JP3338436B1 - 伝動装置用摺接ガイド - Google Patents
伝動装置用摺接ガイドInfo
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- JP3338436B1 JP3338436B1 JP2001306846A JP2001306846A JP3338436B1 JP 3338436 B1 JP3338436 B1 JP 3338436B1 JP 2001306846 A JP2001306846 A JP 2001306846A JP 2001306846 A JP2001306846 A JP 2001306846A JP 3338436 B1 JP3338436 B1 JP 3338436B1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/18—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0863—Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
- F16H2007/0872—Sliding members
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 ガイド全重量の軽量化を図るとともに、ガイ
ド本体と補強板とが熱膨張率に差があっても、その形状
変形を吸収してガイド変形、ガイド破損を防止すること
ができる伝動装置用摺接ガイドを提供すること。 【解決手段】 走行するチェーン、ベルト等が表面に接
触摺動するシュー部分１１と前記シュー部分１１の裏側
にガイド長手方向に亘って設けられた垂直板状部分１２
とを備えたガイド本体１０が合成樹脂で一体成形され、
前記ガイド本体１０を補強する補強板２０が前記垂直板
状部分１２の垂直端部に開口してガイド長手方向に亘っ
て形成されたスリット１２ａに嵌め込まれている伝動装
置用摺接ガイドにおいて、前記補強板２０には、その板
厚方向に開口する肉抜き窓部２１がガイド長手方向に配
設されているとともに前記ガイド本体１０の躯体取付孔
１２ｂと共締めして嵌め込み位置決めする挿通孔２２が
ガイド長手方向の一端部側に穿設されているものであ
る。
ド本体と補強板とが熱膨張率に差があっても、その形状
変形を吸収してガイド変形、ガイド破損を防止すること
ができる伝動装置用摺接ガイドを提供すること。 【解決手段】 走行するチェーン、ベルト等が表面に接
触摺動するシュー部分１１と前記シュー部分１１の裏側
にガイド長手方向に亘って設けられた垂直板状部分１２
とを備えたガイド本体１０が合成樹脂で一体成形され、
前記ガイド本体１０を補強する補強板２０が前記垂直板
状部分１２の垂直端部に開口してガイド長手方向に亘っ
て形成されたスリット１２ａに嵌め込まれている伝動装
置用摺接ガイドにおいて、前記補強板２０には、その板
厚方向に開口する肉抜き窓部２１がガイド長手方向に配
設されているとともに前記ガイド本体１０の躯体取付孔
１２ｂと共締めして嵌め込み位置決めする挿通孔２２が
ガイド長手方向の一端部側に穿設されているものであ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動側スプロケッ
ト、従動側スプロケット及びこれらスプロケットに捲回
されて循環走行するチェーンによって駆動側から従動側
へ動力を伝達する伝動装置に用いられたり、あるいは駆
動側プーリ、従動側プーリ及びこれらプーリに捲回され
て循環走行するベルトによって駆動側から従動側へ動力
を伝達する伝動装置に用いられたりする滑り機能を備え
た摺接ガイドに関するものである。
ト、従動側スプロケット及びこれらスプロケットに捲回
されて循環走行するチェーンによって駆動側から従動側
へ動力を伝達する伝動装置に用いられたり、あるいは駆
動側プーリ、従動側プーリ及びこれらプーリに捲回され
て循環走行するベルトによって駆動側から従動側へ動力
を伝達する伝動装置に用いられたりする滑り機能を備え
た摺接ガイドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、チェーン、ベルト等により動力
を伝達するエンジン、駆動装置等の伝動装置には、例え
ば、テンショナレバー、スリッパ等として１つの軸を中
心に揺動自在に取り付けられて使用される可動式摺接ガ
イドや、チェーンガイド、ガイドレール、ベルトガイド
等として使用される固定式摺接ガイドが備えられてお
り、これらの可動式摺接ガイドや固定式摺接ガイドは、
エンジン、駆動装置等の躯体に取付ボルト、ピン等で取
り付けられて、循環走行するチェーン、ベルトに摺接し
て適切な張力を付与したり、走行中のチェーン、ベルト
の振動、横振れを防止したりしている。
を伝達するエンジン、駆動装置等の伝動装置には、例え
ば、テンショナレバー、スリッパ等として１つの軸を中
心に揺動自在に取り付けられて使用される可動式摺接ガ
イドや、チェーンガイド、ガイドレール、ベルトガイド
等として使用される固定式摺接ガイドが備えられてお
り、これらの可動式摺接ガイドや固定式摺接ガイドは、
エンジン、駆動装置等の躯体に取付ボルト、ピン等で取
り付けられて、循環走行するチェーン、ベルトに摺接し
て適切な張力を付与したり、走行中のチェーン、ベルト
の振動、横振れを防止したりしている。
【０００３】すなわち、図６に示す従来の伝動装置用可
動式摺接ガイド（テンショナレバー）Ａは、チェーン走
行部のシュー部材Ａ１０に樹脂材を用いるとともに、こ
のシュー部材Ａ１０を形態保持するための保持強度を必
