JP3343254B2 - 包装および袋をロールに梱包する方法 - Google Patents

包装および袋をロールに梱包する方法

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    • B65D33/002—Rolls, strips or like assemblies of bags
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマクシ袋（maxi bag）の輸送用包装（delive
ry package）に関する。
本発明はまた、輸送用包装を形成するようにマクシ袋
を梱包する方法に関する。
現在の技術状況では、紙袋の製造において、完成され
た紙袋が一つの紙袋を他の紙袋の上に重ねて置かれたロ
ール芯の回りに巻かれ、また、ロール過程、すなわち、
輸送用包装を形成する過程において、紙袋の層が袋ロー
ル（bag roll）を取り巻く２つの連続な紐（cord）また
は輪（hoop）によって結び付けられるように、紙袋の袋
ロール、すなわち、紙袋輸送用包装を作ることは一般に
知られている。
上記技術はまたプラスチック袋（plastic sacks）を
輸送用包装に梱包するときにも使用されて来た。
小さい袋は久しい以前から完全に自動的に充填されて
来た。しかし、マクシ袋の自動的充填は、技術的には可
能であるにも拘らず現在の技術の状況においては知られ
ていない。マクシ袋を自動的に充填するのに成功するた
めには、マクシ袋が、何らかの方法で精確に編成された
態様、すなわち、ロボットまたは収集器のグリップが充
填されるべき次のマクシ袋を常に見出し得るような型式
の輸送用包装の態様で使用者へ届けられねばならない。
マクシ袋、特に、集結された持ち上げ輪（gathered l
ifting loop）を備えたマクシ袋においては、この集結
された持ち上げ輪の構造が、残りのマクシ袋の構造と比
較して、相当厚くなっている。かかる構造のマクシ袋は
安定したロール包装に形成され得ないことが判っている
ため、現在まで、かかるマクシ袋はロール包装すなわち
輸送用包装に梱包されないで来た。このようなマクシ袋
においては、また、集結された持ち上げ輪構造が通常別
個の把手により取り巻かれ、その際、持ち上げ把手が中
央に位置するようにマクシ袋がロール芯回りにロールさ
れ、マクシ袋がその一つを他のマクシ袋の上で重なり合
うように次々に置かれた場合、把手部分が厚くかつ狭い
ためにロール包装が非常にでこぼこになり、このロール
包装の直径が増大するに従い、最早一体になった形状を
維持できなくなり、広がって離れる結果になる。
本発明の目的は、マクシ袋の充分安定した輸送用包装
を提供することである。本発明の特定の目的は、マクシ
袋の自動充填を可能にするマクシ袋の輸送用包装を提供
することである。
本発明の他の目的は、マクシ袋を、マクシ袋の自動充
填を同時に可能にするような、厚さが充分に均一でかつ
安定したロール包装が可能で同時にマクシ袋の自動充填
も行なえるような、マクシ袋を輸送用包装に梱包する方
法を提供することである。
本発明の目的は、輸送用包装が一つのマクシ袋を他の
上に重ね合わされたマクシ袋から成り、マクシ袋が長手
方向にほぼ均一な厚さになるように、該マクシ袋の縁部
がロール芯に導かれる前に折り畳まれて前記マクシ袋が
ロール芯に巻かれロール包装を形成することにより、マ
クシ袋の持ち上げ輪構造の厚い把手部分の好ましくない
厚さが、安定した輸送用包装を作るために各マクシ袋層
において均一にされるようになっていることを主な特徴
とするマクシ袋の輸送用包装により達成される。
本発明の方法は主に以下のような特徴を有する。
（ａ） マクシ袋はその一つを他のマクシ袋の上に重ね
られて梱包ライン上に置かれ、折り畳み位置の折り畳み
ガイドを通して導かれる。このガイドは、マクシ袋をほ
ぼ等しい厚さにするように、マクシ袋の縁部を長手方向
に折り畳む。
（ｂ） 縁部で折り畳まれたマクシ袋は、ロール芯に導
かれ、ロール芯回りに巻かれ、ロール包装を形成する。
マクシ袋輸送用包装とマクシ袋を輸送用包装に梱包す
る方法とにおける洞察は、マクシ袋の縁部を折り畳みガ
イドを通して折り畳むことにより、マクシ袋をその全長
にわたりほぼ等しい厚さになるように、マクシ袋の把手
部分の好ましくない厚さ不均一（unthickness）を平坦
にすることによってなされる。その一つを他のマクシ袋
の上に重ねられるように位置されたマクシ袋から作られ
