JP3359935B2 - 木綿、化学繊維などからなる繊維俵を準備する方法及び装置 - Google Patents

木綿、化学繊維などからなる繊維俵を準備する方法及び装置

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JP3359935B2 JP19562192A JP19562192A JP3359935B2 JP 3359935 B2 JP3359935 B2 JP 3359935B2 JP 19562192 A JP19562192 A JP 19562192A JP 19562192 A JP19562192 A JP 19562192A JP 3359935 B2 JP3359935 B2 JP 3359935B2
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ライフェルト フェルディナント
テンブルク ヨーゼフ
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ツリュツラー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D90/00Vehicles for carrying harvested crops with means for selfloading or unloading
    • A01D90/02Loading means
    • A01D90/08Loading means with bale-forming means additionally used for loading; with means for picking-up bales and transporting them into the vehicle
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G7/00Breaking or opening fibre bales
    • D01G7/06Details of apparatus or machines
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  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンベヤベルトの如き
移送装置まで俵を移動することにより、移送装置上で貯
蔵俵列に順次追加し、それによって貯蔵俵列の俵が繊維
俵取り出し機械に沿った位置へ移送される木綿、化学繊
維などからなる繊維俵を準備する方法に関するものであ
って、本発明にはさらにその方法を実施する装置が含ま
れる。
【0002】
【従来の技術】公知の方法(DE−OS373048
7)においては、加工すべき俵列は第1のコンベヤベル
ト上に、そして貯蔵俵列は直接接続されている第2のコ
ンベヤベルト上に配置される。第2のコンベヤベルトの
端部には横方向に延びるコンベヤベルトが設けられてお
り、このコンベヤベルトによって第2のコンベヤベルト
上の貯蔵俵列に新しい俵が常に追加され、それによって
俵取り出し装置を連続的に作動させることが可能にな
る。この方法には、第2のコンベヤベルト(貯蔵俵列)
に常に新しい俵を追加せねばならず、それが駆動上煩雑
であるという欠点がある。この追加は途切れてはならな
い。というのはそうでないと、貯蔵俵列と追加すべき繊
維俵との間に隙間が発生するからである。さらに、貯蔵
俵列の俵の順序と、それに伴って混合が連続的な追加に
応じて同様に時間に従って決定されるという煩わしさが
ある。時間に依存することによって処理が特に固定的で
強制的なものになってしまう。連続的に追加すること
は、それに応じて万一障害が発生した場合にそれを除去
できるようにするために、常に貯蔵俵列の準備を監視す
ることを必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】それに対して本発明の
課題は、上述の欠点を除去し、特に補充の時点と貯蔵俵
列へ俵を追加する方法に関して大きな柔軟性を可能にす
る、冒頭で述べた種類の方法と該方法を実施する装置を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1に
記載の特徴によって解決される。
【0005】
【作用】繊維俵取り出し機械に沿って繊維俵を取り出す
こととは時間的に無関係に、貯蔵俵列に繊維俵を補充す
ることによって、補充と貯蔵俵列に補充すべき俵の種類
に関して大きな柔軟性が得られる。取り出すべき俵の前
進と補充すべき貯蔵俵への補充のタイミングは同調しな
い。貯蔵列への俵の補充は個々に行うことができ、例え
ば大きな貯蔵俵列を短時間で自動的に準備することがで
き、それによって取り出すべき繊維俵列に貯蔵俵を長時
間にわたって供給することが保証される。公知の方法と
は異なり、貯蔵列への補充を常時人間が監視する必要は
ない。さらに好ましくは貯蔵俵列を多数の俵取り出し機
械のために同時にあるは順次層に形成することができ、
それによって駆動上きわめて大きな利点が得られる。
【0006】好ましくは俵は俵移送キャリッジを用いて
上流に設けられた俵貯蔵ステーション、例えば俵貯蔵装
置、俵準備装置などから移送装置へ移送される。好まし
くは貯蔵俵列の俵は繊維俵取り出し機械に沿った位置へ
個々に移送される。好ましくは貯蔵俵列の俵は繊維俵貯
蔵機械に沿った位置へ全体として移動される。本発明に
は、例えば木綿、化学繊維などからなる繊維俵を準備す
る好ましい装置が含まれており、本装置においては俵は
移送装置、例えばコンベヤベルトなどへ移動され、俵は
移送装置上の貯蔵俵列へ移動され、貯蔵俵列の俵は繊維
俵取り出し機械に沿った位置へ移動され、少なくとも1
つの俵を移送する俵移送キャリッジが設けられており、
俵移送キャリッジは1つあるいは複数の俵と共に移送方
向(A)に関して貯蔵俵列のそれぞれ後端部まで移動可
能であって、俵をこの端部に直接接するように上方から
