JP3259367B2 - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、いわゆるカラオケ装
置に係り、特に、演奏情報をもとに音源装置としての楽
音合成装置を駆動してカラオケ伴奏を演奏するシステム
に好適なカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、流行歌等の歌唱曲の歌唱部分を除
く伴奏音楽、いわゆるカラオケを録音した磁気テープあ
るいは光ディスク等を用いて、伴奏音楽を再生演奏しつ
つ、それに合わせて歌唱を行うためのカラオケ装置が広
く普及している。多くのカラオケ装置では、歌唱の音声
をマイクロフォン(以下、「マイク」と称する)を介し
て、残響効果を付加するなどして、カラオケとミキシン
グし、歌唱を一層豊かなものとして楽しむようにしてい
る。また、例えば光ディスク等を用いたカラオケ装置に
おいては、伴奏音楽の再生演奏のみならず、ディスプレ
イ装置により、歌詞情報、さらには適宜な映像情報を表
示するようにしたものも多い。このようなカラオケを楽
しむために用いられるカラオケ装置も、カラオケを楽し
む環境、状況等が多様化するにつれ、伴奏音楽の音源の
種類、歌詞情報の提供の仕方、楽曲に応じた環境設定の
仕方等も多様化しつつある。
【0003】近年では、電子楽器やコンピュータミュー
ジック等に利用されている楽音合成装置、すなわちシン
セサイザを音源装置として利用し、このような音源装置
を伴奏音楽の演奏情報で駆動するとともに、前記伴奏音
楽の演奏情報と共に歌詞情報でディスプレイを駆動し
て、前記伴奏音楽に対応する歌詞を文字表示するタイプ
のカラオケ装置が開発されつつある。このようなタイプ
のカラオケ装置は、従来のカラオケ装置とは異なり、演
奏情報が、アナログ音声に基づく音声情報でなく楽譜
(スコア)に近い情報であるため、情報のデータ量が比
較的少なくて済み、演奏情報の伝送、複写等の取扱いも
容易である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のカラ
オケ装置は、基本的に、市販され、よく知られているて
いるCD(コンパクトディスク)またはレコード(アナ
ログレコード)におけるアレンジ(編曲)に近似したア
レンジによる演奏形態で伴奏音楽を演奏するようになっ
ており、単一の固定されたアレンジによる伴奏音楽を演
奏するに過ぎなかった。しかしながら、このように固定
された変化のない伴奏音楽の演奏だけでは、変化に乏し
く、頻繁にカラオケによる歌唱を繰り返していると飽き
てしまうこともあった。このような単調さの問題はカラ
オケ装置が普及すればするほど増加してゆくと考えられ
る。
【0005】そこで、歌い手が所望に応じて伴奏音楽の
アレンジを変化させることがができれば、一層柔軟にカ
ラオケを楽しむことができ、カラオケのユーザ層の拡大
にも寄与すると考えられる。歌唱曲の伴奏を変化させて
演奏することは、一般の演奏家において演奏に変化をつ
けるために頻繁に行われており、カラオケ装置でこのよ
うな演奏の変化が可能となれば、カラオケの楽しみも一
層増加するはずである。この発明は、上述のような事情
に鑑みてなされたもので、カラオケ曲の演奏のバリエー
ションを可能とし、歌い手の意図に応じて変化にとんだ
演奏を行うことを可能とするカラオケ装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカラオケ
装置は、複数の演奏パートからなる伴奏音楽の楽音信号
を生成するための演奏データであって、前記複数の演奏
パートの内の複数の特定演奏パートのそれぞれについて
異なるバリエーションの複数のパートデータを含む演奏
データを記憶する記憶手段と、前記特定演奏パート毎に
複数のパートデータのうちの1つを選択するためのバリ
エーション選択手段と、このバリエーション選択手段で
各特定演奏パート毎に選択された1つのパートデータを
前記記憶手段から選択的に読み出してこの読み出された
各パートデータを用いて伴奏音楽の楽音信号を生成する
と共に、前記バリエーション選択手段による選択操作に
基づいて前記各特定演奏パート毎に選択すべきパートデ
ータをリアルタイムで切り替えて伴奏音楽の楽音信号を
生成する楽音生成手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】この発明のカラオケ装置においては、伴奏曲の
少なくとも一部の演奏データに同一演奏パートについて
の複数種の演奏パターンを含む演奏情報を供給し、前記
複数種の演奏パターンを切換選択して、前記同一パート
についての複数種の演奏パターンの中から所望の演奏パ
ターンの演奏データを用いて伴奏音楽の楽音情報を生成
