JP3392149B2 - 車両用騒音制御装置 - Google Patents

車両用騒音制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、車両の室内において
エンジン騒音が低くなるように制御する制御装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来より、この種の騒音制御装置とし
て、例えば公表特許平1―501344号公報に示され
るものがある。このものは、例えば図6に示すように、
騒音制御の対象となる車室32内の所定位置に配置され
て音を検出するM個のマイク1,1,…と、車室32内
の所定位置に配置されて車室32内に音を発生させるL
個のスピーカ2,2,…とを備え、車室32内の騒音と
各スピーカ2から発せられる音との合成音が各マイク1
で検出され、そのマイク1からマイク信号e1〜eMが
出力される。各スピーカ2へ出力されるスピーカ信号y
1〜yLは、リファレンス信号出力装置103から出力
されるリファレンス信号xと呼ばれる信号をデジタルフ
ィルタF1〜FLに通過させることで得られる。 【0003】15は、上記デジタルフィルタF1〜FL
を動作させることで各スピーカ2への出力信号y1〜y
Lを生成するためのCPUからなるスピーカ信号生成装
置であって、このスピーカ信号生成装置における適応ア
ルゴリズム部16により、各マイク1により検出された
合成音信号の自乗和が最小になるように上記デジタルフ
ィルタF1〜FLのパラメータが自動的に調整される。
この調整のためのアルゴリズムとして、Least Mean Squ
are Method(=LMS)が行われ、この調整により、リファ
レンス信号出力装置103からのリファレンス信号xに
基づき、各マイク1により検出される音が低減するよう
に、各スピーカ2への出力信号y1〜yLを生成する。
尚、上記リファレンス信号xはデジタルフィルタ 【0004】 【数1】 【0005】を経由して適応アルゴリズム部16に入力
されるが、上記フィルタ 【0006】 【数2】 【0007】は、第Lスピーカ2と第Mマイク1との間
の伝達特性をモデル化したものである。 【0008】上記スピーカ信号生成装置15では、信号
処理がデジタル計算によって行われるので、リファレン
ス信号xの入力段にはA/D変換器7が、またマイク信
号e1〜eMの入力段には線形アンプからなるマイクア
ンプ17,17,…及びA/D変換器18,18,…
が、さらにスピーカ信号y1〜yLの出力段にはD/A
変換器19,19,…及び線形アンプからなるスピーカ
アンプ20,20,…がそれぞれ設けられており、リフ
ァレンス信号出力装置103から出力されたリファレン
ス信号xは、スピーカ信号生成装置15に入力される。
また、各マイク1から出力されたアナログ信号からなる
マイク信号e1〜eMはそれぞれマイクアンプ17によ
り増幅された後、A/D変換器18によりデジタル変換
されてスピーカ信号生成装置15に入力される。さら
に、スピーカ信号生成装置15から出力されたデジタル
信号はそれぞれD/A変換器19によりアナログ信号の
スピーカ信号y1〜yLに変換された後、スピーカアン
プ20により増幅されて各スピーカ2に出力される。 【0009】上記リファレンス信号xは、エンジン騒音
や走行騒音等の車両騒音源から得られる信号であり、そ
の騒音に対する相関性の高いものである。例えばエンジ
ン騒音では、特に、エンジン回転数の2倍(2次音)や
4倍(4次音)の周波数の騒音レベルが聴感上強く、こ
れら周波数の正弦波信号をリファレンス信号xとして使
用することで、エンジンの運転状態に応じて変化するエ
ンジン騒音が制御される。この場合、図示の如く、イグ
ニッションパルス検出器4により車載エンジンのイグニ
ッションパルス信号を検出して、この信号を波形整形器
105により波形整形した後、デジタル変換してリファ
レンス信号生成器108により正弦波信号を生成するよ
うにしている。 【0010】具体的に、リファレンス信号xとしての正
弦波信号を得るに当たり、上記従来例では、エンジンの
イグニッションパルス信号を分周した後、トラッキング