移送装置上で載置することができる。
【0007】本発明の俵移送キャリッジは特に好ましく
は、梱包材、たがなどを取り去った俵を位置決めして移
送するために設けられている。キャリッジは好ましくは
俵貯蔵装置と俵取り出し機械(開俵機)の間の領域で使
用される。キャリッジは梱包材、たがなどを取り去った
俵を収容して移送し、所定位置につかせ、排出すること
ができる。
【0008】好ましくは俵移送キャリッジには1つある
いは複数の俵を保持して排出する装置が設けられる。好
ましくは俵移送キャリッジは基台と車輪を有する積載キ
ャリッジとして形成される。好ましくは俵移送キャリッ
ジはチェーンなどによってガイドに沿って移動すること
ができる。好ましくは保持装置には繊維俵を担持する担
持装置、例えば床が設けられる。好ましくは保持装置に
は、俵を支持する少なくとも1つの支持装置、例えば壁
などが設けられる。好ましくは床及び/あるいは壁など
は水平軸を中心に揺動可能である。好ましくは担持装置
及び/あるいは支持装置は排出装置として使用される。
好ましくは繊維俵を俵移送キャリッジから排出するため
に繊維俵と保持装置は互いに対して移動することができ
る。好ましくは床を俵の下から除去することができる。
好ましくは床は金属薄板、格子棒などである。
【0009】好ましくは床はコンベヤベルト、ローラテ
ーブルなどである。好ましくは壁あるいは壁に設けられ
た摺動部材、例えばスタンプは俵と共に移動可能であ
る。好ましくは俵移送キャリッジに、繊維俵と係合する
揺動可能な保持部材が設けられる。好ましくは保持部材
は上方から繊維俵に係合する。好ましくは床を支持する
支持フレームと壁は俵移送キャリッジの基台に関して垂
直軸を中心に回動可能である。好ましくは俵移送キャリ
ッジはガイドシステム、例えばレール、支持柱などの上
で走行する。好ましくはガイドシステムは基台と共に垂
直軸を中心に回動可能である。好ましくは俵移送キャリ
ッジは繊維俵の移送装置、例えばコンベヤベルトの枠上
で走行する。好ましくはコンベヤベルトは繊維取り出し
機械に装填を行う。好ましくはコンベヤベルトは加工す
べき俵列を支持する。好ましくは俵移送キャリッジの走
行フレーム並びに壁及び/あるいは床の揺動装置を移動
させるために、駆動装置、例えば駆動モータが設けられ
る。
【0010】好ましくは電子的な制御装置が設けられ、
制御装置に駆動装置、例えば駆動モータが接続される。
好ましくは電子制御装置は、上位に接続された例えば繊
維材料の流れを制御する制御装置と接続される。好まし
くは俵移送キャリッジは無人の俵移送システムの一部で
ある。好ましくは排出装置は俵を方向(B)の傾斜で排
出することができる。好ましくは排出装置は俵を反対の
方向(A)の傾斜で排出することができる。好ましくは
壁は移動可能である。好ましくは排出装置は、俵のほぼ
中央に配置された回転軸受に設けられた水平軸を中心に
揺動可能である。好ましくは支持及び排出装置として位
置可変のコンベヤベルトが設けられる。好ましくは位置
可変のコンベヤベルトの駆動装置と俵移送キャリッジの
駆動装置はルート制御されて同時に移動することができ
る。
【0011】本発明には、繊維俵から繊維材料を取り出
すために繊維俵列に沿って往復走行可能な繊維取り出し
機械に沿って、木綿、化学繊維などからなる繊維俵を列
にして準備する他の装置が含まれており、少なくとも1
つの繊維俵を俵貯蔵装置、俵準備ステーションなどから
繊維俵列へ移送する俵移送キャリッジが設けられてお
り、俵移送キャリッジには俵列を保持する装置と排出す
る装置が設けられている。このような構成による装置に
よれば、加工すべき繊維俵を紡績工場の床上で繊維俵取
り出し機械に沿って固定位置に準備することができる。
【0012】ましい実施例によれば、貯蔵俵列のコン
ベヤベルトは繊維俵取り出し機械の長手側に並べて取り
出すべき繊維俵と反対の側に設けられる。好ましくは貯
蔵俵列のコンベヤベルトに連続して、取り出すべき繊維
俵用コンベヤベルト上へ移送すべき繊維俵のための横方
向移送装置、例えばコンベヤベルトが設けられる。
【0013】
【実施例】以下、図面に示す実施例を用いて本発明を詳
細に説明する。例えばツリュツラー社のブレンドマート
などの開俵機12に設けられた本発明装置によれば、繊
維俵1は1つの俵の外観をなして露出して載置されてい
る。
【0014】(不図示の)レール上を水平に往復移動可
能なキャリッジ2が走行し、キャリッジ2にはタワー4
を介して垂直方向に調節可能な取り出し装置3が取り付
けられて繊維俵取り出し機械12が構成されており、取
り出し装置3はハウジング、2つの格子半体、2つの開
繊ローラ7,8及び吸引装置から形成されている。タワ
ー取り出し装置3,4は矢印AとBで示す方向へ前進す
る(図3を参照)。開繊ローラ7,8の前後には押えロ
ーラが軸平行に設けられている。開繊ローラ7,8の回
転方向は、繊維俵1の表面1′の領域では内側に向けら
れている。繊維吸引装置は開繊ローラ7,8の上方に配
置されている。駆動時は取り出し装置は開繊ローラ7,
8と共に露出して載置された繊維俵1の上方で往復走行
し、その場合に開繊ローラ7,8の歯が格子の隙間を貫
通する。繊維俵1の表面1′から取り出された繊維塊
は、開繊ローラ7,8によって内側へ放出されて、吸引
される。それぞれ取り出しのために通過した後に取り出
し装置3は矢印D方向に下降される。取り出し装置3
(ブーム)は矢印Cに示すように上方へ垂直に移動する
こともできる。
【0015】図1(参考例)によれば、繊維俵1はコン
ベヤベルト14上に互いに前後して列になるように載置
されており、コンベヤベルトは駆動モータ33によって
矢印Z,Z′方向へ移動することができる。加工すべき
繊維俵1aは繊維俵取り出し機械12の取り出し装置3
によって斜面1′に沿って取り出される。符号1bで示
すものは貯蔵俵列の俵である。貯蔵俵1bを積んだ俵移
送キャリッジ22がコンベヤベルト14の支持枠59上
で矢印Aに示すように貯蔵俵列1bの後方の端部1”ま
で移動し、そこで俵1bは端部1”に直接接して上方か
