JP3353145B2 - パチンコ機の画像表示装置 - Google Patents

パチンコ機の画像表示装置

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JP3353145B2
JP3353145B2 JP16550299A JP16550299A JP3353145B2 JP 3353145 B2 JP3353145 B2 JP 3353145B2 JP 16550299 A JP16550299 A JP 16550299A JP 16550299 A JP16550299 A JP 16550299A JP 3353145 B2 JP3353145 B2 JP 3353145B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発射球が特定の領域を
することに基いて所定の識別情報を表示するパチンコ機
の画像表示装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機には所定条件が満足されたと
き、発射装置によって遊技盤に打ち出されたパチンコ球
(以下、発射球という)の入賞確率が一定時間だけ拡大
し、その条件をパチンコ機の動作に依存させる機種があ
る。このような機種には、いわゆる第1種および第3種
と呼ばれるパチンコ機があり、このような機種にはパチ
ンコ機の画像表示装置を設けたものがある。
【0003】このパチンコ機の画像表示装置は、たとえ
ば複数種の識別情報を表示する可変表示装置を有し、発
射球が遊技盤面に設けられた始動入賞口または特定の領
域に入賞または通過すると、所定の変動表示時間だけ複
数種の識別情報を変動表示させることによってゲームが
開始される。
【0004】このゲーム開始から所定時間が経過する
と、識別情報の変動表示は停止され、この停止に基いて
可変表示装置はいずれかの識別情報を特別識別情報とし
て所定の停止表示時間だけ停止表示する。この特別識別
情報が予め定められた特定のものである場合、可変入賞
球装置が動作されて遊技者に有利な権利を発生させる。
識別情報は数字、文字、絵および記号などからなるもの
が主流である。
【0005】また可変表示装置とは異なる普通図柄表示
装置を遊技盤に別個に設け、さらに始動入賞口とは異な
る普通始動ゲート(または普通始動入賞口)を遊技盤に
設け、この普通始動ゲートへのパチンコ球の通過(また
は入賞)に基いて普通図柄表示装置を動作させることに
より、上記ゲームとは異なる普通ゲームを開始させる機
種がある。
【0006】この普通ゲームは普通始動ゲートへの入賞
に基いて所定の普通変動時間だけ複数種の普通識別情報
を変動表示させることによって開始される。上記普通変
動時間の経過後、いずれかの普通識別情報が普通図柄表
示装置に所定時間停止表示され、停止表示された普通識
別情報が特定の普通識別情報であった場合、いわゆる電
動チューリップなどからなる普通電動役物が所定時間動
作されて遊技者に有利な権利を発生させる。
【0007】このように複数種のゲートへの通過に応じ
て互いに異なる可変入賞球装置および普通電動役物のい
ずれかの動作によって権利を行使できるので、遊技者に
遊技変化がもたらせられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように遊技変化を
もたらせることができるものの、遊技盤には可変表示装
置および普通図柄表示装置すなわち複数種の表示装置が
設けられていることから、表示装置の構成の簡素化を図
ることが困難になる。これにより表示装置のコストアッ
プ抑止が困難になるだけでなく、各表示装置に接続され
る信号線の低減が図れないことから作業性の低下を招
く。
【0009】そこで本発明は表示装置を増設することな
く、ゲーム時には遊技変化に富んだパチンコ機の画像表
示装置の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1に記載された発明は、複数の表
示面に分割され、各分割表示面単位で表示制御される単
一のLCDカラーパネルを有した可変表示装置と、遊技
盤上に打ち出された発射球が入賞可能な第1領域および
第2領域と、所定の条件の成立に基づいて遊技者に有利
な権利が発生し、発射球を受け入れ易い開放状態に変化
する普通電動役物および可変入賞球装置を備え、前記第
1領域への遊技球の入賞に基づいて複数の数字あるいは
文字からなる識別情報が、前記LCDカラーパネルの所
定の分割表示面に変動表示および停止表示され、該停止
表示された識別情報が予め定められた大役識別情報であ
ることを条件として前記可変入賞球装置が前記開放状態
に変化する特別ゲームと、前記第2領域ヘの遊技球の入
賞に基づいて複数の数字からなる普通識別情報が前記L
CDカラーパネルの前記所定の分割表示面とは異なる分
割表示面に変動表示および停止表示され、該停止表示さ
れた普通識別情報が予め定められた小役識別情報である
