JP3379731B2 - プロピレンエチレンブロック共重合体 - Google Patents

プロピレンエチレンブロック共重合体

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性、柔軟性および
透明性に優れ、且つ粒子流動性の良好なプロピレンエチ
レンブロック共重合体に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】オレフ
ィン系熱可塑性エラストマーは優れた柔軟性を有し、低
比重で高い耐候性を有する事から、バンパー等の自動車
部品をはじめ種々の工業部品、家電部品等に幅広く利用
されている。これらオレフィン系熱可塑性エラストマー
としては、低温での耐衝撃性や柔軟性を満足させるため
に、エチレンプロピレンゴム(EPR)またはエチレン
プロピレンターポリマー(EPDM)とポリプロピレン
樹脂のブレンド物またはその架橋体が数多く開示されて
いる。例えば、特開昭58−18742号公報、同62
−10252号公報、同61−247747号公報、特
開平1−247441号公報等が挙げられる。しかし、
これらは、あらかじめそれぞれの重合体を製造し、次い
でブレンドを行う方法であるために生産性が悪く、ま
た、架橋するために透明性が悪く、フィルムやシート等
の用途には用いる事が出来ず、さらにはリサイクルする
事が困難であるといった問題を有している。 【0003】また、上記のEPRまたはEPDMは、ラ
ンダム共重合性の優れたゴム状共重合体ではあるが、バ
ナジウム系触媒により製造されており、粒子状で得る事
が困難であった。この問題を解決するために、特開平4
−185618号公報では、ランダム共重合性の優れた
粒子状のゴム状共重合体について開示しているが、分子
量が非常に大きいため、共重合体単独で成形物として使
用する事が困難であるといった問題を有している。 【0004】一方、これらの問題を解決するために、チ
タン系触媒により、段階的にそれぞれの成分を重合する
多段重合法によるブロック共重合体が開発されている。
例えば、特開昭56−53112号公報、同56−59
813号公報、同61−287917号公報、同58−
76438号公報が挙げられるが、柔軟性や耐熱性が不
十分であった。また、特開平3−220251号公報で
は耐熱性を有する共重合体が、また、特開平5−930
24号公報では、柔軟性、耐熱性に優れた共重合体がそ
れぞれ開示されている。しかし、柔軟性を上げるために
は、チタン系触媒ではランダム共重合性が低いためにエ
チレン量を増加し、且つポリプロピレン成分を少なくす
る必要があるが、その結果、耐熱性の低下を招く。耐熱
性を上げるためにはポリプロピレン成分、いわゆる結晶
成分を多くする必要があり、その結果、透明性が悪くな
る。このように、柔軟性、耐熱性および透明性のバラン
スのとれた共重合体を得る事は困難であった。 【0005】また、これらの共重合体を製造する際、重
合時に粘着成分が生成するため、粒子流動性の良好な重
合体として得ることが困難であり、しかも製造ラインの
閉塞を招くといった問題を有している。この問題を解決
する方法として、特開昭56−151713号公報、同
58−213012号公報、同59−38219号公
報、同61−287917号公報、および特開平3−2
20216号公報および同4−209609号公報にお
いて、プロピレンとエチレンを気相重合法により粒子流
動性を改良する方法が開示されているが、時間当たりの
重合活性が低い。これに対して、生産性の高いプロピレ
ン自身を溶媒とするスラリー重合法によるプロピレンエ
チレン共重合体の製造における重合体粒子の流動性を上
げる方法として、特開平3−47810号公報、4−2
24809号公報、5−51415号公報において、超
高分子量の重合体を製造する事により粒子流動性の良好
な共重合体を得る方法を開示している。しかしこの方法
では、分子量を制御するために成形時の分解処理が必要
となる上に、得られる重合体の分子量分布が狭くなるた
め、加工性が悪くなるといった問題を有している。 【0006】上述のように、柔軟性、透明性、耐熱性が
良好で、しかも粒子流動性の良好なオレフィン系熱可塑
性エラストマーの開発が望まれていた。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく、鋭意検討を行った結果、特定の構造を有す
