JP3317218B2 - シート機構 - Google Patents

シート機構

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JP3317218B2
JP3317218B2 JP30887597A JP30887597A JP3317218B2 JP 3317218 B2 JP3317218 B2 JP 3317218B2 JP 30887597 A JP30887597 A JP 30887597A JP 30887597 A JP30887597 A JP 30887597A JP 3317218 B2 JP3317218 B2 JP 3317218B2
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footrest
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seat mechanism
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毅 東海
徹視 矢野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レール材に沿って
前後に移動可能であるとともに、シートの前方の使用位
置に固定して利用できる足載せ台、収納容器等の利用物
を備えるシート機構に関し、例えば、自動車等の車内の
シート前方に足載せ台等の利用物を配置できるシート機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら種々のシート機構があるが、図10に示されるよう
に、シートX1の前部には、足載せ台X2が取り付けら
れている。この場合、足載せ台X2は足載せ台用支持材
X3の先端側に取り付けられ、足載せ台用支持材X3は
シートX1下部内に収納できる(実線)とともに前方側
へ引き出せる(二点鎖線)ので、着座者は足載せ台X2
を引き出した状態で、足載せ台X2に足を載せてシート
X1に座ることができる。しかし、足載せ台X2はシー
トX1下部に収納される足載せ台用支持材X3の長さに
よって、その前後の移動範囲が制限されるので、体格の
優れた人、小児等にとって適切な位置に足載せ台X2を
置くことができず使い難い場合がある。
【0003】また、特開平5ー28638号公報に示さ
れる車両用のシート装置Y1は、図11に示されるよう
に、シートY2を前後に移動させるシート用レールY3
の他に、足載せ台等として使用できるリアシートY5を
前後に移動させるリアシート用レールY4をフロア上に
それぞれ設けている。そのため、リアシートY5をリア
シート用レールY4上でスライドさせて、体格の優れた
人等に対しても適切な位置に置くことができる。しか
し、シート用レールY3及びリアシート用レールY4を
2組設けることは、コストアップの要因となる。
【0004】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、例えば、足載せ台、収納容器等の
利用物を使い勝手の良い使用位置に置くことができると
ともに、低コストで製造できるシート機構を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載する発明によれば、レール材に沿っ
て前後に移動可能なシートと、このシート前方の使用位
置に配置して利用できる足載せ台、収納容器等の利用物
とを備えるシート機構において、前記利用物を収納する
収納位置と前記使用位置との間に前記レール材を延設
し、このレール材に沿って前記利用物を移動可能にする
とともに、使用位置で固定できる支持具を前記利用物に
設けたことを特徴とする。このように足載せ台、収納容
器等の利用物を収納する収納位置と、その利用物を使用
するシート前方の使用位置との間に延設されたレール材
に沿って、支持具を介して利用物を移動可能にすること
により、着座者等は、前記利用物を収納位置からシート
前方の使用位置へ移動するとともに使用位置で固定して
利用できる。その状態から、利用物を前記収納位置に収
納したい場合、前記支持具の固定を解除して利用物を使
用位置から収納位置へレール材に沿って移動させる。こ
の場合、シートについても、そのレール材に沿って前後
に移動することができる。
【0006】請求項2に記載するシート機構によれば、
請求項1に記載する発明において、前記利用物の収納位
置は前記シートの下部もしくは前記シートの前方に位置
する別のシートの下部であることを特徴とする。それに
より、足載せ台、収納容器等の利用物は、前記シートの
下部もしくは前記シートの前方に位置する別のシートの
下部の収納位置に収納される。
【0007】請求項3に記載するシート機構によれば、
請求項1または請求項2に記載する発明において、前記
収納位置に前記利用物を収納した状態で、前記利用物と
前記シートとを連結することができるとともに連結によ
り前記支持具が固定解除状態に保持され、また、操作部
を操作したとき、前記利用物と前記シートとの前記連結
を解除できるように構成したことを特徴とする。このよ
