JP3245358B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3245358B2
JP3245358B2 JP20050096A JP20050096A JP3245358B2 JP 3245358 B2 JP3245358 B2 JP 3245358B2 JP 20050096 A JP20050096 A JP 20050096A JP 20050096 A JP20050096 A JP 20050096A JP 3245358 B2 JP3245358 B2 JP 3245358B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/54Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements

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  • Ink Jet (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドを被記
録媒体に対向しつつ走査させながら被記録媒体上に文
字、画像等を記録するシリアル型の画像記録装置に関
し、詳しくは、所定の間隔で配設される複数の記録ヘッ
ドそれぞれの走査領域を分割して記録を行うことが可能
な画像記録装置に関するものである。
【0002】特に画像データに基づいて被記録媒体上に
色材を付与して記録を行う画像記録装置に好適であっ
て、色材として液状の記録インクを吐出させて記録を行
うインクジェット方式の画像記録装置にはさらに好適な
ものである。
【0003】また、本発明は、紙や布、革、不織布、O
HP用紙等、さらには金属等の被記録媒体を用いる機器
すべてに適用可能であり、具体的なこれら適用機器とし
ては、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の事務機器や
工業用生産機器等を挙げることができる。
【0004】
【従来の技術】記録ヘッドを走査させながら記録するシ
リアル型記録方式は、記録紙等、被記録媒体の全幅をカ
バーする所謂フルラインヘッドを用いて記録するものに
比べて安価であること等の理由から、種々の画像記録装
置において一般的に用いられているものである。
【0005】なお、このようなシリアル型の画像記録装
置において、被記録媒体に色材を発色させる方式として
専用の感熱用紙にサーマルヘッドの発熱素子を作用させ
たり、専用の感光紙に対する光学的作用により発色させ
るものが知られている。また、記録ヘッドによって色材
を被記録媒体に付与して記録を行う方式としては、色材
として液状のインクを含浸させたインクリボンを、印字
ワイヤによって被記録媒体に押圧、当接させることでイ
ンクを転写させるインパクト記録方式や、固体状の色材
を塗布したインクリボンヘッドにサーマルヘッドの発熱
素子を作用させてインク転写を行う熱溶融転写記録方式
もしくは熱昇華転写方式や、液状の記録インクを吐出さ
せて記録するインクジェット方式のものが知られてい
る。
【0006】近年では、普通紙記録等の観点から、後者
の色材付与型の記録方式が主流であり、そのなかでも、
特にインクジェット方式は、低騒音、低ランニングコス
ト、装置が小型化しやすい、普通紙記録が可能、カラー
化が容易等の利点を有し、プリンタや複写機等の画像記
録装置に一般的に用いられているものである。
【0007】しかしながら、このシリアル記録方式は、
記録ヘッドに設けられる吐出口等、記録素子の限られた
比較的小さな範囲のみで記録が可能となる記録ヘッドを
キャリッジに配設し、順次走査しつつ記録を行うもので
あるため、記録速度を向上させることが比較的困難であ
り、記録の高速化はシリアル方式にとって従来からの課
題となっていた。
【0008】これに対し、画像記録の高速化のために、
記録ヘッドの記録幅(記録素子の配列範囲)を大きくし
たり、キャリッジ速度および記録周波数を高くして走査
時間を短くしたり、双方向走査で記録するなどの方法が
提案され、かつ実用化されてきたが、いずれの方式にも
限界がある。例えば記録幅を大きくするにはそれに応じ
たヘッド製造精度の向上等が必要となり記録ヘッドが高
価になること、記録データを一時的に蓄えるプリントバ
ッファーの容量が増大して高価になることなどコスト面
での不都合が懸念されるとともに、熱を利用して発色さ
せたり、または色材を付与する方式では、特に、記録幅
が大きい場合記録ヘッド自体の自己昇温による記録品位
の劣化や破損を防止するための手段の必要性が増大す
る。さらに、被記録媒体と非接触でかつ液状の記録イン
クを用いるインクジェット記録方式では、記録幅の大き
いヘッドを用いると、インク水分吸収による被記録媒体
のうねり(コックリング)による記録品位の劣化を防止
するための手段が複雑になるなどの問題もある。また、
記録周波数を高くする場合、一定の画素密度を維持する
ためキャリッジの走査速度を高くする必要があるが、そ
の場合、駆動源の負荷が増大するという問題や、さら
に、キャリッジの高速化による記録ヘッド内でのインク
振動により記録品位が劣化するおそれもある。
【0009】シリアル型画像記録装置の高速化のために
比較的有効な一方式が、例えば特開昭50−81437
号公報に開示されている。この公報では、印字行の左半
分と右半分のそれぞれ同時に印字するために1つのキャ
リッジ機構により支持された左側印字ヘッドアッセンブ
リと右側印字ヘッドアッセンブリとを用い、これにより
2倍程度の高速化が実現できることが開示されている。
さらに、同公報では印字ヘッドアッセンブリの数を2つ
以上にすることや双方向記録を行なうことにより、より
高い記録速度を実現できることがるとしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな公報等において知られる従来技術は、単に記録の高
速化の観点から走査領域の分割を行うものがほとんどで
あり、従って、複数のヘッドが重複して走査する領域に
ついて積極的に考慮した構成は開示していない。すなわ
ち、高速記録の観点からは、重複走査領域は極力排除さ
れるべきものであり、かかる領域が、各分割走査領域か
らなる記録領域とは別の記録領域として利用されるもの
ではない。
【0011】すなわち、このような利用を考える場合、
いくつかの記録ヘッドの分割走査領域を組合せた領域に
おける記録や上述の重複走査領域における記録等、種々
のサイズで、種々の部位を搬送される被記録媒体に対し
て記録を行うことが可能となるが、本発明はこのように
