JP3391946B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3391946B2
JP3391946B2 JP20049795A JP20049795A JP3391946B2 JP 3391946 B2 JP3391946 B2 JP 3391946B2 JP 20049795 A JP20049795 A JP 20049795A JP 20049795 A JP20049795 A JP 20049795A JP 3391946 B2 JP3391946 B2 JP 3391946B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電複写機、同プリン
タなど静電転写プロセスを利用した画像形成装置に関
し、特に転写材担持体などのシート状転写担持体を備え
た画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置として、同一の転写材に複
数のトナー像を順次重畳転写する工程を含む装置が、数
多く提案されてる。図11は、このような画像形成装置
の一例を示す側面図であり、これについて以下に略述す
る。
【0003】画像形成装置の本体内には、図示の矢印X
方向に走行する無端のベルト(転写ベルト)8が配設さ
れている。カセット60から取り出された転写材6がレ
ジストローラ13を経て転写ベルト8に供給され、転写
ベルト8により図の左方に搬送される。転写ベルト8の
上方には、図示の場合、基本的に同様の構成を有する4
つの画像形成部Pa、Pb、PcおよびPdが直列状に
配置してある。
【0004】画像形成部Paは、回転円筒状の像担持体
1aを備え、その周辺には一次帯電器2a、現像器3a
およびクリーナ5aなどの画像形成手段を具備してい
る。画像形成部Pb、PcおよびPdも画像形成部Pa
と同様の画像形成手段を具備しており、図には、像担持
体1b、1cおよび1dのみが図示してある。各画像形
成部Pa、Pb、PcおよびPdに配置した現像器に
は、マゼンタトナー、シアントナー、イエロートナーお
よびブラックトナーが、それぞれ収納されている。画像
形成部Pa〜Pdは同一構成を備えているので、以下、
主として第1画像形成部Paを中心に説明する。
【0005】像担持体1aの表面を一次帯電器2aによ
り一様帯電した後、原稿のマゼンタ成分色による画像信
号が、ポリゴンミラー17等を介して像担持体1a上に
投射されて、像担持体1a上にマゼンタ成分色の静電潜
像が形成され、これに現像器3aからマゼンタトナーが
供給されて、潜像がマゼンタトナー像として現像され
る。このマゼンタトナー像が像担持体1aの回転につれ
て、像担持体1aと転写ベルト8とが当接する転写部位
に到来すると、このときまでに、カセット60から取り
出された転写材6が転写部位に達し、転写帯電手段4a
によって印加される転写バイアスによって、像担持体1
a上のマゼンタトナー像が転写材6上に転写される。そ
の後、像担持体1aに残ったトナーをクリーナ5aによ
って除去し、さらに残留電荷を前露光手段21aによっ
て除去して、像担持体1aが次の画像形成可能な状態に
なる。
【0006】マゼンタトナー像を担持した転写材6が転
写ベルト8によって、次の画像形成部Pbに搬送される
までに、像担持体1b上にシアントナー像が上記と同様
な仕方で形成され、そのシアントナー像が画像形成部P
bの転写部位で転写材6上にマゼンタトナー像上から重
ねて転写される。同様に、転写材6が画像形成部Pc、
Pdに進行するにつれて、それぞれの転写部位において
イエロートナー像、ブラックトナー像が転写材6上に重
畳転写される。
【0007】その後、転写材6は転写ベルト8の搬送方
向下流端から分離帯電器41の作用により分離されて、
定着装置7に送られる。この定着装置7には、定着ロー
ラ71とこれに圧接する加圧ローラ72とが配設してあ
り、転写材6はこれらローラ71、72のニップ部に送
給され、そこで加圧および加熱を受けて、4色のトナー
像の混色および転写材への固定が行なわれ、フルカラー
