JP3287646B2 - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置

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JP3287646B2
JP3287646B2 JP13286693A JP13286693A JP3287646B2 JP 3287646 B2 JP3287646 B2 JP 3287646B2 JP 13286693 A JP13286693 A JP 13286693A JP 13286693 A JP13286693 A JP 13286693A JP 3287646 B2 JP3287646 B2 JP 3287646B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置では、通常ウエハカセッ
ト(あるいはウエハキャリア)などと呼ばれる容器内に
半導体ウエハ(以下ウエハという)を例えば25枚収納
して各処理ステーションに搬送され、各処理ステーショ
ンでは搬出入ポートに置かれたウエハカセットからウエ
ハが順次取り出されて処理領域に搬入される。
【0003】例えば真空処理装置ではウエハカセット内
のウエハは、位置合わせ装置や予備真空室などを介して
真空処理室内に搬入されるが、ウエハを移載する移載装
置としては、発塵が少なく、大きなストロークが得られ
るなどの理由から最近では多関節の搬送アームが多く用
いられるようになってきている。
【0004】そしてこの移載アームの制御については、
通常いわゆるティーチングという操作が行われる。即ち
予めオペレータにより移載アームが所定の動作を行うよ
うに移載アームを操作して座標位置データよりなるティ
ーチングデータを作成し、以後このデータにもとづいて
移載アームを制御するようにしている。この場合移載ア
ームの駆動源である例えばサ−ボモータをクローズルー
プの中に入れてモータが正常か否かを監視し、モータの
異常時には移載アームを停止させてウエハの破損などを
防止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで移載アームを
交換する場合、新たな移載アームはもとの移載アームに
対してアセンブリがわずかながら異なるため、もとのテ
ィーチングデータを使用することができない。このため
移載アームの交換時などには再度ティーチングを行わな
ければならず、その作業が面倒であるという問題があっ
た。
【0006】また移載アームの移載動作中にベルトの緩
みなどが起こって移載アームの取り付け位置が微小に変
わった場合、移載アームの機構部分は制御部のクローズ
ループの外にあるので移載アームの機構の変化を検出す
ることができず、ウエハの移載を失敗してウエハの落下
などが起こることがあった。
【0007】本発明は、このような事情のもとになされ
たものであり、その目的は移載動作中に移載アームの位
置ずれなどのトラブルが起った場合に、一早く対処する
ことのできる真空処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
真空処理装置は、複数の基板を収納するカセットを置く
ためのカセット室と、このカセット室に気密に接続さ
れ、移載アームが配置された移載室と、この移載室に各
々接続され、基板に対して真空処理を行う複数の真空処
理室と、を備え、移載アームは、複数のアーム及びこれ
らアーム間に設けられたベルト機構を有し、カセット室
と真空処理室との間で基板を保持して移載する真空処理
装置において前記移載アームの可動範囲内に設定された
基準位置と、前記移載アームに形成された光透過部また
は光反射部をなすスポット領域と、前記移載アームが所
定の動作を行うようにまた前記スポット領域が移動途上
前記基準位置を通過するように予め移載アームを操作
し、これにより得られた移載アームの位置デ−タよりな
るティ−チングデ−タを格納する記憶部と、前記基準位
置を通るように光を照射し、前記移載アームのスポット
領域がその光路上にあるか否かを検出する検出部と、前
記記憶部に格納されたティ−チングデ−タに基づいて前
記移載アームの動作を制御すると共に、前記検出部の検
出信号を監視し、ティ−チングデ−タにおける位置座標
が基準位置に対応する座標となるときのタイミングにお
いてスポット領域がその光路上にあるときには移載アー
ムの動作が正常と判定し、スポット領域がその光路上に
ないときには移載アームの動作が異常と判定する制御部
と、を備えてなることを特徴とする。また他の発明は、
複数の基板を収納するカセットを置くためのカセット室
と、このカセット室に気密に接続され、移載アームが配
置された第1の移載室と、この第1の移載室に気密に接
続された予備真空室と、この予備真空室に気密に接続さ