要とするベース部材Ａ２０にアルミダイキャスト材を用
いた、２ピース構造を採用している（特開２０００−３
４６１５４号公報参照）。また、図７に示す伝動装置用
可動式摺接ガイド（テンショナレバー）Ｂは、チェーン
走行部のシュー部材Ｂ１０に樹脂材を用いるとともに、
このシュー部材Ｂ１０を形態保持するための保持強度を
必要とするプレート部材Ｂ２０に鉄鋼材を用いた、２ピ
ース構造を採用している（特願２００１−６９２３８号
参照）。
動式摺接ガイド（テンショナレバー）Ａは、チェーン走
行部のシュー部材Ａ１０に樹脂材を用いるとともに、こ
のシュー部材Ａ１０を形態保持するための保持強度を必
要とするベース部材Ａ２０にアルミダイキャスト材を用
いた、２ピース構造を採用している（特開２０００−３
４６１５４号公報参照）。また、図７に示す伝動装置用
可動式摺接ガイド（テンショナレバー）Ｂは、チェーン
走行部のシュー部材Ｂ１０に樹脂材を用いるとともに、
このシュー部材Ｂ１０を形態保持するための保持強度を
必要とするプレート部材Ｂ２０に鉄鋼材を用いた、２ピ
ース構造を採用している（特願２００１−６９２３８号
参照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の伝動装
置用可動式摺接ガイドは、いずれも、チェーンが長手方
向に走行して摺接するために接触摺動特性、耐摩耗特性
が要求されるシュー部材と、このシュー部材を保持する
ための機械的強度が要求されるベース部材またはプレー
ト部材を別部材からなる２ピース構造として、それぞれ
の部材の材質を適宜選択することにより、伝動装置用摺
接ガイドに要求される接触摺動性、耐摩耗性及び機械的
強度等の諸特性を高いレベルで両立させるものである
が、次のような問題をかかえていた。
置用可動式摺接ガイドは、いずれも、チェーンが長手方
向に走行して摺接するために接触摺動特性、耐摩耗特性
が要求されるシュー部材と、このシュー部材を保持する
ための機械的強度が要求されるベース部材またはプレー
ト部材を別部材からなる２ピース構造として、それぞれ
の部材の材質を適宜選択することにより、伝動装置用摺
接ガイドに要求される接触摺動性、耐摩耗性及び機械的
強度等の諸特性を高いレベルで両立させるものである
が、次のような問題をかかえていた。
【０００５】図６に示した伝動装置用可動式摺接ガイド
Ａは、アルミダイキャスト製からなるベース部材Ａ２０
の強度が低く、剛性確保の観点から肉厚を厚くした大き
な容積を必要とするため、ガイド全重量の軽量化を達成
できず、材料コスト及び成形コストが高いという製造コ
スト上の問題があり、また、ベース部材Ａ２０とシュー
部材Ａ１０とを固定するためのフックＡ１１による組み
付け作業が厄介であるという問題があった。
Ａは、アルミダイキャスト製からなるベース部材Ａ２０
の強度が低く、剛性確保の観点から肉厚を厚くした大き
な容積を必要とするため、ガイド全重量の軽量化を達成
できず、材料コスト及び成形コストが高いという製造コ
スト上の問題があり、また、ベース部材Ａ２０とシュー
部材Ａ１０とを固定するためのフックＡ１１による組み
付け作業が厄介であるという問題があった。
【０００６】図７に示した伝動装置用可動式摺接ガイド
Ｂでは、シュー部材Ｂ１０を保持するための強度を必要
とするプレート部材Ｂ２０に鉄鋼材を用いているため、
アルミダイキャスト材を用いたものより薄板状に成形し
てもガイド全重量の軽量化を達成できないという問題点
があった。
Ｂでは、シュー部材Ｂ１０を保持するための強度を必要
とするプレート部材Ｂ２０に鉄鋼材を用いているため、
アルミダイキャスト材を用いたものより薄板状に成形し
てもガイド全重量の軽量化を達成できないという問題点
があった。
【０００７】そこで、本発明の目的は、前述したような
従来技術の問題点を解消するものであって、ガイド全重
量の軽量化を図るとともに、摺接走行時のガイド重量に
伴う振動エネルギーを低減してガイドの振動騒音を抑制
することができる伝動装置用摺接ガイドを提供すること
である。
従来技術の問題点を解消するものであって、ガイド全重
量の軽量化を図るとともに、摺接走行時のガイド重量に
伴う振動エネルギーを低減してガイドの振動騒音を抑制
することができる伝動装置用摺接ガイドを提供すること
である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、走行するチェーン、ベルト等が表面に接
触摺動するシュー部分と前記シュー部分の裏側にガイド
長手方向に亘って設けられた垂直板状部分とを備えたガ
イド本体が合成樹脂で一体成形され、前記ガイド本体を
補強する補強板が前記垂直板状部分の垂直端部に開口し
てガイド長手方向に亘って形成されたスリットに嵌め込
まれている伝動装置用摺接ガイドにおいて、前記補強板
には、その板厚方向に開口する肉抜き窓部がガイド長手
方向に配設されているとともに前記ガイド本体の躯体取
付孔と共締めして嵌め込み位置決めする挿通孔がガイド
長手方向の少なくとも一端部側に穿設されている。
に、本発明は、走行するチェーン、ベルト等が表面に接
触摺動するシュー部分と前記シュー部分の裏側にガイド
長手方向に亘って設けられた垂直板状部分とを備えたガ
イド本体が合成樹脂で一体成形され、前記ガイド本体を
補強する補強板が前記垂直板状部分の垂直端部に開口し
てガイド長手方向に亘って形成されたスリットに嵌め込
まれている伝動装置用摺接ガイドにおいて、前記補強板
には、その板厚方向に開口する肉抜き窓部がガイド長手
方向に配設されているとともに前記ガイド本体の躯体取