らコンベヤベルト14上へ載置される。駆動時にはコン
ベヤベルト14はそれぞれ機械12の通過に従って矢印
Zに示すように前方へ移動し、その際に同時にそれぞれ
貯蔵俵1bが前方へ移動する。それに対して俵1bは時
間とは関係なくそれぞれ需要に応じて量的に補充され
る。
【0016】図2によれば、加工すべき俵1aはコンベ
ヤベルト14上に配置されており、コンベヤベルトの上
流には駆動モータ34によって駆動される貯蔵俵1b用
のコンベヤベルト15が配置されている。俵1aが取り
出される間、ベルト15上には完全な貯蔵俵列1bが形
成され、この貯蔵俵列はコンベヤベルト14上の繊維俵
1aが完全に処理されると、矢印Uで示すように全体と
してコンベヤベルト14上へ移送される。
【0017】図3(参考例)によれば、俵1は紡績工場
の床上に互いに前後するように列をなして固定的に載置
される。俵移送キャリッジ22上で他の俵1が俵列1の
端部1”に接するように移動されて、そこで下ろされ
る。俵列1が形成された後に、繊維俵取り出し装置12
によって水平の表面1′から取り出しが行われる。図4
(A)によれば、俵1bはB方向への傾斜を有する俵移
送キャリッジ22上で矢印A方向に移動される。図4
(B)によれば、端部1”の前で床44と壁46が回転
リンクkを中心に、俵1bがA方向の傾斜を有するよう
に摺動される。その後図4(C)に示すように、保持部
材58が離れる方向へ揺動され、床44が引き戻される
ので、俵1bはコンベヤベルト14上に配置される。
【0018】図5によれば、壁46には支持壁56を有
するスタンプ55が揺動可能に設けられており、俵1b
を移送キャリッジ22から矢印Aに示すように下流へ移
動させる。スタンプ55の移送装置と支持壁56は駆動
モータ57によって駆動される。図6(A)には保持装
置58が示されており、保持装置には図6(B)に示す
ように、2つのクリップ58aと58bが間隔をおいて
設けられている。保持装置58は回転リンク60を中心
に揺動可能である。
【0019】図7によれば、電子的な制御装置27が設
けられており、制御装置には例えば俵移送キャリッジ2
2の所定の走行位置及び停止位置を記憶するためのメモ
リ13、コンベヤベルト14の駆動モータ33、コンベ
ヤベルト15の駆動モータ34、揺動装置(図8)の駆
動モータ35、俵移送キャリッジ22を駆動する駆動モ
ータ36、及び駆動モータ37(図9)が接続されてい
る。符号28で示すものは制御線である。さらに制御装
置27に、例えば繊維材料の流れを制御するために上位
にカスケード接続された(不図示の)制御装置、排出装
置48を移動させるための駆動モータ52及びコンベヤ
ベルト50の方向転換ローラ50a,50bの位置を変
化させる(移動させる)駆動モータ61並びにコンベヤ
ベルト50(図13a,13b)の駆動モータ60、支
持壁56ないし壁46の駆動モータ57、圧力シリンダ
49の駆動装置及び移送キャリッジ22の位置センサ6
2を接続することができる。
【0020】図8によれば、俵移送キャリッジ22には
車輪41,42を有する走行フレーム40が設けられて
おり(図15を参照)、走行フレームは駆動モータ36
によって矢印N,Oで示すように水平に走行することが
できる。走行フレーム40の上には回転リンク43が設
けられており、回転リンクにはそれぞれ例えば金属薄板
などの支持床44の端部を支持する支持フレーム45及
び俵1の保持壁46が配置されており、これらは矢印
P,Qの方向に個々にあるいは一緒に揺動することがで
きる。
【0021】図9(A)によれば、支持フレーム45は
フォーク状(ほぼU字状)に一方が開放されており、支
持フレーム45は、駆動モータ37を有する動装置3
8,47(例えばラック、歯車)によって矢印R,Sで
示す方向に動可能に支持されている。図10(A)に
は、B方向に傾斜して移動される最初の俵1aの載置が
概略図示されている。それから支持フレーム45は図1
0(B)に示すようにQ方向に下方へ揺動されて、図1
0(C)に示すように床44がS方向へ取り去られるの
で、最初の俵1aは紡績工場の床(あるいはコンベヤ
ルト14)上に載置される。次に図10(D)に示すよ
うに移送キャリッジが取り除かれる。
【0022】図11(A)と(B)は他の俵1bの載置
方法を概略図示するものであって、他の俵1bはまずB
方向に傾斜して移送される(図11(A)を参照)。そ
の後図11(B)に示すように支持フレーム45と保持
装置46が矢印Q方向へ揺動され、図11(C)に示す
ように床44が矢印S方向へ取り除かれるので、俵1b
は紡績工場(あるいはコンベヤベルト)上に載置され
る。
【0023】図12(A)によれば、支持フレーム45
内には床としてコンベヤベルト48が配置されており、
その上に俵1bが載置されている。図12(B)によれ
ば、コンベヤベルト48は方向転換ローラ48aの領域
で水平の軸を中心に揺動可能に回転軸受に軸承されてお
り、支持フレーム45に圧力シリンダ49が作用する。
コンベヤベルト48が俵1bと共にT方向へ揺動された
後にコンベヤベルト48はU方向に移動され、その際に
同時に俵移送キャリッジ22が(ルート制御されて)N
方向へ移動する。それによって支持しているコンベヤベ
ルト48は俵1bの下からゆっくりと引き出され、その
際に俵1は障害となる動きを受けずに同一位置に載置さ
れる。コンベヤベルト48は同時に床及び排出装置とし
て用いられる。
【0024】図13(A)によれば、支持フレーム45
に壁46が接続されている。支持フレーム45内部には
コンベヤベルト50が設けられており、コンベヤベルト
は方向転換ローラ50c,50dを中心に方向転換され
て、壁46の内部空間へ達する。図13(B)によれ
ば、支持フレーム45はコンベヤベルト50の方向転換
ローラ50aに属する領域と共に矢印Qに示すようにほ
ぼ水平の位置へ揺動され、壁46は相変わらず傾斜位置
に留まっている。
【0025】次に方向転換ローラ50aがV方向に、そ
して方向転換ローラ50bがW方向に(不図示の)移動
