JP2001324884A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001324884A
JP2001324884A JP2000145042A JP2000145042A JP2001324884A JP 2001324884 A JP2001324884 A JP 2001324884A JP 2000145042 A JP2000145042 A JP 2000145042A JP 2000145042 A JP2000145042 A JP 2000145042A JP 2001324884 A JP2001324884 A JP 2001324884A
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image forming
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forming apparatus
electrode
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JP2000145042A
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English (en)
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Osamu Handa
修 半田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層トナーからなる多色高濃度部から単色ハ
ーフトーン部まで、画像欠陥のない高品質な画像を安定
して得る。 【解決手段】 中間転写型の画像形成装置において、二
次転写手段6に、前記中間転写体4のトナー像T担持面
側に押圧配置される接触転写部材7と、前記中間転写体
4を挟んで前記接触転写部材7に対向し且つ当該中間転
写体4に接触配置される複数の電極部材8(例えば8
a、8b)と、前記各電極部材8(8a、8b)を介し
て前記接触転写部材7に向かう転写電界を形成するよう
各電極部材8(8a、8b)に転写バイアスを印加する
複数のバイアス印加手段9(例えば9a、9b)とを具
備させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中間転写体を用
いた電子写真複写機やレーザープリンタ等の画像形成装
置に係り、詳細には中間転写体を介して感光体ドラム等
の潜像担持体上に形成されたトナー像を用紙等の記録材
に転写するタイプの画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における中間転写型の画像形成装置
としては、例えば、感光体ドラム等の像担持体の周囲に
例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
及びブラック(K)の各色成分の現像器を備えると共
に、前記像担持体に対し例えばベルト状の中間転写体
(中間転写ベルト)を対向配置し、像担持体の一回転毎
に当該像担持体上に形成された各色成分の未定着トナー
像を中間転写ベルトに順次一次転写した後、中間転写ベ
ルト上に重ね合わされた合成一次転写像を記録材として
の用紙へ二次転写して所望の画像を用紙上に形成するよ
うにしたものが知られている。ここで、二次転写装置と
しては、例えば前記中間転写ベルトに接触配置される転
写ロールと、前記中間転写ベルトを挟んでこの転写ロー
ルに対向配置されるバックアップロールと、これら転写
ロールとバックアップロールとの間に、用紙上に中間転
写ベルト上のトナー像を転移せしめる電界を形成するた
めのバイアスを印加する電源とを備えたものが用いられ
る。このタイプによれば、中間転写ベルト上に既に多重
転写のなされた合成トナー像を用紙に一括転写している
ので、画像形成時の不安定な要因を排除することがで
き、多重転写時における画像の乱れや色ずれの発生を効
果的に防止することができるといった利点を有してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した画
像形成装置にあっては、以下のような問題を有してい
た。すなわち、二次転写においては、中間転写ベルト上
に重ねた多層のトナーを一括して用紙に転写するため、
従来のモノクロ(単色)画像の転写時よりも、強い転写
電界を形成しなければ転写を行うことができない。
【0004】しかしながら、多層トナーを転写するため
に電界を強くしていくと、今度はトナーの少ない単色ハ
ーフトーン部などで放電が生じ、転写率の低下や画質欠
陥を生じるという技術的課題がみられた。このような技
術的課題を解決するために、例えば特開平4−1384
82号公報には、二次転写前の中間転写ベルト上のトナ
ーの帯電量を制御して多層部と単色部との帯電量の差異
をなくすようにした技術が提案されているが、トナーの
帯電量を制御するためには非接触帯電器を新たに追加し
