JPH08320622A - 中間転写媒体及び画像形成装置 - Google Patents

中間転写媒体及び画像形成装置

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JPH08320622A
JPH08320622A JP8044999A JP4499996A JPH08320622A JP H08320622 A JPH08320622 A JP H08320622A JP 8044999 A JP8044999 A JP 8044999A JP 4499996 A JP4499996 A JP 4499996A JP H08320622 A JPH08320622 A JP H08320622A
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JP8044999A
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Masahide Yamashita
昌秀 山下
Yasuo Hirano
泰男 平野
Atsushi Aoto
淳 青戸
Mitsuru Seto
満 瀬戸
Shigeru Fukuda
茂 福田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
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    • G03G15/1605Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
    • G03G15/162Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support details of the the intermediate support, e.g. chemical composition
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像形成装置側に特別な付加機構を設けること
無しに転写チリの防止が可能で、他の異常画像等の副作
用も発生させない中間転写媒体、及びそれを用いた画像
形成装置を提供する。 【解決手段】本発明は、像担持体1上に形成した可視像
を、中間転写媒体12裏面に設置した転写バイアス印加
用部材13とアース用部材14との間での電圧印加で生
じる電位と、像担持体1上の電位との電位差により、像
担持体1と実質上等速で走行する中間転写媒体12表面
上に、静電的に一次転写することを複数色の可視像につ
いて繰り返した後、該中間転写媒体12上に形成された
一次転写画像を転写材18に一括して二次転写し最終的
な画像を得る中間転写方式の画像形成装置に使用する中
間転写媒体12において、中間転写媒体裏面の表面抵抗
率が中間転写媒体表面(画像保持面)の表面抵抗率より
小さいことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファクシミリ等の電子写真方式を用いた画像形成装置に
関し、詳しくは、中間転写ベルト等の中間転写媒体を介
在させて一次、二次の転写工程を行なう中間転写方式を
用いた画像形成装置、及びその画像形成装置に使用され
る中間転写媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フルカラー画像の複写やプリント
が可能な電子写真方式の画像形成装置が実用化されてい
るが、フルカラー画像の転写材への転写方式としては、 a.転写ドラム方式(感光体等の像担持体上に色毎に形
成されるイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C),ブラック(BK)の各画像を、転写ドラム上に
固定された転写材に順次重ね合わせて転写する方式)、 b.中間転写体ダブル転写方式(感光体等の像担持体上
に色毎に形成されるY,M,C,BKの各画像を、中間
転写媒体上に順次重ね合わせて転写し、転写されたフル
カラーのトナー像を一括して転写材に転写する方式(単
に中間転写方式とも言う))、に大別できるが、ペーパ
ーフリー性や全面コピーが可能等の点でbの方式が有利
である。本発明は、特に中間転写媒体を用いたbの方式
に関わる異常画像、いわゆる「転写時トナー散り」(以
下、転写チリ)に関するものである。ここで、転写チリ
とは、一次転写時に、像担持体上に形成された可視像