装置によってゆっくりと部分的に移動される。その際に
俵1aを載せているオーバーベルト50′が方向転換ロ
ーラ50aを中心に転動し、その際にだんだんと(転動
工程)V方向に短縮される。コンベヤベルト50の方向
転換ローラ50aに属する領域は、同時に床及び排出装
置として作用する。
【0026】図14(A)によれば、俵移送キャリッジ
22はコンベヤベルト48と共にコンベヤベルト14の
方向転換ローラ14aまで移動する。矢印X,Y方向へ
移動可能な壁46と俵1bはやや傾斜している。方向転
換ローラ48aには回転軸受51が設けられている。コ
ンベヤベルト48は圧力シリンダ49によって回転軸受
51を中心に揺動することができる。
【0027】図14(B)によれば、俵1はコンベヤベ
ルト48がU方向へ移動し、壁46がX方向へ移動する
ことによってコンベヤベルト15の上方のベルト部分1
5′上へ移送され、その際にベルト部分15′はZ方向
へ移動する。方向転換ローラ48bは方向転換ローラ4
8aに対して距離bだけ低く支持されている。図14
(C)によれば、コンベヤベルト48はQ方向へ揺動さ
れ、俵1は次にコンベヤベルト48が移動することによ
って矢印Aに示すようにコンベヤベルト15上へ移送さ
れる。圧力シリンダ49によって方向転換ローラ48b
は方向転換ローラ48aの上方へ距離cだけ持ち上げら
れる。
【0028】図15によれば、支持装置44と46は俵
移送キャリッジ22上で垂直の軸を中心に矢印I,II
方向に回動することができる。図16に示すように、俵
1用のコンベヤベルト48は支持フレーム45内に配置
されており、支持フレームは回転軸受53を介して俵移
送キャリッジ22の基台上に取り付けられている。回転
軸受53は俵1のほぼ中央に配置されている。というの
はそれによって最も小さい揺動距離で最も急峻な傾斜位
置方向AあるいはBが得られるからである。コンベヤベ
ルト48の長さは好ましくは俵1よりずっと長い。
【0029】図17に示す構成によれば、俵1を支持す
る支持装置としてローラテーブル54が設けられてお
り、このローラテーブルは駆動することも可能である。
【0030】図18から20によれば、支持フレーム5
9の2つのサイドフレーム59a,59b(横方向支持
体)上にそれぞれレール67a,67bが配置されてお
り、その上で車輪22a〜22dを有する俵移送キャリ
ッジ22が矢印N,O方向に往復走行する。俵移送キャ
リッジ22の基台22c上には俵1bを支持するための
支持部材65が配置されており、支持部材の上側65′
は水平に対して15°の角度αで延びている。さらに俵
移送キャリッジ22の側方のそれぞれサイドフレーム5
9a,59bの上方に水平に対して15°の角度αで2
つのガイド部材64aないし64bを有する2つの支持
ユニット63a,63bが設けられている。ガイド部材
64a,64bに接して、かつこのガイド部材に対して
垂直に2つの支持柱66aないし66bが設けられてお
り、各支持柱66a,66bにはそれぞれ重ねて配置さ
れた2つの支持アーム46a,46bの一端が回転軸受
68a〜68bに回転可能に取り付けられている。支持
柱66aないし66bは水平に対して75°の角度βで
貯蔵俵列1b方向へ傾斜している。ガイド部材64a,
64bは支持柱66aないし66bと直角を形成する。
【0031】駆動時には支持アーム46a〜46dは開
放された位置(図18(A))から矢印I,III,
V,VII(図19)方向へ揺動されるので、閉鎖され
た支持面が形成される。次に俵1bは、例えばフォーク
リフトを用いてあるいは自動的にコンベヤベルト、ロー
ラテーブルなどによって支持部材65の上側65′上へ
転動され、その際に俵1bは図18(B)に示すように
矢印A方向に傾斜して支持アーム46aないし46dに
接する。俵移送キャリッジ22は図18(C)に示すよ
うに、すでに載置されている貯蔵俵列1bの端部1”ま
で矢印O方向へ移動する。そして支持アーム46a〜4
6dが矢印II,IV,VI,VIIIに示すように開
放位置へ揺動して復帰する。その後図18(D)に示す
ように、支持柱66a,66bが矢印Y方向へ斜めに移
動され、その後支持アーム46a〜46dが再び矢印
I,III,V,VII方向へ移動されて閉じられる。
最後に図18(E)に示すように、支持柱66a、66
bが矢印Xに示すように(不図示の移動装置によって)
斜め下方へ移動される。同時に俵移送キャリッジ22が
矢印Nに示すように水平に復帰移動される。それによっ
て繊維俵1bは斜め65′から下方へ移動されて、土
台、例えばコンベヤベルト14または15上へ載置され
る。このようにして、新しい繊維俵1bが個々に、かつ
コンベヤベルト14あるいは15の前進サイクルとは関
係なく貯蔵俵列の端部1”に補充される。
【0032】図21(A),(B)によれば、俵移送キ
ャリッジ22の材料流れ方向(矢印A)前側には水平に
張り出すアーム68a,68bが取り付けられており、
このアームは俵移送キャリッジ22の前側から距離dで
突出している。アーム68a,68b間の距離eは、作
業幅にわたって見た繊維俵1bの幅より大きい。アーム
68aには3つのセンサ69a,70a,71a(フォ
トセル、フォトインタラプタ、超音波センサ、赤外線セ
ンサなど)が互いに前後して配置されている。又アーム
68bの対応する位置に発光器等69b,70b,71
bが配置される。俵移送キャリッジ22は約30m/分
の高速で俵接続端部1”まで移動する。センサ69aに
よって接続端部1”が検出されると、俵移送キャリッジ
22は約10m/分まで減速される。さらにセンサ70
a,71aが能動化されると、移送キャリッジ22は停
止する。支持アーム46a〜46d(保持フォーク)が
開放されて、俵1bは面65′から下方へ移動される。
【0033】センサ69〜71は電子的な制御装置27
(図7)に接続されている。次に図22〜図24に基づ
いてより改良された繊維俵の準備装置を説明する。図2
2において貯蔵俵1b用のコンベヤベルト15は取り出
すべき繊維俵1aの長手側に並べて、及び繊維俵取り出
