JP3361571B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JP3361571B2 JP17784993A JP17784993A JP3361571B2 JP 3361571 B2 JP3361571 B2 JP 3361571B2 JP 17784993 A JP17784993 A JP 17784993A JP 17784993 A JP17784993 A JP 17784993A JP 3361571 B2 JP3361571 B2 JP 3361571B2
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーキングロック機構
を備えた自動変速機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用の自動変速機において
は、P,R,N,D,2,1の各レンジが設定され、セレク
トレバーをシフト操作することによって所望のレンジを
選択できるようになっている。そして、かかる自動変速
機には、Pレンジ(パーキングレンジ)がセレクトされて
いるときには変速機出力軸の回転を係止して、たとえパ
ーキングブレーキが引かれていない場合でも停車時にお
ける自動車の不本意な移動を防止する、すなわちパーキ
ングロックを行うパーキングロック機構が設けられる。
【0003】かかる従来のパーキングロック機構におい
ては、普通、セレクトレバーがPレンジにシフトされた
ときには、該セレクトレバーの移動に伴ってカム部を備
えたパーキングロッドが軸線方向に押し出され、このと
きパーキングロッドのカム部によってパーキングポール
が変位させられ、これによってパーキングポールが、変
速機出力軸に取り付けられたパーキングギヤと噛み合
い、パーキングポールによって変速機出力軸の回転が係
止されてパーキングロックが行われるようになっている
(例えば、特開平4−290667号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動変速機
においては、トルクコンバータと変速歯車機構とが直列
に配設され、トルクコンバータはエンジンの出力トルク
を変速して変速歯車機構に出力し、変速歯車機構はこの
トルクをさらに変速して変速機出力軸から駆動輪側に出
力するようになっている。ここで、トルクコンバータ
は、常時エンジンの出力トルクを変速歯車機構に伝達し
ているので、走行レンジすなわちR,D,2,1レンジが
セレクトされているときには、エンジンの出力トルクが
変速機出力軸(駆動輪)に伝達されることになる。そし
て、R,D,2,1レンジにおける停車時には、ブレーキ
によって駆動輪の回転が係止されているので変速機出力
軸には強いトルクすなわちねじり力が作用する。
【0005】したがって、RレンジからPレンジにシフ
トされる際には、変速機出力軸に強いトルクすなわちね
じり力がかけられている状態でパーキングポールがパー
キングギヤに噛み合うことになり、このためPレンジ時
すなわちパーキングロック時には変速機出力軸に上記ト
ルクすなわちねじり力が残留トルクとして蓄えられる。
そして、この後PレンジからRレンジにシフトされたと
きには、パーキングポールがパーキングギヤから離間す
ることになるが、その際変速機出力軸に蓄えられていた
残留トルクによってパーキングポールが強くはじかれ
る。このため、パーキングポールはパーキングギヤから
離間する方向に急速に変位した後、その反動でパーキン
グギヤ方向に急速に変位し、再びパーキングギヤと軽く
噛み合い、その際異音が発生して乗員に不快感を与える
といった問題がある。かかるパーキングポールの振動は
複数回繰り返されることになる。なお、Rレンジ以外の
走行レンジ(D,2,1レンジ)からPレンジへシフトする
場合は、必ずNレンジ(ニュートラルレンジ)を経由する
ので、残留トルクはNレンジで解放(除去)され、かかる
問題は生じない。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、自動変速機のPレンジから
Rレンジへのシフト時に、変速機出力軸の残留トルクに
よる異音の発生を有効に防止することができる手段を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、第1の発明は、パーキングロッドによって動作させ
られるパーキングポールを、変速機出力軸に取り付けら
れたパーキングギヤに噛み合わせることにより変速機出