種々のサイズおよび位置の記録領域を用いる装置を適切
な構成とするとともに、比較的大きなサイズの被記録媒
体を用いることができるにもかかわらず記録装置の小型
化を課題とするものである。
【0012】例えば、種々のサイズの記録用紙が搬送さ
れる場合の基準位置が問題となる。また、大サイズの記
録用紙を用い、かつ記録装置の小型化のためには、上記
大サイズに対応した分割走査領域による記録領域を確保
しつつキャリッジの移動範囲を略この領域と同等のもの
とする必要がある。このような場合、記録には直接関与
しない記録ヘッドの保守機構等の配設位置が問題とな
り、特に上記記録用紙の基準位置との関係でよりその配
設位置が問題となる。
【0013】記録ヘッドの保守機構としては、例えばイ
ンクジェット記録方式では、液状の記録インクを用いる
ことに起因する問題点を解消すべく一般に吐出回復のた
めの機構が知られている。例えば、インクミストや記録
媒体からのインク滴の跳ね返りによって吐出口面に付着
した液滴や紙粉等の異物を清掃除去する手段として、ゴ
ムなどの弾性部材で形成したブレード(ワイパー)で吐
出口面を掃拭(ワイピング)する構成を一般的に採用し
ている。また、非記録時に吐出口面にキャップをして、
記録ヘッド内のインクが蒸発乾燥して増粘・固着するこ
とを防いでいる。また、このような増粘,固着等を生じ
吐出不良を起こしたり、吐出口面の異物などをブレード
で除去できない場合等には、上記キャップに連結した吸
引ポンプなどで吐出口内の増粘インク等を排出し、正常
な吐出に回復する吸引回復処理を行っている。
【0014】またさらに、オンデマンド型のインクジェ
ット記録方式の記録動作においては、一つのヘッドに設
けられた複数の吐出口の全てを常に使用しているわけで
はなく、ある時間以上使用されない不使用吐出口が存在
する。また、カラー記録装置のように複数の記録ヘッド
を有する場合でも、記録データが転送されない(記録を
しない)記録ヘッド全体が不使用の場合もある。このよ
うに吐出口面がキャップされない状態でキャリッジが走
査または停止されると、ある時間連続してインク吐出が
行われない吐出口面および吐出口内のインクが蒸発乾燥
してしまい、結果として吐出性能の低下、記録画像の低
下を引き起こしてしまう。特に上述した、複数の記録ヘ
ッドを用いて種々の記録領域に記録を行おうとする構成
にあっては、記録領域によって全くインク吐出を行わな
いヘッドも生じることがあり、この場合の吐出不良の問
題も深刻なものとなる。
【0015】このような問題を解消するため上記回復機
構とともに、一般的にある時間間隔毎に記録データとは
無関係に所定の場所でインクの吐出を行い、吐出口内の
インクを排出してフレッシュなインクにすることにより
吐出状態を常に適性に保つことが行われている。このよ
うなインク吐出動作は、予備吐出として知られたもので
ある。この予備吐出による吐出インクは、被記録媒体や
記録装置内部に飛散して汚れが発生しないように、回復
系ユニットのキャップ内や別に設けた予備吐出受けに向
けて吐出されるのが一般的である。
【0016】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであり、複数ヘッドにより走査領域を分割し
て記録を行う構成において種々の記録領域で記録を行う
場合に、用紙上の記録位置の設定やヘッド等の保護を適
切に行うことができるとともに、複数ヘッドの構成的な
特徴を生かして高精度な記録を実現しうる画像記録装置
を提供することを目的とする。
【0017】また、本発明は、複数ヘッドに関わるイン
クジェット記録方式に適用された場合、記録ヘッドの回
復機構の配設位置を上記種々の記録領域と関連させて適
切に定めた画像記録装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
複数の記録ヘッドを用い、被記録媒体に記録を行う画像
記録装置であって、前記複数の記録ヘッドそれぞれの分
割走査領域について当該記録ヘッドの走査を行わせる走
査手段と、該走査手段による1つ以上の前記分割走査領
域について当該1つ以上の記録ヘッドを走査させて記録
を行う記録領域を複数定める記録領域設定手段と、該記
録領域設定手段によって定められる複数の記録領域につ
いて設けられ被記録媒体の位置基準を定める基準手段
と、を具えたことを特徴とする。
【0019】好ましくは、前記走査手段による走査にお
ける前記複数の記録ヘッドのホームポジションは、前記
基準手段によって位置が定められる被記録媒体の存在す
る範囲内に設けられたことを特徴とする。
【0020】さらに好ましくは、前記ホームポジション
は、前記走査手段による走査領域において前記基準手段
の基準位置とは反対側に設けられたことを特徴とする。
【0021】さらに好ましくは、前記基準手段の基準
は、被記録媒体上の記録開始側に設けられることを特徴
とする。
【0022】また、複数の記録ヘッドを用い、被記録媒
体に記録を行う画像記録装置であって、前記複数の記録
ヘッドを配設するキャリッジを有し、該キャリッジを移
動させることにより当該複数の記録ヘッドの走査を行わ
せる走査手段と、該走査手段による少なくとも2つ以上
の前記分割走査領域について当該2つ以上の記録ヘッド
を走査させて記録を行う最大記録領域と、複数の走査領
域が重複する重複走査領域について当該複数の記録ヘッ
ドを走査させて記録を行う重複記録領域とを定める記録
領域設定手段と、該記録領域設定手段によって定められ
る前記最大記録領域および前記重複領域のそれぞれにつ
いて、被記録媒体の位置基準を定める手段であって、該
2つの位置基準の間隔を前記複数の記録ヘッドの配設ピ
ッチ以下とする基準部材と、を具えたことを特徴とす
る。
【0023】以上の構成によれば、被記録媒体の搬送等
のための基準位置が各記録領域毎に定められ、この場合
に、ヘッドのホームポジションが記録領域内に設けられ
る場合であっても、上記基準位置とは反対側に設けられ
るので、小サイズの被記録媒体が用いられるときはホー
ムポジションのヘッドはこれと係合する位置にないため
紙ジャム等が生じてもそれによってヘッドの汚損等を未
然に防止できる。
【0024】また、記録開始側に基準位置が設けられる
ので、被記録媒体の寸法に誤差があっても常に一定の余
白を得ることができる。
【0025】さらに、位置基準部材を各ヘッドの配設ピ
ッチ以下で移動できるようにしたので、種々のサイズの
記録領域に対応して基準位置を定めることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0027】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す模