フィルタでトラッキングしてリファレンス信号xを得る
方法、或いはイグニッションパルスの周期を計測し、こ
れを基に正弦波状のリファレンス信号xを発生させる方
法が示されている。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法では、特殊なトラッキングフィルタやイグニッション
パルス周期を計測するためのカウンタを要し、回路の構
成及び演算処理が複雑であり、演算に時間がかかるとい
う問題があった。 【0012】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、エンジン騒音を制御する場合、そのリ
ファレンス信号としての正弦波信号の生成方法を改良す
ることで、リファレンス信号を簡単な回路構成及び演算
処理で素早く生成できるようにすることにある。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、エンジンのイグニッションパ
ルス信号から三角波信号を生成して、その三角波信号及
び元のイグニッションパルス信号を基に鋸歯状波信号を
生成し、この鋸歯状波信号に基づいてリファレンス信号
としての正弦波信号を生成するようにした。 【0014】具体的には、この発明では、車室内の音を
検出する車室内音検出手段と、車室内に音を発生させる
スピーカと、車両におけるエンジンの振動に関連したリ
ファレンス信号を出力するリファレンス信号出力手段
と、このリファレンス信号出力手段からのリファレンス
信号に基づき、上記車室内音検出手段により検出される
音が低減するようスピーカへの出力信号を生成するスピ
ーカ信号生成手段とを備えた車両用騒音制御装置が前提
である。 【0015】そして、上記リファレンス信号出力手段
は、上記エンジンのイグニッションパルス信号を検出す
るイグニッションパルス検出手段と、このイグニッショ
ンパルス検出手段により検出されたイグニッションパル
ス信号を波形整形器に入力して矩形波信号を生成し、こ
の矩形波信号を積分器で積分することで三角波信号を生
成する三角波生成手段と、この三角波生成手段により生
成された三角波信号を除算器に入力して、整流器及び平
滑化回路を経た平均実効値に基づき三角波信号の振幅を
一定に調整し、この振幅の調整された三角波信号及び上
記波形整形器からの信号を乗算器で掛け合わすことで、
三角波信号を矩形波信号により反転させて鋸歯状波信号
を生成する鋸歯状波生成手段と、この鋸歯状波生成手段
により生成された鋸歯状波信号に基づいてリファレンス
信号としての正弦波信号を生成する正弦波生成手段とを
備えた構成とする。 【0016】 【作用】上記の構成により、この発明では、イグニッシ
ョンパルス検出手段により検出されたイグニッションパ
ルス信号は三角波生成手段に入力されて、その波形整形
器で矩形波信号が生成され、この矩形波信号を積分器で
積分することで三角波信号が生成される。そして、この
三角波信号は鋸歯状波生成手段の除算器に入力され、こ
の除算器において整流器及び平滑化回路を経た平均実効
値に基づいて三角波信号の振幅が一定に調整され、この
振幅の調整された三角波信号と波形整形器からの信号と
が乗算器で掛け合わされ、このことで三角波信号が矩形
波信号により反転されて鋸歯状波信号が生成される。こ
の鋸歯状波信号は、エンジン回転角の整数倍の角度を表
す情報として利用できるので、これに基づき正弦波生成
手段においてリファレンス信号としての正弦波信号が生
成される。従って、従来のトラッキングフィルタやカウ
ンタを要することなく正弦波信号が得られ、エンジン騒
音の制御に必要なリファレンス信号を簡単な回路構成及
び演算処理で素早く生成することができる。 【0017】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。この実施例に係る車両用騒音制御装置の基本的構
成は従来例と同様であるので、図6と同じ部分について
は同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。 【0018】すなわち、この制御装置は、エンジンの運
転状態に応じて変化するエンジン騒音を騒音として制御
