JP2005093807A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005093807A
JP2005093807A JP2003326457A JP2003326457A JP2005093807A JP 2005093807 A JP2005093807 A JP 2005093807A JP 2003326457 A JP2003326457 A JP 2003326457A JP 2003326457 A JP2003326457 A JP 2003326457A JP 2005093807 A JP2005093807 A JP 2005093807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
substrate
chamber
calculated
vacuum robot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003326457A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Yuya
幸則 油谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2003326457A priority Critical patent/JP2005093807A/ja
Publication of JP2005093807A publication Critical patent/JP2005093807A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

【課題】 構成が簡単でありながら、基板の位置を瞬時に算出することができるようにして、基板位置ずれ補正のスループットを向上する。
【解決手段】 ウェハA〜Fを搬送するための基板搬送室TM1と、TM1に隣接して設けられ、TM1から搬送されたウェハを収容するチャンバPM1〜PM4、L/L1〜L/L2と、TM1に設けられてウェハをチャンバへ搬送する真空ロボット112とを備える。また、検出要素を移動することなく、真空ロボット112にて載置されるウェハ端部位置を検出するラインセンサ(1)〜(9)を、各ウェハA〜Fに少なくとも2つづつ設ける。検出した少なくとも2つの基板端部位置から真空ロボット112にて載置されるウェハの位置を算出するとともに、算出したウェハ位置と予め登録された正規位置とを比較して、ウェハ位置の補正量を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は基板搬送装置を備えた半導体製造装置に係り、特に基板搬送装置に載置される基板の位置を是正するための装置に関する。
半導体製造装置にクラスタ型と呼ばれる半導体製造装置がある。これは、基板搬送手段としての大気搬送ロボットと、真空搬送ロボットとを有し、真空搬送ロボットを有した基板搬送室(以下、TMという)の周りに複数のロードロック室(以下、L/L)や処理室(以下、PMという)を備えて、基板に成膜などの連続処理を施すことができるようになっている。
大気圧搬送ロボットによってL/Lに搬送されたウェハは、TMの真空搬送ロボットによってPMに搬送されてPMでウェハ上に成膜される。この際、真空搬送ロボットによって高速に搬送した場合、PMへの搬送前に、真空搬送ロボットのウェハ載置プレート(エンドエフェクタ)上でのウェハの載置位置がずれる場合がある。また、クラスタ型半導体製造装置の場合、一のPMでウェハ処理後、他のPMへと連続的に搬送される場合があり、搬送回数の増加とともに、エンドエフェクタ上でのウェハの載置位置がずれる可能性が高くなる。エンドエフェクタ上でのウェハの位置がずれた場合、搬送ミスが起きたり、PMでの成膜処理時のウェハの位置が変わるため、成膜不均一が起こる可能性があり、最悪の場合、装置停止等、生産性が悪化するという問題があった。そこで、ウェハの位置ずれ対策は、大きな課題となっていた。
従来、上述したウェハの位置ずれ対策には、次のような光センサを用いた位置補正が行なわれていた。
(1)従来例1
光センサは、スポットセンサから構成され、発光側素子と受光側素子とからなる。光センサは基板を挟ん上下に設けられ、光センサの移動機構により移動しながら、ウェハ端部位置を検出する。検出した3点のデータによりウェハ中心を求める。ウェハの半径が分っていれば、2点のデータでもウェハ中心を求めることが可能である。このようにして、2以上のセンサでウェハ周辺位置を測定し、ウェハ中心位置を求めて、ウェハ搬送ロボットの搬送先位置を補正して搬送するようにしている。
(2)従来例2
光センサは、ラインセンサから構成され、光源と受光センサとからなる。ウェハ搬送ロボットのアーム上に載置されたウェハを移動して、1つのラインセンサを横切らせ、ウェハの位置を検出する。このようにして、1つのラインセンサにより、ウェハの位置補正をするようにしている。
しかしながら、上述した従来の技術ではつぎのような問題があった。
従来例1のものでは、光センサがスポット検出しかできないポイントセンサである。したがって、基板端部の位置を測定するために、光センサを移動機構を用いて移動させる必要があり、構造が複雑であった。
また、従来例2のものでは、光センサは直線検出ができるラインセンサであるが、ラインセンサが1つである。したがって、基板が止っている状態では、基板の位置を測定できないため、基板を移動させる必要があり、基板位置を速やかに測定できなかった。
本発明の課題は、上述した従来技術の問題点を解決して、構成が簡単でありながら、基板の位置を瞬時に算出することが可能な半導体製造装置を提供することにある。
第1の発明は、基板を搬送するための基板搬送室と、前記基板搬送室に隣接して設けられ、前記基板搬送室から搬送された基板を収容するチャンバと、前記基板搬送室に設けられ、前記基板を前記チャンバへ搬送する基板搬送装置と、前記基板搬送装置にて載置さる基板の端部位置を検出する少なくとも2つのラインセンサと、前記検出した少なくとも2つの基板端部位置から前記基板搬送装置にて載置される基板の位置を算出するとともに、算出した基板位置と予め登録された正規位置とを比較して、基板位置の補正量を算出する演算手段とを備えた半導体製造装置である。
