JP3855819B2 - ルーフ開閉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバーチブル車用のルーフ開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のルーフパネル(車両客室の屋根部分)とバックウィンドウ(車両客室の後部窓部)をトランク内へ格納するコンバーチブル車のトランクリッド(トランク蓋)の開閉装置として特開2001−113953に記載されているものがある。この装置はトランク内へルーフパネル及びバックウィンドウを出し入れするためにトランクリッドを車体前方へ向かって開ける前開き作動と、車体後方でトランク内から荷物等を出し入れするためにトランクリッドを車体後方へ向かって開く後開き作動をするものである。前開き作動では、車体後端にあるリヤロック機構によってトランクリッドを車体後端に掛け止めした状態で、トランクリッドと車体を連結する多節リンク機構をモータで駆動することにより、トランクリッドは車体前方に向かって開放される。トランクリッドを前開きさせ、ルーフパネル及びバックウィンドウ等をトランク内に収容した後はモータを逆転させ、トランクリッドを閉じる。また、後開き作動では、車体後端にあるリヤロック機構のロックを解除してトランクリッド後端を使用者が手で持ち上げることでトランクリッドは車体後方に向かって開放される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のようにトランクリッドを作動させる多節リンク機構は複雑な構造からなり、この機構自体の剛性確保のために構成部材の厚みや外寸を大きくする必要もあり、その結果、多節リンク機構を収容しているトランクの荷物等を積載する空間が狭くなっていた。
【0004】
本発明の課題はコンバーチブル車のルーフパネル、バックウィンドウ等をトランク内へ格納またはトランク内からの取り出し、トランク内の荷物等を出し入れのためにトランクリッドを開閉させる機構を小型化し、トランク内の荷物等を積載する空間を広く確保することが可能なルーフ開閉装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した技術的課題を解決するために講じた第1の技術的手段は請求項1に示すように、車両の客室上方に装着されるルーフパネルと、該ルーフパネルの車体後方側に配設されたバックウィンドウに前記ルーフパネルを重ね合わせる重合機構と、前記バックウィンドウを前記車体に脱着自在に固定する係合機構と、前記ルーフパネル及び前記バックウィンドウをトランクリッドに係止する固定機構と、前記トランクリッドを前記車体前方に向かって開閉し、前記固定機構によって固定された前記ルーフパネル及び前記バックウィンドウ及び前記トランクリッドを車体前方及び後方へ移動可能に連結する搬送連結機構とを備えるようにしたことである。
【0006】
上記の構成において、車両客室の上方及び後方に装着したルーフパネル及びバックウィンドウをトランク内に格納する場合、先ずルーフパネルを車体に固定されたバックウィンドウに重ねる。一方、搬送連結機構によりトランクリッドを前開きさせてトランクリッド全体を車体前方へ移動させる。車体前方へ移動したトランクリッドの内側面にバックウィンドウに重ねられたルーフパネルを固定機構によって固定する。この時、係合機構の解除によってバックウィンドウを車体から分離する。しかる後、搬送連結機構により、トランクリッドをルーフパネル及びバックウィンドウと共に車体後方のトランクを覆う位置まで搬送してルーフパネル及びバックウィンドウのトランク内への格納するように作動する。
【0007】
固定機構及び係合機構により、ルーフパネル及びバックウィンドウを車体から分離して、トランクリッドと共に搬送することを可能にしている。また、トランク内へ荷物等を出し入れするとき、トランクリッドは搬送連結機構によって案内され車体前方に向かって移動して開く。この時、トランク内に格納されたルーフパネル及びバックウィンドウはトランクリッドと共にトランクの外へ移動して、荷物等の出し入れが容易になるように間口を大きく開くように作動する。
【0008】
さらに、請求項1に加えて請求項2に示すように、前記係合機構は前記バックウィンドウに設けられた第1係合部と、前記トランクリッドに設けられた第2係合部と、前記車体に設けられた係止部からなり、該係止部は前記バックウィンドウと前記トランクリッドを選択的に係止または解放するように構成したことである。