が、本来転写されるべき位置に転写されず、その周辺部
に拡散して転写されてしまい、結果として画像がぼやけ
てしまう現象であり、特に細線部分で画像のシャープさ
を損なわせるものである。
【0003】上記中間転写方式において、画質を改善す
る代表的な従来技術としては、 高抵抗トナーを中間転写媒体に非静電的に転写後、記
録シートを介在させて加熱ロールにて押圧転写定着する
(特開昭63−34570号公報)、 導電性トナーを中間転写媒体に非静電的に転写後、記
録シートを介在させて加熱ロールにて押圧転写定着する
(特開昭63−34571号公報)、 トナー像を中間転写媒体に転写する毎に、用紙剥離チ
ャージャで転写されたトナー像の除電を行なう(特開平
1−282571号公報)、 最終転写段階の転写電位を直前の転写電位より大きく
し、かつ各転写段階へ移る間に中間転写媒体に所定電圧
を印加する(特開平2−183276号公報)、 中間転写体から用紙に可視像を転写する手段に至る前
の中間転写体上の電荷を除電する手段を設ける(特開平
4−147170号公報)、等が挙げられる。
【0004】しかしながら、これらの従来技術のうち、
,では、加熱ロールにより押圧転写定着し得る記録
シートが必要となり、b.中間転写体ダブル転写方式の
利点であるところの、ペーパーフリー性を活かすことが
できない。また、〜では、いずれの場合でも、除電
や電圧印加の手段及び/又はこの制御手段を設ける必要
が生じマシン制御機構が煩雑になるばかりでなく、マシ
ンの小型化の妨げともなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたものであって、何らマシン面での付加機構を
設けること無しに、転写チリ防止が可能な中間転写媒体
を提供することを第一の目的とし、この時、他の異常画
像等の副作用を発生させない中間転写媒体を提供するこ
とを更なる目的とする。また、そのような中間転写媒体
を用いることにより、転写チリ防止が可能で、異常画像
等の副作用も発生しない画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体上に形成した可視
像を、中間転写媒体裏面に設置した転写バイアス印加用
部材とアース用部材との間での電圧印加で生じる電位
と、該像担持体上の電位との電位差により、該像担持体
と実質上等速で走行する中間転写媒体表面上に、静電的
に一次転写することを複数色の可視像について繰り返し
た後、該中間転写媒体上に形成された一次転写画像を転
写材に一括して二次転写し最終的な画像を得る中間転写
方式の画像形成装置に使用する中間転写媒体において、
該中間転写媒体裏面の表面抵抗率が中間転写媒体表面
(画像保持面)の表面抵抗率より小さいことを特徴とし
ている。
【0007】尚、表面抵抗率(surface resistivity)と
は、単位面積(例えば1cm2 )の正方形を考え、その相
対する両辺間に電圧を加えた場合の両辺間の電気抵抗に
等しいと定義されるが、正方形の大きさとしては1cm2
とは限らない。また、表面抵抗率の単位はΩであるが、
表面抵抗(surface resistance)と混同しないように、
本願明細書では表面抵抗率の単位をΩ/□と表記する
(□は単位面積を表わす)。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
中間転写媒体において、該中間転写媒体裏面を含む部分
が、少なくとも無機導電性粒子を含有し、かつ裏面の表
面抵抗率が、1011Ω/□以下であることを特徴として
いる。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
中間転写媒体において、該中間転写媒体裏面を含む部分
が、少なくとも有機導電剤を含有し、かつ裏面の表面抵
抗率が、109Ω/□以下であることを特徴としてい
る。
【0010】請求項4記載の発明では、請求項1乃至3
記載の中間転写媒体において、該中間転写媒体表面の表
面抵抗率が、108〜1013Ω/□であることを特徴と
している。
【0011】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
中間転写媒体において、該中間転写媒体の形状がシーム
レスベルト状であり該シームレスベルト内側面が裏面で
あることを特徴としている。
【0012】請求項6記載の発明では、請求項1記載の
中間転写媒体において、該中間転写媒体が少なくとも2
層以上から構成されることを特徴としている。