ここで、基板を収容するチャンバには、チャンバと基板搬送室間の基板搬送を真空状態で行わせるためのロードロック室(以下、L/L)や不活性ガス(N2)パージ室などの予備室、あるいは基板に所定の処理を施す基板処理室も含まれる。また、基板搬送装置にて載置される基板には、基板搬送装置に現に載置されている基板の他に、チャンバ内に載置されていて、これから基板搬送装置にて載置されて搬送されるべき基板も含まれる。また、ラインセンサは、その検出要素が基板端部の最大ずれ範囲をカバーすべく基板端部を横切るように配置することによって、検出要素を移動することなく、基板搬送装置にて載置さる基板の端部位置を検出することができる。
基板搬送装置にて載置される基板は、その端部位置が少なくとも2つのラインセンサによって検出される。ラインセンサで検出した少なくとも2つの端部位置が演算手段に入力される。演算手段は、検出した基板端部位置が2つであれば、既知の基板径を用いて基板搬送装置にて載置される基板位置を算出する。また、検出した基板端部位置が3つ以上あれば、3つ以上の基板端部位置と、これらから求めた基板径とを用いて、基板搬送装置にて載置される基板位置を算出する。演算手段は、算出した基板位置と予め登録された正規位置とを比較して、基板位置の補正量を算出する。
このように、検出要素を移動することなく基板の端部位置を検出する少なくともラインセンサを2つ設けているので、基板もしくはラインセンサを移動させることなく、瞬時に基板の位置を算出することができ、基板位置の補正量を速やかに算出できる。
第2の発明は、第1の発明において、前記演算手段で算出した補正量に基づいて前記基板搬送装置を制御して、前記基板が正規位置に載置されるように修正する半導体製造装置である。基板の位置を正規位置に修正できるので、搬送ミスを低減出来、基板処理の面内均一性や生産性を向上できる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記ラインセンサを3つ設けて、基板の径を算出できるようにしたことを特徴とする半導体製造装置である。3個のラインセンサを設けて、基板の径を算出できるようにしたので、ウェハ径がばらついても、基板位置の補正量を正しく算出することができる。
第4の発明は、半導体装置の製造方法において、基板を搬送するための基板搬送室と、前記基板搬送室に隣接して設けられ、前記基板搬送室から搬送された基板を収容するチャンバと、前記基板搬送室に設けられ、前記基板を前記チャンバへ搬送する基板搬送装置とを備え、検出要素を移動させることなく、基板搬送装置にて載置される基板の端部位置を少なくとも2箇所検出する工程と、検出された少なくとも2箇所の基板端部位置から基板の位置を算出する工程と、基板の算出位置と正規位置とを比較して、基板位置の補正量を算出する工程とを備えた半導体装置の製造方法である。
少なくとも2箇所の基板の端部位置をラインセンサで測定しているので、基板を移動させることなく、瞬時に基板の位置を算出することができ、基板位置の補正量を速やかに算出できる。
本発明によれば、ラインセンサを少なくとも2つ設けて基板端部の位置を算出するという簡単な構成で、基板もしくはラインセンサを移動させなくとも、瞬時に基板位置を算出することができ、基板位置の補正量を速やかに算出できる。
以下、本発明の半導体製造装置の一実施の形態を図面に即して説明する。
図9はクラスタ型半導体製造装置の平面図、図10は同じくその側面図である。以下の説明において、前後左右は図9を基準とする。
図9および図10に示されているように、半導体製造装置は真空状態などの大気圧未満の圧力(負圧)に耐えるロードロックチャンバ構造に構成され、平面視で六角形をした第一の基板搬送室103(以下、TM1ともいう)を備えている。TM1には負圧下でウェハ200を移載する基板搬送装置としての第一のウェハ搬送ロボット112(以下、単に真空ロボット112という)が2台設置されている。ウェハ200は、真空ロボット112に設けたウェハ載置プレート(以下、エンドエフェクタという)53に載置される。この2台の真空ロボット112は、1枚ずつウェハ200を搬送することが可能であり、受け取り先や送り先が2枚以上の場合には、2枚同時に搬送することも可能である。
真空ロボット112は、エレベータ115によって、昇降できるように構成されている。また、真空ロボット112は、回転機構115(便宜上同一符号としてある。)によって、エンドエフェクタ53に載置されるウェハ200を、回転中心を中心に回転運動をさせることができるように構成されている。また、真空ロボット112は、直線搬送機構によって、エンドエフェクタ53に載置されるウェハ200に直進運動をさせることができるスカラ型ロボットで構成されている。直進搬送機構は、例えば1軸駆動回転機構によって2方向の搬送動作が可能であり、回動可能な第1アーム51と、第1アーム51に対して逆方向に回動する第2アーム52から構成し、第1アーム51の回動、第2アーム52の逆方向の回動で、第2アーム52の先端に取り付けたエンドエフェクタ53は伸縮方向に直進運動をしてウェハ200を搬送し、更に第1アーム51の正逆で第2アーム52の先端に取り付けたエンドエフェクタ53は正逆の直進運動をするようになっている。
TM1の六つ側壁のうち前側に位置する2つの側壁には、搬入用のロードロック室122(以下、L/L1ともいう)と搬出用のロードロック室123(以下、L/L2という)とがそれぞれ連結されており、それぞれ負圧に耐え得るロードロックチャンバ構造に構成されている。
L/L1およびL/L2の一側には、略大気圧下で用いられる第2の基板搬送室121(以下、TM2という)が連結されている。TM2にはウェハ200を移載する第二のウェハ搬送ロボット124(以下、単に大気ロボット124という)が2台設置されている。大気ロボット124はTM2に設置されたエレベータ126によって昇降されるように構成されているとともに、リニアアクチュエータ132によって左右方向に往復移動されるように構成されている。ここで、2台の大気ロボットも前記真空ロボット112と同様にウェハ200を1枚ずつ搬送することが可能であり、受け取り先や送り先が2枚以上の場合には、2枚同時に搬送することも可能である。
