JP3353388B2 - 電力用半導体装置 - Google Patents

電力用半導体装置

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JP3353388B2
JP3353388B2 JP15195393A JP15195393A JP3353388B2 JP 3353388 B2 JP3353388 B2 JP 3353388B2 JP 15195393 A JP15195393 A JP 15195393A JP 15195393 A JP15195393 A JP 15195393A JP 3353388 B2 JP3353388 B2 JP 3353388B2
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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲート酸化膜を有する
電力用半導体素子およびそのゲートに所定電圧を印加す
る電圧印加回路をIC回路として一体に形成した電力用
半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ゲート酸化膜を有する電力用半
導体素子として例えばパワーMOSFETにおいては、
そのゲート酸化膜の厚さが非常に薄く形成するものであ
るため、その製造工程においてウエハ単位で厚さのばら
つきが発生しやすい。このように、パワーMOSFET
のゲート酸化膜の厚さがばらつくと、出来上がった状態
でゲート耐圧にもばらつきを生ずることになる。
【0003】そこで、製品としては、所定のゲート電圧
で使用したときに初期不良が発生しないように、ウエハ
状態あるいは組立製品状態にて、ゲート耐圧試験を実施
することにより一定のゲート耐圧を保証するようにして
いる。この場合、保証すべきゲート耐圧は、使用時に設
定されるゲート印加電圧に対して、ゲート酸化膜の膜質
劣化による耐圧低下を考慮した高いレベルに設定する必
要がある。また、同様にして、ゲート耐圧の信頼性試験
を行う場合に、試験を加速するために使用時のゲート電
圧よりも高いゲート電圧を印加して行うことがある。
【0004】一方、パワーMOSFETにおけるゲート
酸化膜は、上述のように非常に薄いため、取り扱い時や
使用中などにおいて静電気や過電圧によりゲート耐圧以
上の電圧がゲート端子に印加されると破壊に至る虞があ
るので、このような破壊を防止するために、あらかじめ
ゲート端子とソース端子との間にツェナーダイオードを
接続するように作り込んだ構成のものがある。これは、
ツェナーダイオードのツェナー電圧をゲート耐圧よりも
低い値に設定することにより、ゲートに過電圧が印加さ
れても、ツェナーダイオードがブレークダウンしてその
過電圧を吸収することで、ゲート酸化膜の破壊を防止す
るようにしたものである。
【0005】したがって、上述のようにな構成とするこ
とにより、ゲート耐圧を試験するときにパワーMOSF
ETに高いゲート電圧が印加しても、ツェナーダイオー
ドがブレークダウンしてしまうため、ツェナー電圧以上
の耐圧をゲートに印加できなくなりゲート耐圧を検査で
きないものであった。
【0006】そこで、従来では、このような不具合を解
消するために、例えば特開平2−288366号公報に
開示されたものがある。これは、図6に等価回路で示す
ように、検査用のゲート端子を別途に設けて構成したも
のである。すなわち、このものは、パワーMOSFET
1のゲートに対して、外部端子としてのゲート端子Gは
抵抗2,3を直列に介して接続され、ゲート検査用端子
Cは抵抗4を介して接続されている。そして、抵抗2お
よび3の共通接続点とパワーMOSFET1のソースと
の間にはゲート保護用のツェナーダイオード5が接続さ
れ、パワーMOSFET1のゲートとソースとの間には
検査用のツェナーダイオード6が接続された構成となっ
ている。この場合、ツェナーダイオード5および6の各
ツェナー電圧VZ1およびVZ2は、例えばVZ1=6
V,VZ2=36V程度となるように設定されており、
両者の値がVZ1<VZ2という関係となるように設定