するもので、図2に示す如く、M個のマイク1,1,…
と、L個のスピーカ2,2,…と、車両におけるエンジ
ン(図示せず)の振動に関連したリファレンス信号xを
出力するリファレンス信号出力装置3と、該リファレン
ス信号出力装置3からのリファレンス信号xに基づき、
上記各マイク1,1,…により検出される音が低減する
よう各スピーカ2への出力信号y1〜yLを生成するC
PUからなるスピーカ信号生成装置15とを備えてい
る。 【0019】図4は上記各機器の自動車におけるレイア
ウトを具体的に例示し、31は車体、32は車体31中
央部に設けられた車室、33〜36は車室32を開閉す
るドアで、上記車室32内の前側には左右1対の前席3
7,38が、また後側には1つの後席39がそれぞれ設
置されている。40はステアリングホイールである。各
前席37,38におけるヘッドレスト37a,38aの
左右両側(前席37,38に着座した乗員の耳に近い位
置)、及び後席39の左右のヘッドレスト39a,39
aの左右両側(後席39の左右両側に着座した乗員の耳
に近い位置)にそれぞれマイク1,1,…が合計4個
(M=4の場合)取り付けられ、これらのマイク1,
1,…により自動車の車室32内の音を乗員の耳近くで
検出するようにしている。 【0020】また、車室32内に音を発生させるスピー
カ2は5個(L=5の場合)とされ、車室32前端のイ
ンストルメントパネルの左右中央、左右の前側ドア3
3,34の車室内側面、及び車室32後端のパッケージ
トレイ部分の左右両側にそれぞれ配置され、これらスピ
ーカ2,2,…はオーディオ用と兼用されている。 【0021】上記スピーカ2,2,…のオーディオ出力
を制御するコントローラ21は助手席側の左側前席38
前方のインストルメントパネル内に配設されている。こ
のコントローラ21内に、上記スピーカ信号生成装置1
5と、リファレンス信号出力装置3と、各マイク1から
のマイク信号e1〜eMをそれぞれ増幅するマイクアン
プ17,17,…及び同信号e1〜eMをデジタル変換
するA/D変換器18,18,…と、デジタルフイルタ
F1〜FLを通過したリファレンス信号xをアナログ信
号のスピーカ信号y1〜yLに変換するD/A変換器1
9,19,…及び同信号y1〜yLを増幅して各スピー
カ2に出力するスピーカアンプ20,20,…とが内蔵
されている。 【0022】また、上記コントローラ21において、ス
ピーカ信号生成装置15による騒音制御システムとオー
ディオシステムとの作動を切り換えるための操作スイッ
チ22が車室ルーフ部分に配置されている。 【0023】そして、本発明の特徴として、上記リファ
レンス信号出力装置3は図1のように構成されている。
すなわち、リファレンス信号出力装置3は、エンジンの
イグニッションパルス信号を検出するイグニッションパ
ルス検出器4を備え、該検出器4は図5に示す如く車両
のエンジンルーム内に配置されている。検出器4の出力
信号は波形整形器5に入力され、この波形整形器5にお
いて、イグニッションパルス信号から例えばデューティ
比が50%の矩形波信号を生成する。波形整形器5から
の矩形波信号は積分器6に入力され、該積分器6で矩形
波信号を積分して三角波信号を生成する。積分器6から
出力された三角波信号はA/D変換器7でデジタル変換
された後、リファレンス信号生成器8に入力される。こ
のリファレンス信号生成器8には上記波形整形器5の出
力信号も直接入力されている。該リファレンス信号生成
器8は、図1に詳示するように、上記三角波信号を整流
する整流器9と、該整流器9で得られた信号を平滑化す
る平滑化回路10とを備え、これら回路9,10により
信号の平均実効値を算出する。平滑化回路10の出力信
号は除算器11に入力され、ここで、上記三角波信号を
その平均実効値で割り、このことで三角波信号の振幅を
一定に調整する。上記波形整形器5及び積分器6によ
り、上記イグニッションパルス検出器4で検出されたイ
グニッションパルス信号から三角波信号を生成する三角
波生成回路12が構成される。 【0024】さらに、上記除算器11から出力された三
角波信号と、上記波形整形器5からの信号とは乗算器1
3に入力されて掛け合わされ、三角波信号を矩形波信号
