JP3336826B2 - 盗難防止装置 - Google Patents

盗難防止装置

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JP3336826B2
JP3336826B2 JP25370395A JP25370395A JP3336826B2 JP 3336826 B2 JP3336826 B2 JP 3336826B2 JP 25370395 A JP25370395 A JP 25370395A JP 25370395 A JP25370395 A JP 25370395A JP 3336826 B2 JP3336826 B2 JP 3336826B2
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/04Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は盗難防止装置に関
し、特には車両の盗難防止装置として有効なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】盗難防止装置として例えば車両用盗難防
止装置が従来から良く知られている。このような車両用
盗難防止装置においては、キーによってキーロータが回
動操作されてイグニッションスイッチがオンされ、暗証
コード照合装置に電力が供給されたら、この暗証コード
照合装置が、キーとの間で、キー側の暗証コードと車両
側の暗証コードとを照合するための通信を行い、この照
合結果に応じてエンジンの始動を許可または禁止する、
というのが一般的な方法である。
【0003】しかし、暗証コードとキーとの間の上記通
信を、イグニッションスイッチをオンしたときに行う場
合、以下のような問題があった。すなわち、暗証コード
照合装置が上記通信を行うには、通常、100〜500
(ms)の時間が必要である。従って、イグニッション
スイッチをオンしたときから上記通信を行う場合、イグ
ニッションスイッチオンからスタータスイッチオンまで
を素早く操作すると、スタータがオンしている間に上記
通信が行われる公算が大きい。この場合、クランキング
によってバッテリー電圧が低下した状態で上記通信が行
われることになり、通信エラーとなる可能性が大きい。
【0004】そこで、イグニッションスイッチがオンす
るとき(エンジンが始動するとき)よりも前に上記通信
を行うようにした盗難防止装置として、特開平5−39
767号公報に開示されたものがある。これは、キーが
キーロータへ差し込まれたことをキー検出スイッチが検
出したら、キー内の発信回路がアンテナからアンロック
信号を一定時間出力する。そして、このアンロック信号
が、自動車側のアンテナによって受信され、コード判別
回路(暗証コード照合装置)に伝送される。
【0005】そして、このコード判別回路が、上記アン
ロック信号が特定コードの信号か否かを判別し、特定コ
ードの信号であればエンジンの始動を許容し、そうでな
ければエンジンの始動を禁止する、というものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うに、通常は、暗証コード照合装置はイグニッションス
イッチがオンしてから電力が供給されるように構成され
ている。言い換えれば、上記従来技術のように、キーが
キーロータへ差し込まれたときから上記通信が行えるよ
うにするためには、このときには既に、暗証コード照合
装置に電力が供給されていなければならない。
【0007】その対策として、キーがキーロータに差し
込まれていない間も、暗証コード照合装置に、常に電力
を供給するようにする、という方法が考えられる。しか
し、この場合、暗証コード照合装置内のCPUが通常の
高速モード(例えば8MHz 動作)していると、暗証コー
ド照合装置における消費電流が大きく、バッテリー上が
り等の問題が生じてしまう。
【0008】また、その他の対策として、キーがキーロ
ータに差し込まれていない間は、暗証コード照合装置内
のCPUをいわゆるスリープモード(例えば500kHz
の低速動作)として消費電流を少なくする、という方法
が考えられる。このスリープモードのときは、消費電流
が少ないので、上記のような問題は回避できるが、その
一方で、暗証コード照合装置内のCPUが、スリープモ
ードにも対応できるようなハードウェアを持たなければ
ならず、構成が複雑となってしまう。また、消費電流は
少なくなるものの、CPUは動作しているため、この消
費電流を0にすることはできない。
【0009】また、上記の問題は車両用盗難防止装置に
限って発生するものではなく、原動機が駆動したときに
移動する移動体用の盗難防止装置において、この原動機
を始動する前から上記通信を行うようにしたものについ
ても同様に発生する。そこで、本発明は上記問題に鑑
み、原動機が始動される前に上記通信を行うようにした
盗難防止装置において、暗証コード照合装置における消
費電力を少なくし、かつその構成を簡素なものにするこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1〜11記載の発明では、移動体の運転者が
始動指示部材(1)を用いて原動機(20)の始動を指
示する前の状態であることを検出する始動前状態検出手
段(2)と、電源ラインを閉成または開放する切換手段
(21b)と、電源(5)から常に電力が供給されると
ともに、上記始動前状態検出手段(2)における検出結
果が入力され、この検出結果が「未検出」から「検出」
となったときに、上記電源ラインを閉成するように上記
切換手段(21b)を制御する電力供給制御手段(1
1、15、21a)とを備えたことを特徴としている。
【0011】これによると、電力供給制御手段(11、
15、21a)は、常に電力が供給されているため、始
動前状態検出手段(2)が上記状態を検出したか否かを
常に監視することができる。そして、この電力供給制御
手段(11、15、21a)は、始動前状態検出手段
(2)における検出結果が「未検出」から「検出」とな
ったときに、電源ラインを閉成するように切換手段(2
1b)を制御して、暗証コード照合装置(8)(請求項
2記載の発明においては更に原動機制御装置(9))に
電力を供給する。
