JP3361251B2 - 板状ワークの搬送装置 - Google Patents

板状ワークの搬送装置

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JP3361251B2
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健 東海林
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    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0011Working of insulating substrates or insulating layers
    • H05K3/0044Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching

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  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前工程から投入さ
れたプリント基板等の板状ワークをそれに設けられてい
るガイドマークに基づいて位置決めして次工程である加
工装置へ供給する板状ワークの搬送装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、回路基板の製作には、1枚の
大面積の基板(原板)に多数の回路パターンを印刷した
後に各回路パターン毎に切断・分離して多数の回路基板
を得る方法が行なわれている。この切断に際しては、基
板に少なくとも1対のガイドホールを設け、この1対の
ガイドホールを加工装置に設けられたガイドピンに装着
するなどして位置決めし、順次切断することが行なわれ
ている。したがって、1対のガイドホールは切断位置を
決める基礎となるものであり、正確な位置に設けられる
ことが要求されている。このような1対のガイドホール
を設けるための穴明け装置としては、予め設けられてい
る1対のガイドマークを撮像手段によって撮像して、撮
像データを画像処理して、その結果に基づいて位置決め
して穴明けするものが知られている。
【0003】従来の穴明け装置におけるプリント基板の
位置決めについては、例えば特開平9−183097号
公報に記載されているように、前工程からプリント基板
が投入されると、プリント基板に設けられている1対の
ガイドマークを1対の撮像手段により撮像し、この画像
データを画像処理装置により画像処理して両ガイドマー
クの位置データを得て、プリント基板が載置されている
位置決め装置によりプリント基板の位置決めを行なうも
のが知られている。また、この装置においては、様々な
サイズのプリント基板に対応できるように、1対の撮像
手段のうちの一方の撮像手段は、他方の固定位置にある
撮像手段との間隔を変更可能なように移動手段により移
動可能に設けられている。
【0004】なお、プリント基板が多層基板であり、こ
れに設けられている1対のガイドマークが表面でなく内
層部に設けられている場合には、撮像手段は、X線を照
射するX線発生装置と、ガイドマークの透過像を撮像す
るX線ディテクタとから構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のものは、板状ワ
ークに設けられている1対のガイドマークを1対の撮像
手段により撮像するため、撮像手段を1対(2台)設け
る必要があり、また、1対のガイドマークの間隔が異な
ったりする様々なサイズの板状ワークに対応するため、
撮像手段の配置間隔を移動させる構成が必要であり、板
状ワークの位置決め搬送装置を構成する上でコスト高の
原因となっていた。さらには、板状ワークを位置決めす
る装置と搬送する装置とが別々に構成されていたため、
それだけ構成要素が多く、また装置全体として大きくな
ってしまっていた。
【0006】そこで、本発明では、1対のガイドマーク
を1つの撮像手段によって撮像することによって高価な
部品の点数を削減し、また、板状ワークの搬送および位
置決めを同一の装置によって行なうようにすることによ
って装置全体のコンパクト化を図ることを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、1対のガイドマークが設けられている
板状ワークの位置決めおよび搬送(次工程への供給)に
ついて、各々のガイドマークを単一の撮像手段により順
に撮像することによって位置データを得るようにし、そ
れに基づいてXYθ方向に移動して位置決めされる板状
ワークは位置決め後も同一の手段によって次工程まで位