るプロピレンエチレンブロック共重合体が、柔軟性、透
明性、耐熱性に優れ、且つ粒子流動性の良好なエラスト
マーであることを見出し本発明を完成した。 【0008】即ち、本発明は、温度上昇溶離分別法(以
下、TREFと略す)に於いて100℃以上で溶解する
成分を5〜40重量%及び100℃未満で溶解する成分
を60〜95重量%含むブロック共重合体であって、メ
ルトフローレート(以下、MFRと略す)が0.05〜
0.5g/10minであり、ゲルパーミェーションク
ロマトグラフィー(以下、GPCと略す)に基づく分子
量分布が5以上であり、全共重合体中に占める割合でプ
ロピレンに基づく単量体単位を75〜95mol%、エ
チレンに基づく単量体単位を5〜25mol%含み、且
つ、100℃に於いてオルトジクロロベンゼンに可溶性
の成分の炭素核磁気共鳴スペクトル(以下、13C−NM
Rと略す)によるランダム分率(mol%)が、下記式
ランダム分率≧1.025×[C2′]+20(ただ
し、[C2′]は、全共重合体中に占めるエチレンに基
づく単量体単位のモル分率を示す。)を満たすことを特
徴とする粒子状のプロピレンエチレンブロック共重合体
である。 【0009】本発明のブロック共重合体は、TREFに
於いて、100℃以上で溶解する成分を5〜40重量%
と、100℃未満で溶解する成分を60〜95重量%を
含む。TREFにおける100℃以上で溶解する成分
は、主としてプロピレン単独重合体成分であり、100
℃未満で溶解する成分は、主としてプロピレンエチレン
ランダム共重合体成分である。100℃以上で溶解する
成分が5重量%を下回ると、耐熱性が低下すると共に全
共重合体を粒子状で得る事が困難となるために好ましく
ない。また、100℃以上で溶解する成分が40重量%
を越えると、柔軟性、透明性の低下を招くために好まし
くない。得られるブロック共重合体の耐熱性、柔軟性、
透明性および粒子性状をより良好とするためには、10
0℃以上で溶解する成分は10〜30重量%、100℃
未満で溶解する成分は70〜90重量%であることが好
適である。 【0010】本発明のブロック共重合体のMFRは0.
05〜0.5g/10minでなければならない。MF
Rが0.05g/10min未満のときは成形加工が困
難になり、0.5g/10minを越えると、共重合体
を粒子状で得る事が出来なくなるために好ましくない。
成形性を勘案するとMFRはできるだけ高い方が好まし
いが、本発明の目的を達成するためには0.1〜0.4
g/10minの範囲が好ましい。上記範囲のMFRを
有するブロック共重合体は、重量平均分子量が一般には
50万〜120万の範囲となっている。 【0011】本発明のブロック共重合体のGPCに基づ
く分子量分布は5以上である必要があり、好ましくは5
〜15、さらには7〜12の範囲であることが好まし
い。共重合体全体の分子量分布が5未満の場合、同じM
FRで分子量分布が5以上の共重合体に比べて、粒子状
共重合体を得ることが困難であり、さらには耐熱性に劣
り、しかも成形加工性が悪くなるために好ましくない。 【0012】本発明のブロック共重合体全体に占めるプ
ロピレンに基づく単量体単位は75〜95mol%であ
る必要があり、さらには78〜93mol%、特に好ま
しくは80〜90mol%である。エチレンに基づく単
量体単位は5〜25mol%である必要があり、さらに
は7〜22mol%、特に好ましくは10〜20mol
%である。プロピレンに基づく単量体単位が75mol
%未満であり、エチレンに基づく単量体単位が25mo
l%を越える場合は、生成する共重合体を粒子状で得る
事が困難となるために好ましくない。また、プロピレン
に基づく単量体単位が95mol%を越え、エチレンに
基づく単量体単位が5mol%未満の場合は、ポリプロ
ピレンとしての性質が強くなり、柔軟性、透明性に劣る
ために好ましくない。 【0013】本発明のブロック共重合体の、100℃に
於いてオルトジクロロベンゼンに溶解する成分の13C−
NMRによるランダム分率(mol%)は、下記式 ランダム分率≧1.025×[C2′]+20 (ただし、[C2′]は、全共重合体中に占めるエチレ
ンに基づく単量体単位のモル分率を示す。)を満たす。
ここで、100℃に於いてオルトジクロロベンゼンに溶