付孔と共締めして嵌め込み位置決めする挿通孔がガイド
長手方向の少なくとも一端部側に穿設されている。
【０００９】なお、本発明においてガイド本体を構成す
る合成樹脂の材質は、格別限定されるものではないが、
チェーン、ベルト等との接触摺動面がシューとしての機
能を有する耐摩耗性、潤滑性に優れた、例えば、商品名
ナイロンで市販されているナイロン６、ナイロン６６、
ナイロン４６、全芳香族ナイロンなどの所謂、エンジニ
アリングプラスチックが好ましく、更に強度が要求され
る場合には繊維強化プラスチックが良い。また、前記補
強板の材質も格別限定されるものではないが、鉄系金
属、アルミニウム、マグネシウム、チタン等の非鉄金
属、曲げ剛性、強度に優れたエンジニアリングプラスチ
ック、繊維強化プラスチック等が好ましい。
る合成樹脂の材質は、格別限定されるものではないが、
チェーン、ベルト等との接触摺動面がシューとしての機
能を有する耐摩耗性、潤滑性に優れた、例えば、商品名
ナイロンで市販されているナイロン６、ナイロン６６、
ナイロン４６、全芳香族ナイロンなどの所謂、エンジニ
アリングプラスチックが好ましく、更に強度が要求され
る場合には繊維強化プラスチックが良い。また、前記補
強板の材質も格別限定されるものではないが、鉄系金
属、アルミニウム、マグネシウム、チタン等の非鉄金
属、曲げ剛性、強度に優れたエンジニアリングプラスチ
ック、繊維強化プラスチック等が好ましい。
【００１０】更に、前記補強板に配設される肉抜き窓部
の形状については、板厚方向に開口して肉抜き、すなわ
ち、減量化された窓部であれば、例えば、矩形状のもの
や円形状のものなど如何なる窓部の形状であっても差し
支えなく、また、強度の必要な部分では肉厚に形成し、
余り必要ではない部分では薄めに形成しても良い。そし
て、前記肉抜き窓部の配置形態については、ガイド長手
方向に配設されていれば、一直線状の配置形態、千鳥状
の配置形態など、如何なる配置形態であっても良い。
の形状については、板厚方向に開口して肉抜き、すなわ
ち、減量化された窓部であれば、例えば、矩形状のもの
や円形状のものなど如何なる窓部の形状であっても差し
支えなく、また、強度の必要な部分では肉厚に形成し、
余り必要ではない部分では薄めに形成しても良い。そし
て、前記肉抜き窓部の配置形態については、ガイド長手
方向に配設されていれば、一直線状の配置形態、千鳥状
の配置形態など、如何なる配置形態であっても良い。
【００１１】
【作用】本発明の伝動装置用摺接ガイドは、上述したよ
うな装置構成を備えているため、以下のような本発明に
特有の作用を奏する。まず、走行するチェーン、ベルト
等が表面に接触摺動するシュー部分と前記シュー部分の
裏側にガイド長手方向に亘って設けられた垂直板状部分
とを備えたガイド本体が合成樹脂で一体成形され、前記
ガイド本体を補強する補強板が前記垂直板状部分の垂直
端部に開口してガイド長手方向に亘って形成されたスリ
ットに嵌め込まれていることによって、エンジン、駆動
装置等の伝動装置に取り付けられてチェーン、ベルト等
がガイド本体のシュー部分に接触してガイド長手方向に
摺動する、所謂、滑り機能を発揮するため、走行中のチ
ェーン、ベルト等に適切な張力を付与したり、走行中の
チェーン、ベルト等に発生する振動、横振れを抑制す
る。
うな装置構成を備えているため、以下のような本発明に
特有の作用を奏する。まず、走行するチェーン、ベルト
等が表面に接触摺動するシュー部分と前記シュー部分の
裏側にガイド長手方向に亘って設けられた垂直板状部分
とを備えたガイド本体が合成樹脂で一体成形され、前記
ガイド本体を補強する補強板が前記垂直板状部分の垂直
端部に開口してガイド長手方向に亘って形成されたスリ
ットに嵌め込まれていることによって、エンジン、駆動
装置等の伝動装置に取り付けられてチェーン、ベルト等
がガイド本体のシュー部分に接触してガイド長手方向に
摺動する、所謂、滑り機能を発揮するため、走行中のチ
ェーン、ベルト等に適切な張力を付与したり、走行中の
チェーン、ベルト等に発生する振動、横振れを抑制す
る。
【００１２】そして、前記補強板には、その板厚方向に
開口する肉抜き窓部がガイド長手方向に配設されている
ことによって、ガイド全重量が軽量化されるため、走行
中のチェーン、ベルト等の振動、横振れに伴って発生す
るガイド自体の振動エネルギーを軽減することができ
る。
開口する肉抜き窓部がガイド長手方向に配設されている
ことによって、ガイド全重量が軽量化されるため、走行
中のチェーン、ベルト等の振動、横振れに伴って発生す
るガイド自体の振動エネルギーを軽減することができ
る。
【００１３】さらに、前記ガイド本体の躯体取付孔と共
締めして嵌め込み位置決めする挿通孔がガイド長手方向
の少なくとも一端部側に穿設されていることによって、
走行中のチェーン、ベルト等に起因して発生するガイド
本体と補強板との間の振動を抑制する。
締めして嵌め込み位置決めする挿通孔がガイド長手方向
の少なくとも一端部側に穿設されていることによって、
走行中のチェーン、ベルト等に起因して発生するガイド
本体と補強板との間の振動を抑制する。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の伝動装置用摺接ガイドの
好ましい実施の形態である実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、本発明の第１実施例である伝動装置用可
動ガイドの組み立て状態を示す図であって、図２は、ガ
イド先端付近の拡大図であり、図３は、ガイド基端付近
の拡大図である。まず、図１に示す第１実施例の伝動装