置決めされた状態のまま搬送されるようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、前工程から投入された
板状ワークを当該板状ワークにその搬送方向に設けられ
ている1対のガイドマークに基づいて位置決めして次工
程へ供給する板状ワークの搬送装置であって、板状ワー
クを保持して搬送するとともに板状ワークをXYθ方向
に移動可能な搬送手段と、1対のガイドマークを板状ワ
ークの搬送方向の下流側である第1のガイドマーク、上
流側である第2のガイドマークの順に別々に撮像する1
つの撮像手段と、撮像手段によって得られた撮像データ
を画像処理してガイドマークの位置データを得るための
画像処理装置と、画像処理装置により得られた両ガイド
マークの位置データに基づいて搬送手段の作動を制御し
て板状ワークを位置決めする制御装置とからなる。
【0009】上記の板状ワークの搬送装置において、板
状ワークが多層基板であって1対のガイドマークは内部
層に設けられているものである場合、撮像手段は、板状
ワークにX線を照射するX線発生装置と、1対のガイド
マークの透過像を撮像するX線ディテクタとから構成す
ればよい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にそって説明す
る。なお、本実施例においては、板状ワークは外形形状
が不定な多層基板Wであって、多層基板Wに設けられて
いる1対のガイドマークMは内部層に設けられている場
合について説明する。
【0011】図1に、本発明に係る板状ワークの搬送装
置を用いて構成されたガイドホール穴明けシステムの構
成を表わす全体正面図を示す。多層基板Wを供給するた
めの投入ユニットA、投入された多層基板を位置決めし
て次工程の穴明けユニットへ搬送する位置決めユニット
B、そして多層基板の所望の位置に穴明けする穴明けユ
ニットCの順に配置されている。本発明の板状ワークの
搬送装置は位置決めユニットBに適用されるものであ
る。投入ユニットAおよび穴明けユニットCの詳細につ
いては本発明の要旨に係わりないので説明を省略する。
【0012】図2に位置決めユニットBの全体正面図
を、図3に同全体側面図を、図4に同全体平面図を示
す。位置決めユニットBの上流側すなわち投入ユニット
A側には投入ユニットAにより投入される多層基板Wが
載置されるコンベア1が設けられている(図1参照)。
コンベア1の下流側にはコンベア1により搬送されてく
る多層基板Wの外辺に当接することによって多層基板W
を所定の位置で停止させるためのストッパ2がコンベア
1の搬送面に突き出し・引き込み可能に設けられている
(図4参照)。図5にストッパ2の設けられている部分
Rの拡大図を示す。図5に示すように、ストッパ2の多
層基板Wが当接する側の近傍には、多層基板Wの有無を
確認するためのセンサ3が多層基板Wの搬送に支障をき
たさないように設けられている。
【0013】コンベア1により搬送されてストッパ2に
より所定の位置で停止する多層基板Wの上下には撮像手
段4が設けられており、多層基板Wの1対のガイドマー
クMのうち多層基板Wの搬送方向の下流側である第1の
ガイドマークM1 が撮像手段4の視野に入るようになっ
ている。撮像手段4は、多層基板WにX線を照射するX
線発生装置4aと、X線による投影を画像処理装置(図
示せず。)に入力するためのX線ディテクタ4bとから
構成されていて、本発明の板状ワークの搬送装置におい
ては、設けられている撮像手段4は1つだけである。本
実施例の撮像装置4はX線を用いるものであるため、多
層基板Wに設けられているガイドマークMが内部層であ
って多層基板Wの表面にガイドマークMが露出していな
いものであっても、ガイドマークMの位置を撮像可能で
ある。多層基板Wの1対のガイドマークMのうち多層基
板Wの搬送方向の上流側である第2のガイドマークM2
の撮像は、後述するように、前もって入力されている多
層基板Wの第1のガイドマークM1 と第2のガイドマー
クM2 の間隔から、搬送手段Hにより第2のガイドマー
クM2 が撮像手段4の視野にはいるところまで多層基板
Wが搬送されることによって行なわれる。
【0014】図3に示すように、X線発生装置4aには
その下方にX線の漏洩を防止する防護管4cとX線防護
カーテン4dが設けられている。X線防護カーテン4d
はシリンダ4eにより上下可能であり、X線がX線シャ
ッタ4fにより遮蔽されているときには上方に上昇し
て、多層基板Wの搬送の妨げとならないようになってい
る。そして、本実施例の多層基板Wは外形状が不定であ
り、多層基板Wの外形基準による位置決めは大ざっぱな
ものであるため、X線ディテクタ4bは、比較的広範囲
である約50×50mmの撮像が可能なものが用いられ