式的正面図であり、記録ヘッド等の2つの位置を示すも
のである。また、図2は上記装置で用いられる給紙ユニ
ットを示す斜視図であり、図3は上記記録装置の断面図
である。
【0028】これらの図において、記録装置の給紙位置
にセットされた被記録媒体としての記録用紙Pは、送り
ローラ110によって記録ヘッドユニットの記録可能領
域へ送出される。すなわち、給紙がなされるとまず、搬
送ローラ対11に挟持されて記録可能領域に搬送され
る。記録可能領域における記録用紙の下部には、プラテ
ン10が用紙Pに対向するように設けられている。そし
て、記録後は排紙ローラ対12に挟持されながら記録済
みの部分が順次装置外へ排出される。
【0029】キャリッジ1は、その係合するガイド軸2
およびガイド板3に沿って双方向に移動可能な構成とな
っており、これにより、記録領域を往復走査することが
できる。キャリッジ1にはインクを吐出する記録ヘッド
4A,4Bおよび4Cが着脱自在に装着され、キャリッ
ジ1にはそれぞれの記録ヘッド4A,4B,4Cに供給
するインクを貯留したインクタンク5A,5B,5Cが
同様に着脱自在に搭載されている。記録ヘッド4A,4
Bおよび4Cは、それぞれの分割走査領域を走査しつつ
記録データに応じてインクを吐出し記録を行う。
【0030】キャリッジ1が移動可能な領域に沿って延
在するプラテン10を外れた位置およびこの移動領域
中、左方のプラテン10の下方には回復系としてのキャ
ップユニット6A,6B,6Cが設けられ、これによ
り、非記録時に記録ヘッドの吐出口部をキャップするこ
とができる。そのため、これらキャップは記録ヘッドに
対して進退移動できる構成となっている。7A,7B,
7Cは、インクタンク5A,5B,5Cからそれぞれ記
録ヘッド4A,4B,4Cへインクを導入するためのイ
ンク供給口である。
【0031】本発明の構成は白黒などの単色記録の場合
でも大きな効果が得られるが、ここでは複数のインク色
を用いてカラー記録を行う場合について説明する。
【0032】すなわち、上述のようにキャリッジ1に搭
載されるヘッドはブラック(Bk)、シアン(C)、マ
ゼンタ(M)、イエロー(Y)を吐出する4色一体記録
ヘッドであり、また、インクタンクとして記録ヘッド4
A,4B,4Cに供給するインクBk、C、M、Yのイ
ンクタンクがそれぞれ一体化したタンク5A,5B,5
Cが搭載される。ここで、タンク5Aおよび5Cにはそ
れぞれ濃インクが貯留され、タンク5Bには淡インクが
貯留されている。4色一体記録ヘッド4A,4B,4C
は、それぞれ解像度が360dpiで各色間8吐出口分
隔ててBk64吐出口とC、M、Y各色24吐出口が一
体的に走査方法とほぼ直交するよう形成されており、そ
れぞれ同一構造のものである。ここで、ヘッド4Aおよ
び4Cは濃インクを、ヘッド4Bは淡インクをそれぞれ
吐出するものであり、これにより、これらヘッドを用い
て高階調の濃淡画像を記録可能である。
【0033】また、上述したように、記録ヘッド4A,
4B,4Cの保守機構のひとつとして、記録ヘッド4
A,4B,4Cに対応した間隔でつのキャップユニット
6A,6B,6Cが設けられ、各キャップユニット6
A,6B,6Cは上下方向に移動可動な構成となってい
る。これにより、記録用紙Pが記録部のプラテン10上
になく、かつ非記録時に記録ヘッドがキャップポジショ
ンに位置するときは、記録ヘッド4A,4B,4Cそれ
ぞれの吐出口面に接合してこれをキャッピングし、記録
ヘッド4A,4B,4Cの吐出口内のインクが蒸発する
ことに起因する増粘や固着による吐出不良を防止するこ
とができる。キャップ6Cはポンプユニット70に連結
し、これにより、ポンプユニット70は、記録ヘッド4
A,4B,4C各々とキャップ6Cを接合させた状態で
負圧を発生し、吸引回復処理を行うことができる。
【0034】ポンプユニット70としては、公知のシリ
ンダポンプやチューブポンプなどいずれのものを用いて
もよい。また、キャップ6Cは、インクの強制回復以外
に蒸発防止の機能を持たせるために、インクの蒸発を十
分に抑制しかつ温度変化によるキャップ内の圧力変動を
避けるように密閉構造とせず、細孔構造などによって大
気連通される準大気開放構成とされている。
【0035】なお、ポンプユニット70は他のキャップ
6A,6Bにも設けてもよいが、本実施形態では構成を
簡略化するため、上述のとおり中央付近のキャップ6C
にのみポンプユニット70を連結している。換言すれ
ば、このように3つのヘッドに対して1つのキャップに
のみポンプ70を連結する場合、キャップ6Aの位置
は、走査領域の分割によりヘッド4Bおよび4Cは走査
できず、また、キャップ6Bの位置はヘッド4Cが走査
できないため、全てのヘッドの走査領域、すなわち重複
走査領域に位置するキャップ6Cのみが吸引回復機構を
構成できる。
【0036】左端のキャップ6Aは、ヘッド4Aの予備
吐出受けも兼ねるものであり、キャップ6Cと同様、イ
ンクの蒸発を十分に抑制しかつ温度変化によるキャップ
内の圧力変動を避けるようにチューブなどの細孔によっ
て大気連通される準大気開放構成とされている。
【0037】記録ヘッド4A,4B,4Cの吐出回復機
構としては、さらに、記録ヘッド4A,4B,4Cの吐
出口部をワイピングするためのブレード8が設けられ
る。ブレード8は、各ヘッドの吐出口形成面に付着した
インク滴等をワイピングするため、ゴムなどの弾性部材
で形成されている。ブレード8は、キャップ6Cと同様
記録ヘッド4A,4B,4Cの重複走査領域に設けられ
てこれらのヘッドに共通して用いられ、吐出口面をワイ
ピングすべく上昇した位置と、記録ヘッド面に干渉しな
いように下降した位置がとれるよう、不図示の昇降装置
により上下方向に移動可能な構成となっている。なお、
ブレードは3つの記録ヘッド4A,4B,4Cのそれぞ
れに対応して3つ設けてもよいが、本実施形態では構成
を簡略化するため中央部付近にひとつだけ設けて、上述
のように3つの記録ヘッド4A,4B,4Cに共通して
用いる構成としている。
【0038】記録ヘッド4Cの吐出回復機構として、さ
らに予備吐出受け9が、走査領域において各ヘッドの待
機位置であるホームポジション(キャップポジション)
のキャップ6Cとは逆の位置に設けられる。これにより
キャップ6Aおよび予備吐出受け9は、記録中ないしは
記録スタンバイ時に、インク蒸発に起因する吐出特性変
化や色調変化を防止する目的で、それぞれヘッド4Aお
よび4Cが予備吐出を行うのに用いられる。