【0013】請求項7記載の発明では、像担持体上に形
成した可視像を、中間転写媒体裏面に設置した転写バイ
アス印加用部材とアース用部材との間での電圧印加で生
じる電位と、該像担持体上の電位との電位差により、該
像担持体と実質上等速で走行する中間転写媒体表面上
に、静電的に一次転写することを複数色の可視像につい
て繰り返した後、該中間転写媒体上に形成された一次転
写画像を転写材に一括して二次転写し最終的な画像を得
る中間転写方式の画像形成装置において、前記中間転写
媒体裏面の表面抵抗率が中間転写媒体表面(画像保持
面)の表面抵抗率より小さいことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1に本発明による
中間転写媒体が使用される中間転写方式の画像形成装置
の一構成例を示す。図中符号1はドラム状の感光体より
なる像担持体、2は色分解毎の画像データに応じて像担
持体上に光書き込みを行なう書き込み光学ユニット、3
は像担持体を一様に帯電するための帯電装置、4は電位
センサ、5〜8は像担持体上に形成された色毎の静電潜
像を現像するための各色の現像器(例えば5は黒(B
K)現像器、6はシアン(C)現像器、7はマゼンタ
(M)現像器、8はイエロー(Y)現像器)、9はクリ
ーニング前除電器、10は像担持体上の残留トナー等を
除去するためのクリーニングユニット、11はクリーニ
ング後の像担持体を除電する除電ランプ、12は像担持
体上に形成される各色トナー像が順次重ね合わせて転写
される中間転写媒体(図の例ではシームレスベルト状の
中間転写ベルト)、13はローラ状の転写バイアス印加
用部材、14はローラ状のアース用部材、15は中間転
写媒体駆動用の駆動ローラ、16は接離機構が付いたベ
ルトクリーニングユニット、17は中間転写媒体上の画
像を転写材に転写するための二次転写用の転写ユニッ
ト、18は転写材、19はレジストローラ、20は転写
材搬送ベルト、21は定着装置である。
【0015】本発明は、図1に示すような中間転写方式
の画像形成装置及びそれに使用される中間転写媒体(中
間転写ベルト)12に関するものであり、画像形成装置
には何ら特別な付加機構を設けること無しに、転写チリ
防止が可能な中間転写媒体を提供するものである。従っ
て、画像形成装置の構成は図1に限らず、像担持体にベ
ルト状の感光体を用いるもの、現像装置として回転型現
像装置を用いるもの、あるいは各色用の複数の像担持体
と画像形成手段が並設されているもの等、種々の構成の
中間転写方式の画像形成装置に使用される中間転写媒体
に適用されるものである。
【0016】さて、本発明者らは鋭意研究の結果、以下
の構成により、前述の目的を達成できることを見出し、
本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の構成
は、像担持体1上に、帯電、光書き込み、現像の工程を
経て形成した色毎の可視像を、中間転写媒体12裏面に
設置した転写バイアス印加用部材13とアース用部材1
4との間での電圧印加で生じる電位と、該像担持体上の
電位との電位差により、該像担持体1と実質上等速で走
行する中間転写媒体12表面上に、静電的に一次転写す
ることを複数色(図1の構成例ではBK,C,M,Yの
4色)の可視像について繰り返した後、該中間転写媒体
12上に形成された一次転写画像(カラー画像)を、転
写装置17により転写材18に一括して二次転写し、定
着装置21により定着して最終的な画像を得る中間転写
方式の画像形成装置に使用する中間転写媒体12におい
て、該中間転写媒体12裏面の表面抵抗率が中間転写媒
体12表面(画像保持面)の表面抵抗率より小さいこと
を特徴としたものである。このように、中間転写媒体表
裏面の表面抵抗率の大小関係を、本発明の如くすること
により、転写バイアス印加用部材13とアース用部材1
4との間に、確実な電流経路を設けることができ、か
つ、中間転写媒体12表面(画像保持面)から像担持体
1への(またはその逆への)放電現象を抑制することが
できる。これにより、像担持体1上に形成された可視像
は、転写に要せられる電位以外、何ら静電的外力を受け
ること無く、中間転写媒体上へ確実に転写することがで
きるのである。
【0017】像担持体1から中間転写媒体12上への可
視像の転写は、像担持体1と中間転写媒体12間の電位
差により生じるが、その転写量は、本質的には、可視像
の持つ電荷と、印加バイアス電圧により誘起された中間
