JP3353270B2 - 複写機におけるスタックレス両面連続複写方法 - Google Patents

複写機におけるスタックレス両面連続複写方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機における
スタックレス両面連続複写方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】複写機として両面複写を行うための循環搬
送経路において片面コピーが行われた後のコピー用紙を
スタックすることなく両面連続複写を行う機能(以下、
スタックレス両面連続複写機能という)を備えたものが
ある。このような複写機において、両面連続コピーを行
う場合には、コピー用紙が順次給紙され、給紙されたコ
ピー用紙に裏面コピーが順次行われる。裏面コピーが最
初に行われたコピー用紙が循環搬送経路上の所定の位置
(以下、循環可能枚数判別位置という)に達すると、循
環搬送経路上に搬送されているコピー用紙の枚数が、循
環搬送経路に滞留できるコピー枚数の最大値(以下、循
環可能枚数という)に達したと判別され、新たなコピー
用紙の給紙が停止せしめられる。
【0004】この後、裏面コピーが行われたコピー用紙
への表面コピーが順次行われる。そして、現在循環搬送
経路上に搬送されているコピー用紙の最終紙に対する表
面コピーが終了すると、給紙が再開されて同様な処理が
行われる。
【0005】循環可能枚数は、コピーサイズ、コピーモ
ード、給紙段等によって異なるので、循環可能枚数判別
位置もコピーサイズ、コピーモード、給紙段等によって
変化する。このため、循環搬送経路の予め定められた複
数の循環可能枚数判別位置に、コピー用紙検出センサが
設けられている。そして、コピーサイズ、コピーモー
ド、給紙段等に基づいて決定された循環可能枚数判別位
置に設けられたコピー用紙検出センサの出力に基づい
て、裏面コピーが最初に行われたコピー用紙が循環可能
枚数判別位置に達したか否かが判別される。
【0006】従来においては、循環搬送経路上に搬送さ
れているコピー用紙の枚数が、循環可能枚数に達したか
否かを判別するために複数のコピー用紙検出センサが必
要であるという問題がある。
【0007】そこで、本出願人は、次のような方法を開
発した(ただし、この方法は未公知であり、従来技術で
はない)。
【0008】両面コピーモード時においては、コピース
タート時に、コピーサイズ、コピーモードおよびコピー
用紙が給紙されるトレイの位置(給紙段)に基づいて、
循環搬送経路内に滞留できるコピー用紙枚数(以下、循
環可能枚数という)を決定する。
【0009】そして、指定されたコピー枚数(プリセッ
ト数)が循環可能枚数より多いときには、循環可能枚数
分だけ給紙トレイからコピー用紙を順次給紙し、循環搬
送経路におけるコピー用紙搬入地点から循環搬送経路内
に順次搬入させる。循環搬送経路内に循環可能枚数分の
コピー用紙が搬入されると、給紙動作を停止する。
【0010】循環可能枚数分のコピー用紙が搬入され
て、すべてのコピー用紙に対する最初の片面に対する転
写・定着(裏面コピー)が終了し、それらのコピー用紙
のうちの最終紙が循環搬送経路におけるコピー用紙搬入
地点を通過し終わった後の所定のタイミングで、給紙動
作を再開させる。
【0011】ところで、循環可能枚数分の給紙を順次行
っている途中において、給紙に失敗し、無給紙JAMが
発生したときには、所定時間経過後に再度給紙動作(給
紙リトライ動作)が行われる。このような給紙リトライ
動作が発生した場合には、当該循環可能枚数分の両面連
続複写サイクルでのコピースピード(単位時間当たりの
コピー枚数)が低下してしまう。
【0012】したがって、当該循環可能枚数分の両面連
続複写サイクルにおいて、循環搬送経路内に最初に算出
した循環可能枚数分のコピー用紙が滞留できなくなる可
能性がある。そうすると、当該循環可能枚数分の両面連
続複写サイクルにおいて、最初に給紙されかつ裏面コピ
ーが行われたコピー用紙と、その後に給紙されたコピー
用紙とが、循環搬送経路のコピー用紙搬入地点で重なっ
てしまいJAMが発生することがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、循環可能
枚数分の給紙を順次行っている途中において、無給紙J
AMが発生したときに、当該循環可能枚数分の両面連続
複写サイクルにおいて、最初に給紙されかつ裏面コピー
が行われたコピー用紙と、その後に給紙されたコピー用
紙とが、循環搬送経路のコピー用紙搬入地点で重なると
