JP3271900B2 - 自動追尾照明装置 - Google Patents
自動追尾照明装置Info
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Description
び舞台等の会場において、出演者等を自動的に追尾して
投光する自動追尾照明装置に関するものである。
自動的に追尾して投光する自動追尾照明装置としては、
例えば、特開昭64−33803号公報に示されるよう
に、照射目標となる人物に超音波や電波等の発信器を持
たせるとともに、例えば、15m× 7.5mの広さの照明空
間の天井面に20個程度の受信センサを配設し、この受
信センサの受信信号から発信器、即ち、その発信器を所
持する人物の位置を特定し、照明器具の照射方向を人物
に自動的に追尾させるものがあった。
明装置では、照射目標となる人物が予め発信器を所持し
なければならず、発信器を所持する人物が不便さを感じ
るという問題点があった。また、発信器の位置を正確に
特定するために、照明空間の天井面に受信器を多数配設
するとともに、照明空間における各受信器の位置関係を
明確にする必要があり、施工性が悪いという問題点もあ
った。
であり、照射目標となる人物が不便さを感じることがな
く、施工性を改善した自動追尾照明装置を提供すること
にある。
記目的を達成するために、指向性を有する照明手段と、
照明手段の照射方向を変化させる第1の駆動手段と、照
明手段の照明空間を撮像可能なように照明空間に配設さ
れた撮像手段と、撮像手段の撮像方向を変化させる第2
の駆動手段と、撮像手段の撮像方向を記憶する記憶手段
と、撮像手段の映像から照射目標を識別するとともに照
射目標の座標を特定する画像認識手段と、画像認識手段
における照射目標の移動量から第2の駆動手段の移動量
を演算する第2の演算手段と、第2の演算手段の演算結
果と照明空間における撮像手段及び照明手段の位置関係
と記憶手段に記憶された撮像手段の撮像方向とから照明
手段の照射方向の移動量を演算する第1の演算手段と、
第1の演算手段の演算結果に基づいて第1の駆動手段を
駆動制御する第1の制御手段と、第2の演算手段の演算
結果に基づいて第2の駆動手段を駆動制御する第2の制
御手段とを備えており、発信器等を所持していない照射
目標にも対応できる。また、受信器等を天井面に多数配
設する必要がないので、施工性を向上させることができ
る。さらに、初期設定時に、照明手段の照射方向を目視
により画像認識手段の照射目標の座標に一致させること
ができる。そのうえ、撮像手段にあまり広角でないレン
ズを使用することができ、遠方に離れた照射目標でも明
確に撮像でき、画像認識を容易に行うことができる。
いて、撮像手段を複数台備え、第2の演算手段が複数台
の撮像手段の撮像方向から照射目標の照明空間における
3次元座標を演算しているので、照明空間の床面に凹凸
があっても正確に照射目標を捕らえることができる。
自動追尾照明装置は、図1及び図2に示すように、天井
面13に配設されて照明空間9内の照射目標8を追尾す
る照明手段たるスポットライト1と、スポットライト1
を水平方向及び垂直方向において回動自在に支持するブ
ラケット2と、ブラケット2を水平方向に回動させるこ
とによってスポットライト1の照射方向の水平角(PA
N)を変化させる水平駆動手段3aと、スポットライト
1を垂直方向に回動させることによってスポットライト
1の照射方向の垂直角(TILT)を変化させる垂直駆
動手段3bと、スポットライト1に付設されスポットラ
イト1の照射方向と同一方向を撮像する撮像手段たる小
型のCCDカメラ4と、CCDカメラ4の映像から人物
等の照射目標8を識別して照射目標8の座標を特定する
画像認識手段たる画像認識装置5と、画像認識装置5に
おける照射目標8の座標の移動量からスポットライト1
の照射方向の移動量を演算する演算手段たる座標演算装
置6と、座標演算装置6の演算結果を水平駆動手段3a
及び垂直駆動手段3bのモータの駆動信号に変換して水
平駆動手段3a及び垂直駆動手段3bに出力する制御手
段たる可動制御装置7とから構成されている。
4を用いて説明する。CCDカメラ4の撮像面42 の水
平角の方向をX方向、垂直角の方向をY方向とする。
尚、以下では説明を簡単にするために、X方向について
