JP3234261B2 - グループ3ファクシミリ装置の制御方法 - Google Patents

グループ3ファクシミリ装置の制御方法

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JP3234261B2
JP3234261B2 JP30717991A JP30717991A JP3234261B2 JP 3234261 B2 JP3234261 B2 JP 3234261B2 JP 30717991 A JP30717991 A JP 30717991A JP 30717991 A JP30717991 A JP 30717991A JP 3234261 B2 JP3234261 B2 JP 3234261B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相手端末の電話番号に
関連してその相手端末の伝送機能情報を保存し、発呼時
には、指定された電話番号に対応して保存している伝送
機能情報を読み出して、その伝送機能情報を参照してそ
のときに使用する伝送機能を設定し、その設定した伝送
機能を相手端末に通知して画情報送信動作を行なうグル
ープ3ファクシミリ装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】グループ3ファクシミリ装置では、画情
報伝送に先立って、受信端末と送信端末の間でその画情
報伝送に使用する伝送機能を交渉、あるいは、指定する
動作を行なって、送信端末が送出した信号を受信端末が
適切に受信、および、受信画像を記録出力できるように
している。
【0003】ところで、近年では、グループ3ファクシ
ミリ装置に非常に多くの伝送機能が装備されるようにな
ってきており、このために、受信端末が自端末に装備さ
れている伝送機能および装置機能を送信端末に通知する
ための情報の情報量が非常に大きくなっている。
【0004】グループ3ファクシミリ装置では、画情報
を伝送するときは高速モデム機能を用いているが、それ
以外の伝送手順信号を伝送するときには、CCITT勧
告V.21モデム機能の300bpsの低速モデム機能
を使用する。
【0005】このために、受信端末から送信端末に伝送
機能および装置機能を通知するための情報を送信すると
きの時間が長くなり、画情報伝送に要する時間が長くな
るという不都合を生じる。
【0006】そこで、相手端末の電話番号に関連してそ
の相手端末の伝送機能情報を保存し、発呼時には、指定
された電話番号に対応して保存している伝送機能情報を
読み出して、その伝送機能情報を参照してそのときに使
用する伝送機能を設定し、その設定した伝送機能を相手
端末に通知して画情報送信動作を行なう、いわゆる、短
縮プロトコル機能を備えたグループ3ファクシミリ装置
が実用されている。
【0007】このような短縮プロトコル機能を用いる
と、画情報伝送前の機能の交渉のために使用される時間
が大幅に削減されるため、画情報伝送に要する時間を大
幅に短縮できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置では、次のような不都合を生じていた。
【0009】すなわち、ある相手端末に対して最初に送
信動作を行なうとき、そのときには、その相手端末の伝
送機能情報を記憶していないために、短縮プロトコル機
能を用いることができず、短縮プロトコル機能が有効に
機能しない場合があるという不都合を生じていた。
【0010】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、短縮プロトコル機能を有効に機能できるファ
クシミリ装置の制御方法を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、また、指定さ
れた電話番号の相手端末を発呼し、そのときの相手端末
を電話機能から画像通信機能へ切換えるために自端末で
操作入力された切換操作手順に関する情報を記憶して、
その記憶した切換操作手順情報をそのときに指定された
電話番号に関連して保存する一方、発呼時、指定された
電話番号に対応して切換操作手順情報が記憶されている
ときには、その切換操作手順情報に対応した切換操作手
順を実行し、そののちに、所定の伝送手順を行なうよう
にしたものである。また、前記切換操作手順は、特定の
トーン信号の発生および所定の音声メッセージの応答出
力を含むものである。
【0012】
【0013】
【作用】したがって、画情報伝送動作に先立って、相手
端末の伝送機能を学習することができるので、短縮プロ
トコル機能を有効に活用することができる。また、相手
端末が電話器と回線を共用している場合、電話機能から
ファクシミリ機能に回線を切換えるための切換操作手順
を学習して、画情報伝送動作に先だってその切換操作手
順を実行するようにしているので、相手端末が電話器と
回線を共用している場合でも、ユーザの介在なしに画情
報伝送を行なうことができ、非常に便利である。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。
【0016】同図において、CPU(中央処理装置)1
は、このファクシミリ装置の各部の制御処理、および、
ファクシミリ伝送制御手順処理を行うものであり、RO
M(リード・オンリ・メモリ)2は、CPU1が実行す
る制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行
するときに必要な各種データなどを記憶するためのもの
であり、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)3は、
CPU1のワークエリアを構成するとともに、このグル
ープ3ファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶する
ためのものである。
【0017】スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ5は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
6は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0018】符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置8は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0019】グループ3ファクシミリモデム9は、グル
ープ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのもの
であり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム
機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやり
とりするための高速モデム機能(V.33モデム、V.