【0012】このように、暗証コード照合装置(8)
(請求項2記載の発明においては更に原動機制御装置
(9))には、常に電力供給する必要が無くなるので、
常に電力供給する場合に比べて、暗証コード照合装置
(8)(請求項2記載の発明においては更に原動機制御
装置(9))における消費電力を少なくすることができ
る。また、上記のように電力供給制御手段(11、1
5、21a)が、始動前状態検出手段(2)における検
出結果が「未検出」から「検出」となったか否かを常に
検出することができるので、暗証コード照合装置(8)
(請求項2記載の発明においては更に原動機制御装置
(9))をスリープモードにする必要性が無くなる。従
って、暗証コード照合装置(8)(請求項2記載の発明
においては更に原動機制御装置(9))は、スリープモ
ードにも対応できるようなハードウェアを持つ必要が無
く、その構成を簡素なものにすることができる。
【0013】また、請求項1〜11記載の発明では、上
記電力供給制御手段(11、15、21a)を、計時時
間判定手段(ステップ220)によって計時時間が所定
時間以上であると判定されたとき、上記電源ラインを開
放するように上記切換手段(21b)を制御するように
構成したことを特徴としている。
【0014】このように、電力供給制御手段(11、1
5、21a)を、上記計時時間が上記所定時間以上の
ときに電源ラインを開放するように構成することによっ
て、上記計時時間が上記所定時間以上となっても電源
ラインを閉成したままとなるように構成した場合に比べ
て、以下のような効果を奏する。電力供給制御手段(1
1、15、21b)を上記のように構成した場合、何
らかの原因で始動前状態検出手段(2)における検出結
果が「検出」のままとなると、電力供給制御手段(1
1、15、21a)は、電源ラインを閉成するように切
換手段(21b)を制御する状態が継続する。つまり、
暗証コード照合装置(8)には電力が供給され続ける。
【0015】この状態で、正規の運転者が始動指示部材
(1)を用いて原動機(20)の始動を指示したときに
は、暗証コード照合装置(8)による上記照合結果は
「一致」となる。そして、この照合結果は、照合結果書
込手段(ステップ135、150)によって第1記憶手
段(10a)に書き込まれる。このとき、暗証コード照
合装置(8)(請求項2記載の発明においては更に原動
機制御装置(9))には電力が供給され続けているの
で、第1記憶手段(10a)の記憶内容は保持される。
【0016】その後、上記正規の運転者が原動機(2
0)を停止させ、始動指示部材(1)を持って移動体か
ら離れていっても、上記のように第1記憶手段(10
a)に、上記照合結果が「一致」である旨の記憶内容が
保持されているため、正規の運転者以外の第三者が例え
ば無理矢理に原動機(20)に通電させれば、原動機
(20)の始動が許可されてしまう。
【0017】そこで、電力供給制御手段(11、15、
21b)を上記のように構成すれば、始動前状態検出
手段(2)における検出結果が「未検出」から「検出」
となった後、所定時間が経過したら電源ラインが開放す
る。つまり、暗証コード照合装置(8)(請求項2記載
の発明においては更に原動機制御装置(9)への電力供
給が遮断される。
【0018】従って、上記第三者が、暗証コード照合装
置(8)に無理矢理に電力供給されるようにしても、こ
のときには、暗証コード照合装置(8)における照合結
果が「不一致」となるので、原動機(20)の始動は禁
止される。このように本発明では、電力供給制御手段
(11、15、21b)を上記のように構成した場合
の問題を回避できる。
【0019】また、請求項記載の発明では、上記計時
時間判定手段(ステップ220)によって上記計時時間
が上記所定時間以上であると判定されたとき、上記第1
記憶手段(10a)に書き込まれた上記照合結果を「不
一致」とする照合結果変更手段(ステップ230)を設
けたことを特徴としている。
【0020】
【0021】これによると、上記照合結果変更手段(ス
テップ230)設けない場合は、電力供給制御手段
(11、15、21b)を上記のように構成した場合
と同様の問題が生ずるが、本発明によると、この問題を
回避することができる。すなわち、何らかの原因によっ
て、切換手段(21b)が電源ラインを閉成したままの
状態となった場合、上記の同じ状況となって、原動機
の始動が行われる。
【0022】しかし、請求項記載の発明では、上記計
時時間が所定時間以上となったら、第1記憶手段(10
a)に書き込まれた記憶内容を「一致」から「不一致」
とするので、第三者が例えば無理矢理に原動機(20)
に通電させても、第1記憶手段(10a)に記憶された
照合結果が「不一致」であるので、原動機(20)の始
動は禁止される。
【0023】
【0024】また、請求項記載の発明では、電力供給
制御手段(11、15、21a)を、学習値書込終了判
定手段(ステップ420)によって、第2記憶手段(1
0b)へのエンジン(20)についての学習値の書込が
終了したと判定されるまでは、上記電源ラインを閉成す
るように切換手段(21b)を制御するように構成した
ことを特徴としている。
【0025】これによると、停止信号出力手段(3)か
ら原動機(20)を停止させる停止信号が出力されたと
き、学習値書込手段(ステップ415)が、原動機(2
0)についての学習値を第2記憶手段(10b)に書き
込むわけだが、この書込が終了するまでは、電源ライン
が閉成する、すなわち暗証コード照合装置(8)(請求
項2記載の発明においては更に原動機制御装置(9))
への電力供給が継続されるので、第2記憶手段(10
b)への上記学習値の書込を確実に行うことができる。
【0026】また、請求項記載の発明では、第1記憶
手段(10a)および第2記憶手段(10b)が、暗証
コード照合装置(8)および原動機制御装置(9)のい
ずれか一方に接続されていることを特徴としている。こ
れによると、第1記憶手段(10a)を暗証コード照合
装置(8)に持たせて、第2記憶手段(10b)を原動
機制御装置(9)に持たせる場合に比べて、部品点数を
少なくすることができ、コストを安価にすることができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の盗難防止装置を自