解する成分の13C−NMRによるランダム分率(mol
%)は、プロピレン、エチレンの単量体単位のトリアッ
ド分布から下式 ランダム分率=100−(PPP+EEE) (但し、PPPおよびEEEは、それぞれプロピレンお
よびエチレンの単量体単位のトリアッド分率(mol
%)である。)を用いて計算した値である。 【0014】ランダム分率が上記式を満足することは、
本発明のブロック共重合体のプロピレンエチレンランダ
ム共重合体成分のプロピレンとエチレンのそれぞれの単
量体単位の配列が極めてランダム性に富んでいることを
示す。ランダム分率が上記式を満足しない場合、得られ
るブロック共重合体の柔軟性や透明性が低下するために
好ましくない。 【0015】本発明の効果をより発現させるためには、
ランダム分率≧1.025×[C2′]+23を満たす
ことが好ましい。 【0016】本発明のブロック共重合体は重合により粒
子状で得られる。平均粒径は、通常、300〜1000
μmの範囲である。また、粒子流動性は、共重合体表面
の粘着成分が少ないほど良好であることから、共重合体
の室温におけるヘプタン可溶分量で評価でき、本発明の
ブロック共重合体の室温ヘプタン可溶分量は4重量%以
下である。 【0017】本発明のブロック共重合体は、どの様な方
法によって得ても良いが、特に次の方法で製造される。 【0018】下記成分 (A)チタン化合物 (B)有機アルミニウム化合物 の存在下に、まず、第一段重合としてプロピレンの重合
を行い、次いで、得られた重合体と (C)一般式 R1 3ーnAl(O−R2n (但し、R1はアルキル基、アリール基またはハロゲン
原子であり、R2は、アルキル基またはアリール基であ
って、nは0<n<3である。)で示されるアルキルア
ルミニウムアルコキシドおよび (D)電子供与体 の存在下に、第二段重合としてプロピレンとエチレンの
共重合を行う方法である。 【0019】(A)成分であるチタン化合物は、オレフ
ィンの重合に使用される公知のチタン化合物が何等制限
なく用いられる。チタン化合物としては、α、β、γ、
またはδ−三塩化チタンが好ましく採用され、なかで
も、例えば、特開昭47−34478号公報、同50−
126590、同50−114394、同50−938
88、同50−12309、同50−74594、同5
0−104191、同50−98489、同51−13
6625、同52−30888、同52−35283、
同58−17104、同63−146906、特開平1
−275607号公報の各公報に記載されている方法に
よって調製された高活性なチタン化合物が好適に使用さ
れる。 【0020】(B)成分である有機アルミニウム化合物
は、一般にチタン化合物と組み合わせてオレフィンの重
合に用いられるものが何等制限なく使用される。例え
ば、ジエチルアルミニウムクロリド、ジ(n−プロピ
ル)アルミニウムクロリド、エチルアルミニウムセスキ
クロリド、エチルアルミニウムジクロリド等のハロゲン
化アルキルアルミニウム類;トリエチルアルミニウム、
トリイソブチルアルミニウム等のトリアルキルアルミニ
ウム類;ジエチルアルミニウムヒドリド等のアルキルア
ルミニウムヒドリド類が挙げられる。好ましくは、ジエ
チルアルミニウムクロリド、ジ(n−プロピル)アルミ
ニウムクロリド等のジアルキルアルミニウムモノハライ
ドが採用される。 【0021】(C)成分であるアルキルアルミニウムア
ルコキシドの一般式において、R1としてはメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、イソブチル基等の炭
素数1〜4のアルキル基;フェニル基、ナフチル基等の
炭素数6〜10のアリール基;塩素原子、臭素原子等の
ハロゲン原子等が挙げられ、中でもエチル基、n−プロ
ピル基、イソブチル基等の炭素数1〜4のアルキル基が
好ましく用いられる。上記式のR2としては、メチル
基、エチル基、イソプロピル基、イソブチル基、sec
−ブチル基、t−ブチル基等の炭素数1〜4のアルキル
基;フェニル基およびメチル基、エチル基、イソプロピ
ル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基
等の炭素数1〜4のアルキル基やフェニル基等のアリー
ル基が置換した置換フェニル基等のアリール基が好適で
ある。このようなアルキルアルミニウムアルコキシド