することにより、カラオケ曲の演奏のバリエーションを
可能とし、歌い手の意図に応じて変化にとんだ演奏を行
うことが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例を
説明する。図1は、この発明の一実施例に係るカラオケ
装置の構成を模式的に示している。この実施例では、マ
イクに付設されたバリエーションスイッチを操作する
と、予め複数種の演奏パターンが用意された個所につい
て、前記バリエーションスイッチの操作に応じて演奏パ
ターンが切換選択され、カラオケ曲の演奏形態が変更さ
れるようにしている。
【0009】図1に示すカラオケ装置は、CPU(中央
処理装置)11、ROM(読出し専用メモリ)12、R
AM(読み書き可能メモリ)13、操作パネル14、楽
音合成装置15、マイク16、ミキサ17、スピーカ1
8、コンピュータグラフィックス装置(以下、「画像作
成装置」とする)19、光ディスク再生装置(以下、
「LD再生装置」と称する)20、画像合成装置21、
ディスプレイ装置(CRT)22、ハードディスク装置
(HDD)23、CD−ROM再生装置(CD−RO
M)24、フロッピーディスク装置(FDD)25、モ
デム26およびバリエーションスイッチ27を具備して
いる。なお、ネットワークのインタフェースとして、こ
こではモデム26を用いている。CPU11、ROM1
2、RAM13、操作パネル14、楽音合成装置15、
画像作成装置19、LD再生装置20、ハードディスク
装置23、フロッピーディスク装置25、モデム26お
よびバリエーションスイッチ27は、共通のバスBLに
結合されている。
【0010】CPU11は、このカラオケ装置全体の動
作を制御・管理する。ROM12は、演奏制御プログラ
ム等を含む動作プログラムが書き込まれている。演奏制
御プログラムは、カラオケ演奏のためプログラムであ
り、この場合、バリエーション切換操作のためのプログ
ラムを含んでいる。RAM13は、CPU11により、
このカラオケ装置の動作を制御・管理するときに使用さ
れるメモリである。ROM12内の動作プログラムは、
このカラオケ装置の電源投入時にCPU11の制御によ
りRAM13にロードされる。操作パネル14は、この
カラオケ装置を操作するためのスイッチ、摘み等からな
る各種操作部を備えている。
【0011】楽音合成装置15は、伴奏演奏情報により
駆動されて伴奏音楽の楽音信号を生成するいわゆるミュ
ージックシンセサイザであり、例えばMIDI(Musica
l Instrument Digital Interface)音源等の音源部とそ
れを制御する制御部とを備えている。マイク16は、こ
のカラオケ装置を使用して歌唱を行う歌い手の音声を入
力するために使用される。ミキサ17は、楽音合成装置
15の出力とマイク16の出力とをミキシングする。こ
のミキサ17部分には、マイク16の出力に残響音成分
を付加するエコー装置またはリバーブ装置が、必要に応
じて付設される。スピーカ18は、楽音合成装置15か
らの伴奏音楽とマイク16からの音声とがミキシングさ
れたミキサ17の出力により駆動され、伴奏音楽および
歌声の音響を発する。
【0012】画像作成装置19は、伴奏演奏情報ととも
に供給される歌詞等の文字情報および静止画、動画等の
描画情報を処理して表示用の画像信号を生成する。LD
再生装置20は、光ディスクに記録された映像情報を使
用することが指定されたカラオケ曲を演奏する場合に機
能し、描画情報により、伴奏演奏情報に同期して、所定
のディスクの所定のフレームの静止画または所定のフレ
ームを起点とする動画等からなる映像情報を再生する。
このため、LD再生装置20は、光ディスクのオートチ
ェンジャ機能を有していることが望ましい。画像合成装
置21は、画像作成装置19の出力とLD再生装置20
の出力とを合成して、合成映像信号を生成する。ディス
プレイ装置22は、画像合成装置21で合成された合成
映像信号を表示する。
【0013】ハードディスク装置23は、カラオケ曲
の、曲名、歌手名、発売日、キーワード、演奏情報、描
画情報、小節線情報、歌詞情報等を含む曲データが格納
されている。この場合、曲データ中の演奏データには、
少なくとも一部において、1つ以上の特定のパートにつ
いて、通常の演奏パターンと、その演奏パターンと異な
る1つ以上のバリエーションの演奏パターンとが含まれ
ている。操作パネル14を介しての選曲操作に従いCP
U11により、前記選曲された曲についての曲データが
RAM13にロードされる。その後、CPU11の制御
の基にRAM13から逐次読出されて、前述の楽音合成
装置15および画像作成装置19へ伴奏音楽データおよ
び歌詞データ等からなる曲データが送出され、カラオケ
