JP3396716B2 - 縦目地構造 - Google Patents

縦目地構造

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は建築、構築物の外壁、内
壁を構成するのに有用な建築用パネル同士の連結の際に
形成される縦目地の構造に関するものであり、さらに詳
しくは、内部に空間を形成して毛細管現象を防止して防
水性を向上した縦目地構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の縦目地を納める構造とし
ては図14(a)に示すように、鉄骨下地等よりなる躯
体α上に固定具βを用いて、薄鉄板製で断面ハット状の
長尺の化粧カバーaとジョイナーbにより建築用パネル
c端部を被覆するものであり、その方法としては、化粧
カバーaの突出部a1 とジョイナーbの突出部b1 同士
を向かい合わせてブラインドリベット等の固定具βで連
結し、左右両側の建築用パネルcの表面と化粧カバーa
の裏面、および固定具β上の溝内をバックアップ材dと
シーリング材eにより充填する方法、あるいは、図14
(b)に示すようにシーリング材eの接着強度を向上す
るために端部に箱折片c1 を形成した建築用パネルcを
用いて、ジョイナーb上にシーリング材eを充填して縦
目地を形成するのが一般的に行われてきた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造では、バックアップ材dとシーリング材eの
形成のみで雨水等の浸入を防止するものであり、万が一
にシーリング材eが劣化して雨水等が内部に浸入した際
には、内部に浸入した雨水の逃げ道が無く、躯体α内部
に残留してしまい躯体αを腐食してしまう欠点があっ
た。また、図14(a)の構造では、バックアップ材
d、コーキング材eの使用部分が多い(3ヶ所)ために
施工性、コストの面において問題があった。さらに、バ
ックアップ材dを形成する際に、位置が正確でないため
にバックアップ材dの形成位置が深くなったり、浅くな
ったりし、このためにシーリング材eの埋設厚さが変化
してしまい、シーリング材eの使用量が変化し、コス
ト、防水性、接着強度に問題のある縦目地構造となるも
のであった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するために、木口の表面材を上方に突出して箱折
片を形成した建築用パネルが無機シートを形成したジョ
イナーの左右の設置面上に敷設され、ジョイナーの立ち
上がり部上に耐火断熱材を介して化粧カバーの固定溝が
当接して固定されると共に、箱折片が化粧カバーの化粧
面により被覆され、かつ、化粧カバーの固定溝には目地
材が形成されて縦目地を構成した構造としたので、縦目
地の表面部分が化粧カバーと建築用パネルの箱折片の2
部材で被覆され、内部は無機シートと耐火断熱材で密閉
し、防水性、気密性、強度、耐火性、意匠性を向上し、
さらに施工性、コストの低減を図った縦目地構造を提供
するものである。 【0005】 【実施例】以下に図面を用いて、本発明に係る縦目地構
造の代表例について詳細に説明する。図1は上記構造を
示す断面図であり、化粧カバーA、ジョイナーB、無機
シートC、耐火断熱材D、目地材E、建築用パネルF、
躯体α、固定具βとからなる構造である。 【0006】化粧カバーAは例えば図2に示すように、
鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・
亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラ
ミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振
鋼板等)等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー
金属板を含む)の一種をロール成形、プレス成形、押出
成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは各種
プラスチック樹脂、アルミニウム合金等を押出成形して
成形したものであり、特に耐火構造に合格する目地構造
とするには厚さ0.27mm以上の鋼板等を加工して成
