JP3270237B2 - ア−ク溶接用鋼ワイヤの製造方法 - Google Patents

ア−ク溶接用鋼ワイヤの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ア−ク溶接用鋼ワイヤ
の製造方法に係り、さらに詳しくは、伸線性および使用
時(溶接時)に送給性がすぐれたア−ク溶接用鋼ワイヤ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ア−ク溶接用鋼ワイヤを製造する最も一
般的な方法は、原線またはフラックス充填後のワイヤ
を2〜4mm径までロ−ラあるいは孔ダイスにより伸線
する工程、焼鈍工程、酸洗工程、めっき工程、
最終サイズ径まで孔ダイスで伸線する工程、を製品の形
状に対応し選択して順次行う方法である。の最終サイ
ズ径まで伸線する工程は、一般に表面状態が円滑で色調
が良好な湿式による伸線で製造される。しかし、湿式伸
線においては一般に水溶性潤滑剤を用いるためダイス通
過時にワイヤ表面皮膜が薄くワイヤのすべり性がやや悪
いので、ワイヤ表面にきずが生じやすく1ダイス当たり
の減面率を大きくできず、ダイスを多く用いる必要があ
るので能率面にやや問題がある。
【0003】一方、乾式伸線では潤滑剤として金属石鹸
を用いれば減面率は大きくできるものの、伸線後に潤滑
剤除去処理(例、ベ−キング処理)の必要がある。一
方、ベイキング処理不要の無機物系または無水系の潤滑
剤では、ワイヤ表面に潤滑剤が均一に塗布されにくいと
いう問題がある。
【0004】また、ア−ク溶接用鋼ワイヤは、溶接の自
動化、高能率化が進むとともに、さらに高電流での溶接
条件が採用される方向にあり、その結果、必然的にワイ
ヤの送給速度が大となる。また、対象となる構造物によ
っては溶接が狭隘部で行われる場合も多く、これらの場
所での使い易さの点から、溶接機のワイヤ送給装置の送
給ロ−ラから溶接ト−チまでのコンジットケ−ブルは長
くかつ曲げて使われる傾向にある。このようにコンジッ
トケ−ブルが長くかつ曲げて使用されると、コンジット
ケ−ブル内のコンジットチュ−ブ内をワイヤが通るとき
摩擦抵抗が大きくなり、溶接時ワイヤの送給に支障をき
たし、ア−クが不安定となって溶接ができなくなるとい
う問題が生じる。
【0005】これらの、ア−ク溶接用鋼ワイヤの製造時
の伸線性および溶接時の送給性の問題に対しては従来、
例えば特公昭58─46398号公報に高級脂肪酸およ
び高級脂肪酸のアルカリ金属塩を揮発性溶媒で希釈した
潤滑剤で湿式伸線し、ワイヤ表面に適量該潤滑剤を塗布
する方法、特開平5─23731号公報にポリ四弗化エ
チエン、二硫化モリブデン、グラファイト等からなる潤
滑剤で伸線および該潤滑剤を塗布する方法など、各種の
方法が提案されている。
【0006】しかしながら、これらの方法でも前述した
ように湿式伸線においては、作業能率が悪く、乾式伸線
においては、ベ−キング処理が必要であったりワイヤ表
面に潤滑剤が均一に塗布されにくい場合がある。また、
溶接時においては、長尺のコンジットケ−ブルを使用
し、高電流の溶接条件で溶接される場合、送給ロ−ラ部
でワイヤがスリップしたり、コンジットチュ−ブ内で摩
擦抵抗が大きくなってア−クが不安定になるなどのワイ
ヤ送給性の改善については、やはり不十分であるのが現
状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、ベ
−キング処理が不要で円滑で高能率に伸線できるととも
に、長尺のコンジットケ−ブルを使用し、高電流の溶接
条件で溶接される場合においても、送給ロ−ラ部でワイ
ヤのスリップがなく、かつコンジットチュ−ブ内での摩
擦抵抗の少ない送給性が良好なア−ク溶接用鋼ワイヤの
製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために、ワイヤ製造方法を種々検討した結
果、前記の工程である、最終サイズ径までの伸線工程
の前処理として高融点の脂肪酸,脂肪酸の1価または2
価アルコ−ルのエステルおよび石油ろうに二硫化モリブ
デンおよび二硫化タングステンを混合した潤滑剤を用い
て乾式伸線し、次いで水溶性潤滑剤中で湿式伸線して乾