29モデム、V.27terモデム)を備えている。
【0020】網制御装置10は、このファクシミリ装置
を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。また、電話器11は、通話のた
めのものである。
【0021】また、音声符号化合成装置12は、音声信
号を符号化圧縮するとともに、音声符号情報に基づいて
元の音声信号を合成出力するものであり、音声メモリ1
3は、音声符号化合成装置12が形成した音声符号情報
を保存するとともに、所定の応答音声メッセージを構成
する音声符号情報を保存するものである。マイク14
は、音声符号化合成装置12に音声信号を入力するため
のものである。
【0022】また、切換器15は、グループ3ファクシ
ミリモデム9から出力される送信信号、または、音声符
号化合成装置12から出力される音声信号のいずれか一
方を選択して、網制御装置10の送信信号入力端に出力
するためのものである。
【0023】これらの、制御部1、システムメモリ2、
パラメータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表
示部6、符号化復号化部7、画像蓄積装置8、グループ
3ファクシミリモデム9、網制御装置10、音声符号化
合成装置12、および、音声メモリ13は、システムバ
ス16に接続されており、これらの各要素間でのデータ
のやりとりは、主としてこのシステムバス11を介して
行われている。
【0024】図2は、操作表示部6の一例を示してい
る。
【0025】同図において、スタートキー6aは、この
ファクシミリ装置の送受信動作の開始を指令入力するた
めのものであり、ストップキー6bは、このファクシミ
リ装置の動作の停止を指令入力するためのものであり、
テンキー6cは、電話番号などの数字(数値)情報を入
力するためのものである。
【0026】機能キー6dは、ワンタッチダイアル機能
へのデータ登録など、このファクシミリ装置の種々の機
能を指定するためのものであり、学習キー6eは、後述
する伝送機能情報や切換手順情報を学習するための学習
伝送モードを指令入力するためのものであり、ワンタッ
チダイアルキー6fは、1つのキー操作で宛先を指定す
るワンタッチダイアル機能の操作を行うためのものであ
る。
【0027】液晶表示器6gは、このファクシミリ装置
からオペレータへの種々のメッセージを表示するための
ものであり、YESキー6hは、液晶表示器6gに表示
されたガイダンスメッセージに対する肯定的な回答を入
力するためのものであり、NOキー6iは、液晶表示器
6gに表示されたガイダンスメッセージに対する否定的
な回答を入力するためのものである。
【0028】さて、このグループ3ファクシミリ装置
は、相手端末の電話番号に関連してその相手端末の伝送
機能情報を保存し、発呼時には、指定された電話番号に
対応して保存している伝送機能情報を読み出して、その
伝送機能情報を参照してそのときに使用する伝送機能を
設定し、その設定した伝送機能を相手端末に通知して画
情報送信動作を行なう、いわゆる、短縮プロトコル機能
を備えており、図2に示すように、短縮ダイアルテーブ
ルにこの短縮プロトコルのための情報を記憶している。
【0029】この短縮ダイアルテーブルの1つの要素
は、ワンタッチダイアルキー6e、および、例えば「*
??」という記号と数字の組み合わせで指定される短縮
ダイアルをそれぞれ指定するための短縮ダイアル番号、
その短縮ダイアル番号に登録されている電話番号をあら
わす電話番号情報、その相手端末の伝送機能を記憶する
ための伝送機能情報、および、1つの回線を電話端末と
共用している端末を、電話機能からファクシミリ機能に
切換えるための切換手順を記憶するための切換手順情報
からなる。
【0030】なお、有効な情報が記憶されていない伝送
機能情報および切換手順情報の各項目には、「データな
し」をあらわす情報が記憶される。また、以下の説明に
おいて、短縮ダイアルという用語には、ワンタッチダイ
アルキー6eによる宛先指定動作を含む。
【0031】ここで、伝送機能情報としては、例えば、
グループ3ファクシミリ装置が着呼応答時に最初に送出
する非標準機能識別信号NSFの情報フィールドの内容
や、デジタル識別信号DISの内容が保存される。ま
た、切換手順情報としては、例えば、電話機能からファ
クシミリ機能に切換えるために、コーリング信号CNG
を、2回送出して、「2」のプッシュボタン信号を送出
するときには、図4(a)に示すように、その信号シー
ケンスをあらわす「CNG,CNG,DT2」という情
報が保存される。
【0032】また、例えば、「これからファクシミリを
送ります。電話からファクシミリに切り換えてくださ
い。」というガイダンスメッセージを送出したのちにコ
ーリング信号CNGを2回送出する場合には、同図
(b)に示すように、ガイダンスメッセージをあらわす
記号「MG1」と、「CNG,CNG」というシーケン
スの情報が保存される。
【0033】なお、この切換手順情報には、それ以外の
信号をあらわす記号や、ユーザが特別に入力して音声メ
モリ14に保存されている音声メッセージをあらわす記
号などを用いることができる。また、ユーザが入力した
音声メッセージを使用する場合には、事前に、その音声
メッセージを音声メモリ14に保存する作業を行なう。
【0034】図5は、網制御装置10の一例を示してい
る。
【0035】同図において、2回路の切替器20のコモ