のプリント画像としてカラー画像形成装置の機外に排出
される。
【0008】転写ベルト8の帰路に相当する部位には、
除電帯電器12およびクリーニング用ファーブラシ16
を備えたクリーニング装置9が配設してあり、ベルト8
の電荷や付着したトナーなどが除去される。
【0009】以上において、転写ベルト8には、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリフッ化ビニ
リデン樹脂(PVdF)、ポリカーボネート樹脂(P
C)、ポリウレタン樹脂(PU)、ポリイミド樹脂(P
I)などの誘電体樹脂やゴム等が用いられており、転写
ベルト8が適正な電気特性、強度を持つように、これら
誘電体樹脂等には導電フィラーが適宜混入される。
【0010】すなわち、転写ベルト8を大別すると、素
材的に3つのタイプに分類できる: タイプ1:樹脂またはゴムの素材を、高抵抗素材のまま
用いる; タイプ2:タイプ1の素材に導電性フィラーなどを混入
し、中抵抗材として用いる; タイプ3:金属や導電層上に、タイプ1やタイプ2の素
材を重ね合わせたり、表層を後加工して、電気的、機械
的に多層構成として用いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示した従来の画像形成装置では、ある画像形成部で転
写材に転写したトナー像が次の画像形成部の像担持体の
ところを通過する際に、その像担持体へ再転写するとい
う欠点があった。特に、2色以上のトナーを重ねて別の
色を再現する場合、後から転写されたトナー像の方が、
先に転写されたトナー像よりも、それ以降の像担持体に
顕著に再転写する傾向がある。これについて図を用いて
説明する。
【0012】図11の画像形成装置において、トナー像
をたとえばマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー
(Y)、ブラック(Bk)の色順で転写している場合
に、マゼンタ色およびシアン色の重ね合わせでブルー
(B)の色を再現したとする。転写材6上に後から転写
されて上層となったシアントナー像が、その後、下流の
像担持体1c、1dの下を通過する際、これらの像担持
体1c、1dに再転写し、転写材6上に得られるブルー
の画像は、一部または全体的にマゼンタがかった色味に
なってしまう。同様に、マゼンタ色およびイエロー色の
重ね合わせでグリーン(G)の色を再現する際には、上
層となったイエロートナー像が下流の像担持体1dに再
転写し、得られるグリーンの画像は、一部または全体的
にマゼンタがかった色味になる。
【0013】このような再転写による色味の変化に対
し、従来、転写の色順を目立ちにくくしたり、画像の入
力信号と出力信号の色再現パラメータを適正化すること
により対処する提案がなされている。しかしながら、こ
れによっても、低湿環境下や両面転写時等のように、転
写材が低湿で再転写が特に発生しやすい場合には、部分
的な再転写に起因した色味変化による画像不良が発生す
るのを免れなかった。
【0014】本発明者らが調べたところによれば、低湿
環境下に置かれた等の水分を余り含まない転写材の場合
には、上記のように再転写による色味変化が生じるが、
環境が低湿であると、転写ベルトの回動による振動で転
写材が像担持体から離れる際に、転写等の帯電手段から
剥離放電を生じ、転写ベルトに部分的に反転した電荷を
持つ場所が形成され、その部分を核として転写材上に転
写されるトナー像に様々な画像不良が発生し、その一つ
が、この再転写による色味変化であることが分かった。
【0015】本発明の目的は、転写ベルト等の転写材担
持体や中間転写体など転写担持体の帯電減衰特性を最適
化することにより、可視画像の転写や転写材の吸着、除
電など様々な内容の帯電後に、転写担持体あるいはその
転写担持体が担持している転写材や可視画像の帯電不均
一を軽減し、再転写等を抑制した高品質の画像を得るこ
とを可能とした画像形成装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明にかか