図9に示されているように、TM2の左側にはオリフラ合わせ装置(ノッチアライナ)106が設置されている。また、図10に示されているように、TM2の上部にはクリーンエアを供給するクリーンユニット118が設置されている。
図9および図10に示されているように、TM2には、ウェハ200をTM2に対して搬入搬出するためのロードポート(以下、L/Pという)105が設けられ、ウェハ出し入れを可能にしている。
図9に示されているように、TM1の六枚の側壁のうち背面側に位置する二枚の側壁には、ウェハに所望の処理を行う第一の処理炉202(以下、PM2という)と、第二の処理炉137(以下、PM3という)とがそれぞれ隣接して連結されている。PM2およびPM3はいずれもコールドウォール式の処理炉によってそれぞれ構成されている。また、六枚の側壁のうちの残りの互いに対向する二枚の側壁には、第三の処理炉としての第一のクーリングユニット138(以下、PM1という)と、第四の処理炉としての第二のクーリングユニット139(以下、PM4という)とがそれぞれ連結されており、PM1およびPM4はいずれも処理済みのウェハ200を冷却するように構成されている。
上述したL/L1〜L/L2、及びPM1〜MP4は、いずれも基板搬送室に隣接して設けられ、基板搬送室から搬送された基板を収容するチャンバを構成する。
以下、前記構成をもつ半導体製造装置を使用した処理工程を説明する。
未処理のウェハ200はロードポート105の上に工程内搬送装置から受け渡されて載置される。
TM2に設置された大気ロボット124はウェハ200をピックアップし、L/L1に搬入する。
L/L1が予め設定された圧力値に減圧されると、L/L1、TM1、PM2が連通される。続いて、TM1の真空ロボット112はウェハ200をピックアップしてPM2に搬入する。そして、PM2内に処理ガスが供給され、所望の処理がウェハ200に行われる。
PM2で前記処理が完了すると、処理済みのウェハ200はTM1の真空ロボット112によってTM1に搬出される。
そして、真空ロボット112はPM2から搬出したウェハ200をPM1へ搬入し、処理済みのウェハを冷却する。
そして、真空ロボット112によりPM1へウェハ200を移載する。このPM1へのウェハ200移載中に大気ロボット124がL/L1に処理前のウェハ200を準備する。そして、真空ロボット112はL/L1に準備されたウェハ200をPM2に前述した作動によって移載し、再度、PM2内に処理ガスが供給され、所望の処理がウェハ200に行われる。
PM1において予め設定された冷却時間が経過すると、冷却済みのウェハ200は真空ロボット112によってPM1からTM1に搬出される。
真空ロボット112はPM1から搬出したウェハ200をL/L2へ搬送する。
前記L/L2内が略大気圧に戻されると、TM2の大気ロボット124はウェハ200をピックアップしてTM2に搬出し、TM2を通してロードポート105の上から次の工程へ工程内搬送装置によって搬送されて行く。
以上の動作が繰り返されることにより、ウェハが、順次処理されて行く。以上の動作はPM2およびPM1が使用される場合を例にして説明したが、PM3およびPM4が使用される場合についても同様の作動が実施される。
ところで、クラスタ型半導体製造装置の場合、前述したように、エンドエフェクタ53上でのウェハの載置位置ずれを、光センサを用いて解消しているが、構成が複雑で、基板位置を速やかに算出できないという問題があった。本実施の形態では、ラインセンサを2つ以上設けることによって、上記問題を解決している。
以下、詳述するが、本実施の形態では、TM1に設けられた真空ロボット112にて載置されるウェハ200には、真空ロボット112に現に載置されているウェハの他に、PM1〜PM4、L/L1〜L/L2内に載置されていて、これから真空ロボット112にて載置されて搬送されるべきウェハ200も含まれる。したがって、ラインセンサは、TM1に設けられる場合も、L/L1などのチャンバに設けられる場合もある。
この点を踏まえて3つの実施例を説明する。実施例1は、1枚のウェハについて2個のラインセンサをTM1に設けた例、実施例2は、1枚のウェハについて3個のラインセンサをTM1に設けた例、実施例3は、1枚のウェハについて3個のラインセンサをL/L1に設けた例である。
実施例1は、1つのウェハに2つのラインセンサを設けて、ウェハ端部を検出するようにしたものである。
図1は、TM1におけるラインセンサの配置図を示す。
真空ロボット112のエンドエフェクタ53は、TM1から6つのチャンバPM1〜PM4、L/L1〜L/L2にアクセスできるようになっている。このため、エンドエフェクタ53上に載置されるアクセス前のウェハは、TM1内において、上記6つのチャンバ位置に対応した6つの待機位置を取り得る。6つの待機位置は、真空ロボット中心Rを中心に描かれる同一円周上に等間隔で並び、一点鎖線で記載した6つのウェハA〜Fで示される。これらの位置は、予め正規位置として真空ロボット112にティーチング登録される。
ウェハA〜Fの正規位置に対するずれ位置を検出するために、ウェハの半径が既知であることを前提として、1枚のウェハについて、ウェハ端部を検出するための2個のラインセンサをTM1に設ける。この場合、ウェハA〜Fの端部は、隣接する他のウェハと2点で交差するが、交点にラインセンサを設置することで、ラインセンサの設置個数を減らすことができる。なお、2つの交点は、真空ロボット中心R側を内側交点、チャンバ側を外側交点という。
図1は、そのようなラインセンサの設置個数を減らしたセンサ配置例を示している。ここで、左側、右側は、同一円周上に並んだ6つのウェハにおいて、着目したウェハから見て時計回り方向を左側、反時計回り方向を右側という。
L/L1へのアクセス待機位置にあるウェハAの場合、L/L1に最も近いウェハ端部に対応した位置に第1ラインセンサ(1)を設け、右側に隣接したウェハFとの外側交点に第2ラインセンサ(2)設ける。
PM1へのアクセス待機位置にあるウェハBの場合、PM1に最も近いウェハ端部に対応した位置に第3ラインセンサ(3)を設け、左側に隣接したウェハCとの外側交点に第4ラインセンサ(4)を設ける。
PM2へのアクセス待機位置にあるウェハCの場合、PM2に最も近いウェハ端部に対応した位置に第5ラインセンサ(5)を設ける。
