JP3387186B2 - エアバッグガイドケースの補強構造 - Google Patents

エアバッグガイドケースの補強構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバッグが収容され
るエアバッグガイドケースの補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のエアバッグガイドケース
の構造を図11に示す(特開平4−151347号公報
参照)。
【0003】エアバッグガイドケース101は、一側1
01aに開口部103を有し、他側101b内部にイン
フレータ105を備えており、インフレータ105と開
口部103の間には、インフレータ105からの発生ガ
スにより開口部103から二点鎖線示のように膨出して
展開するエアバッグ107が収容されている。
【0004】エアバッグガイドケース101の開口部1
03側の先端周縁には、外側に屈曲形成された補強部1
09が設けられている。補強部109は、エアバッグ1
07の膨出作動によってエアバッグガイドケース101
に作用する押圧力に対して、開口部103を補強する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般にエア
バッグガイドケース101の開口部103側は、助手席
側インストルメントパネル(図示外)の直ぐ内側に配置
されており、インストルメントパネルには、外側からの
衝撃に対して変形しその衝撃力を吸収するという衝撃吸
収性が要求されるため、エアバッグプレート101の開
口部103側の剛性をあまり強くすることができない。
【0006】したがって、前記エアバッグガイドケース
101の構造では、開口部103の変形防止を確実に達
成することが難しく、開口部103が大きく拡大変形し
てしまうと、エアバッグガイドケース101がインスト
ルメントパネルに衝接して損壊してしまう可能性があっ
た。このため、エアバッグ107の作動後において、そ
の都度インストルメントパネルの交換を要するという事
態を招く恐れがあった。
【0007】また、エアバッグガイドケース101に、
前記開口部103を塞ぐエアバッグリッド(図示外)が
エアバッグ107の膨出時にヒンジ部(図示外)で屈曲
するように固定されている場合、開口部103の拡大変
形に伴ってエアバッグリッドも変形してしまう可能性が
あった。エアバッグリッドが変形すると、前記ヒンジ部
も変形してしまい、ヒンジ部におけるヒンジ機能が著し
く低下してしてしまう恐れがあった。
【0008】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされたもので、インストルメントパネルの衝
撃吸収性を確保しつつ、エアバッグ膨出時におけるエア
バッグガイドケースの開口部の変形を防止することがで
きるエアバッグガイドケースの補強構造の提供を目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、内部にエアバッグを配置す
る開口を有するインストルメントパネルと、前記開口を
閉塞するエアバッグリッドとを備えると共に、前記イン
ストルメントパネルに内側から臨む開口部を一側に有
し、他側内部にインフレータを備え、前記インフレータ
からの発生ガスにより前記開口部から膨出して展開する
エアバッグが収容され、該エアバッグの膨出方向を案内
するエアバッグガイドケースの補強構造であって、前記
エアバッグガイドケースは、前記インストルメントパネ
ルの内側に配設したステアリングメンバに固定されてな
り、前記エアバッグリッドは、前記エアバッグガイドケ
ースに固定され、且つ、前記開口の周縁に形成されたリ
ッド嵌合部に嵌合されてなり、前記エアバッグガイドケ
ースに、前記エアバッグの膨出方向に沿って前記インフ
レータ側から前記開口部側まで移動自在なると共に前記
エアバッグの膨出作動時に前記開口部を補強可能なる
強部材を設け、前記補強部材は、前記エアバッグの膨出
作動に伴い前記インフレータ側から前記開口部側に移動
して該開口部側に保持されることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のエ
アバッグガイドケースの補強構造であって、前記補強部
材は、前記エアバッグの中間部に接続されて該エアバッ
グの膨出作動に連動することを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載のエ
アバッグガイドケースの補強構造であって、前記補強部
材は、前記発生ガスからの押圧力を受ける受圧部を有
し、前記押圧力によって移動することを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載のエアバッグガイドケースの補強
構造によれば、エアバッグの非膨出時には、補強部材が
インフレータ側に位置するので、補強部材がインストル
メントパネルを補強することがなく、インストルメント
パネルの剛性はパネル自身の剛性に依存する。したがっ
て、インストルメントパネルに外側から衝撃が付与され
たときは、インストルメントパネルが変形して前記衝撃
力を吸収する。
【0013】また、エアバッグの膨出時には、エアバッ