うに収納位置に前記利用物を収納した状態では、利用物
と前記シートとが連結し、かつ連結により支持具が固定
解除状態に保持されることにより、利用物とシートとが
一体的に移動する。また、操作部を操作したとき、利用
物とシートとの連結が解除できるので、利用物のみを収
納位置から使用位置に移動させることができる。
【0008】請求項4に記載するシート機構によれば、
請求項1〜請求項3のいずれかに記載する発明におい
て、前記利用物は足載せ部付きの収納容器であって、そ
の足載せ部はオットマンまたはフットレストとして利用
することができることを特徴とする。このように利用物
が足載せ部付きの収納容器である場合、着座者等は収納
容器として利用できるし、また、着座者等がシートに座
るに際して、足載せ部をオットマンまたはフットレスト
として利用ことができる。この場合、「足載せ部をオッ
トマンとして利用する」とは、着座者のふくらはぎが足
載せ部に主として当たるように利用することをいう。ま
た、「足載せ部をフットレストとして利用する」とは、
着座者の足の裏が足載せ部に主として当たるように利用
することをいう。
【0009】請求項5に記載するシート機構によれば、
請求項4に記載する発明において、前記足載せ部は、高
さもしくは傾斜角度を変更可能に前記収納容器上側に取
り付けられ、収納容器に対する高さもしくは傾斜角度を
変更することにより、収納容器の蓋体として、オットマ
ンとして、または、フットレストとして利用することが
できることを特徴とする。それにより、足載せ部の高さ
もしくは傾斜角度を変更することにより、足載せ部を収
納容器の蓋体、オットマン、または、フットレストとし
て利用でき、足載せ部はこれら3つの役割を果たし、使
い勝手の優れたものとなる。
【0010】請求項6に記載するシート機構によれば、
請求項1または請求項2に記載する発明において、前記
利用物は、足載せ部を前記オットマンまたは前記フット
レストとして利用する際に、足載せ部の使用する面が異
なる足載せ台であることを特徴とする。それにより、足
載せ部をフットレストとして利用して、フットレストと
して利用する面を汚しても、オットマンとして足載せ部
を利用する際に、オットマンまたはフットレストとして
利用する面が異なるので、着座者のふくらはぎが汚れる
ことはない。それとは反対に、オットマンとして利用す
る面を汚しても、フットレストとして利用する面は汚れ
ないので、着座者の足の裏が汚れることはない。
【0011】請求項7に記載するシート機構によれば、
請求項1〜請求項6のいずれかに記載するシート機構に
おいて、前記支持具は前記シートを固定するためのレー
ル材掛止部と係合する係合部を備え、この係合部がレー
ル材掛止部と係合することにより、前記利用物を前記使
用位置に固定できることを特徴とする。このように支持
具の係合部をレール材掛止部と係合させて、前記利用物
を前記使用位置に固定できるとともに、レール材掛止部
を用いてシートを固定することができるので、レール材
掛止部は効率的に使用されることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシート機構を具体
化した実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、
本実施の形態のシート機構の要部を概略的に示す斜視図
であって、シート1前方の使用位置P1に、利用物とし
ての足載せ部付きの収納ボックス3が配置された状態を
示している。この実施の形態の場合、シート機構は例え
ば自動車内で使用されるものであり、自動車の利用者
が、図1に示されるように、前記足載せ部2付きの収納
ボックス3(以下、単に収納ボックス3ともいう)を、
シート1前方の使用位置P1で利用することができる。
尚、この収納ボックス3は、種々の物を収納することが
できる凹部3N(図5参照)を有しており、収納容器と
して機能する。
【0013】また、車内床面上には、通常の自動車内の
シート同様、シート1を前後に移動させるための一対の
レール材4(図1等では概略的に示す)が設けられてい
るが、この実施の形態の場合、一対のレール材4をシー
ト1移動用及び収納ボックス3移動用として利用できる
ように前記使用位置P1まで延設している。そのため、
使用位置P1まで延びる長手状部材からなるレール材4
に沿って、収納ボックス3をシート1前方側に移動する
他に、シート1を使用位置P1まで大きく移動させるこ
ともでき、着座者の座り加減等を従来より増して調整す
ることもできる。尚、そのレール材4の長さは、収納ボ
ックス3内に収納物を入れたり出したりするのに便利な
位置、あるいは、足載せ部として利用しやすい位置を考
慮して設定される。その結果、車内床面上の使い勝手の
良い位置に、収納ボックス3を設置することができ、ま
た、使用位置P1は必要に応じて、レール材4が敷設さ
れた範囲内の任意のところに設定することができる。
【0014】また、その収納ボックス3の前面部3aに
は、操作部としての取っ手3bが設けられており、利用
者は取っ手3bを掴んで、レール材4に沿って収納ボッ
クス3を前方に向かって移動させることができるので、
収納ボックス3は使用位置P1に配置される。その状態