ことを条件として前記普通電動役物が前記開放状態に変
化する普通ゲームを実施可能であり、前記特別ゲームと
普通ゲームとはそれぞれ独立して実施されるパチンコ機
の画像表示装置において、前記特別ゲームと普通ゲーム
のいずれも実施されていないときには、デモンストレー
ション画面あるいはメッセージ画面からなる一般情報が
前記LCDカラーパネル全体に表示され、前記普通ゲー
ムのみが実施されているときには、前記一般情報が前記
普通識別情報の表示されている分割表示面以外の分割表
示面に表示され、前記特別ゲームのみが実施されている
ときには、前記識別情報のみが前記識別情報が表示され
る分割表示面に表示され、前記特別ゲームと普通ゲーム
が作動しているときには、前記識別情報および普通識別
情報がそれぞれの前記表示される分割表示面に並行して
同時に表示されることを特徴とするものである。
【0011】また、請求項2に記載された発明は、請求
項1に記載された発明において、前記識別情報が表示さ
れる分割表示面の大きさは前記普通識別情報が表示され
る分割表示面の大きさよりも大きく設けられ、前記普通
識別情報が表示される分割表示面に予め定められた前記
小役識別情報が停止表示されたときには、前記普通電動
役物が開放状態となっている期間、前記小役識別情報は
前記普通識別情報が表示される分割表示面に停止表示さ
れ、前記小役識別情報以外の普通識別情報が停止表示さ
れたときには、前記普通電動役物は閉止状態で、且つ前
記普通識別情報の表示は消去されることを特徴とするも
のである。
【0012】
【0013】
【作用】このような構成としたことにより、表示制御回
路は、第1の可変入賞球装置の入賞態様変化に関与する
特別ゲームの特別識別情報を、表示器の分割表示面のい
ずれかに停止表示し、かつ、第2の可変入賞球装置の入
賞態様変化に関与する普通ゲームの普通識別情報を、同
一の表示器の特別識別情報が表示されていない分割表示
面のいずれかに停止表示する。
【0014】また、表示制御回路は、特別ゲームと普通
ゲームのそれぞれの識別情報を、同一の表示器に同時に
表示するように制御している。
【0015】表示器を液晶表示素子から構成し、消費電
力および設置空間の省力化を図っている。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基いて詳
細に説明する。図1ないし図3は本発明に係るパチンコ
機の画像表示装置の要部構成を表わしており、1は表示
器としての可変表示装置を示し、2は可変表示装置1の
一部を構成するLCDカラーパネル(LCD表示素子)
を示している。
【0017】可変表示装置1は図1および図3に示した
パチンコ機3の遊技盤4面のほぼ中央部に配置され、遊
技客がパチンコ機3の前に着座または起立した状態で、
LCDカラーパネル2の表示内容を明瞭に認識できるよ
うに、明視方向を上方から下方(12H)に設定してい
る。
【0018】本実施例において可変表示装置1は、複数
種のゲームが可能で、これらを特別ゲームと普通ゲーム
と名づけ、後述することにする。これらのゲームがなさ
れていない場合においては識別情報とは異なるデモンス
トレーション (以下、デモという) 画面および各種メッ
セージを動画または静止画で表示する。
【0019】LCDカラーパネル2はおよそ10万画素
を備え、各画素は、光の三原色としての赤、緑および青
がそれぞれ2ドットづつ備えられ、合計6ドットで形成
されている。
【0020】各画素は、それぞれ図2のビデオ制御回路
5によって4096種の色調の中から任意の8種類が表
示可能になっている。これにより可変表示装置1は、8
種類の異なる色彩を組合せることにより、視覚変化に富
んだ静止画または動画を構成できる。
【0021】また可変表示装置1のLCDカラーパネル
2がLCD表示素子を主構成とするので、外形はブラウ
ン管で構成した場合と比較して小さく、しかも消費電力
がブラウン管およびLED表示素子と比較して小さい。
【0022】このため可変表示装置1の設置空間および
消費電力の省力化は容易に図られ、またドットマトリク
ス表示器であることから、7セグメントなど、特定の図
柄のみが表示できる機種と比較して、より綿密な静止画
または動画を表示できる。
【0023】また可変表示装置1は図1に示す遊技盤4
の天入賞口6の直下に配置され、LCDカラーパネル2
は、図2に示す表示制御回路としてのビデオ制御回路5
によって制御されている。
【0024】LCDカラーパネル2の表示面は図1およ
び図3の破線で示すように、右中左および上中下にそれ
ぞれ3分割すなわち3行3列の合計9分割され、各分割
表示面イ〜リはビデオ制御回路5によって各分割表示面
イ〜リ単位で表示制御される。この分割表示面イないし
分割表示面リの境界を示す破線は便宜上示されたもの
で、実際には目視できない。
【0025】各分割表示面イ〜リには主に識別情報およ
び一般情報が各々動画または静止画で表示される。一般
