JPH01139306A

JPH01139306A - 長尺物自動包装方法

Info

Publication number: JPH01139306A
Application number: JP28626787A
Authority: JP
Inventors: Tokuji Watanabe; 徳治渡辺
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-11-12
Filing date: 1987-11-12
Publication date: 1989-05-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、金属あるいは合成樹脂等のパイプ棒材・型材
その他の長尺物の全長を自動的に包装する能率的な方法
に関するものである。

〔従来の技術〕

上記の長尺物は、輸送あるいは保管中に表面が汚れたり
傷付かないように、また金属製の場合はさびないように
、その全長を段ボール・クラフト紙その他の包装材で包
んでいる。

上記の包装材は、一般にロール状に巻かれた長尺連続材
を用いており、ロールから繰り出した包装材を、そのロ
ールの心細と平行に置かれた長尺物に巻き付けるように
して包装し、その上からテープで押さえるか、若しくは
結束している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、ロール巻包装材には規格があり、その幅が包
装しようとする長尺物の長さに常に適合するとは限らな
い。

また、上記ロール巻包装材の幅には限度があるため、包
装する長尺物の長さが最大幅のロール巻包装材の幅より
大きいときは、長尺物の全長を複数箇所に分けて包装し
ている。あるいは細幅の包装材をらせん状に巻き付けて
いる。

従って、超長尺物の包装には非常に手間が掛かり、自動
包装するにしても装置が複雑化し非能率的である。また
ロール巻包装材は、少なくとも包装する長尺物の長さと
同じ幅のものを必要とするので、包装材１巻はかなりの
重量があり、取り扱いに難儀する。

本発明は上記の問題点に鑑み、包装しようとする長尺物
の長さが異なっても同一幅の長尺連続包装材を使用して
包装できる能率のよい自動包装方法を提供することを目
的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記の目的を達成し、且つ従来の問題点を解決
するために、長尺物自動包装方法において、長尺連続包
装材を包装位置に向かって繰り出し、その繰り出しの途
中で包装材の両側縁に糊を塗布すると共に、必要により
包装材に長手方向と直交する方向の折り癖を形成し、包
装材が必要長さ繰り出されたところで後端に当たる位置
を切断して包装位置まで送り、その包装位置の包装材の
上に、包装すべき長尺物を包装材の長手方向と平行に載
せ、その長尺物を全長にわたって包装材をくるむと同時
に包装材の両側縁同士を接着し、次いで当該包装位置に
設置した自動結束機を作動させてテープ又は紐体を掛け
るようにしたものである。

〔作　用〕

包装位置に繰り出された長尺連続包装材は、その繰り出
しの途中で両側縁に糊が塗布され、また必要に応じて長
手方向と直交する方向に折り癖がある。

そして、必要長さに切断された包装材の上に、包装する
長尺物が包装材の長手方向と平行に載ると、長尺物の全
長が包装材によってくるまれ、且つ包装材の両側縁同士
が接着する。

次いで、自動梱包機の作動によって、包装材でくるまれ
た長尺物の周囲にテープ又は紐体が掛けられる。

〔実施例〕

次に、本発明自動包装方法を実施する装置の一例を示す
図面を参照しながら、本発明方法を工程順に説明する。

実施例は、長尺連続包装材としてロール巻きされた片面
段ボールを使用し、その中芯を内側にして包装するもの
である。包装する長尺物としては棒・管・型材等があり
、太いものは１本ずつ、細いものは数本まとめて包装す
る。

第１図において、１は長尺物の外周をくるむに足りる幅
の段ボールでその長さ方向の一側縁に沿ってあらかじめ
中芯が糊しろａの幅だけ除去されている。段ボールロー
ルＩＡは軸２によって支持されている。

段ボール１の繰り出し方向前方に包装位置３が設定され
ていて、そこに包装台を兼ねる複数台のアーチ開閉式自
動結束機４が段ボール繰り出し方向に並んでいる。また
、隣り合う自動結束機４・４間に、段ボール１と接する
部分にゴム等の滑り止め部材を取り付けた段ボール折曲
げ機５が配置されいる。

そして包装位置３の前後に端面折込包装処理機６が配置
されている。

包装位置３の一側に長尺物シュート７が配置されていて
、その上に長尺物８が一度に包装する本数ずつ遂次供給
され、ストッパ９に止められて待機する。

そして、段ボールロールＩＡの支持位置と包装位置３と
の間に、段ボールロールＩＡ側からカッター１０、糊塗
布機１１、罫線付はロール１２が順に配置されている。

糊塗布機１１は、段ボール１の一側縁の表と他側縁の裏
に同時に糊を塗布するように左右一対設置している。罫
線付はロール１２は、図示例の場合、段ボール１を縦に
四つに折って横断面四角形の筒形に包装するので、上記
ロール１２は４個並んでいる。

カッター１０の所から包装位置３の前端にかけて、包装
位Ｗ３の左右両側に位置して一対の案内レール１３・１
３が延びていて、段ボール１の先端部両側を掴持する一
対のキャッチャ−１４・１４が上記の案内レール１３・
１３にそれぞれ移動可能に支持されている。

第１工程く第２図〉段ボールコは、最初その先端部がキャッチャ−１４に達
する位置まで送り出される（第１図鎖線示参照）。そう
するとキャッチャ−１４１４が段ボール１の先端部左右
をつまみ、キャッチャ−１４１４は案内レール１３１３
に沿って包装位置３の方に移動する。