ている。したがって、多層基板Wがストッパ2により停
止される程度の精度であってもガイドマークMの位置を
測定可能となっている。なお、撮像手段4による撮像状
況はモニター35を介して作業者が目視可能となってい
る。
【0015】図6に多層基板Wを保持してXYθ方向に
移動可能な搬送手段Hの平面図を、図7に同側面図を、
図8に同正面図を示す。ここで、X方向は多層基板Wの
搬送方向を、Y方向は多層基板Wの搬送方向と直角方向
を、θ方向はXY平面において多層基板Wが水平回転す
る方向を示すこととする。
【0016】X方向に敷設されている直動ガイドレール
5には直動ガイドナット6を介してX方向スライダ7が
往復移動可能に設けられており、X方向スライダ7は1
対のプーリ8a、8bにより設けられているタイミング
ベルト9の一部に固着されていて、プーリ8aはサーボ
モータ10により回転制御可能となっている。したがっ
て、X方向スライダ7はプーリ8a、8b間で任意の位
置に移動可能となっている(図2参照)。
【0017】図6に示すように、X方向スライダ7には
1対の直動ガイドナット11a、11bが固定されてい
て、直動ガイドナット11a、11bには1対の直動ガ
イドレール12a、12bがY方向に移動可能に支持さ
れており、直動ガイドレール12a、12bにはY方向
スライダ13が固定されている。また、1対の直動ガイ
ドレール12a、12bにはそれぞれ直動ガイドナット
14a、14bを介して連結部材15a、15bが移動
可能に設けられている。両連結部材15a、15bは段
差を有する形状であり(図8参照)、直動ガイドナット
14a、14bに固定されている部分と反対端にはブラ
ケット16a、16bを介してボールねじナット17
a、17bが固定されており、両ボールねじナット17
a、17bにはボールねじ18a、18bが螺合してい
る。ボールねじ18a、18bの片端はベアリング19
a、19bを介して回転可能に支持されており、その端
部はX方向スライダ7にモータブラケット20a、20
bを介して固定されているサーボモータ21a、21b
の駆動軸にカップリング22a、22bを介して連結さ
れている。また、連結部材15a、15bには長孔23
c、23dが形成されているレバー23a、23bが固
定されており、レバー23a、23bの長孔23c、2
3dには後述する回転プレート26に固定されているカ
ムフォロア24a、24bの従動ローラ部24c、24
dが挿置された状態にある。
【0018】Y方向スライダ13の下方にはベアリング
25を介して回転プレート26が回転可能に設けられて
いる(図8参照)。さらに、回転プレート26の下方に
はチャックプレート27が設けられており、チャックプ
レート27には1対の直動ガイド軸28a、28bが立
設されており、その直動ガイド軸28a、28bは回転
プレート26に設けられている直動ガイドナット29
a、29bに支持された状態にある。また、直動ガイド
軸28の上端は連結部材30を介してY方向スライダ7
上に設置さられているシリンダ31の駆動軸に連結され
ている。
【0019】したがって、サーボモータ21a、21b
が同時に同方向に同パルス分だけ回転することによっ
て、両連結部材15a、15bに固定されている両レバ
ー23a、23bがY方向に移動し、カムフォロア24
a、24bを介して連結されている回転プレート26お
よびチャックプレート27は同時にY方向に移動可能と
なっている。また、サーボモータ21a、21bが同時
に反対方向に同パルス分だけ回転することによって、連
結部材15aに固定されている両レバー23aがY方向
に移動し、連結部材15bに固定されているレバー23
bがレバー23aと反対方向に移動し、両カムフォロア
24a、24bを介して連結されている回転プレート2
6およびチャックプレート27はY方向には移動せずに
シリンダ31の駆動軸を回転中心としてθ方向に左・右
回転可能となっている。
【0020】また、シリンダ31を駆動させることによ
って、連結部材30に連結されている両直動ガイド軸2
8a、28bが上下方向に移動し、回転プレート26と
チャックプレート27とは回転不能で平行状態が保たれ
て接離可能となっている。
【0021】チャックプレート27には、真空パッド3
2が複数個設けられており、図示しない真空発生装置に
接続されるエアホース33により負圧を発生して多層基
板Wを吸着可能となっている。
【0022】
【動作の説明】図示しないストッカ(図1の投入ユニッ
トの右側に配置)に積載されている多層基板Wが投入ユ
ニットAのチャック手段34(図1参照)により位置決
めユニットBのコンベア1の上流側に載置される。ここ
で、加工される多層基板Wについて、予め1対のガイド
マークM1、M2の間隔等をプリセットしておく。プリセ