なければならず、装置が大型化すると共に、非接触帯電
器からオゾンが発生してしまうという技術的課題がみら
れた。
【0005】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、多層トナーからなる多色高
濃度部から単色ハーフトーン部まで、画像欠陥のない高
品質な画像を安定して得ることのできる画像形成装置を
提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は図1
(a)(b)に示すように、一または複数の像担持体1
と、前記像担持体1上に静電潜像を形成する潜像形成手
段2と、前記像担持体1上の静電潜像を対応する色トナ
ーで現像する複数の現像装置3と、前記像担持体1に対
向配置される中間転写体4と、前記像担持体1上のトナ
ー像Tを前記中間転写体4上に転写する一次転写手段5
と、前記中間転写体4上のトナー像Tを記録材Kに一括
転写する二次転写手段6とを備えた画像形成装置におい
て、前記二次転写手段6は、前記中間転写体4のトナー
像T担持面側に押圧配置される接触転写部材7と、前記
中間転写体4を挟んで前記接触転写部材7に対向し且つ
当該中間転写体4に接触配置される複数の電極部材8
(例えば8a、8b)と、前記各電極部材8(8a、8
b)を介して前記接触転写部材7に向かう転写電界を形
成するよう各電極部材8(8a、8b)に転写バイアス
を印加する複数のバイアス印加手段9(例えば9a、9
b)とを備えたことを特徴とする。
【0007】このような技術的手段において、本願発明
の対象となる画像形成装置は、例えば図1(a)に示す
ように一つの像担持体1に複数の現像装置3を配設する
態様のものは勿論のこと、例えば、複数の像担持体1に
夫々現像装置3を配設する態様のもの(所謂タンデム
型)や、これらを組み合わせた態様のもの等も含まれ
る。
【0008】また、像担持体1としては、潜像形成手段
2による静電潜像を形成担持可能なものであれば、感光
体、誘電体等適宜選定して差し支えなく、その形状につ
いてもドラム状、ベルト状を問わない。そして、潜像形
成手段2については、静電潜像を形成するものであれ
ば、帯電、露光工程を経た方式、あるいは、イオン流に
よる潜像書込工程を含む方式など適宜選定して差し支え
ない。
【0009】更に、現像装置3は、像担持体1上に形成
された静電潜像を現像可能なものであれば、一成分現
像、二成分現像、接触現像、非接触現像等適宜選定して
差し支えなく、またこれら各種現像方式が混在するもの
であってもよい。
【0010】また、中間転写体4としては、トナー像T
を担持搬送可能なものであれば、その形状はロール状、
ベルト状等適宜選定して差し支えない。ここで、一次転
写時に像担持体1と中間転写体4との接触部手前側で像
担持体1上のトナー像Tが中間転写体4上に飛翔する現
象(所謂ブラー)の発生を防止するという観点からすれ
ば、その表面抵抗率は1010Ω/□以上であることが好
ましく、また、中間転写体4の自己除電性能を確保する
という観点からすれば、その表面抵抗率は1014Ω/□
以下であることが好ましい。
【0011】更に、一次転写手段5は、像担持体1上の
トナー像Tを中間転写体4上に転写するものであれば、
その転写方式に関しては適宜選定して差し支えなく、ま
た接触転写方式、非接触転写方式を問わない。
【0012】一方、二次転写手段6は、中間転写体4上
のトナー像Tを記録材Kに一括転写するものであるが、
本願発明では、前記中間転写体4のトナー像T担持面側
に押圧配置される接触転写部材7と、前記中間転写体4
を挟んで前記接触転写部材7に対向し且つ当該中間転写
体4に接触配置される複数の電極部材8(例えば8a、
8b)と、前記各電極部材8(8a、8b)を介して前
記接触転写部材7に向かう転写電界を形成するよう各電
極部材8(8a、8b)に転写バイアスを印加する複数
のバイアス印加手段9(例えば9a、9b)とを備えた
ものであり、従って接触転写方式が前提となる。
【0013】ここで、電極部材8は、前記中間転写体4
を挟んで前記接触転写部材7に対向し且つ当該中間転写
体4に接触配置されるものであれば、その数について
は、複数であればいくつでもよい。尚、図1(b)にお
いては、電極部材8が二つ(8a、8b)設けられた場
合を例示している。
【0014】そして、これら複数の電極部材8(8a、
8b)の配設位置については、前記中間転写体4を挟ん
で前記接触転写部材7に対向する部位より適宜選定して
差し支えないが、二次転写時に中間転写体4と接触転写
部材7との接触部(転写ニップN)上流側で中間転写体
4上のトナー像Tが飛翔する現象(所謂ブラー)の発生
を防止するためには、当該転写ニップNの上流側におけ
る転写電界を弱くすることが好ましく、このような観点
からすれば、前記複数の電極部材8のうち、前記中間転
写体4の移動方向最上流側の電極部材8aが、転写ニッ
プN内に配置されることが好ましい。
【0015】また、上述したブラーを防止するために
は、前記転写ニップNの上流側における放電を防止する