置用可動ガイドは、合成樹脂で一体成形されたガイド本
体１０と、鋼板より打ち抜き加工された補強板２０とで
構成される２ピース構造を備え、このガイド本体１０に
対して前記補強板２０を矢印方向から組み込んで補強し
たものである。
好ましい実施の形態である実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、本発明の第１実施例である伝動装置用可
動ガイドの組み立て状態を示す図であって、図２は、ガ
イド先端付近の拡大図であり、図３は、ガイド基端付近
の拡大図である。まず、図１に示す第１実施例の伝動装
置用可動ガイドは、合成樹脂で一体成形されたガイド本
体１０と、鋼板より打ち抜き加工された補強板２０とで
構成される２ピース構造を備え、このガイド本体１０に
対して前記補強板２０を矢印方向から組み込んで補強し
たものである。
【００１５】そして、前記ガイド本体１０は、走行する
チェーンが接触摺動する摺動面を表面に有するシュー部
分１１と、シュー部分１１の裏側にガイド長手方向に亘
って垂直に設けられた垂直板状部分１２とで構成され、
さらに、この垂直板状部分１２には、ガイド長手方向に
亘って垂直端部側に開口するスリット１２ａと、エンジ
ン、駆動装置等の躯体に取り付けるための躯体取付孔１
２ｂを有するボス部１２ｃと、合成樹脂からなるガイド
構造を補強する複数の補強リブ１２ｄがそれぞれ設けら
れている。なお、図１の符号１２ｇは、テンショナ当接
部である。
チェーンが接触摺動する摺動面を表面に有するシュー部
分１１と、シュー部分１１の裏側にガイド長手方向に亘
って垂直に設けられた垂直板状部分１２とで構成され、
さらに、この垂直板状部分１２には、ガイド長手方向に
亘って垂直端部側に開口するスリット１２ａと、エンジ
ン、駆動装置等の躯体に取り付けるための躯体取付孔１
２ｂを有するボス部１２ｃと、合成樹脂からなるガイド
構造を補強する複数の補強リブ１２ｄがそれぞれ設けら
れている。なお、図１の符号１２ｇは、テンショナ当接
部である。
【００１６】また、この垂直板状部分１２のスリット１
２ａには、前記補強板２０を嵌め込むだけでよいので、
ガイド本体１０への補強板２０の取り付けが容易に行わ
れ、伝動装置用可動ガイドの組み立て、製作を容易に行
うことができ、組み立ての自動化も可能になる。しか
も、前記補強板２０が垂直板状部分１２のスリット１２
ａに嵌め込まれていることによって、補強板２０がチェ
ーン走行方向に沿って垂直に設けられたものとなるの
で、本第１実施例の伝動装置用可動ガイドは、曲げ剛
性、強度の点において優れた高強度のものとなり、従来
のアルミダイキャスト製可動ガイドと比較しても遜色が
ない。
２ａには、前記補強板２０を嵌め込むだけでよいので、
ガイド本体１０への補強板２０の取り付けが容易に行わ
れ、伝動装置用可動ガイドの組み立て、製作を容易に行
うことができ、組み立ての自動化も可能になる。しか
も、前記補強板２０が垂直板状部分１２のスリット１２
ａに嵌め込まれていることによって、補強板２０がチェ
ーン走行方向に沿って垂直に設けられたものとなるの
で、本第１実施例の伝動装置用可動ガイドは、曲げ剛
性、強度の点において優れた高強度のものとなり、従来
のアルミダイキャスト製可動ガイドと比較しても遜色が
ない。
【００１７】他方、前記補強板２０は、前記ガイド本体
１０のシュー部分１１とは反対側のスリット１２ａから
嵌め込まれて前記ガイド本体１０を補強するものであっ
て、この補強板２０には、ガイド長手方向に亘って複数
配設されてその板厚方向に開口する矩形状の肉抜き窓部
２１と、図示しない取付ボルトによって前記ガイド本体
１０の躯体取付孔１２ｂと共締めされて嵌め込み位置決
めされる挿通孔２２と、前記ガイド本体１０の係止爪１
２ｅに係止される係止孔２３がそれぞれ設けられてい
る。したがって、本第１実施例における補強板２０の場
合、これを同一外形である従来の補強板、すなわち、肉
抜き加工前の補強板に比較すると、約５８ｇ（グラム）
の軽量化しており、また、従来のアルミダイキャスト製
のものに比較すると、約１４ｇの軽量化している。
１０のシュー部分１１とは反対側のスリット１２ａから
嵌め込まれて前記ガイド本体１０を補強するものであっ
て、この補強板２０には、ガイド長手方向に亘って複数
配設されてその板厚方向に開口する矩形状の肉抜き窓部
２１と、図示しない取付ボルトによって前記ガイド本体
１０の躯体取付孔１２ｂと共締めされて嵌め込み位置決
めされる挿通孔２２と、前記ガイド本体１０の係止爪１
２ｅに係止される係止孔２３がそれぞれ設けられてい
る。したがって、本第１実施例における補強板２０の場
合、これを同一外形である従来の補強板、すなわち、肉
抜き加工前の補強板に比較すると、約５８ｇ（グラム）
の軽量化しており、また、従来のアルミダイキャスト製
のものに比較すると、約１４ｇの軽量化している。
【００１８】そして、図２のガイド先端付近の拡大図、
および、図３のガイド基端付近の拡大図に示すように、
前記ガイド本体１０の垂直板状部分１２に設けた係止爪
１２ｅが、前記補強板２０の係止孔２３に対して着脱自
在に係止される。
および、図３のガイド基端付近の拡大図に示すように、
前記ガイド本体１０の垂直板状部分１２に設けた係止爪
１２ｅが、前記補強板２０の係止孔２３に対して着脱自
在に係止される。
【００１９】また、図２乃至図３に示すように、前記ガ
イド本体１０の垂直板状部分１２にその一部として前記
補強板２０の肉抜き窓部２１に対応して配置する係止片
１２ｆをそれぞれ突設した場合には、これらの係止片１
２ｆを矩形状の肉抜き窓部２１にそれぞれ対応して係止