力軸の回転を係止してパーキングロックを行うパーキン
グロック機構が設けられている自動変速機の制御装置に
おいて、リバースレンジが選択されかつ停車していると
きにエンジンのアイドル回転数を低減させるものであっ
て、リバースレンジ信号がオフされた後、所定のディレ
ー時間だけアイドル回転数の低減の解除を遅らせるよう
になっていることを特徴とする自動変速機の制御装置を
提供する。
【0008】第2の発明は、第1の発明にかかる自動変
速機の制御装置において、自動変速機の油温が低いとき
ほど上記ディレー時間を長く設定するようになっている
ことを特徴とする自動変速機の制御装置を提供する。
【0009】第3の発明は、第1又は第2の発明にかか
る自動変速機の制御装置において、所定の補機の作動に
よってエンジン負荷が増加したときにはアイドルアップ
が行われるようになっていて、アイドルアップを禁止す
ことによりエンジンのアイドル回転数を低減させる
うになっていることを特徴とする自動変速機の制御装置
を提供する。
【0010】第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれ
か1つにかかる自動変速機の制御装置において、所定の
補機の作動によってエンジン負荷が増加したときにはア
イドルアップが行われるようになっていて、補機の作動
を禁止することによりエンジンのアイドル回転数を低減
させるようになっていることを特徴とする自動変速機の
制御装置を提供する。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
図1に示すように、自動変速機ATにはエンジンEのク
ランク軸1のトルクを変速してタービンシャフト2に出
力するトルクコンバータ3と、タービンシャフト2のト
ルクをさらに変速して出力ギヤ4から変速機出力軸(図
示せず)に出力する変速歯車機構5とが設けられてい
る。なお、タービンシャフト2はパイプ状に形成され、
その中空部にはクランク軸1に連結されたポンプシャフ
ト6が配設されこのポンプシャフト6によってオイルポ
ンプ7が回転駆動されるようになっている。
【0016】トルクコンバータ3は、実質的に、ポンプ
カバー8を介してクランク軸1に連結されクランク軸1
と一体回転するポンプ9と、タービンシャフト2と一体
回転しポンプ9から吐出される作動油によって回転駆動
されるタービン10と、タービン10からポンプ9に還
流する作動油をポンプ9の回転を助勢する方向に整流す
るステータ11とで構成され、ポンプ9とタービン10
との間の回転数差に応じた変速比で、クランク軸1のト
ルクを変速するようになっている。ここで、ステータ1
1はステータ用ワンウェイクラッチ12を介して変速機
ケース13に連結されている。なお、動力損失を低減し
て燃費性能を高めるために、所定の運転領域でクランク
軸1とタービンシャフト2とを直結させるロックアップ
クラッチ14が設けられている。
【0017】変速歯車機構5は普通の遊星歯車装置であ
って、この変速歯車機構5には、タービンシャフト2に
遊嵌された比較的小径のスモールサンギヤ15と、この
スモールサンギヤ15より後方(図1では左側)でタービ
ンシャフト2に遊嵌された比較的大径のラージサンギヤ
16と、スモールサンギヤ15と噛み合う複数のショー
トピニオンギヤ17(1つのみ図示)と、前部(図1では
右側)がショートピニオンギヤ17と噛み合い後部がラ
ージサンギヤ16と噛み合うロングピニオンギヤ18
と、さらにこのロングピニオンギヤ18と噛み合うリン
グギヤ19と、ショートピニオンギヤ17とロングピニ
オンギヤ18とを回転自在(自転)に支持するキャリア2
0とが設けられている。この変速歯車機構5では、選択
された変速段に応じてスモールサンギヤ15、ラージサ
ンギヤ16又はキャリア20がトルク入力部となる一
方、どの変速段でもリングギヤ19がトルク出力部とな
る。なお、リングギヤ19は出力ギヤ4(変速機出力軸
側)に連結されている。
【0018】そして、変速歯車機構5内での動力伝達経
路(トルク伝達経路)を切り替えるために、すなわち変速
比あるいは回転方向を切り替えるために、クラッチ、ブ
レーキ等の複数の摩擦要素が設けられている。具体的に
は、タービンシャフト2とスモールサンギヤ15との間
には、フォワードクラッチ21と第1ワンウェイクラッ
チ22とが直列に介設されるとともに、両クラッチ2
1,22に対して並列にコーストクラッチ23が介設さ
れている。そして、タービンシャフト2とキャリア20