により反転させて鋸歯状波信号を生成する。従って、上
整流器9、平滑化回路10、除算器11及び乗算器1
3は、三角波生成回路12により生成された三角波信号
及びイグニッションパルス検出器4により検出されたイ
グニッションパルス信号を基に鋸歯状波信号を生成する
鋸歯状波生成手段を構成する。 【0025】そして、この乗算器13の出力信号は正弦
波生成器14に入力されており、ここで、鋸歯状波信号
を基にリファレンス信号xとしての正弦波信号を生成す
るようにしている。その他は従来例(図6参照)と同じ
である。 【0026】したがって、上記実施例において、操作ス
イッチ22により騒音制御システムを作動させた状態で
は、リファレンス信号出力装置3から出力されたエンジ
ン騒音のリファレンス信号xがスピーカ信号生成装置1
5に入力される。また、各マイク1から出力されたアナ
ログ信号からなるマイク信号e1〜eMは同様に、それ
ぞれマイクアンプ17,17,…により増幅された後、
A/D変換器18,18,…によりデジタル変換されて
スピーカ信号生成装置15に入力される。さらに、上記
リファレンス信号xがスピーカ信号生成装置15におけ
るデジタルフィルタF1〜FLの通過して生成されたデ
ジタル信号はD/A変換器19,19,…によりアナロ
グ信号のスピーカ信号y1〜yLに変換され、このスピ
ーカ信号y1〜yLはスピーカアンプ20,20,…に
より増幅された後、各スピーカ2に出力される。 【0027】上記リファレンス信号出力装置3でリファ
レンス信号xを生成する場合、まず、図3(a)に示す
ようにイグニッションパルス検出器4で検出されたイグ
ニッションパルス信号が波形整形器5に入力され、図3
(b)に示すように、この波形整形器5においてデュー
ティ比50%の矩形波信号が生成される。図3(c)
示す如く、この矩形波信号を積分器6で積分することで
三角波信号が生成され、この三角波信号はA/D変換器
7でデジタル変換された後、リファレンス信号生成器8
に入力される。このリファレンス信号生成器8における
整流器9及び平滑化回路10により三角波信号の平均実
効値が算出され、除算器11で上記三角波信号をその平
均実効値で割ることで、図3(d)に示す如く、三角波
信号の振幅が一定に調整される。さらに、上記除算器1
1から出力された三角波信号と、上記波形整形器5から
の信号とを乗算器13で掛け合わすことで、図3(e)
に示すように、三角波信号を矩形波信号により反転させ
て鋸歯状波信号が生成される。この鋸歯状波信号をエン
ジン回転角の整数倍の角度を表す情報として利用し、こ
れを基に、図3(f)に示すように正弦波生成器14で
リファレンス信号xとしての正弦波信号が生成される。 【0028】以上のようにしてリファレンス信号xを生
成することで、従来のトラッキングフィルタやカウンタ
を要することなく正弦波信号が得られ、エンジン騒音の
制御に必要なリファレンス信号xを簡単な回路構成及び
演算処理で素早く生成することができる。 【0029】この実施例では、既存のオーディオ装置に
おけるスピーカ2を利用しているので、そのオーディオ
装置にマイク1、リファレンス信号出力装置3、スピー
カ信号生成装置15等を加えるだけでよく、安価に実施
できる。 【0030】尚、上記リファレンス信号出力装置3にお
ける三角波生成回路12の構成を図5に示すように変え
てもよい。すなわち、除算器11の出力信号を基に整流
器9及び平滑化回路10により信号の平均実効値を算出
し、その平均実効値を除算器11に戻して、三角波信号
の振幅を一定に調整するようにしている。この場合で
も、上記実施例と同様の作用効果が得られる。 【0031】また、本発明は、自動車以外の車両に対し
ても適用することができる。 【0032】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、車室内の音を検出する車室内音検出手段と、車
室内に音を発生させるスピーカとを設け、車両における
騒音源としてのエンジンの振動に関連したリファレンス
信号に基づき、車室内音検出手段により検出される音が
低減するよう、スピーカへの出力信号を生成するように
した車両用騒音制御装置に対し、エンジンのイグニッシ
