JP3257621B2 - 自動車のカウルサイドトリム取り付け構体 - Google Patents

自動車のカウルサイドトリム取り付け構体

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JP3257621B2
JP3257621B2 JP02556196A JP2556196A JP3257621B2 JP 3257621 B2 JP3257621 B2 JP 3257621B2 JP 02556196 A JP02556196 A JP 02556196A JP 2556196 A JP2556196 A JP 2556196A JP 3257621 B2 JP3257621 B2 JP 3257621B2
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秀彦 須藤
竜也 福田
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のカウルサ
イドトリムをスカッフプレートに取り付けたカウルサイ
ドトリム取り付け構体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カウルサイドトリムは内装材として車体
のダッシュパネルとその両脇に位置するカウルサイドパ
ネルとの間に取り付けられ、その一例を図2(a)
(b)(c)を参照して示す。図2(a)(b)におい
て(1)はカウルサイドトリム、(2)はスカッフプレ
ート、(3)は車体オープニングフランジ、(4)はド
アトリムである。上記カウルサイドトリム(1)は端部
に一対の取り付け用嵌合舌片(1a)(1a)を平行に突設
し、各舌片(1a)(1a)の下端部にそれぞれ爪部(1b)
(1b)を形成する。スカッフプレート(2)はその側板
部(2a)が車体オープニングフランジ(3)とドアトリ
ム(4)との間に介在して車体オープニングフランジ
(3)を抱き込むように覆ってなり、被取り付け面にカ
ウルサイドトリム(1)の取り付け用切り欠き部(2b)
を設け、特に側板側に引っ掛け用棚部(2c)を形成して
いる。
【0003】上記構成においてカウルサイドトリム
(1)を取り付ける際、図2(c)に示すように、舌片
(1a)(1a)をスカッフプレート(2)の切り欠き部
(2b)に嵌合させ、棚部(2c)と切り欠き部周端部(2
d)に爪部(1b)(1b)を引っ掛けて固定する。
【0004】又、カウルサイドトリム取り付け構体の他
の具体例として実開平6−41890号公報に示すもの
がある。上記取り付け構体は、図3(a)に示すよう
に、車体(5)のフランジ部(6)にカウルサイドトリ
ム(7)のクリップ(8)を嵌合したもので、カウルサ
イドトリム(7)はスカッフプレートを介さずフランジ
部(6)に直接、取り付けられる。その際、図3(b)
の平断面に示すように、フランジ部(6)に側方に向け
て突出したビード(9)(9)を形成し、クリップ
(8)の嵌合時にトリム側の係止舌片(10)(10)が弾
性変形しながらビード(9)(9)を乗り越えてフラン
ジ部(6)に係止される。尚、(11)はフロントピラ
ー、(12)はフロントウィンドガラス、(13)はインス
トルメントパネルである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、図2(a)(b)(c)に示すカウルサイドトリム
取り付け構体では、ドアトリム(4)と車体オープニン
グフランジ(3)との距離(Wa)が十分に確保出来ない
場合、スカッフプレート(2)の切り欠き部(2b)にお
ける引っ掛け用棚部(2c)を形成し難くなり、カウルサ
イドトリム(1)の舌片(1a)の爪部(1b)の引っ掛け
・固定が困難になる点である。又、図3(a)(b)に
示す取り付け構体は、カウルサイドトリム取り付け部分
の構成が複雑で部品点数も多くなるという不具合があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、端部に一対の
取り付け用嵌合舌片を突設し、その各下端部にそれぞれ
穴部及び爪部を、又は両下端部にそれぞれ爪部を形成し
たカウルサイドトリムと、側板部がドアトリムと車体オ
ープニングフランジとの間に介在して車体オープニング
フランジを抱き込むように覆ってなり、被取り付け面に
上記舌片が嵌合する切り欠き部を側板部内面と連続する
ように形成すると共に、嵌合時に片方の上記舌片の穴部
が引っ掛かる爪部を、又は嵌合時に片方の上記舌片の爪
部が引っ掛かる穴部を上記側板部内面に設けたスカッフ
プレートとを具備し、上記舌片をスカッフプレートの切
り欠き部に嵌合させ、各舌片の穴部及び爪部をそれぞれ
スカッフプレートの爪部と切り欠き部周端部に引っ掛け
て、又は各舌片の爪部をスカッフプレートの穴部と切り
欠き部周端部に引っ掛けて固定してカウルサイドトリム
を取り付けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る自動車のカウルサイ
ドトリム取り付け構体の実施の形態を図1(a)(b)
(c)を参照して以下に説明する。まず図1(a)
(b)において(3)は車体オープニングフランジ、
(4)はドアトリム、(15)はカウルサイドトリム、
(16)はスカッフプレートである。上記カウルサイドト
リム(15)は端部に一対の取り付け用嵌合舌片(15a)
