JP3380714B2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP3380714B2
JP3380714B2 JP20184797A JP20184797A JP3380714B2 JP 3380714 B2 JP3380714 B2 JP 3380714B2 JP 20184797 A JP20184797 A JP 20184797A JP 20184797 A JP20184797 A JP 20184797A JP 3380714 B2 JP3380714 B2 JP 3380714B2
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sleeve
joint main
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piece
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朋貴 野田
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Nitto Kohki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体や液体からな
る高圧流体をボンベ等に供給する際に使用される管継手
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の管継手にあっては、図5
及び図6に示すように、流体通路49を有する継手主筒
体41と、継手主筒体41の先端側内部に後端側を摺動
自在に嵌合し被接続管体にパッキン42を介して当接す
る筒状のパッキンホルダー43と、継手主筒体41の先
端に形成された鍔部44にその中程を求遠心方向に回動
自在に支持され、求遠心方向に回動して開閉し、前記パ
ッキンホルダー43に当接する被接続管体を挟着する複
数のチャック片45と、継手主筒体41の先端側外周に
嵌合し、前進して前記チャック片45をその内周面で求
心方向に押圧して閉状態にロックする操作スリーブ46
と、この操作スリーブ46を前進、後退させる偏心カム
47と、この偏心カム47を回転操作するとともに被接
続管体との接続時に被接続管体を備えたボンベ等を包囲
するカム操作兼安全ループ体48とから構成されている
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の管継手によれば、被接続管体との接続に際し、片方
の手で管継手のパッキンホルダー45の先端を被接続管
体の先端に押し当てながら、他方の手でカム操作兼安全
ループ体48を倒すといった両手による操作が必要とな
り、その接続作業が面倒なものとなっている。
【0004】また、接続時に何等かの要因で前記倒した
状態にある操作兼安全ループ体48に起立方向への力が
加わり、操作兼安全ループ体48が起立した場合、偏心
カム47が回転し、これに伴い操作スリーブ46が後退
してチャック片45の閉状態のロックを解き、これによ
り、被接続管体がチャック片45による挟持から解放さ
れることになる。その結果、内圧により管継手が被接続
管体から勢いよく外れるといった事態が生じるので、そ
の取扱いに十分に注意しなければならないといった問題
がある。
【0005】本発明の目的は、接続作業を容易に行える
ようにするとともに、接続状態を確実に維持でき安全性
の高い管継手を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の管継手
は、内部に流体通路を有する継手主筒体と、継手主筒体
の先端側内部に後端側を摺動自在に嵌合し被接続管体の
先端にパッキンを介して当接する筒状のパッキンホルダ
ーと、継手主筒体の先端に形成された鍔部にその中程を
求遠心方向に回動自在に支持され、求遠心方向に回動し
て開閉し前記パッキンホルダーに当接する被接続管体を
挟着する複数のチャック片と、継手主筒体の先端側外周
に摺動自在に嵌合し、前進して前記チャック片をその内
周面で求心方向に押圧して閉状態にロックする操作スリ
ーブと、継手主筒体の後端側外周に嵌合し、継手主筒体
内の流体圧を受けて前進して、前記前進した操作スリー
ブの後退を阻止するロックスリーブとからなり、前記チ
ャック片にあっては、その内面に前記継手主筒体の先端
から突出しているパッキンホルダーの外周面に当接する
当接片が設けられ、またパッキンホルダーにあっては、
その外周にパッキンホルダーの前進時に前記当接片を押
し上げチャック片を遠心方向に回動させる大径部と、後
退時に前記当接片の押し上げを解放してチャック片の求
心方向への回動を可能にする小径部が形成され、また前
記操作スリーブにあっては前記チャック片が開いた状態
にあるときその外周面に係止して前進が阻止され、チャ