転写媒体内の電荷との間での、静電的引力によるもので
ある。すなわち、良好な可視像の転写を行なうために
は、転写バイアス印加用部材13とアース部材14との
間で、一定量以上の電流を通電させる必要がある。従っ
て、中間転写媒体裏面の表面抵抗率は、 中間転写媒体裏面を含む部分が、少なくとも無機導電
性粒子を含有する場合には、1011Ω/□以下が好まし
く、さらに好ましくは、109Ω/□ 以下が好ましい。 中間転写媒体裏面を含む部分が、少なくとも有機導電
剤を含有する場合には、109Ω/□以下であることが
好ましい。
【0018】ここで、無機導電性粒子を分散させた組成
を持つ中間転写媒体では、粒界部分で生じるエネルギー
ギャップに起因する抵抗率の電圧依存性を持つため、有
機導電剤にて抵抗制御を行なう場合より高抵抗率の領域
から使用可能となる。また、前述の如く良好な転写のた
めには、一定以上の電流量が必要ではあるが、多すぎる
電流量は、エネルギー効率、安全性や出力電源負荷等の
面で、不利となる。よって、中間転写媒体裏面の表面抵
抗率は、106Ω/□以上であることが、さらに好まし
いものである。
【0019】一方、中間転写媒体表面の表面抵抗率を、
108〜1013Ω/□の範囲とすることにより、以下の
ような異常画像を防止することができる。つまり、10
8Ω/□より低い抵抗率では、前述の如き明確な裏面電
流経路が形成されないことがあり、このため、転写チリ
が十分抑制されない場合がある。逆に、1013Ω/□よ
り高い抵抗率では中間転写媒体表面自体が帯電するため
に残像が発生する場合がある。高抵抗率のために発生す
る残像は、中間転写媒体を除電することにより回避可能
であるが、この場合には別途除電機構を設ける必要があ
り、制御面、コスト面等から不利にならざるをえない。
【0020】また、中間転写媒体の形状を図1のように
シームレスベルト状とし、該シームレスベルト内側面を
裏面とすることにより、端部検知等の付帯装置が不要と
なり、かつ、中間転写媒体の搬送機構の簡略化、省スペ
ース化を図ることができる。
【0021】さらに、前述の利点を十分に発揮させるた
めには、中間転写媒体は少なくとも2層以上からなるこ
とが好ましいものである。単一層で中間転写媒体表裏面
の表面抵抗率に差を設けるには、例えば、 含まれる材料の組成比を表裏の方向で傾斜させる、 中間転写媒体全体を同一の材料で一旦成型作製後、そ
の表面(または裏面)を高抵抗(または低抵抗)となる
ように物理的、化学的処理を行なう、 といった方法が考えられるが、何れの場合も抵抗率制御
性、製造安定性、コスト面での困難さを伴う。転写チリ
の防止は、前述の如く、中間転写媒体表裏面の表面抵抗
率の大小を制御することによって行なわれるため、中間
転写媒体を多層構成とすれば上記のような困難さを解消
することができる。
【0022】このような構成の中間転写媒体としては、
例えば、押出し成型した比較的低い表面抵抗率を持つ基
体の表面側に、単一層とした場合これより高い表面抵抗
率を持つ表面層を、ディッピング,スプレー,キャステ
ィング等、公知の方法により塗工して得ることができ
る。また、基体の両面に表面抵抗率のことなる表面抵抗
層を、裏面側が低抵抗率となるように、同様の方法によ
り設けても良い。その他の方法としては、異なる表面抵
抗率を持つ2種以上のシート(またはベルト)を別個に
作成した後に、これらを接着、融着等の方法により積層
し、最終的に裏面側が低抵抗率となるように一体化して
も良い。
【0023】中間転写媒体の基体材料としては、例え
ば、ポリエチレン,ポリスチレン,ポリ塩化ビニル,ポ
リエステル,ナイロン,ポリカーボネート,ポリアクリ
ロニトリル,ポリフッ化ビニリデン,エチレンテトラフ
ルオロエチレン共重合体等の熱可塑性樹脂の1種以上
に、ポリエチレンオキサイド,ポリエーテルアミド,ポ
リエステルエーテルアミド,導電性ポリアニリン,アル
カンスルホン酸金属塩,カーボン,酸化錫,酸化亜鉛,
金属粉末等の有機系、無機系の抵抗制御用材料の少なく
とも1種以上を、混合して用いることができる。また、
熱可塑性樹脂及び有機系抵抗制御材料との共重合体を用
いても良い。また、表面層用塗料には、前述の抵抗制御
用材料を、フェノール樹脂,尿素樹脂,メラミン樹脂,
アルキド樹脂等の熱硬化性樹脂と共に、溶剤中に溶解ま
たは分散し、用いることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明による中間転写媒体の実施例に