で、使用位置P1から後方へ向かって、利用者が収納ボ
ックス3をレール材4に沿って押すと、収納ボックス3
はシートクッション5下方のシートレッグ6間に挟まれ
た収納位置に収納される(図1の2点鎖線)。それによ
り、収納ボックス3をその収納位置に収納した場合、収
納ボックス3の前面部3aがシートレッグ6及びシート
クッション5の前面部と一体化して美観的に優れ、ま
た、収納ボックス3が収納位置に収納されることによ
り、スペースを有効に利用することができる。そのた
め、図10に示される従来技術の場合、足載せ台X2を
シートX1前部に収納した状態、足載せ台X2がシート
X1前部で出っ張って見栄えが悪かったが、この実施の
形態によれば、その問題も解消される。
【0015】次に、収納ボックス3を移動させるための
移動用支持機構7について、図2〜図4に基づいて説明
する。図2は、収納ボックス3を移動させる移動用支持
機構7及びレール材4の底板部4aを拡大して示す斜視
図であるが、図3に示されるレール材4の片側の側壁部
4b及び上板部4cを見やすくするために省略する。ま
た、図3は、レール材4内に一部収容される移動用支持
機構7を拡大して示す端面図である。更に、図4はレー
ル材4内に収容された移動用支持機構7の一部を拡大し
て示す側面図である。図1及び図2において、前記移動
用支持機構7は、収納ボックス3の両側前方のカバー部
材3c内部に取り付けられている。この場合、前記移動
用支持機構7は左右同様の構成であるので、片側(図2
では収納ボックス3の右側)のみを示し、また、移動用
支持機構7を見やすくするため、収納ボックス3の一部
及びカバー部材3c等を図2では2点鎖線で示す。
【0016】前記移動用支持機構7は、図2〜図4に示
されるように、スライド部材8と、このスライド部材8
の貫通孔8a(図3参照)を貫通する、異なる直径を有
する軸部(例えば、小径部10a等)を備えた回動軸1
0と、この回動軸10の小径部10a(図3参照)回り
に回動するL字状の作動片11と、この作動片11に対
して回動軸10の大径部10b(図3参照)分だけ離し
て並設されたローラー12と、このローラー12とスラ
イド部材8の移動方向に隣接するローラー13と、前記
第2の腕部11bの上端部と前記取っ手3bとの間に連
結された連動用ケーブル14と、前記第2の腕部11b
の中央部とスライド部材8との間に取り付けられた引っ
張りバネ15等とを備えている。そして、作動片11は
第1及び第2の腕部11a、11bを有し、第1の腕部
11aの先端には、図4(a)、(b)に示されるよう
に、係合部としてのフック部K1が形成されている。そ
れにより、前後に突起部Kaを備えたフック部K1が、
シートレッグ6内に固着されたシートスライド部材16
の受け用ピン部16a(図2及び図4(b)参照)と係
合したり、また、図4(a)に示されるように、レール
材4の孔部Z1(次述)と係合することができる。
【0017】また、レール材4は、図2〜図4に示され
るように、レール材掛止部としての多数の孔部Z1が長
手方向に一定間隔毎に穿設されている底板部4aと、こ
の底板部4aから立設する両側壁部4b(図3参照)
と、両側壁部4bから内側に向かって延びる上板部4c
とを備えている。この上板部4cには、スライド部材8
及び作動片11の第2の腕部11bを上方側に突き出す
ことができる開口4dが設けられている。そして、ロー
ラー12は、回動軸10の先端部10cがローラー12
の中央貫通孔12a内を貫通した状態で、ローラー12
外周面が、上板部4c下面との間に若干の隙間を有して
いるので、ローラ12は円滑に回動する。また、スライ
ド部材8の下方側折局部8bには、接触片8cが取り付
けられており、この接触片8cが左右両側のレール材4
内で片側の側壁部4b内面に対して当接するので、スラ
イド部材8及び作動片11の左右方向のがたつきを防止
することができる。この場合、スライド部材8の貫通孔
8aの位置には、回動軸10の小径部10aより小さい
小径部10dがはまり込み、その小径部10dの側方
(小径部10dの反対側)には固定部10eが取り付け
れるので、固定部10eと小径部10aとの間に挟まれ
たスライド部材8は、回動軸10、作動片11及びロー
ラー12と一体的にレール材4に沿って移動する。
【0018】また、前記取っ手3bは、その両側に取り
付けられた軸部J1を回動中心として、図2手前方向
(矢印方向)に引き上げることができるので、その引き
上げに連動して連動ケーブル14は、作動片11の第2
の腕部11bを、引っ張りバネ15の付勢力に抗して、
図2手前側に引っ張ることができる(矢印方向)。そし
て、作動片11の第2の腕部11bの回動によって、第
1の腕部11aの先端は回動軸10の回りに上方側に移
動するので(矢印方向)、フック部K1が図4(a)及
び(b)の2点鎖線で示されるように孔部Z1及び受け
用ピン部16aからはずれた状態になり、収納ボックス
3はレール材4に沿って移動自在となる。
【0019】そして、利用者が取っ手3bを掴んでシー
ト1前方の使用位置P1に向かって引っ張ると、フック
部K1が孔部Z1からはずれた状態で、収納ボックス3
