JP3326991B2 - 車両用自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
車両用自動変速機の変速制御装置Info
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Description
速制御装置に係り、特に変速制御中にエンジン出力状態
によりパワーオン・オフ判定を常時行うとともに、この
パワーオン・オフ判定の判定結果に応じて予め記憶させ
たいずれか一方の出力信号切換時間を選択し、シフトソ
レノイドへの出力信号切換時間の設定を行い、この出力
信号切換時間によってシフトソレノイドを動作制御して
自動変速機を変速し、変速ショックを低減する車両用自
動変速機の変速制御装置に関する。
行条件に応じて所要に変換して取出すために、自動式の
変速機や手動式の変速機を備えている。
ミッション、AT)においては、車速とスロットル開度
とからなる変速マップを設定し、この変速マップにて変
速制御するものがある。
害成分や燃費の問題の対応策として燃料噴射弁からの燃
料噴射量を制御するいわゆるD方式の燃料噴射制御装置
が備えられているものがある。
は、大気圧によって燃焼室での充填効率が変化するの
で、大気圧を補正して燃料噴射量を補正する必要があ
る。
料噴射量を吸気管圧力とエンジン回転数とから決定して
いる。吸気管内圧(Pb)とエンジン回転数(Ne)と
が等しい場合に、平地にあっては、内燃機関の燃焼室内
で残留ガスの領域が大きいが、逆に高地にあっては、大
気圧が低いので背圧も低くなり、燃焼室内で、残留ガス
の領域が小さいものである。
いて吸入する空気量が多くなるものである。しかし、吸
気管内圧(Pb)とエンジン回転数(Ne)とが同じで
あるので、燃料噴射量が同じくなり、よって、空燃比が
リーン化するので、大気圧により燃料噴射量を補正する
必要がある。
出しなければならず、このため、圧力センサを設け、こ
の圧力センサによって、内燃機関の停止時の吸気管内
圧、スロットルバルブの全開時での吸気管内圧を検出し
ている。
如き大気圧を検出できないので、内燃機関の減速運転時
に燃料カット時間に応じて大気圧を増加させて大気圧を
推定し、推定大気圧を算出して大気圧を補正し、この推
定大気圧によって燃料噴射量を制御している。
ては、特公平5−45825号公報に開示されるものが
ある。この公報に開示される自動変速機の変速制御装置
は、アクセルペダルから足を離していることを示すパワ
ーオフ信号と、低速段から高速段への変速時を示すアッ
プシフト信号とが共に入力された時、変速途中にワンウ
ェイクラッチを作動する変速段を所定時間経過させて低
速段から高速段へ変速させる変速制御を行う変速制御手
段を設け、低速段から高速段へ移行するパワーオフ・ア
ップシフトが、いわゆるニュートラル状態の変速段を介
して行われ、高速段への移行時に急激なエンジン回転数
の低下が抑えられ、パワーオフ・アップシフト時の変速
ショックを防止している。
示されるものがある。この公報に開示される自動変速機
の変速制御装置は、変速判断が発生した後、変速が指令
されるまでの間に、動力発生部が再び被駆動から駆動に
変化するか否かを判断する手段と、被駆動から駆動に変
化したと判断されるときは、延期された変速指令時点ま
で待つことなく、被駆動から駆動の変化によって達成す
べき変速段への変速指令を即座に発生する手段とを備
え、変速指令がいつまでも出されないという不具合が発
生したり、変速の終了が非常に遅くなるという不具合が
発生したするのを防止するとともに、運転者のアクセル
操作による容器有を速やかに反映させることができ、更
に摩擦係合装置やワンウェイクラッチの耐久性を向上さ
せている。
されるものがある。この公報に開示される車両用自動変
速機の変速制御方法は、変速判断があってから変速指令
が出されるまでの通常の待機用タイマのほかに、変速指
令より後で且つ変速指令による変速が実質的に開始する
前にカウントアップする解除用タイマを別途設け、解除
用タイマのカウントアップ以前に動力発生部の駆動から
被駆動への変化が検出されたときは、変速指令を解除す
るとともに、この変化に伴って行われるべき特定の制御
ロジックに従って変速を実行し、変速ショックを低減し
ている。
用自動変速機の変速制御装置において、上述した特開平
3−129164号公報に開示されるものは、シフトア
ップ信号とパワーオフ信号とが共に入力された時に、ワ
ンウェィクラッチが作動する変速段を経由してシフトア
ップしている。
されるものは、パワーオンシフトアップ判定後に、シフ
トソレノイドバルブが作動して変速が開始するまでの所
定の時間内にパワーオフ判定がされた場合、パワーオフ