されている。
【0007】これにより、使用時にはゲート端子Gにゲ
ート信号を入力することによりパワーMOSFET1が
駆動され、そのとき、ゲート端子Gに過大な電圧がかか
ってツェナー電圧VZ1を上回ると、ツェナーダイオー
ド5がブレークダウンして過電圧を吸収するようにな
り、パワーMOSFET1のゲートに直接過電圧が印加
されるのを防止できる。
【0008】また、ゲート耐圧の検査やゲートスクリー
ニングを実施するときには、ゲート検査用端子Cに検査
電圧を印加すると、このときには、ゲート検査用端子C
が抵抗3を介してツェナーダイオード5に接続されてい
るので、印加電圧がツェナー電圧VZ1を超えてツェナ
ーダイオード6のツェナー電圧VZ2に達するまでゲー
トに印加可能となり、パワーMOSFET1のゲートス
クリーニングを使用時の印加電圧よりも高い電圧を印加
して実施することができるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におい
ては、パワーMOSFETを形成する半導体基板に同時
に、その保護回路、駆動回路や制御回路などをIC化し
て一体に形成するインテリジェント化された電力用半導
体装置が作られるようになってきている。
【0010】図7は、その電気的構成の一例を等価回路
で示したもので、電力用半導体素子としてのNチャンネ
ルタイプのパワーMOSFET7を形成する際に、その
ゲートに一定電圧を印加する駆動回路8を一体に形成し
た構成の電力用半導体装置である。パワーMOSFET
7のドレインはドレイン端子Dに接続され、ソースはグ
ランド端子GNDに接続されている。
【0011】駆動回路8において、カレントミラー回路
9を構成するペアで形成されたpnp形のトランジスタ
10,11のエミッタは共に抵抗12を介して直流電源
端子VCに接続され、ベースは共に抵抗13およびpn
p形のトランジスタ14のエミッタ・コレクタ間を介し
てグランド端子GNDに接続されている。トランジスタ
10のコレクタは定電流回路15を介してグランド端子
GNDに接続されると共にトランジスタ14のベースに
接続されている。トランジスタ11のコレクタは、例え
ば2個のツェナーダイオード16を直列に介してグラン
ド端子GNDに接続されている。
【0012】カレントミラー回路17を構成するペアで
形成されたpチャンネル形のMOSFET18,19の
ドレインは共にトランジスタ11のコレクタに接続さ
れ、ゲートは共にMOSFET18のソースに接続され
ている。MOSFET18のソースは定電流回路20を
介してグランド端子GNDに接続されている。MOSF
ET19のソースはパワーMOSFET7のゲートに接
続されると共に、抵抗21およびトリガ用のnチャンネ
ル形のMOSFET22のドレイン・ソース間を介して
グランド端子GNDに接続されている。MOSFET2
2のゲートはトリガ入力を与えるゲート端子Gとされて
いる。
【0013】上記構成によれば、駆動回路8において
は、直流電源端子VCに給電されると、カレントミラー
回路9,17とツェナーダイオード16とにより、ゲー
ト端子Gにトリガ信号が与えられたときに、パワーMO
SFET7のゲートに複数のツェナーダイオード16に
より設定される定電圧を印加するようになる。このと
き、電源電圧が変動しても、ツェナーダイオード16に
より常に一定の電圧を印加するので、ゲート酸化膜の破
壊を防止することができる。
【0014】しかしながら、このような構成とした場合
でも、やはり、前述と同様にしてゲート耐圧を検査する
場合の電圧を印加できなくなる問題がある。つまり、こ
の構成においては、直流電源端子VCに高い電圧を印加
してもツェナーダイオード16により規定される一定の
電圧以上をパワーMOSFET7のゲートに印加するこ
とができないのである。
【0015】この場合、パワーMOSFET7のゲート
に直接ゲート耐圧検査用の端子を設けてゲート耐圧を検
査することが考えられるが、この方法では、例えばトリ
ガ用のMOSFET22のドレイン・ソース間耐圧をゲ
ート耐圧検査電圧以上として構成しても、印加した電圧
がツェナーダイオード16の耐圧よりも高くなると、M
