JP3320450B2 - 表面実装用コネクタ - Google Patents

表面実装用コネクタ

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JP3320450B2 JP15639092A JP15639092A JP3320450B2 JP 3320450 B2 JP3320450 B2 JP 3320450B2 JP 15639092 A JP15639092 A JP 15639092A JP 15639092 A JP15639092 A JP 15639092A JP 3320450 B2 JP3320450 B2 JP 3320450B2
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    • H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70—Coupling devices
    • H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
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    • H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は表面実装用コネクタに関
する。
【０００２】
【従来の技術】最近、回路基板の表面に形成した配線パ
ターンに電子部品を搭載する表面実装が開発されてお
り、それに応じて、高密度の端子リードを有する表面実
装用コネクタが求められている。端子リードの密度が高
くなると、端子リード間が確実に離間して絶縁されてい
ることが必要になり、また、端子リードのテールコンタ
クトが回路基板のソルダリングパッドに位置ずれなく接
触するようにすることが必要である。
【０００３】特開平３─１３４９７２号公報は、端子リ
ードを有するコネクタ本体に対して、この端子リードを
所定の間隔で保持するアライメントブロックを組み合わ
せることを開示している。図７はそのような表面実装用
コネクタの一例を示している。図７において、コネクタ
本体１は端子リード２を有し、これ自体でコネクタとし
ての機能をもっている。コネクタ本体１は回路基板の穴
（図示せず）に挿入される位置決め用ボス３及び回路基
板への取りつけ用の穴４を有する。このコネクタ本体１
に対して、端子リード２を通すことのできる穴を備えた
アライメントブロック５が設けられる。こうして、アラ
イメントブロック５は端子リード２のテールコンタクト
の近くを所定の間隔で保持するようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このアライメントブロ
ック５はコネクタ本体１と組み合わせて使用されるもの
であるが、コネクタ本体１とは別に回路基板に取りつけ
られるようになっている。このため、アライメントブロ
ック５は回路基板の穴に挿入される位置決め用ボス３を
有し、さらに、この位置決め用ボス３が回路基板の穴に
挿入されたときに、端子リード２のテールコンタクトが
特別に回路基板に設けた穴に挿入されるようになってい
る。このため、回路基板には位置決め用ボス３を受ける
穴と端子リード２のテールコンタクトを受ける穴とが必
要である。
【０００５】しかし、表面実装においては回路基板に余
分な穴を開けるのは好ましくないことが多い。例えば、
両面実装の回路基板では、一方の表面に取りつける部品
のために穴を開けると、その裏側の表面に形成する回路
パターンが制約されることになり、好ましくない。従っ
て、回路基板に余分な穴を開けることなく使用可能なア
ライメントブロックをもった表面実装用コネクタが求め
られている。また、端子リード２を１個ずつアライメン
トブロック５の穴に通すことは面倒であるので、アライ
メントブロック５に端子リード２を簡単に保持すること
のできる保持手段を設けことが望まれている。
【０００６】本発明の目的は、回路基板に余分な穴を開
けることなく使用可能なアライメントブロックをもった
表面実装用コネクタを提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明による表面実装用
コネクタは、回路基板の表面に係合するように配置され
た端子リードが延び出しているコネクタ本体と、該端子
リードの端部間の中間部分に係合するように該コネクタ
本体に支持され且つ該端子リードを受ける溝を有するア
ライメントブロックとからなり、該コネクタ本体は該ア
ライメントブロックを所定の位置で位置決めするための
位置決め手段を有し、該端子リードは、コネクタ本体側
から延びるほぼ水平な第１の部分と、該第１の部分に連
続し且つ該第１の部分に対して傾斜し、該端子リードの
回路基板接触部側へ延びる第２の部分とを有し、該アラ
イメントブロックの溝が、該端子リードを横切る線上に