【0039】このように、ヘッド4Aおよび4Cに対応
してのみ、予備吐出受けが記録用紙Pが通過しない領域
に設けられ、記録中でも予備吐出を行うことができるよ
うに構成するのは、ヘッド4Aおよび4Cが比較的濃度
の高いインクを吐出するものであり、増粘し易い傾向に
あるからである。なお、淡インクを吐出するヘッド4B
についてはインクの染料等、色材濃度が低く、増粘の程
度が小さいため一定期間予備吐出を行わなくても支障は
ない。
【0040】なお、本実施形態のインクジェット記録ヘ
ッドは、各インク吐出口に対応して電気熱変換体である
発熱体を配置し、記録情報に対応する駆動信号を発熱体
に印加してノズルからインクを吐出させる記録方式を採
用するものである。
【0041】図1には、キャリッジ1について2つの位
置が示される。すなわち、各ヘッドの走査領域の分割に
よって可能な最大記録領域PW1の左端にヘッド4Aが
位置する場合と、同領域の右端にヘッド4Cが位置する
場合(図ではこの位置に対応する各要素の参照符号
に「′」を付して示す)をそれぞれ示している。すなわ
ち、後述するように本実施形態ではキャリッジ1は記録
の際には最大限この最大記録幅PW1の範囲を各ヘッド
が走査できるように移動することができ、この最大記録
幅PW1を確保しつつ、装置サイズをこれよりそれ程大
きくはない略同サイズとすることができる。
【0042】なお、キャリッジ1の駆動に関しては、例
えば不図示の駆動ベルトとモータの回転駆動に応じて往
方向、復方向に駆動走査される。また、キャリッジ1の
位置検出機構に関しては、例えば光学式,磁気式などの
リニアエンコーダを用いて直接的に記録ヘッド位置を検
出する手法や、パルスモータを用いて駆動パルス数によ
る位置推定で検出する手法を採用することができる。
【0043】次に、記録用紙の幅寸法について説明す
る。
【0044】最大記録幅PW1はキャリッジ1上の両端
に位置するヘッド4Aおよび4Cそれぞれの分割走査領
域を併せることにより実現されるものである。この領域
での記録用紙の搬送は、第1用紙基準S1を基準として
行われる。
【0045】第2記録幅PW21は、同じく第1用紙基
準S1を端部とし、記録ヘッド4Cのみの分割走査領域に
よって記録可能な最大幅である。
【0046】さらに本実施形態では、第1用紙基準S1
より内側の第2用紙基準S2を端部とした第3記録幅P
W22を有している。これは、記録ヘッド4Bの分割走
査領域により記録可能な最大幅であるとともに記録ヘッ
ド4Bと4Cおよび記録ヘッド4Aと4Bによる重複走
査領域による記録幅であり、従って、この記録幅に対し
てヘッド4Aと4Bおよびヘッド4Cと4Bを用いた重
ね合わせの記録を行うことができる。第4記録幅PW3
は記録ヘッド4Bと4Cによって重複記録可能な最大幅
であり、第2用紙基準を端部とする。
【0047】実際の幅寸法としては、用紙幅PW1、P
W2としては入手容易な定型サイズをもとに決定するこ
とが好ましい。
【0048】一般的に用いられる紙サイズは、A4サイ
ズ(用紙幅:210mm、長さ:297mm)、A3サ
イズ(用紙幅:297mm、長さ:420mm)、B5
サイズ(用紙幅:182mm、長さ:257mm)、B
4サイズ(用紙幅:257mm、長さ:364mm)、
Letterサイズ(用紙幅:8.5インチ)、 Le
dger サイズ(用紙幅:11インチ)を挙げることが
できる。また、近年ではA3サイズの両端に印刷基準等
を記録したいという要望から、両側を10〜20mm拡
大し、用紙幅:320〜340程度の特殊サイズも用い
られている。このなかでは、特にA4サイズやLett
erサイズは利用頻度が高い。このような用紙サイズの
傾向から、本実施形態においては、例えば記録幅PW1
を A3サイズ(用紙幅:297mm)とし、記録幅P
W21およびPW22をLetterサイズ(用紙幅:
8.5インチ)、記録幅PW3をA5サイズ(用紙幅:
148.5mm)に設定する。
【0049】以上のように、本実施形態のインクジェッ
ト記録装置は、最大記録幅に対応した第1用紙基準S1
と、使用頻度の高い用紙幅に対応し、重複記録可能な記
録に対応した第2用紙基準S2とを有することになり、
これら用紙基準間の間隔は、図1から明らかなように、
ヘッド4Bと4Cとの間隔に相当する。
【0050】図2および図3において、31はシャーシ
であり、ガイド軸2、ガイド板3、搬送ローラ対11、
排紙ローラ対12、電気基板32を支持するものであ
る。さらにシャーシ31は、給紙ユニットの左ベース1
04を固定支持、第1または第2用紙基準を構成するた
めの右ベース101を移動可能に支持している。
【0051】また、20は上カバー、21は底ケース、
22は上ケース、23は表示部であり、これらによって
外装部分を構成する。
【0052】図2は特に給紙ユニット100の構成を示
しており、ユニット100は、左右ベース101,10
4上に回動自在に軸支され用紙を支持する中板102、
および中板102上で図示矢印A方向に移動可能に支持
され、用紙基準反対側の用紙規制を行う左ガイド103
を有している。左ベース104はシャーシ31に対し
て、突起部1041で係合し、切欠部1042でネジ止
めにより固定されている。右ベース101はシャーシ3
1に対して、突起部1011で係合し、図示矢印B、C
方向に移動可能に支持されており、先端に突起状部位を
有したバネ部1012とシャーシ31の穴(不図示)と
の係合により、シャーシ31に対する矢印B、C方向位
置が決められている。また、105は用紙センサで本部
位の上に用紙が積載されているか否か判定するためのも
ので、例えば、直接用紙表面の有無を判断するための反
射型光学センサや、機械的なレバーと遮蔽板を用いる透
過型光学センサを利用することも可能である。また、1
06、107は透過型光学センサを用いたベース位置セ
ンサであり、右ベース101上の遮光部1013がこの
中を通過することを検知し、現在の右ベース101の位
置情報を得るものである。
【0053】図4は本実施形態の記録装置の制御構成を
示すブロック図である。同図に示すように、ホストコン
ピュータから、記録すべき文字や画像のデータ(以下画
像データという)が記録装置の受信バッファに入力され
る。また、正しくデータが転送されているかを確認する
データや、記録装置の動作状態を知らせるデータが記録
装置からホストコンピュータに転送される。受信バッフ
ァのデータはCPU21、制御用RAM22、制御用R
OM23の管理のもとで制御されながら、プリントバッ
ファ(RAM)24に一時的に記憶、処理された上で記
録ヘッド4A,4Bに記録データとして与えられる。紙