る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明
は、その一態様によれば、像担持体上に形成した可視画
像を転写する転写材を担持するための転写担持体を備え
た画像形成装置において、前記転写担持体は、印加電圧
が1kVのときの体積抵抗率が1014Ωcm以上で、か
つ表裏の表面抵抗率が107〜1013Ω/□であり、
記転写担持体は3層からなり、その中央の層の体積抵抗
率が10 3 〜10 7 Ωcmであり、両側の層の体積抵抗率
が10 9 Ωcm以上であることを特徴とする画像形成装
が提供される。
【0017】本発明の他の態様によれば、像担持体上に
形成した可視画像を転写する転写材を担持するための転
写担持体を備えた画像形成装置において、 前記転写担持
体は、印加電圧が1kVのときの体積抵抗率が10 14 Ω
cm以上で、かつ表裏の表面抵抗率が10 7 〜10 13 Ω
/□であり、 前記転写担持体が少なくとも誘電体とこれ
に分散した導電性フィラーとからなり、転写担持体の厚
さ方向の断面における導電フィラーの分散密度が、厚さ
方向の中央部で高いことを特徴とする画像形成装置が提
供される。
【0018】本発明の他の態様によれば、像担持体上に
形成した可視画像を転写する転写材を担持するための転
写担持体を備えた画像形成装置において、 前記転写担持
体は、印加電圧が1kVのときの体積抵抗率が10 14 Ω
cm以上で、かつ表裏の表面抵抗率が10 7 〜10 13 Ω
/□であり、 前記像担持体上に形成した可視画像が一旦
転写され、その転写された可視画像を前記転写担持体上
に担持した転写材上に再度転写するための第2の転写担
持体を備え、該第2の転写担持体は、印加電圧が1kV
のときの体積抵抗率が10 14 Ωcm以上で、かつ表裏の
表面抵抗率が10 7 〜10 13 Ω/□であり、 前記第2の
転写担持体は3層からなり、その中央の層の体積抵抗率
が10 3 〜10 7 Ωcmであり、両側の層の体積抵抗率が
10 9 Ωcm以上であることを特徴とする画像形成装置
が提供される。 本発明の更に他の態様によれば、像担持
体上に形成した可視画像を転写する転写材を担持するた
めの転写担持体を備えた画像形成装置において、 前記転
写担持体は、印加電圧が1kVのときの体積抵抗率が1
14 Ωcm以上で、かつ表裏の表面抵抗率が10 7 〜1
13 Ω/□であり、 前記像担持体上に形成した可視画像
が一旦転写され、その転写された可視画像を前記転写担
持体上に担持した転写材上に再度転写するための第2の
転写担持体を備え、該第2の転写担持体は、印加電圧が
1kVのときの体積抵抗率が10 14 Ωcm以上で、かつ
表裏の表面抵抗率が10 7 〜10 13 Ω/□であり、 前記
第2の転写担持体が少なくとも誘電体とこれに分散した
導電性フィラーとからなり、転写担持体の厚さ方向の断
面における導電フィラーの分散密度が、厚さ方向の中央
部で高いことを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述す
る。
【0020】実施例1 図1は、本発明の一実施例における転写ベルト、図5
は、その転写ベルトを備えた画像形成装置である。転写
ベルト8は、先に述べたタイプ3と同様な多層構造の転
写ベルトで、本実施例では、図1に示すように、転写ベ
ルト8は上層81、中層82および下層83の3層から
なっている。
【0021】本発明は、転写ベルト8などの転写担持体
をたとえば多層構造にし、その体積抵抗率を1014Ωc
m以上、かつ表裏の表面抵抗率を107 〜1013Ω/□
に設定して、帯電減衰特性を最適化することにより、転
写材上に転写したトナー像の下流側の像担持体への再転
写など、転写担持体の帯電時の電界の漏れによる弊害を
なくしたことが特徴である。
【0022】本発明によれば、たとえば像担持体への再
転写が防止できるので、像担持体のクリーナを省略でき
る。すなわち、図5に示すように、像担持体1a、1
b、1cおよび1dのクリーナを除いた簡単な構成の装