OSFET19のソース・ドレイン間を介して電流が漏
れるため、やはり、印加可能な電圧はツェナーダイオー
ド16の耐圧で規定されてしまう。
【0016】また、上述の不具合を解決すべく、図6に
示したように抵抗3に相当する抵抗をトランジスタ11
のコレクタとMOSFET18,19のドレインとの間
に介在させる構成が考えられる。しかし、この場合に
は、ゲート耐圧を検査することはできるようになるが、
抵抗を介在させるためにパワーMOSFET7のスイッ
チング速度を低下させる不具合がある。
【0017】つまり、抵抗を介在させると、パワーMO
SFET7のゲートがコンデンサとしての要素を有して
いるので、それらにより決まる充放電の時定数が大きく
なることにより、スイッチング速度が低下するという制
約を受けるもので、この不具合は、図6に示す構成にお
いても発生しているものである。したがって、このよう
に抵抗を介在させる構成は、スイッチング速度の性能を
低下させたくない場合には採用できないものであった。
【0018】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、電力用半導体素子に駆動回路、保護回
路等がIC回路内に一体に組み込まれた構成において、
素子の特性を低下させることなく、そのゲート酸化膜に
対するスクリーニングの実施時に保護回路による一定電
圧以上の検査電圧を印加することができるようにした電
力用半導体装置に関する。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板に
形成されたゲート酸化膜を有する電力用半導体素子と、
前記半導体基板に一体に形成されゲートトリガ信号の入
力に応じて電源電圧を定電圧素子により定電圧化したゲ
ート駆動電圧に変換して前記電力用半導体素子のゲート
端子に印加するゲート電圧印加回路とを有する電力用半
導体装置を対象とするものであり、前記電力用半導体素
子のゲート耐圧検査時に、前記電力用半導体素子のゲー
ト端子に前記ゲート駆動電圧よりも高い検査電圧を印加
する検査モードを設定するための検査モード設定端子
と、前記ゲート電圧印加回路の定電圧素子に直列に接続
されたゲート検査電圧印加用定電圧素子と、このゲート
検査電圧印加用定電圧素子の両端子間に接続され、常に
はオン状態とされてそのゲート検査電圧印加用定電圧素
子を短絡状態とするように設けられ、前記検査モード設
定端子に設定信号が与えられるとオフ状態となってその
ゲート検査電圧印加用定電圧素子を有効化するスイッチ
ング素子とを設けて構成したところに特徴を有する。
【0020】
【作用】本発明の電力用半導体装置によれば、通常時に
おいては、電力用半導体素子のゲート端子にゲート駆動
電圧を与えるときには、ゲートトリガ信号を与えること
によりゲート電圧印加回路を駆動させ、電源電圧を定電
圧素子により定電圧化して出力する。このとき、ゲート
電圧印加回路においては、スイッチング素子がオン状態
とされているので、ゲート検査電圧印加用定電圧素子は
短絡された状態となっており、定電圧素子により定電圧
化されたゲート駆動電圧が出力される。また、ゲート駆
動電圧は定電圧素子により定電圧化しているので、例え
ば過電圧が入力された場合でも電力用半導体素子のゲー
ト端子に過電圧が印加されることがなく、保護する作用
を有している。
【0021】一方、ゲート耐圧を検査するときには、検
査モード設定端子に設定信号を与えると、スイッチング
素子がオフするので短絡されていたゲート検査電圧印加
用定電圧素子が有効化され、ゲート電圧印加回路は、ゲ
ート駆動電圧に加えてゲート検査電圧印加用定電圧素子
の定電圧分だけ高い電圧を有する検査電圧が出力可能な
状態となる。これにより、ゲートトリガ信号が与えられ
ると、電力用半導体素子のゲート端子に検査電圧を印加
することができるようになる。
【0022】そして、これにより、電力用半導体素子の
ゲート酸化膜の製作ばらつき等に起因するゲート耐圧が
ゲート駆動電圧よりも高い定格電圧を有しているか否か
を検査することができ、また、信頼性の評価等において
使用状態におけるゲート駆動電圧よりも高い試験電圧を
印加して加速試験を行うことができるようになる。