ついて詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定
されるものではない。尚、実施例及び比較例中の配合に
おける「部」は、全て重量部であり、溶剤(分散媒)成
分以外は全て固形分で示している。また以下の表面抵抗
率は、表面抵抗計(三菱油化社製ハイレスタ(Hirest
a))を用い、印加電圧500V、測定時間10秒にて測
定した。
【0025】まず、中間転写媒体の基体の製造例を示
す。 [基体製造例1] ベース樹脂:ポリフッ化ビニリデン;PVdF;KF-850 呉羽化学工業社製 ・・・100部。 導電性無機粒子:導電性酸化錫;T-1 三菱マテリアル社製 ・・・ 60部。 分散剤:ビス(ジオクチルパイロホスフェート)オキシアセテートチタネート ;KR138S 味の素社製 ・・・0.6部。 上記組成の混合物を、二軸混練押出機(twin screw ext
ruder)により溶融混練して円筒形に押出成型し、厚み1
50μmの基体ベルトを得た。この基体ベルトの表面抵
抗率を測定したところ、表裏面とも2.5×109Ω/
□であった。
【0026】[基体製造例2] ベース樹脂:ポリフッ化ビニリデン;PVdF;KF-850 呉羽化学工業社製 ・・・100部。 導電性無機粒子:導電性酸化錫;T-1 三菱マテリアル社製 ・・・ 50部。 分散剤:ビス(ジオクチルパイロホスフェート)オキシアセテートチタネート ;KR138S 味の素社製 ・・・0.5部。 上記組成の混合物を、二軸混練押出機により溶融混練し
て円筒形に押出成型し、厚み150μmの基体ベルトを
得た。この基体ベルトの表面抵抗率を測定したところ、
表裏面とも1.8×1011Ω/□であった。
【0027】[基体製造例3] ベース樹脂:ポリフッ化ビニリデン;PVdF;KF-850 呉羽化学工業社製 ・・・100部。 有機導電剤:ポリエーテルアミド;PEA;ペレスタット(Pelestatt)6000 三洋化成社製 ・・・ 50部。 上記組成の混合物を、二軸混練押出機により溶融混練し
て円筒形に押出成型し、厚み150μmの基体ベルトを
得た。この基体ベルトの表面抵抗率を測定したところ、
表裏面とも4.8×108Ω/□であった。
【0028】[基体製造例4] ベース樹脂:ポリフッ化ビニリデン;PVdF;KF-850 呉羽化学工業社製 ・・・100部。 有機導電剤:ポリエーテルアミド;PEA;ペレスタット6000 三洋化成社製 ・・・ 30部。 上記組成の混合物を、二軸混練押出機により溶融混練し
て円筒形に押出成型し、厚み150μmの基体ベルトを
得た。この基体ベルトの表面抵抗率を測定したところ、
表裏面とも7.0×1011Ω/□であった。
【0029】次に、中間転写媒体の表面層を形成するた
めの塗料の製造例について示す。 [表面層塗料製造例1] バインダー樹脂:フッ素系樹脂;ルミフロン(Lumiflon)LF200C 旭硝子社製 ・・・ 40部。 導電性無機粒子:導電性酸化錫;T-1 三菱マテリアル社製 ・・・ 60部。 分散媒:トルエン/キシレン=1/1 ・・・150部。 上記組成の混合物を、ボールミルにより60時間湿式分
散し、表面層塗料を得た。この塗料50部にイソシアネ
ート系硬化剤を加え、上記分散媒組成の溶剤50部で希
釈して、テフロンシート表面へスプレー塗布し、所定条
件で硬化して表面層塗膜を得た。この表面層塗膜をテフ
ロンシートより剥離し、表面抵抗率を測定したところ、
表裏面とも3.7×1010Ω/□であった。また厚みは
15μmであった。
【0030】[表面層塗料製造例2] バインダー樹脂:フッ素系樹脂;ルミフロンLF200C 旭硝子社製 ・・・ 30部。 導電性無機粒子:導電性酸化錫;T-1 三菱マテリアル社製 ・・・ 70部。 分散媒:トルエン/キシレン=1/1 ・・・150部。 上記組成の混合物を、ボールミルにより60時間湿式分
散し、表面層塗料を得た。この塗料50部にイソシアネ
ート系硬化剤を加え、上記分散媒組成の溶剤50部で希
釈して、テフロンシート表面へスプレー塗布し、所定条
件で硬化して表面層塗膜を得た。この表面層塗膜をテフ
ロンシートより剥離し、表面抵抗率を測定したところ、
表裏面とも4.0×107Ω/□であった。また厚みは
15μmであった。
【0031】[表面層塗料製造例3] バインダー樹脂:フッ素系樹脂;ルミフロンLF200C 旭硝子社製 ・・・ 10部。 イソシアネート系硬化剤: ・・・ 2部。 溶剤:トルエン/キシレン=1/1 ・・・100部。 上記組成の混合物を、テフロンシート表面へスプレー塗