は使用位置P1へ移動する。その後、利用者が掴んだ取
っ手3bを離すと、引っ張りバネ15が作動片11の第
2の腕部11bを引っ張るので、回動軸10の回りに作
動片11は回動し(矢印の反対方向)、フック部K1は
下方側に移動する(矢印の反対方向)。それにより、作
動片11のフック部K1は、図4(a)の実線で示され
るように、底板部4aの孔部Z1に嵌まり込んで掛止す
るので、収納ボックス3をシート1前方の使用位置P1
に固定することができる。従って、移動用支持機構7
は、収納ボックス3を移動させるとともに使用位置P1
で固定できる支持具として機能する。もっとも、この支
持具は収納ボックス3を移動させるとともに使用位置P
1で固定できるものであれば、その他の構成であっても
よい。
【0020】また、収納ボックス3が収納位置に収納さ
れた状態で、掴んだ取っ手3bを離すと、引っ張りバネ
15は作動片11の第2の腕部11bを引っ張るので、
回動軸10の回りに作動片11が回動し(矢印の反対方
向)、第1の腕部11aの先端のフック部K1は下方側
に移動する(矢印の反対方向)。それにより、作動片1
1のフック部K1は、図4(b)の実線で示されるよう
に、受け用ピン部16aに嵌まり込んで、収納ボックス
3内の作動片11と前記シート1のシートスライド部材
16とが連結し、収納ボックス3と前記シート1とが一
体的に移動することができる。すなわち、フック部K1
は受け用ピン部16aに嵌まり込んで係合した状態で
は、底板部4aの孔部Z1には嵌まり込まないので、シ
ート1を移動させれば収納ボックス3がシート1と一体
的に移動し、使い勝手が優れたものとなる。
【0021】もっとも、収納ボックス3と前記シート1
とを連結する機構は、必ずしも上記フック部K1は受け
用ピン部16aからなる機構に限定されるわけではな
く、その他の機構を採用しても良い。また、収納ボック
ス3とシート1との前記連結を解除する操作部として、
必ずしも取っ手3bである必要はなく、例えば、着座者
等が操作しやすい位置に設けられた操作スイッチ、操作
ノブ等であってもよい。要は、取っ手3b等の操作部の
操作によって、収納ボックス3を収納位置に収納した状
態で、収納ボックス3とシート1とを連結することがで
き、更に、操作部で別の操作したとき、収納ボックス3
とシート1との連結を解除できる構成であれば、いかな
るものであってもよい。
【0022】また、シートスライド部材16は、図2に
示されるように、上下に移動できる作動片16bを有
し、この作動片16bは、着座者等によるシート移動用
レバー(図示せず)の操作によって、作動片16bが上
方側に上がってシート1をレール材4に沿って移動でき
る。それに対し、着座者等の操作が解除されると、作動
片16bが下方に向かって移動して孔部Z1内に嵌まり
込むので、所定の位置に固定されることになる。このよ
うに作動片16bが前記底板部4aの孔部Z1と係合す
ることにより、シート1を所定位置に固定でき、また、
作動片11のフック部K1が底板部4aの孔部Z1と係
合して、収納ボックス3を使用位置P1に固定できる構
成であるので、レール材4の孔部Z1を効率的に使用す
ることができる。尚、シートスライド部材16の受け用
ピン部16a及びスライド部材8のフック部K1が同一
のレール部材4上で連結する関係上、図2に示されるよ
うに、収納ボックス3の側方に凹部3dを形成して、こ
の凹部3dにシートレッグ6内側に固着されたシートス
ライド部材16がはまり込むようになっている。
【0023】次に、収納ボックス3上での足載せ部2の
使用態様について、図5及び図6を用いて説明する。
尚、図5は、足載せ部2及びその内側に取り付けられた
複数の支持部材21(片側のみ図示)と収納ボックス3
との上側一部を拡大して示す。但し、足載せ部2の内側
に取り付けられる側板20、支持部材21等を見やすく
するため、足載せ部2を2点鎖線で示す。また、図6は
足載せ部2の使用態様を示す概略断面図であり、図6
(a)は足載せ部2を収納ボックス3の蓋体として利用
した状態、図6(b)は足載せ部2をオットマンとして
利用した状態、図6(c)は足載せ部2をフットレスト
として利用した状態を示す。
【0024】このように収納ボックス3は、図6に示さ
れるように、足載せ部2を収納ボックス3用の蓋体とし
て、オットマンとして、または、フットレストとして利
用することができるように構成されているので、利便性
が極めて優れる。ここで、「足載せ部2をオットマンと
して利用する」とは、着座者のふくらはぎが足載せ部2
に主として当たるような利用をいい、また、「足載せ部
2をフットレストとして利用する」とは、着座者の足の
裏が足載せ部2に主として当たるような利用をいう。そ
して、足載せ部2がオットマンとして利用される場合、
図6(b)に示されるように、足載せ部2が収納ボック
ス3に対して、平行(あるいは前下がりの傾き)となる
のに対し、足載せ部2がフットレストとして利用される
場合、図6(c)に示されるように、足載せ部2が収納
ボックス3に対して、後ろ下がりの傾きをなす。
【0025】具体的には、足載せ部2の内側には、図5
に示されるように、側板20を介して複数(図5では2