のみ説明する。まず、画像認識装置5が、パターンマッ
チングやカラーマッチング等の既存の画像処理技術を用
いて、CCDカメラ4の映像を画像処理する。そして、
画像認識装置5は、照射目標8のパターンを認識して、
CCDカメラ4の撮像面42 において、照射目標8の撮
像面42 の中心からのずれを検出する。
面42 の中心からのずれからスポットライト1の照射方
向の移動量を演算する。現在のスポットライト1の照射
方向(図3,図4のA方向)が、CCDカメラ4の撮像
面42 の略中心に位置している場合、照射目標8の撮像
面42 の中心からのずれをnx とすると、スポットライ
ト1の照射方向を照射目標8に一致させるためには、ス
ポットライト1を水平方向において移動角度量θP だけ
移動させる必要がある。ここで、CCDカメラ4のレン
ズ41 の焦点距離をfとすると、スポットライト1の水
平方向の移動角度量θP は、 θP = tan-1(nx /f) となる。また、垂直方向についても、同様の手順でスポ
ットライト1の照射方向の移動角度量を求めることがで
きる。
の演算結果を水平駆動手段3aの駆動信号に変換して、
水平駆動手段3aに出力する。例えば、水平駆動手段3
a及び垂直駆動手段3bのモータがポテンショメータ等
のセンサーからの検出値をフィードバックしてサーボ駆
動されている場合、可動制御装置7が所望の回転角に応
じたセンサーの検出値から水平駆動手段3a及び垂直駆
動手段3bのモータの駆動信号を出力して、水平駆動手
段3a及び垂直駆動手段3bのモータをそれぞれ動作さ
せている。
目標8の移動によって、照射目標8がCCDカメラ4の
撮像面42 の中心からずれた場合、そのずれを無くすよ
うに、即ち、スポットライト1の照射方向を照射目標8
に一致させるように、可動制御装置7が水平駆動手段3
a及び垂直駆動手段3bを逐次駆動制御している。そし
て、この一連の処理サイクルの繰り返しによって、スポ
ットライト1は照射目標8を追尾して投光することがで
きる。(参考例2) 本参考例 の自動追尾照明装置は、図5に示すように、照
明空間9の天井面13に配設されて照明空間9内の人物
等の照射目標8を追尾して投光する照明手段たるスポッ
トライト1と、スポットライト1を水平方向及び垂直方
向において回動自在に支持するブラケット2と、スポッ
トライト1を水平方向において回動させる水平駆動手段
3aと、スポットライト1を垂直方向において回動させ
る垂直駆動手段3bと、天井面13のスポットライト1
と異なる位置に配設され照明空間9を撮像する撮像手段
たる小型のCCDカメラ4と、CCDカメラ4によって
撮像された映像を画像処理して照射目標8の座標を特定
する画像認識手段たる画像認識装置5と、画像認識装置
5における照射目標8の移動量からスポットライト1の
照射方向の移動量を演算する演算手段たる座標演算装置
6と、座標演算装置6の演算結果を水平駆動手段3a及
び垂直駆動手段3bのモータの駆動信号に変換して水平
駆動手段3a及び垂直駆動手段3bに出力する制御手段
たる可動制御装置7とから構成されている。
10を用いて説明する。ここで、説明を簡単にするため
に、図6に示すように、CCDカメラ4が照明空間9の
天井面13の略中心に配設されている場合を考える。初
期設定時、スポットライト1及びCCDカメラ4を天井
面13の所定の位置に配設した後に、スポットライト1
を回動させて照明空間9内の所定の位置に投光させ、そ
の照射方向を画像認識装置5によって得られた照射目標
の位置に目視により一致させることにより、スポットラ
イト1及びCCDカメラ4の取付け位置や取付け角度等
のパラメータを得ることができる。そして、通常使用時
は、初期設定時に求めたパラメータを基にして、座標演
算装置6は照射目標の移動量からスポットライト1の移
動量を演算している。したがって、初期設定時にスポッ
トライト1及びCCDカメラ4の座標を設計図等から調
べて、その座標を入力する必要がなく、施工時の手間を
省くことができる。
4の座標を設計図等から求めた場合、スポットライト1
やCCDカメラ4の設計図上の位置と実際の取付け位置
がずれている場合がある。この取付け位置のずれによっ
てスポットライト1の照射方向にずれが発生するため、
スポットライト1やCCDカメラ4の取付け位置を再調