し機械10、例えばツリュツラー社のブレンドマートB
DT020などのキャリッジ2の走行路の長手側に並べ
て繊維俵1aと反対の側に配置されている。コンベヤベ
ルト15の一方の端面側に接してコンベヤベルト14上
に移送すべき貯蔵俵1bのための横方向コンベヤベルト
68が設けられる。コンベヤベルト14上には取り出す
べき繊維俵1aと貯蔵俵1bが順次配置される。
【0034】俵移送キャリッジ22はコンベヤベルト1
5に対して設けられており、繊維俵1を貯蔵俵列1bの
端面側1”へ移送する。図23によれば、横方向移送装
置(積み替えテーブル)には2つのローラテーブル6
8,72が設けられており、これらはそれぞれコンベヤ
ベルト15ないし14に接して配置されている。ローラ
テーブル68,72間には平坦で滑らかな移送面73、
例えば金属薄板が設けられている。ローラテーブル68
には摺動装置74、例えば(不図示のように駆動され
る)圧力部材が設けられており、この圧力部材はばらば
らにされた俵1bをローラテーブル68から金属薄板7
3を介してローラテーブル72まで移動させる。コンベ
ヤベルト15の横方向移送装置(68,72,73)側
の端部にはセンサ75、例えばフォトセルが設けられて
いる。センサ75に対向して保持部材、例えば保持アー
ム76が配置されている。横方向移送装置側の背壁77
はコンベヤベルト15上で移送方向に対して垂直に移動
可能である。
【0035】図23に示す装置の駆動時には、繊維俵1
bがコンベヤベルト15から矢印XI方向にローラテー
ブル68上へ移動される。次に俵1bは圧力部材74に
よって矢印XII方向へ移動される。センサ75が切り
替わり、それによって俵1bがまだ完全に横移送装置上
に乗っていないことが検出される。俵の移送は停止され
る。背壁77と圧力部材74を有する全部揃った積み替
えテーブルは矢印XIII方向へさらに後退し、センサ
75が解除される。次に俵1bは矢印XII方向へ移動
される。同時に保持部材76が矢印XII方向へ移動さ
れて、コンベヤベルト15上で後続の俵1bを支持す
る。
【0036】図24には図23に相当する装置が示され
ているが、この図では繊維俵1bの保持部材78はセン
サ75の側に配置されている。図24に示す装置の駆動
時には2つの俵1bがコンベヤベルト15からローラテ
ーブル68上へ移動される。センサ75を有する保持部
材78は矢印XIII方向に例えば350mmの距離だけ
固定配置の背壁77まで移動する。次に一番前の繊維俵
1bは圧力部材74によって矢印XII方向へ移動され
る。するとセンサ75が切り替わる。というのは俵1b
は350mmより幅が広いからである。センサ75を有す
る保持部材78は、一番前の俵1bが自由になるまで、
矢印XIV方向へ戻る。それから俵1bが矢印XII方
向へ移動される。同時に保持部材78が前進して、後続
の俵1bを前側から支持する(端面側)。その後一番前
の俵1bをさらに矢印XII方向へ移動させることがで
きる。この実施例においては、摺動可能な背壁77は設
けられない。後続の俵1bのためにすでに設けられてい
る保持部材が同時に俵の幅の検出も行う。
【0037】
【発明の効果】本発明の繊維俵の準備方法及び装置を用
いれば柔軟性のある繊維俵の貯蔵俵列への追加を達成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加工すべき俵と貯蔵俵を移送する共通のコンベ
ヤベルトを有する、開俵機に設けられる本発明装置の概
略図である。
【図2】貯蔵俵のコンベヤベルトを有する装置を示す概
略図であって、コンベヤベルトの下流に加工すべき俵の
コンベヤベルトが設けられている。
【図3】繊維俵取り出し機械に沿って固定位置に設置さ
れた俵列に設けられた装置を示す概略図である。
【図4】コンベヤベルト上の俵移送キャリッジの一例を
示す図であって、図4(A)はコンベヤベルト用のフレ
ーム上に載置された、俵を有する俵移送キャリッジを示
し、図4(B)、図4(C)は床を取り除くことによっ
て俵移送キャリッジから俵を下ろすことを示す説明図で
ある。
【図5】摺動壁によって俵を下ろすことを示す説明図で
ある。
【図6】揺動可能な保持部材を有する俵移送キャリッジ
を示す説明図で、図(A)はキャリッジの正面図、図6
(B)は図6(A)に示すキャリッジの斜視図である。
【図7】本発明装置のための電子制御装置の概略ブロッ
ク回路図である。
【図8】壁、床及び揺動装置を有する俵移送キャリッジ
を示す説明図である。
【図9】俵移送キャリッジの床を引き戻すための装置を
示す説明図であって図9(A)は床を引き戻す前、図9
(B)は床を引き戻した後をそれぞれ説明する図であ
る。
【図10】最初の俵をB方向へ載置する場合の図8に示
す俵移送キャリッジの概略説明図であり、図10(A)
〜図10(D)はその工程を順を追って説明する図であ
る。
【図11】最初の俵をA方向に載置する場合の、図8に
示す俵移送キャリッジの概略説明図であり、図11
(A)〜図11(D)はその工程を順を追って説明する
図である。
【図12】俵を移送する間の支持及び排出装置として固
定位置のコンベヤベルトを有する俵移送キャリッジとそ
の作動を示す図であって、図12(A)はその説明図、
図12(B)はコンベヤベルト上にA方向に俵を載置す
る場合の図12(A)に示す俵移送キャリッジの説明図
である。
【図13】支持及び排出部材及び揺動部材としての位置
可変のコンベヤベルトを有する俵移送キャリッジを示す
図であって、図13(A)はその説明図、図13(B)
はコンベヤベルト上へ俵をB方向に載置する場合の図1
3(A)に示す俵移送キャリッジの説明図である。
【図14】固定位置の揺動可能なコンベヤベルトと摺動
可能な揺動装置を有する俵移送キャリッジを示す図であ
って、図14(A)はその説明図、図14(B)は俵移
送キャリッジから貯蔵コンベヤベルト上へB方向に傾斜
して載置された俵を示し、図14(C)は俵移送キャリ
ッジから貯蔵コンベヤベルト上へA方向に傾斜して載置
された俵を示す説明図である。