【0009】
上記の構成により、例えばルーフパネルを車両の客室の上方に装着している状態でトランクリッドを開ける場合、トランクリッドの第2係止部を車体側の係止部から解放してトランクリッドを車体に対し車体前方移動して開き、大きな開口が得られるように作動する。
【0010】
さらに好ましくは請求項2の記載に加えて請求項3に示すように、前記係止部は前記第1係合部に当接して係止する第1係止面と、前記第2係合部に当接して係止する第2係止面を有するカムを備え、該カムの回転位置に応じて前記第1係合部を前記第1係止面上に係止しつつ前記第2係合部を前記第2係止面上から解放、若しくは前記第2係合部を前記第2係止面上に係止しつつ前記第1係止部を前記第1係止面上から解放可能としたことを特徴とする、
上記の構成において、バックウィンドウに設けられた第1係合部を係止する第1係止面及びトランクリッドに設けられた第2係合部を係止する第2係止面は外部への開口部等を有するカムに形成されている。カムの回転位置に応じてバックウィンドウを車体に係止しつつ、トランクリッドを車体から解放したり、その逆に第2係合部を第2係止面上に係止しつつ第1係止部を第1係止面上から解放する作動を簡単な構成で達成する。
【0011】
また、請求項4に示すように、請求項1に記載のルーフ開閉装置で、前記固定機構は、前記ルーフパネルを前記車両客室の上方に配置する場合は前記ルーフパネルの端部を車体に固定し、前記トランク内に収納する場合は前記ルーフパネルを前記トランクリッドに固定するようにしている。
【0012】
本発明のルーフ開閉装置において、固定機構は上述したように、ルーフパネル、バックウィンドウをトランク内に格納する機構全体を小型化する上で重要な役割を果たしているが、さらに上記の構成に示すように、ルーフパネルを客室上方に装着する場合、例えばフロントウィンドウの枠等である車体に固定する機能も兼ね備えることで、ルーフ開閉装置全体を簡素化することができる。
【0013】
さらに、請求項5に示すように、請求項1乃至4に記載のルーフ開閉装置に対して、更に前記搬送連結機構は前記トランクリッドを支持する揺動リンク機構を備えるようにしたことである。
【0014】
上記の構成により、トランクリッドの前端を持ち上げ、トランクリッドを車体の前後方向に容易に移動させることができるなっている。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態であるルーフ開閉装置10の構成について添付した図1、図2、図3及び図9を参照しながら以下に説明する。
【0016】
本発明に関るルーフ開閉装置10により、図1の示す車両1は客室1aの上方にルーフパネル2が装着された、いわゆる屋根を掛けた状態となっている。ルーフパネル2の車両1の車体後方側(図1の右方側)にはバックウィンドウ3が配置され、ルーフパネル2の車両1の車体前方側には車体5に固定されたフロントウィンドウ4がある。この時、ルーフパネル2の前端部とフロントウィンドウ4の後端部は図示しないゴムシールを介して互いに当接し、水密性が保たれている。また、ルーフパネル2とバックウィンドウ3の間も同様に、図示しないゴムシールが配設され水密性が保たれている。
【0017】
車両用ルーフ開閉装置10によって、バックウィンドウ3とルーフパネル2を後方に移動し、トランクリッド6が覆うトランク60内へ格納して、図1のルーフパネル2が客室1aを閉じた状態から図9に示すように外気に開放した状態にすることできる構成となっている。
【0018】
図1に示すように、ルーフパネル2を車体後方に移動させために重合機構20が備えられ、この重合機構20は図2に示すように車幅方向両側に一対に配設され(車両1左側は図示せず)ている。そして、重合機構20はルーフパネル2の後端部とバックウィンドウ3の前端部を連結している。
【0019】
図1に示されるように、ルーフパネル2には枢軸21を介してリンク22の一端部が回転可能に連結されている。リンク22は後方に伸び、その他端部は枢軸23により減速歯車機構24に連結されている。リンク22と枢軸23は固定され、さらに枢軸23には図示しないギヤが固定された構成となっている。この図示しないギヤは図2に示す減速歯車機構24の出力側のギヤと噛合っている。減速歯車機構24には出力軸25aを介してモータ25の回転トルクが入力され、リンク22は図1に示す位置から時計回り方向に回転できるようになっている。ルーフパネル2は、その後端部に固定されたブラケット26の先端部で、バックウィンドウ3の内側面に設けられた案内溝31に摺動可能に嵌め込まれているスライダ27の一方側の端部に回転可能に連結されている。スライダ27の他方側の端部にはシュー28が取り付けられて案内溝31と摺動する。案内溝31はバックウィンドウ36の窓枠のカーブに沿って延びるように設けられている。