整したり、座標を再設定する必要があったが、この自動
追尾照明装置では、初期設定時にスポットライト1の照
射方向を目視によって調整しているので、図面上の取付
け位置と実際の取付け位置とのずれを吸収することがで
き、スポットライト1の照射方向をより高い精度で制御
することができる。
カメラ4の映像をパターンマッチングやカラーマッチン
グ等の既存の画像処理技術を用いて画像処理して照射目
標8を識別し、その座標を特定する。その結果、図7に
示すように、照射目標8の撮像面42 における座標が
(xt1,yt1,0)と得られたとする。ここで、照射目
標8は照明空間9の床面(水平面)にあると考え、その
Z座標を0とする。また、CCDカメラ4の座標を
(0,0,z)、スポットライト1の座標を(xs ,y
s ,zs )としている。
おける座標と実際の照明空間9における座標とは簡単な
比例関係で表すことができ、x,y方向の比例定数をそ
れぞれkx ,ky とすると、実際の照明空間9における
照射目標8の座標(xt ,y t ,0)は次式で表すこと
ができる。 xt =kx ×xt1 yt =ky ×yt1 ここで、実際の照明空間9において、図8に示すよう
に、スポットライト1と照射目標8との位置関係が得ら
れると、両者の座標からスポットライト1の水平角及び
垂直角を演算することができる。スポットライト1の座
標は(xs ,ys,zs )であるので、スポットライト
1から見た照射目標8の座標は(xt −x s ,yt −y
s ,−zs )と表すことができる。このスポットライト
1を照明空間9の床面に投影した地点(xs ,ys ,
0)から、照射目標8までの距離Lは次式のように表す
ことができる。
垂直角θt は次式で表される。 θp = cos-1((yt −ys )/L) θt = tan-1(zs /L) このようにして、座標演算装置6が照射目標8の移動量
からスポットライト1の水平角θp 及び垂直角θt の移
動量を演算し、可動制御装置7が水平角θp 及び垂直角
θt を水平駆動手段3a及び垂直駆動手段3bの駆動信
号に夫々変換して、水平駆動手段3a及び垂直駆動手段
3bに出力する。而して、水平駆動手段3a及び垂直駆
動手段3bが、スポットライト1を水平方向において水
平角θp、垂直方向において垂直角θt だけ夫々回動さ
せて、スポットライト1の照射方向が照射目標8に一致
するように制御している。そして、次回の処理サイクル
で、画像認識装置5が照射目標8の座標のずれを検出す
ると、座標演算装置6が照射目標8の移動量に応じてス
ポットライト1の移動量を演算し、可動制御装置7が座
標演算装置6の演算結果に基づいて水平駆動手段3a及
び垂直駆動手段3bを制御して、スポットライト1を照
射目標8に追尾させている。この一連の処理サイクルに
繰り返しによって、スポットライト1は照射目標8の動
きに追尾することができる。 (実施形態1)次に本発明に係る自動追尾照明装置を実施形態により説
明する。 本実施形態の自動追尾照明装置は、図11に示
すように、照明空間9内の照射目標8を追尾して投光す
る照明手段たるスポットライト1と、スポットライト1
を水平方向及び垂直方向において回動自在に支持するブ
ラケット2と、スポットライト1を水平方向及び垂直方
向にそれぞれ回動させる第1の駆動手段たる水平駆動手
段3a及び垂直駆動手段3bと、照明空間9内の照射目
標8を撮像する撮像手段たる小型のCCDカメラ4と、
CCDカメラ4を照射目標8の動きに追尾させる第2の
駆動手段たる回転台10と、CCDカメラ4の撮像方向
を記憶する記憶手段たる記憶装置11と、CCDカメラ
4の映像から既存の画像処理技術を用いて照射目標8を
識別するとともに照射目標8の座標を特定する画像認識
手段たる画像認識装置5と、画像認識装置5における照
射目標8の移動量と記憶装置11に記憶されたCCDカ
メラ4の撮像方向とからスポットライト1及びCCDカ
メラ4の移動量を演算する第1及び第2の演算手段たる
座標演算装置6と、座標演算装置6の演算結果を水平駆
動手段3a及び垂直駆動手段3bのモータの駆動信号に
変換して水平駆動手段3a及び垂直駆動手段3bに出力
する第1の制御手段たる可動制御装置7と、座標演算装
置6の演算結果を回転台10の駆動信号に変換して回転