ック片が閉じた状態にあるとき前進が可能となってお
り、また前記ロックスリーブと継手主筒体との間に空間
部が形成され、そして継手主筒体にはこの空間部と継手
主筒体内の流体通路を連通する貫通孔が形成され、更に
前記継手主筒体とパッキンホルダーとの間及び前記操作
スリーブとロックスリーブとの間にはそれぞれスプリン
グが弾発的に介装されており、前記ロックスリーブは、
前記操作スリーブが前進位置にあって被接続管体内に継
手主筒体の流体通路を介して圧力流体を供給した時にの
み前進して操作スリーブの後退を阻止するように設けら
れていることを特徴とする。
【0007】かかる構成によれば、スプリングの弾発力
に抗して操作スリーブを後退させてチャック片に対する
求心方向への押圧を解除すると、スプリングの付勢によ
りパッキンホルダーが前進し、このパッキンホルダーの
前進により前記チャック片の内面に設けた当接片がパッ
キンホルダーの大径部に乗りあげ、これによりチャック
片は継手主筒体の先端に形成された鍔部を支点として遠
心方向に回動し、この状態で前記操作スリーブを解放す
ると、この操作スリーブは当接片がパッキンホルダーの
大径部に乗り上げ遠心方向に回動した状態にあるチャッ
ク片の外周面に弾発的に係止して前進が阻止される。こ
の状態が被接続管体の接続待機状態となる。
【0008】被接続管体の接続に際しては、前記状態か
らパッキンホルダーの先端を被接続管体の先端に押し当
てパッキンホルダーをスプリングの弾発力に抗して後退
させる。パッキンホルダーの大径部に当接していたチャ
ック片の当接片が同部を摺動して小径部に達すると、当
接片は大径部による押し上げから解放されチャック片の
求心方向への回動が可能となり、このチャック片はその
外周面に弾発的に係止している操作スリーブにより押さ
れて求心方向に回動し、前記パッキンホルダーの先端に
当接している被接続管体を挟着する。チャック片が求心
方向に回動することにより、前記操作スリーブはスプリ
ングの弾発力により前進し、その内周面で前記求心方向
に回動したチャック片を閉状態にロックする。これによ
り、被接続管体は確実に接続される。 接続状態になった
ところで流体通路に高圧流体を流すと、継手主筒体に形
成された貫通孔を経て継手主筒体とロックスリーブとの
間に形成された空間部に高圧流体が流れ込み、この高圧
流体の圧力を受けてロックスリーブが前進し、前記前進
位置にある操作スリーブの後端側に当接し、操作スリー
ブの後退を阻止する。
【0009】請求項2に記載の管継手は、請求項1に記
載の前記ロックスリーブは、被接続管体に管継手を接続
した時に前記操作スリーブが前進し、ロックスリーブの
外周面が操作スリーブの後端から大きく突出するように
設けられ、前記ロックスリーブを前進させた時にロック
スリーブの外周面が前記操作スリーブの後端から小さく
突出するように設けられていることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の管継手は、請求項1に記
載の、前記ロックスリーブは、前記スプリングの弾発力
により後退したときに、前記継手主筒体の後方に設けら
れた大径外周部の端面とロックスリーブの後端面とがほ
ぼ同一位置になるように設けられていることを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は、本発明に係る管
継手における実施の形態の一例を示したものである。
【0012】図面において、1は内部に流体通路2を有
する継手主筒体、3は継手主筒体1の後端に接続され、
内部通路4が前記流体通路2と連通していて高圧流体の
供給源に接続されるアダプタである。5は前記継手主筒
体1の先端側内部に後端側を摺動自在に嵌合した筒状の
パッキンホルダーであり、その先端には被接続管体6に
当接するパッキン7が設けてある。
【0013】このパッキンホルダー5の後端側外周に
は、軸方向に所定の幅を有する円周溝8が形成され、そ
して、前記継手主筒体1に設けたビス9の先端が前記円
周溝8に係合しており、パッキンホルダー5は円周溝8
の軸方向の幅の範囲で前後方向に摺動可能となってい
る。10は前記パッキンホルダー5を先端方向に付勢す
るコイルスプリングであり、パッキンホルダー5と継手
主筒体1との間に弾発的に介装されている。11は継手
主筒体1の内周面とパッキンホルダー5の外周面との間
をシールするシールリングである。
【0014】12は前記継手主筒体1の先端に形成され
た鍔部13にその中程を求遠心方向に回動自在に支持さ
れ、求遠心方向に回動して開閉し前記パッキンホルダー
5の先端に当接する被接続管体6を挟着する複数(本実
施形態では6個使用)のチャック片である。このチャッ
ク片12は前部内面に被接続管体6の雄ねじ部14に噛
合する雌ねじ部15を持つ咬合部16を有し、中程内面
には前記鍔部13を係止させる係止凹部17が形成され
ており、各チャック片12は鍔部13を支点として求遠