ットは本ガイドホール穴明けシステムに接続されている
コンピュータ(図示せず。)により行なわれる。
【0023】位置決めユニットBは、投入ユニットAか
ら多層基板Wの投入完了信号を受けると、多層基板Wが
搬送面から突き出した状態にあるストッパ2(図4のR
部、詳細は図5参照)に当接するまでコンベア1を作動
させ、多層基板Wがストッパ2に当接して停止すると、
センサ3が多層基板Wを検出し、コンベア1の作動が停
止される。多層基板Wがストッパ2により停止する位置
は、多層基板Wに設けられている1対のガイドマークM
のうち下流側である第1のガイドマークM1 が位置決め
ユニットBの撮像手段4の視野に入っている状態となっ
ている。
【0024】図6から図8に示す多層基板Wの上方で待
機状態にあるチャックプレート27がシリンダ31によ
り下降して、多層基板Wは真空パッド32によりチャッ
クプレート27に保持される。多層基板Wがチャックプ
レート27に保持されると同時に、図3に示す撮像手段
4のX線防護カーテン4dがシリンダ4eにより下降し
て多層基板Wに接地する。X線防護カーテン4dの下降
が確認されると、X線発生装置4aのX線シャッタ4f
の遮蔽が解除され、多層基板WにX線が照射される。
【0025】多層基板Wを透過したX線はX線ディテク
タ4b(図2参照)の撮像面に第1のガイドマークM1
の影像を投影する。この影像が撮像データとして画像処
理されて第1のガイドマークM1 の位置データが得られ
る。画像処理が終了すると、X線シャッタ4fによりX
線は遮蔽され、続いてX線防護カーテン4dが上昇し、
多層基板Wは搬送可能な状態となる。
【0026】第1のガイドマークM1 の撮像が終了して
多層基板Wが移動可能な状態となると、シリンダ31が
作動してチャックプレート27は多層基板Wを保持した
まま上昇し、次に多層基板Wに設けられている1対のガ
イドマークMのうち上流側である第2のガイドマークM
2 が撮像手段の視野に入る位置まで多層基板Wを搬送す
る。この搬送は、予めプリセットされている多層基板W
の1対のガイドマークMの間隔に基づいて、図2に示す
サーボモータ10が回転してタイミングベルト9が駆動
することによってX方向スライダ7が移動することによ
って行なわれる。第2のガイドマークM2 が撮像手段の
視野に入って位置決めされると、第1のガイドマークM
1 と同様に、第2のガイドマークM2 が撮像されて第2
のガイドマークM2 の位置データが得られる。
【0027】第1のガイドマークM1 および第2のガイ
ドマークM2 が各々撮像されて画像処理されて位置デー
タが得られると、その両位置データとサーボモータ10
の回転量とから多層基板Wの位置姿勢が計算される。そ
の計算結果に基づいて、多層基板Wの穴明けユニットC
(図1参照)までの搬送の際に、X方向についてはサー
ボモータ10、Yおよびθ方向についてはサーボモータ
21a、21b(図6参照)の回転量が決定され、多層
基板WはXYθ方向について位置決めされた状態で穴明
けユニットCまで搬送される。
【0028】すなわち、図6に示すように、多層基板W
を保持しているチャックプレート27について、Y方向
に位置決めする場合は、サーボモータ21a、21bを
同時に同方向に同パルス分だけ回転させて両連結部材3
0に固定されている両レバー23a、23bを同Y方向
に移動させてカムフォロア24a、24bを介して連結
されている回転プレート26をY方向に移動させること
によってチャックプレート27をY方向に移動させてY
方向の位置決めを行なう。また、θ方向に位置決めする
場合は、サーボモータ21a、21bを同時に反対方向
に同パルス分だけ回転させて両連結部材15a、15b
に固定されている両レバー23a、23bを反対Y方向
に移動させてレバー23aとレバー23bを反対Y方向
に移動させてカムフォロア24a、24bを介して連結
されている回転プレート26をθ方向に回転させること
によってチャックプレート27をθ方向に移動させてθ
方向の位置決めを行なう。そして、X方向については、
サーボモータ10を回転させてX方向スライダ7を移動
させることによって、Yおよびθ方向について位置決め
された状態にある多層基板のX方向の移動、位置決めを
行なう。
【0029】位置決めユニットBの搬送手段H(図1、
2参照)は、多層基板Wを位置決めした状態で穴明けユ
ニットCの穴明け位置まで移動し、シリンダ31により
チャックプレート27を降下させて多層基板Wを穴明け
ユニットCのテーブル面にセットする。ここで、位置決
めユニットBは穴明けユニットCにセット完了信号を出
力する。そして、位置決めユニットBの搬送手段Hは、
穴明けユニットCから受け取り完了信号を受けると、真