式伸線で付着した潤滑剤の付着量を調整することによ
り、ベ−キング処理不要で円滑で高能率に伸線できると
ともに、長尺のコンジットケ−ブルを使用し、高電流の
溶接条件で溶接される場合においても、送給ロ−ラ部で
のワイヤスリップが少なく、かつコンジットチュ−ブ内
での摩擦抵抗の少ないなど送給性が極めて良好であるこ
とを見出したものである。
【0009】すなわち、本発明の要旨とするところは、
ア−ク溶接用鋼ワイヤの製造方法において、めっき工程
の後に融点50℃以上の脂肪酸、脂肪酸の1価または2
価アルコ−ルのエステルおよび石油ろうの1種または2
種以上に二硫化モリブデンおよび二硫化タングステンの
1種または2種を5〜50wt%混合した潤滑剤を用い
て乾式伸線し、次いで水溶性潤滑剤中で湿式伸線して乾
式伸線で付着した潤滑剤をワイヤ10kg当たり0.1
0〜0.80gに調整することを特徴とする。
【0010】
【作用】めっき工程の後に、融点50℃以上の脂肪酸,
脂肪酸の1価または2価アルコ−ルのエステルおよび石
油ろうの1種または2種以上に二硫化モリブデンおよび
二硫化タングステンの1種または2種を混合した潤滑剤
で乾式伸線することにより、それらが均一にワイヤ表面
に付着する。次いで、乾式伸線で均一に付着した脂肪
酸,脂肪酸の1価または2価アルコ−ルのエステルおよ
び石油ろうの1種または2種以上に二硫化モリブデンお
よび二硫化タングステンの1種または2種を混合した潤
滑剤は、湿式伸線工程の水溶性潤滑剤中で剥離されて付
着量が調整される。なお、湿式伸線で剥離された脂肪
酸,脂肪酸の1価または2価アルコ−ルのエステルおよ
び石油ろうは非水溶性であるので、水溶性潤滑剤に溶出
せず分離する。よって、湿式伸線の水溶性潤滑剤を劣化
させることがなく円滑に伸線できる。
【0011】また、脂肪酸,脂肪酸の1価または2価ア
ルコ−ルのエステルおよび石油ろうの1種または2種以
上は融点が50℃以上であるので湿式伸線時のダイス発
熱による湿式潤滑剤の昇温によっても溶融することがな
いので、製品径まで二硫化モリブデンおよび二硫化タン
グステンの1種または2種を均一に付着させたまま伸線
加工できる。よって、長尺のコンジットケ−ブルを使用
して高電流の溶接条件で溶接されても、コンジットチュ
−ブとの摩擦抵抗が少なくなるのでワイヤ送給性が良好
となる。
【0012】脂肪酸,脂肪酸の1価または2価アルコ−
ルのエステルおよび石油ろうの融点が50℃未満である
と、湿式伸線時にダイスの発熱で昇温した湿式潤滑剤に
よって溶融して、ワイヤ表面に均一に付着しない場合が
ある。また、均一に付着したとしても溶接時コンジット
チュブ内でワイヤの摩擦熱およびコンジットライナ−を
包む溶接用ケ−ブルの発熱でコンジットチュ−ブ内で脂
肪酸,脂肪酸の1価または2価アルコ−ルのエステルお
よび石油ろうなどが溶けて部分的に凝集してしまい、コ
ンジットチュ−ブとの摩擦抵抗が大きくなってワイヤ送
給性が不良となる。
【0013】融点50℃以上の脂肪酸,脂肪酸の1価ま
たは2価アルコ−ルのエステルおよび石油ろうの1種ま
たは2種以上に混合する二硫化モリブデンおよび二硫化
タングステンの1種または2種は5〜50wt%が良い。
5wt%未満であると、溶接時にコンジットチュ−ブ内で
摩擦抵抗が大きくなってワイヤ送給性が不良となる。逆
に50%を超えると、乾式伸線において脂肪酸,脂肪酸
の1価または2価アルコ−ルのエステルおよび石油ろう
の1種または2種以上に二硫化モリブデンおよび二硫化
タングステンの1種または2種を混合した潤滑剤が、均
一にワイヤ表面に付着できなくなり、次の湿式伸線にお
いても付着量を調整するのが困難となるので、溶接時に
コンジットチュ−ブ内で摩擦抵抗が大きくなったり、送
給ロ−ラ部でワイヤがスリップしてワイヤ送給性が不良
となる。
【0014】次に、乾式伸線で均一に付着した脂肪酸,
脂肪酸の1価または2価アルコ−ルのエステルおよび石
油ろうの1種または2種以上に二硫化モリブデンおよび
二硫化タングステンの1種または2種を混合した潤滑剤
は、湿式伸線でワイヤ10kg当たり0.10〜0.8
0gに調整する。0.10g未満であると溶接時にコン
ジットチュ−ブ内で摩擦抵抗が大きくなってワイヤ送給
性が不良となる。付着量が0.8gを超えるとワイヤ送