ことが好ましく、このような観点からすれば、前記複数
の電極部材8のうち前記中間転写体4の移動方向最上流
側の電極部材8aに印加される転写バイアスが、当該電
極部材8aより下流側に配置される電極部材8bに印加
される転写バイアスより小さく設定されることが好まし
い。
【0016】一方、二次転写時に中間転写体4と接触転
写部材7との転写ニップNの下流側で記録材Kに転写さ
れたトナー像Tが中間転写体4側へと戻る現象(所謂リ
トランスファー)を防止するためには、当該転写ニップ
Nの下流側における転写電界を強くすることが好まし
く、このような観点からすれば、前記複数の電極部材8
のうち、前記中間転写体4の移動方向最下流側の電極部
材8bが、転写ニップN外に配置されることが好まし
い。
【0017】また、同様の観点からすれば、前記複数の
電極部材8のうち前記中間転写体4の移動方向最下流側
の電極部材8bに印加される転写バイアスが、当該電極
部材8bより上流側に配置される電極部材8aに印加さ
れる転写バイアスより大きく設定されることが好まし
い。
【0018】更に、同様の観点からすれば、前記複数の
電極部材8のうち前記中間転写体4の移動方向最下流側
の電極部材8bの前記中間転写体4への圧接力が、当該
電極部材8bより上流側に配置される電極部材8aの圧
接力よりも大きく設定されることが好ましい。
【0019】また、電極部材8の形状については、例え
ばロール状、ブラシ状、フィルム状、ブレード状、ある
いはこれらの組み合わせ等適宜選定して差し支えない
が、転写ニップNの下流側で安定した転写電界を形成す
るという観点からすれば、前記複数の電極部材8のうち
前記中間転写体4の移動方向最下流側の電極部材8b
が、ロール形状を有していることが好ましい。
【0020】また、各バイアス印加手段9により電極部
材8を介して印加される二次転写バイアスとしては、一
定の大きさとしてもよいし、また、環境、記録材Kの種
類、作像モード(単色/複数色、片面/両面)に応じて
制御手段により制御するようにしてもよい。ここで、後
者の態様にあっては、制御手段は、前記各電極部材8
a、8bに印加する転写バイアスを夫々制御するように
しても差し支えないが、本願発明に係る画像形成装置で
は、前記複数の電極部材8のうち前記中間転写体4の移
動方向最下流側の電極部材8bによって実質的な転写電
界が形成されることから、装置構成の簡易化という観点
からすれば、前記制御手段は、前記複数の電極部材8の
うち前記中間転写体4の移動方向最下流側の電極部材8
bに印加する転写バイアスのみを制御することが好まし
い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態
1を示す。同図において、符号11は像担持体としての
感光体ドラムであり、矢線A方向に160mm/sec
の速度で回転するようになっている。そして、この感光
体ドラム11の回転に伴い、その表面には帯電装置12
及び露光装置13等の周知の電子写真プロセスによって
画像情報に応じた静電潜像が形成される。尚、符号14
は露光装置13からのビームを感光体ドラム11に照射
するために設けられたミラーである。また、この感光体
ドラム11の周囲には、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に対応
した現像器15(具体的には15Y、15M、15C、
15K)が配設されており、感光体ドラム11上に形成
された静電潜像を対応する現像器15で現像してトナー
像Tを形成するようになっている。本実施の形態では、
感光体ドラム11が負極性に帯電するもので構成され、
また、現像は反転現像方式にて行われる。従って、使用
されるトナーは全て負極性に帯電するものである。尚、
符号18は感光体ドラム11上の残留トナーを除去する
ドラムクリーナである。
【0022】また、符号20は感光体ドラム11の表面
に当接するように配置された中間転写体としての中間転
写ベルトであり、駆動ロール21、ウォーク補正ロール
22、テンションロール23、及び二次転写対向電極2
4に張架され、矢線B方向に感光体ドラム11と略同速
で回転するようになっている。本実施の形態において、
中間転写ベルト20としては、PI(ポリイミド)、P
VdF(ポリフッ化ビニリデン)、PC(ポリカーボネ
ート)を主成分とし、これにCB(カーボンブラック)
を混入して抵抗を調整したベルトを用いた。このように
して作成した中間転写ベルト20の抵抗測定を行ったと
ころ、その表面抵抗率は109〜1015Ω/□であっ
た。尚、この表面抵抗率は、超高抵抗/微少電流計(ア
ドバンテスト社製R8340A)にHRプローブ(三菱
油化社製、内側電極直径16mm、リング電極内径30
mm)を接続しリング電極間に100Vを印加し、通電
開始より30秒後の電流値を測定し以下の式で計算して
求めた値である。 ρs=10×V/I (Ω/□) ここで、Vは印加電圧値(V)、Iは電流値(A)であ
る。
【0023】中間転写ベルト20の表面抵抗率が1010