延びる横断部材に設けられ、該溝の各々が該端子リード
の各々の少なくとも該第１の部分及び該第２の部分の２
か所において係合するようにしたことを特徴とするもの
である。
【０００８】
【作用】上記構成においては、アライメントブロックは
コネクタ本体に支持されるものであり、コネクタ本体の
位置決め手段により所定の位置で位置決めされ、固定さ
れる。そして、このアライメントブロックは端子リード
を保持する溝を有し、端子リードは１個ずつ簡単に保持
溝に保持される。各端子リードは各溝によって端子リー
ドの幅方向に位置が規制される。さらに、各溝は端子リ
ードの第１の部分及び第１の部分に対して傾斜した第２
の部分に係合するようになっているので、端子リードは
高さ方向及び軸線方向に位置が規制される。従って、端
子リードは３方向で位置が規制され、回路基板接触部を
回路基板上のパッドに位置ずれなく適合させることがで
き、そして、端子リードのコネクタ本体から回路基板接
触部までの距離を短くすることができる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の実施例の表面実装用コネクタ
を示す斜視図である。この表面実装用コネクタは、コネ
クタ本体１０と、アライメントブロック１２とからな
る。コネクタ本体１０は前下がりに配列した多くの端子
リード１４を有する。図１においては、アライメントブ
ロック１２がコネクタ本体１０に取りつけられる前の状
態で示されている。図２は図１の組み立てた表面実装用
コネクタの矢印Ｆから見た正面図、図３は図１の組み立
てた表面実装用コネクタの平面図である。
【００１０】コネクタ本体１０は底部に位置決め用ボス
１６（図２）を有し、この位置決め用ボス１６が回路基
板１８の位置決め穴に挿入される。コネクタ本体１０の
両側にはグランドプレート２０があり、グランドプレー
ト２０をハンダ付けあるいはねじ等によりともに回路基
板１８に固定することにより、コネクタ本体１０は回路
基板１８に固定される。グランドプレート２０は回路基
板と平行な底板部分と垂直に立ち上がった部分とからな
るＬ字形であり、さらに垂直部分はコネクタ本体１０を
包囲するシールドに接続される。
【００１１】コネクタ本体１０は正面壁２２を有し、端
子リード１４がこの正面壁２２の内部の穴に嵌合固定さ
れ、この正面壁２２から前方に列をなして突出してい
る。本体側部部分２４が端子リード１４の列の外側にお
いて正面壁２２から前方に延びている。グランドプレー
ト２０は本体側部部分２４のすぐ外側に位置する。本体
側部部分２４は水平なガイド部２４ａを有し、ガイド部
２４ａの奥の位置に固定用の爪２４ｂが設けられる。
【００１２】正面壁２２の本体側部部分２４よりわずか
に内寄りの位置は小さな段付面２２ａ（図３）となって
おり、この段付面２２ａにはＶ字形の位置決め用溝２６
が垂直方向に設けられている。図２に示されるように、
この位置決め用溝２６はコネクタ本体１０の位置決め用
ボス１６のほぼ軸線上に設けられる。
【００１３】アライメントブロック１２は端子リード１
４を横切る線上に延びるロッド状横断部材３０と、この
横断部材３０の両端部に一体的に設けられる位置決め固
定部分３２とからなる。横断部材３０には図４から図６
に示される保持溝３４が設けられる。保持溝３４は横断
部材３０の下面にコネクタ本体１０に固定された端子リ
ード１４と同じピッチで設けられ、各保持溝３４の幅ａ
は各端子リード１４の幅よりも少しだけ大きい。従っ
て、コネクタ本体１０に固定された端子リード１４にア
ライメントブロック１２の保持溝３４を適合するのは容
易である。
【００１４】さらに、各保持溝３４の両側面は上記した
幅ａで形成されているが、図６に示されるように、各保
持溝３４の底面は第１の表面３０ａと第２の表面３０ｂ
とを含む。第１の表面３０ａは端子リード１４のほぼ水
平な部分に係合し、第２の表面３０ｂは端子リード１４
の傾斜部分に係合する。このように、各保持溝３４は、
両側面により各端子リード１４の横方向の位置を規制す
るばかりでなく、２つの表面３０ａ、３０ｂにより各端
子リード１４の高さ方向及び軸線方向の位置を規制す
る。従って、テールコンタクト１４ａを回路基板１８上
のパッドと位置ずれすることなく適合させることができ
る。この結果、本発明によれば、コネクタ本体１０の正
面壁２２から端子リード１４のテールコンタクト１４ａ
までの距離を短くすることができ、高密度の表面実装を
達成することができる。
【００１５】図１から図４において、アライメントブロ
ック１２の両端部の位置決め固定部分３２には、コネク
タ本体１０の正面壁２２の位置決め用溝２６と係合する
Ｖ字状位置決め用突起３６が設けられている。この位置
決め用突起３６は、アライメントブロック１２をコネク
タ本体１０に向かって進めると位置決め用溝２６と係合
する。
【００１６】図１から図４において、アライメントブロ
ック１２の両端部の位置決め固定部分３２には、コネク