シフトアップ制御を最初からやり直している。
ワーオンとなった場合に、パワーオフシフトアップ制御
を中止し、ニュートラル状態からシフトアップ後の変速
段へすぐに移行させている。
アップ判定時にのみ行っているので、スロットル開放の
状態からスロットル閉鎖することによるシフトアップ時
には、パワーオフと判定されない場合があるとともに、
この際には変速ショックが低減されないものである。
ップを最初からやり直すものがあるが、変速に要する時
間が大となり、フィーリングが悪化し、実用上不利であ
るという不都合がある。
オンとなった場合には、パワーオフ制御状態が維持され
るので、エンジン回転数が急激に増加する場合がある。
プ中に1回でもパワーオンと判断された場合に、パワー
オフシフトアップ制御を中止させることが考えられる
が、再度パワーオフとなっても、パワーオフ制御に復帰
することがなく、使い勝手が悪いという不都合がある。
述不都合を除去するために、アクセルペダルの踏み込み
を解除した後にシフトアップするパワーオフシフトアッ
プ時にワンウェイクラッチが作動する変速段を経由して
あるいはニュートラル状態を所定時間経過させてシフト
アップを行う車両用自動変速機の変速制御装置におい
て、変速段を変化させるシフトソレノイドを設け、変速
判断点からの前記シフトソレノイドの出力信号切換時間
として少なくともパワーオフ時とパワーオン時との2つ
を予め記憶し変速制御中にエンジン出力状態によりパワ
ーオン・オフ判定を常時行うとともにこのパワーオン・
オフ判定の判定結果に応じて予め記憶させたいずれか一
方の出力信号切換時間を選択し前記シフトソレノイドへ
の出力信号切換時間の設定を行い、この出力信号切換時
間によって前記シフトソレノイドを動作制御して前記自
動変速機を変速する制御手段を設けたことを特徴とす
る。
エンジン出力状態によりパワーオン・オフ判定を常時行
うとともに、このパワーオン・オフ判定の判定結果に応
じて、変速判断点からのシフトソレノイドの出力信号切
換時間として少なくともパワーオフ時とパワーオン時と
の2つを予め記憶させたいずれか一方の出力信号切換時
間を選択し、シフトソレノイドへの出力信号切換時間の
設定を行い、この出力信号切換時間によってシフトソレ
ノイドを動作制御し、自動変速機を変速して変速ショッ
クを低減している。
に説明する。
である。図2において、2は車両(図示せず)に搭載さ
れた内燃機関、4はシリンダブロック、6はシリンダヘ
ッド、8はピストン、10は燃焼室、12は吸気弁、1
4は排気弁、16は吸気マニホルド、18は吸気通路、
20はサージタンク、22はスロットルバルブ、24は
エアクリーナ、26は排気マニホルド、28は排気通
路、30は排気管、32はキャタライザ(触媒)であ
る。
て燃料を噴射する燃料噴射弁34を吸気マニホルド16
に取付けている。この燃料噴射弁34に連結するデリバ
リパイプ36には、燃料供給管38の一端側が連結さ
れ、燃料供給管38の他端側は、燃料ポンプ40に連結
されている。この燃料ポンプ40は、燃料タンク42内
に設置されている。
を介してプレッシャレギュレータ(燃料圧力調整弁)4
6が連絡されている。このプレッシャレギュレータ46
は、燃料圧調整用圧力管48からのサージタンク20内
の吸気圧力によって作動し、燃料圧力を調整するもので
ある。このプレッシャレギュレータ46には、燃料タン
ク42に開口する燃料戻り管50が連結されている。
2の一端側が連結されている。この検出圧力管52の他
端側には、圧力センサ54が設けられている。この圧力
センサ54は、サージタンク20内の吸気圧力を検出す
る。前記スロットルバルブ22には、該スロットルバル
ブ22の開度状態を検出するスロットルポジションセン
サ56が連絡されている。前記エアクリーナ24には、
該エアクリーナ24内の吸気温度を検出する吸気温セン
サ58が取付けられている。
の酸素濃度を検出するO2 センサ60が取付けられてい
るとともに、前記シリンダブロック4には、該シリンダ
ブロック4に形成した冷却水通路62内の冷却水温度を
検出する水温センサ64が取付けられている。
タ66が取付けられ、このディストリビュータ66に
は、クランク角のみならずエンジン回転数を検出して回
転数センサとしても機能するクランク角センサ68が設
けられている。
結されている。自動変速機70は、トルクコンバータ7
2と補助変速機構74とを備えている。
6が設けられている。バルブボディ76内には、補助変
速機構74の変速段の係合状態を切り換える変速段を変
化させる第1シフトソレノイド(「シフトソレノイドバ
ルブ」ともいう)78と第2シフトソレノイド80とが
設けられている。また、バルブボディ76には、自動変