との間には3−4クラッチ24が介設され、タービンシ
ャフト2とラージサンギヤ16との間にはリバースクラ
ッチ25が介設されている。また、ラージサンギヤ16
とリバースクラッチ25との間には、所定の変速段でラ
ージサンギヤ16を固定するための、サーボピストンに
よって作動させられるバンドブレーキからなる2−4ブ
レーキ26が設けられている。さらに、キャリア20と
変速機ケース13'との間には、所定の変速段でキャリ
ア20を固定するローリバースブレーキ27と、キャリ
ア20の反力を受け止める第2ワンウェイクラッチ28
とが並列に介設されている。
【0019】そして、各クラッチ21,23,24,25
と各ブレーキ26,27のオン・オフパターンを組み変
えることによって、表1に示すような各種レンジないし
変速段が得られるようになっている。以下、表1を参照
しつつ、各レンジないし変速段におけるトルク伝達経路
とその変速特性とを説明する。なお、各摩擦要素のオン
・オフは、コントロールユニットCによって制御される
油圧機構(図示せず)によって切り替えられるようになっ
ている。
【0020】
【表1】
【0021】(1)Pレンジ(パーキングレンジ)…すべて
の摩擦要素がオフされる。この場合、タービンシャフト
2のトルクは出力ギヤ4(変速機出力軸)に伝達されな
い。 (2)Rレンジ(リバースレンジ)…リバースクラッチ25
とローリバースブレーキ27とがオンされ、他の摩擦要
素はオフされる。第1,第2ワンウェイクラッチ22,2
8はとくには作用を及ぼさない。タービンシャフト2の
トルクが、リバースクラッチ25を介してラージサンギ
ヤ16に入力され、ラージサンギヤ16とロングピニオ
ンギヤ18とリングギヤ19とが、この順に噛み合う固
定的なギヤ列として機能する。この場合、ラージサンギ
ヤ16に入力されたトルクは、ラージサンギヤ16の歯
数とリングギヤ19の歯数とによって決定される減速比
で変速されて出力ギヤ4から出力される。このRレンジ
では、リングギヤ19(出力ギヤ4)がラージサンギヤ1
6(タービンシャフト2)と反対方向に回転し、駆動輪が
後進方向に駆動される。 (3)Nレンジ(ニュートラルレンジ)…Pレンジの場合と
同様である。
【0022】(4)Dレンジ(ドライブレンジ)1速…フォ
ワードクラッチ21がオンされ、他の摩擦要素はオフさ
れる。第1,第2ワンウェイクラッチ22,28は通常ロ
ック状態となるが、コースティング時には空転する。タ
ービンシャフト2のトルクが、フォワードクラッチ21
と第1ワンウェイクラッチ22とを介してスモールサン
ギヤ15に入力され、スモールサンギヤ15とショート
ピニオンギヤ17とロングピニオンギヤ18とリングギ
ヤ19とが、この順に噛み合う固定的なギヤ列として機
能する。この場合、スモールサンギヤ15に入力された
トルクは、スモールサンギヤ15の歯数とリングギヤ1
9の歯数とによって決定される減速比で変速されて出力
ギヤ4から出力される。リングギヤ19(出力ギヤ4)は
スモールサンギヤ15(タービンシャフト2)と同一方向
に回転し、駆動輪が前進方向に駆動される。なお、この
Dレンジ1速では、第1ワンウェイクラッチ22の作用
により、エンジンブレーキは得られない。
【0023】(5)Dレンジ2速…フォワードクラッチ2
1と2−4ブレーキ26とがオンされ、他の摩擦要素は
オフされる。第1ワンウェイクラッチ22は通常ロック
状態となるが、コースティング時には空転し、第2ワン
ウェイクラッチ28は常時空転する。ラージサンギヤ1
6が固定されるので、ロングピニオンギヤ18が、自転
しつつラージサンギヤ16まわりを公転する。したがっ
て、基本的には上記Dレンジ1速の場合と同様の経路で
トルクが伝達されるが、リングギヤ19の回転がロング
ピニオンギヤ18の公転分だけ高くなり、Dレンジ1速
よりは減速比が小さくなる。このDレンジ2速では、第
1ワンウェイクラッチ22の作用によりエンジンブレー
キは得られない。
【0024】(6)Dレンジ3速…フォワードクラッチ2
1とコーストクラッチ23と3−4クラッチ24とがオ
ンされ他の摩擦要素はオフされる。第1ワンウェイクラ
ッチ22はとくには作用を及ぼさず、第2ワンウェイク
ラッチ28は常時空転する。スモールサンギヤ15とキ
ャリア20とが、コーストクラッチ23とタービンシャ
フト9と3−4クラッチ24とを介して互いにロックさ
れるので、変速機構5が直結状態となる。したがって、
タービンシャフト2のトルクが変速されずに出力ギヤ4