【0023】
【実施例】以下、本発明をnチャンネルタイプのパワー
MOSFETとその保護回路、駆動回路を含んで1チッ
プに一体に形成されたパワーMOSICに適用した場合
の第1の実施例について図1および図2を参照しながら
説明する。
【0024】図1は1チップに形成されたパワーMOS
IC31の等価回路を示すもので、次のように構成され
る。すなわち、チップにはゲート酸化膜を有する電力用
半導体素子としてのnチャンネル形のパワーMOSFE
T32とその駆動回路33とが一体に形成されている。
パワーMOSFET32のドレインはドレイン端子Dに
接続され、ソースはグランド端子GNDに接続されてい
る。
【0025】駆動回路33において、カレントミラー回
路34を構成するペアで形成されたpnp形のトランジ
スタ35,36のエミッタは共に抵抗37を介して直流
電源端子VCに接続され、ベースは共に抵抗38および
pnp形のトランジスタ39のエミッタ・コレクタ間を
介してグランド端子GNDに接続されている。トランジ
スタ35のコレクタは定電流回路40を介してグランド
端子GNDに接続されると共にトランジスタ39のベー
スに接続されている。トランジスタ36のコレクタは複
数個のツェナーダイオード41を直列に介してグランド
端子GNDに接続されている。なお、トランジスタ35
および36の特性は略同じとなるように形成されてい
る。
【0026】この場合、複数個のツェナーダイオード4
1のうち、所定個数のツェナーダイオード41aによ
り、使用時における保護電圧を設定するツェナー電圧V
Z1が設定され、残りのツェナーダイオード41bによ
り、ゲート耐圧検査用の電圧を設定するためのツェナー
電圧VZ2を加算するように設けられている。そして、
それらゲート耐圧検査用の電圧を付加するためのツェナ
ーダイオード41bの両端子間にはスイッチング素子と
してのnpn形のトランジスタ42のコレクタ・エミッ
タ間が接続されている。そのトランジスタ42のベース
は、抵抗43aを介して直流電源端子VCに接続される
とと共に、抵抗43bを介してゲート耐圧検査時に設定
する検査モード設定端子CHKに接続されており、以上
により、設定回路44が構成されている。なお、トラン
ジスタ42のコレクタ・エミッタ間耐圧はツェナーダイ
オード41bのツェナー電圧VZ2よりも大となるよう
に形成されている。
【0027】カレントミラー回路45を構成するペアで
形成されたpチャンネル形のMOSFET46,47の
ドレインは共にトランジスタ36のコレクタに接続さ
れ、ゲートは共にMOSFET46のソースに接続され
ている。MOSFET46のソースは定電流回路48を
介してグランド端子GNDに接続されている。MOSF
ET47のソースはパワーMOSFET32のゲートに
接続されると共に、抵抗49およびトリガ入力用のnチ
ャンネル形のMOSFET50のドレイン・ソース間を
介してグランド端子GNDに接続されている。MOSF
ET50のゲートはトリガ信号入力端子Gとされてい
る。なお、MOSFET50のドレイン・ソース間耐圧
は、前述のツェナーダイオード41aおよび41bの各
ツェナー電圧VZ1およびVZ2を足した電圧値(VZ
1+VZ2)よりも大となるように形成されている。
【0028】図2は、上記構成を有するチップの断面の
一部を模式的に示したもので、p形のシリコン基板51
上にn形のエピタキシャル層52が積層され、このエピ
タキシャル層52の表面を主表面として上記構成の素子
が形成されている。エピタキシャル層52は、主表面側
からシリコン基板51に達するように拡散形成された4
つのp形の分離領域53a,53b,53c,53dに
より5つのn形領域54ないし58に分離されている。
なお、実際には、これらのn形領域54ないし58の周
囲を取り囲むようにしてp形の分離領域53aないし5
3dが形成されており、前述の各素子を形成する領域と
される。
【0029】n形領域54には、シリコン基板51とエ
ピタキシャル層52との界面部に形成された高濃度のn
形の埋込層59とこれに連結された高濃度n形拡散層6
0とが形成されており、ドレイン領域であるそのn形領