いったことを回避することができる複写機におけるスタ
ックレス両面連続複写方法を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明による複写機に
おけるスタックレス両面連続複写方法は、スタックレス
両面連続複写を行う際には、循環搬送経路内に滞留しう
るコピー用紙の枚数を、循環可能枚数として求める第1
ステップ、複写枚数残量が循環可能枚数より多い場合に
は、循環可能枚数分だけコピー用紙を順次給紙して、循
環可能枚数分のコピー用紙を循環搬送経路におけるコピ
ー用紙搬入地点から循環搬送経路内に順次搬入させる第
2ステップ、第2ステップにおいて循環搬送経路内に順
次搬入された各コピー用紙に対する最初の片面への複写
が終了した後、それらのコピー用紙の最終紙が、循環搬
送経路における上記搬入地点を通過し終わった後の所定
のタイミングで、次の両面連続複写サイクルを開始させ
るために給紙動作を再開させる第3ステップ、第2ステ
ップにおいて、無給紙JAMが発生したときには、給紙
リトライ動作が行われないように、給紙動作を停止させ
る第4ステップ、および第4ステップにおいて給紙動作
が停止せしめられるまでに循環搬送経路内に搬入された
各コピー用紙に対する最初の片面への転写が終了した
後、それらのコピー用紙の最終紙が、循環搬送経路にお
ける上記搬入地点を通過し終わった後の所定のタイミン
グで、次の両面連続複写サイクルを開始させるために給
紙動作を再開させる第5ステップを備えており、第1ス
テップは、単位時間当たりのコピー枚数をコピースピー
ドとして、コピーサイズおよびコピー用紙が給紙される
給紙部の位置の各組み合わせそれぞれに対するコピース
ピードが記憶された第1テーブルから、ユーザによって
設定されたコピーサイズおよびコピー用紙が給紙される
給紙部の位置の組み合わせに対応したコピースピード
を、第1コピースピードとして求めるステップ、コピー
サイズおよびコピーモードの各組み合わせそれぞれに対
するコピースピードが記憶された第2テーブルから、ユ
ーザによって設定されたコピーサイズおよびコピーモー
ドの組み合わせに対応したコピースピードを、第2コピ
ースピードとして求めるステップ、第1コピースピード
および第2コピースピードのうち、遅い方のコピースピ
ードを、第3のコピースピードとして求めるステップ、
ならびに第3のコピースピードに基づいて循環可能枚数
を求めるステップを備えていることを特徴とする。
【0015】コピーモードには、集約なしモードと少な
くとも1種類の集約モードとが含まれている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
【0017】図1は、デジタル複写機の全体的な構成を
示している。
【0018】デジタル複写機は、よく知られているよう
に、原稿供給部1、スキャナ部2、作像部3、定着ユニ
ット4、給紙トレイ5、6、7、8、手差トレイ9、用
紙搬送機構等を備えている。
【0019】原稿供給部1は、自動原稿送り装置(AD
F)から構成されている。スキャナ部2は、図示しない
照明ランプ、光学系、CCD、レーザユニット等を備え
ている。作像部3は、感光体ドラム31、帯電器(図示
略)、現像装置(図示略)、転写用放電器32、分離用
放電器33、クリーニング装置(図示略)および除電器
(図示略)等を備えている。
【0020】用紙搬送機構について説明する。各給紙ト
レイ5、6、7、8および、手差トレイ9ごとに、コピ
ー用紙を給紙するための給紙ローラ51、61、71、
81、91および給紙されたコピー用紙の重送を防止す
るためのさばきローラ対52、62、72、82、92
が設けられている。
【0021】最下段(第4段目)の給紙カセット5から
給紙されたコピー用紙は、第1〜第6の送りローラ対1
1〜16を介して、レジストローラ対17に送られる。
第3段目の給紙カセット6から給紙されたコピー用紙
は、第2〜第6の送りローラ対12〜16を介して、レ
ジストローラ対17に送られる。第2段目の給紙カセッ
ト7から給紙されたコピー用紙は、第3〜第6の送りロ
ーラ対13〜16を介して、レジストローラ対17に送
られる。最上段(第1段目)の給紙カセット8から給紙
されたコピー用紙は、第4〜第6の送りローラ対14〜
16を介して、レジストローラ対17に送られる。手差
トレイ9から給紙されたコピー用紙は、第6の送りロー
ラ対16を介して、レジストローラ対17に送られる。
【0022】レジストローラ対17に送られたコピー用