給ロ−ラ部でワイヤがスリップしてワイヤ送給にむらが
生じてア−クが不安定となる。ここで、脂肪酸,脂肪酸
の1価または2価アルコ−ルのエステルおよび石油ろう
の1種または2種以上に二硫化モリブデンおよび二硫化
タングステンの1種または2種を混合した潤滑剤の量
は、湿式伸線のダイス減面率およびダイス数により調整
する。この場合、ダイス減面率が大きい程付着量は少な
くなる。
【0015】なお、本願でいう脂肪酸とはミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、メリシン酸など融点
が50℃以上のものをいい、脂肪酸の1価または2価ア
ルコ−ルのエステルとは蜜ろう、カルナウバろう、綿ろ
うおよび脂肪酸の合成ろうなど融点が50℃以上のもの
をいう。また、石油ろうは固形パラフィン、ベトロラタ
ムなど石油精製で得られる融点が50℃以上のものをい
う。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。まず、JIS 3312に規定されるYGW
11のソリッドワイヤおよびJIS 3313に規定
されるYFW24のシ−ムレスフラックス入りワイヤ
(フラックス充填率14%)を2.6 、3.0 、4.0 mmの
径に伸線・めっき処理したものを、1.2 mmの製品径ま
で表1に示す各製造方法で各1000kgを伸線し、スプ−
ル巻きワイヤとした。また、ワイヤ送給性は、図1に示
す装置を用いて調べた。すなわち、送給抵抗を高める目
的で、直径150mmのル−プ2回転を設けた6mのコ
ンジットケ−ブル1にスプ−ル2から引き出された供試
ワイヤを送給モ−タ3によって供給し、ト−チ4に送
り、各ワイヤ10kgを溶接した。その時の溶接条件は
次の通りである。
【0017】溶接電流 : 300A 溶接電圧 : 30V 溶接速度 : 30cm/ 分 シ−ルドガス : CO2 20 リットル/分 溶接方法 : ビ−ドオンプレ−ト
【0018】ワイヤ送給性は、送給モ−タ3の電機子電
流の測定により調べた。なお、ワイヤ送給性は電機子電
流が3.5Aを超えると不良になり、ア−クも不安定と
なる。ワイヤ送給ロ−ラ部でのワイヤのスリップは、送
給ロ−ラの周速と送給ロ−ラ出口側のワイヤ速度を測定
し、下記式でスリップ率を算出して調べた。ワイヤのス
リップ率は5%を超えると、ワイヤ送り速度に緩急が生
じてワイヤ送給むらによってア−クが不安定になるとと
もにスパッタ発生量も多くなる。スリップ率={(送給
ロ−ラの周速)−(送給ロ−ラ出口側のワイヤ速度)}
/(送給ロ−ラの周速)×100 それらの結果を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】表1において、試験No.1〜5が本発明
によるア−ク溶接用鋼ワイヤの製造例、試験No.6〜
12が比較例である。本発明による試験No.1〜5
は、脂肪酸,脂肪酸の1価または2価アルコ−ルのエス
テルおよび石油ろうの融点が50℃で、かつ二硫化モリ
ブデンおよび二硫化タングステンを適量含んだ潤滑剤で
乾式伸線した後、湿式伸線で前記潤滑剤量を調整してあ
るので溶接時にワイヤ送給ロ−ラでのスリップ率や送給
モ−タの電機子電流が低く、ア−クが安定しており極め
て満足な結果であった。
【0021】比較例中、試験No.6は乾式伸線に二硫
化モリブデンは適量有した潤滑剤を使用したが、脂肪
酸,脂肪酸の1価または2価アルコ−ルのエステルおよ
び石油ろうを含有していないので、湿式伸線で該潤滑剤
が不均一に剥離され、製品ワイヤ径においてワイヤ10
kg当たりの潤滑剤量も不均一となって、溶接時送給モ
−タの電機子電流が高く、さらに送給ロ−ラ部でのスリ
ップ率も高くなってワイヤ送給性が悪くなってア−クが
不安定となった。
【0022】試験No.7は湿式伸線の例で、脂肪酸,
脂肪酸の1価または2価アルコ−ルのエステルおよび石
油ろうと二硫化モリブデンおよび二硫化タングステンの
潤滑剤がワイヤ表面に付着していないので、溶接時の送
給ロ−ラ部でワイヤのスリップ率および送給モ−タの電
機子電流が高くなりア−クが不安定であった。試験N
o.8は乾式伸線に使用したラノリンの融点が低いの