本であるが反対側を含めると4本)の支持部材21が取
り付けられいる。その足載せ部2の前方側では、ネジ等
の締め付け手段23が、前方側支持部材21a及び側板
20を貫通することにより、前方側支持部材21aの上
部が足載せ部2内側に側板20を介して固着されてい
る。また、足載せ部2の後方側では、締め付け手段23
が後方側支持部材21bの上部及び側板20の長孔20
aを貫通して、後方側支持部材21bの上部が長孔20
a内で移動可能に固定されている。尚、前記支持部材2
1には、複数のはめ込み用凹部21cが一定間隔毎に形
成されており、各はめ込み用凹部21cを、収納ボック
ス3上側4隅に設けられた掛止部材22が固定するよう
になっている。
【0026】そして、収納ボックス3上側の4隅には、
上下方向に延びる挿入孔3e(図6(b)及び(c)参
照)が穿設され、各挿入孔3eが掛止部材22の貫通孔
22aと連通することから、これら貫通孔22a及び挿
入孔3e内に支持部材21をそれぞれ挿入することがで
きる。このように各挿入孔3e内に、支持部材21がそ
れぞれ挿入された状態で、はめ込み用凹部21cに前記
掛止部材22の差し込み用突片22bの先端が、横側か
らはまり込んで掛止する。それにより、支持部材21が
貫通孔22a及び挿入孔3e内へ挿入される深さを調整
して、支持部材21の収納ボックス3に対する挿入量
を、掛止部材22を用いて調整することにより、足載せ
部2を収納ボックス3の蓋体として、オットマンとし
て、または、フットレストとして利用することができ
る。
【0027】具体的には、足載せ部2を収納ボックス3
の蓋体として利用する場合、図6(a)に示される如
く、支持部材21総てを貫通孔22a及び挿入孔3e内
に深く挿入した状態で、掛止部材22の差し込み用突片
22bの先端を、はめ込み用凹部21cに掛止させれば
良い。また、オットマンとして利用する場合、図6
(b)に示される如く、総ての支持部材21を、貫通孔
22a及び挿入孔3e内に浅く挿入した状態で、掛止部
材22の差し込み用突片22bの先端を、はめ込み用凹
部21cに掛止させれば良い。もっとも、オットマンと
して利用する場合、足載せ部2が収納ボックス3に対し
て、前下がりの傾きをなすようにしてもよい。
【0028】また、フットレストとして利用する場合
は、図6(c)に示される如く、足載せ部2が収納ボッ
クス3に対して、後ろ下がりの傾きをなすために、後方
側支持部材21bを貫通孔22a及び挿入孔3e内に深
く挿入し、且つ前方側支持部材21aを貫通孔22a及
び挿入孔3e内に浅く挿入した状態で、掛止部材22の
差し込み用突片22bの先端を、はめ込み用凹部21c
に掛止させれば良い。尚、足載せ部2をオットマンある
いはフットレストとして利用する場合、貫通孔22a及
び挿入孔3e内への、後方側支持部材21b及び前方側
支持部材21aの挿入量を更に細かく調整できる構造に
するのが望ましい。また、収納ボックス3の上部から、
足載せ部2を取り外すようにしてもよく、その場合、上
方から凹部3N内の物を収納したり或は取出したりする
作業が容易になる。
【0029】次に、他の実施の形態のシート機構につい
て、図7(a)及び(b)に基づいて説明する。図7
(a)及び図7(b)は、シート28をレール材29を
用いて移動できる他に、利用物として収納用凹部のない
足載せ台30を、レール材29に沿って移動させ、シー
ト28前方の使用位置P1に固定した状態で、着座者が
オットマンとして利用した場合またはフットレストとし
て使用した状態をそれぞれ示している。この場合、収納
用凹部がない形態の足載せ台30を使用する点で、前記
実施の形態と異なっているが、レール材29等を用いて
足載せ台30を、使用位置P1とシートレッグ28a間
に挟まれた収納位置との間で移動できるとともに、レー
ル材29またはシート28と固定できるようにする点で
は、前記実施の形態と同様である。そのため、次述する
基台31内部には、前記移動用支持機構7またはそれと
同様な構成の支持具(図示せず)が装着されている。
【0030】この実施の形態の場合、足載せ台30は、
床面に固定されたレール部材29に沿って移動可能に固
定できる基台31と、この基台31上でフットレストと
しての使用状態(図7(a)参照)とオットマンとして
の使用状態(図7(b)参照)との間で、回動可能な足
載せ部32とから構成されている。そして、足載せ部3
2は、前記基台31に回動可能に支持される足載せ本体
部33と、この足載せ本体部33に回動可能に取り付け
られ、矢印方向に展開可能な足載せ展開部34とからな
る。具体的には、足載せ展開部34は足載せ本体部33
の両側の側方腕部34aで支持され、フットレストとし
ての使用状態(図7(a)参照)では足載せ本体部33
の上面33aと重なり合うのに対し、オットマンとして
の使用状態(図7(b)参照)では、足載せ展開部34
はその側方腕部34aを支持されて、足載せ本体部33
から開くようになっている。
【0031】従って、足載せ台30を前記フットレスト
(図7(a)参照)として利用する際は、前記足載せ展
開部34の上面34b及び足載せ本体部33の上面33