紙は、レジストローラ対17によって、感光体ドラム3
1の周囲の転写位置に送られて、感光体ドラム31上に
形成されたトナー顕像が転写され、その後、感光体ドラ
ム31から剥離される。感光体ドラム31から剥離され
たコピー用紙は、搬送ベルト18によって定着ユニット
4内の定着ローラ対19に送られ、コピー用紙に転写さ
れたトナー顕像がコピー用紙に定着される。
【0023】両面連続複写モード時においては、最初の
片面に対する転写が行われたコピー用紙(裏面転写が行
われたコピー用紙)は、定着ローラ対19を通過した
後、分離爪101によって、第7の送りローラ対20側
に送られ、第7の送りローラ対20および第8の送りロ
ーラ対21によって、方向転換部22に送られる。方向
転換部22に送られたコピー用紙は、前寄ローラ23に
よって、第9の送りローラ対24側に送られ、第9〜第
12の送りローラ対24、25、26、27によって、
第5の送りローラ対15に送られる。
【0024】そして、第5および第6の送りローラ対1
5、16ならびにレジストローラ対17によって、感光
体ドラム31の周囲の転写位置に送られて、次の片面に
対する転写が行われる。次の片面に対する転写が行われ
たコピー用紙(表面転写が行われたコピー用紙)は、定
着ローラ対19を通過した後、分離爪101によって、
排出ローラ対102側に送られ、排出ローラ対102に
よって搬出トレイ103上に排出される。
【0025】この明細書においては、第5および第6の
送りローラ対15、16、レジストローラ対17、搬送
ベルト18、定着ローラ対19、第7の送りローラ対2
0、第8の送りローラ対21、方向転換部22、前寄ロ
ーラ23および第9〜第12の送りローラ対24、2
5、26、27によってコピー用紙が搬送され経路を
循環搬送経路と呼ぶことにする。
【0026】また、循環搬送経路におけるコピー用紙搬
入地点とは、給紙されたコピー用紙が循環搬送経路に搬
入される地点をいい、給紙トレイ5、6、7、8のいず
れかからコピー用紙が給紙される場合には、図1のPA
で示す地点を指し、手差トレイ9からコピー用紙が給紙
される場合には、図1のPBで示す地点を指す。
【0027】このデジタル複写機では、両面連続複写モ
ード時においては、コピースタートボタンが押される
と、コピー動作を開始する前に、コピーサイズ、コピー
モードおよびコピー用紙が給紙されるトレイの位置(給
紙段)に基づいて、1分間当たりのコピー枚数(以下、
コピースピードという)を算出し、算出されたコピース
ピードに基づいて、循環搬送経路内に滞留できるコピー
用紙枚数(以下、循環可能枚数という)が決定される。
【0028】そして、指定されたコピー枚数(プリセッ
ト数)が、循環可能枚数より多いときには、次のような
制御が行われる。つまり、循環可能枚数分だけ給紙トレ
イ(または手差トレイ)からコピー用紙が順次給紙さ
れ、循環搬送経路におけるコピー用紙搬入地点から循環
搬送経路内に順次搬入される。循環搬送経路内に循環可
能枚数分のコピー用紙が搬入されると、つまり、給紙さ
れた循環可能枚数分のコピー用紙のうちの最終紙が循環
搬送経路内に搬入されると、給紙動作が停止せしめられ
る。
【0029】給紙動作を停止させるタイミングは、たと
えば、次のようにして決定される。第5の送りローラ対
15と第6の送りローラ対16との間であって、地点P
Bよりコピー用紙搬送方向下流側にコピー用紙検出器2
00を設ける。そして、コピー用紙検出器200の検出
信号に基づいて、循環搬送経路内に搬入されたコピー用
紙枚数をカウンタによってアップカウントし、カウンタ
のカウント値が循環可能枚数分に達したときに、給紙動
作を停止させる。
【0030】循環可能枚数分のコピー用紙が搬入され
て、すべてのコピー用紙に対する最初の片面に対する転
写・定着(裏面コピー)が終了し、それらのコピー用紙
のうちの最終紙が循環搬送経路におけるコピー用紙搬入
地点を通過し終わった後の所定のタイミングで、次の両
面連続複写サイクルを開始させるために給紙動作が再開
せしめられる。この際、残りのコピー枚数(複写枚数残
量)が循環可能枚数より多いときには、上記と同様な制
御が行われる。
【0031】給紙動作を再開するタイミングは、たとえ
ば次のようにして決定される。つまり、給紙動作が停止
された時には、上記カウンタのカウンタ値は、循環可能
枚数と等しい値となっている。そこで、給紙動作が停止
された後において、コピー用紙検出器200によってコ
ピー用紙(この場合には、裏面コピーが行われているコ