することができるので、前記ガイド本体１０と補強板２
０との組み付け強度がより強固になる。
イド本体１０の垂直板状部分１２にその一部として前記
補強板２０の肉抜き窓部２１に対応して配置する係止片
１２ｆをそれぞれ突設した場合には、これらの係止片１
２ｆを矩形状の肉抜き窓部２１にそれぞれ対応して係止
することができるので、前記ガイド本体１０と補強板２
０との組み付け強度がより強固になる。
【００２０】このようにして得られた本第１実施例の伝
動装置用可動ガイドは、従来の補強板より肉抜き窓部の
分だけ軽量化されるので、ガイド全重量を軽量化するこ
とができ、エンジン、駆動装置等の躯体の側壁に取付ボ
ルト（図示しない）などによって、ガイド本体１０と補
強板２０とを貫通共締めして取り付けられる。このと
き、ガイド本体１０と補強板２０とは、ガイド基端側に
おいては前述した取付ボルトにより外れることがなく、
また、ガイド先端側においては、図示しないテンショナ
ーの可動のプランジャによって押さえられて外れること
がないので、走行中のチェーン、ベルト等に発生する振
動、横振れを抑制して、チェーン、ベルト等の安定した
伝動走行を確保することができる。
動装置用可動ガイドは、従来の補強板より肉抜き窓部の
分だけ軽量化されるので、ガイド全重量を軽量化するこ
とができ、エンジン、駆動装置等の躯体の側壁に取付ボ
ルト（図示しない）などによって、ガイド本体１０と補
強板２０とを貫通共締めして取り付けられる。このと
き、ガイド本体１０と補強板２０とは、ガイド基端側に
おいては前述した取付ボルトにより外れることがなく、
また、ガイド先端側においては、図示しないテンショナ
ーの可動のプランジャによって押さえられて外れること
がないので、走行中のチェーン、ベルト等に発生する振
動、横振れを抑制して、チェーン、ベルト等の安定した
伝動走行を確保することができる。
【００２１】さらに、本第１実施例の伝動装置用可動ガ
イドの解体時には、ドライバーなどの工具を用いて前記
係止爪１２ｅおよび係止片１２ｆを外側に押圧してその
係合を解除するという簡単な操作によって前記ガイド本
体１０と補強板２０との分離・解体を可能にしてリサイ
クル化を達成することができる。
イドの解体時には、ドライバーなどの工具を用いて前記
係止爪１２ｅおよび係止片１２ｆを外側に押圧してその
係合を解除するという簡単な操作によって前記ガイド本
体１０と補強板２０との分離・解体を可能にしてリサイ
クル化を達成することができる。
【００２２】つぎに、図４は、本発明の第２実施例であ
る伝動装置用可動ガイドの組み立て状態を示す図であっ
て、前述した第１実施例と同様に、合成樹脂で一体成形
されたガイド本体１０と、鋼板より打ち抜き加工された
補強板２０とで構成される２ピース構造を備え、このガ
イド本体１０に対して前記補強板２０を矢印方向から組
み込みで補強したものである。
る伝動装置用可動ガイドの組み立て状態を示す図であっ
て、前述した第１実施例と同様に、合成樹脂で一体成形
されたガイド本体１０と、鋼板より打ち抜き加工された
補強板２０とで構成される２ピース構造を備え、このガ
イド本体１０に対して前記補強板２０を矢印方向から組
み込みで補強したものである。
【００２３】すなわち、本第２実施例の伝動装置用可動
ガイドは、前述した第１実施例と同様なガイド構造を備
えており、前記ガイド本体１０は、走行するチェーンが
接触摺動する摺動面を表面に有するシュー部分１１と、
シュー部分１１の裏側にガイド長手方向に亘って垂直に
設けられた垂直板状部分１２とで構成され、さらに、こ
の垂直板状部分１２には、ガイド長手方向に亘って垂直
端部側に開口するスリット１２ａと、エンジン、駆動装
置等の躯体に取り付けるための躯体取付孔１２ｂを有す
るボス部１２ｃと、合成樹脂からなるガイド構造を補強
する複数の補強リブ１２ｄがそれぞれ設けられている。
ガイドは、前述した第１実施例と同様なガイド構造を備
えており、前記ガイド本体１０は、走行するチェーンが
接触摺動する摺動面を表面に有するシュー部分１１と、
シュー部分１１の裏側にガイド長手方向に亘って垂直に
設けられた垂直板状部分１２とで構成され、さらに、こ
の垂直板状部分１２には、ガイド長手方向に亘って垂直
端部側に開口するスリット１２ａと、エンジン、駆動装
置等の躯体に取り付けるための躯体取付孔１２ｂを有す
るボス部１２ｃと、合成樹脂からなるガイド構造を補強
する複数の補強リブ１２ｄがそれぞれ設けられている。
【００２４】他方、前記補強板２０は、前記ガイド本体
１０のシュー部分１１とは反対側のスリット１２ａから
嵌め込まれて前記ガイド本体１０を補強するものであっ
て、この補強板２０には、ガイド長手方向に亘って複数
配設されてその板厚方向に開口するほぼ円形状の肉抜き
窓部２１と、図示しない取付ボルトによって前記ガイド
本体１０の躯体取付孔１２ｂと共締めされて嵌め込み位
置決めされる挿通孔２２と、前記ガイド本体１０の係止
爪１２ｅに係止される係止孔２３がそれぞれ設けられて
いる。要するに、本第２実施例は、前述した第１実施例
における矩形状の肉抜き窓部２１をほぼ円形状の肉抜き
窓部２１に変更したものである。
１０のシュー部分１１とは反対側のスリット１２ａから
嵌め込まれて前記ガイド本体１０を補強するものであっ
て、この補強板２０には、ガイド長手方向に亘って複数
配設されてその板厚方向に開口するほぼ円形状の肉抜き
窓部２１と、図示しない取付ボルトによって前記ガイド
本体１０の躯体取付孔１２ｂと共締めされて嵌め込み位
置決めされる挿通孔２２と、前記ガイド本体１０の係止
爪１２ｅに係止される係止孔２３がそれぞれ設けられて
