JP3262302B2 - 位相シフトフォトマスク、位相シフトフォトマスク用ブランクス及びそれらの製造方法 - Google Patents

位相シフトフォトマスク、位相シフトフォトマスク用ブランクス及びそれらの製造方法

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JP3262302B2
JP3262302B2 JP3142894A JP3142894A JP3262302B2 JP 3262302 B2 JP3262302 B2 JP 3262302B2 JP 3142894 A JP3142894 A JP 3142894A JP 3142894 A JP3142894 A JP 3142894A JP 3262302 B2 JP3262302 B2 JP 3262302B2
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layer
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phase shift
oxynitride
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藤川潤二
弘 毛利
高橋正泰
宮下裕之
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI、超LSI等の
高密度集積回路等の製造に用いられる位相シフトフォト
マスク及びそれを製造するための位相シフトフォトマス
ク用ブランクスに関する。
【0002】
【従来の技術】IC、LSI、超LSI等の半導体集積
回路は、酸化、CVD、スパッタリング等の薄膜形成工
程と、シリコンウェーハ等の被加工基板上にフォトレジ
ストを塗布し、フォトマスクを用いた縮小投影ステッパ
等により所望のパタンを露光した後、現像、エッチング
を行う、いわゆるフォトリソグラフィ工程やイオン注入
等の拡散工程を繰り返すことにより製造されている。
【0003】このようなフォトリソグラフィ工程により
形成されるフォトレジストパタンの最小図形サイズは、
半導体集積回路の高速化、高集積化に伴って益々微細化
が要求されてきており、通常のフォトマスクを用いた縮
小投影ステッパ露光方式では解像限界となり、この限界
を克服する技術として、例えば、特開昭58−1737
44号、特開平4−136854号公報に示されている
ような新しい構造を有する位相シフトフォトマスク及び
この位相シフトフォトマスクを用いた位相シフト露光法
が提案されている。
【0004】この位相シフト露光法は、フォトマスク上
に形成した位相シフトパタンを透過する露光光の位相を
操作することにより、解像力及び焦点深度を向上させる
技術である。
【0005】このような位相シフトフォトマスクの中の
一つとして、特に、特開平4−136854号にハーフ
トーン位相シフトフォトマスクが提案されている。
【0006】このハーフトーン位相シフトフォトマスク
(以下、ハーフトーンマスクと呼ぶ。)は、透明基板上
に露光光に対して半透明な領域と透明な領域を少なくと
も有し、この半透明な領域と透明な領域とを通過する光
の位相差が実質的に180°になる構成のものであり、
半導体素子のホール、ドット、スペース、ライン等にお
いて解像力が上がり、焦点深度が広がることが示されて
いる。このとき、半透明膜の膜厚をdとし、露光波長を
λ、その露光波長での半透明膜の屈折率をnとすると、 d=λ/{2(n−1)} の関係を満たすとき、最も効果がある。
【0007】このようなハーフトーンマスクの構造とし
ては、図8のような構造が提案されている。図中、1は
石英基板、2はクロム薄膜を示し、クロム薄膜2が半透
明な領域を形成し、クロム薄膜2がない領域が透明な領
域を形成している。このような構造のマスクにおいて
は、通常工程と同様な加工、検査、洗浄は可能である
が、欠陥の修正が困難であるという問題が生じる。
【0008】また、通常の修正工程での修正可能な構造
としては、金属酸化物の単層膜が考えられる。金属酸化
物の一例として、図9に酸化クロムの200nm〜80
0nmの分光透過率を示す。この膜の膜厚dは、d=λ
/{2(n−1)}を満たすように調整されている。図
9からも明らかなように、i線(365nm)等の露光
波長での透過率は十分に低いが、検査等に用いる可視域
の長波長の透過率は高いことが分かる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、金属酸
化物の単層の位相シフターにおいては、露光波長での透
過率コントロールは可能であるが、長波長側での透過率
が上昇してしまう。長波長側、特に、超高圧水銀灯のe
線(546nm)は、フォトマスクの検査、寸法測定に
用いられているが、このような金属酸化物の単層の位相
シフターを有するマスクを検査する場合、e線での透過