域54に対してドレイン電極Dを引出可能としている。
n形領域54内にはチャンネルを形成するp形拡散領域
61が複数設けられると共に(図中には2つのみ示して
いる)、そのp形拡散領域61中にそれぞれ2つのn形
拡散領域62が形成されている。隣接するp形拡散領域
61間の主表面部側にはn形拡散領域62上に差し掛か
るようにして所定膜厚のゲート酸化膜63が形成され、
その上部には多結晶シリコンによるゲート電極64が形
成されている。そして、以上によりパワーMOSFET
32が構成されている。
【0030】n形領域55には,これをチャンネル領域
とするようにしてドレインおよびソース領域に対応する
2つのp形拡散領域65,66が形成されている。そし
て、p形拡散領域65および66の両者に差し掛かるよ
うにしてゲート酸化膜67および多結晶シリコンによる
ゲート電極68が形成され、以上によりpチャンネル形
のMOSFET47が構成されている。
【0031】n形領域56には、複数個のp形拡散領域
69,70,71が形成され(図中には3個のみ示
す)、そのそれぞれに高濃度のp形拡散領域72および
n形拡散領域73からなるpn接合を有したダイオード
を作り込むことによりツェナーダイオード41を構成し
ている。
【0032】n形領域57には、シリコン基板51とエ
ピタキシャル層52との界面部に形成された高濃度のn
形の埋込層74とこれに連結された高濃度n形拡散層7
5とが形成されており、コレクタ領域であるそのn形領
域57に対してコレクタ電極を引出可能としている。n
形領域57内にはベース領域を形成するp形拡散領域7
6が形成され、そのp形拡散領域76にはエミッタ領域
を形成する高濃度のn形拡散領域77が順次形成されて
おり、npn形のトランジスタ42が構成されている。
【0033】n形領域58には、抵抗体としてのp形拡
散領域78,79が形成され、それぞれのp形拡散領域
78,79の両端部には電極78a,78bおよび79
a,79bが設けられている。そして、これらの抵抗体
78,79は、図1に示したうちの抵抗43および44
に相当するもので、電極78aは直流電源端子VCに接
続され、電極79aは検査設定端子CHKに接続されて
いる。
【0034】ドレイン端子D、ソース端子S(グランド
端子GND)、直流電源端子VCおよびゲート端子Gの
それぞれは、図示しないボンディングパッドに接続さ
れ、組み立て時にボンディングワイヤにより接続されて
外部の各リード端子に接続されるようになっている。ま
た、図2に示していない他の素子部についても、周知の
拡散技術により同様にしてチップ内に一体に形成され、
各部は図1に示すように電気的に接続された状態に形成
されており、もってパワーMOSIC31が形成されて
いる。
【0035】次に本実施例の作用について説明する。ま
ず、通常の使用状態における動作について述べる。すな
わち、検査モード設定端子CHKはオープン状態として
おき、直流電源端子VCに給電する。この状態では、ト
ランジスタ42のベースに抵抗43を介してベースバイ
アス電圧が与えられるので、トランジスタ42がオン状
態となる。これにより、トランジスタ42のエミッタ・
コレクタ間に接続されているツェナーダイオード41b
の両端子間は短絡状態となるため、トランジスタ36の
コレクタ電圧はツェナーダイオード41aのツェナー電
圧に相当する電圧値として出力されるようになる。
【0036】これにより、トリガ入力端子Gにトリガ信
号が与えられると、ツェナーダイオード41aで設定さ
れる所定電圧がパワーMOSFET32のゲートに印加
されるようになってオンする。そして、この状態におい
ては、パワーMOSFET32のゲートになんらかの原
因でツェナーダイオード41aによるツェナー電圧以上
の電圧がかかる場合でも、ツェナーダイオード41aが
ブレークダウンすることにより吸収されるため、パワー
MOSFET32のゲート酸化膜63が破壊に至るのを
防止することができる。
【0037】一方、パワーMOSFET32のゲート耐
圧検査を行う場合には、検査モード設定端子CHKをグ
ランドレベルに設定する。これにより、トランジスタ4
2はベースに与えられていたバイアス電圧が低くなって