心方向に回動自在となっている。
【0015】18は前記各チャック片12の後端部外周
に巻付けたスプリングバンドであり、各チャック片12
の咬合部16を有する前端側は前記鍔部13を支点とし
て遠心方向に開くように各チャック片12の後端部がス
プリングバンド18の収縮力により求心方向に付勢され
ている。このスプリングバンド18はコイルスプリング
を環状に形成させたものである。
【0016】また、前記チャック片12の前端側内面で
咬合部16の後方に、前記継手主筒体1の先端から突出
しているパッキンホルダー5の外周面に摺動可能に当接
する当接片19が設けられている。この当接片19が当
接するパッキンホルダー5の外周には、パッキンホルダ
ー5の前進時に前記当接片19を押し上げチャック片1
2の咬合部16を遠心方向に回動させる大径部20と、
後退時に前記当接片19の押し上げを解放してチャック
片12の咬合部16の求心方向への回動を可能にする小
径部21が形成されている。
【0017】22は前記継手主筒体1の先端側外周に摺
動自在に嵌合し、前進して前記チャック片12をその内
周面で求心方向に押圧して閉状態にロックし、後退して
その押圧を解放する操作スリーブである。この操作スリ
ーブ22の内周面には、環状の係止突部23が形成され
ており、前記チャック片12の咬合部16が開いた状態
にあるとき、係止突部23がその外周面に係止して操作
スリーブ22の前進が阻止され、チャック片12の咬合
部16が閉状態にあるとき、前記係止突部23がチャッ
ク片12の外周面の係止から解放されて前進可能となっ
ている。
【0018】また操作スリーブ22の先端には内周方向
に突出する押圧突部24が形成されており、前記チャッ
ク片12の咬合部16が閉状態となり操作スリーブ22
が前進して前進位置に達したとき、前記押圧突部24が
閉状態にあるチャック片12の先端部外周を求心方向に
押圧し、チャック片12を閉状態にロックするようにな
っている。
【0019】25は前記操作スリーブ22を前進方向に
付勢するコイルスプリングであり、操作スリーブ22と
次に述べるロックスリーブとの間に弾発的に介装されて
いる。26は前記継手主筒体1の後端側外周に摺動自在
に嵌合し、継手主筒体1内の流体圧を受けて前進し、前
記前進した操作スリーブ22の後退を阻止するロックス
リーブである。このロックスリーブ26の内部は先端側
が小径内周部27、後端側が大径内周部28、そして小
径内周部27と大径内周部28との間が中径内周部29
となっている。
【0020】一方、ロックスリーブ26が嵌合する継手
主筒体1の外周は、前記小径内周部27が摺動自在に嵌
合する小径外周部30と、前記大径内周部28が摺動自
在に嵌合する大径外周部31となっている。この小径外
周部30と大径外周部31は、作業性等の関係から別部
材からなる筒部材32により形成されている。この筒部
材32は継手主筒体1の外周面に固着されたストップリ
ング33によって一体に固定されている。
【0021】前記継手主筒体1の後端側外周に嵌合した
ロックスリーブ26は前進してその先端部が前記操作ス
リーブ22の後端に当接し、後退してその内部に形成さ
れた中径内周部29の段部が継手主筒体1の筒部材32
に形成された大径外周部31の段部に当接するようにな
っており、前記中径内周部29の段部が大径外周部31
の段部に当接した状態のとき、中径内周部29と継手主
筒体1の筒部材32に形成された小径外周部30との間
に空間部34が形成されるようになっている。更に、
記ロックスリーブ26は、被接続管体6に管継手を接続
した時に前記操作スリーブ22が前進し、ロックスリー
ブ26の外周面が操作スリーブ22の後端から大きく突
出するように設けられ、前記ロックスリーブ26を前進
させた時にロックスリーブ26の外周面が前記操作スリ
ーブ22の後端から小さく突出するように設けられてい
るとともに、前記ロックスリーブ26は、前記コイルス
プリング25の弾発力により後退したときに、前記継手
主筒体1の後方に設けられた大径外周部31の端面とロ
ックスリーブ26の後端面とがほぼ同一位置になるよう
に設けられている。
【0022】ロックスリーブ26の内周面には空間部3
4をシールするために、前記小径内周部27と小径外周
部30との間をシールするシールリング36と、大径内
周部28と大径外周部31との間をシールするシールリ
ング37とが設けられている。前記継手主筒体1と筒部
材32とには、空間部34と継手主筒体1内の流体通路
2とを連通する貫通孔35が形成されている。
【0023】継手主筒体1の外周面には、該主筒体1と
筒部材32に形成された貫通孔35を挟んだ位置にシー
ルリング38,39が設けられている。40は安全ルー
プ体である。
【0024】上記のように構成された管継手であって、
被接続管体6と接続する場合、操作スリーブ22をコイ