【0020】
モータ25の正転によりリンク22は図1に示す時計回り方向に回転すると、ルーフパネル2の後端はスライダ27に案内され案内溝31に沿って図4に示されるように移動し、バックウィンドウ3の上方に重ね合わさる。また、モータ25を逆転するとバックウィンドウ3に重なっているルーフパネル2が図1に示す客室1a上方に戻るようになっている。
【0021】
ルーフパネル2の内部には図2に示す固定機構70が配設されている。固定機構70はルーフパネル2の前端及び後端をフロントウィンドウ4の枠部及びバックウィンドウ3に係止し客室1aの上方にルーフパネル2に固定するように、またはルーフパネル2及びバックウィンドウ3をトランクリッド6に係止してトランク60内に格納するように機能する。図2に示すように、固定機構70はルーフパネル2の前端に配設される1対のラッチ71と、後端に配設されるラッチ72と、各ラッチ71を駆動するクランク機構73a、73bと、ラッチ72を駆動するクランク機構74と、クランク機構73a、73b並びにクランク機構74に連結するセクタギヤ75と、減速歯車機構77を介してセクタギヤ75を駆動するモータ76とから構成される。
【0022】
図2に示されるように、ラッチ71はルーフの前端の車幅方向両側に1対配設されている。1対のラッチ71はルーフパネル2に枢支されたクランク機構73a、73bにより揺動される。クランク機構73a、73bの他端はセクタギヤ75に回動可能に連結されている。ラッチ71は図2に示される平面内で揺動することでフロントウィンドウ4の枠部に設けられた1対の係合部41と係合・離脱可能となっている。この構成でルーフパネル2とフロントウィンドウ4を連結または連結解除するようになっている。
【0023】
図2に示されるように、ラッチ72はルーフパネル2の後端で車幅方向中央に配設され、図2の平面内で揺動することでバックウィンドウ3の前端に設けられた係合溝と係合・離脱する。この構成によって、ルーフパネル2とバックウィンドウ3を係止または回転可能に連結する構成になっている。ラッチ72はルーフパネル2に枢支されたクランク機構74により揺動される。クランク機構74はセクタギヤ75に回動可能に連結される構成である。
【0024】
セクタギヤ75はルーフパネル2に枢支され、減速歯車機構77を介してモータ76に駆動される。モータ76の駆動によりセクタギヤ75が図2の示す反時計回り方向に回転すると、クランク機構73a及び73bを介してラッチ71が従動し、フロントウィンドウ4の係合部41と係合し、これと同時にクランク機構74を介してラッチ72もバックウィンドウ3の係合部34を係合するように構成されている。また、モータ76を逆転させるとセクタギヤ75は図2の示す時計回り方向に回転駆動され、ラッチ71は係合部41との係合を解除し、同時にラッチ72は係合部34との係合を解除する構成となっている。
【0025】
さらに、先に述べた重合機構20によりバックウィンドウ3と重ねられたルーフパネル2にトランクリッド6が上方から重ねられる時には、固定機構70はルーフパネル2をトランクリッド6の内側面に固定するよう構成されている。
【0026】
図1及び図2に示すトランクリッド6内側面の車体前方側の車幅方向両側には一対のストライカ61が、車体後方側の車幅方向中央にはストライカ62がトランクリッド6に固定されている。図3に示すストライカ61は円柱状の部品であり外周部にはフランジ部61a、61bが形成されている。ストライカ62も同様な形状をなしている。ストライカ61、62はルーフパネル2にトランクリッド6が上方から重ねられた時、ラッチ71、72と係合できる位置に固定されている。
【0027】