Ω/□よりも低い場合、一次転写部で中間転写ベルト2
0の背面に与えた電荷が中間転写ベルト20の抵抗を通
じて転写ニップの外にまで広がるため、感光体ドラム1
1と中間転写ベルト20とが接触する前に感光体ドラム
11から中間転写ベルト20へとトナー像Tが転写され
てしまうため、トナーの飛び散りがひどく良好な画像が
得られなかった。また、中間転写ベルト20の表面抵抗
率が1014Ω/□を超えると、中間転写ベルト20の帯
電電位が高くなりすぎ、中間転写ベルト20の周囲部材
との間で火花放電が生じて画像欠陥が発生した。更に、
表面抵抗率が1014Ω/□よりも低い場合、中間転写ベ
ルト20がチャージアップしにくくなり、中間転写ベル
ト20の除電装置が不要となる。このような理由によ
り、本実施の形態では、その表面抵抗率が1010〜10
14Ω/□である中間転写ベルト20を用いている。そし
て、中間転写ベルト20の厚さについては、その厚さが
50μm以下の場合、機械的強度が足りずベルトの折
れ、破れ等が生じてしまうことから、50μmより厚い
ものを用いている。
【0024】更に、中間転写ベルト20の感光体ドラム
11に対向する部位(一次転写位置)において、中間転
写ベルト20の裏面側には一次転写装置16(本実施の
形態では一次転写ロール)が配設されており、この一次
転写ロール16に一次転写バイアス電源17によりトナ
ーの帯電極性とは逆極性の一次転写バイアスを印加する
ことで、感光体ドラム11上のトナー像Tが中間転写ベ
ルト20に静電吸引されるようになっている。
【0025】また、用紙Pの搬送経路に面した中間転写
ベルト20の二次転写位置には二次転写装置40が配設
されており、本実施の形態では、中間転写ベルト20の
トナー像T担持面側に圧接配置される接触転写部材とし
ての二次転写ロール25と、中間転写ベルト20の裏面
側に配設される二次転写対向電極24(中間転写ベルト
20を張架する部材と兼用)とを備えている。
【0026】ここで、二次転写対向電極24は、図2及
び図3(a)に示すように、半径14mmの半円筒面を
有する絶縁樹脂を基材とし、その内部に、電極部材とし
ての第一電極31及び第二電極33を所定距離離間させ
て埋め込んだものを用いた。この絶縁樹脂としては高摺
動性POM(ポリアセタール)を用い、また、第一電極
31、第二電極33としては厚さ0.1mmSUS合金
薄板を用い、これら電極31、33が樹脂面よりわずか
に突出し、中間転写ベルト20と確実に接するようにし
た。また、図3(a)に示すように、これら第一電極3
1、第二電極33のうち、中間転写ベルト20の回動方
向B上流側に配設される第一電極31は、中間転写ベル
ト20と二次転写ロール25との接触部(以下転写ニッ
プという)N内に接するように配置され、一方、中間転
写ベルト20の回動方向B下流側に配設される第二電極
33は、前記転写ニップNより下流側に配置されてい
る。
【0027】更に、図2に示すように、第一電極31に
はバイアス印加手段としての第一二次転写バイアス電源
32が、第二電極33にはバイアス印加手段としての第
二二次転写バイアス電源34が夫々接続されており、こ
れら第一電極31、第二電極33に、トナーの帯電極性
と同極性の二次転写バイアスを印加することで、中間転
写ベルト20上のトナー像Tが記録材としての用紙Pに
一括転写されるようになっている。
【0028】一方、二次転写ロール25は、SUS(ス
テンレス)合金の芯金の周囲に、CB(カーボンブラッ
ク)を混入し抵抗を調整したシリコンゴム、EPDM
(エチレンプロピレンジエンゴム)などのゴム材を被覆
したものを用いた。この二次転写ロールの芯金の直径は
15mm、ゴム材の厚みは7mmである。このようにし
て作成した二次転写ロール25の抵抗測定を行ったとこ
ろ、その抵抗は106〜1010Ωであった。尚、この抵
抗値は、二次転写ロール25を金属板に乗せると共に、
二次転写ロール25の両端にそれぞれ2.5kgの荷重
をかけ、全荷重5kgで二次転写ロール25を金属板に
押しつけ、直流高圧電源(TreckJapan社製m
odel 610c)を用いて二次転写ロール25の芯
金と金属板との間に30μAの一定電流を流し、通電開
始より30秒後の印加電圧を前記直流電圧電源内蔵の電
圧計で測定した値である。
【0029】本実施の形態に係る画像形成装置では、二
次転写ロール25の抵抗値が108Ωを超えると、二次
転写電圧が著しく高く(6kV以上)なってしまうた
め、108Ω以上の抵抗を有する二次転写ロール25を
用いることはできなかった。
【0030】また、二次転写装置40の下流側には中間
転写ベルト20上の残留トナーを除去するベルトクリー
ナ41が設けられている。尚、二次転写ロール25及び
ベルトクリーナ41は、中間転写ベルト20に対して接
離可能に配設されており、複数色のトナー像Tからなる
カラー画像が形成される場合には、最終色前のトナー像
Tが二次転写ロール25及びベルトクリーナ41を通過
するまでは中間転写ベルト20から離間するようになっ
ている。