から出力される。
【0025】(7)Dレンジ4速…フォワードクラッチ2
1と3−4クラッチ24と2−4ブレーキ26とがオン
され、他の摩擦要素はオフされる。第1,第2ワンウェ
イクラッチ22,28は常時空転する。タービンシャフ
ト2のトルクが、3−4クラッチ24を介してキャリア
20に入力され、このキャリア20のトルクは、順に、
ロングピニオンギヤ18とリングギヤ19とを介して出
力ギヤ4に伝達される。2−4ブレーキ26によってラ
ージサンギヤ16が固定されているので、ロングピニオ
ンギヤ18は、自転しつつラージサンギヤ16まわりを
公転する。したがって、リングギヤ19の回転数は、キ
ャリア20の回転数(タービンシャフト回転数)より、ロ
ングピニオンギヤ18の自転分だけ高くなり、変速機構
5はオーバードライブ(増速)となる。
【0026】(8)2レンジ1速…Dレンジ1速の場合と
同様である。 (9)2レンジ2速…フォワードクラッチ21とコースト
クラッチ23と2−4ブレーキ26とがオンされ、他の
摩擦要素はオフされる。第1ワンウェイクラッチ22は
とくには作用を及ぼさず、第2ワンウェイクラッチ28
は空転する。この場合、トルク伝達経路及び変速特性
は、基本的にはDレンジ2速の場合と同様であるが、第
1ワンウェイクラッチ22が機能しないので、エンジン
ブレーキが得られる。
【0027】(10)2レンジ3速…Dレンジ3速の場合
と同様である。 (11)1レンジ1速…フォワードクラッチ21とコース
トクラッチ23とローリバースブレーキ27とがオンさ
れ、他の摩擦要素はオフされる。第1,第2ワンウェイ
クラッチ22,28はとくには作用を及ぼさない。この
場合、トルク伝達経路及び変速特性は、基本的にはDレ
ンジ1速の場合と同様であるが、第1,第2ワンウェイ
クラッチ22,23が機能しないので、エンジンブレー
キが得られる。 (12)1レンジ2速…2レンジ2速の場合と同様であ
る。
【0028】自動変速機ATには、Pレンジがセレクト
されているときには変速機出力軸の回転を係止して、た
とえパーキングブレーキが引かれていない場合でも停車
時における自動車の不本意な移動を防止する、すなわち
パーキングロックを行うパーキングロック機構が設けら
れているが、以下このパーキングロック機構を説明す
る。
【0029】図2(a)に示すように、パーキングロック
機構には、変速機出力軸(図示せず)に取り付けられ該変
速機出力軸と一体的にZ方向に回転する、ギヤ部31a
〜31cを備えたパーキングギヤ31と、軸部材32に
よってピボット状に支持されY1,Y2方向に回動できる
ようになったパーキングポール33と、該パーキングポ
ール33と固定部34との間に配置されX1,X2方向に
移動できるようになったパーキングロッド36とが設け
られている。なお、パーキングロッド36にはパーキン
グロッドカム35が取り付けられている。
【0030】ここで、セレクトレバー(図示せず)がRレ
ンジからPレンジにシフト操作されたときには、これに
伴ってパーキングロッド36がX2方向に押し出され、
このときパーキングロッドカム35によってパーキング
ポール33がY2方向に回動させられ、パーキングポー
ル33の噛み合い部33sが、パーキングギヤ31と噛
み合う。このときパーキングポール33によってパーキ
ングギヤ31の回転すなわち変速機出力軸の回転が係止
され、パーキングロックが行われる。
【0031】他方、セレクトレバーがPレンジからRレ
ンジにシフト操作されたときには、これに伴ってパーキ
ングロッドがX1方向に引き戻され、このときパーキン
グロッドカム35とパーキングポール33との係合が解
除され、パーキングポール33がリターンスプリング
(図示せず)によってY1方向に回動させられ、パーキン
グポール33の噛み合い部33sがパーキングギヤ31
から離間する。このとき、パーキングギヤ31の回転す
なわち変速機出力軸の回転はパーキングロック機構によ
っては何ら規制されず、図2(f)にその状態が示されて
いるようにパーキングロックが解除される。
【0032】ところで、かかるパーキングロック機構を
備えた従来の自動変速機では、前記「発明が解決しよう
とする課題」の欄で説明したとおり、PレンジからRレ
ンジへのシフト時には、パーキングロック時に変速機出
力軸ないしは駆動系に蓄えられていた残留トルクによっ
て異音が発生するといった問題があった。以下、かかる
異音の発生プロセスを、図2(a)〜図2(f)と図3とを参
照しつつ説明する。
