JP3375054B2 - コンバ−ティブル型車用トランクのふた - Google Patents

コンバ−ティブル型車用トランクのふた

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JP3375054B2 JP03973298A JP3973298A JP3375054B2 JP 3375054 B2 JP3375054 B2 JP 3375054B2 JP 03973298 A JP03973298 A JP 03973298A JP 3973298 A JP3973298 A JP 3973298A JP 3375054 B2 JP3375054 B2 JP 3375054B2
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ジャン マ−ル ギュレ
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    • B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/20—Vehicle storage compartments for roof parts or for collapsible flexible tops
    • B60J7/205—Vehicle storage compartments for roof parts or for collapsible flexible tops where the boot lid opens in rearward direction to receive the roof and in forward direction to receive luggage
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
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  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバ−ティブル
型車用トランクのふたに関する。ここにいうコンバ−テ
ィブル型車は、折畳式ハ−ドトップと、トランクのふた
開閉手段とを有し、当該ふた開閉手段は、上記トランク
を利用する際に、当該トランクのふたを後方から前方に
向けて開き、または、上記折畳式ハ−ドトップを折畳ん
だ状態で上記トランク内に置いたり格納したりするため
に、上記トランクのふたを、前方から後方に向けて開く
タイプのものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、折畳式ハ−ドトップと、トランク
のふた開閉手段とを有し、当該ふた開閉手段は、上記ト
ランクを利用する際に、当該トランクのふたを後方から
前方に向けて開き、または、上記折畳式ハ−ドトップを
折畳んだ状態で上記トランク内に置いたり格納したりす
るために、上記トランクのふたを、前方から後方に向け
て開くタイプのコンバ−ティブル型車用トランクのふた
で、使用が容易で、構造簡易なものはなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、上記タイプのコンバ−ティブル型車用トランクのふ
たで、使用が容易で、構造簡易なものはなかった。そこ
で本発明は、使用が容易で、簡単な構造の手段を用いる
ことによって、上記双方の開閉機能を有する上記トラン
クのふたを提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、折畳式ハード
トップ(３)と、トランク(４)のふた開閉手段とを有する
コンバーテイブル型車用トランクのふた（１）であり、
当該ふた開閉手段は、上記トランク(４)を利用する際
に、当該トランク（４）のふた(１)を後方から前方に向
けて開くことを可能ならしめると共に、上記折畳式ハー
ドトップ(３)を折畳んだ状態で上記トランク(４)内に置
いたり格納したりするために、上記トランク(４)のふた
(１)を前方から後方に向けて開くことを可能ならしめる
ものであり、上記トランク(４)のふた(１)は、当該トラ
ンク(４)のふた(１)を、後方から前方に向けて開くため
の、相互に強固に結合され、一体的なトランクふたとし
て働く二つのふた部材(５、６)を含み、当該ふた部材
(５、６)のうちの一方の第一ふた部材(５)は、もう一方
の第二ふた部材(６)の開口部(５ａ)を覆う部材であっ
て、もう一方の第二ふた部材(６)から解放されることに
より前方から後方に向けて旋回可能であり、当該旋回に
よって上記折畳式ハードトップ(３)用の通路を開ける部
材であり、上記二つのふた部材(５、６)からなる組合わ
せ体は、上記車の車体(７)に対し、上記トランク(４)の
ふた(１)の前部において、関節部(８)によって取付けら
れることにより後方から前方に向けて回転可能にされる
と共に、上記トランク(４)のふた(１)の後方において、
錠(９)によって取付けられることにより上記車体(７)に
施錠されることを特徴とするトランクのふた、を以て上
記課題を解決した。
【０００５】これによった場合、上記トランクのふた
（１）を、後方から前方に向けて開く通常の開口動作の
際には、上記二つのふた部材（５、６）は、一つの組立