ストライカ61、62と固定機構70により、モータ76が正転して図2の示すセクタギヤ75が反時計回り方向に回転すると、ラッチ71は回動して図3に示すストライカ61のフランジ部61aと61bの間の外周部を、ラッチ72も同時に回動してストライカ62の同様に形成したフランジ部の間の外周部を掛け止めるようになっている。逆に、モータ76を逆転させるとセクタギヤ75は図2に示す時計回り方向に回転し、ラッチ71はストライカ61との掛止を解除し、同時にラッチ72はストライカ62との掛止を解除するようになっている。ストライカ61、62及びラッチ71、71により、ルーフパネル2及びバックウィンドウ3をトランクリッド6の内側面に固定するか、または固定が解除されるようになっている。
【0028】
図1に示す車両1のバックウィンドウ3の車体後方側下端及びトランクリッド6の車体前方側端の下方には、本発明の主要部の一つである、一対の係合機構80がそれぞれ車体5の車幅方向両側に固定されている。係合機構80はバックウィンドウ3の下端部を車体5に対し脱着自在に固定し、さらにトランクリッド6の前端を係止するように構成されている。さらに係合機構80はバックウィンドウ3とトランクリッド6の2つを同時に車体5に対して固定するか、またはバックウィンドウ3とトランクリッド6の何れか一方を固定して残る片方を解放できるよう構成されている。図2に示す係合機構80はトランクリッド6の係合部63を係止するカム81と、バックウィンドウ3の係合部32、33を係止するカム82、83を備える。また、係合機構80はカム81乃至83を駆動するモータ84と、モータ84の回転トルクを伝えるギヤ85、87及び88を備える。さらに係合機構80はカム81、ギヤ85及びカム83を一体回転可能に支持する回転軸86と、カム82とギヤ88を一体回転可能に支持する回転軸89を備える。
【0029】
図1乃至3に示すカム81の回転中心には回転軸86が固定されている。回転軸86は図示しない車体5に固定された支持部材により回転可能に支持されている。カム81より車幅方向内側にはギヤ85が、さらにそれより内側にはカム83がそれぞれカム81に同軸に配設され、ギヤ85、カム83も共に一体回転するように回転軸86に固定されている。
【0030】
図1乃至3に示すギヤ85の車体前方側にはギヤ87が配設され、ギヤ85と噛み合っている。ギヤ87は図示しない車体5に固定された支持部材により回転可能に支持された回転軸87aの周りを自由に回転するようになっている。ギヤ87のさらに車体前方にはギヤ85と同じ外径のギヤ88が配設され、ギヤ87と噛み合っている。ギヤ88の車幅方向の内側にはカム82が配設され、ギヤ88、カム82は共に一体に回転するように回転軸89に固定されている。図2に示すように、カム82とカム83は互いに車体前後方向に並ぶように配設されている。
【0031】
図3に詳細を示す係合機構80では、モータ84が正転するとギヤ85が駆動され、ギヤ85、87及び88の噛み合いにより、図3に示すカム81、82、83が反時計回り方向に回転する構成になっている。また、モータ84が逆転するとカム81、82、83は時計回り方向に回転する構成となっている。
【0032】
図1乃至3に示すトランクリッド6の前端の内側面には車幅方向両側に一対の係合部63が固定されている。図1乃至3に示すようにトランクリッド6がトランク60の上方を覆う位置にある時、係合部63は係合機構80のカム81に係合可能な位置にあるように配設されている。
【0033】
図3に詳細を示すようにカム81は略円盤状の部材で、表面から裏面にかけて打ち抜き孔である係合孔81が形成されている。係合孔81aはカム81の外周面の一部に開口し、この開口部から回転中心の周囲に向かって延び、回転中心に徐々に近づくように形成されている。図1及び図3の示すカム81の係合孔81aにはトランクリッド6の係合部63が係止されている。図3に詳細を示す係合部63は略U字型の部材で上端はトランクリッド6の前端の内側面に固定されている。
【0034】
係合部63の下部の車体5に対し水平に延びている部分は、第2係止面である係合孔81aの上端面により係止されている。係合孔81aは正転するモータ84に駆動によりカム81が図3の示す反時計回り方向に90度回転すると、係合孔81aは図3の示す上方へ開口し、係合部63と係合孔81aの係合は解除される。トランクリッド6は車体5から分離可能な状態となる。
【0035】
図1乃至3に示すバックウィンドウ3の下端の係合部63より車幅方向内側には2組の係合部32、33が車幅方向両側にそれぞれ一対固定されている。2組の係合部32及び33の間にはそれぞれストッパ34がバックウィンドウ3の下端部に固定されている。図1乃至3に示すようにバックウィンドウ3が客室1aの後方において車体5に固定される時、係合部32、33はカム82、83に係合可能な位置にあるように配設されている。