置を達成できた。この画像形成装置は、図11に示した
従来の装置と、その各像担持体1a等のクリーナ5a等
を省略した点が異なり、基本構成は実質的に同じであ
る。
【0023】転写ベルトの電気特性と転写特性について
述べる。転写ベルトは、良好な転写画像を得るために
は、前述したタイプ1〜3の如何によらず、共通の電気
特性を有することが必要である。転写ベルトの表面抵抗
率(ρs )が低すぎると、転写時に印加する電界が周囲
の電位状態に左右され、不安定になったり、周囲へ電界
が漏れて非効率になったりする。
【0024】これを、図11の従来の画像形成装置にお
いて、第1の画像形成部Paで画像形成動作を行なって
いる場合を例にとって説明する。カセット60からの転
写材6が転写ベルト8上に供給され、転写ベルト8の回
動により像担持体1aと転写帯電手段4aとの間に搬送
されている。このとき、転写材6の先端が次の画像形成
部Pbの像担持体1bと転写帯電手段4bとの間にも存
在し、あるいは、転写材6の後端がレジストローラ13
の箇所にも存在する場合、転写帯電手段4aからの転写
電界が、像担持体1b方向やレジストローラ13方向へ
も漏れることが生じる。
【0025】すると、転写帯電手段4aの転写電界の漏
れが発生する場合と、そうでない場合とで、転写に寄与
する転写電界量が異なるため、転写材6の搬送状態に応
じた濃度段差が発生してしまう。このような濃度段差が
生じる現象は、第1の画像形成部Paの転写帯電手段4
aに限ったことではなく、他の画像形成部Pb〜Pdの
転写帯電手段4b〜4dにおいても同様であり、さらに
分離帯電器41等の電界が最終色の転写電界に干渉する
場合にも同様である。
【0026】このような問題を生じるのは、図11の構
成の画像形成装置に限定したわけでなく、たとえば、図
7の構成の画像形成装置においても同様である。図7の
装置は、像担持体1a、1b、1c、1dを配設してい
るが、第1の転写担持体としての転写材担持用転写ベル
ト8aの他に、第2の転写担持体として第2の像担持体
用の転写ベルト(第2転写ベルト)8bを有する。その
第2転写ベルト8b上に像担持体1a〜1dの各色のト
ナー像を一旦、重畳転写し、その後、その転写したトナ
ー像を第1転写ベルト8a上の転写材に一括転写する方
式を採っている。
【0027】また、像担持体を複数有する画像形成装置
に限定される分けではない。その一例を図8に示す。図
8に示す画像形成装置は、レーザビームプリンタを示
す。本装置の本体102の略中央に、矢印R1方向に回
転駆動される像担持体103を備え、その周囲に、一次
帯電器105、レーザビーム露光装置106、回転現像
装置107等を備える。
【0028】回転現像装置107は、装置本体102に
支持された回転体107aと、この回転体107aに搭
載された4個の現像器、すなわち、マゼンタ現像器10
7M、シアン現像器107C、イエロー現像器107
Y、ブラック現像器107Bkとからなっており、回転
体107aの回転によって、像担持体103と対向した
現像位置に順次移動され、各潜像を対応した色のトナー
により現像するように構成されている。
【0029】像担持体103の下方には転写ドラム10
9が配設され、この転写ドラム109は、図9に示すよ
うに、一対の環状のシリンダ110a、110b、およ
びこれらの間を連結した連結部材110cからなる枠状
のベース部材110と、そのベース部材110の周囲に
円筒状に張設した転写材担持シート111とからなって
いる。転写材担持シート111は転写材を担持する転写
担持体で、たとえばポリエチレンテレフタレートやポリ
フッ化ビニリデン樹脂等の誘電体フィルムが用いられる
など、図11の転写ベルト8の場合と同様である。
【0030】連結部材110cには、これに沿って転写
材グリッパ110dが取付けられ、このグリッパ110
dは、長手方向の一辺が連結部材110cから少し浮い
て、この間隙に転写材Pの先端を把持することができる
ようになっている。
【0031】上記構成のレーザビームプリンタによる4
色のフルカラーの画像形成プロセスを簡単に説明する