ピー用紙)の後端が検出される毎に、上記カウンタのカ
ウント値を1ずつダウンカウントする。そして、上記カ
ウンタのカウント値が0になったときに、給紙動作を再
開させる。
【0032】なお、循環可能枚数分の給紙を行っている
途中において、給紙に失敗し、無給紙JAMが発生した
ときには、所定時間経過後に再度給紙動作(給紙リトラ
イ動作)が行われる。このような給紙リトライ動作が発
生した場合には、当該循環可能枚数分の両面連続複写サ
イクルでのコピースピード(単位時間当たりのコピー枚
数)が低下してしまう。
【0033】したがって、当該循環可能枚数分の両面連
続複写サイクルにおいて、循環搬送経路内に最初に算出
した循環可能枚数分のコピー用紙が滞留できなくなる可
能性がある。そうすると、当該循環可能枚数分の両面コ
ピーサイクルにおいて、最初に給紙されかつ裏面コピー
が行われたコピー用紙と、その後に給紙されたコピー用
紙とが、循環搬送経路のコピー用紙搬入地点で重なって
しまいJAMが発生することがある。
【0034】そこで、ある両面連続複写サイクルにおい
て、無給紙JAMが発生した場合には、給紙リトライ動
作が行れわないように、給紙動作を停止する。そして、
それまでに給紙されたコピー用紙に対する最初の片面に
対するコピー(裏面コピー)が終了した後、それらのコ
ピー用紙のうちの最終紙が循環搬送経路のコピー用紙搬
入地点を通過し終わった後の所定のタイミングで給紙動
作を再開させる。
【0035】無給紙JAMが発生し、給紙動作が停止せ
しめられた後において、給紙動作を再開するタイミング
は、たとえば次のようにして決定される。つまり、無給
紙JAMが発生したときには、上記カウンタのカウンタ
値は、当該両面コピーサイクルにおいて、無給紙JAM
が発生した時点まで給紙されたコピー用紙の枚数と等し
い値となっている。そこで、無給紙JAMが発生した後
において、コピー用紙検出器200によってコピー用紙
(この場合には、裏面転写が行われているコピー用紙)
の後端が検出される毎に、上記カウンタのカウント値を
1ずつダウンカウントする。そして、上記カウンタのカ
ウント値が0になったときに、給紙動作を再開させる。
【0036】図2は、循環可能枚数の算出方法の一例を
示している。
【0037】まず、給紙段およびコピーサイズに基づい
て、第1コピースピードAが求められる(ステップ
1)。つまり、図3に示すように、給紙段およびコピー
サイズの各組み合わせに対するコピースピードが予め求
められて、第1コピースピードテーブルとして記憶装置
に記憶されている。そして、第1コピースピードテーブ
ル内のコピースピードのうち、ユーザによって設定され
たコピーサイズおよびコピー用紙が給紙されるトレイの
位置(給紙段)の組み合わせに対応したコピースピード
が第1コピースピードAとして求められる。
【0038】次に、コピーサイズおよびコピーモードに
基づいて、第2コピースピードBが求められる(ステッ
プ2)。つまり、図4に示すように、コピーサイズおよ
びコピーモードの各組み合わせに対するコピースピード
が予め求められて、第2コピースピードテーブルとして
記憶装置に記憶されている。そして、第2コピースピー
ドテーブル内のコピースピードのうち、ユーザによって
設定されたコピーサイズおよびコピーモードの組み合わ
せに対応したコピースピードが第2コピースピードBと
して求められる。
【0039】なお、図4において、集約2 in 1とは、2
枚の原稿を1枚のコピー用紙にコピーするモードをい
い、集約4 in 1とは、4枚の原稿を1 枚のコピー用紙に
コピーするモードをいう。
【0040】次に、第1コピースピードAと第2コピー
スピードBとのうち、遅い方がコピースピードSPEED と
して決定される( ステップ3)。
【0041】決定されたコピースピードSPEED と複数の
閾値とに基づいて、循環可能枚数DUP _ CNTが求められ
る(ステップ4)。具体的には、次の数式1に基づいて
循環可能枚数DUP _ CNTが求められる。
【0042】
【数1】
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、 この発明は、循環
可能枚数分の給紙を順次行っている途中において、無給
紙JAMが発生したときに、当該循環可能枚数分の両面
連続複写サイクルにおいて、最初に給紙されかつ裏面コ
ピーが行われたコピー用紙と、その後に給紙されたコピ
ー用紙とが、循環搬送経路のコピー用紙搬入地点で重な