動車に用いた一実施の形態について、図1〜8に基づい
て説明する。まず、図1を用いて本実施形態の全体構成
について説明する。キー1内には、後述するアンテナ1
7から送信されてくる電力(電波)に応じて電荷が蓄え
られるコンデンサ(図示しない)と、このコンデンサに
蓄えられた電荷を電源として、キー1内に記憶された暗
証コードを上記アンテナに送信する送信器(図示しな
い)とが内蔵されている。
【0028】このキー1が、車両のステアリングコラム
部分に設けられた図2のキーシリンダ31に差し込まれ
たときには、図1のキー挿入スイッチ2が機械的に閉じ
る。なお、このキー挿入スイッチ2が閉じたときには、
後述する盗難防止制御装置8およびメインリレー制御部
15にはローレベル信号が出力され、キー挿入スイッチ
2が開いたときには、盗難防止制御装置8およびメイン
リレー制御部15にはハイレベル信号が出力される。
【0029】そして、キー1を回動し、図2のキーロー
タ32が「ON」位置になったときに、図1のイグニッ
ションスイッチ3が機械的に閉じる。さらにキー1を回
動し、図2のキーロータ32が「START」位置にな
ったときに、図1のスタータスイッチ4が機械的に閉
じ、バッテリー5からの電力がスタータ6に供給され
て、スタータ6が始動する。
【0030】エンジン電子制御ユニット7は、盗難防止
制御装置8、エンジン制御装置9、EEPROM10、
第1〜第3トランジスタ11〜13、電源制御部14、
およびメインリレー制御部15を備える。上記盗難防止
制御装置8は、キー1内の上記暗証コードとEEPRO
M10内の暗証コード(車両側に記憶された暗証コー
ド)との照合を行い、この照合結果をDMA(ダイレク
ト・メモリ・アクセス)でエンジン制御装置9に送信す
るもので、入出力ポート8a、CPU8b、ROM8
c、RAM8dを備えている。そして、この入出力ポー
ト8aには、キー挿入スイッチ2、イグニッションスイ
ッチ3からの各信号、および増幅器16からの暗証コー
ド(キー1内の暗証コード)がそれぞれ入力される。
【0031】また、この入出力ポート8aからは、CP
U1分タイマポート80a(入出力ポート8aの一部)
から信号が出力される。また、入出力ポート8aの一部
である送受信切換ポート80bは、アンテナ17から電
波を送信する送信モードと、キー1から暗証コードを受
信する受信モードとを切り換えるポートであり、このポ
ート80bを例えばハイレベルにしたときに上記送信モ
ードとなり、ローレベルにしたときに上記受信モードと
なる。なお、CPU8bが行う制御処理については後述
する。
【0032】上記増幅器16は、アンテナ17を介して
キー1に送信する電波を変調、増幅するともに、キー1
から送信されてくる暗証コードを復調するものである。
また、上記エンジン制御装置9は、エアフローメータ1
8および回転角センサ19等からの信号に基づいて、燃
料噴射量および点火時期等の演算を行い、この演算結果
に基づいてエンジン20(インジェクタ20a、イグナ
イタ20b等)を制御したり、エンジン20についての
学習値(例えば空燃比の学習値)をEEPROM10に
書き込んだり、盗難防止制御装置8からの上記照合結果
に基づいて、エンジン20の始動の許可、禁止を制御す
るもので、入出力ポート9a、CPU9b、ROM9
c、RAM9dを備えている。
【0033】そして、この入出力ポート9aには、イグ
ニッションスイッチ3、エアフローメータ18、および
回転角センサ19からの各信号が入力され、入出力ポー
ト9aからは、インジェクタ20aおよびイグナイタ2
0bへ信号が出力されるるとともに、CPUメインリレ
ー制御ポート90a(入出力ポート9aの一部)から信
号が出力される。なお、CPU9bが行う制御処理につ
いては後述する。
【0034】また、CPU9bには、バッテリー5から
の電力供給が遮断されても記憶内容を保持できるととも
に、読書可能なEEPROM10が接続されている。こ
のEEPROM10には、上記両暗証コードの照合結果
を示す盗難判定フラグをストアする第1記憶手段として
の領域10aと、エンジン20についての上記学習値を
ストアする第2記憶手段としての領域10bと、車両側
の暗証コードをストアしている第3記憶手段としての領
域10cとが形成されている。
【0035】また、上記第1トランジスタ11は、エミ
ッタがバッテリー5に接続され、ベースがメインリレー
制御部15に接続され、コレクタが、エンジン用電子制
御ユニット7の外部に設けられたメインリレー21のコ
イル21aに接続されている。従って、メインリレー制
御部15が第1トランジスタ11のベースにロー信号を
出力したときに、第1トランジスタ11が導通状態とな
り、コイル21aが通電状態となって、メインリレー2
1の接点21bが閉じる。
【0036】上記第2トランジスタ12は、エミッタが
バッテリー5に接続され、ベースが電源制御部14に接
続され、コレクタがメインリレー制御部15に接続され
ている。また、上記第3トランジスタ13は、エミッタ
が上記接点21bに接続され、ベースが電源制御部14
に接続され、コレクタが盗難防止制御装置8、エンジン
制御装置9、および増幅器16に接続されている。
【0037】上記電源制御部14は、バッテリー5から
の電圧が常に印加されており、第2トランジスタ12お
よび第3トランジスタ13の各コレクタ電圧が所定電圧
(本実施形態では5V)となるように、各ベース電圧を
常に制御している。従って、第2トランジスタ12のエ
ミッタ電圧が常にバッテリー電圧(本実施形態では12
V)となっていることから、メインリレー制御部15に
は常に5Vの電圧が印加される。
【0038】また、第3トランジスタ13のエミッタ電
圧は、コイル21aが通電状態となって接点21bが閉
じたときにバッテリー電圧となるので、このときに盗難
防止制御装置8、エンジン制御装置9、EEPROM1
0、および増幅器16に5Vの電圧が印加される。つま
り、接点21bを閉じなければ、盗難防止制御装置8、
エンジン制御装置9、EEPROM10、および増幅器
16へ5Vの電圧が印加されない。
【0039】また、上記メインリレー制御部15は、キ
ー挿入スイッチ2からの信号22、イグニッションスイ