速機70内のオイル温度を検出する油温センサ82が設
けられている。自動変速機70には、回転軸(図示せ
ず)の回転によって車速を検出する車速センサ84が設
けられている。
力センサ54とスロットルポジションセンサ56と吸気
温センサ58とO2 センサ60と水温センサ64とクラ
ンク角センサ68と第1シフトソレノイド78と第2シ
フトソレノイド80と油温センサ82と車速センサ84
とは、車両用自動変速制御装置86の制御手段88に夫
々接続されている。
示せず)のシフト位置を検出するシフトスイッチ90と
電気負荷スイッチ92とエアコンコンプレッサスイッチ
94と内燃機関2のエンジン出力トルクを検出するトル
クセンサ96とが接続されている。前記シフトスイッチ
90は、シフトレバーが「P」、「R」、「N」、
「D」、「2」、「L」の位置で夫々切り換わるもので
あり、各位置の信号を出力する。
を入力し、燃料噴射弁34を動作制御して燃料を噴射さ
せるとともに、第1、第2シフトソレノイド78、80
を動作制御して自動変速機70を変速する。
からのシフトソレノイド、例えば第1、第2シフトソレ
ノイド78、80の出力信号切換時間として少なくとも
パワーオフ時とパワーオン時との2つを予め記憶し、変
速制御中にエンジン出力状態によりパワーオン・オフ判
定を常時行うとともに、このパワーオン・オフ判定の判
定結果に応じて予め記憶させたいずれか一方の出力信号
切換時間を選択し前記第1、第2シフトソレノイド7
8、80への出力信号切換時間の設定を行い、この出力
信号切換時間によって前記第1、第2シフトソレノイド
78、80を動作制御して前記自動変速機70を変速す
る構成を有する。
オン時用の第1出力信号切換時間T2 とこの第1出力
信号切換時間T2 よりも大なるパワーオフ時用の第2
出力信号切換時間T2 とを予め記憶し、パワーオン・
オフ判定結果がパワーオン時である場合に、第1出力信
号切換時間T2 を選択してこの第1出力信号切換時間
T2 経過後に3速とするパワーオン制御を行う。
オフ時である場合に、第1出力信号切換時間T2 経過
後1速とし、第2出力信号切換時間T2 を選択してこ
の第2出力信号切換時間T2 経過後に3速とするパワ
ーオフ制御を行う。
への移行及びパワーオフ制御からパワーオン制御への移
行の際に、変速判断点を基準としてパワーオン制御及び
パワーオフ制御の各制御を行うものである。
と、図3に示す如く、変速判断点からの時間tに対して
最小値T1 と最大値T2 とを予め以下の関係を満足する
ように設定する。 T1 <t≦T2
1出力信号切換時間T2 とし、パワーオフ制御時には
3速時のエンジン回転数と略同期する時間である第2出
力信号切換時間T2 とする。
時間tが最大値T2 を越えた際に、3速に変速される。
とが等しく設定されていることにより、図3に示す如
く、パワーオン時に即座に3速に変速されている。
ップ時、つまりアクセルペダルを離すことによるシフト
アップ時に、変速判断点でパワーオフとならない場合に
ついて説明する。
ダルを離して点B位置とする際に、点C位置の通過後に
変速判断される。
ワーオン/オフ判定レベル以下の点B位置にて変速判断
されるが、ゆっくりとアクセルペダルを戻した場合に
は、例えばパワーオン/オフ判定レベル以上の点D位置
にて変速判断されるこことなり、後にパワーオフとなる
場合でも、変速判断点ではパワーオンと判定されるため
である。
フと判定された時に、パワーオフ制御へ移行しても良い
理由を述べる。
ているが、シフトソレノイドバルブが作動しても、油圧
回路が変速を開始するまでに約300msec程度の時
間がかかり、それ以前であれば、パワーオフ制御に移行
しても何ら問題はない。それ以降の場合でも、完全にク
ラッチがつながるまでには時間がかかり、完全につなが
る前に再度1速へ変速することとなるので、大きな変速
ショックは出ないものである。
について記載すると、ギヤ比を1速〜3速に設定するに
は、2個の第1、第2シフトソレノイド78、80のO
N/OFFの組み合せによって行う。従って、実際に
は、最小値T1 や最大値T2 は、夫々の第1、第2シフ
トソレノイド78、80に対応する個数が必要となる。
機の種類によってはシフトソレノイドの組み合せが異な
るものもあり、この発明の実施例においては、内容の理
解に重点をおき、説明の簡略化を図った。
装置の制御用フローチャートに沿って作用を説明する。
プログラムがスタート(100)すると、変速中である
か否かの判断(102)を行い、この判断(102)が
NOの場合には、変速開始であるか否かの判断(10
4)に移行させ、判断(102)がYESの場合には、
後述するパワーオン時か否かの判断(108)に移行さ