台10に出力する第2の制御手段たる可動制御装置12
とから構成されている。
図13を用いて説明する。ここで、参考例1と同様の処
理を行って、可動制御装置12が座標演算装置6の演算
結果に基づいてCCDカメラ4の撮像方向を照射目標8
に一致させているので、その説明は省略する。いま、記
憶装置11には、現在のCCDカメラ4の撮像方向が記
憶されている。CCDカメラ4の水平角θmp(t)及び
垂直角θmt(t)は、図12のy軸方向及び図13の水
平方向を基準として、回転台10の移動量を累積して演
算されており、その撮像方向(θmp(t),θ
mt(t))は次式で表せる。
処理サイクルでのCCDカメラ4の水平角、垂直角であ
り、Δθmp,Δθmtは夫々今回の処理サイクルでのCC
Dカメラ4の水平角の移動量、垂直角の移動量である。
びCCDカメラ4を照明空間9の床面に投影すると、C
CDカメラ4を床面に投影した点(0,0,0)から照
射目標8までの距離Lm は、CCDカメラ4の垂直角θ
mt(t)を用いて次式のように表すことができる。 Lm =zm / tan(θmt(t )) また、照射目標8の座標(xt ,yt ,0)は次式で表
される。
zs )とすると、スポットライト1からみた照射目標8
の座標は(xt −xs ,yt −ys ,−zs )となり、
スポットライト1の座標を照明空間9の床面に投影した
点(xs ,ys ,0)から照射目標8までの距離LS は
次式で表される。
θsp及び垂直角θstはそれぞれ次式で表される。 θsp= cos-1((yt −ys )/LS ) θst= tan-1(zs /LS ) このようにして、スポットライト1の水平角θsp及び垂
直角θstが求まると、以下参考例1と同様に、可動制御
装置7が水平角θsp及び垂直角θstを水平駆動手段3a
及び垂直駆動手段3bの駆動信号にそれぞれ変換して、
水平駆動手段3a及び垂直駆動手段3bに出力し、スポ
ットライト1を所望の方向に回動させて、スポットライ
ト1の照射方向を照射目標8に追尾させている。このよ
うな処理を繰り返し実行することによって、スポットラ
イト1を照射目標8に追尾させることができる。
向を照射目標8に追尾させているので、CCDカメラ4
のレンズにあまり広角でないレンズを使用することがで
きる。したがって、遠方に離れた照射目標8でも明確に
撮像でき、画像処理を行う際に照射目標8を容易に判別
することができる。尚、初期設定時、参考例2と同様の
方法で、スポットライト1の照射方向を画像認識装置5
によって得られた照射目標の位置に目視により一致させ
ているので、その説明は省略する。 (実施形態2) 本実施形態では、実施形態1の自動追尾照明装置におい
て、照明空間内の照射目標を撮像する撮像手段たるCC
Dカメラを2台配設している。
うに、照明空間9内の照射目標8を照射する照明手段た
るスポットライト1と、スポットライト1を水平方向及
び垂直方向において回動自在に支持するブラケット2
と、スポットライト1を水平方向及び垂直方向にそれぞ
れ回動させる第1の駆動手段たる水平駆動手段3a及び
垂直駆動手段3bと、照明空間9内の照射目標8を撮像
する2台の撮像手段たるCCDカメラ4a,4bと、C
CDカメラ4a,4bを照射目標8の動きに夫々追尾さ
せる第2の駆動手段たる回転台10a,10bと、CC
Dカメラ4a,4bの映像から既存の画像処理技術を用
いて照射目標8を判別してその座標を検出する画像認識
手段たる画像認識装置5a,5bと、画像認識装置5
a,5bによって検出された照射目標8の移動量からC
CDカメラ4a,4bの移動量をそれぞれ演算する第2
の演算手段たる座標演算装置15a,15bと、座標演
算装置15a,15bの演算結果から回転台10a,1
0bを駆動する信号をそれぞれ出力する第2の制御手段
たる可動制御装置12a,12bと、CCDカメラ4
a,4bの撮像方向を記憶する記憶手段たる記憶装置1
1と、座標演算装置15a,15bによってそれぞれ検
出された座標から照射目標8の三次元座標を演算する3
次元座標演算装置14と、3次元座標演算装置14の演
算結果と記憶装置11に記憶されたCCDカメラ4a,
4bの撮像方向からスポットライト1の照射方向を演算
する第1の演算手段たる座標演算装置6と、座標演算装
置6の演算結果を水平駆動手段3a及び垂直駆動手段3