情報は識別情報と異なる表示で、本実施例における一般
情報はデモ画面と、各種のメッセージ画面とで構成され
ている。
【0026】本実施例では特別ゲーム中、「0〜9」の
数字と「A〜H」の大文字アルファベットとが識別情報
として各分割表示面イ〜ヘに表示される。他方、特別ゲ
ーム中でなく、かつ、普通ゲーム中でない場合に一般情
報が図5に示すように分割表示面イ〜リの全体にわたっ
て表示される。
【0027】一般情報には、権利およびエラーが発生し
た旨、権利の行使回数、権利の継続が決定した旨および
権利が終了した旨などがある。また分割表示面イ〜リの
表示内容はパチンコ遊技の進行に応じて変動し、いずれ
かの特別識別情報は各分割表示面イ〜ヘに対して1つず
つ割り当てられる(図4ないし図9参照)。
【0028】可変表示装置1の下方には第1領域として
の始動入賞口7が、また可変表示装置1の両側には一対
の始動入賞口8,8が配設され、始動入賞口7の下方に
は第2領域としての普通始動ゲート9が配設されてい
る。
【0029】始動入賞口7はいわゆる電動チューリップ
(ホタルチュー)からなり、一対の始動入賞口8,8は
ともに通常の入賞口と同様な構成を備えている。いずれ
の始動入賞口7,8にも、図1に示す特別図柄始動入賞
球検出スイッチ10,10,10が設けられ、発射球の入賞に基
いて検出信号が特別図柄始動入賞球検出回路11に入力さ
れる。始動入賞口7,8のいずれかに入賞した発射球を
始動入賞球いう。
【0030】この検出信号は特別図柄始動入賞球検出回
路11からインタフェイス回路12を介してMPU13に入力
される。MPU13は可変表示装置1のインタフェイス回
路14を介してビデオ制御回路5に対して交信可能に接続
されており、始動入賞口7,8への入賞を検出できる。
【0031】これにより始動入賞口7,8への入賞に基
いて可変表示装置1はMPU13からの制御信号に基き、
ビデオ制御回路5によって特別ゲームを始動させる。特
別ゲームは、いわゆる第1種パチンコ遊技で、いずれか
の始動入賞口7,8への入賞に基いて特別ゲームが開始
されると、ビデオ制御回路5は複数種の識別情報を図1
中、上方から下方にスクロールする動画をLCDカラー
パネル2に表示する。
【0032】上記動画が予め定められた変動表示時間だ
け継続されると、変動表示は停止され、複数種の識別情
報の中からいずれかの特別識別情報がビデオ制御回路5
により、所定の停止表示時間だけ分割表示面イ〜ヘのい
ずれかに停止表示される。
【0033】このLCDカラーパネル2に表示されてい
る特別識別情報が特定の識別情報である場合、遊技者に
有利な権利が発生する。この権利の行使については後述
することにする。
【0034】なお遊技者に有利な権利を発生させる特定
の特別識別情報は、以下、「大役識別情報」といい、本
実施例では分割表示面イ,ロ,ハまたは分割表示面ニ,
ホ,ヘに停止表示された各々の特別識別情報が3桁とも
すべて同一である場合に大役識別情報という。
【0035】普通始動ゲート9には普通図柄始動球検出
スイッチ15が設けられ、普通図柄始動球検出スイッチ15
には普通図柄始動球検出回路16が接続されている。そし
て発射球が普通始動ゲート9を通過すると、普通図柄始
動球検出スイッチ15および普通図柄始動球検出回路16か
ら、特別ゲームと同様にインタフェイス回路12、MPU
13およびインタフェイス回路14を介し、その旨がビデオ
制御回路5によって検出される。
【0036】この普通始動ゲート9の通過に基いて、可
変表示装置1はMPU13からの制御信号に基き、ビデオ
制御回路5によって普通ゲームを分割表示面チにおいて
開始させる。なお特別図柄始動入賞球検出スイッチ10お
よび普通図柄始動球検出スイッチ15は、それぞれ周知の
近接スイッチからなるものである。
【0037】普通ゲームは、まず発射球が普通始動ゲー
ト9を通過すると、普通図柄始動球検出スイッチ15は通
過した発射球を検出し、図11および図12のに示すよう
に発射球の検出信号を普通図柄始動球検出回路16、イン
タフェイス回路12、MPU13およびインタフェイス回路
14を介してビデオ制御回路5に入力する。
【0038】これによりビデオ制御回路5はMPU13か
らの制御信号に基き、図10に示すように分割表示面チに
普通識別情報として「0〜9」の10種類の数字のいず
れかを表示し、所定時間毎に表示中の数字とは異なる数
字を表示する。
【0039】これを普通識別情報の変動表示といい、上
述したいずれかの普通識別情報を表示する時間は、目視
確認が不能な程度に短く定められている。しかしながら
これに限定されるものではなく、普通識別情報を表示す
る時間は目視可能な時間に定めてもよい。
【0040】そして上述した普通識別情報の変動表示が
予め定められた変動表示時間だけ継続されると、普通識
別情報の変動表示は停止され、複数種の普通識別情報の
中からいずれかがMPU13からの制御信号に基いてビデ