は、アルキルアルミニウムまたはアルキルアルミニウム
ハライド等の有機アルミニウム化合物とアルコール類ま
たはフェノール類とを反応させることにより得ることが
できる。 【0022】本発明において好適に使用できるアルキル
アルミニウムアルコキシドを具体的に例示すれば、ジメ
チルアルミニウムメトキシド、ジメチルアルミニウムエ
トキシド、ジエチルアルミニウムメトキシド、ジエチル
アルミニウムエトキシド、ジエチルアルミニウムn−ブ
トキシド、ジエチルアルミニウムイソブトキシド、ジエ
チルアルミニウムt−ブトキシド、ジエチルアルミニウ
ムオクトキシド、ジエチルアルミニウムフェノキシド、
エチルアルミニウムセスキエトキシド、エチルアルミニ
ウムジエトキシド、エチルアルミニウムクロライドモノ
エトキシド、エチルアルミニウムブロマイドモノエトキ
シド、ジエチルアルミニウムフェノキシド、ジエチルア
ルミニウム(2,6−ジメチルフェノキシド)、ジエチ
ルアルミニウム(2,6−ジイソブチルフェノキシ
ド)、ジエチルアルミニウム(2,6−ジ−t−ブチル
フェノキシド)、ジエチルアルミニウム(2,6−ジフ
ェニルフェノキシド)、エチルアルミニウムジ(2,6
−ジ−t−ブチルフェノキシド)、エチルアルミニウム
ジ(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノキシ
ド)等を挙げる事が出来る。中でも上記式においてR1
がエチル基である化合物、例えば、ジエチルアルミニウ
ムメトキシド、ジエチルアルミニウムエトキシド、エチ
ルアルミニウムセスキエトキシド、ジエチルアルミニウ
ム(2,6−ジ−t−ブチルフェノキシド)、ジエチル
アルミニウム(2−t−ブチルフェノキシド)等が好適
に採用される。更に良好な粒子流動性を有する共重合体
を得るためには、上記式においてR2がアルキル基置換
フェニル基であるアルキルアルミニウムフェノキシド、
例えば、ジエチルアルミニウム(2,6−ジ−t−ブチ
ルフェノキシド)やジエチルアルミニウム(2−t−ブ
チルフェノキシド)等が好ましく採用される。 【0023】本発明のブロック共重合体の製造に於いて
は、上記のチタン化合物と有機アルミニウム化合物の存
在下にオレフィンの予備重合を行うことが好ましい。予
備重合における有機アルミニウム化合物の使用量はチタ
ン化合物のチタン原子に対してAl/Ti(モル比)で
0.01〜100、さらには0.1〜20の範囲が好ま
しく採用される。 【0024】予備重合で用いるオレフィンは、プロピレ
ン、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、1−オクテン、3−メチル−1−ブテン、4−メチ
ル−1−ペンテン等が挙げられ、これらを単独でまたは
混合して用いることができる。また、同種または異種の
オレフィンを多段階に予備重合する方法を採用すること
もできる。上記オレフィンの重合量はチタン化合物1g
当り、0.1〜100gであることが好ましく、さらに
0.5〜50gの範囲であることが好ましい。 【0025】予備重合は、通常スラリー重合を適用する
ことが好ましく、溶媒としてはヘキサン、ヘプタン、シ
クロヘキサン、トルエン等の炭化水素類を単独でまたは
混合して用いることができる。 【0026】予備重合を行う際、電子供与体を添加して
もよい。用いられる電子供与体は後述する化合物を何等
制限なく使用できる。 【0027】予備重合におけるその他の条件、例えば、
温度、圧力、時間は本発明の効果が損なわれない限り、
特に限定されず適宜決定してよい。予備重合終了後に
は、上記炭化水素溶媒を用いて、生成したチタン含有ポ
リオレフィンを洗浄することが好ましい。 【0028】上記予備重合後に本重合が行われる。本重
合においては、第一段重合においてプロピレンの重合を
行い、次いで第2段重合においてプロピレンとエチレン
のランダム共重合が行われる。第一段階のプロピレンの
重合において、有機アルミニウム化合物を添加するが、
これは、予備重合時に用いた有機アルミニウム化合物と
同種でも異種でも構わない。また、前述した有機アルミ
ニウム化合物を2種類以上組み合わせて用いる事も可能
である。有機アルミニウム化合物の使用量はチタン化合
物のチタン原子に対してAl/Ti(モル比)で1〜5
000、さらには1〜500の範囲が好ましい。 【0029】また、第一段重合に於いて、上記の有機ア