率が30%を超えると、透過部と半透明部のコントラス
ト低下のため、検査、寸法測定ができないという問題が
生じていた。
【0010】また、このような金属酸化物は導電性がな
く、電子線露光時にチャージアップし、レジストパター
ンの位置ズレが生じるという問題も生じていた。
【0011】さらに、ハーフトーンマスクの透過率は、
転写条件、使用メーカーによって異なり、さまざまな透
過率が要求されている。成膜条件により位相差を変えず
に透過率のみが変化するように、屈折率、吸収係数を制
御することは困難であるという問題も生じていた。
【0012】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、ハーフトーンマスクにおい
て、 検査等に用いる可視の超波長側での透過率を抑えて、
透過部と半透明部のコントラスト低下を防止し、検査、
測定を容易にすること、 位相シフター膜に導電性を持たせてチャージアップを
防止すること、 露光波長の位相差を180度に保ったまま透過率制御
を容易にすること、 表裏面の反射率を制御すること、 である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題に鑑
みて実用的でかつ精度の高い位相シフトフォトマスクを
開発すべく研究の結果、ハーフトーンマスクの半透明膜
を多層構造、特に、窒化クロムと酸化窒化炭化クロムの
2層あるいは3層構造にすることにより、 長波長側での透過率を低く抑さえること、 半透明膜にチャージアップ抑止性を持たせること、 露光波長の位相差は変えずに透過率制御を容易にする
こと、 マスク表裏面の反射率を制御できること、 を見出して本発明を完成させたものである。
【0014】すなわち、本発明は、透明基板上に露光光
に対して半透明な領域と透明な領域とを有し、透明領域
と半透明領域との位相差が実質的に180°になるよう
な構成の位相シフトフォトマスクにおいて、(1)半透
明領域を構成する半透明膜の構成が、図1に示すよう
に、透明基板1側より、酸化クロム、酸化窒化クロム、
酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物
からなる一層膜3と、クロムあるいは窒化クロムの中の
どちらかからなる一層膜4との2層膜になっているこ
と、(2)上記の半透明膜の構成が、図2に示すよう
に、透明基板1側より、クロムあるいは窒化クロムの中
のどちらかからなる一層膜5と、酸化クロム、酸化窒化
クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの中の一
の化合物からなる一層膜6との2層膜になっているこ
と、(3)上記半透明膜の構成が、図3に示すように、
透明基板1側より、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化
炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物から
なる一層膜7と、クロムあるいは窒化クロムの中のどち
らかからなる一層膜8と、酸化クロム、酸化窒化クロ
ム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの中の一の化
合物からなる一層膜9との3層膜になっていること、を
特徴とするものである。
【0015】また、本発明はこのような構成の位相シフ
トフォトマスクを作製するためのブランクス及びそれら
の製造方法を含むものである。上記のクロム、酸化クロ
ム、窒化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸
化窒化炭化クロムの膜の製法としては、通常、スパッタ
リングが用いられるが、蒸着、イオンプレーティング、
CVD(Chemical Vapor Deposition) 等の方法を用いる
ことができる。
【0016】半透明膜を構成する多層膜の膜厚は、露光
波長をλ、半透明膜を構成するi番目の層の膜厚を
i 、その層の露光波長での屈折率をni とすると、 aλ=Σi i (ni −1) において、1/4≦a≦3/4となるように調整すれば
よい。ここで、Σi はiについての総和を表す。
【0017】これを別の形の表現にすると、半透明膜
を、透明基板上に以下で示す式により求まる同じ厚さの
空気層との間の位相差Φがnπ±π/2ラジアン(nは
正の整数)の範囲となるように形成すればよい。 ここで、Φは透明基板に(m−2)層の多層膜が構成さ
れているフォトマスクを垂直に透過する光の位相差であ
り、nk 、dk はk番目の層を構成する材料の屈折率と
膜厚、λは露光光の波長である。ただし、k=1の層は
透明基板、k=m(m>3,mは整数)の層は空気とす
る。
【0018】次に、半透明膜の透過率については、透明
領域の透過率を100%とした場合の半透明領域の透過
率は、1〜50%、望ましくは3〜20%に調節すれば