オフするようになり、ツェナーダイオード41bがツェ
ナーダイオード41aと直列に接続された状態となる。
したがって、トランジスタ36のコレクタ電位は、ツェ
ナーダイオード41a,41bの両者のツェナー電圧を
加算した電圧VZ(=VZ1+VZ2)まで印加可能な
状態となる。この状態で、直流電源端子VCにゲートス
クリーニングを行うための電圧を印加すれば、上述の各
ツェナー電圧を加算した電圧VZまでの範囲で所望のゲ
ート電圧を印加することができるようになる。
【0038】この場合、トリガ用のMOSFET50の
ドレイン・ソース耐圧が上述のツェナーダイオード41
a,41bのツェナー電圧を加算した電圧VZよりも高
い値に形成しているので、ゲート耐圧検査時の電圧を印
加したときに、パワーMOSFET32のゲートには電
圧VZまでの範囲で所望の電圧が印加することができる
ようになる。
【0039】このような本実施例によれば、ツェナーダ
イオード41bをツェナーダイオード41aに直列に接
続し、ツェナーダイオード41bの両端子間に接続する
ように設けたトランジスタ42のオンオフによりツェナ
ーダイオード41bを有効化する構成としたので、ゲー
ト耐圧検査時に検査モード設定端子CHKをグランドレ
ベルに設定してトランジスタ42をオフ状態とすれば、
ツェナーダイオード41bが有効化されてパワーMOS
FET32のゲートにゲート耐圧検査のための電圧を印
加可能とすることができ、しかも、この場合に、パワー
MOSFET32の特性であるスイッチング速度を低下
させることがないものである。
【0040】図3は本発明の第2の実施例を示すもの
で、第1の実施例と異なるところは、トランジスタ42
に代えてスイッチング素子としてのpnp形のトランジ
スタ80を設けたところである。そして、トランジスタ
80のベースは抵抗43aを介してグランド端子GND
に接続すると共に、抵抗43bを介して検査設定端子C
HKに接続した構成としている。
【0041】検査設定端子CHKをオープン状態として
いるときには、トランジスタ80のベースはグランド端
子GNDと同電位になってトランジスタ80がオンする
ので、ツェナーダイオード41bの両端子間が短絡状態
となる。つまり、パワーMOSFET32のゲートに印
加可能な電圧はツェナーダイオード41aによって決ま
る所定の電圧レベルとなる。
【0042】一方、検査設定端子CHKに直流電源端子
VCに与える電源電圧に近い電圧を与えると、トランジ
スタ80がオフするようになり、ツェナーダイオード4
1bの端子間に電圧が印加されるようになって出力電圧
はツェナーダイオード41aおよび41bを合わせたツ
ェナー電圧となり、パワーMOSFET32のゲートに
高電圧を印加可能な状態となる。したがって、本実施例
によっても第1の実施例と同様の効果を得ることができ
るものである。
【0043】図4は本発明の第3の実施例を示すもの
で、第1の実施例と異なるところは、トランジスタ42
に代えてスイッチング素子としてのnチャンネル形のM
OSFET81を設けたところであり、MOSFET8
1をオンオフさせるための電圧を抵抗43a、43bを
介して与えるように構成したので、本実施例によっても
第1の実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0044】図5は本発明の第4の実施例を示すもの
で、第2の実施例と異なるところは、トランジスタ80
に代えてpチャンネル形のMOSFET82を設けたと
ころであり、このような第4の実施例によっても第2の
実施例と同様の作用効果を得ることができるものであ
る。
【0045】なお、上記各実施例においては、電力用半
導体素子としてnチャンネル形のパワーMOSFET3
2を用いた場合について説明したが、これに限らず、例
えば、pチャンネル形のパワーMOSFETに適用して
も良いし、あるいは、IGBT(絶縁ゲートゲート・バ
イポーラトランジスタ)のような電力用半導体素子にも
適用することができるものである。
【0046】また、上記各実施例においては、ツェナー
ダイオード41をシリコン基板51の主表面に拡散によ