送り機構部26は、紙監視機構25の情報に基づくCP
U21からの指令により給紙ローラやラインフィードロ
ーラを、モータ等の駆動源を制御することによって駆動
する。キャリッジ駆動機構部28はキャリッジ位置検出
機構27の情報に基づいてCPU21からの指令により
キャリッジ駆動源を制御することにより駆動する。記録
ヘッド保守機構30は記録ヘッドの温度検出、インク有
りなしなどのセンサなどからなる記録ヘッド監視機構2
9の情報に基づいてCPU21からの指令により記録ヘ
ッドの保守及び駆動条件最適化を行う。
【0054】図5は本実施形態による画像記録装置とホ
スト装置としてのコンピュータからなるシステムを示す
図であり、1000は画像記録装置、2000はホスト
コンピュータ、3000は接続ケーブルをあらわすもの
である。画像記録装置1000とホストコンピュータ2
000の間で接続ケーブル3000を介してやり取りさ
れる情報としては図4について説明したように、ホスト
コンピュータ2000はからは画像データの外記録すべ
き用紙サイズの情報を送付し、これにより、画像記録装
置1000は用紙センサ105から得られる現在給紙ユ
ニット100内に積載している用紙サイズとの適合を判
定する。
【0055】ここで、図6等を用いて、用紙基準の切換
動作を説明する。
【0056】図6は本実施形態による給紙位置切換処理
のフローチャートであり、図7は給紙位置切換動作の詳
細を示すフローチャートである。
【0057】図6において、ホストコンピュータ200
0により選択された用紙サイズ情報を検知すると(S1
01)、そのサイズが最大記録幅PW1か否か判定する
(S102)。これは、最大用紙幅PW1の場合、これ
を超えて給紙ユニット100を移動させて給紙基準切換
はできないため、まずこれを判定する。ここで、記録幅
PW1であると判断された場合は、ステップS103で
現在積載されている用紙の幅が記録幅PW1に相当する
ものであるか否かを紙監視機構25の一部である用紙セ
ンサ105によって判定して、適合する場合は給紙動作
を開始する(S104)。一方、ステップS103で記
録幅PW1に相当しないと判断した場合は、基準位置変
更のための判定(S107)へ移行する。
【0058】ステップS102で選択用紙幅が記録幅P
W1に相当するものでなくそれ以下であれば、ステップ
S105で現在積載されている用紙幅が記録幅PW1に
相当するものであるか否かを判定し、PW1に相当する
場合は給紙切換不能であるため、給紙基準切換不能を表
示し(S106)、さらに、移動不能としてその情報を
ホストコンピュータ2000に転送して、ホストコンピ
ュータはユーザへ注意を促すことが可能となる。また、
ステップS105で用紙幅が記録幅PW1でないと判断
した場合は、基準位置変更のための判定(S107)へ
移行する。
【0059】ステップS107で現在の給紙基準位置が
適合するか否かをベース位置センサ106、107で判
定し、適合なら給紙動作を開始し(S104)、不適合
の場合は給紙基準切換動作(S108)を開始して、右
ベース101が所定の位置に移動が完了するまでステッ
プS107およびS108を繰返えす。
【0060】次に、給紙基準切換動作の詳細について図
3、および図3の部分拡大図である図8および図7に示
すフローチャートを用いて説明する。
【0061】給紙基準切換動作(1)が起動されると、
まずキャリッジ1に対して図8の矢印AおよびB方向に
揺動可能(不図示駆動源による)なCR係合ピン40を
矢印A方向に突出させ(S201)、これをキャリッジ
1の移動により右ベース101の突起部分1013に当
接させる(S202)。次にこの動作によって所定の用
紙基準位置に達したかどうかをベース位置センサ10
6、107にて判定する(S203)。このようにし
て、所定位置に達したと判断すると(S203)、CR
係合ピン40を矢印B方向に復帰させ(S204)切換
動作を完了する。突起部1013の位置は、CR係合ピ
ン40とその断面方向で係合または被係合可能に設けら
れている。また、右ベース104が移動しても中板10
2は、その位置が変わらないように右ベース104、左
ベース101に支持されている。
【0062】なお、上記構成では第1用紙基準S1と第
2用紙基準S2との差を記録ヘッド4Bと4Cのピッチ
と同じ場合について説明したが、それ以下の値で選択す
ることもできる。
【0063】次に、キャリッジ1のホームポジションの
配置について説明する。
【0064】図9は本実施形態によるキャリッジホーム
ポジションを示す模式的平面図であり、図10,図1
1,図12は、それぞれキャリッジホームポジションと
給紙基準を変えた組合せを示す模式的平面図である。こ
れら図において、上述と同様記録ヘッド4A,4B,4
Cがホームポジションに位置する場合に対して、走査領
域上その逆側に位置する場合を参照符号に「′」を付し
て示している。
【0065】図9は本実施形態の配置の概略を示し、第
1用紙基準S1が図中右側に位置する場合に、その反対
側(図中左側)にキャリッジホームポジションを構成し
たものである。この場合、上述のように記録ヘッド4
A,4B,4Cがホームポジションに位置する場合に保
護するためのキャップ6A,6B,6Cが配設され、第
1用紙基準側に予備吐出受け9を配設し、キャップ6
A、予備吐出受け9は予備吐出に用いられる。また、用
紙は図中矢印LF方向に搬送され、文字「A」が記録さ
れている状態を示している。ここで、この記録がなされ
る記録端部と用紙端部との間隔をX1で示している。
【0066】図10に示す例は図9に示す例に対して、
第1用紙基準S1は同様の図中右側で、ホームポジショ
ンを第1用紙基準側に設定した場合である。また、図1
1は図9に示す例に対して、第1用紙基準S1が反対側
の図中左側で、ホームポジションを第1用紙基準側に設
定した例を示す。さらに図12は図9に示す例に対し
て、第1用紙基準S1が反対側の図中左側で、ホームポ
ジションは同様の反対側の図中右側に設定した場合であ
る。
【0067】第1用紙基準とホームポジションの位置関
係は、上記のように図9〜図12に示す組合せにより全
てを表わすことができるが、図11,図12に示す場合
のように第1用紙基準が図中左側にある場合(記録装置
において記録結果が通常読める方向に用紙を視た時の右
側)、記録の開始位置は第1用紙基準の反対側になり、
このときの記録の左端の余白の寸法X2またはX3は用
紙の裁断公差を含むことになる。
【0068】ところで、この用紙の裁断には日本工業規
格(JIS)などで定められた許容公差があり、例え
ば、JIS−P0138紙加工仕上寸法によれば、15