【0036】
図3に詳細を示すようにカム82、83は同じ外径を有する略円盤状の部材で、それぞれの表面から裏面にかけて打ち抜き孔である係合孔82a、83aが形成されている。係合孔82a、83aはカム82、83それぞれの外周面の一部に開口し、この開口部から回転中心の周囲に向かって延び、回転中心に徐々に近づくようにそれぞれ形成されている。
【0037】
図1及び図3の示すカム82、83の係合孔82a、83aにはバックウィンドウ3の係合部32、33が係止されている。図3に詳細を示す係合部32、33も、係合部63と同様に略U字型の部材で上端はバックウィンドウ3の下端に固定されている。
【0038】
係合部32、33の下部の車体5に対し水平に延びている部分は、第1係止面である係合孔82a、83aの上端面により係止されている。係合孔82a、83aは、正転するモータ84に駆動によりカム82、83が図3の示す反時計回り方向に180度回転して図3の示す上方へ開口し、係合部32、33は係合孔82a、83aとの係合が解除される。この時、バックウィンドウ3は車体5から分離可能な状態となる。
【0039】
ここで、図3に示すカム81、82、83の開口部それぞれの位相について述べる。既に述べたようにギヤ85、87及び88の噛み合いによりカム81、82、83は同じ回転速度で回転する。この中でカム82、83の係合孔82a、83aの開口部は同じ位相で回転するように設定されている。これに対してカム81の係合孔81aの開口部は90度位相がずれるように設定されている。このため、図3に示すモータ84が正転してカム81、82、83が反時計回り方向に回転した時、先ずカム81の係合孔81aが上方に開口して、さらに90度回転すると係合孔82a、83aが上方に開口する構成になっている。これにより、図1乃至3の状態でカム81、82、83が図1及び図3の示す反時計回り方向に回転すると、先ず係合部63が係合孔63aから分離可能になり、さらにカム81乃至83が90度回転後に係合部32、33が係合孔82a、83aから分離可能になる構成となっている。
【0040】
また、図2に示す車体5のカム82、83、ギヤ85、88の真中辺りにストッパ51が固定されている。ストッパ51の上端にはクッション51aが取り付けられている。図1及び図3の示すバックウィンドウ3の下端の係合部32、33の間にはストッパ34が固定されている。図1乃至3の状態ではストッパ34の下端はストッパ51のクッション51aに当接し、係合部32、33がカム82、83により下方に引き込まれる際に、トランクリッド6が下方に行き過ぎないように定位置に留めるようになっている。
【0041】
なお、係合部32、33は略L字状の互いに対向する部材か、または略L字状の部材1個で構成してもよい。図1及び図2の示す水平方向に延びる部分を備え、その部分がカム82、83の第1係止面及び第2係止面に当接するならば他部分は多様な形状が考えられる。また、カム82、83の係合孔82a、83aは両側面にわたる打ち抜き孔であるが、係合孔82a、83aは上記の係合部32、33は略L字状の部材と係合する係合溝としてもよい。
【0042】
図1及び図2に示すトランクリッド6の車体後方側端内部の車幅方向中央にはリヤロック機構64が配設されている。リヤロック機構64は図1紙面に垂直な面内を回動するラッチ64aを備える。ラッチ64aの下方にはストライカ110が車体5に固定され、ラッチ64aがストライカ110を掛止してトランクリッド6の車体後方側端と車体5を連結固定するようになっている。
【0043】
図1に示す車両1の係合機構80の車体後方側の車体5には車幅方向両側に一対の本発明の主要部の一つである揺動リンク機構90が固定されている。揺動リンク機構90はトランクリッド6を車体前後方向に移動させるもので、トランクリッド6にリンクの一部が固定された4節リンク機構とこれを駆動するモータ99、減速歯車機構100から構成される。
【0044】
4節リンク機構は減速歯車機構100を介してモータ99に駆動される駆動リンク91と、トランクリッド6の内側面に固定される固定リンク92と、駆動リンク91と固定リンク92の揺動に従動する従動リンク93と、車体5に固定される固定リンク94を備える。固定リンク92と固定リンク92は枢軸95により互いに回転可能に連結されている。同様に駆動リンク91と固定リンク92は枢軸96により、固定リンク92と従動リンク93は枢軸97により、従動リンク93と固定リンク94は枢軸98により連結されている。