グの膨出作動に伴い補強部材がインフレータ側から開口
部側に移動して開口部側に保持されるので、この補強部
材によって開口部が補強され、エアバッグの膨出作動に
伴う押圧力に対して高い剛性が得られる。
【0014】請求項2記載のエアバッグガイドケースの
補強構造によれば、補強部材は、エアバッグの中間部
接続されエアバッグの膨出作動に連動するので、エアバ
ッグが膨出すれば、これに伴い補強部材も開口部側に移
動する。すなわち、エアバッグの膨出力を利用した簡単
な構造で開口部を補強することができる
【0015】請求項3記載のエアバッグガイドケースの
補強構造によれば、補強部材は発生ガスからの押圧力を
受けて移動するので、インフレータからのガス圧を利用
した簡単な構造で開口部を補強することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の請求項1及び請求項2にかか
る第1実施例を図面に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明の第1実施例に係るエアバッ
グガイドケースの補強構造を示す断面図、図2は図1の
要部断面図、図3は図1のエアバッグケースの補強構造
を示す斜視図である。
【0018】図1のように、インストルメントパネル1
は、樹脂製のパネル本体3と発泡製のパッド5と表皮7
とから構成され、パッド5は、表皮7により表面が被覆
されパネル本体3に固定されている。
【0019】インストルメントパネル1の助手席側のパ
ネル本体3には開口9が形成され、開口9の内部にはエ
アバッグ装置11が配置されている。エアバッグ装置1
1は、緊急時に窒素ガス等を発生させるインフレータ1
3と、インフレータ13からの発生ガスにより膨脹し展
開するエアバッグ15を備えている。開口9の周縁には
段状のリッド嵌合部29が形成されている。開口9は樹
脂製蓋体状のエアバッグリッド31によって閉塞されて
おり、エアバッグリッド31の周縁部33はリッド嵌合
部29に嵌合している。
【0020】エアバッグリッド31には、エアバッグ1
5の展開力が作用して破断する易破断部41と、この易
破断部41に区画され、膨脹して展開するエアバッグ1
5により開かれてエアバッグ15を通過させるリッド展
開部43,45が形成されている。リッド展開部43,
45の車体前端と車体後端には、それぞれ車幅方向に沿
ってエアバッグ15展開時にリッド展開部43,45を
容易に屈曲させる溝状のヒンジ部47,49が設けられ
ている。すなわち、リッド展開部43,45は、エアバ
ッグ15の展開力を受けるとヒンジ部47,49を中心
に屈曲して車両前後方向に向かって開く。
【0021】前記インフレータ13とエアバッグ15
は、ガイドロア17とガイドアッパ19とからなるエア
バッグガイドケース21内に設けられている。ガイドア
ッパ19は矩形筒状に形成され、エアバッグ15の膨出
方向を案内する。ガイドロア17は車両前後方向に沿っ
た切断面形状が略U字状となるように形成されている。
ガイドアッパ19の一側19aはエアバッグガイドケー
ス21の一側21aを構成し、この一側19aにはイン
ストルメントパネル1に内側から臨み前記開口9に対向
する開口部51が形成されている。前記エアバッグリッ
ド31の内側には2枚の板状のリッド固定部35,37
が突設されており、エアバッグリッド31は、両リッド
固定部35,37を介してボルト・ナット39によりガ
イドアッパ19の一側19aに固定されている。ガイド
アッパ19の他側19bは、ガイドロア17の先端部1
7aにボルト53・ナット55により締結固定され、こ
のガイドロア17の先端部17aには、ベース部材57
がボルト53,59・ナット55,61により締結固定
されている。ベース部材57よりも開口部51側のガイ
ドアッパ19内には、エアバッグ15が折畳んだ状態で
収容されている。
【0022】前記インフレータ13は筒体状に形成さ
れ、ガイドロア17の車幅方向両側壁17bに形成され
た取付孔63に支持されてエアバッグガイドケース21
の他側21b内部に保持されている。ガイドロア17の
後側壁17cにはブラケット23が一体に形成され、エ
アバッグガイドケース21は、ブラケット23を介し
て、インストルメントパネル1の内側に車幅方向に配設
したステアリングメンバ25のブラケット部25aに、
ボルト・ナット27により固定されている。
【0023】図2のように、前記ガイドロア17の先端
部17aとガイドアッパ19の他側19bとの間には隙
間65が形成され、エアバッグ15の端部15aは、前
記隙間65内でガイドロア17の先端部17aとガイド
アッパ19の他側19bとの間に噛み込まれ、ボルト・
ナット53・55によって支持されている。また前記ベ
ース部材57は、エアバッグ15のガイドロア17側へ
の侵入を防止するとともに、エアバッグガイドケース2
1のガイドロア17側の剛性を高めている。
【0024】ガイドアッパ19の後側壁19cには、2
枚の補強プレート67,69を備えた補強部材71が設
けられている。図3のように前記後側壁19cには、ガ
イドアッパ19の一側19aから他側19bまで3本の
ガイド孔73a,73b,73cが形成され、図2のよ
うに2枚の補強プレート67,69は、前記後側壁19
cを挟むように該後側壁19cの内外に配設されて各ガ