【0033】すなわち、PレンジからRレンジにシフト
されたときには、パーキングロッド36がX1方向に移
動し、基本的にはパーキングポール33の噛み合い部3
3sがパーキングギヤ31から離間し、パーキングロッ
クが解除されることになるが、その際変速機出力軸に蓄
えられていた残留トルクによってパーキングポール33
がY1方向に強くはじかれる。ここで、パーキングポー
ル33はリターンスプリングによって常時Y1方向に付
勢されているが、このように残留トルクによってパーキ
ングポール33にY1方向の強い力が加えられると、リ
ターンスプリングに比較的振幅の大きい振動が惹起され
これによってパーキングポール33がY1,Y2方向に振
動し、かかる振動によってパーキングポール33がY2
側に変位したときには噛み合い部33sがパーキングギ
ヤ31と接触し、あるいは噛み合って異音が発生するこ
とになる。
【0034】このような場合の、パーキングポール33
の変位量ないし位置の時間に対する変化特性は、図3中
の曲線G1のとおりである。なお、パーキングポール3
3に対しては、P1はパーキングポール33とパーキン
グギヤ31とが最大限に深く噛み合う位置であり、P2
は噛み合い部33sの歯先とギヤ部31a〜31cの歯先
とが当接する位置であり、P3はパーキングポール33
とパーキングギヤ31とが最大限に離間する位置であ
る。したがって、P1〜P2位置ではパーキングポール3
3とパーキングギヤ31とが噛み合い、P2〜P3位置で
はパーキングポール33とパーキングギヤ31とが離間
していることになる。なお、図3において折れ線G2(破
線)はパーキングロッド36の変位量を示している。な
お、パーキングロッド36に対しては、P1は最大限に
押し出された位置を示し、P3は最も引き戻された位置
を示している。
【0035】なお、かかるPレンジからRレンジへのシ
フト時において、図3中の時刻t1〜t6におけるパーキン
グロック機構の動作状態は、夫々、図2(a)〜図2(f)に
示すとおりである。
【0036】PレンジからRレンジへのシフト時に、こ
のようなパーキングポール33の振動が生じると、パー
キングポール33とパーキングギヤ31とが噛み合いあ
るいは接触したときに異音が発生して乗員に不快感を与
えることになる。そこで、本実施例では、以下に説明す
るような手法でパーキングロック時における変速機出力
軸ないしは駆動系の残留トルクを低減して、Pレンジか
らRレンジへのシフト時のパーキングポール33の振動
を防止して、異音の発生を防止ないしは低減するように
している。
【0037】具体的には、コントロールユニットCによ
って、図4に示すような制御方法でアイドル回転数制御
が行われ、かかるアイドル回転数制御によってパーキン
グロック時の残留トルクが低減されるようになってい
る。このコントロールユニットCは、マイクロコンピュ
ータを備えた、特許請求の範囲に記載された「残留トル
ク低減手段」を含む制御装置である。以下、図4に示す
フローチャートに従って、コントロールユニットCによ
るアイドル回転数制御の制御方法を説明する。なお、図
4に示す制御方法の制御ロジックを論理回路で表現すれ
ば、概ね図5のとおりである。
【0038】制御が開始されると、まずステップ#1で
アイドル回転数低減フラグFに0がセットされる(リセ
ットされる)。このアイドル回転数低減フラグFは、ア
イドル回転数を低減すべき条件が成立したときに1がた
てられ、かかるアイドル回転数の低減が解除されたとき
に0にリセットされるフラグである。
【0039】次に、ステップ#2で、アイドルスイッチ
信号、ブレーキスイッチ信号、車速、レンジ信号等の各
種制御情報が読み込まれ、続いてステップ#3でアイド
ル回転数低減フラグFが1であるか否かが判定される。
ここで、F≠1(F=0)であると判定された場合は(N
O)、現時点ではアイドル回転数が低減されていないの
で、ステップ#4〜ステップ#7でアイドル回転数を低
減すべき条件が成立しているか否かが判定される。
【0040】本実施例では、図5からもわかるように、
アイドルスイッチがオンされ、ブレーキスイッチがオン
され、車速が所定の車速以下であり、かつRレンジがセ
レクトされている場合にアイドル回転数を低減するよう
にしている。ここで、所定の車速とは車両が走行(後退)
していると判断する車速の事である。つまり、実質的に
は、Rレンジでの停車時にアイドル回転数を低減して変
速歯車機構5から変速機出力軸に出力されるトルクを低
減し、この後Pレンジにシフトされたときに変速機出力