【0045】
枢軸95枢軸98の間にはモータ99及び減速歯車機構100が固定リンク94と共に車体5に固定されている。減速歯車機構100はモータ99から回転トルクを入力され、出力側のギヤは枢軸95と同軸に駆動リンク91に固定されたギヤと噛み合っている。図1及び図2に示す車体5に固定された係合機構80がトランクリッド6のストライカ61を解放し、トランクリッド6のリヤロック機構64が車体5のストライカ110した時、モータ99が正転して駆動リンク91が図1に示す反時計回り方向に回転すると、揺動リンク機構90によりトランクリッド6が車体5から車体上方へ離れて車体前方へ移動する構成になっている。図1に示すモータ99を逆転させると駆動リンク91は図1の示す時計回り方向に回転し、トランクリッド6は再びトランク60を覆う位置に戻る構成になっている。
【0046】
次に、本発明の実施の形態であるルーフ開閉装置10の作動について添付した図4乃至11を参照しながら以下に説明する。
【0047】
ルーフ開閉装置10は以下の作動を行う際、図示しない制御装置によりモータ25、75、85及び99は作動開始時期、作動時間、回転速度等が制御される。
【0048】
先ず、ルーフパネル2及びバックウィンドウ3を重ね合わせてトランク60内に格納する場合のルーフ開閉装置10の作動を以下に説明する。
【0049】
図4に示すように、重合機構20のモータ25を正転させるとリンク22は時計回り方向に回転してルーフパネル2を車体後方側へ移動させる。その際、ルーフパネル2の後端はスライダ27及びバックウィンドウ3の係合溝31に案内されてバックウィンドウ3の後端に向かって移動して、図5に示すようにルーフパネル2がバックウィンドウ3の上方に重なる。
【0050】
重合機構20の作動に続いて、図6に示すリヤロック機構64のロックを解除してラッチ64aとストライカ110の掛止を解除し、トランクリッド6の後端は車体5から分離可能となる。リヤロック機構64の作動と同時かこの前後に、係合機構80のモータ84を正転させカム81乃至83を図3の示す位置から反時計回り方向に90度回転させるとトランクリッド6の前端に設けられた係合部63とカム81の係合が解除される。これにより、トランクリッド6の前端も車体5から分離可能となる。揺動リンク機構90のモータ99を正転させると、駆動リンク91は図6の示す反時計回り方向に回動する。後端の掛止を解除されたトランクリッド6は駆動リンク91、固定リンク92、従動リンク93及び固定リンク94からなる4節リンク機構によってトランク60を覆う位置から車体前方へ搬送され、図7に示すようにバックウィンドウ3の上に重なったルーフパネル2の上方へ重なる。この時、固定機構70のモータ76(図2)を正転させると、ラッチ71がトランクリッド6のストライカ61と係合して、バックウィンドウ3と重ね合っているルーフパネル2をトランクリッド6の内側面に固定する。
【0051】
固定機構70の作動と同時かこの前後に、係合機構80のモータ84を正転させカム81乃至83を先程の位置から反時計回り方向にさらに90度回転させる。この作動により、バックウィンドウ3の係合部32、33とカム82、83との係合が解除され、バックウィンドウ3は車体5から分離可能となる。
【0052】
揺動リンク機構90のモータ99を逆転させると、図8に示すように揺動リンク機構90はルーフパネル2及びバックウィンドウ3と共にトランクリッド6を車体後方へ搬送する。揺動リンク機構90がトランクリッド6をトランク60の上方を覆う位置に戻して、リヤロック機構64のラッチ64aが車体5側のストライカ110を掛け止め、トランクリッド6の後端を車体5に固定する。このリヤロック機構64の作動と同時または前後に、係合機構80のモータ84を逆転させてカム81乃至83を図3に示す位置まで回転させて、トランクリッド6の前端を車体5に固定する。
【0053】
以上述べた一連の作動により、ルーフ開閉装置1はルーフパネル2及びバックウィンドウ3をトランク60内へ格納する。
【0054】