せる。
4)がNOの場合には、エンド(124)に移行させ、
判断(104)がYESの場合には、変速判断点からの
時間tを0(ゼロ)とし(106)、パワーオン時か否
かの判断(108)に移行させる。
がYESの場合には、最大値T2 を第1出力信号切換時
間T2 とする(110)とともに、判断(108)が
NOの場合には、最大値T2 を第1出力信号切換時間T
2 よりも大なる第2出力信号切換時間T2 とする
(112)。
後に、変速判断点からの時間tが最小値T1 以下である
か否かの判断(114)を行い、この判断(114)が
YESの場合には、時間tのインクリメント(増加)処
理(122)に移行させてエンド(124)とし、判断
(114)がNOの場合には、変速判断点からの時間t
が最大値T2 以下であるか否かの判断(116)を行
う。
には、変速判断点からの時間tが、T1 <t≦T2の範
囲にあると判断し、1速に設定(118)するととも
に、判断(116)がNOの場合には、3速に設定(1
20)し、その後、時間tのインクリメント(増加)処
理(122)に移行させてエンド(124)としてい
る。
の制御用プログラムは、20msec毎に繰り返し行わ
れている。
する場合には、図4に示す如く、スロットル開度がパワ
ーオン/オフ判定レベルよりも小となることにより、パ
ワーオンからパワーオフへ移行されることとなり、最大
値T2 を第1出力信号切換時間T2 よりも大なる3速
時のエンジン回転数と略同期する時間である第2出力信
号切換時間T2 を選択し、変速判断点からの時間t
が、 T1 <t≦T2 の間は1速設定とし、変速判断点からの時間tが第2出
力信号切換時間T2 を越えた際に、3速設定を行い、
パワーオフシフトアップ時の変速ショックを低減してい
る。
する場合には、図5に示す如く、スロットル開度がパワ
ーオン/オフ判定レベルよりも大となることにより、パ
ワーオフからパワーオンへ移行されることとなる。この
とき、最大値T2 は第1出力信号切換時間T2 が選択
されることにより、変速判断点からの時間tが既に第1
出力信号切換時間T2 を越えており、即座に1速の状
態から3速に変速される。
し、その後にパワーオン制御からパワーオフ制御への移
行する場合には、図6に示す如く、パワーオフによって
変速判断点からの時間tが、 T1 <t≦T2 の間において1速設定されている場合に、スロットル開
度がパワーオン/オフ判定レベルよりも大となると、パ
ワーオフからパワーオンへ移行される。このとき、最大
値T2 は第1出力信号切換時間T2 が選択されること
により、変速判断点からの時間tが既に第1出力信号切
換時間T2 を越えており、即座に1速の状態から3速
に変速される。
フ判定レベルよりも小となると、パワーオンからパワー
オフへ移行されることとなり、最大値T2 が第1出力信
号切換時間T2 から第2出力信号切換時間T2 に変
更され、変速判断点からの時間tが、 T1 <t≦T2 の間は1速設定を維持し、変速判断点からの時間tが第
2出力信号切換時間T2を越えた際に、3速に変速さ
れる。
速ショックを低減することができ、実用上有利であると
ともに、従来のものに比し、変速に要する時間を小とし
得るものである。
制御を行うことができることにより、たとえ制御状態が
移行しても、適正な制御を行うことができ、変速ショッ
クを確実に小とし得る。
オフ時に合致する各出力信号切換時間を設定して記憶さ
せることにより、パワーオフシフトアップ時の変速ショ
ックの低減に寄与するものである。
ーオン・オフ判定レベルによってパワーオン及びパワー
オフ状態を確実に判定することにより、制御の信頼性を
向上し得る。
判定結果がパワーオン時である場合には、第1出力信号
切換時間T2 によって3速とするパワーオン制御を行
うことができ、不要なエンジン回転数の上昇を回避する
ことができる。
判定結果がパワーオフ時である場合には、第2出力信号
切換時間T2 によって1速とするパワーオフ制御を行
うことができ、パワーオフシフトアップ時の変速ショッ
クを低減し得る。
よってパワーオン・オフ判定を常時行っていることによ
り、制御状態の移行があっても各第1、第2出力信号切
換時間T2 、T2 が変化することはなく、制御状態
の移行が可能であるとともに、従来のものに比し変速に
要する時間を小とすることができるものである。
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
ワーオン/オフ判定レベルをスロットル開度に設定する
構成としたが、スロットル開度の代わりに、エンジン出
力トルクまたはその代用となるものであれば、他の信号