【図15】垂直の軸を中心に回動可能な保持及び排出装
置を有する俵移送キャリッジを示す説明図である。
【図16】俵の中央に配置された揺動軸受を有する俵移
送キャリッジの説明図である。
【図17】ローラテーブルを有する俵移送キャリッジの
説明図である。
【図18】繊維俵の積み込み、移送及び積み下ろしを示
す概略側面図であって、図18(A)〜図18(E)は
その工程を順を追って説明する図である。
【図19】コンベヤベルト上に支持アームを有する図1
8に示す移送キャリッジの概略正面図である。
【図20】図18と図19に示す俵移送キャリッジの上
面図である。
【図21】保持アームとセンサを有する移送キャリッジ
を示す説明図であって図21(A)は正面図、図21
(B)は平面図である。
【図22】コンベヤベルトが複数の加工すべき繊維俵の
長手側に並べた配置された繊維俵の準備装置の一例を示
す平面図である。
【図23】図22に示す準備装置に用いられる横方向移
送装置の一例を示す平面図である。
【図24】図23に示す横方向移送装置と異なる配置の
保持部材を有する図23と同様な平面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b…俵 14,15…コンベヤベルト 22…俵移送キャリッジ 40…基台 41,42…車輪 44,48,54…床 68,72…ローラテーブル(横方向移送装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D01G 9/18 D01G 9/18 (31)優先権主張番号 P 42 14 933:9 (32)優先日 平成4年5月6日(1992.5.6) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (72)発明者 ヨーゼフ テンブルク ドイツ連邦共和国,デー−4053 ユーヘ ン 2,ミューレンシュトラーセ 80 (56)参考文献 特開 平1−97219(JP,A) 特開 昭55−48107(JP,A) 特開 昭55−135025(JP,A) 特開 平2−255497(JP,A) 実開 昭62−77118(JP,U) 実開 昭62−127741(JP,U) 実公 昭55−44822(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/00 - 1/20 B65G 47/52 B65G 47/56 - 47/62 B65G 47/66 B66F 9/12 B66F 9/19 D01G 5/00 D01G 7/00 - 7/14 D01G 9/18

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動域を有して走行する繊維俵取り出し
    機械によって繊維俵から繊維タフトを取り出す作業の準
    備のために繊維俵を配置する装置であって、 (1)先端部と後端部を有する貯蔵繊維俵列を形成して
    いる、連続して配置された複数の繊維俵をその上に支承
    する第1手段、 (2)連続して配置されて、繊維俵取り出し機械による
    作業が行われることになる加工すべき繊維俵列を形成す
    る複数繊維俵をその上に支承する第2手段であって、前
    記貯蔵繊維俵列の後端部は前記先端部よりも該第2手段
    から遠い位置にあり、加工すべき繊維俵列の繊維俵を貯
    蔵繊維俵列の繊維俵で補充するために前記第1手段から
    繊維俵を受取る第2手段、 (3)貯蔵繊維俵列の後端部に前記第1手段に沿って繊
    維俵を搬送し、貯蔵繊維俵列を補充するために前記第1
    手段上で前記後端部に繊維俵を配置する、キャリッジを
    含んで成る繊維俵輸送手段とを含み、 前記第1手段が、(a)所定の長さを有するコンベヤベ
    ルトと、(b)前記コンベヤベルトを支承し、該コンベ
    ヤベルトに沿って該コンベヤベルトの両側に延びる2つ
    の長手方向のビームを有するフレームと、(c)前記長
    手方向のビームに固定されて、コンベヤベルトの長手方
    向に平行にその上を走行するキャリッジを支承するため
    のレールとを有するベルトコンベヤから成る、ことを特
    徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記第1手段と第2手段とが、長手方向
    に連続した第1部分と第2部分に分割された繊維俵支持
    表面を有する単一のコンベベルトと、該第1部分から
    第2部分に向いた方向で繊維俵へ支持表面を移動する駆
    動モータを含んで成り、前記第1部分が貯蔵繊維俵列を
    支承し、前記第2部分が加工すべき繊維俵列を支承する
    請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記第1手段が第1コンベベルトと該
    第1コンベベルトを巡回させる第1駆動モータから成
    り、前記第2手段が第1コンベベルトの長手軸方向に
    その長手軸を揃えた第2コンベベルトと該第2コンベ
    ベルトを巡回させる第2駆動モータから成る請求項1
    記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記キャリッジが前記キャリッジから繊
    維俵を取り出して、該繊維俵をキャリッジの外側に置く
    荷降ろし機構、キャリッジを推進する第1モータ、前記
    荷降ろし機構を作動する第2モータ、及び前記第1モー
    タと第2モータに連結されて前記キャリッジの走行と前
    記荷降ろし機構の作用をコントロールする電子コントロ
    ール装置を含んで成る請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 前方に走行するキャリッジが、該キャリ
    ッジの側面に配置されて前方に延びる2本のアームと該
    2本のアームに載置された感知手段を有し、該感知手段