る各層は少なくとも１本の紐または輪により結び付けら
れる。
本発明の他の実施例においては、輸送用包装の最上方
のマクシ袋だけが少なくとも１本の紐または輪により結
び付けられる。
マクシ袋の輸送用包装と、マクシ袋を輸送用包装に梱
包する方法とにより、いくつかの顕著な利点が得られ
る。輸送用包装が安定でかつまた充分コンパクトにな
り、充分な数のマクシ袋が小さい容積に梱包され得る。
従って、貯蔵と輸送との費用が安くなる。出来上ったマ
クシ袋輸送用包装を処理することは容易かつ迅速であ
り、さらに、後でマクシ袋を充填するとき出来上った輸
送用包装が梱包を解かれてマクシ袋の自動充填が同時に
可能になるので、その結果、マクシ袋を充填するとき相
当な節約になる。実際には、マクシ袋が普通のやり方の
ように手動で充填されることも可能である。
本発明によるマクシ袋輸送用包装においては、マクシ
袋がロール上に置かれているから、１個のマクシ袋を取
り出すことは非常に容易である。この際、ロールからの
取り出しは、マクシ袋が、ロボットの腕が容易にマクシ
袋を発見してマクシ袋を充填ステーションに運び得る同
じ位置に毎度解放されるように容易に配置されうる。
以下、付図に示された本発明の好適実施例を参照して
本発明を詳細に説明するが、これは本発明を排他的に拘
束することを意図したものではない。
第１図は、現在技術で公知のマクシ袋の正面図であ
る。
第２図は、第１図のマクシ袋の断面図である。
第３図は、本発明の方法の好適実施例を模型的に示す
平面図である。
第４図は、本発明の完成したマクシ袋輸送用包装を示
す正面図である。
第５図は、第４図の輸送用包装を示す平面図である。
第１、２図に示したそれ自身としては既知のマクシ袋
が一般に参照番号10で示されている。マクシ袋10は、包
被（envelope）11、底12、持ち上げ輪構造13、充填開口
14を有している。本実施例においては、持ち上げ輪構造
13は、一体に集結されかつ把手部分15により取り巻かれ
た２個の分離した持ち上げ輪から成っている。内袋16が
第１図に破線で示されいる。持ち上げ輪構造の13の把手
部分15の内袋16に対する結合17が第１図に破線で示され
ている。第２図に最も良く見られるように、マクシ袋10
の把手部分15は、マクシ袋10の残りの構造よりも相当厚
くなっている。判り易くするため、内袋16は第２図には
示されていない。
本発明の方法においては、マクシ袋10はその一つが他
のマクシ袋の上に重ねられる位置で包装ライン上に置か
れ、最初に折り畳みステーション、すなわち、屈曲ステ
ーションを通過し、それにより、折り畳みステーション
の折り畳みガイド19がマクシ袋10の縁部を内側に折り畳
み、マクシ袋10が第３図に示すように、長手方向におい
てほぼ等しい厚さにされる。第３図の実施例において
は、マクシ袋は、マクシ袋10の底12が供給方向になるよ
うに、前方に供給されている。しかし、このことは、マ
クシ袋10の持ち上げ部が供給方向になるように供給して
もよいのであるから、必ずしも必要ではない。しかし、
第３図の実施例は、出来上った輸送用包装30からマクシ
袋10が取り出される際に、そのマクシ袋10の頂部が最初
に取り出され、従って、マクシ袋10の充填がより容易と
なり、かつ自動化が可能であるという顕著な利点を有し
ている。
縁部を内側に折り畳まれたマクシ袋10は、均一に重な
り合った流れとしてロール芯20へと移動し、ロール芯20
回りに巻かれる。第３図において、内袋16の開口部が参
照番号18で示されている。包装ステーションにおいて、
各マクシ袋層は１本またはそれ以上の連続した紐また輪
21により取り巻かれ、それにより、輸送用包装すなわち
ロール包装30が第４、５図に示すように形成される。第
３図の実施例においては、２本の紐または輪21が用いら
れているが、紐の数は本発明にとって重要なものではな
い。
連続した紐または輪21を使用することは、出来上った
輸送用包装30の各マクシ袋層が可能な限り緊密でかつコ
ンパクトになり、従って、直径の大きい輸送用包装30で
も充分緊密で安定していることになるから好ましいこと
である。各マクシ袋層の回りに連続した紐または輪21を
使用することは必ずしも必要なことではなく、マクシ袋
輸送用包装30は、各個のマクシ袋層が紐または輪21によ
り取り巻かれるのではなく、出来上ったマクシ袋輸送用
包装30の最上層だけが紐または輪21により取り囲まれる
ように作られることも可能である。
本発明のマクシ袋輸送用包装30は充填場所において、