を使用することができる。そして、他の信号としては、
回転当りの吸入空気量や吸気管圧力等が考えられる。
ば、アクセルペダルの踏み込みを解除した後にシフトア
ップするパワーオフシフトアップ時にワンウェイクラッ
チが作動する変速段を経由してあるいはニュートラル状
態を所定時間経過させてシフトアップを行う車両用自動
変速機の変速制御装置において、変速段を変化させるシ
フトソレノイドを設け、変速判断点からの前記シフトソ
レノイドの出力信号切換時間として少なくともパワーオ
フ時とパワーオン時との2つを予め記憶し変速制御中に
エンジン出力状態によりパワーオン・オフ判定を常時行
うとともにこのパワーオン・オフ判定の判定結果に応じ
て予め記憶させたいずれか一方の出力信号切換時間を選
択しシフトソレノイドへの出力信号切換時間の設定を行
い、この出力信号切換時間によってシフトソレノイドを
動作制御して自動変速機を変速する制御手段を設けたの
で、制御手段によって変速ショックを低減することがで
き、実用上有利であるとともに、従来のものに比し、変
速に要する時間を小とし得る。また、前記制御手段に、
パワーオン・オフ時に合致する各出力信号切換時間を設
定して記憶させることにより、パワーシフトアップ時の
変速ショックの低減に寄与するものである。更に、スロ
ットル開度に設定したパワーオン・オフ判定レベルによ
ってパワーオン及びパワーオフ状態を確実に判定すれ
ば、制御の信頼性を向上し得る。更にまた、パワーオン
・オフ判定を常時行っていることにより、制御状態の移
行があっても出力信号切換時間が変化することはなく、
制御状態の移行が可能であるとともに、従来のものに比
し変速に要する時間を小とすることができる。
速制御装置の制御用フローチャートである。
る。
である。
場合のタイムチャートである。
場合のタイムチャートである。
その後にパワーオン制御からパワーオフ制御への移行す
る場合のタイムチャートである。
ダルを離すことによるシフトアップ時に、変速判断点で
パワーオフとならない場合の車速とスロットル開度との
関係を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 アクセルペダルの踏み込みを解除した後
にシフトアップするパワーオフシフトアップ時にワンウ
ェイクラッチが作動する変速段を経由してあるいはニュ
ートラル状態を所定時間経過させてシフトアップを行う
車両用自動変速機の変速制御装置において、変速段を変
化させるシフトソレノイドを設け、変速判断点からの前
記シフトソレノイドの出力信号切換時間として少なくと
もパワーオフ時とパワーオン時との2つを予め記憶し変
速制御中にエンジン出力状態によりパワーオン・オフ判
定を常時行うとともにこのパワーオン・オフ判定の判定
結果に応じて予め記憶させたいずれか一方の出力信号切
換時間を選択し前記シフトソレノイドへの出力信号切換
時間の設定を行い、この出力信号切換時間によって前記
シフトソレノイドを動作制御して前記自動変速機を変速
する制御手段を設けたことを特徴とする車両用自動変速
機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23033194A JP3326991B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23033194A JP3326991B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0874988A JPH0874988A (ja) | 1996-03-19 |
JP3326991B2 true JP3326991B2 (ja) | 2002-09-24 |
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ID=16906169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23033194A Expired - Fee Related JP3326991B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3326991B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP23033194A patent/JP3326991B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0874988A (ja) | 1996-03-19 |
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