て体を形成して一体型のトランクのふたのように開く。
一方、上記折畳式ハ−ドトップ（３）を折畳んだ状態で
上記トランク（４）内に格納する際には、上記二つのふ
た部材（５、６）のうちの一方のふた部材（５）が、も
う一方のふた部材（６）から解錠され、次いで、前方か
ら後方に向けて傾斜させられることによって、上記ハ−
ドトップ（３）のための通路が開口される。本発明のそ
の他の特徴および利点は、以下の説明から、より一層、
明らかにされる。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１および図２の実施例におい
て、コンバ−ティブル型車２は、折畳式ハ−ドトップ３
と、トランクのふた１を開閉するためのふた開閉手段と
を有する。当該ふた開閉手段は、トランク４を利用する
際に、当該トランク４のふた１を、後方から前方に向け
て開き、または、上記折畳式ハ−ドトップ３を折畳んだ
状態で、上記トランク内に置いたり格納したりするため
に、上記トランクのふた１を、前方から後方に向けて開
くことを可能ならしめるものである。
【０００７】本発明によれば、上記トランクのふた１
は、当該トランクのふた１を後方から前方に向けて開く
ための、相互に結合される二つのふた部材５、６を含
む。一方の第一ふた部材５は、もう一方の第二ふた部材
６から解放されることにより、前方から後方に向けて旋
回可能である（図１の矢印Ｆを参照）。
【０００８】上記二つのふた部材５、６からなる組合わ
せ体は、上記車の車体７に対し、上記トランクのふた１
の前部において、関節部８を介して取付けられることに
より、後方から前方に向けて回動可能であり、そして、
上記トランクのふた１の後部において、錠９を介して取
付けられることにより、車体７に施錠される。
【０００９】図６は、上記関節部８を詳細に示すもので
ある。図２は、第一ふた部材５が、第二ふた部材６の後
部近くの軸１０の回りで第二ふた部材６に関節結合さ
れ、そして、上記二つのふた部材５、６の前部近くのス
ライド式掛け金１１によって、第二ふた部材６に施錠さ
れることを示している。
【００１０】図３は、第一ふた部材５が、第二ふた部材
６の開口部５ａを覆うことを示している。第一ふた部材
５は、当該第一ふた部材５に取付けられた扇型歯車１３
を駆動するモ−タ１２によって、第二ふた部材６の後部
近くの軸１０回りに旋回させられる（図３、図４を参
照）。
【００１１】同様に、第一ふた部材５は、シリンダ１４
（図８を参照）によって、旋回させられるか、または、
その旋回が、第一ふた部材５の手動操作を助けるために
重量的に釣合わされ、その場合には、モ−タ１８は、手
動式錠前によって置き換えられる。
【００１２】スライド式掛け金１１によって相互に施錠
された上記二つのふた部材５、６からなる組合わせ体
は、上記車体７および第二ふた部材６の双方に取付けら
れたシリンダ１５による後方から前方に向かう当該組合
わせ体の開口動作の際に、重量的に釣合わされる（図２
を参照）。
【００１３】図７に示される通り、上記部材５、６は、
スライド式掛け金１１によって相互に施錠される。当該
スライド式掛け金１１は、モ−タ１８によって又は手動
で操作されて、第一ふた部材５に取付けられた軸受１６
内に支持されてスライドし、そして第二ふた部材６内の
穴１７に係合させられる。
【００１４】次いで、上記トランクのふたに関する動作
について説明する。上記車のトランク４を利用するため
に、錠９が解錠され、次いで、スライド式掛け金１１に
よって相互に施錠された上記二つのふた部材５、６から
なる上記トランクのふたが、持ち上げられる。従って、
上記トランクのふたは、後方から前方に向かって、旋回
運動する。当該運動は、上記シリンダ１５によって助け
られる。
【００１５】ハ−ドトップ３をトランク４内に格納する
時には、上記モ−タ１８を作動させることによって、あ
るいは、手動で上記スライド式掛け金１１を解錠する。
次いで、上記モ−タ１２が作動し、それによって、第一
ふた部材５が前方から後方に向かって旋回して、第二ふ
た部材６の開口部が開かれる。そして、ハ−ドトップ３
が、自動的に、あるいは、何らかの適当な手段によって
トランク４に向かって動かされ、折畳まれた状態で当該
トランク４内に格納される。
【００１６】当然のことながら、本発明は、上述の実施
例のみに限定されるものではない。すなわち、本発明の
範囲から逸脱することなく、多くの変形を上記実施例に
加えることが可能である。それ故、本発明に従った上記
トランクのふたの上記二つのふた部材５、６は、図９、
図１０および図１１に示される構造を持つことができ
る。
【００１７】
【発明の効果】本発明は上述した通りであるので、構造
簡易で開閉操作及び折畳式ハ−ドトップの格納操作が容
易なコンバ−ティブル型車用トランクのふたが得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に従った上記トランクのふたを有する
車の縦断面による概略図である。
【図２】 本発明に従った上記トランクのふたの縦断面
による概略図である。
【図３】 本発明に従った上記トランクのふたの斜視図
である。
【図４】 図３に示される上記トランクのふたの縦断面
図である。
【図５】 図２の線Ａに沿って取られた断面図である。
【図６】 図２の線Ｃに沿って取られた断面図であっ
て、上記車の車体に対する、上記トランクのふたの部材