オ制御回路5により、所定の停止表示時間だけ分割表示
面チに停止表示される。
【0041】普通識別情報がビデオ制御回路5によって
分割表示面チに停止表示され、それが予め定められた特
定の普通識別情報である場合、遊技者に有利な権利を発
生させるため、図2に17で示す普通電動役物が起動され
る。このような普通識別情報を「小役識別情報」とい
い、本実施例では小役識別情報を「3」および「7」に
定めている。
【0042】普通電動役物17は始動入賞口7、普通電動
役物ソレノイド18およびソレノイド駆動回路19からなる
ものである。普通電動役物ソレノイド18はソレノイド駆
動回路19によって励磁・解磁され、ソレノイド駆動回路
19はMPU13によって制御される。
【0043】始動入賞口7は上述したように電動チュー
リップからなり、普通電動役物ソレノイド18が励磁され
たとき、始動入賞口7は発射球を受け入れ易くするため
に図1の実線で示すように開放される。これにより遊技
者に有利な権利が発生し、発射球を始動入賞口7に狙打
ちすることによって上記権利を行使できる。
【0044】これに対し、普通電動役物ソレノイド18が
解磁されたとき、始動入賞口7は図1の破線で示すよう
に閉止され、1球分の発射球を受け入れ可能な状態にな
る。普通電動役物ソレノイド18は通常時にあっては解磁
されている。
【0045】なお本実施例では第1領域を始動入賞口
7,8で構成し、第2領域を普通始動ゲート9で構成し
た場合を説明したがこれに限定されるものではなく、た
とえば第1領域を発射球が通過可能なゲートで構成した
り、第2領域を入賞口で構成するようにしてもよい。い
ずれの場合でも第1領域および第2領域には特別図柄始
動入賞球検出スイッチ10および普通図柄始動球検出スイ
ッチ15が設けられる。
【0046】図2に戻り、可変表示装置1はLCDカラ
ーパネル2およびビデオ制御回路5のほかに、キャラク
タジェネレータROM(以下、C-G.ROMという)20お
よびビデオRAM21を備えている。
【0047】MPU13は、ROM22に格納されたパチン
コ機3の制御プログラムおよび各種データ(ともに図示
省略)に基いてパチンコ機3の各部を制御する。上述し
た特別ゲームおよび普通ゲームの手順はROM22に格納
されている。
【0048】この制御の際にMPU13は各命令を実行す
るために各データ、演算値および命令をRAM23に一時
的に格納する。なおMPU13は時計機能を備えており、
MPU13にはリセット回路24、クロック回路25、分周回
路26、電源回路27が接続されている。
【0049】リセット回路24はMPU13を初期状態にす
るためのもので、リセット回路24には電源リセット回路
28が接続され、電源回路27から電力が供給される際にリ
セット回路24に連動してMPU13を必ず初期状態にす
る。クロック回路25はMPU13に基本クロックパルス信
号を供給し、MPU13は基本クロックパルス信号に基い
て上記制御プログラムを所定タイミングで実行する。
【0050】クロック回路25が発生させる基本クロック
パルス信号の周期は、8MHzないし10MHz程度で
あり、基本クロックパルス信号はクロック回路25から分
周回路26に入力されている。電源回路27はパチンコ機3
の各部に電力を供給するものであるが、各部への電力供
給手段は、図示が省略されている。
【0051】ビデオ制御回路5はMPU13から入力され
る命令に基いてLCDカラーパネル2の表示制御すなわ
ち走査制御をするためのもので、LCDカラーパネル2
をドライブするための回路が内蔵されている。
【0052】またLCDカラーパネル2に表示される各
種キャラクタのデータは、各分割表示面イ〜リ単位でC-
G.ROM20に予め格納され、ビデオ制御回路5はC-G.R
OM20に格納された各種キャラクタのデータに基いて、
LCDカラーパネル2を各分割表示面イ〜リ単位で表示
制御する。
【0053】さらに詳しくいえばC-G.ROM20に格納さ
れているデータは、識別情報の変動表示用の動画素材デ
ータ、特別識別情報の各静止画素材データ、識別情報の
リーチ状態に係る識別情報の停止表示用素材データ(以
下、リーチ状態停止素材データという)、権利の発生お
よび行使に相当する大役処理(後述)の継続回数静止画
素材データ、権利表示画像データとしての大役キャラク
タデータ、普通識別情報の変動表示に係る表示順序に係
るデータ、各種デモ用の静止画素材データ、同動画素材
データ、各種メッセージ(大役発生表示、大役処理中表
示、権利継続決定表示、権利終了表示およびエラー表示
など)用静止画素材データ、同動画素材データ、色彩に
係るデータおよび輝度に係るデータである。
【0054】識別情報の変動表示用の動画素材データは
特別ゲームの開始に伴って、識別情報を変動表示させる
ためのデータ、特別識別情報の静止画素材データはいず
れかの識別情報を停止表示させる際に使用されるデータ
である。
【0055】リーチ状態停止素材データは特別ゲーム