(15b)を突設し、その各下端部にそれぞれ穴部(15c)
と爪部(15d)を形成する。スカッフプレート(16)は
側板部(16a)がドアトリム(4)と車体オープニング
フランジ(3)との間に介在して車体オープニングフラ
ンジ(3)を抱き込むように覆ってなる。そして、被取
り付け面に舌片(15a)(15b)が嵌合する切り欠き部
(16b)を側板部内面(16c)と連続するように形成する
と共に、嵌合時に片方の舌片(15a)の穴部(15c)が引
っ掛かる爪部(16d)を側板部内面(16c)に突設する。
【0008】上記構成によれば、まず舌片(15a)(15
b)をスカッフプレート(16)の切り欠き部(16b)に嵌
合させる。そして、各舌片(15a)(15b)の穴部(15
c)及び爪部(15d)をそれぞれスカッフプレート(16)
の爪部(16d)と切り欠き部周端部(16e)に引っ掛けて
固定してカウルサイドトリム(15)を取り付ける。そう
すると、切り欠き部(16b)において側板部内面(16c)
に内方に突出形成した引っ掛け用棚部を不要化出来るた
め、車体オープニングフランジ(3)とドアトリム
(4)との距離(Wb)が十分に確保出来なくてもカウル
サイドトリム(15)を取り付けることが出来る。尚、舌
片(15a)の穴部(15c)に替えて爪部を形成すると共
に、それが引っ掛かる穴部を側板部内面(16c)に爪部
(16d)に替えて形成し、舌片(15a)の爪部を側板部内
面(16d)の穴部に引っ掛けても良い。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、自動車のカウルサイド
トリムをスカッフプレートに形成した切り欠き部に嵌合
して取り付ける際、カウルサイドトリム端部に突設した
一対の取り付け用嵌合舌片にそれぞれ穴部と爪部を、又
はそれぞれ爪部を形成し、上記切り欠き部をスカッフプ
レートの側板部内面と連続するように形成すると共に側
板部内面に舌片の穴部が引っ掛かる爪部を、又は舌片の
爪部が引っ掛かる穴部を形成し、舌片の穴部と爪部をそ
れぞれスカッフプレートの爪部と切り欠き部周端部に引
っ掛けて、又は両舌片の爪部をそれぞれスカッフプレー
トの穴部と切り欠き部周端部に引っ掛けて固定してカウ
ルサイドトリムを取り付けたから、車体オープニングフ
ランジとドアトリムとの距離が十分に確保出来なくても
カウルサイドトリムの取り付けが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る自動車のカウルサイドト
リム取り付け構体の実施の形態を示す要部縦断面図であ
る。(b)は本発明に係る自動車のカウルサイドトリム
取り付け構体の実施の形態を示す要部斜視図である。
(c)は本発明に係るカウルサイドトリム取り付け状態
を示す要部縦断面図である。
【図2】(a)は従来の自動車のカウルサイドトリム取
り付け構体の一例を示す要部縦断面図である。(b)は
従来の自動車のカウルサイドトリム取り付け構体の一例
を示す要部斜視図である。(c)は従来のカウルサイド
トリム取り付け状態を示す要部縦断面図である。
【図3】(a)は従来の自動車のカウルサイドトリム取
り付け構体の他の一例を示す要部斜視図である。(b)
は図3(a)の取り付け部分の平断面図である。
【符号の説明】
15 カウルサイドトリム 15a 舌片 15b 舌片 15c 舌片の穴部 15d 舌片の爪部 16 スカッフプレート 16a 側板部 16b 切り欠き部 16c 側板部内面 16d スカッフプレートの爪部 16e 切り欠き部周端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/02 F16B 5/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に一対の取り付け用嵌合舌片(15a)
    (15b)を突設し、その各下端部にそれぞれ穴部(15c)及び
    爪部(15d)を、又は両下端部にそれぞれ爪部を形成した
    カウルサイドトリム(15)と、 側板部(16a)がドアトリム(4)と車体オープニングフラン
    (3)との間に介在して車体オープニングフランジ(3)
    抱き込むように覆ってなり、被取り付け面に上記舌片(1
    5a)(15b)が嵌合する切り欠き部(16b)を側板部内面(16c)
    と連続するように形成すると共に、嵌合時に片方の上記
    舌片(15a)の穴部(15c)が引っ掛かる爪部(16d)を、又は
    嵌合時に片方の上記舌片(15a)の爪部が引っ掛かる穴部
    を上記側板部内面(16c)に設けたスカッフプレート(16)
    とを具備し、 上記舌片(15a)(15b)をスカッフプレート(16)の切り欠き
    (16b)に嵌合させ、各舌片(15a)(15b)の穴部(15c)及び
    爪部(15d)をそれぞれスカッフプレート(16)の爪部(16d)
    と切り欠き部周端部(16e)に引っ掛けて、又は各舌片(15
    a)(15b)の爪部をスカッフプレートの穴部と切り欠き部
    周端部(16e)に引っ掛けて固定してカウルサイドトリム
    (15)を取り付けたことを特徴とする自動車のカウルサイ
    ドトリム取り付け構体。
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