いる。要するに、本第２実施例は、前述した第１実施例
における矩形状の肉抜き窓部２１をほぼ円形状の肉抜き
窓部２１に変更したものである。
【００２５】以上、第１実施例および第２実施例は、伝
動装置に揺動自在に取り付けられて使用される可動式摺
接ガイドについて説明したが、以下、本発明の第３実施
例として固定式摺接ガイドを説明する。まず、図５は、
本発明の第３実施例である伝動装置用固定ガイドの組み
立て状態を示す図であって、前述した第１実施例乃至第
２実施例と同様に、合成樹脂で一体成形されたガイド本
体１０と、鋼板より打ち抜き加工された補強板２０とで
構成される２ピース構造を備え、このガイド本体１０に
対して前記補強板２０を矢印方向から組み込みで補強し
たものである。なお、便宜上、第１実施例と同一態様部
材には同一符号を付して説明する。
動装置に揺動自在に取り付けられて使用される可動式摺
接ガイドについて説明したが、以下、本発明の第３実施
例として固定式摺接ガイドを説明する。まず、図５は、
本発明の第３実施例である伝動装置用固定ガイドの組み
立て状態を示す図であって、前述した第１実施例乃至第
２実施例と同様に、合成樹脂で一体成形されたガイド本
体１０と、鋼板より打ち抜き加工された補強板２０とで
構成される２ピース構造を備え、このガイド本体１０に
対して前記補強板２０を矢印方向から組み込みで補強し
たものである。なお、便宜上、第１実施例と同一態様部
材には同一符号を付して説明する。
【００２６】すなわち、前記ガイド本体１０は、走行す
るチェーンが接触摺動する摺動面を表面に有するシュー
部分１１と、シュー部分１１の裏側にガイド長手方向に
亘って垂直に設けられた垂直板状部分１２とで構成さ
れ、さらに、この垂直板状部分１２には、ガイド長手方
向に亘って垂直端部側に開口するスリット１２ａと、エ
ンジン、駆動装置等の躯体に取り付けるための躯体取付
孔１２ｂを有する両端二か所のボス部１２ｃと、合成樹
脂からなるガイド構造を補強する複数の補強リブ１２ｄ
がそれぞれ設けられている。
るチェーンが接触摺動する摺動面を表面に有するシュー
部分１１と、シュー部分１１の裏側にガイド長手方向に
亘って垂直に設けられた垂直板状部分１２とで構成さ
れ、さらに、この垂直板状部分１２には、ガイド長手方
向に亘って垂直端部側に開口するスリット１２ａと、エ
ンジン、駆動装置等の躯体に取り付けるための躯体取付
孔１２ｂを有する両端二か所のボス部１２ｃと、合成樹
脂からなるガイド構造を補強する複数の補強リブ１２ｄ
がそれぞれ設けられている。
【００２７】他方、前記補強板２０は、前記ガイド本体
１０のシュー部分１１とは反対側のスリット１２ａから
嵌め込まれて前記ガイド本体１０を補強するものであっ
て、この補強板２０には、ガイド長手方向に亘って複数
配設されてその板厚方向に開口するほぼ矩形状の肉抜き
窓部２１と、図示しない取付ボルトによって前記ガイド
本体１０の両端二か所にある躯体取付孔１２ｂと共締め
されて嵌め込み位置決めされる両端二か所の挿通孔２２
と、前記ガイド本体１０の係止爪（図示してい ない）に
係止される係止孔２３がそれぞれ設けられている。
１０のシュー部分１１とは反対側のスリット１２ａから
嵌め込まれて前記ガイド本体１０を補強するものであっ
て、この補強板２０には、ガイド長手方向に亘って複数
配設されてその板厚方向に開口するほぼ矩形状の肉抜き
窓部２１と、図示しない取付ボルトによって前記ガイド
本体１０の両端二か所にある躯体取付孔１２ｂと共締め
されて嵌め込み位置決めされる両端二か所の挿通孔２２
と、前記ガイド本体１０の係止爪（図示してい ない）に
係止される係止孔２３がそれぞれ設けられている。
【００２８】このようにして得られた本発明である第３
実施例の伝動装置用固定ガイドは、従来の補強板より肉
抜き窓部の分だけ軽量化されるので、ガイド全重量を軽
量化することができる。
実施例の伝動装置用固定ガイドは、従来の補強板より肉
抜き窓部の分だけ軽量化されるので、ガイド全重量を軽
量化することができる。
【００２９】
【発明の効果】本発明の伝動装置用摺接ガイドは、上述
したような装置構成を備えているため、以下のような本
発明に特有の効果を奏する。まず、走行するチェーン、
ベルト等が表面に接触摺動するシュー部分と前記シュー
部分の裏側にガイド長手方向に亘って設けられた垂直板
状部分とを備えたガイド本体が合成樹脂で一体成形さ
れ、前記ガイド本体を補強する補強板が前記垂直板状部
分の垂直端部に開口してガイド長手方向に亘って形成さ
れたスリットに嵌め込まれていることによって、走行中
のチェーン、ベルト等に適切な張力を付与したり、走行
中のチェーン、ベルト等に発生する振動、横振れを抑制
することができるので、チェーン、ベルト等の安定した
伝動走行を確保することができる。
したような装置構成を備えているため、以下のような本
発明に特有の効果を奏する。まず、走行するチェーン、
ベルト等が表面に接触摺動するシュー部分と前記シュー
部分の裏側にガイド長手方向に亘って設けられた垂直板
状部分とを備えたガイド本体が合成樹脂で一体成形さ
れ、前記ガイド本体を補強する補強板が前記垂直板状部
分の垂直端部に開口してガイド長手方向に亘って形成さ
れたスリットに嵌め込まれていることによって、走行中
のチェーン、ベルト等に適切な張力を付与したり、走行
中のチェーン、ベルト等に発生する振動、横振れを抑制
することができるので、チェーン、ベルト等の安定した
伝動走行を確保することができる。
【００３０】そして、前記補強板には、その板厚方向に
開口する肉抜き窓部がガイド長手方向に配設されている