ッチ3からの信号23、上記CPUメインリレー制御ポ
ート90aからの信号24、および上記CPU1分タイ
マポート80aからの信号25がそれぞれ入力され、こ
れらの各信号22〜25に応じた信号26を第1トラン
ジスタ11のベースに出力する。
【0040】このメインリレー制御部15は、具体的に
は図3に示すように構成されている。つまり、上記信号
22がノット回路15aにて反転された後、RSフリッ
プフロップ15bのセット端子Sに入力される。このセ
ット端子Sは、ノット回路15aからの信号のローから
ハイへの立ち上がりによってセットされる。また、上記
信号25がフリップフロップ15bのリセット端子Rに
入力される。
【0041】そして、フリップフロップ15bの出力端
子Qからの信号、上記信号23、および上記信号24が
それぞれオア回路15cに入力され、このオア回路15
cの出力がノット回路15dにて反転された後、上記信
号26として第1トランジスタ11のベースに出力され
る。このメインリレー制御部15は、上記のように5V
の電圧が常に印加されているので、上記各信号22〜2
5に応じて出力信号26を常に出力することができる。
【0042】また、メインリレー制御部15は、CPU
に比べて非常に簡単な回路であり、CPUのような発信
部も備えていないため、非常に少ない消費電流で動作す
る。なお、上記回路をCMOSにて構成すれば、消費電
流はとりわけ小さくできる。次に、盗難防止制御装置8
およびエンジン制御装置9の各CPUが実行する制御処
理について以下説明する。
【0043】まず最初に、盗難防止制御装置8のCPU
8bが実行する制御処理を、図4および図5のフローチ
ャートに基づいて説明する。盗難防止制御装置8に電圧
が印加されると、この電圧印加時に1回だけ図4のイニ
シャルルーチンが起動する。このルーチンでは、最初の
ステップ100にて、キー挿入スイッチ2が閉じている
か否かを判定し、YESと判定されたときは、次のステ
ップ110にて、RAM8d内のエラーカウンタに0を
セットし、NOと判定されたときは、このステップ10
0の処理を繰り返す。
【0044】そして、次のステップ115では、上記送
受信切換ポート80bにハイレベル信号を所定時間(例
えば50ms)出力して、上記送信モードとする。これ
によって、増幅器16にて増幅された電力(電波)が、
アンテナ17を介してキー1に所定時間送信され続け、
キー1内のコンデンサに電荷が蓄えられる。なお、ここ
でいう所定時間とは、上記コンデンサに蓄えられる電荷
量が、上記送信器の電源となり得るのに十分な時間であ
る。そして、次のステップ120では、まず、送受信切
換ポート80bにローレベル信号を出力して上記受信モ
ードとする。これによって、キー1の送信器がキー1内
の暗証コードを送信する。その上で、このキー1からの
暗証コードを受信したか否かを判定する。そして、受信
していないと判定されたときは、ステップ115の処理
に戻り、受信したと判定されたときは、ステップ125
に進む。
【0045】ステップ125では、EEPROM10の
領域10c内に記憶された暗証コード(車両側の暗証コ
ード)をDMAを用いてロードする。そして、次のステ
ップ130にて、キー1からの暗証コードとEEPRO
M10からの暗証コードとの照合を行う。そして、この
照合結果が一致のときには、車両の盗難は無かったとみ
なして、次のステップ135にて、上記盗難判定フラグ
に0をセットする旨の信号をDMAでエンジン制御装置
9に送信し、EEPROM10の領域10a内の盗難判
定フラグに0をセットする。つまり、車両の盗難は無か
ったことをEEPROM10に記憶しておく。そして、
このルーチンを終える。
【0046】また、上記照合結果が不一致のときには、
ステップ140にジャンプして、RAM8d内の上記エ
ラーカウンタを1つカウントアップし、次のステップ1
45にて、このエラーカウンタが所定数(本実施形態で
は10)を越えたか否かを判定する。ここで、越えてい
ないと判定されたときは、ステップ115に戻る。ま
た、越えたと判定されたときは、キー1が暗証コードを
送信し続けているにも係わらず、盗難防止制御装置8が
正しい暗証コードが受信できない、すなわち車両の盗難
であるとみなして、次のステップ150にて、盗難判定
フラグを1にセットする旨の信号をDMAでエンジン制
御装置9に送信し、EEPROM10の領域10a内の
盗難判定フラグに1をセットする。つまり、車両の盗難
があったことをEEPROM10に記憶しておく。そし
て、このルーチンを終える。
【0047】一方、盗難防止制御装置8に電圧が印加さ
れると、上記図4のルーチンの他に、所定周期(本実施
形態では4ms)毎に図5の割込みルーチンが起動す
る。このルーチンでは、最初のステップ200にて、キ
ー挿入スイッチ2が閉じているか否かを判定し、閉じて
いると判定されたときは次のステップ205に進み、開
いていると判定されたときはステップ225にジャンプ
する。
【0048】ステップ205では、キー挿入スイッチ2
が開いた状態から閉じた状態に切り換わったか否かを、
ハイからローへの立ち下がりエッジがあったか否かをみ
て判定する。つまり、このステップ205では、キーシ
リンダ31(図2)にキー1が挿入されたか否かを判定
する。ここで、YESと判定されたときは、ステップ2
10にて、RAM8d内の1分カウンタ(キー1がキー
シリンダ31に挿入され続けている時間をカウントする
カウンタ)に0をセットし、NOと判定されたときは、
ステップ215にて、上記1分カウンタを1つカウント
アップする。
【0049】そして、ステップ220では、上記1分カ
ウンタが所定数(本実施形態では15000)を越えた
か否かを判定する。つまり、キー1がキーシリンダ31
に所定時間(本実施形態では1分間)挿入され続けてい
るか否かを判定する。ここで、NOと判定されたとき
は、ステップ240にジャンプして、上記CPU1分タ
イマポート80aからローレベル信号を出力する。つま
り、上記信号25(図3)をローレベルとする。
【0050】また、ステップ220にてYESと判定さ
れたときは、次のステップ225にて、イグニッション
スイッチ3が閉じているか否かを判定する。ここでNO
と判定されたときは、ステップ230にて、上記盗難判