PM3へのアクセス待機位置にあるウェハDの場合、PM3に最も近いウェハ端部に対応した位置に第6ラインセンサ(6)を設け、左側に隣接したウェハEとの外側交点に第7ラインセンサ(7)を設ける。
PM4へのアクセス待機位置にあるウェハEの場合、PM4に最も近いウェハ端部に対応した位置に第8ラインセンサ(8)を設ける。
L/L2へのアクセス待機位置にあるウェハFの場合、L/L2に最も近いウェハ端部に対応した位置に第9ラインセンサ(9)を設ける。
このようにして各待機位置にあるウェハ毎に2つのラインセンサを設けることにより、真空ロボットのウェハ位置の値を補正可能にし、また、各ウェハで隣接するウェハのラインセンサを兼用することで、全体のセンサ設置個数を減らしている。ラインセンサ(1)〜(9)は、後述するように、帯状レーザ光を発するラインセンサである。帯状レーザ光が横切るウェハ端部によって、レーザ光が遮光される遮光量から、ウェハ端部位置を検出できるようになっている。
上述した1つのウェハに対して2つのラインセンサのレーザ光を用いたウェハの位置補正方法の概要は次の通りである。ウェハ正規位置を原点とした仮のxy座標系を作る。搬送されたウェハのずれ量は、レーザにより遮光される遮光量より、ウェハ外形点2点を求め、正規位置(理論値)よりどれ位、どの方向にずれているかを計算する。この計算結果に基づいて真空ロボット112を補正してウェハを正規位置に戻す。
次に具体的に説明する。ここでは、ウェハの位置補正の方法を、TM1からPM2へアクセスするときのウェハCの位置補正を例にとって説明する。真空ロボット中心Rとウェハ正規中心Oとの距離は237mm、真空ロボット中心RからTM1の側壁までの距離は500mm、側壁からPM2中心までの距離は300mmである。
図2を用いてウェハ位置のずれ量を求める方法を説明する。図2(a)は、真空ロボット112が、TM1からPM2へアクセスする時の、待機位置にあるウェハCの位置を示している。正規位置にあるウェハCを実線で示し、ずれ位置にあるウェハC'を点線で示す。
実線位置でのウェハCの正規中心(以下、単に正規中心という)Oを中心(0,0)とした仮のxy座標系を作る。y軸は、真空ロボット112の回転中心(以下、単に真空ロボット中心という)R、正規中心O、PM2中心Mの3点を通り、x軸は正規中心Oを通る。
主要部の座標は、ウェハ正規中心O(0,0)、ウェハずれ中心O'(a,b)、第4ラインセンサ(4)で検出したウェハ端部の第1検出点(a4,b4)、第5ラインセンサ(5)で検出したウェハ端部の第2検出点(a5,b5)とする。また、正規中心OとPM2中心Mとの距離563mm、そして、ウェハ半径r=150mm(φ300ウェハの場合)である。
第4ラインセンサ(4)、及び第5ラインセンサ(5)は、治具を使って、TM1の所定位置に正確に設置する。このとき、検出要素の方向としての検出幅方向(直線の長さで表してある)を、ウェハCの最大ずれ範囲をカバーすべく、ウェハ端部を横切るように、ウェハCの略径方向に向けるようにする。
図2(b)に示すように、ウェハ中心Oのずれ量は、x軸に沿う横方向のずれ量aと、y軸に沿う伸縮方向のずれ量bとに分解する。
ここで、伸縮方向のずれ量とは、最初にティーチングによって真空ロボット112に覚えこませた登録正規位置に対するセンサ検出位置のy軸方向のずれ量である。このずれ量は、アーム先端に取り付けたエンドエフェクタ53を直進運動させる真空ロボット112の1軸駆動回転機構の回転量に対応する。
また、横方向のずれ量とは、最初にティーチングに真空ロボット112に覚えこませた登録正規位置に対するセンサ検出位置のx軸方向のずれ量である。このずれ量は、真空ロボット中心Rの回転量θに対応する。横方向ずれ量をxとした時、
x=237sinθ (1)
より、θを求めて回転補正値とする。この距離237(mm)は、最初に測定治具等を用いて正確に測定して、ティーチングにより真空ロボット112に覚えこませる。なお、θの値が小さいときは、sinθ=θと近似できる。
ウェハ位置のずれを補正するには、次のように、(A)の真空ロボット補正式を求めることが前提となり、そのために(B)でずれ座標位置を演算し、(C)でずれ補正を実行する。
前提となる真空ロボット補正式は次の通りである。
(A)真空ロボット補正式
x=a=237sinθ (2)
y=b (3)
真空ロボット補正式から(a,b)を求めるために、2つのラインセンサ(4)、(5)のウェハ端部検出値と、固定パラメータであるウェハ半径rとから、次のように、2つのウェハ端部検出点を中心とする2つの円ないし円弧G4、G5を描き、その交点を求めてずれ中心座標位置を求める。
(B)ずれ座標位置
第4ラインセンサ(4)でのウェハ端部検出点(a4,b4)を中心に、半径rで描いた円G4は、
(x−a42+(y−b42=r2 (4)
で表せる。
第5ラインセンサ(5)でのウェハ端部検出点(a5,b5)を中心に、半径rで描いた円G5は、
(x−a52+(y−b52=r2 (5)
で表せる。
式(3)、式(4)から、円G4とG5との交点位置を、図示しない演算手段で計算して求める。2つの交点のうちの1つが、求めるずれ中心O'の座標(a,b)となる。
(C)ずれ補正
計算されたウェハずれ量は、真空ロボットによって補正される。すなわち、得られた座標(a,b)のうちの、x軸補正量aからアーム式スカラ型真空ロボット112のアーム回転軸の回転量を補正して横方向ずれ量を正す。また、y軸補正量bから1軸駆動回転機構の回転量を補正して伸縮方向ずれ量を正して、ずれたウェハC'を実線で示す正規位置に戻す。これにより、ウェハCはTM1からPM2の正規位置へアクセス(搬送)される。
以上述べたように実施例1によれば、ウェハ端部の位置ずれ範囲をカバーするように検出要素が配設されたラインセンサを2つ設けて、ウェハ端部の位置を算出しているので、従来例のように、ウェハもしくはセンサを移動させなくとも、瞬時に位置を算出することができる。したがって、スループットが向上する。また、ずれたウェハを正規位置に補正するので、ウェハずれによるウェハの搬送ミスが低減し、ウェハ上に成膜される薄膜の均一性が向上する。また、装置信頼性向上が向上し、装置停止等といった事態を防止でき、生産性も向上し、装置の稼働率を向上できる。