形するものである。 【0007】その断面形状は略ハ字状に形成した化粧面
1と、化粧面1の略中央部分を下方に、かつ、略凹状に
突出させた固定溝2と、化粧面1の両端部を内方に折り
返して危険防止のために設けた舌片3を形成しているも
のである。また、固定溝2の底面2aは後記するジョイ
ナーBと化粧カバーAを固定具βにより連結する部分で
ある。 【0008】化粧カバーAは後記する建築用パネルFの
端部に形成した箱折片7a、固定具β等を被覆して主に
縦目地の化粧材兼防水材として機能するものである。ま
た、固定溝2は図1に示すようにブラインドリベット等
の固定具βを用いて化粧カバーAを固定する部分である
と共に、後記する目地材Cを形成する部分でもある。 【0009】また、1aは空間であり、建築用パネルF
の端部に形成した箱折片7aの収納部、固定部として機
能する部分であり、空間1a内に箱折片7aが形成され
ることにより、化粧カバーAと建築用パネルFの連結が
強固になり、縦目地の強度が向上し、耐風圧性、耐振
性、防火性等が向上するものである。 【0010】ジョイナーBは例えば図3に示すように、
上記化粧カバーAと同様な素材を使用するものであり、
特に耐火構造に合格する目地構造とするには厚さ0.2
7mm以上の鋼板等を加工して形成するものである。ま
た、その断面形状は水平な設置面4と、設置面4の略中
央部を上方に、かつ、略凸状に突出した立ち上がり部5
とから、ハット状に形成したものである。 【0011】ジョイナーBは縦目地の下地材として機能
するものであり、図1に示すように、柱状の躯体αに鉛
直方向に連続して設置し、両側の設置面4をセルフドリ
リングスクリュウビス等の固定具βを用いて躯体αに固
定するものである。また、設置面4は建築用パネルFを
敷設する部分であると共に、縦目地の下地板、防水板、
防火板、気密板として機能する部分である。 【0012】立ち上がり部5は建築用パネルFを設置面
4上に敷設する際のガイドとして機能すると共に、上面
5aは後記する耐火断熱材Dを載置する部分であると共
に、化粧カバーAを取り付けるための部分でもある。 【0013】さらに、図では危険防止のために、設置面
4の両端縁を表側に折り返した舌片6を形成したもので
ある。また舌片6は、万が一に建築用パネルFの表面か
ら雨水等が流れ込んできても、雨返しとして機能させ速
やかに土台方向へ排出するものであり、雨水等の浸入に
より、建築用パネルF、躯体αの腐食を防止し、結露の
発生、ダニ、カビの発生をも防止するためのものであ
る。 【0014】また、図3に示すようにジョイナーB上に
形成した無機シートCは、金属製よりなる化粧カバーA
とジョイナーB間を分離し、熱橋(熱の伝導)を防止す
ると共に、建築用パネルFの裏面とジョイナーB間の空
間を閉塞することにより、主に縦目地の耐火性、耐炎
性、耐熱性、断熱性を向上させ、防火性の向上と結露の
発生を防止するためのものである。これにより、万が一
の火災の際にも建物の室内、あるいは屋外から発生した
炎の熱および煙が屋外側あるいは屋内側に伝わるのを遮
断し、耐火1時間試験に合格する縦目地構造とすること
ができるものである。その素材としては、例えばロック
ウールフェルト、セラミックウール、グラスウール、石
綿、石膏ボード、水ガラスボンド、各種無機発泡体、超
高密度フェノールフォーム、無機質耐火コーキング剤、
等の1種よりなる、火に強い無機系のものである。 【0015】さらに、耐火断熱材Dは図4に示すような
ものであり、金属製よりなる化粧カバーAとジョイナー
B間を分離し、熱橋(熱の伝導)を防止すると共に縦目
地の空隙を閉塞することにより、主に縦目地の耐火性、
耐炎性、耐熱性、断熱性を向上させ、防火性の向上と結
露の発生を防止するためのものである。これにより、万
が一の火災の際にも建物の室内、あるいは屋外から発生
した炎の熱および煙が屋外側あるいは屋内側に伝わるの
を遮断し、耐火1時間試験に合格する縦目地構造とする
ことができるものである。 【0016】耐火断熱材Dの素材としては、ロックウー
ルフェルト、セラミックウール、グラスウール、石綿、
石膏ボード、水ガラスボンド、ALC、珪酸カルシウ
ム、炭酸カルシウム、各種無機発泡体、超高密度フェノ
ールフォーム、無機質耐火コーキング材等の定形、ある
