JP3192821U - 固形乳製品のグレーター装置 - Google Patents

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鴻池 良一
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Abstract

【課題】バター等の固形乳製品をふわふわ状態の切削片となるようにスリ下ろすことを可能にした固形乳製品のグレーター装置を提供する。【解決手段】固形乳製品を所定の摺動方向Fに摺擦させることにより切削する切削手段5を設けた切削板3と、該切削板3の下側で固形乳製品の切削片を受取る受容器を備えており、前記切削手段5は、前記切削板に点在して開設された多数の小孔14と、前記子孔を上方から部分的に被うフード15により構成され、前記フード15は、前記切削板の上面から前記摺動方向Fに対向して延出するドーム壁16を備え、該ドーム壁の延出端縁に前記小孔14の上方位置で前記摺動方向Fに交差する切削刃17を形成している。【選択図】図4

Description

本考案は、バター等の固形乳製品をふわふわ状態の切削片となるようにスリ下ろすことを可能にした固形乳製品のグレーター装置に関する。
従来、一般家庭でバターを食パン等に塗布するための装置や、スライス可能とする装置が提案されているが、バターのスリ下ろしを可能とする装置は提案されていない。
実開平7−40485号公報 特開2001−25442号公報
ところで、例えば、食パンをトースターやオーブン等で加熱することにより食用に供する場合、バターナイフで削ぎ取ったバター塊を食パンに塗布した状態で加熱すると、バター塊が均一に溶融し難く、ムラを生じてしまい、良好な食感が得られない。
また、パンにバターを添えて非加熱状態で食用に供する場合、バターナイフを使用するときは、前述のようにバターが塊状態となる問題があり、前記特許文献1のような塗布装置を使用するときは、薄い塗膜となるため、リッチな食感が得られないという問題がある。
本考案者は、バターを切削することにより糸状又はチップ状の切削片を形成し、ふわふわ状態の切削片をパンの上に載せて食すると、極めてリッチで良好な食感が得られ、上記問題を解決することができることを知得した。また、このような切削片は、サラダ等に添加することにより新たな食文化の展開に寄与することができ、更に、食品調理の際にバターを添加する際にも、鍋等の調理器に降りかけることにより、調理を迅速簡単に行うことができることを知得した。従って、一般家庭において、バターに限らず、チーズ等の固形乳製品についても、ふわふわ状の切削片を簡単容易に形成することができる装置を提供することが好ましい。
本考案は、上記課題を解決した固形乳製品のグレーター装置を提供するものであり、その手段として構成したところは、固形乳製品を所定の摺動方向に摺擦させることにより切削する切削手段を設けた切削板と、該切削板の下側で固形乳製品の切削片を受取る受容器を備えており、前記切削手段は、前記切削板に点在して開設された多数の小孔と、前記子孔を上方から部分的に被うフードにより構成され、前記フードは、前記切削板の上面から前記摺動方向に対向して延出するドーム壁を備え、該ドーム壁の延出端縁に前記小孔の上方位置で前記摺動方向に交差する切削刃を形成して成る点にある。
本考案の好ましい実施形態において、前記ドーム壁は、前記切削刃から前記摺動方向に向けて次第に高さと幅を減じる球状壁を構成し、該球状壁の内壁面により、固形乳製品の切削片を下向きに案内するガイド面を形成している。
本考案によれば、固形乳製品Mから切削片MPを簡単容易に形成することができ、この際、切削片MPは、ふわふわ状態とされているので、従来のバターナイフで削ぎ取った塊片や、スライス片とは異なる独特の食感を提供することが可能となる。
特に本考案によれば、切削板3の上で切削手段5に対して、固形乳製品Mを長い距離にわたり摺動方向Fに一気に摺擦させれば、長尺の糸状加工片MLを形成することができ、途中で停止させ上述のように移動方向を変えることにより、短尺のチップ状加工片を形成することができるので、ユーザの手先の動かし方を変えることにより、長短異なる長さの切削片MPを自在に形成することが可能であり、受容器2に貯蔵することができるという効果がある。
本考案の1実施形態に係るグレーター装置を示す斜視図である。 受容器と切削板と蓋体を分解した状態で示す斜視図である。 本考案の1実施形態の断面を示しており、(A)はグレーター装置の部分拡大断面図、(B)はB部の拡大断面図である。 切削板の部分拡大図であり、(A)は切削手段を示す拡大斜視図、(B)は単位切削部を示す拡大斜視図である。 本考案の作用を示しており、(A)は固形乳製品をスリ下ろす方法の1例を示す断面図、(B)(C)(D)はスリ下ろし時の作用を順に示す拡大断面図である。
以下図面に基づいて本考案の好ましい実施形態を詳述する。
図1及び図2に示すように、グレーター装置1は、下から順に積層状態で分解・組付自在に組み合わせられる受容器2と、切削板3と、蓋体4により構成されており、それぞれプラスチックにより成形されている。
切削板3は、後述するようにバター等の固形乳製品Mを所定の摺動方向Fに摺擦させることにより切削する切削手段5を設けた平板部6と、該平板部6の周縁から下向きに延設した周壁7を備える矩形の下向き皿状に形成されている。
受容器2は、前記切削された固形乳製品Mの切削片MPを前記切削板3の下側で受取るように底壁8に周壁9を周設したやや深底とされる上部開口状の矩形容器により構成され、プラスチックにより透明又は半透明に形成されることが好ましい。尚、図3(A)に示すように、受容器2の底部周縁にリブ10を垂設し、弾性素材又は可撓性素材から成る袴モール11を嵌着することにより周設することが好ましい。