さらに、遮光量のしきい値を設定することにより、ずれ量の測定結果が搬送不可能なウェハずれ量だった場合、アラームを出力するようにすることも可能であり、同時にウェハ有無検知器としても併用できる。
しかし、上述した1つのウェハを2個のラインセンサを用いて位置検出する実施例1の方法は、搬送されるウェハ径を固定パラメータとして持つため、ウェハ直径のばらつきを考慮できず、なお、改善の余地がある。このウェハ直径のばらつきを考慮したウェハ位置ずれ補正を実現するには、1つのウェハを3個のラインセンサを用いて位置検出する必要がある。
実施例2は、1つのウェハに3つのラインセンサを設けて、ウェハ端部を検出するようにしたものである。
図3は、TM1におけるラインセンサの配置図を示す。図1と異なる点は、図1において隣接するウェハ同士の外側交点のうち、ラインセンサを設置しなかった外側交点に、ラインセンサ(12)、(17)、(21)を追加配置して、全ての交点をラインセンサ(1)〜(22)で埋めた点である。
すなわち、L/L1へのアクセス待機位置にあるウェハAの場合、L/L1に最も近いウェハ端部に対応した位置に第1ラインセンサ(11)を設け、左右に隣接したウェハB、Fとの外側交点に第2ラインセンサ(12)、第3ラインセンサ(13)を設ける。
PM1へのアクセス待機位置にあるウェハBの場合、PM1に最も近いウェハ端部に対応した位置に第4ラインセンサ(14)を設け、左側に隣接したウェハCとの外側交点に第5ラインセンサ(15)を設ける。
PM2へのアクセス待機位置にあるウェハCの場合、PM2に最も近いウェハ端部に対応した位置に第6ラインセンサ(16)を設け、左側に隣接したウェハDとの外側交点に第7ラインセンサ(17)を設ける。
PM3へのアクセス待機位置にあるウェハDの場合、PM3に最も近いウェハ端部に対応した位置に第8ラインセンサ(18)を設け、左側に隣接したウェハEとの外側交点に第9ラインセンサ(19)を設ける。
PM4へのアクセス待機位置にあるウェハEの場合、PM4に最も近いウェハ端部に対応した位置に第10ラインセンサ(20)を設け、左側に隣接したウェハFとの外側交点に第11ラインセンサ(21)を設ける。
L/L2へのアクセス待機位置にあるウェハFの場合、L/L2に最も近いウェハ端部に対応した位置に第12ラインセンサ(22)を設ける。
このようにして各待機位置にあるウェハ毎に3つのラインセンサを設けることにより次のようなことが可能となる。
ウェハ(円)の中心は、3つのラインセンサにより外形の3点で求められることより、初期値としてのウェハ正規位置を、レーザが遮光した3点を利用して座標系を作り出し、正規ウェハ中心を求め、記憶させる。搬送されたウェハのずれ量は、レーザにより遮光される遮光量より、ウェハ外形点3点を求め、理論値よりどれ位、どの方向にずれているかを図示しない演算手段で計算する。そして、計算されたウェハずれ量は、真空ロボットによって補正され、ウェハは各チャンバに搬送される。
以上述べたように、実施例2では、ウェハ径が可変パラメータであるとの前提のもとに、ラインセンサを3つ設けて、ウェハ径及びウェハ中心を算出するようにしたので、実施例1の効果に加えて、ウェハ径がばらついても、ウェハ位置の補正量を正しく算出することができる。
次に、実施例1と実施例2との共通したラインセンサの取付け方を説明する。
図4はラインセンサを取り付けたTM1の縦断面図である。ラインセンサ301、302の光源には発光ダイオードを使用することも可能であるが、ここではレーザを使用した。レーザは、直進性があり、μm単位の高分解能をもち、長距離検出が可能で、しきい値を持つことができ、遮光部分の割合をアナログ信号として出力可能であり、しかもアナログ出力のリニアリテイが高いからである。
また、ラインセンサ301、302は、帯状レーザ光300を出力する帯状ラインセンサであり、ウェハWの位置を計算するため、ウェハWの端部に常に2個の帯状レーザ光300が当たるように配置した。
使用するラインセンサ301,302は、光源ラインセンサ301aと受光ラインセンサ301bとが対になり、また光源ラインセンサ302aと302bとが対になって、TM1の上壁102と下壁104との対向面にそれぞれ取り付けられる。対向する上壁102と下壁104との取付け箇所に、透過用の穴92、93を開け、その穴92、93の外側を石英ガラス等からなる窓94、95で蓋をして、その窓94、95の外側の、真空雰囲気とは隔離した大気中に、ラインセンサ301,302を設置する。
このようにラインセンサ301,302は、TM1に窓94、95を設けてTM1の外に取り付けている。これは、ラインセンサをTM1の中に設けて、ウェハWの近傍に位置させるようにすると、処理が済んだ熱い基板(400〜600℃)が、TM1内でラインセンサに近づき、ラインセンサが熱で破損するのを防止するためである。
2個の帯状レーザ光300を使用する場合、図示しない演算手段によって、2個のレーザ光300が切られる2点位置と、搬送される既知のウェハ径とから、ウェハ中心が導き出され、ウェハ正規位置に対するウェハ位置のずれ量、すなわちウェハ位置の縦のずれ量、横のずれ量を求める。2個のレーザ光300が切られる2点位置は、遮光される遮光量から求められる。
ここで、ラインセンサによるウェハ位置検出は、ウェハが1枚の場合のみ有効である。ウェハが上下2段に重なっていると、いずれか一方のウェハが他方のウェハ測定用のレーザ光を遮光してしまうため、正しい測定ができなくなるからである。従って、真空ロボット112が上下2枚載置できる場合は、2枚のウェハを重ねた状態ではなく、図9に示すように、完全にずらした状態で行う必要がある。
ところで、上述した実施例1、2はいずれもラインセンサをTM1に設けた場合について説明したが、ラインセンサをL/L1(又はL/L2)に設けることも可能である。
実施例3は、3つのラインセンサをL/L1に設けて、ウェハ端部を検出するようにしたものである。
図5はL/L1に3つのラインセンサを取り付けた平面図を示す。
3つのラインセンサ311、312、313は、ウェハWの端部を検出可能な位置に取り付ける。1つのラインセンサ311は、TM2と連通する搬送口120に配置される。残りの2つのラインセンサ312、313は、TM1と連通する搬送口119の両側に配置される。各ラインセンサ間の配置角度は120度であることが好ましい。ラインセンサ311、312、313は、L/L1の上壁及び下壁に設けた穴82を塞ぐ窓84の外側にそれぞれ一対をなして取り付けられる。