【0031】更に、用紙搬送系は、用紙トレイ50から
の用紙Pをフィードロール51で送出し、レジストレー
ションロール(レジストロール)52で一旦位置決め停
止させた後に所定のタイミングでシュート53を介して
二次転写位置へと用紙Pを送り込むようになっており、
二次転写後の用紙Pを用紙搬送ガイド54を介して搬送
ベルト55へと導き、この搬送ベルト55にて定着器5
7へと搬送するようになっている。尚、図2において、
符号56は搬送ベルト55と定着器57との間に設けら
れる用紙ガイドである。
【0032】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
作像プロセスについて説明する。いま、図示外のスター
トスイッチがオン操作されると、所定の作像プロセスが
実行される。まず、感光体ドラム11の表面が帯電装置
12によって帯電された後、露光装置13からのビーム
によって潜像が書き込まれる。このとき、感光体ドラム
11に書き込まれた静電潜像がイエローの画像情報に対
応したものであれば、この静電潜像はイエローのトナー
に対応する現像器15Yで現像され、感光体ドラム11
上にはイエローのトナー像Tが形成される。そして、感
光体ドラム11上に形成されたトナー像Tは、感光体ド
ラム11と中間転写ベルト20とが接する一次転写位置
で一次転写ロール16に印加される一次転写バイアスに
よって中間転写ベルト20に転写される。一方、一次転
写後に感光体ドラム11上に残留したトナーはドラムク
リーナ18によって除去される。
【0033】このとき、単色画像を形成する場合には、
中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像Tを直ち
に用紙Pに二次転写するのであるが、複数色のトナー像
を重ね合わせたカラー画像を形成する場合には、感光体
ドラム11上でのトナー像Tの形成並びにこのトナー像
Tの一次転写の工程が色数分だけ繰り返される。例え
ば、四色のトナー像Tを重ね合わせたフルカラー画像を
形成する場合には、感光体ドラム11上にはその一回転
毎にイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー
像Tが形成され、これらトナー像Tは順次中間転写ベル
ト20に一次転写される。一方、中間転写ベルト20
は、最初に一次転写されたイエローのトナー像Tを保持
したまま感光体ドラム11と同一周期で回動し、中間転
写ベルト20上には、所定の位置にその一回転毎にマゼ
ンタ、シアン及びブラックのトナー像Tが重ね転写され
る。
【0034】このようにして中間転写ベルト20に一次
転写されたトナー像Tは、中間転写ベルト20の回動に
伴って二次転写位置へと搬送される。一方、用紙Pはフ
ィードロール51により用紙トレイ50からレジストロ
ール52の位置まで搬出され、その後レジストロール5
2にて所定のタイミングで二次転写位置へと供給され、
二次転写対向電極24に対して二次転写ロール25が用
紙Pをニップする。すると、二次転写位置では、二次転
写対向電極24の第一電極31、第二電極33に供給さ
れる転写バイアスにより、二次転写ロール25と二次転
写対向電極24との間に転写電界が形成され、中間転写
ベルト20に担持されたトナー像Tが用紙Pに静電転写
される。この後、二次転写された用紙Pは、用紙搬送ガ
イド54、搬送ベルト55、用紙ガイド56を経て定着
器57へと搬送され、用紙P上のトナー像Tが定着され
る。一方、二次転写後に中間転写ベルト20に付着した
残留トナーは、ベルトクリーナ41によって除去され
る。
【0035】本発明者は、本実施の形態に係る画像形成
装置と、図4に示す比較の形態に係る画像形成装置とを
用いて画像形成を行い、得られた画像を採取し評価を行
った。ここで、比較の形態に係る画像形成装置は、図4
に示すように、二次転写対向電極24のかわりにバック
アップロール71を配設し、このバックアップロール7
1に金属製の給電ロール72を接触配置すると共に、こ
の給電ロール72に二次転写バイアス電源73よりトナ
ーと同極性の二次転写バイアスを印加するようにしたも
のである。
【0036】そして、各画像形成装置において、二次転
写電圧を変化させながら、面積率100%の単色/二色
重ね(以下必要に応じて2次色という)/三色重ね(以
下必要に応じて3次色という)のトナー像Tを形成し、
A3サイズの普通紙に複写したときの二次転写率および
画質欠陥の有無と、同様にして面積率30%の単色ハー
フトーンのトナー像Tを形成したときの画質欠陥の有無
とで評価を行った。ただし、ここでいう二次転写電圧と
は、本実施の形態に係る画像形成装置では第二電極33
に印加される電圧をいい、比較の形態に係る画像形成装
置ではバックアップロール71に印加される電圧をい
う。そして、本実施の形態に係る画像形成装置で第一電
極31に印加される電圧は−1.8kV一定とした。こ
こで、上記単色/2次色/3次色のトナー像Tの単位面
積あたりのトナー重量は、夫々、0.4/0.8/1.