aが足を載せて使用するのに対して、オットマン(図7
(b)参照)として利用する際には、足載せ展開部34
及び足載せ本体部33を図の位置まで回動し、足載せ本
体部33の上面33aにふくらはぎを載せ、足載せ展開
部34の展開面34cに足を載せて使用する。尚、足載
せ本体部33を基台31に対して回動可能に固定するた
めの手段としては、例えば、実公平6ー41484号公
報で示される摩擦ブレーキ装置等を利用することができ
る。
【0032】次に、他の実施の形態のシート機構につい
て、図8及び図9に基づいて説明すると、図8は利用物
として収納容器のない足載せ台40を、前方側のシート
41のシートレッグ41a間に挟まれた収納位置から、
後方側のシート42の着座者用の使用位置P1まで一対
のシート用レール材43を用いて移動する状態を示す斜
視図である。図9は、図8のシート機構に用いられる足
置せ台40を拡大して示す側面図である。この実施の形
態の場合、足載せ部45を前記オットマンまたは前記フ
ットレストとして利用する際に、足載せ台40の足載せ
部45の使用する面が異なる点で前記実施の形態と異な
っている。その足載せ台40は、床面に固定されたレー
ル部材43に沿って移動可能に固定できる基台44と、
この基台44上でオットマンとしての使用状態(図8及
び図9の実線)とフットレストとしての使用状態(図8
及び図9の2点鎖線)との間で、回動可能な足載せ部4
5とから構成されている。具体的には、足載せ部45の
基端部45aは、図8及び9に示されるように、基台4
4の左右の後方突部44aに取り付けらた軸部44bを
回転中心として回動可能であり、また、足載せ部45の
先端部45bには、足の裏側を支える支持部45cが、
先端部45bを回転中心として回動可能に設けられてい
る。
【0033】それにより、使用位置P1にある足載せ台
40をオットマンとして使用した状態(図9の実線)で
は、支持部45cの片側面M1及び足載せ部45の片側
面M2が、オットマン用の使用面となるのに対して、フ
ットレストとして利用した状態(図9の2点鎖線)で
は、足載せ部45の反対面M3が、フットレストとして
の使用面となる。従って、足載せ台40を前記オットマ
ンとして利用する際に、または前記フットレストとして
利用する際に、足載せ部45の使用する面が異なるよう
になっているので、オットマンとして利用する片側面M
1、M2を汚した後に、フットレスとして足載せ部45
を使用しても、着座者の足の裏が汚れることはない。反
対に、前記オットマンとして利用する反対面M3を汚し
ても、前記フットレストとして利用する片側面M1、M
2が汚れることはない。更に、足載せ台40がシート4
2の前方に位置する別のシート41の下部の収納位置に
収納されるので、有効にスペースを利用することができ
る。尚、基台44の内部には、レール部材43に沿って
移動するとともに使用位置P1で固定できるように、前
記移動用支持機構7またはそれと同様な構成の支持具が
装着されている。
【0034】以上、本発明のシート機構の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明は上記実施例のものに限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々
な変更が可能である。たとえば、上記実施の形態では、
利用物は、足載せ部を有しない単なる収納ボックスであ
ってもよいし、足載せ台以外に使用できるサブシートで
あってもよいし、更に、テーブルその他の利用物であっ
てもよい。また、レール材は、図示したもの以外の構成
であってもよい。また、この発明のシート機構の設置さ
れる場所は、自動車内に限るわけではなく、例えば、飛
行機、鉄道用車両等の内部であってもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載するシート機構によれ
ば、レール材に沿って前後に移動可能なシートと、この
シート前方の使用位置に配置して利用できる足載せ台、
収納容器等の利用物とを備えるシート機構において、前
記利用物を収納する収納位置と前記使用位置との間に前
記レール材を延設し、このレール材に沿って前記利用物
を移動可能にするとともに、使用位置で固定できる支持
具を前記利用物に設けたので、着座者等は前記利用物を
収納位置から使用位置へレール材に沿って移動させて使
用位置で固定して利用できる。また、前記利用物を収納
位置に収納したい場合、使用位置での固定を解除して使
用位置から収納位置へレール材に沿って移動させること
ができ、更に、シートについても、そのレール材に沿っ
て前後に移動することができる。
【0036】従って、図10に記載したようなシート下
に収納される前記支持材X3によって足載せ台X2が支
持されるシート着座者用の足載せ台X2と異なって、本
発明の利用物の前後移動範囲が制限されることがないの
で、前記利用物を使い勝手良い位置に置くことができ
る。また、足載せ台用支持材X3の基部X3aに大きな
荷重が掛かるので、強度のある支持材X3を使用するな
ど、支持材X3の強度を上げるといったオーバーハング
等の対策が必要であったが、この発明の場合は不要とな