そして、段ボール１が長尺物８を包装するに足りる所要
の長さＡだけ繰り出されたところでカッター１０が作動
して段ボール１が切断される。

上記のようにして包装位置３に向かって段ボール１が繰
り出される途中で段ボール１の一方の側縁の表と他方の
側縁の裏（糊しろａ）とに糊塗布機１１によって糊が塗
布される。また、罫線付はロール１２によって段ボール
１の裏面、すなわち、中芯上に長手方向に４木の罫線す
が付けられる。

第２工程（第３図・第４図）所要長さＡに切断された段ボール１が包装位置３に来て
自動結束機４に載ると、キャッチャ−１４は段ボール１
を離して元の位置（カッター１０の前）に戻り、その段
ボール１の前端および後端を端面折込包装処理機６が掴
持する。

第３工程（第５図・第６図）ストッパ９が下がると、待機させられていた所定本数の
長尺Ｔｈ８がシュート７に案内されて段ボール１の上に
移送される。シュート７上の長尺物がなくなるとストッ
パ９が−ｈ昇し、次の長尺物がシュート７上に供給され
る。

」二記のようにして段ボール１に長尺物８が段ボール１
の長平方向と平行に載る（段ボールの中芯の筋目方向と
は直交する）と折曲げ機５の左右一対の反円弧状アーム
がそれぞれローラ５Ａの回転によって段ボール１を包み
込むように動いて段ボール１の左右を鎖線示のように折
り曲げて起こし、ついには長尺物８をくるんで両側縁ど
うし重なり合って接着し、段ポール１は角筒状となる。

第４工稈（第７図）次に、段ボール１の前端及び後端をそれぞれ掴持してい
た端面折込包装処理機６が作動して、角筒状となった段
ボール１の端面は、図のように折込み処理される。その
端面には必要に応じて解放防止シールを兼ねるラベル１
５を張る。

第５工程最後に自動結束機４が作動して角筒形包装物の周りにテ
ープ又は紐体が掛けられて包装を終わる。

上記の実施例は複数本の長尺物をばらばらの状態で包装
したが、あらかじめ束ねた長尺物を段ボールの上に供給
するようにしてもよい。また太い長尺物の場合は１本ず
つ包装することもある。

包装物の横断面形状は、図示の正方形の外、６角形、３
２角形等任意である。

また、段ボールに代えてボール紙、クラフト紙その他の
強靭な紙又は合成樹脂フィルム等を使用することもでき
る。

ボール紙の場合は段ボールと同様の罫線付はローラ、あ
るいはその他の折り癖付は機を必要とするが、薄手の紙
　合成樹脂フィルム等では折り癖付けは必要ない。

＝８− 包装機が厚手の場合、その両側縁同士の接着は重ね合わ
せがよいが、薄手の包装機は両側縁同士を拝み合わせ接
着してその接着縁を折曲げるようにしてもよい。

〔発明の効果〕

本発明長尺物自動包装方法は、上記の工程順に従って長
尺物の全長を包装するものであるから、包装しようとす
る長尺物の長さに関係なく、同一幅の長尺連続包装機で
包装することができて、従来のように異なった長さの長
尺物に備えて各長尺物の長さに合った各種幅の連続包装
材をあらかじめ用意しておく必要がない。

本発明方法においても包装する長尺物の径の大小、ある
いは−度に包装する長尺物の本数の多少に応じて幅の異
なる長尺連続包装材を幾種類か用意する必要があるけれ
ども、長尺物の長さの相違に対しては共通の包装材を使
用できるので包装材に無駄がなく、能率よく包装するこ
とができて、この種の長尺物自動包装方法として新規有
益である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を実施する包装装置の一例の概略を
示す平面図、第２図は第１工程を説明する平面図、第３
図は第２工程を説明する平面図、第４図は第３図の４−
４線に沿う縦断正面図、第５図は第３工程を説明する第
３図の５−５線に沿う縦断正面図、第６図は包装完了状
態を示す縦断正面図、第７図は第４工程によって処理さ
れた角筒状段ボールの端部の一部切断斜視図である。ｌ・・　　段ボールＩＡ・　段ボールロール２　・・　段ボールロール支持軸３・・　包装位置４　・・・自動結束機５・　・・段ボール折曲げ機６・　・端面折込包装処理機７　・・・長尺物シュート８　・・・長尺物９　・　・ストッパ１０・・カッター１１　・　・糊す重機１２　・・罫線付はロール１３　・・キャッチャ−案内レール１４　　キャッチャ−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）長尺連続包装材を包装位置に向かって繰り出し、
その繰り出しの途中で包装材の両側縁に糊を塗布すると
共に、必要により包装材に長手方向と直交する方向の折
り癖を形成し、包装材が必要長さ繰り出されたところで
後端に当たる位置を切断して包装位置まで送り、その包
装位置の包装材の上に、包装すべき長尺物を包装材の長
手方向と平行に載せ、その長尺物を全長にわたって包装
材をくるむと同時に包装材の両側縁同士を接着し、次い
で当該包装位置に設置した自動結束機を作動させてテー
プ又は紐体を掛けることを特徴とする長尺物自動包装方
法。