ルミニウム化合物に加えて、(C)成分であるアルキル
アルミニウムアルコキシドを添加する事も可能である。
添加量は、有機アルミニウム化合物のアルミニウム原子
に対してモル比で0.001〜10、さらには0.1〜
1.0の範囲が好ましい。 【0030】本発明のブロック共重合体の製造に於いて
は、分子量調節剤を用いる事が好ましい。分子量調節剤
としては、公知のものを何等制限無く用いる事が可能で
あるが、最も汎用的に用いられている水素が好ましい。
分子量調節剤としての水素の添加量は、目的とするブロ
ック共重合体の物性を考慮して、ポリプロピレン成分の
重合割合および生成するブロック共重合体のMFRとの
兼ね合いで、適宜決定すればよい。 【0031】プロピレンの重合割合は、全重合量に対し
て5〜40重量%であり、目的とするブロック共重合体
の物性に応じて適宜決定すればよい。即ち柔軟性や透明
性を必要とする場合は、プロピレンの重合量が少ないほ
ど好ましく、より高強度、高硬度のものを必要とする場
合には、重合量を増加させればよい。 【0032】プロピレンの重合条件は、重合温度が0〜
100℃、一般には40〜80℃の範囲が好ましい。重
合は、重合速度および得られる共重合体中の残存アルミ
ニウムの量を少なくできる事から、プロピレン自身を溶
媒とするスラリー重合が好ましく採用される。更に重合
を条件の異なる2段階以上に分けて行うことも可能であ
る。 【0033】プロピレンの重合には、生成する重合体の
立体規則性を向上させるために(D)成分である電子供
与体を添加することができる。用いる電子供与体は、従
来のオレフィンの重合に使用される公知の電子供与体が
何等制限なく使用可能である。具体的には、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノ
ール、ヘキサノールなどのアルコール類;フェノール、
クレゾール、キシレノール等のフェノール類;アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノン、アセトフェノン等のケトン類;アセト
アルデヒド、プロピオンアルデヒド、ベンズアルデヒド
等のアルデヒド類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、酪酸メ
チル、酪酸エチル、吉草酸エチル、ステアリン酸エチ
ル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、安息香酸
エチル、フタル酸エチル等の有機酸エステル類;ケイ酸
エチル、ジシクロペンチルジメトキシシラン、フェニル
トリエトキシシラン等のケイ酸エステル類、エチルエー
テル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ア
ニソール等のエーテル類;酢酸アミド、安息香酸アミド
等のアミド類;2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、2,4,6−トリメチルピリジン等のアミン類;ア
セトニトリル、ベンゾニトリル等のニトリル類;その他
含硫黄電子供与体;含リン電子供与体を挙げることがで
きる。中でもメタクリル酸メチル、酢酸ブチル等の有機
酸エステル類;メチルイソブチルケトン等のケトン類;
ジシクロペンチルジメトキシシラン等のケイ酸エステル
類等が好適に用いられる。 【0034】次に、第2段重合であるプロピレンとエチ
レンのランダム共重合が、第1段重合で得られた重合
体、(C)成分であるアルキルアルミニウムアルコキシ
ドおよび(D)成分である電子供与体の存在下に行われ
る。また、用いるアルキルアルミニウムアルコキシドや
電子供与体は、前述した予備重合や第1段重合で用いた
ものと同種でも異種でも構わず、また、2種類以上を組
み合わせて用いる事もできる。アルキルアルミニウムア
ルコキシドは、生成するブロック共重合体のランダム分
率を本発明において特定した値とするために必要であ
る。 【0035】アルキルアルミニウムアルコキシドおよび
電子供与体の添加量は、アルキルアルミニウムアルコキ
シドが第1段重合で使用した有機アルミニウム化合物に
対して0.01〜10、更には0.1〜1(モル比)が
好ましく、一方、電子供与体は第1段重合で使用した有
機アルミニウム化合物に対して、0.001〜10、更