いは不定形の耐火性を有する素材であれば良い。 【0017】目地材Eはバックアップ材とシーリング材
で形成したり、シーリング材のみで形成したり、EPD
M等の押出材E1 等の一種(図5に示す)よりなり、バ
ックアップ材は、後記するシーリング材の3点接着を防
止する充填材として機能するものである。その素材とし
ては発泡ポリエチレン、クロロプレンゴム、EPTゴ
ム、合成ゴムビード、ボンドブレーカー等の一般的に市
販されているものである。 【0018】EPDM等の押出材E1 は図4に示すよう
に押出成形された目地材Eよりなるものであり、一般的
には例えばEPDM、EPM、ポリ塩化ビニル系、クロ
ロプレン系、クロロスルホン化ポリエチレン系、エチレ
ンプロピレン系、アスファルト含浸ポリウレタン系等の
弾性を有するもの、もしくは、ポリブデン系、ポリプロ
ピレン系、ブチル系、ゴムアスファルト系等の非弾性型
の1種を用いるものである。特に図1に示すように外部
に露出する部分に形成し耐候性、耐汚染性、耐熱性等が
求められる場合には、EPDM等の耐候性、耐汚染性、
耐熱性、耐オゾン性、耐薬品性等に優れているものを使
用するものである。また、溝E2 はEPDM等の押出材
1 挿入時に固定具βの固定具頭部β1 により変形され
て、挿入後にEPDM等の押出材E1 の変形が表に現れ
るのを防止するためにものである。 【0019】バックアップ材は後記するシーリング材の
3点接着を防止する充填材として機能すると共に、シー
リング材の使用量の低減を図る嵩上げ材として機能する
ものである。その素材としては発泡ポリエチレン、クロ
ロプレンゴム、EPTゴム、合成ゴムビード、ボンドブ
レーカー等の一般的に市販されているものである。 【0020】シーリング材は上記したバックアップ材上
に充填し、完全な表面止水構造を完成させる防水材とし
て機能するものであり、2成分シリコーン系、あるいは
無機系耐火コーキング等の一般的に市販されているもの
であり、シリコーン系(反応硬化型、湿気硬化型)、変
成シリコーン系(反応硬化型)、ポリサルファイド系
(反応硬化型)、ポリウレタン系(反応硬化型、湿気硬
化型)、SBR系(乾燥硬化型)、アクリル系(乾燥硬
化型)等よりなるものである。勿論、シーリング材の接
着面にはプライマー(図示せず)を塗布して、接着強度
を向上させるものである。 【0021】建築用パネルFは例えば図6(a)(縦断
面図)、(b)(一部省略横断面図)に示すように、端
部を上方に屈曲して箱折片7aを形成した表面材7と裏
面材8で芯材9をサンドイッチして一体化したサンドイ
ッチ構造の乾式壁材であり、長尺横張り状、あるいは図
示しないが長尺縦張り状、ボックス状の建築用パネル
F、もしくは窯業系サイディング材、ALC板、PC板
等で箱折片7aを形成した耐火性のある建築用パネル
F、等である。 【0022】表面材7は上記化粧カバーAと同様な素材
よりなるものであり、鉄、アルミニウム、銅、ステンレ
ス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロー鋼
板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サ
ンドイッチ鋼板(制振鋼板等)等(勿論、これらを各種
色調に塗装したカラー金属板を含む)の一種をロール成
形、プレス成形、押出成形等によって各種形状に成形し
たもの、あるいは各種プラスチック樹脂、アルミニウム
合金等を押出成形して成形したものである。また、箱折
片7aは化粧カバーAの空間1a内に収納されることに
より、防水性を向上すると共に、化粧カバーAと建築用
パネルFの連結が強固になり、縦目地の強度が向上し、
耐風圧性、耐振性、耐火性、等が向上するものである。 【0023】裏面材8は表面材7と同様な金属材、ある
いはアスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェル
ト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シー
ト、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、
ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネー
トしたもの、あるいは防水処理、難燃処理等が施された
耐火シート等からなるものである。 【0024】芯材9はフェノールフォーム、ポリイソシ
アヌレートフォーム、ポリウレタンフォーム、塩化ビニ
ルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォ
ーム、ユリアフォーム等、もしくはこれらに無機軽量骨
材、無機繊維等の耐火材を混入したもの等からなるもの
である。勿論、超高密度のフェノールフォームを使用し
て耐火性をさらに向上したものでも良い。 【0025】10は無機材であり、例えばケイ酸カルシ
ウム板、炭酸カルシウム板、石膏ボード、パーライトセ
メント板、ロックウール板、スレート板、ALC板、P
C板、その他の無機質軽量体、無機質軽量発泡体、ある
いはこれらの複合板の1種以上を建築用パネルFの上下
端の雄型連結部、雌型連結部に一体に介在させたもので
ある。また、上部の連結部には無機シートCを形成した
ものであり、連結部間の気密性、耐火性(火炎の侵入防
止)等を向上するためのものである。 【0026】次に、本発明に係る縦目地構造について施
工例を通して簡単に説明する。まず、図7に示すよう
に、無機シートCを貼着したジョイナーBを複数本用意
し、鉛直方向に設けられているH型鋼材、角型鋼材、C
型鋼材、L型鋼材等の鉄骨下地等よりなる躯体αに、平
行になるように両側の設置面4部分をスクリュウビス等
の固定具βで固定する。なお、躯体αはあらかじめ建築
用パネルFの取り付け長さに対応して、縦目地を形成す
る位置に割り付けられて設けられているものである。 【0027】次に、図8に示すようにジョイナーBの設
置面4上に立ち上がり部5をガイドとし、両側に金属系
の建築用パネルFを順次土台方向から軒方向へ横張りし
固定する。 【0028】次に、図9に示すようにジョイナーBの立
ち上がり部5の上面5a上に耐火断熱材Dを形成する。 【0029】その後、図10に示すようにジョイナーB
の立ち上がり部5の上面5a上に、無機シートCと耐火
断熱材Dを介して化粧カバーAの固定溝2の底面2aを
当接し、ブラインドリベット等の固定具βで化粧カバー
Aを固定し、化粧カバーAを縦目地に装着、固定する。 【0030】最後に、図11に示すように化粧カバーA
の固定溝2内にEPDM等の押出材E1 よりなる目地材
Eを連続状で形成することにより、毛細管現象を防止し
て防水性を向上し、耐火性をも具備する縦目地構造を形
成するものである。 【0031】このようにして縦目地を形成することによ
り、縦目地が化粧カバーAと建築用パネルFの箱折片7
aの2部材で被覆されるので、防水性、気密性、施工
性、コストの低減、意匠性、機械強度を向上したものと
なり、万が一の火災の際にも建物の室内、あるいは屋外
から発生した炎の熱を屋外側あるいは屋内側に伝わるの
を遮断し、JIS−A−1304(建築構造部分の耐火
試験方法)の耐火1時間試験に合格する縦目地構造とす
ることができるものである。 【0032】 【その他の実施例】以上説明したのは本発明に係る縦目
地構造の一実施例であり、図12(a)〜(d)は化粧
カバーA、図13(a)〜(c)はジョイナーBを示す
断面図である。 【0033】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係る縦目地
構造によれば、壁体の外観には固定具が一切現れずし
かも完全な防水構造となる。縦目地の表面側には化粧
カバーと建築用パネルの箱折片の2つの部材が存在する
ため、防水性、気密性、強度に優れた縦目地構造とな
る。縦目地の中間から裏面側にかけて、無機シートと
耐火断熱材の2つの耐火部材が存在するため、熱橋を防
止すると共に縦目地の空隙を閉塞することにより、万が
一の火災の際にも建物の室内、あるいは屋外から発生し
た炎の熱および煙が屋外側あるいは屋内側に伝わるのを
遮断し、耐火1時間試験に合格する縦目地構造となり、
縦目地の耐火性、耐炎性、耐熱性、断熱性を向上させ、
防火性の向上と結露の発生を防止するものである。これ
により、耐火性、防水性、気密性、等に優れた縦目地構
造となる。固定具打設の衝撃、振動により、表面化粧