ハーフトーンマスクとしての効果がある。
【0019】図5に膜厚14nmの窒化クロムの200
nm〜800nmの分光透過率を示す。このように、窒
化クロムは、300nmから800nmにかけてフラッ
トな分光特性を持っている。このため、窒化クロムを用
いることにより、長波長側の透過率を低く抑えることが
できる。
【0020】図4に本発明の窒化クロム、酸化クロムの
2層膜での200nm〜800nmの分光透過率を示
す。図9の単層膜での分光透過率と比較すると、可視域
の長波長側での透過率が低くなっていることが分かる。
このことにより、通常の2つの半導体チップの比較検査
装置KLA−219e(KLA社製)での検査が可能と
なる。
【0021】次に、半透明膜の加工用マスクとして用い
られる電子線レジストの電子線描画におけるチャージア
ップ抑止効果について説明する。通常の酸化窒化炭化ク
ロム膜に対し、上層、中間層、下層の何れかに導電性を
持つクロムあるいは窒化クロム膜を用いることにより、
電子線描画時に半透明膜上あるいは膜中に蓄積される電
荷がクロムあるいは窒化クロム膜を通ってアースされ、
チャージアップが防止できる。この防止効果に対して、
上記(1)の構造が最も効果が大きいが、(2)、
(3)の構造でも十分その効果が得られる。
【0022】また、このような構造をとることにより、
露光波長での透過率制御性も向上する。屈折率と吸収係
数を成膜条件により独立に制御することは困難である。
透過率を例えば7、10、15%と変えるためには、単
層構造では、各透過率ごとに成膜条件を設定する必要が
ある。これに対して、多層構造では、透過率をクロムあ
るいは窒化クロムの膜厚で制御し、位相差を酸化窒化炭
化クロムの膜厚で制御できるので、透過率制御がやさし
くなる。これは、クロムあるいは窒化クロムの吸収係数
が大きいので、わずかな膜厚変化により透過率は大きく
変化するが、位相差の変化は少ない。一方、位相差の変
化に対しては、酸化窒化炭化クロム膜の膜厚で補正が可
能であるからである。
【0023】ここで、吸収のある膜の透過率Tは、「Pr
inciple of Optics 」(928,Max Born and Emil Wolfs
著,草川徹・横田英嗣訳)によれば、 T=(n3/n1) ×τ12 2 τ23 2exp(-2 ×k2×η)/{1+ρ12 2 ρ23 2exp(-4 × k2×η)+2 ×ρ12ρ23exp(-2×k2×η) cos(φ12+ φ23+2×n2×η) } ・・・(1) で与えられる。ここで、n2, k2は吸収膜の露光波長での
屈折率、消衰係数、n1,k1はこの吸収膜の入射側物質の
露光波長での屈折率、消衰係数、n3, k3はこの吸収膜の
出射側物質の露光波長での屈折率、消衰係数であり、以
下の式を満たす。
【0024】ρ12×exp (i×φ12) ={(n1+ i×k1)-(n
2+ i×k2) }/{(n1+ i×k1)+(n2+ i×k2) } τ12×exp (i×χ12) ={2 ×(n1+ i×k1) }/{(n1+
i×k1)+(n2+ i×k2) } ρ23×exp (i×φ23) ={(n2+ i×k2)-(n3+ i×k3) }
/{(n2+ i×k2)+(n3+ i×k3) } τ23×exp (i×χ23) ={2 ×(n2+ i×k2) }/{(n2+
i×k2)+(n3+ i×k3) } η=2π×h/λ ここで、hは吸収膜の膜厚、λは露光波長を表す。ま
た、垂直入射を仮定している。3層構造の場合、各層の
積で全体の透過率が計算できる。
【0025】次に、反射率制御は、前記の(3)の構造
を採るときに可能となる。このような構造では、上下層
の酸化窒化炭化クロム7、9の膜厚の割合を変えること
が可能である。クロムあるいは窒化クロムの分光反射率
は、波長による変化が少なく、高反射率となる。クロム
膜8上下に形成された酸化窒化炭化クロム7、9は、多
重干渉を利用した反射防止膜として働く。このため、膜
厚により干渉のピークが変化するので、露光波長での反
射率を制御できる。
【0026】図3の構造を仮定すると、反射率Rは、 R={ρ12 2exp(2×k2×η)+ρ23 2exp (-2×k2×η)+ 2×ρ12×ρ23×cos (φ12+ φ23+2×n2×η) }/{exp (2×k2×η)+ρ12 2 ρ23 2exp (-2 ×k2×η)+ 2×ρ12×ρ23×cos(φ12+ φ23+2×n2×η) } ・・・(2) で与えられる。ここでn2, k2は吸収膜8の露光波長での
屈折率、消衰係数、n1,k1は入射側物質7又は9の露光
波長での屈折率、消衰係数、n3, k3は出射側物質9又は
7の露光波長での屈折率、消衰係数であり、以下の式を
満たす。
【0027】ρ12×exp (i×φ12) ={(n1+ i×k1)-(n
2+ i×k2) }/{(n1+ i×k1)+(n2+ i×k2) } ρ23×exp (i×φ23) ={(n2+ i×k2)-(n3+ i×k3) }