と、感光ドラム103を矢印R1方向に回転駆動し、一
次帯電器105によって感光ドラム103の表面を均一
に帯電する。この感光ドラム103にレーザビーム露光
装置106により、たとえばマゼンタ色の画像情報に対
応する露光を行ない、得られた潜像を回転現像装置10
7のマゼンタ現像器107Mにより現像し、感光ドラム
103上にマゼンタトナー像を形成する。
【0032】一方、給紙カセット120に収納されてい
る転写材Pを、供給ローラ121の回転によって搬送路
Ruに供給し、ついで、搬送ローラ122、レジストロ
ーラ123を介して転写ドラム109に供給し、その転
写材Pの先端部をグリッパ110dによって把持する。
先端部を把持された転写材Pは、転写ドラム109の矢
印R2方向の回転にともない、転写ドラム109の表面
に密着するようにして巻き付け、担持される。
【0033】この転写ドラム109に担持された転写材
Pに対し、上記の感光ドラム103上のマゼンタトナー
像が転写される。感光ドラム103上のマゼンタトナー
像は、感光ドラム103と転写ドラム109とが当接し
た転写部に達すると、転写材担持シート111の背面側
から転写帯電手段112によってトナーと逆極性のコロ
ナ放電を受け、転写ドラム109に巻き付いた転写材P
にマゼンタトナー像が転写される。この際、図10に示
すように、押圧部材117の先端部によって転転写材担
持シート111の内側を押圧して、像担持体103の表
面に押し付け、トナー像の転写材Pへの転写効率の向上
が図られる。
【0034】以下、同様のプロセスを経て、転写ドラム
109上の転写材P上に、シアン、イエロー、ブラック
の各色のトナー像が順次転写され、転写材P上にマゼン
タ〜ブラックの4色のトナー像を積層したカラー画像が
形成される。
【0035】4色のトナー像が転写された転写材Pは、
内側、外側の除電帯電器113、115、116によっ
て除電されつつ、分離爪125によって転写ドラム10
3から剥離される。剥離された転写材Pは、搬送ベルト
126によって定着装置130に搬送され、定着を受け
る。トナー像が転写された転写材Pは、定着装置130
のヒータを収納した定着ローラ131と加圧ローラ13
2との間を通過する際に、加熱および加圧されてトナー
の混色および転写材P上への固定が行なわれ、フルカラ
ーの永久像とされた後、排紙トレイ127に排出され
る。
【0036】本構成の画像形成装置では、転写後、転写
材を分離する際に、図10の除電帯電器113、11
5、116で電界の漏れが生じる。従って本発明の適用
対象となり、転写材担持シート111を多層構造とし
て、その帯電減衰特性を最適化することにより、電界の
漏れによる弊害をなくすことが可能になる。
【0037】以上では、4色カラー画像形成装置の場合
について述べたが、2色で階調再現を行なう画像形成装
置の場合でも、転写材を担持する転写ベルトや転写シー
ト(転写材担持シート)のような転写担持体、あるいは
トナー像を転写材に転写する前に中間的に転写する、中
間転写ベルトや転写シートのような転写担持体を用いる
ものであれば、本発明の適用対象となる。
【0038】転写担持体、たとえば転写ベルト表面抵抗
率ρs が低いとき、上述したように、隣接した高圧電源
からの電界により、転写電界の干渉を受けるだけではな
い。像担持体と転写材とが接触する前に、像担持体上の
トナーが転写材へ飛散して転写され、このためトナー像
の転写位置精度が悪化し、転写画像のがさつきや精鋭さ
の劣化につながる。
【0039】一方、転写ベルトの表面抵抗率ρs が高い
と、帯電減衰量が減少する。従って、図5を例にとる
と、転写ベルト8に対し、第1画像形成部Paから第4
画像形成部Pdまで転写帯電を繰り返して行くと、最後
の画像形成部Pdでは、転写ベルト8の帯電に大きな電
力を必要とする。転写時に定電流制御をしていれば、表
面抵抗率ρs が大きいと、より大きな高電圧が必要とな
る。すると、電力の消費や装置コストばかりでなく、転
写時の放電現象が生じやすくなり、良好な転写画像が得
られなかったり、最適印加電界のラチチュードが狭くな
ったりする欠点がある。