の演奏に供される。CD−ROM再生装置24は、曲デ
ータの記録媒体であるCD−ROMから曲データを読出
してハードディスク装置23にダウンロードするために
用いられる。
【0014】フロッピーディスク装置25は、曲データ
の記録再生を行うために設けられており、このフロッピ
ーディスク装置25によりハードディスク装置23内の
曲データをフロッピーディスクに書き込んだり、フロッ
ピーディスクから曲データを読出してハードディスク装
置23にダウンロードしたりする。このフロッピーディ
スクは装置間で曲データをやりとりする場合等に使用さ
れる。モデム26は、通信回線により他の装置またはホ
ストシステムに結合され、通信回線を介して曲データま
たは演奏データ等のデータを送受するために用いられ
る。
【0015】バリエーションスイッチ27は、カラオケ
演奏のバリエーションの選択切換をを指示するためのス
イッチであり、歌い手が歌いながら容易に操作すること
ができるようにするため、例えば図2に示すように、マ
イク16のグリップ部に設けられている。バリエーショ
ンスイッチ27は、例えば、図2のように、マイク16
の電源スイッチ16aと間違えて操作したり無意識に誤
操作したりすることのないように、電源スイッチ16a
から離れたマイク16の基端部に設けられた複数個の押
しボタンスイッチにより構成され、これらのスイッチを
選択的に操作することにより、容易にバリエーションの
選択が行えるようになっている。
【0016】図1のカラオケ装置では、予めCD−RO
M再生装置24によりCD−ROMから曲データをハー
ドディスク装置23にダウンロードしておくとともに、
必要な光ディスクをLD再生装置20にセットしてお
く。なお、ハードディスク装置23にダウンロードする
曲データは、フロッピーディスク装置25によりフロッ
ピーディスクから与えたり、モデム26により通信回線
から与えたりすることもできる。図1のカラオケ装置
は、電源を投入すると、ROM12に書き込まれている
動作プログラムがRAM13にロードされて動作が開始
される。操作パネル14を操作することによりCPU1
1がRAM13の動作プログラムに従って動作して、種
々の機能、例えば前述の曲データ演奏等の機能を実行す
る。上述のハードディスク装置23へのダウンロード
も、電源が投入された状態で、操作パネル14を操作す
ることにより、CPU11により制御されて実行され
る。
【0017】操作パネル14の操作により、演奏曲が指
定されると、ハードディスク装置23から指定された演
奏曲の曲データが読出され、RAM13にロードされ、
この曲データに従ってカラオケの演奏が開始される。カ
ラオケの演奏に際しては、曲データに従い、楽音合成装
置15において逐次楽音情報が生成され、ミキサ17を
介してスピーカ18から再生されるとともに、同様に曲
データ中に含まれている歌詞情報および小節線情報に従
い、画像作成装置19から曲の進行に合わせて例えば小
節単位で歌詞の文字画像情報が生成され、画像合成装置
21を介してディスプレイ装置22に表示される。
【0018】このとき、曲データ中の着色情報によっ
て、画像作成装置19を介して歌唱の進行に合わせて前
記歌詞の文字画像情報が逐次他の色に着色され、歌うべ
き個所が歌い手に容易に把握できるように指示される。
また、曲データ中に含まれている描画情報に従い、画像
作成装置19から曲の進行に合わせた画像情報が生成さ
れて前記歌詞の文字画像情報に重畳され、画像合成装置
21を介してディスプレイ装置22に表示される。光デ
ィスクを用いるカラオケ曲の場合は、演奏開始時に、所
定の光ディスクが選定され、曲データ中の描画情報に従
って、光ディスクの指示された個所が再生されて、画像
合成装置21を介してディスプレイ装置22に表示され
る。
【0019】したがって、歌い手はディスプレイ装置2
2の表示を見ながらマイク16に向かって歌えばよい。
この実施例におけるバリエーション演奏操作は次のよう
にして行われる。この場合、ハードディスク装置23か
ら選曲に応じてRAM13に転送され、逐次読出されて
演奏に供される各曲の曲データの主たる部分である演奏
データは、次のように構成されている。図3に示すよう
に、演奏データには複数のトラックTK1、TK2、T
K3…が設けられている。第1のトラックTK1には演
奏情報が格納されている。この演奏情報は、楽音合成装
置15を駆動して伴奏音楽の楽音信号を生成させるため
のデータである。第2のトラックTK2には、画像作成
装置19により画像信号を生成させるための描画情報お
よびLD再生装置20に光ディスクから読み出すべき映
像データを指示するための描画情報の少なくとも一方が
格納されている。第3のトラックTK3には、伴奏音楽