本発明の実施形態であるルーフ開閉装置1は固定機構70及び係合機構80によりルーフパネル2を車体5から分離して、トランクリッド6と共に搬送する。即ち、揺動リンク機構90はトランクリッド6を搬送するだけではなく、ルーフパネル2及びバックウィンドウ3の搬送もできる。このため、従来からあるルーフ開閉装置が備えていたルーフパネル2及びバックウィンドウ3を移動させるための機構は不要となる。その結果、ルーフ開閉装置1は従来のルーフ開閉装置と較べて機構全体を簡素化及び小型化できる。ルーフパネル2及びバックウィンドウ3をトランク60内に格納した時にはルーフ開閉装置1はトランク60内に共に格納されるが、ルーフ開閉装置1が小型化されているため、トランク60内の荷物等を収納する空間を大きく取ることが可能になる。
【0055】
次に、ルーフパネル2及びバックウィンドウ3を車両1の客室1aの上方及び後方に装着した状態においてトランクリッド6を開ける場合のルーフ開閉装置10の作動を以下に説明する。
【0056】
図1に示すトランクリッド6のリヤロック機構64と車体5のストライカ110との掛止を解除して、トランクリッド6を車体5から分離可能にする。リヤロック機構64の作動と同時かこの前後に、係合機構80のモータ84を正転させカム81乃至83を図3の示す位置から反時計回り方向に90度回転させるとトランクリッド6の前端に設けられた係合部63とカム81の係合が解除し、トランクリッド6の前端も車体5から分離可能にする。この時、バックウィンドウ3の係合部32、33はカム82、83と係合したままで、バックウィンドウ3は車体5に固定されている。この後、揺動リンク機構90のモータ99を正転させてトランクリッド6を車体前方へ搬送するか、または使用者が手動により、図10に示すようにトランクリッド6を車体前方へ移動させてトランク60が開放される。
【0057】
上記作動において、本発明の実施形態であるルーフ開閉装置1では、揺動リンク機構90によりトランクリッド6全体を車体上方に持ち上げると同時に車体前方へ搬送することが可能になっている。このためトランク60を開放時に、トランク60の間口を特に高さ方向に大きく取ることができ、トランク60内への荷物の積み下ろしが容易になっている。
【0058】
最後に、ルーフ2及びバックウィンドウ3をトランク60に格納した状態においてトランクリッド6を開ける場合のルーフ開閉装置10の作動を以下に説明する。図9に示すトランクリッド6のリヤロック機構64と車体5のストライカ110との掛止を解除して、トランクリッド6を車体5から分離可能にする。リヤロック機構64の作動と同時かこの前後に、係合機構80のモータ84を正転させカム81乃至83を図3の示す位置から反時計回り方向に90度回転させるとトランクリッド6の前端に設けられた係合部63とカム81の係合が解除し、トランクリッド6の前端も車体5から分離可能にする。図9に示す格納状態では固定機構70のラッチ71、72がトランクリッド6のストライカ61、62を掛け止めたままである。従って、ルーフ2及びバックウィンドウ3はトランクリッド6の内側に固定されたままとなっている。この状態で揺動リンク機構90のモータ99を正転させてトランクリッド6をルーフ2及びバックウィンドウ3と共に車体前方へ搬送するか、または使用者が手動により、図11に示すようにトランクリッド6をルーフ2及びバックウィンドウ3と共に車体前方へ移動させてトランク60が開放される。
【0059】
上記作動において、本発明の実施形態であるルーフ開閉装置1では、揺動リンク機構90によりトランクリッド6を車体上方に持ち上げる時はトランクリッド6と共にルーフパネル2及びバックウィンドウ3も共にと車体上方へ持ち上がる。このためトランク60を開放時に、トランク60の間口を特に高さ方向に大きく取ることができ、トランク60内への荷物の積み下ろしが容易になっている。
【0060】
なお、本実施形態のルーフ開閉装置1では係合機構80及び揺動リンク機構90等は車幅方向両側に一対ずつ設けているが、これを車体左側若しくは右側の何れか一方に配設するように構成を変更しても、そのルーフ開閉装置は当然ながら本発明の範疇に含まれる。
【0061】
また、本実施形態のルーフ開閉装置1は図示しない制御装置により制御されたモータにより自動開閉されるものであるが、ルーフ開閉装置1のモータ等の電動駆動装置や減速歯車機構の構成を変更したものや、これらのモータ等の駆動によるルーフ、トランクリッドの開閉作動を一部使用者による手動としたり、逆に一部を電動化したルーフ開閉装置も本発明の範疇に含まれる。
【0062】
【発明の効果】
上記構成及び作動から明らかなように、従来の装置では、トランクリッドを搬送する搬送連結機構とルーフパネル及びバックウィンドウを移動させる機構は分離して構成されていたが、本発明ではこれらを兼ねる構成としたため、機構を省略化・小型化できる。そして、この機構が収容されるトランク内の荷物等を収納する空間を大きく取ることができる。
