】
【発明の効果】この発明によるパケット送受信処理装置
では、パケットの送受信に関するトランザクションにC
PUが関与することがないためデータ転送の高速化が図
れる。
【0110】また、パケットの作成から送信まで、およ
びパケット受信から処理終了の時間管理およびパケット
処理の一時停止、再開を任意に行うことができるので、
トランザクション中の別のトランザクションを割り込ま
せることが容易にできる。
【0111】また、受信パケット処理中のパケット受信
を制御することができるため、処理を簡潔にできる。
【0112】また、受信パケット処理中でも受信パケッ
トに対する送信パケットを送信できるため、シーケンス
の自由度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態によるパケット送受信処
理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したパケット処理制御回路の構成を示
すブロック図である。
【図3】図1に示したリンクコア回路からバスに出力さ
れるBWRQ(Block Write Reques
t)パケットのフォーマットを示す図である。
【図4】図1に示したリンクコア回路からバスに出力さ
れるQWRQ(QuadletWrite Reque
st)パケットのフォーマットを示す図である。
【図5】図1に示したリンクコア回路からバスに出力さ
れるWRS(Write Reponse)パケットの
フォーマットを示す図である。
【図6】図1に示したリンクコア回路からバスに出力さ
れるBRRQ(Block Read Reques
t)パケットのフォーマットを示す図である。
【図7】図1に示したリンクコア回路からバスに出力さ
れるBRRS(Block Read Respons
e)パケットのフォーマットを示す図である。
【図8】図1に示したリンクコア回路に書き込まれるB
WRQ(Block Write Request)パ
ケットのフォーマットを示す図である。
【図9】図1に示したリンクコア回路に書き込まれるQ
WRQ(Quadlet Write Reques
t)パケットのフォーマットを示す図である。
【図10】図1に示したリンクコア回路に書き込まれる
WRS(Write Reponse)パケットのフォ
ーマットを示す図である。
【図11】図1に示したリンクコア回路に書き込まれる
BRRQ(Block ReadRequest)パケ
ットのフォーマットを示す図である。
【図12】図1に示したリンクコア回路に書き込まれる
BRRS(Block ReadResponse)パ
ケットのフォーマットを示す図である。
【図13】図1に示したパケット送受信処理装置を用い
たパケット通信システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図14】IEEE1394の非同期転送のシーケンス
を示す図である。
【図15】Asynchronous Connect
ionのシステムの構成を示す図である。
【図16】Asynchronous Connect
ionのシーケンスを示す図である。
【図17】Asynchronous Connect
ionのシーケンスを示す図である。
【図18】従来のパケット送受信処理装置の構成を示す
図である。
【符号の説明】
1−3 パケット送受信処理装置 13 物理層コントローラ 14 リンクコア回路 15 パケットフィルタ回路 16 送受信バッファ 17 送信バッファ 18 パケット受信バッファ 19 送信フィルタ 20 パケット処理制御回路 21 レジスタ 22 パケット処理制御タイマー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/08 H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUに接続されたパケット送受信処理
    装置であって、 外部からバスを介して供給されるパケットを受信するリ
    ンクコア回路と、 前記リンクコア回路によって受信された受信パケットに
    対する処理を行い、前記受信パケットに対応する送信パ
    ケットを作成して前記リンクコア回路に供給するパケッ
    ト処理制御回路とを備え、 前記リンクコア回路はさらに、前記パケット処理制御回
    路からの送信パケットを前記バスに送信し、 前記パケット送受信処理装置はさらに、 前記リンクコア回路によってパケットが受信されてから
    の時間を計測し、当該計測時間が予め定められた時間に
    達すると信号を発生するパケット処理制御タイマを備
    え、 前記パケット処理制御回路は、前記パケット処理制御タ
    イマからの信号に応答して前記受信パケットに対する処
    理を中断し、前記受信パケットに対応する送信パケット
    を生成した後、前記受信パケットに対する処理を再開す
    ことを特徴とするパケット送受信処理装置。