/{(n2+ i×k2)+(n3+ i×k3) } η=2π×h/λ ここで、hは吸収膜の膜厚、λは露光波長を表す。ま
た、垂直入射を仮定している。
【0028】このようなフォトマスクの加工には、通
常、Cl2 、CH2 Cl2 に酸素を加えた混合ガスによ
るドライエッチングが用いられる。ドライエッチングに
代えて、硝酸第二セリウムアンモンと過塩素酸の混合水
溶液を用いてもよい。
【0029】このような多層構造を用いても、上層も下
層も同じクロム系の膜で構成していることより、多層膜
のエッチングは一工程で可能であり、多層化により加工
工程が増えることはない。
【0030】
【作用】本発明の位相シフトフォトマスク及びそのため
の位相シフトフォトマスク用ブランクスにおいては、ハ
ーフトーンマスクの半透明膜の膜構造が、酸化クロム、
酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、又は、酸化窒化炭化
クロムの一つと、クロム又は窒化クロムとの多層膜にな
っているため、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化
クロム、又は、酸化窒化炭化クロムがフォトマスクの検
査等に用いる長波長サイドで比較的透過率が高くても、
位相シフト作用を分担(位相シフト層としての役割)す
ることができ、一方、この長波長サイドの透過率を抑え
る作用はクロム又は窒化クロムに分担(透過率調整層と
しての役割)させることができ、そのため、露光光での
透過率はもちろんのこと、長波長側での透過率も自由に
制御できる。したがって、通常の検査、寸法測定に用い
られているe線での透過率も30%以下に抑えることが
でき、通常の検査等が問題なく可能となる。
【0031】また、多層構造中に導電膜を含んでいるた
め、電子線露光時のチャージアップ防止が可能となる。
【0032】さらに、光学定数の異なるクロム化合物の
多層膜構造であるため、膜厚の組み合わせにより、透過
率と反射率を制御することができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明に係る位相シフトフォトマスク
及び位相シフトフォトマスク用ブランクスの実施例につ
いて説明する。 実施例1 まず、光学研磨された基板上にCrOx y z を膜厚
125nmになるように成膜する。この膜のi線(36
5nm)の透過率は13%、e線(546nm)での透
過率は45%である。次に、この膜の上にCrN膜を9
nm成膜する。このCrN膜のi線の透過率は60%、
e線での透過率は59%である。この2層積層膜での透
過率は、i線の透過率は7.8%、e線での透過率は2
6.6%になる。この時のCrN膜のi線での屈折率は
1.9、CrOx y z 膜の屈折率は2.4である。
通常、これらの膜の成膜にはスパッタリングが用いられ
る。
【0034】次に、このブランクス上にi線レジストN
PR−895i(長瀬産業(株)製)をスピンコーティ
ングし、プリベイク処理をすることにより、厚さ0.1
μm〜2.0μmのレジスト層を形成する。基板として
は、石英、高純度石英が望ましいが、低膨張ガラス、M
gF2 、CaF2 等を使用することもできる。レジスト
層の加熱処理は、レジストの種類にもよるが、通常、8
0℃〜150℃で5分〜60分行う。
【0035】次に、CORE−2564等のレーザー露
光装置を用いて所定のパターンを露光し、TMAH(テ
トラメチルアンモニウムハイドライド)を主成分とする
現像液でレジスト層を現像後、水でリンスする。次に、
必要に応じて加熱処理及びディスカム処理してレジスト
パターンのレジストスカム等を除去した後に、レジスト
パターンの開口部より露出する被加工部の半透明膜をC
2 Cl2 +O2 ガスを用いたエッチングプラズマによ
りドライエッチングし、遮光パターンを形成する。な
お、この遮光パターンの形成は、エッチングガスプラズ
マによるドライエッチングに代えて、ウェットエッチン
グにより行ってもよいことは明らかである。
【0036】このようにしてエッチングした後に、残存
するレジストを酸素プラスマにより除去してハーフトー
ンマスクが完成する。このマスクの透過率は、i線(3
65nm)で10%、e線で29%であり、比較検査装
置KLA−219HRL−PS(KLA社製)を用いて
問題なく検査可能であった。また、透過型寸法測定装置
MPA−3(ニコン(株)製)を用いた寸法測定も問題
は生じなかった。このようにして完成したハーフトーン
マスクをホールパターンに適用した場合、その時の露光
において焦点深度が50%向上していることが確認され
た。
【0037】実施例2 半透明膜の層構成として、図3の3層構造を用いる。露
光波長は365nmとする。基板1の屈折率は1.47
5、膜7、膜9を酸化窒化炭化クロム、膜8を窒化クロ
ムとすると、n0:1.475,n1:2.46,k1:0.