【0040】同様に、転写ベルト8の体積抵抗率(ρv
)が高いと、転写時に、転写帯電手段4a〜4dで帯
電した際の帯電量が大きくなり、転写ベルトの表面電位
が大きくなる。このとき、一般的に表面抵抗率ρs も大
きくなるので、電位減衰がほとんどなく、帯電の繰り返
しにより高い飽和状態へと向かう。そして、表面抵抗率
ρs が大きいときの欠点が生じてしまう。
【0041】一方、転写ベルト8の体積抵抗率ρv が低
いと、帯電電位が上がらず、転写材やトナーの担持力が
弱くなる。そのため転写不良となったり、転写帯電手段
4a〜4dからの電流が直接、像担持体1a〜1dへ流
れた場合には、ドラムメモリー等の弊害が生じる。これ
らの問題は、上述した画像形成装置構成に共通している
ことであり、図5で示した装置に限られるものではな
い。
【0042】以上説明した転写ベルトや転写材担持シー
ト等の転写担持体の電気特性に対し、本発明では、転写
担持体の体積抵抗率ρv を1014Ωcm以上として、転
写担持体の帯電電位を生じさせる一方、表面抵抗率ρs
を107 〜1013Ω/□に抑えることにより、帯電量の
減衰を促して繰り返し帯電時のチャージアップを防止
し、さらにこの帯電量減衰により、剥離放電が基因とな
る電荷不均一を抑制することができた。ρs が107 Ω
/□以下だと、電荷が蓄えられる前に、電界干渉等によ
り横方向に電流が流れてしまう。また電荷が蓄えられな
いので、転写材の吸着力が弱く、転写材を十分に担持で
きない。結果として、各色の色ずれや転写材の搬送不良
となる。
【0043】上記の表面抵抗率ρs の下限である107
Ω/□は、一般的に本発明で用いられるような転写材の
表面抵抗率よりも高いので、少なくとも転写担持体が原
因となるような電界干渉等は生じなかった。表面抵抗率
ρs の上限である1013Ω/□は、以下のような検討か
ら、上述の効果が見られる範囲内であった。表面抵抗率
ρs は、好ましくは1010〜1011Ω/□であった。
【0044】転写ベルトとして、体積抵抗率ρv 、表面
抵抗率ρs の調節が簡単なタイプ3の多層構造を主と
し、図1に示すような3層構造の検討を行った。転写担
持体の材料は、機械的強度が比較的あり、カーボンフィ
ラーにより抵抗調節が簡単なポリカーボネートを用い、
カーボンフィラーにはケッチェンブラックを用いた。カ
ーボンフィラーを均一分散して作製したポリカーボネー
トシートを多層にしていくと、図1中の表層81が低抵
抗であるとき、転写材を担持するための吸着力が減少し
た。また、下層83も表層81と同様に低抵抗であると
き、干渉等の障害がでた。
【0045】転写ベルトの抵抗の測定は、電極形状およ
び測定手順をJISK6911に準拠した。印加電圧は
1kVとし、また表面抵抗率ρsは、転写ベルト試料の
測定面を表面電極側とし、表裏の測定時は試料をひっく
りかえして行なった。
【0046】本発明の効果を得ることができたのは、転
写ベルト8の中層82の体積抵抗率を103 〜107 Ω
cmと導電性とし、それを挟む上層81、下層83を体
積抵抗率109 Ωcm以上の誘電層とし、さらに転写ベ
ルト8全体の体積抵抗率を1014Ωcm以上、転写ベル
ト8の表裏の表面抵抗率(従って上層81、下層83の
表面抵抗率)を107 〜1013Ω/□の条件にしたとき
であった。
【0047】このとき、転写ベルト8の全体の厚さを1
00、150、200μmとし、各層間に、中層82と
ほぼ同抵抗のバインダーを数μmを用いても、転写ベル
ト8の全体としての体積抵抗率等の電気特性はほとんど
変化しなかった。
【0048】実施例2 本発明にかかる転写担持体は、前述したタイプ3の多層
構造に限られる分けではない。
【0049】図2は、本発明の他の実施例における転写
ベルトを示す断面図、図6は、その製造装置の一例を示
す図である。転写ベルト8は、全体の体積抵抗率を10
14Ωcm以上で、表裏の表面抵抗率を107 〜1013Ω
/□とするために、図2に示すように、厚み方向中央部
にカーボンを多く分散している。
【0050】本実施例において、樹脂およびカーボン