布し、所定条件で硬化して表面層塗膜を得た。この表面
層塗膜をテフロンシートより剥離し、表面抵抗率を測定
したところ、表裏面とも1013Ω/□以上であった。ま
た、厚みは15μmであった。
【0032】[実施例1〜7]本発明による中間転写媒
体の実施例として、上記の基体製造例1〜4により得ら
れた基体に、表面層塗料製造例1〜3により得られた表
面層(塗料)を、下記の表1の実施例1〜7の組み合わ
せに従ってスプレーコートし、ベルト状の中間転写媒体
(中間転写ベルト)を得た。各中間転写媒体表裏面の表
面抵抗率を測定したところ、下記の表3の結果が得られ
た。続いて、各中間転写ベルトを、市販のフルカラーコ
ピア(リコープリテール(Preter)550)に装着し、
マシン条件を一定として、転写チリ目視評価及び副作用
の有無の確認を行なった。各評価結果を表3に示す。
【0033】[実施例8〜11]次に、本発明の別の実
施例として、基体製造例により得られた基体を必要量切
取り基体シートを得た。これらの基体シート及び、別途
作成した絶縁性基体シート(ポリフッ化ビニリデンのみ
を熱プレスにて成型)を、下記の表2に従った組み合わ
せにて、200℃,15kg/cm2で10秒間熱プレ
ス融着し、放冷後10cm×10cmに切取り、中間転
写媒体(シート)を得た。各中間転写媒体表裏面の表面
抵抗率を測定したところ、下記の表3の結果が得られ
た。続いて、各中間転写媒体を、予め中間転写ベルトに
設けた切り抜き部分に嵌め込み、テフロンテープにて止
め、市販のフルカラーコピア(リコープリテール55
0)に装着し、実施例1〜7と同様に、転写チリ目視評
価及び副作用の有無の確認を行なった。各評価結果を表
3に示す。
【0034】[実施例12]次に、本発明のさらに別の
実施例として、上記の基体構造例2により得られた基体
を10cm×10cmに切取り、その片面を、10k
V,1分間コロナ放電にて表面低抵抗化処理を行ない、
処理面を裏面とした中間転写媒体(シート)を得た。こ
の中間転写媒体表裏面の表面抵抗率を測定したところ、
表3の結果が得られた。続いて、この中間転写媒体を、
予め中間転写ベルトに設けた切り抜き部分に嵌め込み、
テフロンテープにて止め、市販のフルカラーコピア(リ
コープリテール550)に装着し、実施例1〜7と同様
に、転写チリ目視評価及び副作用の有無の確認を行なっ
た。評価結果を表3に示す。
【0035】[比較例1〜11]次に、比較例として、
上記の基体製造例により得られた基体に、表面層塗料製
造例により得られた表面層(塗料)を、表1の比較例1
〜11に示す組み合わせに従ってスプレーコート(比較
例1〜4は表面層を設けない場合)し、中間転写媒体
(中間転写ベルト)を得た。各中間転写媒体表裏面の表
面抵抗率を測定したところ、下記の表3のような結果が
得られた。続いて、各中間転写ベルトを、市販のフルカ
ラーコピア(リコープリテール550)に装着し、実施
例1〜7と同様に、転写チリ目視評価及び副作用の有無
の確認を行なった。各評価結果を表3に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】表3の転写チリ評価方法としては、市販の
フルカラーコピア(リコープリテール550)に実施例
1〜12及び比較例1〜11の中間転写ベルトをそれぞ
れ装着して、1ドット黒ラインを出力した時の画像を2
00倍レンズ(VH−200)を搭載したマイクロスコ
ープVH−5910(キーエンス(KEYENCE)社製)にて
観察し、その視野中における1ラインのチリトナーの個
数をカウントした。表3の結果より明らかなように、実
施例1〜12では、転写チリは許容レベル内であり、そ
の他の異常もほとんど無いことがわかる。これに対して
比較例1〜11では、転写チリの問題が解消されていな
い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による中間
転写媒体は、中間転写媒体裏面の表面抵抗率が中間転写
媒体表面(画像保持面)の表面抵抗率より小さいことに
より、転写バイアス印加用部材とアース用部材との間
に、確実な電流経路を設けることができ、かつ、中間転
写媒体表面(画像保持面)から像担持体への(またはそ
の逆への)放電現象を抑制することができ、これによ
り、像担持体上に形成された可視像は、転写に要せられ
る電位以外、何ら静電的外力を受けること無く、中間転
写媒体上へ確実に転写することができる。従って、本発
明の構成による中間転写媒体は、実施例及び比較例の対