29,n2:1.94,k2:3.15,n3:2.46,
k3:0.29,n4:1となる。また、膜7の厚さをh1
膜8の厚さをh2、膜9の厚さをh3とする。このとき、h1
=70nm、h2=5nm、h3=54.9nmとすると、
膜形成部と未形成部の位相差Φは、界面位相差を考慮す
ると、Φ=171°となる。このとき、h2=(2.46
/1.94)×h3の関係を満たすように膜厚を変化させ
ても、位相差は変化しない。この関係を満たすように、
h2,h3を変化させた場合の透過率変化を図6に示す。透
過率は、式(1)と上記の各膜の光学定数より計算し
た。
【0038】この図6より、図3のような3層構造をと
ることにより、膜質を変えることなく、位相差を保った
まま、膜厚変化のみで透過率が制御できることが分か
る。また、膜7、膜9には酸化窒化炭化クロムを用いて
いるが、この代わりに、膜7には、酸化クロム、酸化窒
化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの中の
1種、膜8には、クロム、窒化クロムの中の1種、膜9
には、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、
酸化窒化炭化クロムの中の1種を用いることができる。
また、膜7と膜9は同じ材質でなくてもよい。この実施
例では、図3のような3層構造を用いて説明したが、図
2のような2層構造でも、同様な制御が可能である。
【0039】実施例3 半透明膜の層構成として、図3の3層構造を用いる。露
光波長は365nmとする。基板1の屈折率は1.47
5、膜7、膜9を酸化窒化炭化クロム、膜8を窒化クロ
ムとすると、n0:1.475,n1:2.46,k1:0.
29,n2:1.94,k2:3.15,n3:2.46,
k3:0.29,n4:1となる。また、膜7の厚さをh1
膜8の厚さをh2、膜9の厚さをh3とする。このとき、h1
=8nm、h2=10nm、h3=120nmとすると、膜
形成部と未形成部の位相差Φは、界面位相差を考慮する
と、Φ=181°となる。このとき、h1+h3=128の
関係を満たすように膜7、膜9の膜厚h1、h3を変化させ
ても、位相差は変化しない。この関係を満たすように、
h1、h3を変化させた場合のマスク表面、マスク裏面の反
射率変化を図7に示す。反射率は、式(2)と上記の各
膜の光学定数より計算した。
【0040】この図より、図3のような3層構造を用い
ると、マスク表面、マスク裏面の反射率を膜厚を変える
ことにより制御できることが分かる。また、膜7、膜9
には酸化窒化炭化クロムを用いているが、この代わり
に、膜7には、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化
クロム、酸化窒化炭化クロムの中の1種、膜8には、ク
ロム、窒化クロムの中の1種、膜9には、酸化クロム、
酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロム
の中の1種を用いることができる。また、膜7と膜9は
同じ材質でなくてもよい。 実施例4 光学研磨された石英基板上に、ターゲットにクロム、ス
パッタガスとして窒素と炭酸ガスの混合ガスを用いた反
応性スパッタリングを用い、ガス流量比を制御すること
により、i線屈折率2.50、i線消衰係数0.27の
酸化窒化炭化クロムを膜厚116nmになるように成膜
する。次に、アルゴンと窒素を用いた反応性スパッタリ
ングを用い、ガス流量比を制御することにより、i線屈
折率1.93、i線消衰係数3.15の窒化クロムを膜
厚10nmになるように成膜する。この膜のシート抵抗
は26Ω/□である。この時のi線透過率は7.0%に
なる。
【0041】次に、このブランク上に電子線レジストE
BR−900(東レ(株)製)をスピンコーティング
し、110℃でプリベーク処理をすることにより、厚さ
500nmのレジスト層を形成する。次に、電子線露光
装置MEBESIV(Etec Systems In
c.製)により所定のパターンを露光する。この時、最
上層に導電性の窒化クロムを用いることにより、露光時
のチャージアップは防止され、レジストパターンの位置
ズレは発生しない。
【0042】次に、TMAH(テトラメチルアンモニウ
ムハイドライド)を主成分とする現像液により現像、純
水リンスすることにより、レジストパターンを形成す
る。
【0043】次に、必要に応じて加熱処理及びディスカ
ム処理してレジストのスカム等を除去した後に、レジス
トパターンの開口部より露出する被加工部の半透明膜を
ジクロロメタンと酸素の混合ガスによるドライエッチン
グにより加工し、半透明パターンを形成する。このよう
にしてエッチングした後に、残存するレジストを酸素プ
ラズマにより除去し、洗浄、検査、修正することによ
り、良好なハーフトーンマスクが完成する。
【0044】この実施例では、図1のような2層構造を
用いて説明したが、図3のような34層構造でも、同様
な制御が可能である。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の位相シフトフォトマスク及び位相シフトフォトマスク
用ブランクスによると、通常のフォトマスクと同じプロ
セス、同じ検査工程、同じ修正工程が可能となる。その
ため、従来、工程増加、欠陥修正不可能により、歩留ま
りが低下し、コスト高となっていたハーフトーンマスク
を通常のフォトマスクとほぼ同じコストで生産可能とな
った。また、電子線露光時のチャージアップ防止が可能
となり、さらに、膜厚の組み合わせにより、透過率と反
射率を制御することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハーフトーンマスクの一形態を模式的
に示す断面図である。
【図2】他の形態を模式的に示す断面図である。
【図3】もう1つの形態を模式的に示す断面図である。
【図4】本発明の窒化クロム、酸化クロムの2層膜の分
光透過率を示す図である。