0mmをこえ600mm以下の寸法許容差は±2mmで
あり、A4サイズ幅寸法210mmは208mm〜21
2mmの範囲にあることになる。そして、用紙左端から
記録開始位置までの余白寸法(左端余白)は画像記録装
置における記録品位を左右する要因のひとつである。す
なわち、この余白寸法は一般の横書文字の開始位置と用
紙左端を規定するための印字品位基準であり、装置とし
て目標設定するものであるが、通常±1mm程度の数値
が設定される。
【0069】この場合において、図11,図12の場合
のように左端余白に裁断公差が重畳されると、記録品位
を決定する要因の中に不確定かつ大きな数値の誤差を含
むことになり好ましくない。ここで、図9,図10にお
けるX1寸法はならびに、図11,図12におけるX
2,X3寸法におけるそれぞれの寸法公差ΔXnは以下
のようは関係になる。
【0070】ΔX1≦ΔX2、ΔX1≦ΔX3 このようなことから、第1用紙基準は図中右側に位置す
ることが記録精度確保の点から好ましいことがわかる。
【0071】また、図10においては、第1用紙基準側
にホームポジションが設けられるが、この場合は、どの
ような幅寸法の用紙が通紙されても、ホームポジション
ではキャリッジ(ヘッド)と用紙が幅方向で重なる位置
関係にあることになる。これに対して、図9に示す本実
施形態の構成においては幅寸法の狭い用紙を通紙した際
には、ホームポジションでのキャリッジ(ヘッド)は用
紙外に位置するため、給紙時にジャムが発生したとき等
にヘッドを汚損するおそれが少ない。このようにヘッド
保護の点からホームポジションが用紙基準の反対側に設
けられることが好ましい。
【0072】また、図9においては、ホームポジション
でのヘッド保護のための必要なキャップ数:3に加え
て、反対側における予備吐出用キャップないしは予備吐
出受けが必要である。これに対して、図10に示す構成
においてはホームポジションの必要キャップ数は同様に
3であるが、例えば同じ紙幅における記録において図9
に示す場合と同程度の時間間隔で予備吐出を実行するに
は、反対側における予備吐出用キャップないしは予備吐
出受けが別途少なくとも2個(図10中符号“8”およ
び“9”で示されるもの)必要となる。このように、図
9に示す本実施形態の構成は、コスト、記録速度、信頼
性の点からも有利であることがわかる。
【0073】さらに、本実施形態においては、記録ヘッ
ドはすべてキャリッジ上に積載可能なため、繁雑な記録
ヘッド置換えなどのヘッド交換操作が不要であり、ま
た、交換した記録ヘッドを保管するための保管箱が不要
である等、保守/取扱いが用意になり装置の信頼性を向
上することができる。
【0074】(第2実施形態)図13は、図6に示す給
紙基準切換動作(S108)の他の例を示すフローチャ
ートである。本例は図7に示す動作で用いたCR係合ピ
ン40のかわりに、図14に示すように、右ベース10
1は、これにラック部1014が形成され、別駆動源の
ピニオン108と係合して駆動される構成である。
【0075】本例の給紙基準切換動作が起動されると、
まずピニオン108の駆動を開始し(S301)、右ベ
ース101全体の移動を行う(S302)。次に所定の
用紙基準位置に達したか否かをセンサlllによって判
定する(S303)。所定位置に達したことを検出する
と別駆動源を停止し(S304)、切換動作を終了す
る。
【0076】このような構成としたことによって、例え
ば、操作者がホストコンピュータ上で用紙選択や印字品
位の選択をする際にあらかじめ選択可能な用紙サイズや
印字品位を限定しておくこともできるし、また現在の積
載用紙サイズ/用紙基準位置の状態を表示しておくこと
も可能になる。
【0077】(第3実施形態)図15は本発明の第3実
施形態に係る給紙ユニットを示す斜視図である。本実施
形態は、上述の第1、第2実施形態の右ベース101が
装置内の駆動源によって自動的に動作するのに対して、
右ベースは一体的にシャーシに固定され、新たに用紙基
準をなす右ガイド110が操作者の手段により動作する
ものである。右ガイド110は中板102に図中矢印
B,C方向に移動可能に支持されており、一方、左ガイ
ド103は右ガイド110上を図中矢印B,C方向に移
動可能に支持されている。
【0078】図15において、右ガイド110は第1用
紙基準S1の位置にあり、左ガイドは最大記録幅に対応
した位置にある。図16は右ガイド110が図15に示
す位置から図中矢印C方向に移動され、第2用紙基準S
2の位置で停止した状態を示している。この時、左ガイ
ド103は右ガイド102に対して独立に移動可能であ
るが、最大記録幅を越えることができないため、その位
置を維持している。
【0079】さらに左ガイド103を矢印A方向をに移
動させると、図17に示すように第2用紙基準S2を用
いて幅の狭い用紙に記録を行うことができる。なお、図
17に示す状態で右ガイド110を図中矢印B方向に動
作させると、左ガイド103は同一動作で図示矢印A方
向へ従動する。
【0080】このように、本実施形態によれば、駆動源
を用いないで操作者の設定により第1用紙基準S1、第
2用紙基準S2を切換えることが可能となる。
【0081】(第4実施形態)図18は本発明の第4実
施形態に係る給紙ユニットを示す斜視図である。本実施
形態では、上記第3実施形態の構成に対して右ガイドと
左ガイドをギアにより連動させたものである。図におい
て、113は中板102に回動自在に軸支されその外周
に歯車部を形成したギアである。また、右ガイド111
には、切欠き部が形成されこの切欠き部の一端部111
1に歯部が形成されてギア113と係合する。同様に左
ガイド112にも切欠き部が形成され、この切欠き部の
固定された端部1121に歯部が形成されギア113と
係合する。このような構成により、例えば、左右のガイ
ドのいずれか一方をそれぞれ図示矢印A方向に動かすと
ギア113が回転し他方は矢印B方向に動くことにな
る。こうして特定位置に対して対称に移動する両ガイド
により、中央基準の紙積載が可能になる。
【0082】すなわち、第1用紙基準S1は片側基準と
して最大記録幅PW1に対応し、第2用紙基準S2は中
央基準となり、用紙幅が拡大すると記録幅は両側均等に
拡大することになる。これは例えば各ヘッドの重複操作
領域の中央部を第2用紙基準として設定しすれば、積載
部に載置可能な用紙に対して中央部により高精細な記録
領域を設定することが可能になり、濃度階調を有したヘ
ッドの組合せや、キャリッジ走査速度を半分に減速し
て、走査方向倍密度記録時に用いるなど画像の高画質化
に有効である。