2(mg/cm2)であった。
【0037】図5は、本実施の形態に係る画像形成装置
における二次転写電圧(第二電極印加電圧)と二次転写
率との関係を、また、図6は比較の形態に係る画像形成
装置における二次転写電圧(バックアップロール印加電
圧)と二次転写率との関係を示す。比較の形態に係る画
像形成装置では、図6に示すように、2次色や3次色を
良好に転写しようとして二次転写電圧を上げていくと、
−2.0kVを超えた時点で放電による二次転写率の低
下が始まり、単色から3次色まで良好な二次転写率を得
る転写条件の設定が困難であった。これに対し、本実施
の形態に係る画像形成装置では、図5に示すように、二
次転写電圧(第二電極印加電圧)が−3.0〜−4.5
kVの広い範囲にわたって、単色から3次色まで良好な
二次転写率を得ることができた。ただし、第一電極31
に印加される電圧を−2.0kV以上に設定すると、第
二電極33に印加する電圧によらず単色の転写率が悪化
する。
【0038】この原因としては次のことが考えられる。
すなわち、比較の形態に係る画像形成装置では、図7
(a)(b)に示すように、転写ニップNに形成された
転写電界が、転写ニップNの上流側にも広がるので、こ
の領域で用紙P(図示せず)と中間転写ベルト20との
間に生じる微少な空隙にも、ある程度の大きさの転写電
界が形成されることになる。そのため、2次色や3次色
のような多量のトナーを転写するために転写ニップNに
強い電界を形成すると、前記微少空隙にパッシェンリミ
ット以上の電界がかかり、当該領域で放電が生じる。こ
の放電により、中間転写ベルト20上のトナーが本体の
帯電極性とは逆極性に帯電してしまい、二次転写部で用
紙P(図示せず)に転写されず白抜けとなってしまう。
【0039】これに対して、本実施の形態に係る画像形
成装置では、図3(b)に示すように、転写ニップN内
上流側に設けられた第一電極31への印加電圧を放電が
生じない程度に低く抑えることで単色の少量のトナーを
転写できると共に、転写ニップNよりも下流側に設けら
れた第二電極33に印加する電圧を高くすることで、2
次色、3次色のような多量のトナーを転写するのに十分
な強い電界を転写ニップNに生じさせることができる。
これにより、放電を起こすことなく、単色から3次色ま
で同時に非常に高い二次転写率を得ることが可能とな
る。
【0040】更に、比較の形態に係る画像形成装置の二
次転写装置40では、転写ニップNに形成された転写電
界が、転写ニップNの下流側にも広がるが、その電界の
強さは転写ニップN内よりも弱くなるため、この領域で
用紙P(図示せず)が中間転写ベルト20から剥離され
る際に、特に2次色や3次色の部位が中間転写ベルト2
0へ逆転写(リトランスファー)してしまうことにな
る。
【0041】これに対して、本実施の形態に係る画像形
成装置では、第二電極33を転写ニップNよりも下流側
に位置させることで、転写ニップNの下流側にまで強い
電界を形成することができるので、この領域で用紙P
(図示せず)が中間転写ベルト20から剥離する際の逆
転写を防止することができる。
【0042】尚、本実施の形態に係る画像形成装置にお
いて、例えば、温度・湿度等の環境情報や、用紙Pの種
類、作像モード等に応じて第二電極33への印加電圧を
制御するようにすれば、条件の変動に関わらず、高い二
次転写率を安定して得ることが可能となる。このとき、
第一電極31に対する印加電圧は一定のままでよい。
【0043】◎実施の形態2 本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、図8
に示すように、二次転写装置40の構成を異ならせるよ
うにしたものである。尚、本実施の形態に係る画像形成
装置の構成要素のうち、実施の形態1に係る画像形成装
置と同様のものについては、実施の形態1と同様の符号
を付してここではその詳細な説明を省略する。
【0044】本実施の形態において、二次転写装置40
は、中間転写ベルト20のトナー像T担持面側に圧接配
置される接触転写部材としての二次転写ロール25と、
中間転写ベルト20の裏面側であって中間転写ベルト2
0の回動方向上流側に配設される第一電極としてのフィ
ルム63と、その下流側に配設される第二電極としての
バックアップロール61とを備えている。
【0045】ここで、フィルム63としては、厚さ20
0μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)に、P
I(ポリイミド)、PVdF(ポリフッ化ビニリデ
ン)、PC(ポリカーボネート)にCB(カーボンブラ
ック)を混入してその抵抗を108Ωcm以下に調整し
た厚さ50〜100μmの導電性フィルムを貼りつけた
ものを用い、導電性フィルム側が中間転写ベルト20に
接するように配置している。