で、湿式伸線時にダイスの発熱で湿式潤滑剤が昇温し、
これにラノリンが溶融してワイヤ表面に均一に付着しな
いので、溶接時送給モ−タの電機子電流が高く、さらに
送給ロ−ラ部でのスリップ率も高くなってワイヤ送給性
が悪くなってア−クが不安定となった。
【0023】試験No.9は二硫化モリブデンおよび二
硫化タングステンの量が多い潤滑剤で乾式伸線したので
潤滑剤が均一に付着せず、次の湿式伸線でも付着量を調
整するのが困難で、製品径での潤滑剤量が不均一で溶接
時に送給ロ−ラ部でワイヤのスリップ率および送給モ−
タの電機子電流が高くなりア−クが不安定であった。試
験No.10は二硫化モリブデンおよび二硫化タングス
テンの量が少ない潤滑剤で乾式伸線したので、ワイヤ表
面の潤滑剤が不足して溶接時の送給ロ−ラ部でワイヤの
スリップ率および送給モ−タの電機子電流が高くなりア
−クが不安定となった。
【0024】試験No.11は脂肪酸,脂肪酸の1価ま
たは2価アルコ−ルのエステルおよび石油ろうと二硫化
モリブデンおよび二硫化タングステンの潤滑剤量が多い
ので、溶接時に送給ロ−ラ部でのワイヤスリップ率が高
くなりワイヤ送給にむらが生じてア−クが不安定となっ
た。試験No.12は脂肪酸,脂肪酸の1価または2価
アルコ−ルのエステルおよび石油ろうと二硫化モリブデ
ンおよび二硫化タングステンの潤滑剤量が少ないので、
溶接時にコンジットチュ−ブ内で摩擦抵抗が大きくなり
送給モ−タの電機子電流が高く、また送給ロ−ラ部のス
リップ率も高くなってワイヤ送給性が悪くなってア−ク
が不安定となった。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のア−ク溶
接用鋼ワイヤの製造方法によれば、円滑で高能率に伸線
できるとともに、長尺のコンジットケ−ブルを使用し、
高電流の溶接条件で溶接される場合においても、送給ロ
−ラ部でワイヤのスリップがなく、かつコンジットチュ
−ブ内での摩擦抵抗の少ない良好な送給性が得られるの
で、ア−ク溶接用鋼ワイヤの生産性および溶接の高能率
化に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に使用した溶接装置を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 コンジットケ−ブル 2 スプ−ル 3 送給モ−タ 4 ト−チ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 香取 剛 東京都中央区築地三丁目5番4号 日鐵 溶接工業株式会社内 (72)発明者 足立 武夫 東京都中央区築地三丁目5番4号 日鐵 溶接工業株式会社 研究所内 (56)参考文献 特開 平6−15485(JP,A) 特開 平2−80196(JP,A) 特開 昭50−131832(JP,A) 特公 昭53−22930(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 35/40 B21C 9/00 - 9/02 B23K 35/02 B23K 35/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ア−ク溶接用鋼ワイヤの製造方法におい
    て、めっき工程の後に融点50℃以上の脂肪酸、脂肪酸
    の1価または2価アルコ−ルのエステルおよび石油ろう
    の1種または2種以上に二硫化モリブデンおよび二硫化
    タングステンの1種または2種を5〜50wt%混合し
    た潤滑剤を用いて乾式伸線し、次いで水溶性潤滑剤中で
    湿式伸線して乾式伸線で付着した潤滑剤をワイヤ10k
    g当たり0.10〜0.80gに調整することを特徴と
    するア−ク溶接用鋼ワイヤの製造方法。
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JPH09141491A (ja) * 1995-11-20 1997-06-03 Nippon Steel Weld Prod & Eng Co Ltd アーク溶接用ワイヤの製造方法
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