    はキャリッジが貯蔵繊維俵列に接近した時に該繊維俵列
    の後端部の存在を感知する請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記キャリッジが、その上に繊維俵を支
    承するため支持表面を有する底部を具備する請求項1記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 前記底部が、その上で繊維俵をキャリッ
    ジから移動させるローラ軌道を含んで成る請求項記載
    の装置。
  8. 【請求項8】 前記キャリッジがシャシイを含んで成
    り、前記繊維俵の下から外側へ前記底部を移動させて繊
    維俵をキャリッジから降ろすことができるように、概ね
    前記支持表面の平面内で前記シャシイに対して摺動可能
    に前記底部がシャシイ内で支承されている請求項記載
    の装置。
  9. 【請求項9】 前記キャリッジがシャシイを含んで成
    り、前記底部が所定の長さを有して前記シャシイ内に支
    承されているコンベベルトを含んで成り、該コンベ
    ベルトは、支持表面上に支承された繊維俵を降ろすため
    に、支持表面に平行に移動可能である請求項記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 前記シャシイ内に支持されて、前記コ
    ンベベルトをその外周で案内する複数の端部ローラ
    と、コンベベルトの長手方向に垂直な水平軸線を中心
    として前記端部ローラの1つの周りに前記コンベベル
    トを回動する手段を含んで成る請求項記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記コンベベルトの長手方向に垂直
    な水平軸線を中心として前記コンベベルトを傾ける手
    段を含んで成る請求項記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記コンベヤベルトの長手方向に平行
    に測定して前記シャシイのほゞ真中の位置に前記傾ける
    手段が配置されている請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記キャリッジが、該キャリッジ上に
    支承された繊維俵の背面に係合する、概ね上方に伸びる
    保持壁を有する請求項1記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記キャリッジ上に支承された繊維俵
    を前記保持壁から離して前記キャリッジから落すように
    押すために前記保持壁に設けた押出し手段を含んで成る
    請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記キャリッジがシャシイとその上に
    繊維俵を支持するための支持表面を有する底部を含んで
    成り、且つ前記キャリッジが、垂直軸を中心として一体
    として回転するために前記シャシイ上に前記保持壁と底
    部を支承する手段を有する請求項13記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記キャリッジが、繊維俵をその上に
    支承するための支持表面を有する底部を具備し、前記キ
    ャリッジはさらに繊維俵をキャリッジから落ちるように
    押出すために前記底部に沿って平行に前記保持壁を線状
    に移動する手段を含んで成る請求項13に記載の装置。
  17. 【請求項17】 水平軸線を中心とした回動運動のため
    に前記保持壁の頂部に固定され、キャリッジ上に位置決
    めされた繊維俵の頂部に係合して保持する保持手段を含
    んで成る請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記キャリッジがその上に繊維俵を支
    承するための支持表面を有する底部を有し、且つ前記底
    部と保持壁を水平軸を中心として互いに傾けるための回
    動手段を含んで成る請求項16記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記キャリッジがシャシイを含んで成
    り、前記底部がコンベベルトを含んで成り、前記シャ
    シイ内の保持壁に支承された複数の端部ローラを含んで
    成り、前記コンベベルトが前記端部ローラの周囲で案
    内されており、且つ前記支持表面の長さを変えるために
    前記端部ローラを移動する手段が設けられている請求項
    18記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記キャリッジが、その上に繊維俵を
    支承するための支持表面を有する底部と、前記キャリッ
    ジから繊維俵を除くために水平軸線の周りに底部と保持
    壁を一体として傾ける回動手段を含んで成る請求項16
    記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記傾けるための回動手段がキャリッ
    ジの走行方向に平行な方向で測定してキャリッジのほゞ
    中間長さの位置に配置されている請求項20記載の装
    置。
  22. 【請求項22】 前記底部と前記保持壁を前記水平軸を
    中心として傾けるために前記キャリッジ上に載置された
    動力手段を含んで成る請求項20記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記キャリッジがシャシイを含んで成
    り、前記底部がコンベベルトを含んで成り、前記シャ
    シイ内に支承された複数の端部ローラを含んで成り、前
    記コンベベルトが前記端部ローラの周りに案内されて
    おり、前記回動手段が前記コンベベルトと前記保持壁
    を前記1個の端部ローラを中心として傾ける請求項20