ことによって、従来の補強板より肉抜き窓部の分だけ軽
量化されるので、ガイド全重量を軽量化することができ
るとともに、走行中のチェーン、ベルト等の振動、横振
れに伴って発生するガイド自体の振動エネルギーを軽減
してこれに起因する振動騒音を抑制することができる。
開口する肉抜き窓部がガイド長手方向に配設されている
ことによって、従来の補強板より肉抜き窓部の分だけ軽
量化されるので、ガイド全重量を軽量化することができ
るとともに、走行中のチェーン、ベルト等の振動、横振
れに伴って発生するガイド自体の振動エネルギーを軽減
してこれに起因する振動騒音を抑制することができる。
【００３１】さらに、前記ガイド本体の躯体取付孔と共
締めして嵌め込み位置決めする挿通孔がガイド長手方向
の少なくとも一端部側に穿設されていることによって、
走行中のチェーン、ベルト等に起因して発生するガイド
本体と補強板との間の振動を抑制してこれに起因する振
動騒音を抑制することができる。
締めして嵌め込み位置決めする挿通孔がガイド長手方向
の少なくとも一端部側に穿設されていることによって、
走行中のチェーン、ベルト等に起因して発生するガイド
本体と補強板との間の振動を抑制してこれに起因する振
動騒音を抑制することができる。
【図１】 本発明の第１実施例である伝動装置用可動ガ
イドの組み立て図。
イドの組み立て図。
【図２】 ガイド先端付近の拡大図。
【図３】 ガイド基端付近の拡大図。
【図４】 本発明の第２実施例である伝動装置用可動ガ
イドの組み立て図。
イドの組み立て図。
【図５】 本発明の第３実施例である伝動装置用固定ガ
イドの組み立て図。
イドの組み立て図。
【図６】 従来のアルミダイキャスト製可動式摺接ガイ
ドの組み立て図。
ドの組み立て図。
【図７】 従来の伝動装置用可動ガイドの組み立て図。
１０ ・・・ ガイド本体 １１ ・・・ シュー部分 １２ ・・・ 垂直板状部分 １２ａ・・・ スリット １２ｂ・・・ 躯体取付孔 １２ｃ・・・ ボス部 １２ｄ・・・ 補強リブ １２ｅ・・・ 係止爪 １２ｆ・・・ 係止片 １２ｇ・・・ テンショナ当接部 ２０ ・・・ 補強板 ２１ ・・・ 肉抜き窓部 ２２ ・・・ 挿通孔 ２３ ・・・ 係止孔 Ａ ・・・ 従来の伝動装置用可動式摺接ガイド Ａ１０・・・ シュー部材 Ａ１１・・・ フック Ａ２０・・・ ベース部材 Ｂ ・・・ 従来の伝動装置用可動式摺接ガイド Ｂ１０・・・ シュー部材 Ｂ２０・・・ プレート部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16H 7/00 - 7/24 F02B 67/06
Claims (1)
- 【請求項１】 走行するチェーン、ベルト等が表面に接
触摺動するシュー部分と前記シュー部分の裏側にガイド
長手方向に亘って設けられた垂直板状部分とを備えたガ
イド本体が合成樹脂で一体成形され、前記ガイド本体を
補強する補強板が前記垂直板状部分の垂直端部に開口し
てガイド長手方向に亘って形成されたスリットに嵌め込
まれている伝動装置用摺接ガイドにおいて、 前記補強板には、その板厚方向に開口する肉抜き窓部が
ガイド長手方向に配設されているとともに前記ガイド本
体の躯体取付孔と共締めして嵌め込み位置決めする挿通
孔がガイド長手方向の少なくとも一端部側に穿設されて
いることを特徴とする伝動装置用摺接ガイド。
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|---|---|---|---|
| JP2001306846A JP3338436B1 (ja) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | 伝動装置用摺接ガイド |
| US10/237,651 US6796917B2 (en) | 2001-10-02 | 2002-09-09 | Sliding contact guide for transmission device |
| DE60218952T DE60218952T2 (de) | 2001-10-02 | 2002-09-20 | Gleitschiene für Kettenantrieb |
| EP02020992A EP1300607B1 (en) | 2001-10-02 | 2002-09-20 | Sliding contact guide for transmission device |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001306846A JP3338436B1 (ja) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | 伝動装置用摺接ガイド |
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|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP2001306846A Expired - Fee Related JP3338436B1 (ja) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | 伝動装置用摺接ガイド |
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| EP (1) | EP1300607B1 (ja) |
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| CN (1) | CN1246608C (ja) |