れ、移載アームが配置された第2の移載室と、この第2
の移載室に各々接続され、基板に対して真空処理を行う
複数の真空処理室と、を備え、第1の移載アームは、複
数のアーム及びこれらアームを駆動するベルト機構を有
すると共にカセット室と予備真空室との間で基板を保持
して移載し、第2の移載アームは、複数のアーム及びこ
れらアーム間に設けられたベルト機構を有すると共に予
備真空室と真空処理室との間で基板を保持して移載する
真空処理装置において、前記移載アームの可動範囲内に
設定された基準位置と、前記移載アームに形成された光
透過部または光反射部をなすスポット領域と、前記移載
アームが所定の動作を行うようにまた前記スポット領域
移動途上で前記基準位置を通過するように予め移載ア
ームを操作し、これにより得られた移載アームの位置デ
−タよりなるティ−チングデ−タを格納する記憶部と、
前記基準位置を通るように光を照射し、前記移載アーム
のスポット領域がその光路上にあるか否かを検出する検
出部と、前記記憶部に格納されたティ−チングデ−タに
基づいて前記移載アームの動作を制御すると共に、前記
検出部の検出信号を監視し、ティ−チングデ−タにおけ
る位置座標が基準位置に対応する座標となるときのタイ
ミングにおいてスポット領域がその光路上にあるときに
は移載アームの動作が正常と判定し、スポット領域がそ
の光路上にないときには移載アームの動作が異常と判定
する制御部と、を備えてなることを特徴とする。これら
の発明において、移載アームは例えば3本のアームを備
えた構成である。
【0009】本発明において、例えば移載アームの位置
デ−タは前記基準位置を基準とするものであり、その場
制御部は、検出部により移載ア−ムのスポット領域が
基準位置に位置していることを検出した後、当該移載ア
ームに対して前記ティ−チングデ−タに基づいて制御す
る。
【0010】
【作用】本発明では、移載アームを例えば所定のタイミ
ングでスポット領域が検出部の光路つまり基準位置を通
るように制御することにより、移載アームの機構にトラ
ブルが生じて移載アームが位置ずれした場合にはスポッ
ト領域が基準位置を通過しなくなるので、移載アームの
位置トラブルを一早く見つけることができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の真空処理装置の実施例を示
す平面図である。真空処理装置の全体構成を簡単に述べ
ながら実施例について説明すると、図中1は第1の移載
室であり、この移載室1の両側には夫々ゲートバルブG
1、G2を介して第1のカセット室2A及び第2のカセ
ット室2Bが接続されている。
【0012】前記移載室1及びカセット室2A、2Bは
気密構造に構成され、カセット室2A、2Bには、外部
(作業室雰囲気)との間を開閉するように夫々ゲートド
アG3、G4が設けられている。
【0013】前記第1の移載室1内には例えば多関節の
移載アームを備えた第1の移載手段11と、ウエハWの
中心及びオリフラ(オリエンテーション)を位置合わせ
するための回転ステージ12とが配設されている。前記
第1の移載手段11は、前記第1及び第2のカセット室
2A、2B内のカセット21と前記回転ステージ12と
後述の予備真空室との間でウエハを移載するためのもの
であり、ウエハを真空吸着する機構を備えている。
【0014】前記第1の移載室1の後方側には、夫々ゲ
ートバルブG5、G6を介して第1の予備真空室3A及
び第2の予備真空室3Bが接続されており、更にこれら
予備真空室3A、3Bの後方側にはゲートバルブG7、
G8を介して第2の移載室4が接続されている。第1及
び第2の予備真空室3A、3Bは同一構造に構成されて
おり、図示していないが例えば上下に夫々加熱手段及び
冷却手段を備えると共に、例えば上下に夫々ウエハWを
載置することができる昇降自在な2段の載置具を備えて
いる。前記第2の移載室4には、夫々ゲートバルブG9
〜G11を介して三方に3つの真空処理室41A〜41
Cが接続されている。
【0015】前記第2の移載室4内には、第1及び第2
の予備真空室3A、3Bと前記3つの真空処理室41A
〜41Cとの間でウエハWを移載するための第2の移載
手段50が配置されている。この移載手段50は図2及
び図3に示すように例えば3本のアーム5A〜5Cを互
に回動自在に連結してなる移載アーム5を備えており、
この移載アーム5は回転基台51に取り付けられてい
る。
【0016】前記移載アーム5は、ア−ム5Cの回転軸
52を駆動するサーボモータM1と図示しないアーム5
A〜5C間のベルト機構とにより先端のアーム5Aが直
線的に屈伸するように構成され、移載アーム5の回転方
向の動作は、回転基台51をモータM2により回転させ
ることにより制御される。即ち前記移載アーム5の位置
は、回転軸52の中心と移載アーム5の基準点53との