上述したL/L1内には、ウェハを載置するための基板置き台が設けられる。図7及び図8は、そのような基板置き台を加えたL/L1の斜視図、及び平面図である。L/L1内には2枚のウェハWを載置する4個の基板置き台140a〜140dが設けられる。3つのラインセンサ311〜313は、これら基板置き台140a〜140dと干渉しない位置に設けらる。
図6は、ウェハ位置を検出する3つのラインセンサをL/L1に設置した場合の動作例を示す。なお、ラインセンサによるウェハ位置検出機能は、アライメント機能、ウェハ有無検知機能を兼ねている点は実施例1、実施例2と同様である。
動作の概要を説明すれば、実施例2と同様にして、L/L1に搬送された一方の未処理ウェハW1の正規位置(理論値)と計算値とにより、L/L1における未処理ウェハW1のずれ量を真空ロボット112にて補正し(c)、未処理ウェハW1をTM1に搬送する(e)。他方の処理済ウェハは理論値と計算値とにより、そのずれ量を大気ロボット124にて補正し(f)、TM2に返却される(b)。
以下、図6の動作を具体的に説明する。
(a)未処理ウェハ投入(TM2→L/L1)
大気ロボット124の上下2段のうちの、上段のエンドエフェクタ63を用いて、TM2から未処理ウェハW1をL/L1に投入して上段支持台(以下、単に上段という)に載置する。このとき、L/L1の下段支持台(以下、単に下段という)には、既に処理済みウェハW2が載置されている。
(b)処理済みウェハ回収(L/L1→TM2)
未処理ウェハW1をL/L1の上段に投入した後、大気ロボット124の下段のエンドエフェクタ63を用いて、L/L1の下段に載置されていた処理済みウェハW2をTM2へ回収する。このとき、大気ロボット124は、後述する(f)で計算したウェハ位置に基づいて動きが補正されているので、TM2に回収された処理済みウェハW2は、TM2において正規位置に載置される。
(c)未処理ウェハ位置計算
処理済みウェハW2がTM2へ回収されると、L/L1は、その下段は空となり、上段に未処理ウェハW1だけが残されて、上下対をなすラインセンサによりウェハ位置検査が可能な状態になる。この状態で、ラインセンサ311a,311b、及び312a,312bを用いて、上段に載置されている未処理ウェハW1の位置を図示しない演算手段で計算する。計算したウェハ位置に基づいて、真空ロボット112の動きが補正される。
(d)処理済みウェハ搬入(TM1→L/L1)
未処理ウェハW1の位置を計算した後、真空ロボット112の上下2段のうちの下段のエンドエフェクタ53を用いて、新たな処理済みウェハW2をTM1からL/L1の下段へ搬入する。
(e)未処理ウェハ搬出(L/L1→TM1)
処理済みウェハW2を下段へ搬入した後、真空ロボット112の上段のエンドエフェクタ53を用いて、上段に載置した未処理ウェハW1をL/L1からTM1に搬出する。このとき、真空ロボット112は、(c)で計算したウェハ位置に基づいて動きが補正されているので、TM1に搬出された未処理ウェハW1は、TM1において正規位置に載置される。
(f)処理済みウェハ位置計算
上段に載置した未処理ウェハW1がTM1に搬出されると、L/L1は、その上段は空となり、下段に処理済みウェハW2だけが残されて、上下対をなすラインセンサによりウェハ位置検査が可能な状態になる。この状態で、ラインセンサ311a,311b、及び312a,312bを用いて、下段に載置されている処理済みウェハW2の位置を図示しない演算手段で計算する。計算したウェハ位置に基づいて、真空ロボット112の動きが補正される。
このようにして工程(a)〜(f)を繰り返していくことにより、多数枚のウェハを処理する。
実施例3によれば、その基板搬送装置として伸縮方向に独立制御したスカラ型の真空ロボットを2個使用する場合、エンドエフェクタ上でのウェハ載置位置をロボットのアーム関節角度を複数個とも別々にして、ウェハが重ならないようにしたので、2枚のウェハを同時に搬送しているウェハ搬送ロボットであっても、ウェハずれ量を正確に検知することができる。なお、この実施例3の効果は、実施例1及び2にも共通する。
また、実施例3では、L/L内でウェハ位置のずれを検出できるので、半導体製造装置に求められている性能が、ウェハのノッチ合わせまでは要求されず、ウェハは単に正規位置に載置されて搬送されればよいという仕様であれば、ノッチアライナを省略することも可能になる。
実施例1のTM1におけるラインセンサの配置説明図である。 実施例1のPM2へのアクセス時におけるウェハ位置検出説明図である。 実施例2のTM1におけるラインセンサの配置説明図である。 実施例1と実施例2に共通したラインセンサの取付け説明図である。 実施例3のL/L室へのラインセンサの平面配置説明図である。 実施例3の動作説明図である。 実施例3のL/L1に対する基板置き台の分解組立図である。 実施例3のL/L1における基板置き台とラインセンサとの平面配置図である。 各実施例に共通する半導体製造装置の構成を示す平面図である。 各実施例に共通する半導体製造装置の構成を示す側面図である。
符号の説明
A〜F ウェハ(基板)
TM1 第一の基板搬送室
PM1 第一のクーリングユニット(チャンバ)
PM2 第一の処理炉(チャンバ)
PM3 第二の処理炉(チャンバ)
PM4 第二のクーリングユニット(チャンバ)
L/L1 搬入用のロードロック室(チャンバ)
L/L2 搬出用のロードロック室(チャンバ)
R 真空ロボットの中心
C ウェハ中心
M PM1中心
112 真空ロボット(基板搬送装置)
(1)〜(9) ラインセンサ

Claims (1)

  1. 基板を搬送するための基板搬送室と、
    前記基板搬送室に隣接して設けられ、前記基板搬送室から搬送された基板を収容するチャンバと、
    前記基板搬送室に設けられ、前記基板を前記チャンバへ搬送する基板搬送装置と、
    前記基板搬送装置にて載置される基板の端部位置を検出する少なくとも2つのラインセンサと、