に、実施例1と同様、ポリカーボネート樹脂とケッチェ
ンブラックを用いた。本実施例では、ポリカーボネート
樹脂に8%のケッチェンブラックを分散して、図6の製
造装置により、厚さ150μmのシートに押出した。
【0051】製造装置は押出し機157を備え、押出し
機157に装入した樹脂をダイス153からシート状に
押出し、押出されたシートを加圧ローラ154、155
を通って冷却した後、巻取り部156で巻取るという、
一般的に用いられる押出し成形装置である。
【0052】このような一般的な成形でも、冷却によっ
てポリカーボネート樹脂が配向して結晶化が進み、その
結晶化が進んだ分、分散したカーボン(ケッチェンブラ
ック)のシート厚み方向上の分布が、図3に示すよう
に、シート中央で多く、上下方向両端面で少なくなる。
従ってこのシートを用いて、図2のような転写ベルトを
作製することができる。
【0053】本実施例において、図2の転写ベルト8と
して、全体の体積抵抗率を5×1014Ωcm、表裏の表
面抵抗率を3×1010Ω/□としたものを作製し、これ
を図5の画像形成装置に用いて画像形成を行なったとこ
ろ、再転写等のない良好な画像を得ることができた。
【0054】実施例3 本発明を適用できる転写担持体は、3層以下に限定され
るものではない。
【0055】図4は、本発明の他の実施例における転写
ベルトを示す断面図である。本実施例では、転写ベルト
8のトナー剥離性を向上するために、図1の転写ベルト
8において、その上層81の表面に、さらにフッ素樹脂
層81′を10±5μmスプレーコートしたことが特徴
である。
【0056】このとき、転写ベルト8表層の表面抵抗率
ρs が大きくなるが、ρs ≦1013Ω/□の範囲内であ
れば良好な結果が得られる。本例では、上記のように、
フッ素樹脂層81′によりトナー剥離性を向上している
ので、たとえば図7に示した中間転写用の転写ベルト
(第2転写ベルト)8bとして用いる際の転写性や、転
写材担持用の転写ベルト(第1転写ベルト)8aとして
用いる際のクリーニング性等を、向上できる効果を奏す
る。
【0057】本発明によれば、いずれの実施例でも、以
上のような効果があるが、さらに、転写担持体の表裏面
が誘電体なので、物理的な削れなどに対する安定性にも
優れる。
【0058】たとえば転写担持体の表層の表面抵抗率が
低く、本発明の範囲内の値であっても、長期間の使用に
より表層が削れると、電気特性の変化が大きくなること
を免れないが、本発明では、転写担持体の表面の削れに
よる電気特性の変化が少ないので、長期間、所期の効果
を安定に得ることができる。
【0059】また、両面画像を出力するタイプの画像形
成装置の転写担持体では、従来、特開平6−13071
2に開示されるように、表面を粗面化することが行なわ
れているが、このような粗面化した転写担持体について
も、本発明の構成を備えることにより、電気的にほとん
ど安定しているという利点がある。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写ベルト等の転写材担持体や中間転写体など転写担持
体の帯電減衰特性を最適化したので、可視画像の転写や
転写材の吸着、除電など様々な内容の帯電後に、転写担
持体あるいはその転写担持体が担持している転写材や可
視画像の帯電不均一を軽減し、再転写等を抑制した高品
質の画像を得ることができ、低湿環境下でも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における転写ベルトを示す断
面図である。
【図2】本発明の他の実施例における転写ベルトを示す
断面図である。
【図3】図2の転写ベルトを構成するシートの厚さ方向
上のカーボンの分布を示す図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例における転写ベルト
を示す断面図である。
【図5】図1の転写ベルトを備えた画像形成装置を示す
側面図である。
【図6】図2の転写ベルトの製造装置の一例を示す図で
ある。
【図7】本発明が適用可能な画像形成装置を示す側面図