距離rと、これらを結ぶ軸線54が基準線55となす角
度θとにより管理されている。また先端のアーム5Aに
おけるウエハ保持部には、光透過部をなすスポット領域
例えば口径約1mmの円形の穴6A、6Bが夫々左右対
称に形成されている。
【0017】一方前記移載アーム5の可動範囲内例えば
第2の移載室4の所定の位置には、基準位置Pが設定さ
れており、この基準位置P上において、例えば前記アー
ム5Aの穴6A、6Bの口径と同径の断面円形のレーザ
光(レーザビーム)を鉛直方向に照射する発光部71
と、前記レーザ光を受光して受光量に応じた電気信号を
出力する受光部72とが互に上下するように配設されて
いる。
【0018】更に前記受光部72には、当該受光部72
からの電気信号にもとづいて前記アーム5Aの穴6A
(6B)がレーザ光の光路上にあるか否かを判定する信
号処理部73が接続されており、この実施例では、前記
発光部71、受光部72及びこの信号処理部73により
検出部が構成される。信号処理部73は例えば受光部7
2上のレーザ光のビーム径に対応する領域に対して所定
の割合例えば50%が受光した場合に、穴6A(6B)
が光路上にあると判定するように構成される。ただし前
記割合は、装置に要求される位置精度などに応じて決定
される。
【0019】前記信号処理部73の後段には制御部8が
接続されており、この制御部8は、移載アーム5のティ
ーチングデータを作成して記憶部81に格納する機能、
そのティーチングデータにもとづいて移載アーム5を制
御する機能、及び前記信号処理部73よりの検出信号を
取り込んで移載アーム5の動作が正常であるか否かを監
視する機能を有している。
【0020】なお説明の重複を避けるため第2の移載室
4及び第2の移載手段50に関して記述したが、第1の
移載室1及び第1の移載手段11についても同様の構成
が採用されており、第1の移載手段11が所定の基準位
置に位置しているか否か検出できるようになっている。
【0021】次に上述実施例の作用について述べる。ま
ず移載ア−ム5のティ−チングについて述べると、オペ
レ−タによりマニュアルで移載ア−ム5を操作して例え
ば移載ア−ム5の穴6Aが発光部71よりの光路上に一
致させる。一致した状態は、検出部の信号処理部73か
らの検出信号にもとづいて例えば所定の表示を行うこと
によって確認できる。この実施例では移載ア−ム5に2
つの穴6A、6Bを形成しているが、そのうちの一方
(例えば6A)を使用すればよい。即ち移載ア−ム5の
先端のウエハ保持部は直線方向に移動し、また移載ア−
ム5全体が回転することにより移載ア−ム5の位置が極
座標(r、θ)で管理されているため、一方の穴6Aの
位置が決まれば、移載ア−ム5の座標も決まる。
【0022】このようにして穴6Aが移載室4の基準位
置P上に位置した後、移載ア−ム5が所定の移載動作を
行うようにオペレ−タがマニュアルで移載ア−ム5を操
作し、このとき制御部8は前記基準位置Pを基準とする
移載ア−ム5の位置デ−タよりなるティ−チングデ−タ
を作成して記憶部81に格納する。例えば穴6Aが基準
位置Pにあるときの移載ア−ム5のデ−タを(r0 、θ
0 )とすれば、ティ−チングデ−タは、各位置の絶対座
標(r、θ)から(r0 、θ0 )を差し引いた値として
表される。
【0023】そして実際に移載動作を行う場合には移載
ア−ム5を例えば穴6Aが基準位置Pに一致する位置に
セッティングし、ここからティ−チングデ−タにもとづ
いて制御する。ただし移載ア−ム5のスタ−ト位置は、
基準位置Pに対する相対位置を把握していれば別の位置
であってもよい。
【0024】ここで上述真空処理装置における被移載物
例えばウエハの流れについて述べると、まずウエハWを
例えば25枚収納したカセット21がカセット室2A内
に載置される。続いてゲートドアG3を閉じ、第1のカ
セット室2A内を例えば大気圧の不活性ガス雰囲気にし
た後ゲートバルブG1を開き、カセット21内のウエハ
Wが第1の移載手段11のアームに真空吸着され、予め
不活性ガス雰囲気にされている第1の移載室1内に、第
1の移載手段11により搬入され、更に位置合わせ手段
の一部をなす回転ステ−ジ12に受け渡され、ここでオ
リフラ合わせ及び中心の位置合わせが行われる。
【0025】しかる後にウエハWは、予め大気圧の不活
性ガス雰囲気にされている第1の予備真空室3A内に搬
入されて、例えば2段の載置具の上段側に載置され、ゲ
ートバルブG5を閉じ、例えば予備真空室3A内を10
-5〜10-6Torrの真空度に減圧すると共に例えば5
00℃に予備加熱される。また続くウエハWは、同様に
して第2の予備真空室3Bに搬入され、予備加熱され
る。予備加熱後ゲートバルブG7を開いて、予め10-7
〜10-8Torrの真空度に減圧された第2の移載室4