タ本体１０の本体側部部分２４のガイド部２４ａと協働
するガイド部３８が設けられている。ガイド部３８とガ
イド部２４ａとは、コネクタ本体１０の横方向及び上下
方向に位置を規制しながら摺動可能である。従って、ガ
イド部３８とガイド部２４ａとを摺動させながら、アラ
イメントブロック１２をコネクタ本体１０に向かって進
め、最終的に位置決め用突起３６と位置決め用溝２６と
を係合させる。位置決め用溝２６はコネクタ本体１０の
位置決め用ボス１６のほぼ軸線上に設けられているの
で、プラスチック材料で作られたコネクタ本体１０やア
ライメントブロック１２の反り等の影響をうけることな
く位置決めをすることができる。さらに、ガイド部３８
には長穴４０があり、長穴４０の端部壁はガイド部２４
ａの爪２４ｂを乗り越えて進み、最終的にガイド部２４
ａの爪２４ｂが長穴４０に嵌まってアライメントブロッ
ク１２がコネクタ本体１０に固定される。また、下段側
のガイド部３８がグランドプレート２０の回路基板と平
行な底板部分の側部全体を押さえつけるようになってい
るため、グランドプレート２０が傾こうとするのに対す
る補強にもなっている。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アライメントブロックは回路基板に余計な穴を設けるこ
となくコネクタ本体に支持されるものであり、そして、
端子リードを所定の位置に簡単に保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図２】図１の組み立てた正面図である。
【図３】図１の組み立てた平面図である。
【図４】アライメントブロックの底面図である。
【図５】図４の部分拡大図である。
【図６】図５の線Ａ−Ａを通る組立時の断面図である。
【図７】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
１０…コネクタ本体 １２…アライメントブロック １４…端子リード １６…位置決め用ボス １８…回路基板 ２４ａ…ガイド部 ２６…位置決め用溝 ３０…横断部材 ３４…保持溝 ３６…位置決め用突起 ３８…ガイド部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−279581（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−109444（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−366575（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−121109（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−35358（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 12/04 H01R 12/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 回路基板の表面に係合するように配置さ
    れた端子リード（１４）が延び出しているコネクタ本体
    （１０）と、該端子リードの端部間の中間部分に係合す
    るように該コネクタ本体に支持され且つ該端子リードを
    受ける溝（３４）を有するアライメントブロック（１
    ２）とからなり、該コネクタ本体は該アライメントブロ
    ックを所定の位置で位置決めするための位置決め手段
    （２６）を有し、該端子リード（１４）は、コネクタ本
    体（１０）側から延びるほぼ水平な第１の部分と、該第
    １の部分に連続し且つ該第１の部分に対して傾斜し、該
    端子リードの回路基板接触部（１４ａ）側へ延びる第２
    の部分とを有し、該アライメントブロック（１２）の溝
    （３４）が、該端子リードを横切る線上に延びる横断部
    材（３０）に設けられ、該溝（３４）の各々が該端子リ
    ードの各々の少なくとも該第１の部分及び該第２の部分
    の２か所（３０ａ、３０ｂ）において係合するようにし
    たことを特徴とする表面実装用コネクタ。
  2. 【請求項２】 該コネクタ本体（１０）が回路基板の位
    置決め穴と係合するボス（１６）を有し、該ボスのほぼ
    軸線上に該位置決め手段（２６）が設けられる請求項１
    に記載の表面実装用コネクタ。
  3. 【請求項３】 該コネクタ本体（１０）がグランド用プ
    レート（２０）を介して回路基板に固定され、該アライ
    メントブロック（１２）が該グランド用プレート（２
    ０）の表面に係合するようにした請求項１又は２に記載
    の表面実装用コネクタ。
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