るといったことを回避することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル複写機の構成を示す概略構成図であ
る。
【図2】循環可能枚数の算出方法の一例を示すフローチ
ャートである。
【図3】給紙段およびコピーサイズの各組み合わせに対
するコピースピードの関係を記憶した第1コピースピー
ドテーブルを示す模式図である。
【図4】コピーサイズおよびコピーモードの各組み合わ
せに対するコピースピードの関係を記憶した第2コピー
スピードテーブルを示す模式図である。
【符号の説明】
5、6、7、8 給紙カセット 9 手差トレー 51、61、71、81、91 給紙ローラ 52、62、72、82、92 さばきローラ対 11〜16、20、21、24、25、26、27 送
りローラ対 17 レジストローラ対 18 搬送ベルト 19 定着ローラ対 23 前寄ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−81866(JP,A) 特開 平7−287425(JP,A) 特開 平2−287462(JP,A) 特開 平4−36766(JP,A) 特開 平5−53393(JP,A) 特開 平2−110087(JP,A) 特開 昭62−284368(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 106 G03G 21/14 G03G 21/00 370 - 502 G03G 15/00 510 - 518 B65H 85/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタックレス両面連続複写を行う際に
    は、循環搬送経路内に滞留しうるコピー用紙の枚数を、
    循環可能枚数として求める第1ステップ、 複写枚数残量が循環可能枚数より多い場合には、循環可
    能枚数分だけコピー用紙を順次給紙して、循環可能枚数
    分のコピー用紙を循環搬送経路におけるコピー用紙搬入
    地点から循環搬送経路内に順次搬入させる第2ステッ
    プ、 第2ステップにおいて循環搬送経路内に順次搬入された
    各コピー用紙に対する最初の片面への複写が終了した
    後、それらのコピー用紙の最終紙が、循環搬送経路にお
    ける上記搬入地点を通過し終わった後の所定のタイミン
    グで、次の両面連続複写サイクルを開始させるために給
    紙動作を再開させる第3ステップ、 第2ステップにおいて、無給紙JAMが発生したときに
    は、給紙リトライ動作が行われないように、給紙動作を
    停止させる第4ステップ、および第4ステップにおいて
    給紙動作が停止せしめられるまでに循環搬送経路内に搬
    入された各コピー用紙に対する最初の片面への転写が終
    了した後、それらのコピー用紙の最終紙が、循環搬送経
    路における上記搬入地点を通過し終わった後の所定のタ
    イミングで、次の両面連続複写サイクルを開始させるた
    めに給紙動作を再開させる第5ステップを備えており、 第1ステップは、 単位時間当たりのコピー枚数をコピースピードとして、
    コピーサイズおよびコピー用紙が給紙される給紙部の位
    置の各組み合わせそれぞれに対するコピースピードが記
    憶された第1テーブルから、ユーザによって設定された
    コピーサイズおよびコピー用紙が給紙される給紙部の位
    置の組み合わせに対応したコピースピードを、第1コピ
    ースピードとして求めるステップ、 コピーサイズおよびコピーモードの各組み合わせそれぞ
    れに対するコピースピードが記憶された第2テーブルか
    ら、ユーザによって設定されたコピーサイズおよびコピ
    ーモードの組み合わせに対応したコピースピードを、第
    2コピースピードとして求めるステップ、 第1コピースピードおよび第2コピースピードのうち、
    遅い方のコピースピードを、第3のコピースピードとし
    て求めるステップ、ならびに 第3のコピースピードに基
    づいて循環可能枚数を求めるステップ、 を備えていることを特徴とする スタックレス両面連続複
    写方法。
  2. 【請求項2】 コピーモードには、集約なしモードと少
    なくとも1種類の集約モードとが含まれていることを特
    徴とする請求項1に記載の複写機におけるスタックレス
    両面連続複写方法。
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