軸ないしは駆動系に残留トルクが蓄えられるのを防止な
いしは抑制するようにしている。Rレンジで停車したと
きには、、まもなくRレンジから他のレンジ(Pレンジ
を含む)にシフトされることになるからである。
【0041】具体的には、ステップ#4でアイドルスイ
ッチがオンされているか否かが判定され、ステップ#5
でブレーキスイッチがオンされているか否かが判定さ
れ、ステップ#6で車速が所定の車速以下であるか否か
が判定され、ステップ#7でRレンジであるか否かが判
定され、すべてYESである場合は、アイドル回転数を
低減すべき条件が成立しているので、ステップ#8でア
イドル回転数低減フラグFに1がたてられた後、ステッ
プ#9でアイドル回転数が低減される。この後、ステッ
プ#2に戻って制御が続行される。なお、ステップ#9
におけるアイドル回転数の低減は段階的に行われ、これ
によってアイドル回転数の急変による違和感の発生が防
止されるようになっている。なお、アイドル回転数を段
階的ではなくリニアに変化させてもよい。
【0042】ここで、アイドル回転数を低減する具体的
な方法は、例えば次のようなものである。 (1)Rレンジにおける停車時には、スロットル開度を調
節して、エンストが起こらない範囲内でアイドル回転数
を可能な限り低下させる。 (2)通常時においてエアコン等の補機が作動して負荷が
増加したときには、アイドルアップ(アイドル回転数の
上乗せ)が行われるが、Rレンジにおける停車時には、
かかるアイドルアップを禁止することによって実質的に
アイドル回転数を低下させる。 (3)Rレンジにおける停車時には、エアコン等の補機の
作動を禁止することによって実質的にアイドル回転数を
低下させる。
【0043】他方、ステップ#4〜ステップ#7うちの
少なくとも1つがNOであれば、アイドル回転数を低減
すべき条件は成立していないので、ステップ#8,#9
をスキップしてステップ#2に戻される。すなわち、ア
イドル回転数の低減が行われない。
【0044】ところで、前記のステップ#3で、F=1
であると判定された場合は(YES)、すでにアイドル回
転数の低減が実行されているので、ステップ#10〜ス
テップ#11でアイドル回転数の低減を解除すべき条件
が成立しているか否かが判定される。
【0045】本実施例では、基本的には、車速が所定の
車速を超えたとき又はRレンジから他のレンジ(Pレン
ジを含む)にシフトされたときには、アイドル回転数の
低減を解除するようにしている。このような場合には、
もはやアイドル回転数を低減する必要がないからであ
る。ただし、Rレンジから他のレンジ(Pレンジ)にシフ
トされる際は、Rレンジ信号がオフされた後所定のディ
レー時間経過後にアイドル回転数の低減を解除するよう
にしている。
【0046】具体的には、ステップ#10で車速が所定
の車速以下であるか否かが判定され、所定の車速を超え
ていると判定された場合は(NO)、直ちにステップ#1
4でアイドル回転数の低減が解除され、アイドル回転数
が通常値に戻される。なお、アイドル回転数の変化は段
階的に行われる。このように、直ちにアイドル回転数の
低減を解除するのは、車速が所定の車速を超えている場
合は、車両が走行(後退)していることになるので、走行
性を確保する必要があるからである。
【0047】ステップ#10で車速が所定の車速以下で
あると判定された場合は(YES)、さらにRレンジ信号
がオンであるか否かが判定される。ここで、Rレンジ信
号がオフされていると判定された場合は(NO)、ステッ
プ#12でディレータイマがセットされる。このディレ
ータイマは、Rレンジ信号がオフされた後、アイドル回
転数の低減の解除を所定のディレー時間だけ遅らせるた
めのタイマである。すなわち、RレンジからPレンジへ
のシフトの場合に直ちにアイドル回転数の低減を解除す
ると、Rレンジ信号がオフされた後実際にパーキングロ
ックされるまでの間にアイドル回転数が上昇して残留ト
ルクが発生するおそれがあるので、これを防止するため
である。
【0048】ここで、ディレー時間は、自動変速機AT
の油温が低いときほど長く設定されるようになってい
る。けだし、油温が低いときほど作動油の粘度が高くな
り、変速機出力軸に加えられるトルクが大きくなり、残
留トルクが大きくなるからである。
【0049】次に、ステップ#13でディレータイマが
タイムアップしたか否かが判定され、タイムアップする
までこのステップ#13が繰り返され、タイムアップし
たときすなわちRレンジ信号がオフされた後所定のディ