には0.001〜1(モル比)の範囲が好ましい。 【0036】ランダム共重合体成分の重合割合は、全重
合量に対して60〜95重量%であり、その範囲内にお
いて目的とするブロック共重合体の物性に応じて適宜決
定すればよい。 【0037】プロピレンとエチレンのランダム共重合
は、第1段重合と同様に、重合速度及び得られる共重合
体中の残存アルミニウムの量を少なく出来ることから、
プロピレン自身を溶媒とするスラリー重合が好ましく用
いられる。この場合、プロピレン溶媒に加えて触媒成分
を希釈するために、少量の不活性炭化水素が含まれてい
ても構わない。 【0038】プロピレンとエチレンのランダム共重合に
おいては、通常、分子量調節剤として水素が使用され
る。プロピレン、エチレンおよび水素の気相ガス濃度
は、得られる全共重合体に占めるプロピレンとエチレン
の組成がそれぞれ75〜95mol%と5〜25mol
%となるように、また、得られるブロック共重合体のM
FRが0.5g/10min以下となるように適宜決定
すればよい。重合温度は0〜100℃、さらには40〜
80℃の範囲が好ましく採用される。また、重合を条件
の異なる2段階以上に分けて行う方法、例えば前段でエ
チレン組成の低い重合を行った後、後段でエチレン組成
の高い重合を行う方法、また前段、後段で水素濃度を変
える方法なども採用できる。重合時間は、重合温度及び
重合量から適宜決定してよい。 【0039】本重合の終了後には、重合系からモノマー
を蒸発させることにより粒子状ポリマーを得ることがで
きる。 【0040】こうして得られたブロック共重合体は、過
酸化物による分解を行うことなく、射出成形、押出成
形、プレス成形など各種の成形法により種々の形状を有
する成形品にすることが出来る。 【0041】 【効果】本発明のブロック共重合体は、柔軟性、透明
性、耐熱性が優れ、また、粒子流動性の良好なオレフィ
ン系熱可塑性エラストマーである。また、本発明のブロ
ック共重合体は、過酸化物による分解を行うことなく、
各種の形状に成形加工する事ができる。 【0042】 【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例を掲げて説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。 【0043】尚、実施例における物性値は下記の方法で
測定したものである。 【0044】(A)メルトフローレート(MFR):A
STM D1238に準拠した。 【0045】(B)重量平均分子量(Mw)および分子
量分布(MWD):センシュー科学製SSC−7100
を用いて、オルトジクロロベンゼンを溶媒とし、135
℃で測定した。カラムは昭和電工製SHODEX UT
806LおよびAT806/Sを用いた。 【0046】(C)エチレン含有量:エチレン含有量
は、赤外吸収スペクトルを用いて測定した。 【0047】(D)曲げ弾性率:日本製鋼所製JSW
J15E型射出成形機により12.7mm×12.7m
m×3.1mmの試験片を作成し、JIS K7203
に準じて行った。 【0048】(E)ビカット軟化温度:アイゾット衝撃
値測定用の試験片を用いて、JISK7206に準じて
行った。 【0049】(F)硬度:JIS K7215に準じて
試験片を作成して、A型試験機を用いて測定した。 【0050】(G)アイゾット衝撃強度:JIS K7
110に準じて測定した。 【0051】(H)内部ヘイズ:重合体に酸化防止剤、
熱安定剤を添加した混合物を造粒後、押出し機にTダイ
を取付け、溶融樹脂温度230℃で厚さ0.5mmのシ
ートを成形し、試験片を調製した。該試験片の両面に流
動パラフィンを塗った後、JIS K7150に準じて
ヘイズを測定し、透明性を評価した。 【0052】(I)室温ヘプタン可溶分:ブロック共重
合体粒子2gを室温(23℃)のn−ヘプタン100m
lに加え、23℃で30分攪拌した後、濾別し、濾液を
完全に蒸発させて可溶分量を定量した。 【0053】(J)平均粒径:目開き75、125、2
50、355、500、710、1180μmの篩にブ
ロック共重合体粒子10gを入れ、篩振とう機に10分
間かけて分級し、平均粒径を求めた。 【0054】実施例1 (予備重合)攪拌機を備えた内容積1リットルのガラス
オートクレーブ反応器を窒素ガスで充分に置換した後、