る。更に、図11に記載したようなシート用レールY3
以外の別個のレールY4を設ける必要がないので、低コ
スト化を図ることができる。
【0037】請求項2に記載するシート機構によれば、
前記利用物の収納位置は前記シートの下部もしくは前記
シートの前方に位置する別のシートの下部であるので、
足載せ台、収納容器等の利用物は、前記シートの下部も
しくは前記シートの前方に位置する別のシートの下部の
収納位置に収納され、有効にスペースを利用することが
できる。
【0038】請求項3に記載するシート機構によれば、
前記収納位置に前記利用物を収納した状態で、前記利用
物と前記シートとを連結することができるとともに連結
により前記支持具が固定解除状態に保持され、また、操
作部を操作したとき、前記利用物と前記シートとの前記
連結を解除できるように構成したので、収納位置に前記
利用物を収納した状態で、利用物とシートとが一体的に
移動することができる。そして、操作部を操作したとき
は、利用物のみを収納位置から使用位置に移動させるこ
とができる。それにより、図11に示されるような、シ
ート用レールY3以外に、別のレールY4を設けて、リ
アシートY5をフロア上でスライドさせる機構にあって
は、リアシートY5とシートY2とが別体であるため、
リアシートY5をシートY2下に格納した状態で、シー
トY2のみをレールY3に沿って移動させると、リアシ
ートY5が取り残された状態になるので、更にリアシー
トY5をレールY4に沿って移動させて再びシートY2
の下に格納させるといった手間を要していたが、本発明
のシート機構によればそのような煩雑な手間は不要とな
って、使い勝手が優れたものとなる。
【0039】請求項4に記載するシート機構によれば、
前記利用物は足載せ部付きの収納容器であって、その足
載せ部はオットマンまたはフットレストとして利用する
ことができるので、着座者等は収納容器として利用する
ことができる他、足載せ部に足を載せる際にオットマン
またはフットレストとして選択的に使用できるので、着
座者の好みに応じて、ふくらはぎを足載せ部に当てたり
あるいは足の裏を当てたりして、着座者等はシートに快
適に座ることができる。
【0040】請求項5に記載するシート機構によれば、
前記足載せ部は、高さもしくは傾斜角度を変更可能に前
記収納容器上側に取り付けられ、収納容器に対する高さ
もしくは傾斜角度を変更することにより、収納容器の蓋
体として、オットマンとして、または、フットレストと
して利用することができるので、足載せ部はこれら3つ
の役割を果たし、使い勝手の優れたものとなる。
【0041】請求項6に記載するシート機構によれば、
前記利用物は、足載せ部を前記オットマンまたは前記フ
ットレストとして利用する際に、足載せ部の使用する面
が異なる構成からなる足載せ台であるので、足載せ部を
前記フットレストとして利用してフットレストとして利
用する面を汚しても、オットマンとして足載せ部を利用
する際に、着座者のふくらはぎが汚れることはない。そ
れとは反対に、オットマンとして利用する面を汚して
も、フットレストとして利用する面が汚れないので、足
の裏が汚れることはなく使い勝手の良いシート機構とな
る。
【0042】請求項7に記載するシート機構によれば、
前記支持具は、前記シートを固定するためのレール材掛
止部と係合する係合部を備え、この係合部がレール材掛
止部と係合することにより、前記利用物を前記使用位置
に固定できるので、レール材掛止部と支持具の係合部を
係合させて、利用物を前記使用位置に固定できるととも
に、レール材掛止部を用いてシートを固定するので、レ
ール材掛止部を効率的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施の形態のシート機構の
要部を概略的に示す斜視図である。
【図2】その実施の形態に用いられる収納ボックス等を
拡大して示す斜視図である。
【図3】その実施の形態に用いられる移動支持機構等を
拡大して示す端面図である。
【図4】その実施の形態に用いられるレール材内に収容
された移動用支持機構の一部を拡大して示す側面図であ
って、図4(a)は、フック部が孔部に掛止された状態
を示し、図4(b)はフック部が受け用ピン部に掛止さ
れた状態を示す図である。
【図5】その実施の形態に用いられる収納ボックスの一
部を示す斜視図である。
【図6】その実施の形態に用いられる収納ボックスの使
用状態を示す概略断面図であって、図6(a)は足載せ
部を蓋体として利用した状態、図6(b)はオットマン
として利用した状態、図6(c)はフットレストとして
利用した状態を示す図である。
【図7】他の実施の形態に用いられるシート機構を示す
斜視図であって、図7(a)はフットレストとして利用
した状態、図7(b)はオットマンとして利用した状態
を示す図である。
【図8】更に他の実施の形態に用いられるシート機構を
示す斜視図である。
【図9】図8のシート機構に用いられる足置き台を拡大
して示す側面図である。
【図10】従来のシート機構の斜視図である。