【図5】窒化クロムの分光透過率を示す図である。
【図6】図3の層構成の場合の遮光層膜厚に対する透過
率変化を示す図である。
【図7】図3の層構成の場合の入射側層膜厚に対する反
射率変化を示す図である。
【図8】従来のハーフトーンマスクの構造を示す断面図
である。
【図9】酸化クロムの分光透過率を示す図である。
【符号の説明】
1…透明基板 3、6、7、9…酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭
化クロム、又は、酸化窒化炭化クロムの一層膜 4、5、8…クロム又は窒化クロムの一層膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 毛利 弘 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 高橋正泰 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 宮下裕之 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 飯村幸夫 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−289589(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 1/00 - 1/16

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上に露光光に対して半透明な領
    域と透明な領域とを有し、該透明領域と該半透明領域と
    の位相差が実質的に180°になるような構成の位相シ
    フトフォトマスクにおいて、半透明領域がクロムあるい
    はクロム化合物の多層膜からなる半透明膜により構成さ
    れていることを特徴とする位相シフトフォトマスク。
  2. 【請求項2】 前記半透明膜の構成が、透明基板側よ
    り、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸
    化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一層膜と、
    クロムあるいは窒化クロムの中のどちらかからなる一層
    膜との2層膜からなることを特徴とする請求項1記載の
    位相シフトフォトマスク。
  3. 【請求項3】 前記半透明膜の構成が、透明基板側よ
    り、クロムあるいは窒化クロムの中のどちらかからなる
    一層膜と、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロ
    ム、酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一層
    膜との2層膜からなることを特徴とする請求項1記載の
    位相シフトフォトマスク。
  4. 【請求項4】 前記半透明膜の構成が、透明基板側よ
    り、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸
    化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一層膜と、
    クロムあるいは窒化クロムの中のどちらかからなる一層
    膜と、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、
    酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一層膜と
    の3層膜からなることを特徴とする請求項1記載の位相
    シフトフォトマスク。
  5. 【請求項5】 前記半透明領域が、透明基板側より、導
    電性クロム化合物からなる一層膜と、酸化クロム、酸化
    窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの中
    の一の化合物からなる一層膜との2層膜からなることを
    特徴とする請求項1記載の位相シフトフォトマスク。
  6. 【請求項6】 前記半透明領域が、透明基板側より、酸
    化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化
    炭化クロムの中の一の化合物からなる一層膜と、導電性
    クロム化合物からなる一層膜との2層膜からなることを
    特徴とする請求項1記載の位相シフトフォトマスク。
  7. 【請求項7】 前記半透明領域が、透明基板側より、酸
    化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化
    炭化クロムの中の一の化合物からなる一層膜と、導電性
    クロム化合物からなる一層膜と、酸化クロム、酸化窒化
    クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの中の一
    の化合物からなる一層膜との3層膜からなることを特徴
    とする請求項1記載の位相シフトフォトマスク。
  8. 【請求項8】 前記半透明領域が、透明基板上に以下で
    示す式により求まる前記半透明領域と前記透明領域の間
    の位相差Φがnπ±π/2ラジアン(nは正の整数)の
    範囲となるように形成されていることを特徴とする請求
    項1から7の何れか1項記載の位相シフトフォトマス
    ク。 ここで、Φは前記透明基板に(m−2)層の多層膜が構
    成されているフォトマスクを垂直に透過する光の位相差
    であり、nk 、dk はk番目の層を構成する材料の屈折
    率と膜厚、λは露光光の波長である。ただし、k=1の
    層は前記透明基板、k=m(m>3,mは整数)の層は
    空気とする。