材となる化粧カバーにペコツキ、歪、曲がり等が発生せ
ず、施工には熟練を要さない。目地材の植設箇所が1
カ所であるため容易であり、施工性が向上する。化粧
カバーと建築用パネル間に空間が形成されるために、毛
細管現象を防止し、さらに防水性を向上することができ
る。万が一に内部に浸入してしまった雨水等は、躯体
内部に浸入する前に下方に流下し、躯体内部を腐食する
ことがない。化粧カバーに形成した空間は建築用パネ
ルの端部に形成した箱折片の収納部、固定部として機能
し、空間内に箱折片収納されることにより、化粧カバー
と建築用パネルの連結が強固になり、縦目地の強度が向
上し、耐風圧性、耐振性、連結強度、防火性等が向上す
る。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る縦目地構造の代表的な一例を示す
断面図である。 【図2】上記構造に用いられる化粧カバーの一例を示す
斜視図である。 【図3】上記構造に用いられるジョイナーと無機シート
の一例を示す斜視図である。 【図4】上記構造に用いられる耐火断熱材の一例を示す
斜視図である。 【図5】上記構造に用いられる目地材の一例を示す斜視
図である。 【図6】上記構造に用いられる建築用パネルの一例を示
す縦断面図と横断面図である。 【図7】本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断面
図である。 【図8】本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断面
図である。 【図9】本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断面
図である。 【図10】本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断
面図である。 【図11】本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断
面図である。 【図12】化粧カバーのその他の実施例を示す断面図で
ある。 【図13】ジョイナーのその他の実施例を示す断面図で
ある。 【図14】従来例を示す断面図である。 【符号の説明】 A 化粧カバー B ジョイナー C 無機シート D 耐火断熱材 E 目地材 E1 EPDM等の押出材 E2 溝 F 建築用パネル α 躯体 β 固定具 β1 固定具頭部 1 化粧面 1a 空間 2 固定溝 2a 底面 3 舌片 4 設置面 5 立ち上がり部 5a 上面 6 舌片 7 表面材 7a 箱折片 8 裏面材 9 芯材 10 無機材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−257235(JP,A) 実開 昭62−155145(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 19/02 E04B 1/62 - 1/99 E04F 13/08 - 13/18

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 断面を略ハ字状に形成した化粧面と、該
    化粧面の略中央部分を下方に、かつ、断面を略凹状に突
    出させた固定溝とから断面略逆ハット状に形成した化粧
    カバーと、断面を略水平に形成したな設置面と、該設置
    面の略中央部を上方に、かつ、断面を略凸状に突出した
    立ち上がり部とからハット状に形成した長尺体からなる
    ジョイナーと、該ジョイナーの上に形成する無機シート
    と、縦目地間に挿入される耐火断熱材と、木口部分を上
    方に略90°で屈曲した箱折片を設けた建築用パネルと
    を備え、該無機シートを形成したジョイナーの設置面上
    に左右の建築用パネルの端部が敷設され、ジョイナーの
    立ち上がり部上面の無機シート上に耐火断熱材が挿入さ
    れ、該耐火断熱材に化粧カバーの固定溝を当接して化粧
    カバーが固定され、かつ、化粧カバーの固定溝には目地
    材が形成されていることを特徴とする縦目地構造。
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