空パッド32による多層基板Wの保持(吸着)を解除
し、次の多層基板Wを位置決め搬送するために原位置に
復帰する。
【0030】上述のように、前工程から投入された板状
ワーク(多層基板W)をその板状ワークに設けられてい
る1対のガイドマークMに基づいて位置決めして、次工
程である加工装置へ供給可能である。
【0031】なお、本実施例は、板状ワークとして1対
のガイドマークMが内部層に設けられている多層基板W
用に、撮像手段4としてX線発生装置4aとX線ディテ
クタ4bを採用したものを説明したものであるが、板状
ワークとして1対のガイドマークが表面に露出している
ものについては、撮像手段として通常の可視光線カメラ
を適用可能であることは当然である。
【0032】
【発明の効果】本発明の構成によれば、板状ワークを搬
送する搬送手段は板状ワークの位置決め機構を含めて構
成されていることによって、板状ワークを位置決めする
ために設けられている1対のガイドマークを1つの撮像
手段により別々に撮像することによって得られた位置デ
ータに基づいて板状ワークの位置決めが可能であり、板
状ワークを搬送、位置決めする装置として構成を簡略化
しコンパクト化することができる。さらには、単品コス
トの高価な撮像手段が1つでよいのでコスト削減を達成
できる。
【0033】また、板状ワークが多層基板であって多層
基板に設けられている1対のガイドマークが内層部に設
けられている場合には、撮像手段を板状ワークにX線を
照射するX線発生装置と、1対のガイドマークの透過像
を撮像するX線ディテクタとから構成することによっ
て、1対のガイドマークを撮像してそのガイドマークの
位置データを得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板状ワークの搬送装置を用いて構
成されたガイドホール穴明けシステムの構成を表わす全
体正面図である。
【図2】本発明に係る板状ワークの搬送装置を用いて構
成された位置決めユニットの全体正面図である。
【図3】本発明に係る板状ワークの搬送装置を用いて構
成された位置決めユニットの全体側面図である。
【図4】本発明に係る板状ワークの搬送装置を用いて構
成された位置決めユニットの全体平面図である。
【図5】図4に示すストッパ部の拡大図である。
【図6】板状ワークの搬送装置の平面図である。
【図7】板状ワークの搬送装置の側面図である。
【図8】板状ワークの搬送装置の正面図である。
【符号の説明】
W 多層基板(板状ワーク) M 1対のガイドマーク M1 第1のガイドマーク M2 第2のガイドマーク H 搬送手段 4 撮像手段 4a X線発生装置 4b X線ディテクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−63390(JP,A) 特開 平10−222215(JP,A) 実開 平1−146105(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 7/00 B23Q 17/24 B65G 43/00 H05K 13/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前工程から投入された板状ワークを当該
    板状ワークにその搬送方向に設けられている1対のガイ
    ドマークに基づいて位置決めして次工程へ供給する板状
    ワークの搬送装置であって、 上記板状ワークを保持して搬送するとともに上記板状ワ
    ークをXYθ方向に移動可能な搬送手段と、 上記1対のガイドマークを上記板状ワークの搬送方向の
    下流側である第1のガイドマーク、上流側である第2の
    ガイドマークの順に別々に撮像する1つの撮像手段と、 上記撮像手段によって得られた撮像データを画像処理し
    て上記ガイドマークの位置データを得るための画像処理
    装置と、 上記画像処理装置により得られた上記両ガイドマークの
    位置データに基づいて上記搬送手段の作動を制御して上
    記板状ワークを位置決めする制御装置とからなることを
    特徴とする板状ワークの搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の板状ワークの搬送装置
    において、上記板状ワークは多層基板であって上記1対
    のガイドマークは内部層に設けられているものであり、 上記撮像手段は、上記板状ワークにX線を照射するX線
    発生装置と、上記1対のガイドマークの透過像を撮像す
    るX線ディテクタとからなることを特徴とする板状ワー
    クの搬送装置。
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