蓋体4は、前記切削板3を上方から被う蓋壁12と、該蓋壁12の周縁から下向きに延設した周壁13を備える矩形の下向き皿状に形成されており、プラスチックにより透明又は半透明に形成されることが好ましい。
これにより、受容器2と、切削板3と、蓋体4は、図1に示すように、下から順に積層状態で組み合わせられる。図3(A)に示すように、積層状態を保持するため、受容器2の周壁9の上縁と切削板3の周壁7の下縁の相互には、嵌合手段12を設けることが好ましく、切削板3の平板部6の周縁と蓋体4の周壁13の下端の相互には、嵌合手段13を設けることが好ましい。
図3(B)及び図4に示すように、前記切削板3に設けられた切削手段5は、前記平板部6に点在して開設された多数の小孔14と、各小孔14を上方から部分的に被うフード15により構成され、このような1つの小孔14とフード15の組み合わせにより1単位とされる単位切削部5Uを構成すると共に、図4(A)に示すように、前記摺動方向Fに向かうX軸と、該X軸に交差するY軸に関して、多数の単位切削部5Uが千鳥状に配置され、点在するように形成されている。
図3(B)及び図4(B)に示すように、単位切削部5Uを構成する前記フード15は、平板部6から前記摺動方向Fに対向して延出するドーム壁16を備え、該ドーム壁16の延出端縁に前記小孔14の上方位置で前記摺動方向Fに交差する切削刃17を形成している。
図示実施形態の場合、小孔14は、ほぼ水滴状に形成され、摺動方向Fに関して、先行する部分を第1孔部18とし、後行する部分を第2孔部19としたとき、第2孔部19の上方をドーム壁16により被われ、第1孔部18は、被い物を有せず上下に貫通されている。
前記ドーム壁16は、前記切削刃17から前記摺動方向Fに向けて次第に高さと幅を減じる球状壁を構成し、該球状壁の内壁面により、固形乳製品の切削片MPを下向きに案内するガイド面20を形成している。
上記構成のグレーター装置1により固形乳製品Mを切削する際は、蓋体12を除去することにより切削板3の切削手段5を開放し、図5(A)に示すように、切削手段5に対して固形乳製品Mを摺動方向Fに摺擦させると、固形乳製品Mが切削され、下方に落下する切削片MPが受容器2に受取られる。
固形乳製品Mを切削板3の平板部6に当接すると、固形乳製品Mの底部に切削手段5が食い込み、固形乳製品Mの底部が単位切削部5Uの切削刃17に対向する(図5(B)参照)。
そこで、固形乳製品Mを摺動方向Fに摺擦すると、切削刃17により固形乳製品Mの底部が部分的に掻き取られ、切削片MPがドーム壁16の下面に進入させられ、該切削片MPはガイド面20により下向きに案内される(図5(C)参照)。
更に、固形乳製品Mを摺動方向Fに摺擦し続けると、前記切削片MPが成長し、細長い糸状加工片MLとして垂れ下がり、下側の受容器2に受取られる(図5(D)参照)。
図示省略しているが、固形乳製品Mを摺動方向Fに所望の距離だけ摺擦することにより前記切削片MPを形成した後、固形乳製品Mを摺動方向Fと異なる方向(例えば摺動方向Fの反対方向)に移動させ、或いは、固形乳製品Mを持ち上げ方向に移動させると、形成中の切削片MPが固形乳製品Mの底部から分離され、短尺のチップ状加工片として落下し、下側の受容器2に受取られる。
従って、切削板3の上で切削手段5に対して、固形乳製品Mを長い距離にわたり摺動方向Fに一気に摺擦させれば、長尺の糸状加工片MLを形成することができ、途中で停止させ上述のように移動方向を変えることにより、短尺のチップ状加工片を形成することができるので、ユーザの手先の動かし方を変えることにより、長短異なる長さの切削片MPを自在に形成することが可能であり、受容器2に貯蔵することができる。
受容器2に貯蔵された切削片MPの食用方法は、パンに添えたり、調理食品に添加したり、その他、任意であるが、切削片MPは、ふわふわ状態とされているので、従来のバターナイフで削ぎ取った塊片や、スライス片とは異なる独特の食感を提供することが可能となる。
また、受容器2に貯蔵された切削片MPは、上述のように受容器2に積層された切削板3の上に更に蓋体12を積層することにより、密閉状態で冷蔵庫等に保管することが可能である。
M 固形乳製品
MP 切削片
1 グレーター装置
2 受容器
3 切削板
4 蓋体
5 切削手段
5U 単位切削部
6 平板部
7 周壁
8 底壁
9 周壁
10 リブ
11 袴モール
12、13 嵌合手段
14 小孔
15 フード
16 ドーム壁
17 切削刃
18 第1孔部
19 第2孔部
20 ガイド面

Claims (2)

  1. 固形乳製品(M)を所定の摺動方向(F)に摺擦させることにより切削する切削手段(5)を設けた切削板(3)と、該切削板(3)の下側で固形乳製品の切削片(MP)を受取る受容器(2)を備えており、
    前記切削手段(5)は、前記切削板に点在して開設された多数の小孔(14)と、前記子孔を上方から部分的に被うフード(15)により構成され、
    前記フード(15)は、前記切削板の上面から前記摺動方向(F)に対向して延出するドーム壁(16)を備え、該ドーム壁の延出端縁に前記小孔(14)の上方位置で前記摺動方向(F)に交差する切削刃(17)を形成して成ることを特徴とする固形乳製品のグレーター装置。
  2. 前記ドーム壁(16)は、前記切削刃(17)から前記摺動方向(F)に向けて次第に高さと幅を減じる球状壁を構成し、該球状壁の内壁面により、固形乳製品の切削片(MP)を下向きに案内するガイド面(20)を形成して成ることを特徴とする請求項1に記載の固形乳製品のグレーター装置。
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