  2. 【請求項2】 CPUに接続されたパケット送受信処理
    装置であって、 外部からバスを介して供給されるパケットを受信するリ
    ンクコア回路と、 前記リンクコア回路によって受信された受信パケットに
    対する処理を行い、前記受信パケットに対応する送信パ
    ケットを作成して前記リンクコア回路に供給するパケッ
    ト処理制御回路とを備え、 前記リンクコア回路はさらに、前記パケット処理制御回
    路からの送信パケットを前記バスに送信し、 前記パケット処理制御回路は、 前記受信パケットに対する処理を行っている間は、前記
    バスを介して外部から供給されるパケットを受け取るこ
    とを禁止するように前記リンクコア回路を制御する こと
    を特徴とするパケット送受信処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパケット送受信処理装
    置において、 前記パケット処理制御回路は、 前記受信パケットに対する処理を行っている間は、前記
    バスを介して外部から供給されるパケットを受け取るこ
    とを禁止するように前記リンクコア回路を制御すること
    を特徴とするパケット送受信処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のパケット送受
    信処理装置において、 前記リンクコア回路によって受信された受信パケットの
    識別情報に基づいて当該受信パケットを処理すべきか否
    かを判断し、処理すべきと判断した受信パケットを前記
    パケット処理制御回路に供給するパケットフィルタ回路
    をさらに備えることを特徴とするパケット送受信処理装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のパケット送受信処理装
    置において、 前記パケットフィルタ回路は、 前記受信パケットの識別情報、および前記パケット処理
    制御回路による前記受信パケットに対する処理の結果に
    基づいて、前記リンクコア回路が次に受信するであろう
    パケットのヘッダ情報を予測し、当該予測結果と前記リ
    ンクコア回路が次に受信したパケットのヘッダ情報とを
    比較し、この比較結果によって前記リンクコア回路が次
    に受信したパケットを保持するか否かを決定し、保持す
    ることに決定したパケットのみを前記パケット処理制御
    回路に供給することを特徴とするパケット送受信処理装
    置。
  6. 【請求項6】 CPUに接続されたパケット送受信処理
    装置であって、 送信パケットを生成するパケット処理制御回路と、 前記パケット処理制御回路によって生成された送信パケ
    ットをバスを介して外部に送信するリンクコア回路と、前記パケット処理制御回路が送信パケットの作成を開始
    してからの時間を計測し、当該計測時間が予め設定され
    た時間を経過しても当該送信パケットが送信されない場
    合に信号を発生するパケット処理制御タイマとを備え、 前記パケット処理制御回路は、前記パケット処理制御タ
    イマからの信号に応答して当該送信パケットの作成を中
    断し、前記CPUによる別のトランザクション 処理が終
    了すると当該送信パケットの作成を再開する ことを特徴
    とするパケット送受信処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、6のいずれか1つに記載
    のパケット送受信処理装置において、 前記パケット処理制御回路は、 パケットの送信からパケットの受信、または、パケット
    の受信からパケットの送信の一連のトランザクション制
    御をするトランザクション制御回路と、 パケットの自動分割、および、全てのトランザクション
    制御を行うパケットエンジン回路と、 パケットの識別情報を含んだヘッダを有し、データフィ
    ールドを含まないパケットの作成および送信制御を行う
    ヘッダ制御回路と、 パケットの識別情報を含んだヘッダを有し、データフィ
    ールドを含むパケットの作成および送信制御を行うデー
    タフィールド制御回路と、 受信したパケットのデータフィールド処理制御を行うデ
    ータ処理回路とを含むことを特徴とするパケット送受信
    処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のパケット送受信処理装
    置において、 前記トランザクション制御回路は、送信パケットの作成
    から送信まで、または、パケットを受信してから当該受
    信パケットに対する処理が完了するまでの時間を管理
    し、前記CPUに結果を出力することを特徴とするパケ
    ット送受信処理装置。
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