比からも明らかなように、転写不良等の副作用を伴う事
無く、転写チリの無いシャープな画像を形成するのに有
効なものであり、かつ、除電等のための付帯機構を必要
とせず、エネルギー的、コスト的にも優れたものであ
る。
【0041】また、本発明の画像形成装置では、上記中
間転写媒体を使用することにより、転写不良等の副作用
を伴う事無く、転写チリの無いシャープな画像を形成す
ることができ、かつ、省エネ、低コスト化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による中間転写媒体が使用される中間転
写方式の画像形成装置の一例を示す概略的要部構成図で
ある。
【符号の説明】
1:像担持体 2:書き込み光学ユニット 3:帯電装置 5〜8:各色の現像器 10:クリーニングユニット 11:除電ランプ 12:中間転写媒体(中間転写ベルト) 13:転写バイアス印加用部材 14:アース用部材 16:ベルトクリーニングユニット 17:二次転写用の転写ユニット 18:転写材 21:定着装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 7/00 G03G 7/00 L 15/01 114 15/01 114A (72)発明者 瀬戸 満 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 福田 茂 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成した可視像を、中間転写
    媒体裏面に設置した転写バイアス印加用部材とアース用
    部材との間での電圧印加で生じる電位と、該像担持体上
    の電位との電位差により、該像担持体と実質上等速で走
    行する中間転写媒体表面上に、静電的に一次転写するこ
    とを複数色の可視像について繰り返した後、該中間転写
    媒体上に形成された一次転写画像を転写材に一括して二
    次転写し最終的な画像を得る中間転写方式の画像形成装
    置に使用する中間転写媒体において、該中間転写媒体裏
    面の表面抵抗率が中間転写媒体表面(画像保持面)の表
    面抵抗率より小さいことを特徴とする中間転写媒体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の中間転写媒体において、該
    中間転写媒体裏面を含む部分が、少なくとも無機導電性
    粒子を含有し、かつ裏面の表面抵抗率が、1011Ω/□
    (□:単位面積)以下であることを特徴とする中間転写
    媒体。
  3. 【請求項3】請求項1記載の中間転写媒体において、該
    中間転写媒体裏面を含む部分が、少なくとも有機導電剤
    を含有し、かつ裏面の表面抵抗率が、109Ω/□以下
    であることを特徴とする中間転写媒体。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3記載の中間転写媒体におい
    て、該中間転写媒体表面の表面抵抗率が、108〜10
    13Ω/□であることを特徴とする中間転写媒体。
  5. 【請求項5】請求項1記載の中間転写媒体において、該
    中間転写媒体の形状がシームレスベルト状であり該シー
    ムレスベルト内側面が裏面であることを特徴とする中間
    転写媒体。
  6. 【請求項6】請求項1記載の中間転写媒体において、該
    中間転写媒体が少なくとも2層以上から構成されること
    を特徴とする中間転写媒体。
  7. 【請求項7】像担持体上に形成した可視像を、中間転写
    媒体裏面に設置した転写バイアス印加用部材とアース用
    部材との間での電圧印加で生じる電位と、該像担持体上
    の電位との電位差により、該像担持体と実質上等速で走
    行する中間転写媒体表面上に、静電的に一次転写するこ
    とを複数色の可視像について繰り返した後、該中間転写
    媒体上に形成された一次転写画像を転写材に一括して二
    次転写し最終的な画像を得る中間転写方式の画像形成装
    置において、前記中間転写媒体裏面の表面抵抗率が中間
    転写媒体表面(画像保持面)の表面抵抗率より小さいこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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