ョンパルス信号を波形整形器に入力して矩形波信号を生
成し、この矩形波信号を積分器で積分して三角波信号を
生成し、この三角波信号を除算器に入力して整流器及び
平滑化回路を経た平均実効値により三角波信号の振幅を
一定に調整し、この三角波信号と波形整形器からの信号
とを乗算器で掛け合わせ、三角波信号を矩形波信号によ
り反転させて鋸歯状波信号を生成し、この鋸歯状波信号
に基づいて上記リファレンス信号としての正弦波信号を
生成するようにしたので、エンジン騒音の制御に必要な
リファレンス信号を、トラッキングフィルタやカウンタ
を要することなく簡単な回路構成及び演算処理で素早く
生成することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例に係るリファレンス信号出力装
置の要部を示す電気回路のブロック図である。 【図2】騒音制御装置の全体構成を示す電気回路のブロ
ック図である。 【図3】エンジン騒音のリファレンス信号の生成過程を
示す説明図である。 【図4】自動車に対する機器のレイアウトを示す平面図
である。 【図5】リファレンス信号出力装置の変形例を示す図1
相当図である。 【図6】従来例を示す図2相当図である。 【符号の説明】 1…マイク(車室内音検出手段) 2…スピーカ 3…リファレンス信号出力装置(リファレンス信号出力
手段) 4…イグニッションパルス検出器5…波形整形器 6…積分器 8…リファレンス信号生成器9…整流器 10…平滑化回路 11…除算器 12…三角波生成回路(三角波生成手段) 13…乗算 14…正弦波生成器(正弦波生成手段) 15…スピーカ信号生成装置 17…マイクアンプ 20…スピーカアンプ 21…コントローラ 32…車室 x…リファレンス信号 e1〜eM…マイク信号 y1〜yL…スピーカ信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−54678(JP,A) 特開 平2−192209(JP,A) 特開 昭53−36162(JP,A) 特開 昭49−90070(JP,A) 特開 平3−123105(JP,A) 実開 昭61−1749(JP,U) 実開 昭60−93332(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 11/178 B60R 11/02 H03B 28/00 H03K 4/08 H04R 3/00 310

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車室内の音を検出する車室内音検出手段
    と、 車室内に音を発生させるスピーカと、 車両におけるエンジンの振動に関連したリファレンス信
    号を出力するリファレンス信号出力手段と、 上記リファレンス信号出力手段からのリファレンス信号
    に基づき、上記車室内音検出手段により検出される音が
    低減するようスピーカへの出力信号を生成するスピーカ
    信号生成手段とを備えた車両用騒音制御装置において、 上記リファレンス信号出力手段は、上記エンジンのイグ
    ニッションパルス信号を検出するイグニッションパルス
    検出手段と、 上記イグニッションパルス検出手段により検出されたイ
    グニッションパルス信号を波形整形器に入力して矩形波
    信号を生成し、該矩形波信号を積分器で積分することで
    三角波信号を生成する三角波生成手段と、 上記三角波生成手段により生成された三角波信号を除算
    器に入力して、整流器及び平滑化回路を経た平均実効値
    に基づき三角波信号の振幅を一定に調整し、該振幅の調
    整された三角波信号と上記波形整形器からの信号とを乗
    算器で掛け合わすことで、三角波信号を矩形波信号によ
    り反転させて鋸歯状波信号を生成する鋸歯状波生成手段
    と、 上記鋸歯状波生成手段により生成された鋸歯状波信号に
    基づいてリファレンス信号としての正弦波信号を生成す
    る正弦波生成手段とを備えたことを特徴とする車両用騒
    音制御装置。
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