bの駆動信号に変換して水平駆動手段3a及び垂直駆動
手段3bに出力する第1の制御手段たる可動制御装置7
とから構成されている。
図16を用いて説明する。ここで、CCDカメラ4a,
4b及び回転台10a,10bは、それぞれ、実施形態
1と同様の処理サイクルで動作しているので、その説明
は省略する。尚、CCDカメラ4a,4bは一連の処理
サイクルにおいて同期して動作している。この時、CC
Dカメラ4a,4bの座標を(0,0,zm1),
(xm2,ym2,zm2)とし、CCDカメラ4aの水平角
をθm1p 、垂直角をθm1t として、CCDカメラ4aの
水平角をθm2p 、垂直角をθm2t とすると、CCDカメ
ラ4bの撮像方向を示す直線の式は、 x=t・ cos(θm1t )・ sin(θm1p ) ・・・(1) y=t・ cos(θm1t )・ cos(θm1p ) ・・・(2) z=−t・ sin(θm1t )+zm1 ・・・(3) で表され、CCDカメラ4bの撮像方向を示す直線の式
は、 x=r・ cos(θm2t )・ sin(θm2p )+xm2 ・・・(4) y=r・ cos(θm2t )・ cos(θm2p )+ym2 ・・・(5) z=−r・ sin(θm2t )+zm2 ・・・(6) で表される。ここで、t,rはそれぞれ直線を表すパラ
メータである。この2直線の交点が照射目標8の座標
(xt ,yt ,zt )となるので、(1)〜(6)式よ
り2直線の各座標が等しいとして上式を解くと、パラメ
ータtは次式のように求めることができる。
標(xt ,yt ,zt)は次式のように求めることがで
きる。 xt =t・cos(θm1t ) ・sin(θm1p ) yt =t・cos(θm1t ) ・cos(θm1p ) zt =−t・sin(θm1t ) +zm1 上述の処理で求めた2直線の交点、即ち、照射目標8の
座標(xt ,yt ,zt )を用いて、以下参考例2と同
様にして、座標演算装置6がスポットライト1の水平角
及び垂直角の移動量を演算し、可動制御装置7が座標演
算装置6の演算結果を水平駆動手段3a及び垂直駆動手
段3bの駆動信号に変換して水平駆動手段3a及び垂直
駆動手段3bに出力する。そして、水平駆動手段3a及
び垂直駆動手段3bがこの駆動信号に基づいてスポット
ライト1を所望の方向に回動させる。而して、この処理
サイクルを繰り返し実行することにより、スポットライ
ト1の照射方向を照射目標8の動きに追従させることが
できる。
座標において、高さだけが異なり、上下に重なっている
場合、つまり、xm2=0,ym2=0の場合には、パラメ
ータtは次式のように求まるので、同様にして2直線の
交点、即ち、照射目標8の座標を求めることができる。 t=cos(θm2t ) ×(zm1−zm2) /(sin(θm1t ) ・
cos(θm2t ) −cos(θm1t ) ・sin(θm2t )) このように、3次元座標演算装置14が照射目標8の3
次元座標を演算し、座標演算装置6はこの3次元座標に
基づいてスポットライト1の移動量を演算しているの
で、照明空間9の床面に凹凸があっても、正確に照射目
標8を追尾することができる。
で、スポットライト1の照射方向を画像認識装置5a,
5bによって得られた照射目標の位置に目視により一致
させているので、その説明は省略する。
性を有する照明手段と、照明手段の照射方向を変化させ
る第1の駆動手段と、照明手段の照明空間を撮像可能な
ように照明空間に配設された撮像手段と、撮像手段の撮
像方向を変化させる第2の駆動手段と、撮像手段の撮像
方向を記憶する記憶手段と、撮像手段の映像から照射目
標を識別するとともに照射目標の座標を特定する画像認
識手段と、画像認識手段における照射目標の移動量から
第2の駆動手段の移動量を演算する第2の演算手段と、
第2の演算手段の演算結果と照明空間における撮像手段
及び照明手段の位置関係と記憶手段に記憶された撮像手
段の撮像方向とから照明手段の照射方向の移動量を演算
する第1の演算手段と、第1の演算手段の演算結果に基
づいて第1の駆動手段を駆動制御する第1の制御手段
と、第2の演算手段の演算結果に基づいて第2の駆動手
段を駆動制御する第2の制御手段とを備えているので、
発信器等を所持していない照射目標にも対応できるとい