    記載の装置。
  24. 【請求項24】 作動域を有して走行する繊維俵取り出
    し機械によって繊維俵から繊維タフトを取り出す作業の
    準備のために繊維俵を配置する装置であって、 (1)先端部と後端部を有する貯蔵繊維俵列を形成して
    いる、連続して配置された複数の繊維俵をその上に支承
    する第1手段、 (2)連続して配置されて、繊維俵取り出し機械による
    作業が行われることになる加工すべき繊維俵列を形成す
    る複数の繊維俵をその上に支承する第2手段であって、
    工すべき繊維俵列の繊維俵を貯蔵繊維俵列の繊維俵で
    補充するために前記第1手段から繊維俵を受取る第2手
    、 (3)貯蔵繊維俵列の後端部に前記第1手段に沿って繊
    維俵を搬送し、貯蔵繊維俵列を補充するために前記第1
    手段上で前記後端部に繊維俵を配置する繊維俵輸送手段
    、 (4)加工すべき繊維俵列の繊維俵を貯蔵繊維俵列の繊
    維俵で補充するために前記第1手段から前記第2手段上
    に貯蔵繊維俵列の繊維俵を移送する第3手段とを含み、 前記第1手段が、(a)所定の長さを有するコンベヤベ
    ルトと、(b)前記コンベヤベルトを支承し、該コンベ
    ヤベルトに沿って該コンベヤベルトの両側に延びる2つ
    の長手方向のビームを有するフレームと、(c)前記長
    手方向のビームに固定されて、コンベヤベルトの長手方
    向に平行にその上を走行するキャリッジを支承するため
    のレールとを有するベルトコンベヤから成る、ことを特
    徴とする 装置。
  25. 【請求項25】 前記第1手段が排出端部と該排出端部
    に向けた搬送方向を有する前記の第1ベルトコンベ
    含んで成り、前記第2手段が入口端部と該入口端部から
    離れる方向に向いた搬送方向を有する第2ベルトコンベ
    を含んで成り、該第1ベルトコンベと第2ベルト
    ンベは平行に配置されると共に、それらの間に走行す
    る繊維俵取り出し機械を収容するために互いに間隔をあ
    けられており、前記第3手段が前記第1ベルトコンベ
    と前記第2ベルトコンベに対して横切って延び、且つ
    前記第1ベルトコンベの排出端部を前記第2ベルト
    ンベの入口端部に連結する第3ベルトコンベを含ん
    で成る請求項24記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記第3ベルトコンベが、前記第1
    ベルトコンベから繊維俵がその上に移送される支持表
    面と、第3ベルトコンベの前記支持表面上の繊維俵を
    前記第1ベルトコンベの排出端部から前記第2ベルト
    コンベの入口端部に移すために第3ベルトコンベ
    前記支持表面に沿って位置移動可能に駆動される押し付
    け機素とを含んで成る請求項25記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記第3ベルトコンベが前記第1
    ルトコンベの排出端部に並べられた第1ローラ軌道
    と、前記第2ベルトコンベの入口端部に並べられた第
    2ローラ軌道と、前記第1ローラ軌道と前記第2ローラ
    軌道の間に延びる繊維俵支持表面を含んで成る請求項
    記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記第3ベルトコンベが、前記第1
    ベルトコンベの排出端部から前記第2ベルトコンベ
    の入口端部に延びる後部壁を含んで成り、該後部壁が前
    記第1ベルトコンベと前記第2ベルトコンベ上の輸
    送の方向に平行に移動可能である請求項27記載の装
    置。
  29. 【請求項29】 前記第3ベルトコンベが前記第1
    ルトコンベの排出端部から前記第2ベルトコンベ
    入口端部に延びる静置の後部壁を含んで成る請求項27
    記載の装置。
  30. 【請求項30】 前記第1ベルトコンベ上の繊維俵が
    第1ベルトコンベの排出端部を越えて通過する際に信
    号を発信するために、前記第1ベルトコンベの排出端
    部に配置された感知手段を含んで成る請求項28記載の
    装置。
  31. 【請求項31】 前記第1ベルトコンベの排出端部
    に、前記感知手段に一直線に揃えて配置された繊維俵保
    持機素を含んで成り、該繊維俵保持機素が前記第1ベル
    コンベの繊維俵係合位置及び繊維俵解放位置への輸
    送方向を横切って移動可能である請求項30記載の装
    置。
  32. 【請求項32】 作動域を有して走行する繊維俵取り出
    し機械によって繊維俵から繊維タフトを取り出す準備の
    ために繊維俵を配置するための方法であって (1)繊維俵を繊維俵移送装置上に配置するステップ
    、 (2)繊維俵移送装置をコンベヤベルトを有するベルト
    コンベヤのフレームの該コンベヤベルトに沿って該コン
    ベヤベルトの両側に延びる2つの長手方向のビームに固
    定されたレールに沿って移動するステップ、 (3)最後に配置される繊維俵がコンベ上でどこに配
    置されているかに関係なく、貯蔵繊維俵列の最後に配置
    された繊維俵の後端部面に対面する関係で新しい繊維俵
    が位置決めされるように、ベルトコンベ上に繊維俵を
    配置することによって、ベルトコンベ上に貯蔵繊維俵
    列を形成して補充するステップ、 (4)繊維俵を貯蔵繊維俵列から加工すべき繊維俵列へ
    進行させることによって繊維俵取り出し機械の作業域に
    加工すべき繊維俵列を形成して補充するステップであっ
    て、該ステップが繊維俵を貯蔵繊維俵列の先端部から加
    工すべき繊維俵列に個別に進行させるステップを含ん
    で成り、 上記ステップを繰り返すことを特徴とする方法。
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