ルスプリング25の弾発力に抗して後退させる。この操
作スリーブ22の後退により求心方向への押圧から解放
されたチャック片12は開動可能となり、チャック片1
2の後端部外周に巻付けたスプリングバンド18の収縮
力とあわせてコイルスプリング10の弾発力により前進
するパッキンホルダー5の外周の大径部20によるチャ
ック片12の当接片19の押し上げにより、チャック片
12は継手主筒体1の先端に形成された鍔部13を支点
として咬合部16が遠心方向に回動して開き、大径部2
0に当接する当接片19に支えられて開いた状態に保持
される。この状態から前記後退させた操作スリーブ22
を解放すると、操作スリーブ22はコイルスプリング2
5の弾発力により前進方向に付勢されるが、前進しよう
とする操作スリーブ22の内周面に形成されている係止
突部23が開いた状態にあるチャック片12の外周面に
弾発的に係止して前進が阻止され、操作スリーブ22及
びロックスリーブ26は共に後退位置にある。この状態
が接続待機状態となる(図2)。
【0025】この状態で、被接続管体6の先端にパッキ
ンホルダー5の先端を当接させて押し込む操作を行う
と、パッキンホルダー5はコイルスプリング10の弾発
力に抗して後退する。このパッキンホルダー5の後退に
伴い、パッキンホルダー5の大径部20に当接している
当接片19が同部を摺動し、そして小径部21に達した
とき、当接片19は大径部20による押し上げから解放
され、チャック片12は求心方向への回動が可能にな
る。
【0026】このような状態になると、チャック片12
は、その外周面に弾発的に係止し前進が阻止されていた
操作スリーブ22の押圧を受けて、前記鍔部13を支点
として咬合部16を有する先端側が求心方向に回動し、
咬合部16の雌ねじ部15が前記パッキンホルダー5の
先端に当接している被接続管体6の先端の雄ねじ部14
に噛合するようにして挟着する。前記チャック片12の
求心方向への回動に伴い、前記操作スリーブ22はコイ
ルスプリング25の弾発力によりチャック片12の外周
面を滑りながら前進し、操作スリーブ22が前進位置に
達したとき、操作スリーブ22の先端に形成されている
押圧突部24が、閉状態にあるチャック片12の先端部
外周を求心方向に押圧し、チャック片12を閉状態にロ
ックする。このとき、前記ロックスリーブ26は、その
外周面が前進した前記操作スリーブ22の後端から大き
く突出した状態を呈する。(図3)。
【0027】このようにして接続状態になったところ
で、供給源側のバルブ(図示しない。)を開いてアダプ
タ3の内部通路4を経て継手主筒体1の流体通路2内に
高圧流体を流すと、この流体は継手主筒体1に接続され
ている被接続管体6に流れると同時に、継手主筒体1に
形成された貫通孔35を通って継手主筒体1とロックス
リーブ26との間に形成された空間部34に流れ込む。
この空間部34は、先端側が小径内周部27と小径外周
部30との間をシールするシールリング36で、そして
後端側が大径内周部28と大径外周部31との間をシー
ルするシールリング37でシールされているので、前端
側よりも後端側が受圧面積が大きいため、ロックスリー
ブ26は空間部34に入った高圧流体により先端方向へ
の圧力(軸圧)を受け、これによりロックスリーブ26
は該ロックスリーブ26と操作スリーブ22との間にあ
るコイルスプリング25の弾発力に抗して前進し、前記
前進位置にある操作スリーブ22の後端側に当接し、操
作スリーブ22の後退を阻止する。このとき、前記ロッ
クスリーブ26は、その外周面が前進した前記操作スリ
ーブ22の後端から小さく突出した状態を呈する。(図
4)。前記ロックスリーブ26は圧力が高ければ高いほ
どロック力が強くなる構造になっている。
【0028】このようにして接続された継手主筒体1と
被接続管体6を分離する場合は、高圧流体の供給源側の
バルブを締め、流体の供給を停止して継手主筒体1の流
体通路2内の流体圧力を下げる。これにより、前進して
操作スリーブ22をロックしたロックスリーブ26はコ
イルスプリング25の弾発力により後退し操作スリーブ
22のロックを解く。このとき、前記ロックスリーブ2
6は、前記継手主筒体1の後方に設けられた大径外周部
31の端面とロックスリーブ26の後端面とがほぼ同一
位置になる状態を呈する。(図3)。
【0029】この状態から操作スリーブ22をコイルス
プリング25の弾発力に抗して後退させると、継手主筒
体1と被接続管体6は分離され前記図2の接続待機状態
となる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明に係る管継手によれ
ば、被接続管体との接続にあっては、単に被接続管体に
押し当て、また分離にあっては単に操作スリーブを後退
させるといったワンタッチ操作により行うことができる
ので接続分離作業を容易に行うことができ、そして接続