り形成した場合について説明したが、これに限らず、例
えば、表面に形成した絶縁膜上に多結晶シリコンを用い
て形成することもできるものである。
【0047】さらに、上記各実施例においては、検査モ
ード設定端子Cをボンディングパッドに接続して外部リ
ード端子に接続する構成としたが、これに限らず、例え
ば、検査モード設定端子Cはウエハ状態でチェックする
場合にのみ検査用のプローブ(針電極)等で接触させて
検査モードを設定して使用する構成とても良く、この場
合には、チップ上ではプローブが接触可能な面積のパッ
ドを形成すれば良いので、チップ上に占める面積を小さ
くすることができる。
【0048】
【発明の効果】本発明の電力用半導体装置によれば、ゲ
ート検査電圧印加用定電圧素子をゲート電圧印加回路の
定電圧素子に直列に接続すると共にその両端子間にスイ
ッチング素子を設け、このスイッチング素子のオンオフ
をモード設定端子への設定信号により切換えるように構
成したので、ゲート耐圧を検査するときには、検査モー
ド設定端子に設定信号を与えてスイッチング素子をオフ
させてゲート検査電圧印加用定電圧素子が有効化するこ
とができ、ゲート電圧印加回路は、ゲート駆動電圧に加
えてゲート検査電圧印加用定電圧素子の定電圧分だけ高
い電圧を有する検査電圧が出力可能な状態となり、電力
用半導体素子のゲート端子に検査電圧を印加することが
できるようになり、この場合でも、電力用半導体素子の
スイッチング速度を低下させることがないという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的な等価回路
【図2】一部を模式的に示す縦断側面図
【図3】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図4】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図5】本発明の第4の実施例を示す図1相当図
【図6】従来例を示す図1相当図
【図7】異なる従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
31はパワーMOSIC(電力用半導体装置)、32は
パワーMOSFET(電力用半導体素子)、33は駆動
回路、41aはツェナーダイオード(定電圧素子)、4
1bはツェナーダイオード(検査電圧印加用定電圧素
子)、42はnpn形のトランジスタ(スイッチング素
子)、43a,43bは抵抗、44は設定回路、50は
nチャンネル形のMOSFET、51はシリコン基板、
63はゲート酸化膜、64はゲート電極、CHKは検査
設定端子である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/822 H01L 27/04 H01L 27/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成されたゲート酸化膜を
    有する電力用半導体素子と、前記半導体基板に一体に形
    成されゲートトリガ信号の入力に応じて電源電圧を定電
    圧素子により定電圧化したゲート駆動電圧に変換して前
    記電力用半導体素子のゲートに印加するゲート電圧印加
    回路とを有する電力用半導体装置において、 前記電力用半導体素子のゲート耐圧検査時に、前記電力
    用半導体素子のゲート端子に前記ゲート駆動電圧よりも
    高い検査電圧を印加する検査モードを設定するための検
    査モード設定端子と、 前記ゲート電圧印加回路の定電圧素子に直列に接続され
    たゲート検査電圧印加用定電圧素子と、 このゲート検査電圧印加用定電圧素子の両端子間に接続
    され、常にはオン状態とされてそのゲート検査電圧印加
    用定電圧素子を短絡状態とするように設けられ、前記検
    査モード設定端子に設定信号が与えられるとオフ状態と
    なってそのゲート検査電圧印加用定電圧素子を有効化す
    るスイッチング素子とを具備したことを特徴とする電力
    用半導体装置。
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