のうちの一方の部材の関節結合部を示す断面図である。
【図７】 線Ｂに沿って取られた断面図であって、上記
トランクのふたの二つの上記部材の連動部を示す断面図
である。
【図８】 上記トランクのふたの上記部材のうちの一方
の部材の旋回動作をコントロ−ルするための制御手段の
一変形例の平面図である。
【図９】 本発明に従った上記トランクのふたの変形例
を示す図である。
【図１０】 本発明に従った上記トランクのふたの他の
変形例を示す図である。
【図１１】 本発明に従った上記トランクのふたの更に
他の変形例を示す図である。
【符号の説明】
１ トランクのふた ２ コンバ−ティブル型車 ３ 折畳式ハ−ドトップ ４ トランク ５ 第一ふた部材 ５ａ 開口部 ６ 第二ふた部材 ７ 車体 ８ 関節部 ９ 錠 １０ 軸 １１ スライド式掛け金 １３ 扇型歯車 １４ シリンダ １５ シリンダ １６ 軸受 １７ 穴 １８ モ−タ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B62D 25/10 B62D 25/12 B60J 7/12 B60J 7/20

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 折畳式ハードトップ(３)と、トランク
    (４)のふた開閉手段とを有するコンバーテイブル型車用
    トランクのふた（１）であり、当該ふた開閉手段は、上
    記トランク(４)を利用する際に、当該トランク（４）の
    ふた(１)を後方から前方に向けて開くことを可能ならし
    めると共に、上記折畳式ハードトップ(３)を折畳んだ状
    態で上記トランク(４)内に置いたり格納したりするため
    に、上記トランク(４)のふた(１)を前方から後方に向け
    て開くことを可能ならしめるものであり、上記トランク
    (４)のふた(１)は、当該トランク(４)のふた(１)を、後
    方から前方に向けて開くための、相互に強固に結合さ
    れ、一体的なトランクふたとして働く二つのふた部材
    (５、６)を含み、当該ふた部材(５、６)のうちの一方の
    第一ふた部材(５)は、もう一方の第二ふた部材(６)の開
    口部(５ａ)を覆う部材であって、もう一方の第二ふた部
    材(６)から解放されることにより前方から後方に向けて
    旋回可能であり、当該旋回によって上記折畳式ハードト
    ップ(３)用の通路を開ける部材であり、上記二つのふた
    部材(５、６)からなる組合わせ体は、上記車の車体(７)
    に対し、上記トランク(４)のふた(１)の前部において、
    関節部(８)によって取付けられることにより後方から前
    方に向けて回転可能にされると共に、上記トランク(４)
    のふた(１)の後方において、錠(９)によって取付けられ
    ることにより上記車体(７)に施錠されることを特徴とす
    るトランクのふた。
  2. 【請求項２】 上記第一ふた部材(５)が、上記第二ふた
    部材(６)に対し、上記第二ふた部材（６）の後部近くの
    軸(１０)の回りで関節結合され、そして、上記二つのふ
    た部材(５、６)の前部近くのスライド式掛け金(１１)に
    よって、上記第二ふた部材(６)に施錠される請求項１に
    記載のトランクのふた。
  3. 【請求項３】 上記二つのふた部材(５、６)のうちの第
    一ふた部材(５)が、当該第一ふた部材(５)に取付けられ
    た扇型歯車(１３)を駆動するモータ(１２)によって、上
    記第二ふた部材(６)の後部近くの軸(１０)回りに旋回さ
    せられる請求項２に記載のトランクのふた。
  4. 【請求項４】 上記モータ(１２)が、上記第二ふた部材
    (６)に取付けられる請求項３に記載のトランクのふた。
  5. 【請求項５】 上記二つのふた部材(５、６)のうちの第
    一ふた部材(５)が、シリンダ(１４)によって、上記第二
    ふた部材(６)の後部近くの上記軸(１０)回りに旋回させ
    られるか、または、その旋回が、上記第一ふた部材(５)
    の手動操作を助けるために重量的に釣合わされる請求項
    ２に記載のトランクのふた。
  6. 【請求項６】 上記シリンダ(１４)が、上記第二ふた部
    材(６)に取付けられる請求項５に記載のトランクのふ
    た。
  7. 【請求項７】 相互に施錠された上記二つのふた部材
    (５、６)からなる組合わせ体が、上記車体(７)および上
    記第二ふた部材(６)の双方に取付けられたシリンダ(１
    ５)による後方から前方に向かう開口動作の際に、重量
    的に釣合わされる請求項１乃至６のいずれかに記載のト
    ランクのふた。
  8. 【請求項８】 上記二つのふた部材(５、６)が、スライ
    ド式掛け金(１１)によって相互に施錠され、当該スライ
    ド式掛け金(１１)は、モータ(１８)によって又は手動で
    操作されて上記第一ふた部材(５)に取付けられた軸受
    (１６)内でスライドし、そして上記第二ふた部材(６)内
    の穴(１７)に係合させられる請求項１乃至７のいずれか
    に記載のトランクのふた。
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