定フラグに1をセットする旨の信号をDMAでエンジン
制御装置9に送信し、EEPROM10の領域10a内
の盗難判定フラグに1をセットする。
【0051】そして、ステップ235にて、上記CPU
1分タイマポート80aからハイレベル信号を出力す
る。つまり、上記信号25(図3)をハイレベルとす
る。その後、このルーチンを抜ける。次に、エンジン制
御装置9のCPU9bが実行する制御処理を、図6およ
び図7のフローチャートに基づいて説明する。
【0052】エンジン制御装置9は、電圧が印加される
と、所定周期(本実施形態では4ms)毎に図6の割込
みルーチンが起動する。このルーチンでは、最初のステ
ップ300にて、EEPROM10の領域10aに書き
込まれた盗難判定フラグが0にセットされているか否か
を判定する。つまり、車両盗難が無かったか否かを判定
する。ここで、YESと判定されたときは、次のステッ
プ305および310にて、燃料噴射フラグおよび点火
フラグを1にセットし、このルーチンを抜ける。反対
に、ステップ300にてNOと判定されたときは、次の
ステップ315および320にて、燃料噴射フラグおよ
び点火フラグを0にセットし、このルーチンを抜ける。
【0053】そしてエンジン制御装置9は、図示しない
制御ルーチンに基づいて、イグニッションスイッチ3が
閉じたか否かを判定し、閉じたと判定されたときに、上
記燃料噴射フラグが1にセットされていれば、インジェ
クタ20aに燃料噴射パルスを送る制御を実行し、点火
フラグが1にセットされていれば、イグナイタ20bに
点火パルスを送る制御を実行する。
【0054】また、イグニッションスイッチ3が閉じた
と判定されたときに、燃料噴射フラグが0にセットされ
ていればインジェクタ20aへ燃料噴射パルスを送ら
ず、点火フラグが0にセットされていればイグナイタ2
0bに点火パルスを送らない。つまり、上記各フラグが
1にセットされたときはエンジン20の始動が許可さ
れ、0にセットされたときはエンジン20の始動が禁止
される。
【0055】また、エンジン制御装置9は、電圧が印加
されると、上記図6のルーチンの他に、所定周期(本実
施形態では4ms)毎に図7の割込みルーチンが起動す
る。このルーチンでは、最初のステップ400にて、イ
グニッションスイッチ3が閉じているか否かを判定す
る。ここ、閉じていると判定されたときは、ステップ
430にジャンプして、CPUメインリレー制御ポート
90aからハイレベル信号を出力する。つまり、上記信
号24(図3)をハイレベルとする。その後、このルー
チンを抜ける。
【0056】また、上記ステップ400にてNOと判定
されたときは、次のステップ405にて、イグニッショ
ンスイッチ3が閉じた状態から開いた状態に切り換わっ
たか否かを、ハイからローへの立ち下がりエッジがあっ
たか否かをみて判定する。ここで、NOと判定されたと
きは、ステップ425にジャンプして、CPUメインリ
レー制御ポート90aからローレベル信号を出力する。
つまり、上記信号24(図3)をローレベルとする。そ
の後、このルーチンを抜ける。
【0057】また、上記ステップ405にてYESと判
定されたときは、次のステップ410にて、全てのルー
チンの割込みを禁止し、次のステップ415にて、エン
ジン20についての学習値(例えば空燃比についての学
習値)をEEPROM10の領域10bに書き込む。そ
して、次のステップ420にて、上記学習値の書込が終
了したか否かを判定し、終了していないと判定されたと
きは、再びステップ410の処理に戻り、終了したと判
定されたときは、上記ステップ425の処理を行う。
【0058】上記学習値は、イグニッションスイッチ3
が閉じてエンジン20が始動している間に、エンジン制
御装置9によって行われる図示しないルーチンによっ
て、RAM9dにストアされる。従って、上記ステップ
415では、イグニッションスイッチ3が閉じている間
にRAM9dにストアされた学習値を、EEPROM1
0の領域10bに書き込む処理を行う。
【0059】なお、上記各ステップは、それぞれの機能
を実現する手段を構成する。次に、上記図4〜7の制御
処理に基づく具体的作動を、図8を用いながら説明す
る。まず、図8の時間t1 にて、乗員がキー1をキーシ
リンダ31に差し込むと、キー挿入スイッチ2が閉じ
る。すると、上記信号22がハイからローに立ち下が
り、ノット回路15aの出力がローからハイへ立ち上が
るため、フリップフロップ15bのセット端子Sがセッ
トされる。
【0060】そして、オア回路15cからハイの信号が
出力され、出力信号26がハイからローに切り換わり、
第1トランジスタ11が導通状態となって、コイル21
aが通電状態となる。その結果、接点21bが閉じて、
盗難防止制御装置8、エンジン制御装置9、EEPRO
M10、および増幅器16へ電力供給され、図4〜図7
のルーチンが起動する。
【0061】そして、図4のルーチンによって、キー1
内の暗証コードとEEPROM10内の暗証コードとの
照合結果が一致のときには、ステップ135にて盗難判
定フラグに0がセットされるので、図6のルーチンによ
って、燃料噴射フラグおよび点火フラグがともに1にセ
ットされる。また、図4のルーチンによって、上記照合
結果が不一致のときには、盗難判定フラグに1がセット
さるので、図6のルーチンによって、燃料噴射フラグお
よび点火フラグがともに0にセットされる。
【0062】その後、時間t2 にて、乗員がキー1を回
してイグニッションスイッチ3が閉じると、図7のステ
ップ400にてYESと判定されるので、ステップ43
0にてCPUメインリレー制御ポート90aからからハ
イレベル信号が出力される。つまり、上記信号24がハ
イレベルとなる。なお、この時間t2 では、上記燃料噴
射フラグおよび点火フラグがともに1にセットされてい
れば、エンジン20の始動が許可され、上記各フラグが
ともに0にセットされていれば、エンジン20の始動が
禁止される。そして、時間t1 から1分が経過した時間
3 では、図5のステップ220にてYESと判定さ
れ、ステップ235にてCPU1分タイマポート80a
からハイレベル信号が出力される。つまり、上記信号2
5がハイレベルとなる。
【0063】このとき、フリップフロップ15bのリセ
ット端子Rがリセットされるので、フリップフロップ1