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| JP3744905B2 (ja) * | 2003-01-28 | 2006-02-15 | 株式会社椿本チエイン | 伝動装置用可動ガイド |
| JP2005048931A (ja) * | 2003-07-31 | 2005-02-24 | Tsubakimoto Chain Co | 伝動装置用レバー |
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| JP4381251B2 (ja) * | 2004-08-19 | 2009-12-09 | 株式会社椿本チエイン | 伝動装置用摺接ガイド |
| JP4060320B2 (ja) * | 2005-03-07 | 2008-03-12 | 株式会社椿本チエイン | 伝動装置用可動ガイド |
| DE102005018901A1 (de) * | 2005-04-22 | 2006-11-16 | Schaeffler Kg | Zugmitteltrieb mit zumindest einer Schiene zum Spannen und/oder Führen eines endlosen Zugmittels |
| WO2007068229A1 (de) * | 2005-12-13 | 2007-06-21 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Führungsanordnung für ein umschlingungsmittel und spritzgusswerkzeug zur herstellung einer führungsanordnung |
| ATE475817T1 (de) * | 2007-03-27 | 2010-08-15 | Dayco Europe Srl | Antrieb für einen verbrennungsmotor mit einem ölbenetzten zahnriemen und einem spannschuh |
| DE102007015677A1 (de) * | 2007-03-31 | 2008-10-02 | Schaeffler Kg | Versteifung von Bauteilen für Zugmittelführungen |
| JP5190160B2 (ja) * | 2007-07-05 | 2013-04-24 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | チェーンテンショナまたはチェーンガイド、ならびにそれらの製造方法 |
| JP4386378B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2009-12-16 | 株式会社椿本チエイン | テンショナレバー |
| DE102007046816A1 (de) | 2007-09-29 | 2009-04-02 | Schaeffler Kg | Kettenspanneinrichtung, insbesondere für einen Steuerkettentrieb |
| DE102011081226A1 (de) * | 2011-08-19 | 2013-02-21 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Führungs- oder Spannschiene für Zugmitteltriebe und Zugmitteltrieb |
| JP5631825B2 (ja) * | 2011-09-07 | 2014-11-26 | 株式会社椿本チエイン | 伝動装置用ガイド |
| CN104662333B (zh) * | 2012-07-17 | 2016-08-10 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 用于锥盘带式传动装置的带器件的导向机构 |
| CN104870862B (zh) * | 2012-12-09 | 2017-09-01 | 克劳伊斯传动装置产品有限公司 | 链条张紧器 |
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| DE102013004456B3 (de) * | 2013-03-14 | 2014-09-18 | Iwis Motorsysteme Gmbh & Co. Kg | Spannschiene mit federndem Aufdrückbereich |
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| CN107407380A (zh) | 2015-03-09 | 2017-11-28 | 克劳伊斯传动装置产品有限公司 | 在叶片的弹簧端部反应表面具有改进的结构刚性的链条张紧器塑料叶片 |
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| JP7212072B2 (ja) * | 2019-01-22 | 2023-01-24 | 大同工業株式会社 | チェーンガイド及びそれを用いたチェーン伝動装置 |
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