イド孔73a,73b,73cに挿通されたボルト75
とナット77により連結されている。これにより、図1
のように、ガイド孔73a,73b,73c内をボルト
75が挿通し、補強プレート67,69がガイド孔73
a,73b,73cに案内されてエアバッグ15の膨出
方向に沿ってガイドロア17側(インフレータ13側)
から開口部51側まで移動自在となっている。
【0025】また補強プレート67,69は、図2のよ
うに前記ボルト・ナット75,77によってエアバッグ
15の中間部15bに接続されている。このエアバッグ
15の中間部15bは、図1のようにエアバッグ15が
展開する前の状態では補強プレート67,69がガイド
ロア17側に位置し、図5のようにエアバッグ15が展
開した状態では補強プレート67,69が開口部51側
に移動し、かつこのときエアバッグ15に負担がかから
ないような位置となっている。
【0026】次に作用を説明する。
【0027】インフレータ13が作動せずエアバッグ1
5が膨出しないときは、図1のように補強部材71はイ
ンフレータ13側に位置している。このため、エアバッ
グガイドプレート21の開口部51は強化されず、開口
部51に近接したインストルメントパネル1の剛性はパ
ネル自身の剛性に依存して必要以上に高くなることがな
い。したがって、インストルメントパネル1に外側から
衝撃が付与された場合には、インストルメントパネル1
に所望の変形を起こさせて、前記衝撃力を吸収させるこ
とができる。
【0028】インフレータ13が作動してエアバッグ1
5が膨出を開始すると、エアバッグ15の膨脹作動に伴
って、図4のように補強部材71がインフレータ13側
から開口部51側に移動し、図5のように開口部51側
に保持されて、開口部51が補強部材71によって補強
された状態となる。したがって、エアバッグ15の膨出
作動に伴う押圧力に対して高い強度が得られ、エアバッ
グ15の膨出によるエアバッグガイドケース21の開口
部51の変形を防止することができる。開口部51の変
形が防止されることにより、エアバッグガイドケース2
1がインストルメントパネル1に当接して傷付けてしま
う恐れも生ぜず、エアバッグ15の膨出後にインストル
メントパネル1の交換を要するという事態を招くことも
ない。
【0029】また、開口部51の変形が防止されること
により、エアバッグリッド43,45がエアバッグ15
の膨出時に変形し、これに伴ってヒンジ部47,49が
変形を起こすこともなく、ヒンジ部47,49において
安定したヒンジ機能が得られる。
【0030】そして上記効果は、エアバッグ15に接続
されて連動する補強部材71を設けるという簡単な構造
によって得ることができる。
【0031】なお、上記実施例では、ガイドアッパ19
の後側壁19cにのみ補強部材71を設けたが、図6の
ように後側壁19c側から両側壁19d側に屈曲するコ
字状の補強プレート83を備えた補強部材81や、図7
のようにガイドアッパ19を全周から囲む枠体状の補強
プレート87を備えた補強部材85を設けることもでき
る。図6のような補強部材81を設ける場合には、後側
壁19c及び両側壁19dにガイド孔73a〜73eを
形成する。また図7のような補強部材85を設ける場合
には、前側壁19eも加えた全周壁にガイド孔73a〜
73jを形成する。
【0032】かかる補強部材81,85によれば、エア
バッグ15の膨出時において、開口部51を強固に補強
することができ、開口部51の変形をより確実に防止す
ることができる。
【0033】次に、本発明の請求項3にかかる第2実施
例について説明する。
【0034】図8は本発明の第2実施例に係るエアバッ
グガイドケースの補強構造を示す斜視図、図9は図1の
断面図、図9はエアバッグ膨出時を示す断面図である。
なお、第1実施例と同じ部分には、同一の符号を付して
その説明を省略する。
【0035】図9のように、補強部材91は、ガイドア
ッパ19の後側壁19cと前端壁19eのそれぞれ外側
に配設された2枚の補強プレート93と、ガイドアッパ
19の内側に配設されて前記2枚の補強プレート93を
連結する3枚の板状連結部材99を備えている。各板状
連結部材99は、中間部99bと、中間部99bの両端
から屈曲した補強接続部99aを備えたコ字状に形成さ
れている。
【0036】図8のように前記後側壁19cと前側壁1
9eには、ガイドアッパ19の一側19aから他側19
bまでそれぞれ3本のガイド孔95a〜95c,95d
〜95fが形成されている。また、各ガイド孔95a〜
95fの開口部51側先端97a〜97fはガイドロア
17側に屈曲している。
【0037】図9のように板状連結部材99の補強接続
部99aと補強プレート93とは、前記後側壁19c及
び前側壁19eを挟むように配設されて各ガイド孔95
a〜95fに挿通されたボルト75とナット77により
連結されている。これにより、ガイド孔95a〜95f
c内をボルト75が挿通し、補強プレート93がガイド
孔95a〜95fに案内されてエアバッグ15の膨出方
向に沿ってガイドロア17側(インフレータ13側)か
ら開口部51側まで移動自在となっている。なお、エア
バッグ15の端部15aは、ボルト・ナット39によっ
て開口部15a側に支持されている。