と当該予備真空室3Aとの間を連通し、既に連続処理さ
れたウエハWが第2の移載手段50により第1の予備真
空室3Aの下段側の載置具に載置された後、当該第2の
移載手段50により、予備加熱済みである上段側のウエ
ハWが第1の予備真空室3Aから取り出され、真空処理
室41A内に搬入される。なお第2の予備真空室3Bと
第2の移載手段41との間のウエハWの受け渡しも同様
にして行われる。そして第1の真空処理室41Aにて例
えばCVD処理が行われた後、真空処理室41B、41
C内に搬入されて所定の連続処理が行われる。
【0026】このように真空処理装置を使用するにあた
って第2の移載手段50は、既に作成されたティ−チン
グデ−タにもとづいて所定の移載動作が行われる。なお
第1の移載手段11についても同様にして、予め作成し
たティ−チングデ−タにもとづいて制御される。
【0027】ここで移載ア−ム5は、移載動作時にウエ
ハを保持しない状態で穴6A(あるいは6B)が基準位
置Pを通過するようにティ−チングされており、従って
移載ア−ム5に微小な位置ずれなどのトラブルがない正
常な場合には、穴6Aが例えば定期的に基準位置Pを通
過するが、移載ア−ム5に例えば微小な位置ずれが起こ
ると、穴6Aが基準位置Pを通過しないか、あるいは通
過するタイミングがずれる。
【0028】そこで制御部8により検出部の信号処理部
73の検出信号を監視し、例えばティ−チングデ−タに
おける位置座標が基準位置Pに対応するタイミング(テ
ィ−チング時に穴6Aが基準位置Pに位置するときのタ
イミング)において受光状態であれば移載ア−ム5が正
常であると判定し、受光状態でなければ異常であると判
定して例えばアラ−ム信号を出力すると共にモ−タM
1、M2を停止させる。図4はこのような制御フロ−を
示すフロ−チャ−トである。
【0029】このような場合は、モ−タM1、M2によ
り先の移載ア−ム5の機構部分についてもクロ−ズル−
プで制御していることになるので、ベルトの緩みなどの
移載ア−ム5の異常を一早く検出でき、ウエハの移載の
失敗やウエハの破損などを未然に防止することができ
る。
【0030】また移載ア−ム5を新たなものに交換する
場合、もとの移載ア−ム5とわずかにアセンブラが異な
るが、穴6Aを基準位置Pに位置させることによりもと
のティ−チングデ−タを使用できるので再度ティ−チン
グを行わなくて済み、作業が簡単である。なお移載ア−
ム5についてメンテナンスを行い再度組立てをした場合
にも同様にもとのティ−チングデ−タが使用できる。
【0031】そして上述実施例のようにレ−ザ光により
基準位置を設定すれば、レ−ザ光のビ−ム径を小さくし
ながら大きな光強度が得られるので、基準位置を正確に
設定することができる。
【0032】以上において本発明は、検出部にて用いる
光としてはレ−ザ光以外の例えば赤外線を用いてもよい
し、スポット領域としては光透過部(実施例では穴6
A、6Bに相当する)に限らず光反射部をなすように構
成してもよい。更に移載ア−ムの位置はX、Y座標によ
り管理されるものであってもよいし、移載ア−ムに形成
した複数のスポット領域に対応してそれぞれ発光部、受
光部の組を設置し、各組の受光信号にもとづいて移載ア
−ムが基準位置にあるか否かを判定するようにしてもよ
い。
【0033】そしてまた本発明の移載装置は、真空処理
装置に限られず、熱処理装置、塗布/現像装置、プロ−
ブ装置など種々の装置に適用できるし、また半導体製造
装置に限らずLCD基板やその他のものを移載する場合
にも適用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、移載ア−ムの動作時に
スポット領域が予定通り基準位置を通過するか否かを監
視しているため、移載ア−ムの位置ずれなどのトラブル
を一早く検出でき、ウエハの移載ミスなどを防止でき
る。請求項2の発明によれば、基準位置を通る光路上に
移載ア−ムのスポット領域が位置したことを検出してス
ポット領域が基準位置にあることを確認し、この基準位
置を基準として移載ア−ムのティ−チングデ−タを作成
しているので、移載ア−ムの交換時や再度の組み立て時
に移載ア−ムのスポット領域を光路上に位置合わせする
だけでもとのティ−チングデ−タを使用して移載ア−ム
を制御できるため再度ティ−チングを行わなくて済み、
作業が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の真空処理装置の実施例を示す平面図で
ある。
【図2】図1の実施例の要部を示す概略斜視図である。
【図3】図1の実施例の要部を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例の作用の一部を示すフロ−図で
ある。
【符号の説明】