の小節線の番号(小節線No)を示す小節線情報が格納
されている。第4のトラックTK4には、画像作成装置
19によって歌詞の文字画像情報を生成させ、表示画像
信号を形成するための歌詞情報が格納されている。
【0020】なお、前記描画情報に画像作成装置19に
よって画像信号を生成させるための描画情報が含まれて
いる場合には、画像作成装置19によって生成される表
示画像信号には、描画情報による画像信号と歌詞情報に
よる文字画像情報との両者が含まれている。第5のトラ
ックTK5には、前記歌詞情報によりディスプレイ22
に表示される歌詞の文字画像情報に着色するための着色
情報が格納されている。少なくとも画像作成装置19に
より生成された歌詞の文字画像情報を含む表示画像信号
およびLD再生装置20により読出された映像信号は画
像合成装置21で合成映像信号に合成されて、ディスプ
レイ22に表示される。
【0021】これら各情報は、例えば1音、1画像等の
イベント毎に設定され、隣接するイベント間には、その
間の経過時間を示す時間情報Δtが挿入される。例え
ば、演奏情報を例にとると、最初の演奏情報で、ある音
を開始し、Δt経過した後に、次のその音を終了させる
演奏情報を与えることにより、所定の演奏を行う。図3
では、演奏情報は第1のトラックTK1に、1連の情報
として示しているが、より詳細には各楽器の各音毎の演
奏情報により構成される。また、各楽器の音色等の情報
も適宜含まれている。この場合、時間の情報Δtは、随
時変化する時間情報としてもよいが、図3のように、予
め演奏の最小時間単位をもとに設定したΔtを基本単位
として、2Δtの時間はΔtを2回続けて挿入すること
により表現してもよい。この場合、演奏情報は、図4に
示すように、ピアノパートP1、ギターパートG1、ベ
ースパートB1およびドラムスパートD1等からなる通
常の演奏の各パートデータに加えて、ギターパートG1
に代わり得るギターパートG1とは異なるギターパート
G2、同様にベースパートB1に対応するベースパート
B2、同様にドラムスパートD1に対応するドラムスパ
ートD2、およびさらにベースパートB1ともB2とも
異なるベースパートB3等からなるバリエーションの各
パートデータを有している。これらの各パートデータ
は、例えばそれぞれ異なるデータトラックを構成してい
る。バリエーションパートを有するギター、ベースおよ
びドラムスのパートは、それぞれ第1、第2および第3
のポインタPT1、PT2およびPT3により所望のパ
ートが択一的に選択され、選択されたパートのみが楽音
合成装置15による演奏に供される。前記第1、第2お
よび第3のポインタPT1、PT2およびPT3は、バ
リエーションスイッチ27によりCPU11を介して操
作され、演奏に使用するバリエーションを選択的に指定
する。
【0022】例えば、通常の演奏の各パートが演奏され
ている状態で、バリエーションスイッチ27が操作さ
れ、例えば第1のポインタPT1が切り換えられると、
ギターの演奏パートがギターパートG1からギターパー
トG2に切り換えられ、ギターの演奏パートがバリエー
ションのパートに変更される。同様に、バリエーション
スイッチ27が操作され、例えば第2のポインタPT2
が切り換えられると、ベースの演奏パートがベースパー
トB1からベースパートB2またはB3に切り換えら
れ、ベースの演奏パートがバリエーションのパートに変
更され、第3のポインタPT3が切り換えられると、ド
ラムスの演奏パートがドラムスパートD1からドラムス
パートD2に切り換えられ、ドラムスの演奏パートがバ
リエーションのパートに変更される。
【0023】さらに、バリエーションのパート、例えば
ギターパートG2を演奏中に、バリエーションスイッチ
27の操作により、例えば第1のポインタPT1を切り
換えて、ギターの演奏パートを通常演奏のギターパート
G1に戻すこともできる。したがって、バリエーション
スイッチ27によりバリエーションの選択を容易に行え
るようにするため、バリエーションの構成を体系化し
て、その体系に合わせた多数のスイッチによりバリエー
ションスイッチ27を構成してもよいし、1つのスイッ
チ操作で、ギターパートがG1→G2へ、ベースパート
がB1→B2へという具合に、複数パートをバリエーシ
ョンパターンに切換得るように構成してもよい。上述の
各パートは、必ずしも各独立したトラックを構成してい
なくてもよく、事実上選択使用が可能な形のデータ構成
となっていればよい。
【0024】このように、歌唱中に、バリエーションス
イッチ27の操作により、任意に演奏パートを選択して
切り換えることができ、変化にとんだカラオケ演奏を楽
しむことが可能となる。なお、バリエーションスイッチ
27は、単一のスイッチにより構成し、その操作回数に