状態における操作スリーブのロックに対し特別な操作を
行うことなく流路内の流体の圧力を利用して自動的に操
作スリーブのロックを行えるので安全性の高い管継手を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管継手における実施の形態の一例
の平面図である。
【図2】本例の管継手の待機状態を示す上半部縦断側面
図である。
【図3】本例の管継手の接続状態を示す上半部縦断側面
図である。
【図4】本例の管継手の接続状態で、且つロックされた
状態を示す上半部縦断側面図である。
【図5】従来の管継手の接続状態での各部の姿勢を示す
上半部縦断側面図である。
【図6】従来の管継手の一部破断平面図である。
【符号の説明】
1 継手主筒体 2 流体通路 3 アダプタ 4 内部通路 5 パッキンホルダー 6 被接続管体 7 パッキン 8 円周溝 9 ビス 10 コイルスプリング 11 シールリング 12 チャック片 13 鍔部 14 雄ねじ部 15 雌ねじ部 16 咬合部 17 係止凹部 18 スプリングバンド 19 当接片 20 大径部 21 小径部 22 操作スリーブ 23 係止突部 24 押圧突部 25 コイルスプリング 26 ロックスリーブ 27 小径内周部 28 大径内周部 29 中径内周部 30 小径外周部 31 大径外周部 32 筒部材 33 ストップリング 34 空間部 35 貫通孔 36 シールリング 37 シールリング 38 シールリング 39 シールリング 40 安全ループ体

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に流体通路を有する継手主筒体と、
    継手主筒体の先端側内部に後端側を摺動自在に嵌合し被
    接続管体の先端にパッキンを介して当接する筒状のパッ
    キンホルダーと、継手主筒体の先端に形成された鍔部に
    その中程を求遠心方向に回動自在に支持され、求遠心方
    向に回動して開閉し前記パッキンホルダーに当接する被
    接続管体を挟着する複数のチャック片と、継手主筒体の
    先端側外周に摺動自在に嵌合し、前進して前記チャック
    片をその内周面で求心方向に押圧して閉状態にロックす
    る操作スリーブと、継手主筒体の後端側外周に嵌合し、
    継手主筒体内の流体圧を受けて前進して、前記前進した
    操作スリーブの後退を阻止するロックスリーブとからな
    り、前記チャック片にあっては、その内面に前記継手主
    筒体の先端から突出しているパッキンホルダーの外周面
    に当接する当接片が設けられ、またパッキンホルダーに
    あっては、その外周にパッキンホルダーの前進時に前記
    当接片を押し上げチャック片を遠心方向に回動させる大
    径部と、後退時に前記当接片の押し上げを解放してチャ
    ック片の求心方向への回動を可能にする小径部が形成さ
    れ、また前記操作スリーブにあっては前記チャック片が
    開いた状態にあるときその外周面に係止して前進が阻止
    され、チャック片が閉じた状態にあるとき前進が可能と
    なっており、また前記ロックスリーブと継手主筒体との
    間に空間部が形成され、そして継手主筒体にはこの空間
    部と継手主筒体内の流体通路を連通する貫通孔が形成さ
    れ、更に前記継手主筒体とパッキンホルダーとの間及び
    前記操作スリーブとロックスリーブとの間にはそれぞれ
    スプリングが弾発的に介装されており、前記ロックスリ
    ーブは、前記操作スリーブが前進位置にあって被接続管
    体内に継手主筒体の流体通路を介して圧力流体を供給し
    た時にのみ前進して操作スリーブの後退を阻止するよう
    に設けられていることを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 前記ロックスリーブは、被接続管体に管
    継手を接続した時に前記操作スリーブが前進し、ロック
    スリーブの外周面が操作スリーブの後端から大きく突出
    するように設けられ、前記ロックスリーブを前進させた
    時にロックスリーブの外周面が前記操作スリーブの後端
    から小さく突出するように設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載の管継手。
  3. 【請求項3】 前記ロックスリーブは、前記スプリング
    の弾発力により後退したときに、前記継手主筒体の後方
    に設けられた大径外周部の端面とロックスリーブの後端
    面とがほぼ同一位置になるように設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の管継手。
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