【0046】また、バックアップロール61としては、
SUS(ステンレス)合金の芯金の周囲に絶縁性のシリ
コンゴム、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)
などのゴム材を被覆し、その周囲にCB(カーボンブラ
ック)を混入してその表面抵抗を調整したシリコンゴ
ム、EPDMなどのゴム材や、CBを混入してその表面
抵抗を調整したPFA(パーフロロアルコキシ)、PT
FE(ポリテトラフルオロエチレン)などの樹脂を抵抗
層として被覆したものを用いた。このバックアップロー
ル61の芯金は直径15mm、絶縁ゴム材の厚みは6m
mである。絶縁ゴムの周囲に被覆する抵抗層の厚みとし
ては、ゴム材の場合で0.5〜2mm、樹脂の場合で50
〜100μmである。このようにして作成したバックア
ップロール61の抵抗測定を行ったところ、その表面抵
抗率は105〜1010Ω/□であった。尚、この表面抵
抗率は、超高抵抗/微少電流計(アドバンテスト社製R
8340A)に、外径10mmのSUS(ステンレス)
合金シャフト二本を電極として接続し、これらの電極を
バックアップロール61に夫々600gの荷重で接触さ
せ、二本のシャフトの間に1000Vの電圧を印加し、
通電開始より30秒後の電流値を測定し以下の式で計算
して求めた値である。 ρs=(V×l)/(i×d) (Ω/□) ここで、Vは印加電圧(V)、iは電流値(A)、lは
ロール面長(mm)、そしてdは電極間距離(mm)で
ある。尚、バックアップロール61の表面抵抗率が10
9Ω/□を超えると、二次転写電圧が著しく高く(6k
V以上)なってしまうため、1010Ω/□以上の表面抵
抗率を有するバックアップロール61を用いることはで
きなかった。
【0047】また、バックアップロール61への転写電
圧の給電は、バックアップロール61の外周部に給電ロ
ール62を接触配置することで行った。この給電ロール
62としては外径14mmのSUS(ステンレス)合金ロ
ールを用いた。
【0048】また、前記フィルム63には、実施の形態
1と同様に二次転写電圧を印加するための第一二次転写
バイアス電源32が接続され、一方、給電ロール62に
も実施の形態1と同様に転写電圧を印加するための第二
二次転写バイアス電源34が接続されており、二次転写
時にトナーの帯電極性と同極性の電圧が印加されるよう
になっている。
【0049】本発明者は、本実施の形態に係る画像形成
装置を用い、実施の形態1と同様の評価を行った。尚、
この評価において、本実施の形態に係る画像形成装置で
フィルム63に印加される電圧は−1.8kV一定とし
た。
【0050】結果を図9に示す。同図より、本実施の形
態に係る画像形成装置では、二次転写電圧(バックアッ
プロール印加電圧)が−3.0〜−3.5kVの範囲に
わたって、単色から3次色まで良好な二次転写率を得る
ことが可能である。
【0051】また、本実施の形態では、電極部材として
バックアップロール61を用いているので、中間転写ベ
ルト20の回転がよりスムーズになると共に、中間転写
ベルト20内面の摩耗も低減される。
【0052】更に、バックアップロール61を用いるこ
とにより、中間転写ベルト20に対する圧接力を大きく
できるので、この領域内で用紙P(図示せず)と中間転
写ベルト20との間にギャップが形成されるという事態
を防止でき、より強く安定した転写電界を形成すること
が可能となる。
【0053】更にまた、バックアップロール61を用い
ているので、圧接力を強くしても中間転写ベルト20に
ダメージを与えることがなく、また確実に転写ニップN
の下流側に転写電界を形成することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多層トナーからなる多色高濃度部から単色ハーフトーン
部まで、画質欠陥のない高品質な画像を安定して得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)(b)は本発明に係る画像形成装置の
概要を示す説明図である。
【図2】 本発明が適用された画像形成装置の実施の形
態1を示す概略構成図である。
【図3】 (a)は実施の形態1に係る画像形成装置の
転写ニップの拡大図であり、(b)は転写ニップ付近に
形成される転写電界を示す模式図である。
【図4】 比較の形態に係る画像形成装置の概略構成図
である。
【図5】 実施の形態1に係る画像形成装置における二
次転写電圧と二次転写率との相関を示すグラフ図であ
る。
【図6】 比較の形態に係る画像形成装置における二次
転写電圧と二次転写率との相関を示すグラフ図である。
【図7】 (a)は比較の形態に係る画像形成装置の転
写ニップの拡大図であり、(b)は転写ニップ付近に形
成される転写電界を示す模式図である。