【0063】
コンバーチブル車のルーフとトランクリッド等を移動させる機構を小型化し、トランク内にルーフを格納した時もトランクの間口を広く取ることが可能なルーフ開閉装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である車両用ルーフ開閉装置においてルーフパネル及びバックウィンドウが車両の客室の上方及び後方に装着された状態を示す側面図である。
【図2】図1の車両用ルーフ開閉装置の上視図(ただし車体右側の半分のみ)である。
【図3】本実施形態である車両用ルーフ開閉装置の係合機構のA視図である。
【図4】ルーフパネル及びバックウィンドウが重合機構により重ねられる過程を示す側面図である。
【図5】ルーフパネル及びバックウィンドウが重合機構により重ねられた状態を示す側面図である。
【図6】トランクリッドが前開き作動し、搬送連結機構により車体前方に移動する過程を示す側面図である。
【図7】トランクリッドが搬送連結機構によりルーフパネルの上にかさなり固定機構によりルーフパネルとトランクリッドが固定された状態を示す側面図である。
【図8】バックウィンドウを係合機構が解放した後、バックウィンドウ及びルーフパネルが搬送連結機構によりトランクリッドと共に車体後方へ移動する過程を示す側面図である。
【図9】バックウィンドウ及びルーフパネルが固定されたトランクリッドがトランクを覆い、車両用ルーフ開閉装置によるバックウィンドウ及びルーフパネルの格納作動が完了した状態を示す側面図である。
【図10】ルーフパネル及びバックウィンドウが車両の客室の上方及び後方に装着された状態において、トランクリッドを開放した状態を示す側面図である。
【図11】ルーフパネル及びバックウィンドウがトランク内に格納されている状態において、トランクリッドを開放した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車両
1a 客室
2 ルーフパネル
3 バックウィンドウ
6 トランクリッド
32、33 係合部(第1係合部)
63 係合部(第2係合部)
70 固定機構
80 係合機構
81〜83 カム(係止部)
81a 係合孔(第2係止面)
82a、83a 係合孔(第1係止面)
90 揺動リンク機構(搬送連結機構)

Claims (5)

  1. 車両の客室上方に装着されるルーフパネルと、
    該ルーフパネルの車体後方側に配設されたバックウィンドウに前記ルーフパネルを重ね合わせる重合機構と、
    前記バックウィンドウを前記車体に脱着自在に固定する係合機構と、
    前記ルーフパネル及び前記バックウィンドウをトランクリッドに係止する固定機構と、
    前記トランクリッドを前記車体前方に向かって開閉し、前記固定機構によって固定された前記ルーフパネル及び前記バックウィンドウ及び前記トランクリッドを車体前方及び後方へ移動可能に連結する搬送連結機構とを備えることを特徴とするルーフ開閉装置。
  2. 前記係合機構は前記バックウィンドウに設けられた第1係合部と、前記トランクリッドに設けられた第2係合部と、前記車体に設けられた係止部からなり、該係止部は前記バックウィンドウと前記トランクリッドを選択的に係止または解放することを特徴とする、請求項1に記載のルーフ開閉装置。
  3. 前記係止部は前記第1係合部に当接して係止する第1係止面と、前記第2係合部に当接して係止する第2係止面を有するカムを備え、該カムの回転位置に応じて前記第1係合部を前記第1係止面上に係止しつつ前記第2係合部を前記第2係止面上から解放、若しくは前記第2係合部を前記第2係止面上に係止しつつ前記第1係止部を前記第1係止面上から解放可能としたことを特徴とする、請求項2に記載のルーフ開閉装置。
  4. 前記固定機構は、前記ルーフパネルを前記車両客室の上方に配置する場合は前記ルーフパネルの端部を車体に固定し、前記トランク内に収納する場合は前記ルーフパネルを前記トランクリッドに固定することを特徴とする、請求項1に記載のルーフ開閉装置。
  5. 前記搬送連結機構は前記トランクリッドを支持する揺動リンク機構を備えることを特徴とする、請求項1乃至4に記載のルーフ開閉装置。
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