う効果がある。また、受信器等を天井面に配設する必要
がないので施工性を向上させることができるという効果
もある。さらに、初期設定時に照明手段の照射方向を目
視により画像認識手段の照射目標の座標に一致させてい
るので、照明手段や撮像手段の座標を入力する必要がな
く、施工時の手間を省くことができるという効果もあ
る。また更に、初期設定時に照明手段や撮像手段の座標
を入力する方法では、照明手段や撮像手段の取付け位置
のずれによって照明手段の照射方向に誤差が発生する
が、本発明では初期設定時に照明手段の照射方向を目視
により画像認識手段の照射目標の座標に一致させている
ので、施工時の取付け位置のずれを吸収することがで
き、照明手段がより高い精度で照射目標に追尾すること
ができるという効果もある。そのうえ、撮像手段にあま
り広角でないレンズを使用することができ、遠方に離れ
た照射目標でも明確に撮像でき、画像認識を容易に行う
ことができるという効果がある。
え、第2の演算手段が複数台の撮像手段の撮像方向から
照射目標の照明空間における3次元座標を演算している
ので、照明空間の床面に凹凸があっても正確に照射目標
を捕らえることができるという効果がある。
である。
る。
の関係を示す図である。
の関係を示す詳細図である。
である。
を示す側面図である。
示す平面図である。
示す側面図である。
る。
成図である。
係を示す側面図である。
ある。
成図である。
る。
示す側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】指向性を有する照明手段と、前記照明手段
の照射方向を変化させる第1の駆動手段と、前記照明手
段の照明空間を撮像可能なように前記照明空間に配設さ
れた撮像手段と、前記撮像手段の撮像方向を変化させる
第2の駆動手段と、前記撮像手段の撮像方向を記憶する
記憶手段と、前記撮像手段の映像から照射目標を識別す
るとともに前記照射目標の座標を特定する画像認識手段
と、前記画像認識手段における前記照射目標の移動量か
ら前記第2の駆動手段の移動量を演算する第2の演算手
段と、前記第2の演算手段の演算結果と前記照明空間に
おける前記撮像手段及び前記照明手段の位置関係と前記
記憶手段に記憶された前記撮像手段の撮像方向とから前
記照明手段の照射方向の移動量を演算する第1の演算手
段と、前記第1の演算手段の演算結果に基づいて前記第
1の駆動手段を駆動制御する第1の制御手段と、前記第
2の演算手段の演算結果に基づいて前記第2の駆動手段
を駆動制御する第2の制御手段とを備えて成ることを特
徴とする自動追尾照明装置。 - 【請求項2】前記撮像手段を複数台備え、前記第2の演
算手段が複数台の前記撮像手段の撮像方向から前記照射
目標の前記照明空間における3次元座標を演算すること
を特徴とする請求項1記載の自動追尾照明装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15863996A JP3271900B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 自動追尾照明装置 |
US08/878,071 US6079862A (en) | 1996-02-22 | 1997-06-18 | Automatic tracking lighting equipment, lighting controller and tracking apparatus |
EP97304256A EP0814344A3 (en) | 1996-06-19 | 1997-06-18 | Automatic tracking lighting equipment |
CNB971174458A CN1192249C (zh) | 1996-06-19 | 1997-06-19 | 自动跟踪照明设备、照明控制器和跟踪设备 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15863996A JP3271900B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 自動追尾照明装置 |
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