中、LCDカラーパネル2における分割表示面イおよび
分割表示面ロ、または、分割表示面ニおよび分割表示面
ホの各停止図柄データが一致した場合、その旨を報知表
示するためのものである。
【0056】その手段としてビデオ制御回路5は後述す
るリーチ信号の発生に基いてC-G.ROM20からリーチ状
態停止素材データを読み出し、このデータと、リーチし
ているいずれかの分割表示面イ〜ヘのデータといれかえ
たり、またはリーチしているいずれかの分割表示面イ〜
ヘの色彩または輝度を所定のタイミングで周期的に変更
する。このようなリーチ状態の表示形態を以下、ブリン
ク表示ということにする。
【0057】これによりMPU13はリーチ状態を遊技者
に報知表示することができ、同時に遊技盤4に設けられ
たランプ29を図示を省略したドライバを介して点灯また
は点滅することにより、遊技者にリーチ状態を光で報知
表示する。これと同時に電子音発生回路30を介してスピ
ーカ45からを効果音を発生させることにより、リーチ状
態を遊技者に音で報知表示できる。
【0058】大役キャラクタデータは特別ゲームに基く
権利の発生時に使用されるもので、特定状態静止画素材
データと大役静止画素材データとからなる。特定状態静
止画素材データは権利発生の旨を表示するためのもの
で、大役静止画素材データは大役処理中に遊技変化をも
たらせるための装飾を主目的としている。
【0059】図1および図2において、31は周知の始動
記憶数表示器で、始動記憶数表示器31は図2の表示器駆
動回路32によって、また表示器駆動回路32はMPU13に
よってそれぞれ制御される。表示器駆動回路32はMPU
13から入力される制御信号に基いて後述する複数の各表
示器を表示制御する。
【0060】始動記憶数表示器31は図示を省略した4個
の上記LEDからなり、表示器駆動回路32によってドラ
イブされ、表示器駆動回路32はMPU13にインタフェイ
ス回路12を介して接続されている。特別ゲーム中いいか
えれば可変表示装置1の変動表示中に1球の始動入賞球
があった場合、MPU13は特別図柄始動入賞球検出スイ
ッチ10を介して変動表示中の始動入賞球を検出し、イン
タフェイス回路12を介して表示器駆動回路32に検出信号
を入力する。
【0061】こののち表示器駆動回路32は始動記憶数表
示器31の上記LEDのうちのいずれか1つを点灯させ、
特別ゲーム中に合計2球の始動入賞球があった場合には
上記LEDのうちの合計2つを点灯させ、以下同様に合
計3球の場合には3つを、さらに特別ゲーム中に合計4
球の始動入賞球があった場合に上記LEDのすべてを点
灯させる。
【0062】なお表示器駆動回路32は特別ゲーム中でな
い場合と、特別ゲーム中であって可変表示装置1に識別
情報が変動表示中に始動入賞球がない場合、いずれの上
記LEDも点灯させない。また特別ゲーム中に合計で5
球の始動入賞球があり、これにより上記LEDのすべて
が点灯しているときに、第6球目またはそれ以降に始動
入賞球があっても、上記LEDの点灯状態に変化はな
い。
【0063】始動記憶数表示器31の点灯動作中、1回の
特別ゲームが終了する度に表示器駆動回路32によって始
動記憶数表示器31のLEDは順次1つづつ消灯される。
また上述した上記LEDの点灯または消灯は、権利発生
の有無に依存せず、特別ゲームおよび普通ゲームは互い
に無関係に進行される。
【0064】インタフェイス回路12はパチンコ機3の各
部とMPU13との電気的整合を図るためのもので、また
インタフェイス回路14は可変表示装置1とMPU13との
電気的整合を図るためのものである。インタフェイス回
路12には表示器駆動回路32のほか、継続入賞球検出回路
33、入賞球数検出回路34および可変入賞球装置35が接続
されている。
【0065】継続入賞球検出回路33には継続入賞球検出
スイッチ36が接続され、継続入賞球検出スイッチ36は可
変入賞球装置35の図2に示す大入賞口37内に設けられた
継続入賞口(図示省略)に取り付けられている。
【0066】継続入賞球検出スイッチ36は大入賞口37へ
の入賞球を検出したとき、すでに実行中の大役処理を継
続させるためのもので、上記継続入賞口に入賞したと
き、継続入賞球の検出信号をインタフェイス回路12を介
してMPU13に入力する。
【0067】入賞球数検出回路34は、発射球が大入賞口
37に入賞したときに、入賞球の検出信号をインタフェイ
ス回路12を介してMPU13に入力するためのもので、大
入賞口37内には入賞球数検出スイッチ38を設けている。
【0068】MPU13は入賞球数検出スイッチ38によっ
て検出された大入賞口37へのすべての入賞球数をカウン
トし、カウント数は、「7セグメント」LED表示素子
からなる入賞球数表示器39によって表示される。なおL
EDおよびランプのドライバ回路の図示は省略されてい
る。
【0069】上述した継続入賞球検出スイッチ36および
入賞球数検出スイッチ38は周知の近接スイッチからな