ヘキサン400mlを入れた。次いでジエチルアルミニ
ウムクロリド14.5mmol、ジエチレングリコール
ジメトキシド0.18mmolおよびヨウ化エチル1
8.1mmolを加えて反応器内温度を15℃に保っ
た。三塩化チタン(丸紅ソルベイ化学社製)18.1m
molを加えた後、プロピレンを触媒1g当たり3gと
なるように30分連続的に反応器に導入した。プロピレ
ンの供給を停止した後、反応器内を窒素ガスで充分置換
し、得られたチタン含有ポリプロピレンを分析した結
果、触媒1g当たり2.9gのプロピレンが重合されて
いた。 【0055】(本重合)攪拌機を備えた内容積2リット
ルのステンレス製オートクレーブ反応器を窒素ガスで充
分に置換した後、液体プロピレンを1リットル、ジエチ
ルアルミニウムクロリドを0.73mmol、ジエチル
アルミニウム(2,6−ジ−t−ブチルフェノキシド)
を0.22mmol加え、反応器内を55℃に昇温し
た。水素を気相の水素ガス濃度が2mol%になるよう
に導入した後、予備重合で得られたチタン含有ポリマー
を三塩化チタンとして0.09mmolを窒素ガス雰囲
気下に加えた。55℃で30分間プロピレンの単独重合
を行った後、ジエチルアルミニウム(2,6−ジ−t−
ブチルフェノキシド)を0.22mmolおよび酢酸ブ
チル0.037mmolを加え、引き続きエチレンの導
入を開始し、気相中のエチレンガス濃度が5mol%と
なるように供給し55℃で120分間プロピレンとエチ
レンの重合を行った。重合終了後、未反応のプロピレ
ン、エチレン、水素を除去した後、プロピレンオキシド
と水で処理する事によりプロピレンエチレンブロック共
重合体を得た。結果を表1に示した。また、物性は、得
られた共重合体に酸化防止剤、熱安定剤を加えて造粒、
射出成形し、結果を表3に示した。 【0056】実施例2 実施例1で用いたジエチルアルミニウム(2,6−ジ−
t−ブチルフェノキシド)をジエチルアルミニウム(2
−t−ブチルフェノキシド)に代えた事以外は、実施例
1と同様の操作を行った。結果を表1および表3に示し
た。 【0057】実施例3、4 実施例1の気相中のエチレンガス濃度を7mol%(実
施例3)、または10mol%(実施例4)に代えた事
以外は、実施例1と同様の操作を行った。結果を表1お
よび表3に示した。 【0058】実施例5、6 実施例2の気相中の水素ガス濃度を4mol%(実施例
5)、または第1段重合の水素ガス濃度を1mol%、
第2段重合の水素ガス濃度を3mol%(実施例6)に
した事以外は、実施例2と同様の操作を行った。結果を
表1および表3に示した。 【0059】実施例7 実施例4の気相中の水素ガス濃度を4mol%にした事
以外は、実施例4と同様の操作を行った。結果を表1お
よび表3に示した。 【0060】実施例8 実施例4の第1段重合で添加するジエチルアルミニウム
(2−t−ブチルフェノキシド)の量を0.44mmo
lにした事以外は、実施例4と同様の操作を行った。結
果を表1および表3に示した。 【0061】実施例9 実施例1で用いたジエチルアルミニウム(2,6−ジ−
t−ブチルフェノキシド)をジエチルアルミニウム(t
−ブトキシド)に代えたこと以外は実施例1と同様の操
作を行った。結果を表1および表3に示した。 【0062】 【表1】 【0063】 【表2】 【0064】比較例1 (チタン成分の調製)チタン成分の調製は、特開昭58
−83006号公報の実施例1の方法に準じて行った。
得られた固体チタン化合物は分析の結果、チタン2.1
wt%、塩素57.0wt%、マグネシウム18.0w
t%、およびジイソブチルフタレート21.9wt%で
あった。 【0065】(予備重合)攪拌機を備えた内容積1リッ
トルのガラス製オートクレーブ反応器を窒素ガスで充分
に置換した後、ヘキサン400mlを入れた。反応器内
温度を15℃に保ちトリエチルアルミニウム50mmo
l、ジフェニルジメトキシシラン10mmol、ヨウ化
エチル50mmol、及び固体チタン触媒成分をチタン
原子換算で5mmol加えた。プロピレンを触媒1g当
たり3gとなるように1時間連続的に反応器に導入し
た。プロピレンの供給を停止した後、反応器内を窒素ガ
スで充分置換し、得られたチタン含有ポリプロピレンを
分析した結果、触媒1g当たり3.0gのプロピレンが
重合されていた。 【0066】(本重合)攪拌器を備えた内容積2リット