レー時間が経過したときに、ステップ#14が実行され
てアイドル回転数の低減が解除される。この後、ステッ
プ#1に復帰して制御が続行される。
【0050】なお、ステップ#10,#11で、車速が
所定の車速以下であり、かつRレンジ信号がオンである
と判定された場合は(いずれもYES)、アイドル回転数
の低減を解除すべき条件が成立していないので、ステッ
プ#2に戻って制御が続行される。すなわち、アイドル
回転数の低減が続行される。このようなアイドル回転数
制御を行うことによって、パーキングロック時に変速機
出力軸ないしは駆動系に蓄えられる残留トルクが大幅に
低減され、PレンジからRレンジへのシフト時における
異音の発生が有効に防止される。
【0051】ところで、トルクコンバータ3は、そのト
ルク比及び容量係数が、従来の普通のトルクコンバータ
の場合よりも小さく設定され、パーキングロック時に変
速機出力軸ないしは駆動系に蓄えられる残留トルクが低
減され、PレンジからRレンジへのシフト時における異
音の発生が抑制されるようになっている。すなわち、ト
ルク比が小さいとき、あるいは容量係数が小さいときに
は、Rレンジでの停車時に変速機出力軸に加えられるト
ルクが小さくなるので、パーキングロック時に変速機出
力軸に蓄えられる残留トルクが低減されるからである。
【0052】図7に、このようにトルク比及び容量係数
が小さく設定された本発明にかかるトルクコンバータに
おける、トルク比(G1)及び容量係数(H1)の速度比に対
する特性を示す。また、参考のため、2つの従来の普通
のトルクコンバータにおける、トルク比(G2,G3)及び
容量係数(H2,H3)の速度比に対する特性を示す。
【0053】また、図8に、トルク比が図7中のG1
ように設定され、容量係数が図7中のH1のように設定
された本発明にかかるトルクコンバータ3の異音(ガシ
ャ音及びゴン音)の音圧レベル(本案)と、トルク比が図
7中のG2のように設定され、容量係数が図7中のH2
ように設定された従来のトルクコンバータの異音の音圧
レベル(従来例)とを示す。
【0054】図8から明らかなとおり、本発明にかかる
トルクコンバータ(本案)では従来のトルクコンバータ
(従来例)に比べてどの異音の音圧レベルも低くなってい
る。また、図6に、従来のトルクコンバータの異音の音
圧レベル(○)と、トルク比及び容量係数を小さく設定し
た本発明にかかるトルクコンバータの異音の音圧レベル
(△)と、トルク比及び容量係数を小さく設定しかつ図4
に示すようなアイドル回転数制御を行った場合の異音の
音圧レベル(◎)とを示す。図6から明らかなとおり、本
発明にかかる自動変速機では、従来のものに比べて異音
の音圧レベルが低減されている。
【0055】
【発明の作用・効果】第1の発明によれば、リバースレ
ンジが選択されかつ停車しているときに、パーキングロ
ック時における変速機出力軸の残留トルクが低減される
ので、PレンジからRレンジへのシフト時(パーキング
ロック解除時)における異音発生が防止ないしは抑制さ
れる。さらに、Rレンジ信号がオフされた後、所定のデ
ィレー時間だけアイドル回転数が低く保持されるので、
Rレンジ信号がオフされた後実際にパーキングロックさ
れるまでの間にアイドル回転数が上昇して変速機出力軸
に残留トルクが蓄えられるのが防止され、Pレンジから
Rレンジへのシフト時における異音発生が一層有効に防
止ないしは抑制される。
【0056】第2の発明によれば、基本的には第1の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、油温が低く
したがって作動油の粘度が高く、変速機出力軸に残留ト
ルクが発生しやすいときにはディレー時間が長く設定さ
れるので、このような場合でも残留トルクが有効に低減
され、異音発生が有効に防止ないしは抑制される。
【0057】第3の発明によれば、基本的には第1又は
2の発明と同様の作用・効果が得られる。さらに、Rレ
ンジでの停車時にはアイドルアップを禁止することによ
って実質的にアイドル回転数が低く保持されて変速機出
力軸にかかるトルクないしはねじれ力が低減されるの
で、パーキングロック時における変速機出力軸の残留ト
ルクが有効に低減され、PレンジからRレンジへのシフ
ト時における異音発生が有効に防止ないしは抑制され
る。
【0058】第4の発明によれば、基本的には第1〜第
の発明のいずれか1つと同様の作用・効果が得られ
る。さらに、Rレンジでの停車時には補機の作動を禁止