    前記検出した少なくとも2つの基板端部位置から前記基板搬送装置にて載置される基板の位置を算出するとともに、算出した基板位置と予め登録された正規位置とを比較して、基板位置の補正量を算出する演算手段と
    を備えた半導体製造装置。

JP2003326457A 2003-09-18 2003-09-18 半導体製造装置 Pending JP2005093807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003326457A JP2005093807A (ja) 2003-09-18 2003-09-18 半導体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003326457A JP2005093807A (ja) 2003-09-18 2003-09-18 半導体製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005093807A true JP2005093807A (ja) 2005-04-07

Family

ID=34456644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003326457A Pending JP2005093807A (ja) 2003-09-18 2003-09-18 半導体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005093807A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007073540A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置、ロードロック室ユニット、および搬送装置の搬出方法
JP2007123556A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Hitachi High-Technologies Corp 真空処理方法または真空処理装置
JP2007251090A (ja) * 2006-03-20 2007-09-27 Tokyo Electron Ltd 真空処理装置の搬送位置合わせ方法、真空処理装置及びコンピュータ記憶媒体
JP2009529248A (ja) * 2006-03-05 2009-08-13 ブルーシフト テクノロジース インコーポレイテッド ウェハ中心検出
JP2010062215A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Hitachi High-Technologies Corp 真空処理方法及び真空搬送装置
US8041450B2 (en) 2007-10-04 2011-10-18 Asm Japan K.K. Position sensor system for substrate transfer robot
US8270702B2 (en) 2003-11-10 2012-09-18 Brooks Automation, Inc. Wafer center finding with a Kalman filter
US8273178B2 (en) 2008-02-28 2012-09-25 Asm Genitech Korea Ltd. Thin film deposition apparatus and method of maintaining the same
US8347813B2 (en) 2007-12-13 2013-01-08 Asm Genitech Korea Ltd. Thin film deposition apparatus and method thereof
US8634633B2 (en) 2003-11-10 2014-01-21 Brooks Automation, Inc. Wafer center finding with kalman filter
US9884726B2 (en) 2003-11-10 2018-02-06 Brooks Automation, Inc. Semiconductor wafer handling transport
JP2018098511A (ja) * 2017-12-28 2018-06-21 東京エレクトロン株式会社 基板搬送装置および基板搬送方法
US10086511B2 (en) 2003-11-10 2018-10-02 Brooks Automation, Inc. Semiconductor manufacturing systems
JP2019089148A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 株式会社Ihi 加工装置

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8634633B2 (en) 2003-11-10 2014-01-21 Brooks Automation, Inc. Wafer center finding with kalman filter
US10086511B2 (en) 2003-11-10 2018-10-02 Brooks Automation, Inc. Semiconductor manufacturing systems
US9884726B2 (en) 2003-11-10 2018-02-06 Brooks Automation, Inc. Semiconductor wafer handling transport
US8270702B2 (en) 2003-11-10 2012-09-18 Brooks Automation, Inc. Wafer center finding with a Kalman filter
US8934706B2 (en) 2003-11-10 2015-01-13 Brooks Automation, Inc. Wafer center finding with kalman filter
JP4754304B2 (ja) * 2005-09-02 2011-08-24 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置、ロードロック室ユニット、および搬送装置の搬出方法