り、発射球が各スイッチ36,38のいずれかに近接したと
きに所定の信号を発生させる。
【0070】MPU13には図示を省略した無限カウンタ
(または乱数表)が特別ゲームおよび普通ゲームについ
て各々備えられ、始動入賞口7への入賞タイミングおよ
び普通始動ゲート9への通過タイミングに応じ、MPU
13は各々の無限カウンタに基いて特別識別情報および普
通識別情報に相当する停止図柄データを選択する。
【0071】MPU13によって選択された停止図柄デー
タは、この停止図柄データに応じた制御信号がMPU13
からインタフェイス回路14を介してビデオ制御回路5に
入力される。
【0072】そして詳細は後述するが始動入賞口7への
入賞に基いて、ビデオ制御回路5はLCDカラーパネル
2に識別情報を所定時間変動表示したのち、左行から右
行にかけて順次停止図柄データに相当する特別識別情報
を表示する。
【0073】そして大役識別情報が表示されている場
合、可変表示装置1の下方に配置された可変入賞球装置
35を、大役処理として駆動制御することにより、閉鎖し
ている大入賞口(図1および図3参照)37を継続的に開
放させる。
【0074】他方、特別識別情報が大役識別情報でない
場合、MPU13はつぎの特別ゲームが開始されることを
待つ。なお表示器駆動回路32は、大役処理中にあっては
図1および図3の大当たり表示器40を点灯表示または点
滅表示させ、識別情報変動表示中にあっては特別図柄変
動中表示器41を点灯表示または点滅表示させる。
【0075】可変入賞球装置35は大入賞口37を開閉する
開閉板(図1および図3参照)42と、開閉板42の開閉制
御をする大入賞口ソレノイド43と、大入賞口ソレノイド
43を駆動するソレノイド駆動回路44とを主構成とする
(図2ないし図3参照)。
【0076】開閉板42は図示を省略したピンによって前
後方向に回動自在に連結され、図示を省略したリンク機
構を介して大入賞口ソレノイド43に連結されている。ソ
レノイド駆動回路44はMPU13によって制御される。
【0077】そしてソレノイド駆動回路44が大入賞口ソ
レノイド43を励磁すると、大入賞口37の開閉板42が開放
され、発射球は大入賞口37に入賞し易くなる。大入賞口
37への入賞球は上述した入賞球数検出スイッチ38によっ
て検出される。
【0078】入賞球数検出スイッチ38で検出された入賞
球数が所定数(本実施例では10球)に達したとき、M
PU13はソレノイド駆動回路44に開閉板42を閉鎖させる
ための信号を発生させ、これにより励磁状態の大入賞口
ソレノイド43は解磁され、開放されている大入賞口37が
閉止されて発射球を大入賞口37に入賞させない。
【0079】またMPU13は、入賞球数検出スイッチ38
が10球の入賞球をカウントしない場合、大入賞口37を
開放してからおよそ30秒間が経過するまで、大入賞口
37の開放を継続させる。入賞球数検出スイッチ38によっ
てカウントされた大入賞口37への入賞球数は、MPU13
に接続されたRAM23に一時的に格納される。なお上述
した大入賞口37の開放時間を以下、大役時間という。
【0080】このような大役処理中、MPU13が継続入
賞球検出スイッチ36を介し、継続入賞球検出回路33によ
って入賞球を検出した場合、継続モードがセットされ
る。そしてMPU13は大役処理開始から大役時間経過後
または10球入賞後、大入賞口ソレノイド43を駆動して
開閉板42を一旦閉鎖させてから、入賞球数データにかか
わらず大役処理はふたたび1回のみ継続(再開)される
と同時に、すでにセット済の上記継続モードが解除され
る。
【0081】この継続モードは、継続入賞球検出スイッ
チ36が入賞球を検出しないときにはセットされず、大役
処理が予め定められた回数まで継続したときにおいても
ふたたびセットされることはない。本実施例において、
上記継続モードがセットされる回数の最高値は15回に
定められている。
【0082】電子音発生回路30はMPU13によって制御
され、各種効果音を遊技の進行に応じてスピーカ45から
発生させる。スピーカ45は図1および図3において図示
が省略されている。
【0083】なお発射球は図3に示した上皿46から投入
されると、図示を省略した投入球供給装置から上記打球
装置(図示省略)に供給される。そして47で示したハン
ドル装置を操作することによって、発射球は遊技盤4に
向かって打ち出される。また図1に示した48は下皿であ
る。
【0084】つぎに上記構成に係るパチンコ機の制御手
順を以下に説明する。まず電源回路27から電力が供給さ
れると、MPU13はリセット回路24および電源リセット
回路28によって初期化され、これと同時にMPU13はパ
チンコ機3の各部に初期設定の処理を施す。
【0085】このときビデオ制御回路5はMPU13から
入力される制御信号により、C-G.ROM20から初期設定
時におけるデモ用画面素材データを読み出してビデオR