  9. 【請求項9】 前記半透明領域の露光光に対する透過率
    が1から50%になるように形成されていることを特徴
    とする請求項1から8の何れか1項記載の位相シフトフ
    ォトマスク。
  10. 【請求項10】 透明基板上に露光光に対して半透明な
    領域と透明な領域とを有し、該透明領域と該半透明領域
    との位相差が実質的に180°になるような構成の位相
    シフトフォトマスクであって、前記半透明領域が、透明
    基板側より、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化ク
    ロム、酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一
    層膜と、導電性クロム化合物からなる一層膜と、酸化ク
    ロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化
    クロムの中の一の化合物からなる一層膜との3層膜から
    なる位相シフトフォトマスクの製造方法において、透明
    基板側の酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロ
    ム、酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一層
    膜、最外層の酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化ク
    ロム、酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一
    層膜の何れかあるいは両方の膜厚と前記の導電性クロム
    化合物からなる一層膜の膜厚を変えることにより前記半
    透明領域の透過率を制御することを特徴とする位相シフ
    トフォトマスクの製造方法。
  11. 【請求項11】 透明基板上に露光光に対して半透明な
    領域と透明な領域とを有し、該透明領域と該半透明領域
    との位相差が実質的に180°になるような構成の位相
    シフトフォトマスクであって、前記半透明領域が、透明
    基板側より、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化ク
    ロム、酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一
    層膜と、導電性クロム化合物からなる一層膜と、酸化ク
    ロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化
    クロムの中の一の化合物からなる一層膜との3層膜から
    なる位相シフトフォトマスクの製造方法において、透明
    基板側の酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロ
    ム、酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一層
    膜と、最外層の酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化
    クロム、酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる
    一層膜との膜厚の割合を変えることにより、マスク表面
    あるいは裏面の反射率を制御することを特徴とする位相
    シフトフォトマスクの製造方法。
  12. 【請求項12】 透明基板上に露光光に対して半透明な
    領域と透明な領域とを有し、該透明領域と該半透明領域
    との位相差が実質的に180°になるような構成の位相
    シフトフォトマスクを作製するためのブランクスにおい
    て、半透明領域がクロムあるいはクロム化合物の多層膜
    からなる半透明膜により構成されていることを特徴とす
    る位相シフトフォトマスク用ブランクス。
  13. 【請求項13】 前記半透明膜の構成が、透明基板側よ
    り、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸
    化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一層膜と、
    クロムあるいは窒化クロムの中のどちらかからなる一層
    膜との2層膜からなることを特徴とする請求項12記載
    の位相シフトフォトマスク用ブランクス。
  14. 【請求項14】 前記半透明膜の構成が、透明基板側よ
    り、クロムあるいは窒化クロムの中のどちらかからなる
    一層膜と、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロ
    ム、酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一層
    膜との2層膜からなることを特徴とする請求項12記載
    の位相シフトフォトマスク用ブランクス。
  15. 【請求項15】 前記半透明膜の構成が、透明基板側よ
    り、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸
    化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一層膜と、
    クロムあるいは窒化クロムの中のどちらかからなる一層
    膜と、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、
    酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一層膜と
    の3層膜からなることを特徴とする請求項12記載の位