JP2007073540A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置、ロードロック室ユニット、および搬送装置の搬出方法
JP2007123556A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Hitachi High-Technologies Corp 真空処理方法または真空処理装置
JP2009529248A (ja) * 2006-03-05 2009-08-13 ブルーシフト テクノロジース インコーポレイテッド ウェハ中心検出
JP2013231726A (ja) * 2006-03-05 2013-11-14 Brooks Automation Inc ウェハ中心検出
JP2007251090A (ja) * 2006-03-20 2007-09-27 Tokyo Electron Ltd 真空処理装置の搬送位置合わせ方法、真空処理装置及びコンピュータ記憶媒体
US8041450B2 (en) 2007-10-04 2011-10-18 Asm Japan K.K. Position sensor system for substrate transfer robot
US8347813B2 (en) 2007-12-13 2013-01-08 Asm Genitech Korea Ltd. Thin film deposition apparatus and method thereof
US8273178B2 (en) 2008-02-28 2012-09-25 Asm Genitech Korea Ltd. Thin film deposition apparatus and method of maintaining the same
JP2010062215A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Hitachi High-Technologies Corp 真空処理方法及び真空搬送装置
JP2019089148A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 株式会社Ihi 加工装置
JP7035467B2 (ja) 2017-11-13 2022-03-15 株式会社Ihi 加工装置
JP2018098511A (ja) * 2017-12-28 2018-06-21 東京エレクトロン株式会社 基板搬送装置および基板搬送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1062687B1 (en) On the fly center-finding during substrate handling in a processing system
KR101745045B1 (ko) 반송 기구의 위치 결정 방법, 피처리체의 위치 어긋남량 산출 방법 및 반송 기구의 티칭 데이터의 수정 방법
JP6918770B2 (ja) オンザフライ方式の自動ウェハセンタリング方法および装置
JP4674705B2 (ja) 搬送システムの搬送位置合わせ方法及び搬送システム
US7925378B2 (en) Process apparatus with on-the-fly workpiece centering
TWI676232B (zh) 基板搬送機構之位置檢測方法、記憶媒體及基板搬送機構之位置檢測裝置
US11581214B2 (en) Enhanced automatic wafer centering system and techniques for same
KR101446413B1 (ko) 반송 시스템
JPH11254359A (ja) 部材搬送システム
JP2005093807A (ja) 半導体製造装置
US7353076B2 (en) Vacuum processing method and vacuum processing apparatus
JP2008173744A (ja) 搬送システムの搬送位置合わせ方法
KR100723119B1 (ko) 기판 처리 장치 및 그 반송 위치 설정 방법
JP3202171U (ja) ロボット搭載型通過ビーム基板検出器
JP2020003469A (ja) 基板検査システム、電子デバイスの製造装置、基板検査方法、及び電子デバイスの製造方法
US7532940B2 (en) Transfer mechanism and semiconductor processing system
US7596425B2 (en) Substrate detecting apparatus and method, substrate transporting apparatus and method, and substrate processing apparatus and method
US7167805B2 (en) Device for correcting reference position for transfer mechanism, and correction method
JP2002043394A (ja) 位置ずれ検出装置及び処理システム
JP2011108958A (ja) 半導体ウェーハ搬送装置及びこれを用いた搬送方法
KR20220154019A (ko) 기판 반송 장치 및 기판 반송 방법
US20240228190A1 (en) Transfer device and expansion amount calculation method
JP2024002030A (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置の運転方法
JP2023510411A (ja) 基板搬送方法および基板搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090305

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090526