【0083】(第5実施形態)図19は本発明の第5実
施形態による給紙位置切換を説明するための記録装置の
断面図である。第1実施形態で示した第1用紙基準S1
および第2用紙基準S2の切換動作を2つの給紙経路を
有することにより実現するものである。
【0084】図19において、図3における給紙経路と
同一の経路を通過する用紙をP2とし、また、第2用紙
基準が設定された給紙ユニット100を第2給紙経路と
する。一方、この経路に対して装置後方に新たな第1給
紙経路が設定されこの経路を通過する用紙をP1とし
て、また、第1用紙基準が設定されている。本構成例で
は、第1給紙経路においては、給紙ローラ130と底ケ
ース25に回動自在に軸支された分離片131により積
載された用紙P1が分離給紙されるものである。給紙ベ
ース部分は底ケース25に支点137で回動自在に軸支
されたトレイ132、さらに支点136で回動自在に軸
支されたトレイ133、トレイ133に対して伸縮可能
に支持された延長トレイ134を有し、さらに底ケース
25上の溝部139を摺接して移動可能な支点138を
有し、支点136とも回動自在に係合した全体重量を支
持するためのサポート部材135が配設されている。
【0085】図20は図19に示す状態から第2給紙経
路の各部品を折り畳んだ状態を表わしており、延長トレ
イ134はスライドしてトレイ134内に収納され、ト
レイ134は支点136を中心としてトレイ132と重
畳し、トレイ132は支点137を中心として回動し、
サポート部材135とともに折り畳まれて底ケース25
の凹部位に収納される。この時にトレイ133の裏面が
略平面となり、用紙P3を積載可能な構成となり、給紙
ローラ130、分離片131により分離搬送される略直
線経路である、第3の給紙経路を形成可能な構成となっ
ている。本構成例では、第1用紙基準=第1給紙経路、
第2用紙基準=第2給紙経路となり、操作者の設定が容
易で視認性についても良好になる。第2給紙経路(第3
給紙経路)に最大記録幅PW1を有するように設定した
ため、特に手前側の方が小サイズの用紙であり、積載時
の操作性や視認性に優れることになる。
【0086】また、分割操作により本体装置幅と最大記
録幅の差が小さくできる利点を有するが、この場合に
は、この利点を維持するため逆に幅方向には給紙ユニッ
ト以外の配置を構成しにくくなるが、第1給紙経路の場
合は、装置両側はシフト分の空間が発生するため、たと
えば、キャリッジ駆動用のモータの配置やインターフェ
ース用コネクタの配置に利用できる。このようにスペー
ス効率を上げることができる。
【0087】また、使用しない用紙をいずれか一方の経
路に載置しておくことが可能であり、使い勝手も向上す
る。
【0088】さらに折畳み構成で直線紙搬送経路を形成
できるため、厚紙や剛性の高い記録媒体への対応がよく
なる。
【0089】本構成例では、給紙ユニット100の構成
を示したが、カセット給紙を用いれば紙補給などの操作
性が向上し、本発明をさらに有効なものとすることがで
きる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被記録媒体の搬送等のための基準位置が各記録領域毎に
定められ、この場合に、ヘッドのホームポジションが記
録領域内に設けられる場合であっても、上記基準位置と
は反対側に設けられるので、小サイズの被記録媒体が用
いられるときはホームポジションのヘッドはこれと係合
する位置にないため紙ジャム等が生じてもそれによって
ヘッドの汚損等を未然に防止できる。
【0091】また、記録開始側に基準位置が設けられる
ので、被記録媒体の寸法に誤差があっても常に一定の余
白を得ることができる。
【0092】さらに、位置基準部材を各ヘッドの配設ピ
ッチ以下で移動できるようにしたので、種々のサイズの
記録領域に対応して基準位置を定めることができる。
【0093】この結果、種々のサイズの被記録媒体につ
いて、高速/高精細な記録を実現できる。また、複数の
被記録媒体経路を有する媒体搬送方式においては、用紙
設置の操作性向上、ヘッド保護による信頼性向上をはか
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るインクジェット記
録装置の主要部を示す模式的正面図である。
【図2】上記第1実施形態で用いられる給紙ユニットを
示す斜視図である。
【図3】上記第1実施形態の給紙ユニットにおける給紙
位置切換を説明するための断面図である。
【図4】上記第1実施形態の記録装置における制御構成
を示すブロック図である。
【図5】上記第1実施形態のインクジェット記録装置と
コンピュータとの接続を示す図である。
【図6】上記第1実施形態の給紙位置切換動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】上記第1実施形態の給紙位置切換動作における
給紙基準切換動作を示すフローチャートである。
【図8】上記第1実施形態における給紙位置切換を説明
するための部分拡大断面図である。
【図9】上記第1実施形態のキャリッジホームポジショ
ンと用紙基準位置との関係を示す模式的図である。
【図10】他の例によるキャリッジホームポジションと
用紙基準位置との関係を示す模式的図である。
【図11】さらに他の例によるキャリッジホームポジシ
ョンと用紙基準位置との関係を示す模式的図である。
【図12】さらに他の例によるキャリッジホームポジシ
ョンと用紙基準位置との関係を示す模式的図である。
【図13】本発明の第2実施形態の給紙位置切換動作に
おける給紙基準切換動作を示すフローチャートである。
【図14】上記第2実施形態の給紙ユニットを示す斜視
図である。
【図15】本発明の第3実施形態の給紙ユニットを示す
斜視図である。
【図16】本発明の第3実施形態の給紙ユニットを示す
斜視図である。
【図17】上記第3実施形態の給紙ユニットの動作を説
明するための当該ユニットの斜視図である。
【図18】本発明の第4実施形態の給紙ユニットを示す
斜視図である。
【図19】本発明の第5実施形態による給紙位置切換を
説明するための記録装置の断面図である。
【図20】上記第5実施形態による給紙位置切換を説明
するための記録装置の断面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 4,4A,4B,4C 記録ヘッド 5A,5B,5C インクタンク 6A,6B,6C キャップ 9 予備吐出受け 70 ポンプユニット 101 右ベース 102 中板 103 左ガイド 105 用紙センサ 106,107 ベース位置センサ S1 第1用紙基準 S2 第2用紙基準