    相シフトフォトマスク用ブランクス。
  16. 【請求項16】 前記半透明膜の構成が、透明基板側よ
    り、導電性クロム化合物からなる一層膜と、酸化クロ
    ム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化ク
    ロムの中の一の化合物からなる一層膜との2層膜からな
    ることを特徴とする請求項12記載の位相シフトフォト
    マスク用ブランクス。
  17. 【請求項17】 前記半透明膜の構成が、透明基板側よ
    り、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸
    化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一層膜と、
    導電性クロム化合物からなる一層膜との2層膜からなる
    ことを特徴とする請求項12記載の位相シフトフォトマ
    スク用ブランクス。
  18. 【請求項18】 前記半透明膜の構成が、透明基板側よ
    り、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸
    化窒化炭化クロムの中の一の化合物からなる一層膜と、
    導電性クロム化合物からなる一層膜と、酸化クロム、酸
    化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの
    中の一の化合物からなる一層膜との3層膜からなること
    を特徴とする請求項12記載の位相シフトフォトマスク
    用ブランクス。
  19. 【請求項19】 前記半透明膜が、透明基板上に以下で
    示す式により求まる前記半透明領域と前記透明領域の間
    の位相差Φがnπ±π/2ラジアン(nは正の整数)の
    範囲となるように形成されていることを特徴とする請求
    項12から18の何れか1項記載の位相シフトフォトマ
    スク用ブランクス。 ここで、Φは前記透明基板に(m−2)層の多層膜が構
    成されているフォトマスクを垂直に透過する光の位相差
    であり、nk 、dk はk番目の層を構成する材料の屈折
    率と膜厚、λは露光光の波長である。ただし、k=1の
    層は前記透明基板、k=m(m>3,mは整数)の層は
    空気とする。
  20. 【請求項20】 前記半透明領域の露光光に対する透過
    率が1から50%になるように形成されていることを特
    徴とする請求項12から19の何れか1項記載の位相シ
    フトフォトマスク用ブランクス。
  21. 【請求項21】 透明基板上に露光光に対して半透明な
    領域と透明な領域とを有し、該透明領域と該半透明領域
    との位相差が実質的に180°になるような構成の位相
    シフトフォトマスクを作製するための位相シフトフォト
    マスク用ブランクスであって、前記半透明領域を構成す
    る半透明膜の構成が、透明基板側より、酸化クロム、酸
    化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの
    中の一の化合物からなる一層膜と、導電性クロム化合物
    からなる一層膜と、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化
    炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物から
    なる一層膜との3層膜からなる位相シフトフォトマスク
    用ブランクスにおいて、透明基板側の酸化クロム、酸化
    窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの中
    の一の化合物からなる一層膜、最外層の酸化クロム、酸
    化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの
    中の一の化合物からなる一層膜の何れかあるいは両方の
    膜厚と前記の導電性クロム化合物からなる一層膜の膜厚
    を変えることにより前記半透明領域の透過率を制御する
    ことを特徴とする位相シフトフォトマスク用ブランクス
    の製造方法。
  22. 【請求項22】 透明基板上に露光光に対して半透明な
    領域と透明な領域とを有し、該透明領域と該半透明領域
    との位相差が実質的に180°になるような構成の位相
    シフトフォトマスクを作製するための位相シフトフォト
    マスク用ブランクスであって、前記半透明領域を構成す
    る半透明膜の構成が、透明基板側より、酸化クロム、酸
    化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの
    中の一の化合物からなる一層膜と、導電性クロム化合物
    からなる一層膜と、酸化クロム、酸化窒化クロム、酸化
    炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの中の一の化合物から
    なる一層膜との3層膜からなる位相シフトフォトマスク
    用ブランクスにおいて、透明基板側の酸化クロム、酸化
    窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロムの中
    の一の化合物からなる一層膜と、最外層の酸化クロム、
    酸化窒化クロム、酸化炭化クロム、酸化窒化炭化クロム
    の中の一の化合物からなる一層膜との膜厚の割合を変え
    ることにより、マスク表面あるいは裏面の反射率を制御
    することを特徴とする位相シフトフォトマスク用ブラン
    クスの製造方法。
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