5bの出力端子Qの出力はローとなるが、上記信号24
および25がハイであるので、出力信号26はローとな
り、接点21bは閉じた状態を維持する。そして、時間
4 のときに乗員がキー1をキーシリンダ31内で回し
て、イグニッションスイッチ3が開いたら、図7のステ
ップ405にてYESと判定されて、ステップ415に
てエンジン20の学習値をEEPROM10の領域10
bに書き込み始める。そして、時間t5 にてこの書込が
終了したら、図7のステップ425にて、CPUメイン
リレー制御ポート90aからローレベル信号が出力され
る。つまり、上記信号24がローレベルとなる。
【0064】なお、上記時間t4 のときには、イグニッ
ションスイッチ3が開くことによって、信号23がロー
レベルとなるが、この時点ではまだ、信号24がハイレ
ベルであるので、出力信号26はローレベルとなり、接
点21bは閉じた状態を維持する。そして、上記時間t
5 のときに、信号24もローレベルとなるので、オア回
路15cの入力の全てがローレベルとなって、出力信号
26がハイレベルとなる。その結果、接点21bが開い
て、盗難防止制御装置8、エンジン制御装置9、EEP
ROM10、および増幅器16への電力供給が遮断され
る。
【0065】以上説明したように、本実施形態による
と、キー1をキーシリンダ31に挿入して、キー挿入ス
イッチ2が閉じることによって、メインリレー21の接
点21bが閉じ、盗難防止制御装置8、エンジン制御装
置9、EEPROM10、および増幅器16に所定電圧
(5V)が印加される。そして、その後、イグニッシ
ョンスイッチ3が開く、キー挿入スイッチ2が閉じて
から所定時間(1分)以上経過する、イグニッション
スイッチ3が閉から開となった後に、エンジン20につ
いての学習値をEEPROM10の領域10bに書き込
み終える、の全ての条件を満たすまでは、盗難防止制御
装置8、エンジン制御装置9、EEPROM10、およ
び増幅器16への電力供給は継続される。
【0066】逆に言うと、キー挿入スイッチ2が閉じて
から、上記〜の全ての条件を満たしたら、盗難防止
制御装置8、エンジン制御装置9、EEPROM10、
および増幅器16への電力供給は遮断される。従って、
キー挿入スイッチ2が閉じてから上記〜の全てを満
たした後は、盗難防止制御装置8、エンジン制御装置
9、EEPROM10、および増幅器16への電力供給
が遮断されるので、これら8、9、16に常に電力が供
給され続けている場合に比べて、これら8、9、16に
おける消費電力を少なくすることができる。
【0067】ここで、盗難防止制御装置8およびエンジ
ン制御装置9には、上記のようにキー1がキーシリンダ
31(図2)に挿入される前は電力が供給されていない
ので、これらの装置8、9は、キー1がキーシリンダ3
1に挿入されたことを検出できないが、その代わりに、
メインリレー制御部15に常に所定電圧(5V)が印加
されているため、このメインリレー制御部15が、キー
1がキーシリンダ31に挿入されたことを検出すること
ができる。
【0068】従って、盗難防止制御装置8およびエンジ
ン制御装置9を、キー挿入スイッチ2が閉じてから上記
〜の全てを満たした後にスリープモードとする必要
が無い。従って、盗難防止制御装置8およびエンジン制
御装置9の各CPUは、スリープモードにも対応できる
ようなハードウェアを持つ必要が無く、その構成を簡素
なものにすることができる。
【0069】また、本実施形態では、キー1をキーシリ
ンダ31に差し込み、エンジン20を始動させることな
く、そのままの状態で所定時間(1分)が経過した場合
には、信号23、24はともにローである。またこのと
き、図5のステップ235の処理によって信号25がハ
イとなり、フリップフロップ15bのリセット端子Rが
リセットされるので、フリップフロップ15bの出力端
子Qからの出力もローとなる。その結果、第1トランジ
スタ11のベースの入力(信号26)がハイとなって、
接点21bが開く。そして、盗難防止制御装置8、エン
ジン制御装置9、EEPROM10、および増幅器16
への電力供給が遮断される。
【0070】このように、キー1をキーシリンダ31
に差し込んでから1分が経過したら接点21bを開くよ
うに構成することによって、1分が経過してもなお接
点21bを閉じるように構成する場合に比べて、以下の
ような効果を奏する。上記のように構成した場合、何
らかの原因でキー挿入スイッチ2が閉じたままとなる
と、出力信号26は常にローレベルとなり、接点21b
が常に閉じた状態となる。つまり、盗難防止制御装置8
およびエンジン制御装置9に電力が供給され続ける。
【0071】この状態で、正規の運転者がキー1をキー
シリンダ31内に差し込むと、図4のステップ130に
て「一致」と判定され、EEPROM10の領域10a
内の盗難判定フラグに0がセットされる。また、この盗
難判定フラグの状態は保持される。その後、正規の運転
者がエンジン20を停止させ、キー1を抜いて車両から
離れていっても、盗難判定フラグ=0という記憶内容が
保持されているため、正規の運転者以外の第三者が、例
えば無理矢理にインジェクタ20aやイグナイタ20b
に通電させれば、エンジン20の始動が許可されてしま
う。つまり、車両が盗難されてしまう。
【0072】そこで、上記のように構成すれば、キー
1をキーシリンダ31に差し込み、エンジン20を始動
させることなく、そのままの状態で1分が経過した場合
には、接点21b開く。つまり、盗難防止制御装置8、
エンジン制御装置9、EEPROM10、および増幅器
16への電力供給が遮断される。従って、上記第三者
が、盗難防止制御装置8に無理矢理に電力供給されるよ
うにしても、このときには、図4のステップ130では
NOと判定され、盗難判定フラグに1がセットされるの
で、エンジン20の始動は禁止される。つまり、車両の
盗難が防止される。
【0073】また、本実施形態では、ステップ225に
てNOと判定されたときは、EEPROM10の領域1
0a内の盗難判定フラグに1をセットするので、以下の
ような効果を奏する。すなわち、例えば何らかの原因に
よって、接点21bが閉じたままの状態となった場合、
盗難防止制御装置8には常に電力が供給された状態とな
