JP3235888U - おろし器 - Google Patents

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雅人 那須
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プラスワン株式会社
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Figure 0003235888000001
【課題】おろした食材がおろし刃に絡みつくことによる問題を解消し、おろした食材の水分を可及的に減少するおろし器を提供する。
【課題手段】おろし器は、上面に多数のおろし刃6を備えたおろし刃設置面5を設けた下部材Aに、おろし刃6が貫通する多数の透孔を備えた上部材Bを嵌め合わせてなり、おろし刃6の上端部を上部材Bから突出させて構成する。
【選択図】図2

Description

この考案は、主として大根などの根菜類をおろすために使用されるおろし器に関するものである。
一般に使用されているおろし器は、おろした食材を取り出す際に、食材がおろし刃に絡みついてしまい、おろした全ての食材を取り出すことが難しく、手間がかかるのみならず食材に無駄が生じている。
また、おろす際に食材から生じる水分(おろし汁)を除去するための工夫がされていないために、水分がおろし面に残るので、おろした食材に多くの水分が混ざってしまう。
この考案の第一の課題は、おろした食材がおろし刃に絡みつくことによる問題を解消することであり、第二の課題はおろす際に食材から生じる水分(おろし汁)を除去することによって、おろした食材に含まれる水分を可及的に減少させることである。
この考案のおろし器は、上面に多数のおろし刃を備えたおろし刃設置面を設けた下部材に、前記おろし刃が貫通する多数の透孔を備えた上部材を嵌め合わせてなり、前記おろし刃の上端部を上部材から突出させて構成する。
請求項1の考案においては、下部材は板の上面におろし刃を形成してあれば、その具体的な形状に制約はなく、上部材は下部材に重ねておろし刃の上部が突出するものであれば、その具体的な形状に制約はない。なお、請求項1における「嵌め合わせる」とは、下部材に形成されたおろし刃を上部材の貫通孔を通過させて嵌め合わせることも含むものである。
前記下部材に形成したおろし刃の外縁と上部材に形成した透孔の内縁との間に水分が流下するための小間隙を形成し、併せて前記下部材のおろし刃設置面と上部材下面との間に空隙を形成することが好ましい(請求項2)。
前記水分が流下するための間隙は、おろし作業によって発生する水分を流下させるためのものであり、水分は流下するがおろした食材は落下しない大きさ(例えば、幅0.2ミリ程度)とする。また、前記下部材のおろし刃設置面と上部材下面との間の空隙は、前記小間隙からの水分の流下を可能とするためのものであり、この空隙は大きくともよい。
前記下部材は、おろし刃設置面の周縁部に環状の溝を備えたものとすることが好ましい(請求項3)。この構成とすることにより、前記空隙の水分を溝に溜めることができ、上部材を持ち上げる際に下部材に溜まった水分が飛散することがない。
なお、前記空隙の高さを大きくし、おろし刃設置面の周囲に環状の壁を設けることによっても、下部材に溜まった水分の飛散を防止することができる(請求項4)。
この考案において、おろし刃及び透孔の形状は、小間隙が形成できれば格別の制約はないが、おろし刃を先細の円錐形又は多角錐形とし、透孔は前記おろし刃の輪郭形状に対応する円形又は多角形とすると寸法合わせや製造が容易である。
この考案のおろし器を使用して食材をおろす場合、下部材に上部材を嵌め合わせた状態でおろし作業を行い、次いで上部材を下部材から分離させると、おろされた食材は上部材の表面に残る。このとき上部材の表面にはおろし刃は突出しておらず平滑面となるので、上部材の食材をおろし刃の妨げなく器に移すことができる。したがって、へらを使用しておろした食材を余さずに器に移すこともできる。
また、上部材を下部材から分離させるときに水分は透孔から流下するので、器に移される食材に混じる水分は減少する。
加えて、おろし器を洗浄する際においても、上部材におろし刃が突出していないので、スポンジなどが引っかかることなくスムーズに洗浄することができる。
請求項2の考案においては、おろし作業中においても、発生する水分はおろし刃と上部材の間の小間隙から流下し、下部材のおろし刃設置面と上部材との間の空隙に溜まる。したがって、おろし作業中に、おろされた食材に水分が混ざることを可及的に防止でき、余剰な水分のない食材が上部材に残るので、上部材の食材を取り出すことによって、余剰な水分のないおろした食材を得ることができる。
また請求項3の考案においては上部材から流下した水分は環状の溝に溜まり、請求項4の考案においては下部材の環状壁の内側に溜まる。したがって、上部材を分離させる際に下部材に溜まった水分が飛散する虞がない。