【0038】エアバッグ15の膨出前には、補強部材9
1はガイドロア17側に保持されている。そして、エア
バッグ15が膨出する際には、各板状連結部材99の中
間部99bがインフレータ13からの発生ガスの押圧力
を受けて、補強部材91は開口部51側に移動する。す
なわち、この中間部99bが受圧部を構成している。
【0039】本実施例によれば、中間部99bを有する
板状連結部材99をガイドロア19の内側に設けたの
で、開口部51の補強を内側から強固に行うことができ
る。
【0040】また、インフレータ13から発生するガス
の押圧力を受ける中間部99bを設け、かかるガス圧を
利用して補強部材91を移動させているので、簡単な構
造によって開口部51を補強することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の発明によれば、エアバッグの非膨出時には、補強部材
がインフレータ側に位置するので、インストルメントパ
ネルの剛性がパネル自身の剛性に依存し、インストルメ
ントパネルに外側から衝撃が付与されたときは、インス
トルメントパネルが変形して前記衝撃力を吸収する。
【0042】また、エアバッグの膨出時には、エアバッ
グの膨出作動に伴い補強部材がインフレータ側から開口
部側に移動して開口部側に保持されるので、開口部が補
強されエアバッグの膨出作動に伴う押圧力に対して高い
強度が得られる。
【0043】請求項2又は請求項3記載の発明によれ
ば、エアバッグの膨出力又はインフレータからのガス圧
を利用した簡単な構造によって、開口部を補強すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるエアバッグリッド
の構造を示す断面図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】本発明の第1実施例にかかるエアバッグリッド
の構造を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例の作用を説明する断面図で
ある。
【図5】本発明の第1実施例の作用を説明する断面図で
ある。
【図6】本発明の第1実施例の他の態様を示す斜視図で
ある。
【図7】本発明の第1実施例の他の態様を示す斜視図で
ある。
【図8】本発明の第2実施例にかかるエアバッグリッド
の構造を示す斜視図である。
【図9】本発明の第2実施例にかかるエアバッグリッド
の構造を示す断面図である。
【図10】本発明の第2実施例の作用を説明する断面図
である。
【図11】従来のエアバッグリッドの構造の一例を示す
斜視図である。
【符号の説明】1 インストルメントパネル 9 開口 13 インフレータ 15 エアバッグ15b エアバッグの中間部 21 エアバッグガイドケース 21a エアバッグガイドケースの一側 21b エアバッグガイドケースの他側25 ステアリングメンバ 29 リッド嵌合部 31 エアバッグリッド 71 補強部材 81 補強部材 85 補強部材 91 補強部材 99b 中間部(受圧部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にエアバッグを配置する開口を有す
    るインストルメントパネルと、前記開口を閉塞するエア
    バッグリッドとを備えると共に、前記インストルメント
    パネルに内側から臨む開口部を一側に有し、他側内部に
    インフレータを備え、前記インフレータからの発生ガス
    により前記開口部から膨出して展開するエアバッグが収
    容され、該エアバッグの膨出方向を案内するエアバッグ
    ガイドケースの補強構造であって、前記エアバッグガイドケースは、前記インストルメント
    パネルの内側に配設したステアリングメンバに固定され
    てなり、 前記エアバッグリッドは、前記エアバッグガイドケース
    に固定され、且つ、前記開口の周縁に形成されたリッド
    嵌合部に嵌合されてなり、 前記エアバッグガイドケースに、前記エアバッグの膨出
    方向に沿って前記インフレータ側から前記開口部側まで
    移動自在なると共に前記エアバッグの膨出作動時に前記
    開口部を補強可能なる補強部材を設け、 前記補強部材は、前記エアバッグの膨出作動に伴い前記
    インフレータ側から前記開口部側に移動して該開口部側
    に保持されることを特徴とするエアバッグガイドケース
    の補強構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエアバッグガイドケース
    の補強構造であって、 前記補強部材は、前記エアバッグの中間部に接続されて
    該エアバッグの膨出作動に連動することを特徴とするエ
    アバッグガイドケースの補強構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエアバッグガイドケース
    の補強構造であって、 前記補強部材は、前記発生ガスからの押圧力を受ける受
    圧部を有し、前記押圧力によって移動することを特徴と
    するエアバッグガイドケースの補強構造。
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