るので、正規の運転者がキー1をキーシリンダ31に差
し込んだときには、当然、盗難判定フラグに0がセット
される。そして、この盗難判定フラグ=0がEEPRO
M10の領域10aに記憶される。
【0074】そして、上記運転者が、エンジン20を停
止させ、キー1を抜いて車両から離れていっても、盗難
判定フラグ=0という記憶内容が保持されているため、
正規の運転者以外の第三者が、例えば無理矢理にインジ
ェクタ20aやイグナイタ20bに通電させれば、エン
ジン20の始動が許可されてしまう。つまり、車両が盗
難されてしまう。
【0075】そこで、本実施形態のようにすることによ
って、例えば正規の運転者がエンジン20を止めたとき
には、ステップ230の処理によって盗難判定フラグに
1がセットされるので、その後に第三者が例えば無理矢
理にインジェクタ20aやイグナイタ20bに通電させ
ても、盗難判定フラグに1がセットされているので、エ
ンジン20の始動は禁止される。つまり、車両の盗難が
防止される。
【0076】また、本実施形態では、イグニッションス
イッチ3が閉から開の状態となったときに、エンジン2
0についての学習値をEEPROM10の領域10bに
書き込むわけだが、この書込が終了するまでは、ステッ
プ425の処理を行わないようにした、つまりCPUメ
インリレー制御ポート90aからハイレベル信号が出力
されるようにしたので、接点21bが閉じたままとな
り、エンジン制御装置9への電力供給が維持される。従
って、上記学習値の書込を確実に行うことができる。
【0077】また、本実施形態では、盗難判定フラグを
ストアする手段(10a)と、上記学習値をストアする
手段(10b)を、ともにEEOROM10にて構成し
たので、上記手段(10a)を盗難防止制御装置8に持
たせ、上記手段(10b)をエンジン制御装置9にもた
る場合に比べて、部品点数を少なくすることができ、
コストを安価にすることができる。
【0078】また、本実施形態では、EEPROM10
を、通信量の多いエンジン制御装置9に接続し、このE
EPROM10と盗難防止制御装置との間の通信はDM
Aで行うようにしたので、逆にした場合に比べて通信効
率が向上する。 (他の実施形態)上記実施の形態では、盗難防止制御装
置8によって行われる図5のルーチンにおいて、ステッ
プ220にてYESと判定されたときには、次のステッ
プ225の判定を行い、ここでNOと判定されたときに
ステップ230の処理を行うようにしたが、図9に示す
ように、ステップ220にてYESと判定されたときに
は、ステップ231にて、図4に示すルーチンを行うよ
うにして良い。
【0079】この場合、ステップ220にてYESと判
定されたときは、キー1内の暗証コードとEEPROM
の領域10c内の暗証コードとの再照合を行うので、第
三者が例えば無理矢理にインジェクタ20aやイグナイ
タ20bに通電させても、この第三者は正規のキー1を
持っていないので、盗難判定フラグは1にセットされ
て、エンジン20の始動は禁止される。つまり、車両の
盗難が防止される。
【0080】また、バッテリー5と盗難防止制御装置8
とを結ぶ電源ライン上と、この電源ラインから分岐して
エンジン制御装置9に接続された電源ライン上とに、そ
れぞれ接点21bを設け、それぞれの接点21bを連動
して開閉するようにしても良い。また、上記実施形態で
は、請求項1記載の発明でいう始動前状態検出手段をキ
ー挿入スイッチ2で構成したが、乗員がシートに着座し
たことを検出する着座スイッチや、ドアが開いたことを
検出するドアスイッチ、あるいは電波、赤外線等でドア
をアンロックする装置からのドアアンロック信号を受信
したことを検出する手段等で構成しても良い。
【0081】また、上記実施形態では、メインリレー制
御部15をハードウェアで構成したが、同等の機能をソ
フトウェアで達成するようにしても良い。また、上記実
施形態では、請求項1記載の発明でいう始動指示部材を
キー1で構成したが、暗証コードが組み込まれたカード
で構成しても良い。また、上記実施形態では、エンジン
20を搭載した車両に盗難防止制御装置8を用いた場合
について説明したが、例えば電気自動車のようにエンジ
ンを備えていない車両に用いることもできる。この場
合、請求項1記載の発明でいう原動機は電動モータで構
成される。
【0082】また、上記実施形態では、盗難防止装置を
車両に適用した場合について説明したが、例えばボート
に用いることもできる。要は、原動機が駆動したときに
移動する移動体には全て適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態の車両盗難防止装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図2】上記実施形態のキーシリンダ31の正面図てあ
る。
【図3】図1のメインリレー制御部15の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】上記実施形態の盗難防止制御装置8によるイニ
シャルルーチンを示すフローチャートである。
【図5】上記盗難防止制御装置8による割込みルーチン
を示すフローチャートである。
【図6】上記実施形態のエンジン制御装置9による割込
みルーチンを示すフローチャートである。
【図7】上記エンジン制御装置9による割込みルーチン
を示すフローチャートである。
【図8】上記実施形態の具体的作動を示すタイムチャー
トである。
【図9】本発明他の実施形態の盗難防止制御装置8によ
る割込みルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…キー(始動指示部材)、2…キー挿入スイッチ(始
動前状態検出手段)、3…イグニッションスイッチ、5
…バッテリー(電源)、7…エンジン電子制御ユニッ
ト、8…盗難防止制御装置(暗証コード照合装置)、9
…エンジン制御装置(原動機制御装置)、10…EEP
ROM、10a…第1領域(第1記憶手段)、10b…
第2領域(第2記憶手段)、11…第1トランジスタ
(電力供給制御手段)、15…メインリレー制御部(電
力供給制御手段)、20…エンジン(原動機)、21…
メインリレー、21a…コイル(電力供給制御手段)、
21b…接点(切換手段)、22〜26…信号、31…