ルのステンレス製オートクレーブ反応器を窒素ガスで充
分に置換した後、液体プロピレンを1リットル、トリエ
チルアルミニウム0.75mmolおよびジシクロペン
チルジメトキシシラン0.075mmolを加え、反応
器内を55℃に昇温した。水素を気相の水素ガス濃度が
0.3mol%となるように導入した後、予備重合で得
られたチタン含有ポリマーをチタン原子換算で0.00
15mmolを窒素ガス雰囲気下に加えた。55℃で3
0分間プロピレンの単独重合を行った後、引き続きエチ
レンの導入を開始し、エチレンガス濃度が15mol%
となるように供給し55℃で120分間プロピレンとエ
チレンの重合を行った。重合終了後未反応のプロピレ
ン、エチレン、水素を除去する事によりプロピレンエチ
レンブロック共重合体を得た。結果を表2および表4に
示した。 【0067】比較例2 実施例1において、プロピレンとエチレンのランダム共
重合時の気相のエチレンガス濃度を13mol%となる
ように供給した事以外は、実施例1と同様の操作を行っ
た。結果を表2および表4に示した。 【0068】比較例3 実施例2において、重合温度及び重合時間を1段目が7
0℃、120分、2段目が55℃、90分、気相のエチ
レンガス濃度を7mol%にした事以外は、実施例2と
同様の操作を行った。結果を表2および表4に示した。 【0069】比較例4 実施例4において、気相中の水素ガス濃度を6mol%
にした事以外は、実施例4と同様の操作を行った。結果
を表2および表4に示した。 【0070】比較例5 100mlのフラスコに0.005mmolのrac−
ジフェニルシリル(2−メチル−1−インデン)2ジル
コニウムジクロリドと15mmmolのメチルアルミノ
キサン−トルエン溶液(Al換算)を添加し、15分間
攪拌する事により予備活性化した。 【0071】攪拌機を備えた内容積2リットルのステン
レス製オートクレーブ反応機を窒素ガスで十分に置換し
た後、液体プロピレンを1リットル添加し、55℃に昇
温した。予備活性化したメタロセン−トルエン溶液を添
加し、55℃で30分間プロピレンの単独重合を行っ
た。引き続き、エチレンの導入を開始し、気相のエチレ
ンガス濃度が7mol%となるように供給し、55℃で
120分間プロピレンとエチレンの重合を行った。重合
終了後、未反応のプロピレン、エチレンを除去すること
によりプロピレンエチレンブロック共重合体を得た。結
果を表2および表4に示した。 【0072】 【表3】 【0073】 【表4】
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−271315(JP,A) 特開 昭55−80418(JP,A) 特開 昭63−213547(JP,A) 特開 平8−27238(JP,A) 特開 平7−173233(JP,A) 特開 平7−118354(JP,A) 特開 平6−172414(JP,A) 特開 平4−279617(JP,A) 特開 平5−287035(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 297/00 - 297/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】温度上昇溶離分別法に於いて100℃以上
    で溶解する成分を5〜40重量%及び100℃未満で溶
    解する成分を60〜95重量%含むブロック共重合体で
    あって、メルトフローレートが0.05〜0.5g/1
    0minであり、ゲルパーミェーションクロマトグラフ
    ィーに基づく分子量分布が5以上であり、全共重合体中
    に占める割合でプロピレンに基づく単量体単位を75〜
    95mol%、エチレンに基づく単量体単位を5〜25
    mol%含み、且つ、100℃に於いてオルトジクロロ
    ベンゼンに可溶性の成分の炭素核磁気共鳴スペクトルに
    よるランダム分率(mol%)が、下記式 ランダム分率≧1.025×[C2′]+20 (ただし、[C2′]は、全共重合体中に占めるエチレ
    ンに基づく単量体単位のモル分率を示す。)を満たすこ
    とを特徴とする粒子状のプロピレンエチレンブロック共
    重合体。
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