【図11】従来のシート装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 シート 2 足載せ部 3 収納ボックス 3b 取っ手 4 レール材 5 シートクッション 6 シートレッグ 7 移動用支持機構 11 作動片 16a 受け用ピン部 P1 使用位置 K1 フック部 Z1 孔部 29 レール材 30 足載せ台 31 基台 33 足載せ本体部 33a 上面 34 回動部 34b 上面 34c 下面 40 足載せ台 41 シート 42 別のシート 43 レール材 M1 片側面 M2 片側面 45 足載せ部 M3 反対面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−286384(JP,A) 実開 平3−78640(JP,U) 実開 平4−60726(JP,U) 実開 昭60−86162(JP,U) 実開 平5−46592(JP,U) 実開 平2−49735(JP,U) 実開 昭59−6956(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 7/50 A47C 7/62 B60N 3/06 B60R 7/04

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール材に沿って前後に移動可能なシー
    トと、このシート前方の使用位置に配置して利用できる
    足載せ台、収納容器等の利用物とを備えるシート機構に
    おいて、前記レール材を前記使用位置まで 延設し、前記利用物を前記レール材に対して移動可能に支持し、
    前記利用物が 前記使用位置にあるときに前記レール材に
    対して固定される支持具を設けたことを特徴とするシー
    ト機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するシート機構におい
    て、前記支持具と前記シートとを連結可能に設け、この連結
    により前記利用物と前記シートとが前記レール材に沿っ
    て一体的に移動し、連結を解除することにより前記利用
    物が前記シートと独立して前記レール材に沿って移動す
    ることを特徴とするシート機構。
  3. 【請求項3】 求項2に記載するシート機構におい
    て、前記支持具は、前記シートと連結されているときは、前
    記レールに対し固定できない状態に保持され、前記シー
    トとの連結を解除されたときは、前記レール材に対して
    固定可能な状態となるものである ことを特徴とするシー
    ト機構。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載す
    るシート機構において、 前記利用物は、前記シートの下部もしくは前記シートの
    前方に位置する別のシートの下部の収納位置に収納可能
    であることを特徴とするシート機構。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載するシート機構におい
    て、前記収納位置に前記利用物を収納した状態で、前記支持
    具と前記シートとを連結することができるとともに、こ
    の連結により前記支持具が前記レール材に対して固定で
    きない状態に保持され、また、操作部を操作することに
    より前記支持具と前記シートとの前記連結を解除できる
    とともに、この連結解除により前記支持具が前記レール
    材に対して固定可能な状態となる ことを特徴とするシー
    ト機構。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載す
    るシート機構において、前記利用物は、足載せ部付きの収納容器であって、その
    足載せ部は、オットマンまたはフットレストとして利用
    することができる ことを特徴とするシート機構。
  7. 【請求項7】 求項6に記載するシート機構におい
    て、前記足載せ部は、高さもしくは傾斜角度を変更可能に前
    記収納容器上側に取り付けられ、収納容器に対する高さ
    もしくは傾斜角度を変更することにより、収納容器の蓋
    体として、オットマンとして、または、フットレストと
    して利用される ことを特徴とするシート機構。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載す
    るシート機構において、 前記利用物は、足載せ部を前記オットマンまたは前記フ
    ットレストとして利用する際に、足載せ部の使用する面
    が異なる足載せ台であることを特徴とするシート機構。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8のいずれかに記載す
    るシート機構において、 前記支持具は、前記シートを固定するためのレール材掛
    止部と係合する係合部を備え、この係合部がレール材掛
    止部と係合することにより、前記利用物を前記使用位置
    に固定できることを特徴とするシート機構。
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