キーシリンダ(被差込部材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−232619(JP,A) 特開 平3−26858(JP,A) 特開 昭62−194502(JP,A) 実開 平7−6434(JP,U) 実開 平7−15972(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/04 F02P 11/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機(20)が駆動したときに移動す
    る移動体に用いられ、 電源ラインを介して源(5)から電力が供給され
    、前記移動体とは別体でかつ前記原動機(20)の始
    動を指示する始動指示部材(1)からの暗証コードと、
    前記移動体側の暗証コードとを照合する暗証コード照合
    装置(8)を備え、 この暗証コード照合装置(8)による前記両暗証コード
    の照合結果が一致のときには前記原動機(20)の始動
    を許可し、前記照合結果が不一致のときには前記原動機
    (20)の始動を禁止するように構成された盗難防止装
    置において、 前記移動体の運転者が前記始動指示部材(1)を用いて
    前記原動機(20)の始動を指示する前の状態であるこ
    とを検出する始動前状態検出手段(2)と、 前記電源ライン上に設けられ、この電源ラインを閉成ま
    たは開放する切換手段(21b)と、 前記電源(5)から常に電力が供給されるとともに、前
    記始動前状態検出手段(2)における検出結果が入力さ
    れ、この検出結果が未検出から検出となったときに、前
    記電源ラインを閉成するように前記切換手段(21b)
    を制御する電力供給制御手段(11、15、21a)
    読書可能な第1記憶手段(10a)と、 前記照合結果を前記第1記憶手段(10a)に書き込む
    照合結果書込手段(ステップ135、150)と、 前記始動前状態検出手段(2)における検出結果が未検
    出から検出となってからの時間を計時する計時手段(ス
    テップ215)と、 この計時手段(ステップ215)が計時した時間が所定
    時間以上か否かを判定する計時時間判定手段(ステップ
    220)とを備え、 前記電力供給制御手段(11、15、21a)は、 前記計時時間判定手段(ステップ220)によって前記
    計時時間が前記所定時間以上であると判定されたとき、
    前記電源ラインを開放するように前記切換手段(21
    b)を制御する ことを特徴とする盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 前記電源ラインを介して前記電源(5)
    から電力が供給されると、前記第1記憶手段(10a)
    に記憶されている前記照合結果に基づき、前記照合結果
    が一致のときには前記原動機(20)の始動を許可し、
    前記照合結果が不一致のときには前記原動機(20)の
    始動を禁止するように前記原動機(20)を制御する原
    動機制御装置(9)を備えることを特徴とする請求項1
    記載の盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 前記計時時間判定手段(ステップ22
    0)によって前記計時時間が前記所定時間以上であると
    判定されたとき、前記第1記憶手段(10a)に書き込
    まれた前記照合結果を前記不一致とする照合結果変更手
    段(ステップ230)とを備えることを特徴とする請求
    1または2記載の盗難防止装置。
  4. 【請求項4】 読書可能な第2記憶手段(10b)と、 前記原動機(20)を停止させる停止信号を出力する停
    止信号出力手段(3)と、 この停止信号出力手段(3)から前記停止信号が出力さ
    れたか否かを判定する原動機停止判定手段(ステップ4
    05)と、 この原動機停止判定手段(ステップ405)によって前
    記停止信号が出力されたと判定されたとき、前記第2記
    憶手段(10b)に前記原動機(20)についての学習
    値を書き込む学習値書込手段(ステップ415)と、 この学習値書込手段(ステップ415)が前記第2記憶
    手段(10b)への前記学習値の書込を終了したか否か
    を判定する学習値書込終了判定手段(ステップ420)
    とを備え、 前記電力供給制御手段(11、15、21a)は、 前記学習値書込終了判定手段(ステップ420)によっ
    て前記書込が終了したと判定されるまでは、前記電源ラ
    インを閉成するように前記切換手段(21b)を制御す
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つ
    載の盗難防止装置。
  5. 【請求項5】 前記第1記憶手段(10a)および第2
    記憶手段(10b)は、前記暗証コード照合装置(8)
    および前記原動機制御装置(9)のいずれか一方に接続
    されていることを特徴とする請求項記載の盗難防止装
    置。
  6. 【請求項6】 前記いずれか一方は前記原動機制御装置
    (9)であることを特徴とする請求項記載の盗難防止
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第1記憶手段(10a)および第2
    記憶手段(10b)はともに、前記電源(5)からの電
    力供給が遮断されても記憶内容を保持できる手段である
    ことを特徴とする請求項または記載の盗難防止装
    置。
  8. 【請求項8】 前記移動体には、前記始動指示部材
    (1)が差し込まれる被差込部材(31)が設けられ、 前記始動前状態検出手段(2)は、前記始動指示部材
    (1)が前記被差込部材(31)に差し込まれたことを
    検出する差込検出手段(2)であることを特徴とする請
    求項1ないしいずれか1つ記載の盗難防止装置。
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