この考案実施例1の分解斜視図。 同じく断面図。 同じく食材取り出し時の断面図。 この考案実施例2の断面図。
以下この考案の実施例を説明する。
下部材Aは、平面視略正方形であって、底面1の周囲に周壁2が形成してある。前記底面1に連設しておろし刃の台座3が形成してあり、前記周壁2と台座3の側壁との間に環状の溝4が形成されている。前記台座3の上面は水平なおろし刃設置面5となっており、このおろし刃設置面5に多数のおろし刃6が突出している。このおろし刃6は四角錐状であり、下部材Aはおろし刃6を含めてプラスチックで一体成型されている。
前記台座3のおろし刃設置面5の高さ位置は、前記周壁2の上縁よりも低い位置としてある。
上部材Bは、平坦なおろし板11の周囲におろし板11を囲う周壁12が形成してあり、周壁12には前記下部材Aの周壁2の上部に嵌まる嵌合溝13が形成してある。前記おろし板11には下部材Aのおろし刃6が貫通する四角形の透孔14が形成してある。
前記嵌合溝13は、前記下部材Aに上部材Bを嵌めたときに、前記下部材Aのおろし刃設置面5とおろし板11の下面との間に空隙Sが形成され、かつ前記おろし板11の上面からおろし刃6の上端部がおろし作業に適した長さ突出する深さとしてある。
また、下部材Aに上部材Bを装着したときに、おろし刃6と透孔14の周縁との間に、おろし作業で発生した水分が落下するための小間隙(幅0.2ミリ程度)15が形成してある。
この実施例の使用方法は次の通りである。
下部材Aに上部材Bを装着して、おろし板11の上面において通常の要領でおろし作業を行う。このとき食材から水分が出てくるが、この水分は前記小間隙15から流下して空隙Sに溜まる。したがって、おろされた食材がおろし板11の上面に残り、多量の水分がおろし板11の上面に残ることはない。また、おろし作業中におろし器は振動を生じるので、空隙Sに溜まった水分は周囲の溝4に溜まる。
おろし作業が終了した後に、下部材Aから上部材Bを分離させると、おろし板11の上面には余剰な水分を含まないおろした食材が残る。このときおろし板11の上面は、おろし刃6が存在しない平滑面であるから、おろされた食材をへらなどでスムーズに器に移すことができる。
また、おろし板11の上面に余剰の水分はほとんど存在しないので、下部材Aから上部材Bを外す際に、上部材に残存する水分が飛散することは可及的に防止でき、加えて下部材Aに流下した水分は溝4に溜まっているので、下部材に溜まった水分が飛散することもない。
図4に示す実施例は、下部材Aを、おろし刃6が形成されたおろし刃設置面5の周囲におろし刃設置面5を囲う周壁7を形成した構成とし、上部材Bを透孔14が形成されたおろし板11の周囲に下向きの周壁16を形成した構成とし、下部材Aに上部材Bが被さるようにしたものである。前記おろし刃6と透孔14の間に小間隙15が形成してあることは,実施例1と同じである。
下部材Aに周壁7が設けてあるので、下部材Aのおろし刃設置面5と上部材Bのおろし板11の下面との間に空隙Sが形成されている。
この実施例においては、おろされた食材がおろし板11の上面に残り、水分が前記小間隙15から流下することは実施例1と同じであるが、おろし刃設置面5の周囲に周壁7が形成してあるので、流下した水分は空隙Sに滞留する。そして、周壁7が水分の流れを止めるので、下部材Aから上部材Bを外す際に、下部材Aに溜まった水分が飛散することもない。
この考案は、食材のおろし作業の利便性を向上させるものであり、産業上の利用可能性を有するものである。
A 下部材
B 上部材
1 底面
2 周壁
3 台座
4 溝
5 おろし刃設置面
6 おろし刃
7 周壁
11 おろし板
12 周壁
13 嵌合溝
14 透孔
15 小間隙
16 周壁
S 空隙

Claims (5)

  1. 上面に多数のおろし刃を備えたおろし刃設置面を設けた下部材に、前記おろし刃が貫通する多数の透孔を備えた上部材を嵌め合わせてなり、前記おろし刃の上端部が上部材から突出した、おろし器。
  2. おろし刃の外縁と透孔の内縁との間に水分が流下するための小間隙が形成され、
    前記下部材のおろし刃設置面と上部材下面との間に空隙が形成された、
    請求項1に記載のおろし器。
  3. 下部材は、おろし刃設置面の周縁部に環状の溝を備えた、
    請求項1又は2に記載のおろし器。
  4. 下部材は、おろし刃設置面の周縁部に環状の壁を備えた、
    請求項1又は2に記載のおろし器。
  5. おろし刃は円錐形又は多角錐形とし、透孔は前記おろし刃の輪郭形状に対応した円形又は多角形とした、請求項1ないし4の何れかに記載のおろし器。
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