1 第1の移載室 11 第1の移載手段 3A、3B 予備真空室 4 第2の移載室 50 第2の移載手段 5 移載ア−ム 5A〜5C ア−ム 6A、6B 穴 71 発光部 72 受光部 73 信号処理部 8 制御部 81 記憶部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 B25J 13/08 G05B 19/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基板を収納するカセットを置くた
    めのカセット室と、このカセット室に気密に接続され、
    移載アームが配置された移載室と、この移載室に各々接
    続され、基板に対して真空処理を行う複数の真空処理室
    と、を備え、移載アームは、複数のアーム及びこれらア
    ーム間に設けられたベルト機構を有し、カセット室と真
    空処理室との間で基板を保持して移載する真空処理装置
    において 前記移載アームの可動範囲内に設定された基準位置と、 前記移載アームに形成された光透過部または光反射部を
    なすスポット領域と、 前記移載アームが所定の動作を行うようにまた前記スポ
    ット領域が移動途上で前記基準位置を通過するように予
    め移載アームを操作し、これにより得られた移載アーム
    の位置デ−タよりなるティ−チングデ−タを格納する記
    憶部と、 前記基準位置を通るように光を照射し、前記移載アーム
    のスポット領域がその光路上にあるか否かを検出する検
    出部と、 前記記憶部に格納されたティ−チングデ−タに基づいて
    前記移載アームの動作を制御すると共に、前記検出部の
    検出信号を監視し、ティ−チングデ−タにおける位置座
    標が基準位置に対応する座標となるときのタイミング
    おいてスポット領域がその光路上にあるときには移載ア
    ームの動作が正常と判定し、スポット領域がその光路上
    にないときには移載アームの動作が異常と判定する制御
    部と、 を備えてなることを特徴とする真空処理装置。
  2. 【請求項2】 複数の基板を収納するカセットを置くた
    めのカセット室と、このカセット室に気密に接続され、
    移載アームが配置された第1の移載室と、この第1の移
    載室に気密に接続された予備真空室と、この予備真空室
    に気密に接続され、移載アームが配置された第2の移載
    室と、この第2の移載室に各々接続され、基板に対して
    真空処理を行う複数の真空処理室と、を備え、 第1の移載アームは、複数のアーム及びこれらアームを
    駆動するベルト機構を有すると共にカセット室と予備真
    空室との間で基板を保持して移載し、第2の移載アーム
    は、複数のアーム及びこれらアーム間に設けられたベル
    ト機構を有すると共に予備真空室と真空処理室との間で
    基板を保持して移載する真空処理装置において、 前記移載アームの可動範囲内に設定された基準位置と、 前記移載アームに形成された光透過部または光反射部を
    なすスポット領域と、 前記移載アームが所定の動作を行うようにまた前記スポ
    ット領域が移動途上で前記基準位置を通過するように予
    め移載アームを操作し、これにより得られた移載アーム
    の位置デ−タよりなるティ−チングデ−タを格納する記
    憶部と、 前記基準位置を通るように光を照射し、前記移載アーム
    のスポット領域がその光路上にあるか否かを検出する検
    出部と、 前記記憶部に格納されたティ−チングデ−タに基づいて
    前記移載アームの動作を制御すると共に、前記検出部の
    検出信号を監視し、ティ−チングデ−タにおける位置座
    標が基準位置に対応する座標となるときのタイミング
    おいてスポット領域がその光路上にあるときには移載ア
    ームの動作が正常と判定し、スポット領域がその光路上
    にないときには移載アームの動作が異常と判定する制御
    部と、 を備えてなることを特徴とする真空処理装置。
  3. 【請求項3】 移載アームは3本のアームを備えた構成
    であることを特徴とする請求項1又は2記載の真空処理
    装置。
  4. 【請求項4】 移載アームの位置デ−タは前記基準位置
    を基準とするものであり、制御部は、検出部により移載
    ア−ムのスポット領域が基準位置に位置していることを
    検出した後、当該移載アームに対して前記ティ−チング
    デ−タに基づいて制御することを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の真空処理装置。
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