よって、バリエーションのポインタおよび各パートデー
タを区別するようにしてもよい。さらに、図5に示すよ
うに、腕の関節部に装着して腕の屈伸動作角度を検出す
る角度検出器31をバリエーションの選択に用いて、腕
の屈伸角度および屈伸動作回数の少なくとも一方を用い
てバリエーションのポインタおよび各パートデータを切
り換えるようにしてもよい。あるいは、図6に示すよう
に、各指の先端部に加速度センサ41を設けた手袋42
を、バリエーションの選択に用い、指の動きを検出する
ことにより、バリエーションのポインタおよび各パート
データを区別するようにしてもよい。また、角度検出記
の角度でパートを選択し、マイクのバリエーションスイ
ッチ27で決定するように構成してもよい。
【0025】さらに、カメラを用いて歌い手を撮像した
画像情報をもとに、画像処理技術により、歌い手の手の
動き等の特定の動作を検出し、それに応じて、バリエー
ションのポインタおよび各パートデータを区別するよう
にしてもよい。また、バリエーションのパートも曲全体
でなく、曲の一部分についてだけ用意して、その部分に
ついてのみバリエーションの選択を行うことができるよ
うにしてもよい。この場合、バリエーションの用意され
ている部分は、歌詞情報と共に何らかの形でバリエーシ
ョンの存在が表示されるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
伴奏曲の少なくとも一部の演奏データに同一演奏パート
についての複数の相異なる演奏パターンを含む演奏情報
を供給し、前記複数種の演奏パターンを切換選択して、
前記同一パートについての複数種の演奏パターンについ
て所望の演奏パターンの演奏データを用いて伴奏音楽の
楽音情報を生成するようにして、カラオケ曲の演奏のバ
リエーションを可能とし、歌い手の意図に応じて変化に
とんだ演奏を行うことを可能とするカラオケ装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るカラオケ装置の一実施例の構
成を模式的に示すブロック図である。
【図2】 図1の実施例におけるバリエーションスイッ
チを付設したマイクの構成を模式的に示す側面図であ
る。
【図3】 図1の実施例における曲データの演奏データ
のデータ構造を示す図である。
【図4】 図1の実施例における演奏データの通常演奏
パートおよびバリエーションパートの各パートのデータ
構造を示す図である。
【図5】 この発明に係るバリエーション選択に使用可
能な角度検出器を説明するための模式図である。
【図6】 この発明に係るバリエーション選択に使用可
能な加速度センサを説明するための模式図である。
【符号の説明】
11…CPU(中央処理装置)、12…ROM(読出し
専用メモリ)、13…RAM(読み書き可能メモリ)、
14…操作パネル、15…楽音合成装置、16…マイ
ク、17…ミキサ、18…スピーカ、19…コンピュー
タグラフィックス装置(画像作成装置)、20…光ディ
スク再生装置(LD再生装置)、21…画像合成装置、
22…ディスプレイ装置(CRT)、23…ハードディ
スク装置(HDD)、24…CD−ROM再生装置(C
D−ROM)、25…フロッピーディスク装置(FD
D)、26…モデム、27…バリエーションスイッチ、
31…角度検出器、41…加速度センサ、42…手袋。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09B 15/00 G10H 1/00 G10H 1/18 G10K 15/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の演奏パートからなる伴奏音楽の楽
    音信号を生成するための演奏データであって、前記複数
    の演奏パートの内の複数の特定演奏パートのそれぞれに
    ついて異なるバリエーションの複数のパートデータを含
    む演奏データを記憶する記憶手段と、 前記特定演奏パート毎に複数のパートデータのうちの1
    つを選択するためのバリエーション選択手段と、 このバリエーション選択手段で各特定演奏パート毎に選
    択された1つのパートデータを前記記憶手段から選択的
    に読み出してこの読み出された各パートデータを用いて
    伴奏音楽の楽音信号を生成すると共に、前記バリエーシ
    ョン選択手段による選択操作に基づいて前記各特定演奏
    パート毎に選択すべきパートデータをリアルタイムで切
    り替えて伴奏音楽の楽音信号を生成する楽音生成手段と
    を具備することを特徴とするカラオケ装置。
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