例えば以下のように、容易かつ迅速に処理され得る。充
填装置における自動作業は、輸送用包装すなわちロール
包装30から一度に一個のマクシ袋10を取り出し、該マク
シ袋10を充填ステーションへと運ぶ。マクシ袋10にばら
荷の品物を充填するためにマクシ袋を配置することに関
し、他の手段は必要ではない。現在では、上述したよう
な態様で、手動操作を完全に必要とせず、マクシ袋を自
動的に充填する方法は存在していない。
本発明の原理的設計とその幾つかの有利な実施例を上
記で単に説明した。添付した請求の範囲に提示した発想
の範囲内で、上記実施例に関し多くの変更がなされ得る
ことは当業者には明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−1737（ＪＰ，Ｕ) 英国特許出願公開1594558（ＧＢ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65B 25/14

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】ロール芯（20）の周囲に巻かれたマクシ袋
    （10）の輸送用包装（30）にして、各マクシ袋（10）は
    次の袋に重ねられ、各マクシ袋（10）は把手部分（15）
    を備えた包被（11）からなり、該把手部分がマクシ袋
    （10）の他の構成よりも厚くなっているマクシ袋の輸送
    用包装において、前記包被（11）の縁部が長手方向にお
    いて内向きに折り曲げられ、それにより、十分に均一な
    厚みのかつ安定したロール包装の供給を可能とすること
    を特徴とする輸送用包装。
  2. 【請求項２】請求の範囲第１項に記載のマクシ袋の輸送
    用包装において、輸送用包装（30）の前記マクシ袋層の
    各々が少なくとも１本の連続する紐または輪（21）によ
    り締め付けられていることを特徴とする輸送用包装。
  3. 【請求項３】請求の範囲第１項に記載のマクシ袋の輸送
    用包装において、前記輸送用包装（30）の最上部のマク
    シ袋層が少なくとも１本の紐または輪（21）により締め
    付けられていることを特徴とする輸送用包装。
  4. 【請求項４】請求の範囲第１項から第３項までのいずれ
    か１項に記載のマクシ袋の輸送用包装において、各マク
    シ袋（10）が内袋（16）を備えていることを特徴とする
    輸送用包装。
  5. 【請求項５】請求の範囲第４項に記載のマクシ袋の輸送
    用包装においては、マクシ袋（10）の前記持ち上げ輪構
    造（13）の把手部分（15）が内袋（16）に付着されてい
    ることを特徴とする輸送用包装。
  6. 【請求項６】マクシ袋（10）を輸送用包装（30）に梱包
    する方法にして、 （ａ） マクシ袋（10）がその一つを他のマクシ袋の上
    に重ねて包装ライン上に置かれかつ折り畳み位置におい
    て折り畳みガイド（19）を通して導かれており、該ガイ
    ドが、十分に均一の厚さでかつ安定したマクシ袋を供給
    できるように、前記マクシ袋（10）の縁部を長手方向に
    おいて内向きに折り畳んでおり、 （ｂ） 縁部を折り畳まれた前記マクシ袋（10）がロー
    ル芯（20）へと導かれ、前記ロール包装を形成するよう
    に前記ロール芯（20）の回りに巻かれることを特徴とす
    る方法。
  7. 【請求項７】請求の範囲第６項に記載の方法において、
    輸送用包装（30）が作られるとき、前記マクシ袋層の各
    々が少なくとも１本の連続した紐または輪（21）により
    締め付けられていることを特徴とする方法。
  8. 【請求項８】請求の範囲第６項に記載の方法において、
    出来上った輸送用包装（30）の最上部のマクシ袋層が少
    なくとも１本の紐または輪（21）により締め付けられて
    いることを特徴とする方法。
  9. 【請求項９】請求の範囲第６項から第８項までのいずれ
    か１項に記載の方法において、一つを他のマクシ袋の上
    に重ねて置かれた前記マクシ袋（10）が、前記マクシ袋
    （10）の底（12）が供給方向に位置する時に折り畳みス
    テーションの折り畳みガイド（19）へ供給されているこ
    とを特徴とする方法。
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