AM21に書き込み、LCDカラーパネル2にはそのデモ
用画面が表示される。
【0086】このデモ用画面はLCDカラーパネル2の
いわゆる焼きつきを抑止するため、3〜5分程度で分割
表示面イ〜リの表示位置を変更する(たとえば分割表示
面イ,ロ,ハおよび分割表示面ト,チ,リ)。このとき
MPU13は普通ゲームおよび特別ゲームすなわち普通始
動ゲート9への通過球と、始動入賞球との検出待ち状態
になっている。
【0087】このように非ゲーム時において発射球が普
通始動ゲート9を通過した場合、この通過球は普通図柄
始動球検出スイッチ15、普通図柄始動球検出回路16イン
タフェイス回路12、MPU13およびインタフェイス回路
14を介し、その旨がビデオ制御回路5によって検出さ
れ、普通ゲームが分割表示面チにおいて開始される。
【0088】そして小役識別情報が図11のに示すよう
に、分割表示面チに表示されていないとき、MPU13は
普通始動ゲート9への通過球待ち状態になる。他方、図
12のに示すように小役識別情報が分割表示面チに表示
されたとき、図12のに示すように普通電動役物17が起
動されて普通ゲームに基く権利を発生させる。
【0089】また普通ゲーム中であり、かつ、特別ゲー
ム中でない場合には分割表示面チとは異なる他の分割表
示面イ〜ト,リには一般情報が表示(図10参照)、いい
かえれば分割表示面チに一般情報が表示されることはな
い(図12の参照)。
【0090】さらに普通ゲーム中でなく、かつ、特別ゲ
ーム中である場合には特別ゲームのみが分割表示面イ〜
ヘのすべてによって進行される。
【0091】さらにまた普通ゲーム中であり、かつ、特
別ゲーム中である場合、分割表示面チには普通ゲーム
が、ほかの分割表示面イ〜ヘには特別ゲームが、各々同
時に進行される(図4、図6ないし図9参照)。
【0092】そして普通始動ゲート9の通過に基く普通
ゲーム中のみ、普通識別情報が分割表示面チに変動表示
され、非普通ゲーム時に普通識別情報は分割表示面チに
表示されない(図11および図12の,参照)。
【0093】しかしながらこれに限定されるものではな
く、非普通ゲーム時において前回の普通識別情報を停止
表示するようにしてもよい。
【0094】つぎに始動入賞球があった場合、MPU13
は左行、中行および右行の各停止図柄データを呼び出し
たのち、図示を省略した図柄自動停止タイマがスタート
される。
【0095】つぎにMPU13はビデオ制御回路5に左
行、中行、右行の各識別情報の変動すなわち上方から下
方へのスクロール動画を開始させると同時に、MPU13
は識別情報が変動していることを特別図柄変動中表示器
41およびスピーカ45を介して音および光によって遊技者
に報知する。
【0096】つぎにMPU13は、上記図柄自動停止タイ
マがタイムアップしたか否かを判定し、タイムアップし
ていれば、変動表示中の左行識別情報が呼び出した左行
停止図柄データに一致するまで変動表示を継続させたの
ち、左行識別情報の変動を停止させる。
【0097】つづいてMPU13はビデオ制御回路5によ
り、変動表示中の中行識別情報が呼び出した中行停止図
柄データと一致するまで変動表示を継続させ、中行識別
情報の変動を停止させる。そして左行特別識別情報およ
び中行特別識別情報によってリーチ状態が形成されてい
る場合、MPU13はリーチ状態を検出するとともにリー
チ信号をビデオ制御回路5入力する。これによりリーチ
フラグがセットされる。
【0098】ついでMPU13はビデオ制御回路5によ
り、リーチ状態を形成している左行特別識別情報と中行
特別識別情報とをブリンク表示させたのち、図示を省略
したリーチ目タイマをスタートする。
【0099】これと同時に右行識別情報の変動速度いい
かえれば上方から下方へのスクロール速度を現動画の変
動(スクロール)速度よりも遅く切り換え、すでにスタ
ートしている上記リーチ目タイマがタイムアップするま
で継続させる。
【0100】このリーチ目タイマがタイムアップする
と、MPU13はビデオ制御回路5により、変動表示中の
右行識別情報が呼び出した右行停止図柄データに一致し
たときに変動表示から停止表示に移行させ、大役識別情
報を形成しているか否かが判定される。
【0101】そして大役識別情報を形成していれば大役
識別情報を形成している特別識別情報をブリンク表示す
ると同時に、図示を省略したエンドウェイトタイマをス
タートさせる。このエンドウェイトタイマがタイムアッ
プしたならば図示を省略した大役スタートウェイトタイ
マをスタートさせる。
【0102】こののちMPU13は、特別ゲームによって
権利が発生した旨すなわち大当たりを表示するためのキ
ャラクタをビデオ制御回路5により、LCDカラーパネ
ル2の全面に表示するとともに(図5参照)、図1に示
す大当たり表示器40、特別図柄変動中表示器41およびス
ピーカ45を介して音および光によって遊技者に報知す
る。
【0103】ついで大当たりとなった大役識別情報を分