【図8】 本発明が適用された画像形成装置の実施の形
態2を示す概略構成図である。
【図9】 実施の形態2に係る画像形成装置における二
次転写電圧と二次転写率との相関を示すグラフ図であ
る。
【符号の説明】
1…像担持体,2…潜像形成手段,3…現像装置,4…
中間転写体,5…一次転写手段,6…二次転写手段,7
…接触転写部材,8(8a、8b)…電極部材,9(9
a、9b)…バイアス印加手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一または複数の像担持体と、 前記像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、 前記像担持体上の静電潜像を対応する色トナーで現像す
    る複数の現像装置と、 前記像担持体に対向配置される中間転写体と、 前記像担持体上のトナー像を前記中間転写体上に転写す
    る一次転写手段と、 前記中間転写体上のトナー像を記録材に転写する二次転
    写手段とを備えた画像形成装置において、 前記二次転写手段は、前記中間転写体のトナー像担持面
    側に押圧配置される接触転写部材と、 前記中間転写体を挟んで前記接触転写部材に対向し且つ
    当該中間転写体に接触配置される複数の電極部材と、 前記各電極部材を介して前記接触転写部材に向かう転写
    電界を形成するよう各電極部材に転写バイアスを印加す
    る複数のバイアス印加手段とを備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記中間転写体の表面抵抗率が、1010〜1014Ω/□
    であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記複数の電極部材のうち、前記中間転写体の移動方向
    最上流側の電極部材が、転写ニップ内に配置されること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記複数の電極部材のうち、前記中間転写体の移動方向
    最下流側の電極部材が、転写ニップ外に配置されること
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記複数の電極部材のうち前記中間転写体の移動方向最
    上流側の電極部材に印加される転写バイアスが、当該電
    極部材より下流側に配置される電極部材に印加される転
    写バイアスより小さく設定されることを特徴とする画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記複数の電極部材のうち前記中間転写体の移動方向最
    下流側の電極部材に印加される転写バイアスが、当該電
    極部材より上流側に配置される電極部材に印加される転
    写バイアスより大きく設定されることを特徴とする画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記複数の電極部材のうち前記中間転写体の移動方向最
    下流側の電極部材の前記中間転写体への圧接力が、当該
    電極部材より上流側に配置される電極部材の圧接力より
    も大きく設定されることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記複数の電極部材のうち前記中間転写体の移動方向最
    下流側の電極部材が、ロール形状を有していることを特
    徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記複数の電極部材のうち前記中間転写体の移動方向最
    下流側の電極部材に印加する転写バイアスを制御する制
    御手段を具備させたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005308784A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びこれに用いられる除電装置
JP2013113856A (ja) * 2011-11-24 2013-06-10 Canon Inc 画像形成装置
US8958709B2 (en) 2011-11-24 2015-02-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a second resistor portion with a higher electrical resistance than a first resistor portion

Cited By (4)

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