である。
【図8】本発明が適用可能な画像形成装置の他の例を示
す側面図である。
【図9】図8の装置に用いた転写ドラムを示す斜視図で
ある。
【図10】図8の装置の転写部を示す断面図である。
【図11】従来の画像形成装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1a〜1d 像担持体 4a〜4d 転写帯電手段 8 転写ベルト 8a 第1転写ベルト 8b 第2転写ベルト 81 上層 81′ フッ素樹脂層 82 中層 83 下層 111 転写材担持シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成した可視画像を転写す
    る転写材を担持するための転写担持体を備えた画像形成
    装置において、前記 転写担持体は、印加電圧が1kVのときの体積抵抗
    率が1014Ωcm以上で、かつ表裏の表面抵抗率が10
    7〜1013Ω/□であり、 前記転写担持体は3層からなり、その中央の層の体積抵
    抗率が10 3 〜10 7 Ωcmであり、両側の層の体積抵抗
    率が10 9 Ωcm以上である ことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 像担持体上に形成した可視画像を転写す
    る転写材を担持するための転写担持体を備えた画像形成
    装置において、 前記転写担持体は、印加電圧が1kVのときの体積抵抗
    率が10 14 Ωcm以上で、かつ表裏の表面抵抗率が10
    7 〜10 13 Ω/□であり、 前記 転写担持体が少なくとも誘電体とこれに分散した導
    電性フィラーとからなり、転写担持体の厚さ方向の断面
    における導電フィラーの分散密度が、厚さ方向の中央部
    で高いことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像担持体上に形成した可視画像を転写す
    る転写材を担持するための転写担持体を備えた画像形成
    装置において、 前記転写担持体は、印加電圧が1kVのときの体積抵抗
    率が10 14 Ωcm以上で、かつ表裏の表面抵抗率が10
    7 〜10 13 Ω/□であり、 前記像担持体上に形成した可視画像が一旦転写され、そ
    の転写された可視画像を前記転写担持体上に担持した転
    写材上に再度転写するための第2の転写担持体を備え、
    該第2の転写担持体は、印加電圧が1kVのときの体積
    抵抗率が10 14 Ωcm以上で、かつ表裏の表面抵抗率が
    10 7 〜10 13 Ω/□であり、 前記 第2の転写担持体は3層からなり、その中央の層の
    体積抵抗率が103〜107Ωcmであり、両側の層の体
    積抵抗率が109Ωcm以上であることを特徴とする
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 像担持体上に形成した可視画像を転写す
    る転写材を担持するための転写担持体を備えた画像形成
    装置において、 前記転写担持体は、印加電圧が1kVのときの体積抵抗
    率が10 14 Ωcm以上 で、かつ表裏の表面抵抗率が10
    7 〜10 13 Ω/□であり、 前記像担持体上に形成した可視画像が一旦転写され、そ
    の転写された可視画像を前記転写担持体上に担持した転
    写材上に再度転写するための第2の転写担持体を備え、
    該第2の転写担持体は、印加電圧が1kVのときの体積
    抵抗率が10 14 Ωcm以上で、かつ表裏の表面抵抗率が
    10 7 〜10 13 Ω/□であり、 前記第2の転写担持体が少なくとも誘電体とこれに分散
    した導電性フィラーとからなり、転写担持体の厚さ方向
    の断面における導電フィラーの分散密度が、厚さ方向の
    中央部で高いことを特徴とする画像形成装置。
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