割表示面イ〜ヘのいずれかに表示する。これと同時に可
変入賞球装置35はMPU13によって駆動され、大入賞口
37が開放される。このため発射球が入賞し易くなる大役
処理が施され、単位時間当たりに得られる賞品球数が増
大するため、特別ゲームに基く権利を行使できる。
【0104】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、異なる種
類のゲーム内容である特別識別情報および普通識別情報
を、表示制御回路によって同一表示器上の互いに異なる
分割表示面にそれぞれ別個に表示するようにしたので、
遊技盤に複数種の表示装置を単体で兼用でき、いずれか
の識別情報を表示する表示装置を省略することができ
る。これにより視覚に係る遊技性の低下を招くことな
く、表示装置の構成を容易に簡素化できるので、コスト
アップを抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2の装置を設けたパチンコ機の正面図であ
る。
【図4】図3の表示器の動作を示すLCDカラーパネル
の正面図である。
【図5】図4と異なる状態を示す正面図である。
【図6】図5と異なる状態を示す正面図である。
【図7】図6と異なる状態を示す正面図である。
【図8】図7と異なる状態を示す正面図である。
【図9】図8と異なる状態を示す正面図である。
【図10】図9と異なる状態を示す正面図である。
【図11】図3の普通電動役物の制御タイミングを示す図
ある。
【図12】図11と異なる状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 可変表示装置 2 LCDカラーパネル 3 パチンコ機 4 遊技盤 5 表示制御回路 8 始動入賞口 9 普通始動ゲート イ〜リ 分割表示面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の表示面に分割され、各分割表示面
    単位で表示制御される単一のLCDカラーパネルを有し
    た可変表示装置と、 遊技盤上に打ち出された発射球が入賞可能な第1領域お
    よび第2領域と、 所定の条件の成立に基づいて遊技者に有利な権利が発生
    し、発射球を受け入れ易い開放状態に変化する普通電動
    役物および可変入賞球装置を備え、 前記第1領域への遊技球の入賞に基づいて複数の数字あ
    るいは文字からなる識別情報が、前記LCDカラーパネ
    ルの所定の分割表示面に変動表示および停止表示され、
    該停止表示された識別情報が予め定められた大役識別情
    報であることを条件として前記可変入賞球装置が前記開
    放状態に変化する特別ゲームと、 前記第2領域ヘの遊技球の入賞に基づいて複数の数字か
    らなる普通識別情報が前記LCDカラーパネルの前記所
    定の分割表示面とは異なる分割表示面に変動表示および
    停止表示され、該停止表示された普通識別情報が予め定
    められた小役識別情報であることを条件として前記普通
    電動役物が前記開放状態に変化する普通ゲームを実施可
    能であり、 前記特別ゲームと普通ゲームとはそれぞれ独立して実施
    されるパチンコ機の画像表示装置において、 前記特別ゲームと普通ゲームのいずれも実施されていな
    いときには、デモンストレーション画面あるいはメッセ
    ージ画面からなる一般情報が前記LCDカラーパネル全
    体に表示され、 前記普通ゲームのみが実施されているときには、前記一
    般情報が前記普通識別情報の表示されている分割表示面
    以外の分割表示面に表示され、 前記特別ゲームのみが実施されているときには、前記識
    別情報のみが前記識別情報が表示される分割表示面に表
    示され、 前記特別ゲームと普通ゲームが作動しているときには、
    前記識別情報および普通識別情報がそれぞれの前記表示
    される分割表示面に並行して同時に表示される ことを特
    徴とするパチンコ機の画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記識別情報が表示される分割表示面の
    大きさは前記普通識別情報が表示される分割表示面の大
    きさよりも大きく設けられ、 前記普通識別情報が表示される分割表示面に予め定めら
    れた前記小役識別情報が停止表示されたときには、前記
    普通電動役物が開放状態となっている期間、前記小役識
    別情報は前記普通識別情報が表示される分割表示面に停
    止表示され、前記小役識別情報以外の普通識別情報が停
    止表示されたときには、前記普通電動役物は閉止状態
    で、且つ前記普通識別情報の表示は消去される ことを特
    徴とする請求項1に記載のパチンコ機の画像表示装置。
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