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B41J 3/54 B41J 3/10 101E 19/18 101J 3/12 A (72)発明者 秋山 勇治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 藤田 美由紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 山田 顕季 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−148984(JP,A) 特開 平6−71947(JP,A) 特開 平6−64175(JP,A) 特開 平5−96768(JP,A) 特開 平5−77494(JP,A) 特開 平5−24262(JP,A) 特開 平1−304952(JP,A) 特開 昭62−290553(JP,A) 特開 昭62−194780(JP,A) 特開 昭61−246067(JP,A) 特開 昭59−184676(JP,A) 特開 昭55−142662(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/54 B41J 19/18 B41J 2/01 B41J 2/18 B41J 2/185 B41J 2/485 B41J 2/51

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録ヘッドを用い、被記録媒体に
    記録を行う画像記録装置であって、 前記複数の記録ヘッドそれぞれの分割走査領域について
    当該記録ヘッドの走査を行わせる走査手段と、 該走査手段による1つ以上の前記分割走査領域について
    当該1つ以上の記録ヘッドを走査させて記録を行う記録
    領域を複数定める記録領域設定手段と、 該記録領域設定手段によって定められる複数の記録領域
    について設けられ被記録媒体の位置基準を定める基準手
    段と、 を具えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記走査手段による走査における前記複
    数の記録ヘッドのホームポジションは、前記基準手段に
    よって位置が定められる被記録媒体の存在する範囲内に
    設けられたことを特徴とする請求項1に記載の画像記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ホームポジションは、前記走査手段
    による走査領域において前記基準手段の基準位置とは反
    対側に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の画
    像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記基準手段の基準は、被記録媒体上の
    記録開始側に設けられることを特徴とする請求項2また
    は3に記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の記録ヘッドそれぞれは、熱エ
    ネルギーを利用してインクに気泡を生じさせ該気泡の圧
    力によってインクを吐出して記録を行うものであること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像
    記録装置。
  6. 【請求項6】 前記ホームポジションには前記複数の記
    録ヘッドそれぞれの吐出回復処理を行う手段が設けられ
    ることを特徴とする請求項5に記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記走査手段は、前記複数の記録ヘッド
    を搭載するキャリッジを有し、該キャリッジを当該走査
    方向に移動させて走査を行うことを特徴とする請求項1
    ないし6のいずれかに記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記基準手段の基準は、基準部材によっ
    て形成され、該基準部材は移動可能に設けられたことを
    特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の画像記
    録装置。
  9. 【請求項9】 前記基準部材の移動を行わせる駆動手段
    をさらに具えたことを特徴とする請求項8に記載の画像
    記録装置。
  10. 【請求項10】 複数の記録ヘッドを用い、被記録媒体
    に記録を行う画像記録装置であって、 前記複数の記録ヘッドを配設するキャリッジを有し、該
    キャリッジを移動させることにより当該複数の記録ヘッ
    ドの走査を行わせる走査手段と、 該走査手段による少なくとも2つ以上の前記分割走査領
    域について当該2つ以上の記録ヘッドを走査させて記録
    を行う最大記録領域と、複数の走査領域が重複する重複
    走査領域について当該複数の記録ヘッドを走査させて記
    録を行う重複記録領域とを定める記録領域設定手段と、 該記録領域設定手段によって定められる前記最大記録領
    域および前記重複領域のそれぞれについて、被記録媒体
    の位置基準を定める手段であって、該2つの位置基準の
    間隔を前記複数の記録ヘッドの配設ピッチ以下とする基
    準部材と、 を具えたことを特徴とする画像記録装置。
  11. 【請求項11】 前記基準部材は前記2つの位置基準の
    間隔だけ移動可能に設けられたことを特徴とする請求項
    10に記載の画像記録装置。
  12. 【請求項12】 前記2つの位置基準に対応した複数の
    被記録媒体搬送路を形成する搬送路手段を具えたことを
    特徴とする請求項11に記載の画像記録装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の被記録媒体搬送路におい
    て、最大幅の被記録媒体を搬送する経路がその他の経路
    に対して最下部にあることを特徴とする請求項12に記
    載の画像記録装置。
  14. 【請求項14】 前記2つの被記録媒体の位置基準にお
    いて、被記録媒体幅に対して片側基準と中央基準とを並
    設していることを特徴とする請求項1ないし13のいず
    れかに記載の画像記録装置。
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