することによって実質的にアイドル回転数が低く保持さ
れて変速機出力軸にかかるトルクないしはねじれ力が低
減されるので、パーキングロック時における変速機出力
軸の残留トルクが有効に低減され、PレンジからRレン
ジへのシフト時における異音発生が有効に防止ないしは
抑制される。
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる自動変速機の模式図である。
【図2】 (a)〜(f)は、夫々、パーキングロック機構の
作動状態を示す図である。
【図3】 パーキングロック解除時におけるパーキング
ポール及びパーキングロッドの位置の経時変化を示す図
である。
【図4】 アイドル回転数制御の制御方法を示すフロー
チャートである。
【図5】 アイドル回転数制御の制御ロジックを示す論
理回路図である。
【図6】 自動変速機のPレンジからRレンジへのシフ
ト時に発生する異音の音圧を示す図である。
【図7】 トルクコンバータの、トルク比及び容量係数
の速度比に対する特性を示す図である。
【図8】 自動変速機の異音の音圧レベルを示す図であ
る。
【符号の説明】
AT…自動変速機 E…エンジン C…コントロールユニット 3…トルクコンバータ 31…パーキングギヤ 33…パーキングポール 36…パーキングロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16H 61/50 F16H 61/50 // F16H 59/54 59/54 (72)発明者 西川 俊雄 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 細川 浩司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−290667(JP,A) 特開 平2−248767(JP,A) 特開 平4−140446(JP,A) 特開 昭63−12863(JP,A) 実開 平6−32240(JP,U) 実開 昭64−28356(JP,U) 実開 昭56−143534(JP,U) 実公 平5−11330(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 41/00 - 41/28 B60T 1/06 F02D 29/00 - 29/06 F02D 41/00 - 41/40 F16H 59/00 - 63/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーキングロッドによって動作させられ
    るパーキングポールを、変速機出力軸に取り付けられた
    パーキングギヤに噛み合わせることにより変速機出力軸
    の回転を係止してパーキングロックを行うパーキングロ
    ック機構が設けられている自動変速機の制御装置におい
    て、 リバースレンジが選択されかつ停車しているときにエン
    ジンのアイドル回転数を低減させるものであって、リバ
    ースレンジ信号がオフされた後、所定のディレー時間だ
    けアイドル回転数の低減の解除を遅らせるようになっ
    いることを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された自動変速機の制御
    装置において、自動変速機の油温が低いときほど上記ディレー時間を長
    く設定 するようになっていることを特徴とする自動変速
    機の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された自動変速機
    の制御装置において、 所定の補機の作動によってエンジン負荷が増加したとき
    にはアイドルアップが行われるようになっていて、 イドルアップを禁止することによりエンジンのアイド
    ル回転数を低減させるようになっていることを特徴とす
    る自動変速機の制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載され
    た自動変速機の制御装置において、 所定の補機の作動によってエンジン負荷が増加したとき
    にはアイドルアップが行われるようになっていて、 機の作動を禁止することによりエンジンのアイドル回
    転数を低減させるようになっていることを特徴とする自
    動変速機の制御装置。
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