ン端子20ac,20bcは、電話回線にそれぞれ接続
されており、切換接続端20ab,20bbは、電話器
11の信号線が接続されている。また、切換接続端20
aa,20baは、トランス21の一次側に接続されて
いる。
【0036】トランス21の二次側は、2線/4線変換
器22の2線側接続端に接続されており、この2線/4
線変換器22の4線側接続端は、グループ3ファクシミ
リモデム9に接続されている。
【0037】リンギング・極反検出器23は、交換機か
らの呼出音であるリンギングトーンを検出するととも
に、電話回線上の直流電源の極性反転を検出するもので
あり、その検出信号S1は、CPU1に出力されてい
る。
【0038】ダイアルパルス発生器24は、回線に選択
信号としてダイアルパルスを出力するためのものであ
り、その動作は、CPU1から出力される制御信号S2
により制御されている。
【0039】プッシュボタン信号発生器25は、回線に
選択信号としてプッシュボタン信号を出力するためのも
のであり、その出力信号は、2線/4線変換器22の4
線側接続端のうちの信号入力端に加えられている。ま
た、このプッシュボタン信号発生器25は、CPU1か
ら出力される制御信号S3により制御されている。
【0040】トーン信号発生器26は、回線に、短縮プ
ロトコルを開始することを指定するためのトーン信号T
N1など、複数の特定のトーン信号を出力するためのも
のであり、その出力信号は、2線/4線変換器22の4
線側接続端のうちの信号入力端に加えられている。ま
た、このトーン信号発生器26は、CPU1から出力さ
れる制御信号S4により制御されている。
【0041】トーン信号検出器27は、回線を介して相
手端末から送出されたトーン信号TN1などの種々のト
ーン信号を検出するためのものであり、その入力端は、
2線/4線変換器22の4線側接続端のうちの信号出力
端に接続されている。また、その検出信号S5は、CP
U1に出力されている。
【0042】また、切替器20の動作は、CPU1から
出力される制御信号S6により制御されている。
【0043】図6は、短縮プロトコルの伝送手順の一例
を示している。
【0044】送信装置TXは、指定された宛先を発呼し
(ダイアル)、受信装置RXが着信応答してオフフック
すると、被呼局識別信号CEDを検出するまで待つ。ま
た、受信装置RXは、着信応答すると被呼局識別信号C
EDを送出する。
【0045】送信装置TXは、この被呼局識別信号CE
Dを受信すると、即座にトーン信号発生器26よりトー
ン信号TN1を一定の短時間発生させて、トーン信号T
N1の出力を停止してから一定時間を経過すると、その
ときに記憶している伝送機能情報に基づいてそのときに
使用する伝送機能を設定し、そのときに設定した伝送機
能を通知するための非標準機能設定信号NSSを送出し
たのちに、そのときに設定したモデム速度でモデムトレ
ーニング信号TCFを送出する。
【0046】また、受信装置RXは、被呼局識別信号C
EDを送出している間に、トーン信号検出器27がトー
ン信号TN1を検出すると、その時点で被呼局識別信号
CEDの送出を終了して、非標準機能設定信号NSSを
受信する準備に移行し、受信した非標準機能設定信号N
SSで指定されたモデム速度でモデムトレーニング信号
を受信する。そして、その受信結果が良好な場合には、
受信準備確認信号CFRを送出する。
【0047】送信装置TXは、受信準備確認信号CFR
を受信すると、そのときの送信原稿の画像をスキャナ4
で読み取り、それによって得た画信号を符号化復号化部
7で符号化圧縮し、それによって形成された画情報PI
Xを送信し、この場合には、後続のページがないことを
あらわす手順終了信号EOPを送出する。
【0048】受信装置RXは、受信した画情報PIXを
符号化復号化部7で元の画信号に復号化し、それによっ
て得た画信号を順次プロッタ5に転送して、受信画像を
記録出力させる。そして、画情報PIXの受信終了時
に、符号化復号化部7で符号誤りが所定数以下になって
いて、画情報PIXを正常受信した場合には、メッセー
ジ確認信号MCFを応答する。
【0049】送信装置TXは、メッセージ確認信号MC
Fを受信すると、切断命令信号DCNを送出して、回線
を復旧し、一連の画情報送信動作を終了する。
【0050】また、受信装置RXは、切断命令信号DC
Nを受信すると、回線を復旧し、一連の画情報受信動作
を終了する。
【0051】このようにして、送信装置TXが、受信装
置RXの着信応答を検出した時点で、伝送手順のフェー
ズBを開始するので、伝送前手順の時間を大幅に削減す
ることができ、画情報伝送に要する時間を短縮すること
ができる。
【0052】また、本実施例では、画情報伝送動作に先
立って、相手端末の伝送機能を知るための学習伝送動作
を行なう。
【0053】この場合、図7に示すように、発端末は、
指定された電話番号を発呼し、着端末は、着信応答する
と、被呼局識別信号CED、非標準機能識別信号NS
F、被呼端末識別信号CSI、および、デジタル識別信
号DISを順次応答する。
【0054】発端末は、被呼局識別信号CED、非標準
機能識別信号NSF、被呼端末識別信号CSI、およ
び、デジタル識別信号DISを受信すると、非標準機能
識別信号NSFの内容を保存するとともに、切断命令信
号DCNを送出して、回線を復旧する。また、着端末
は、切断命令信号DCNを受信すると、回線を復旧す
る。
【0055】このようにして、学習伝送動作は、着端末
が最初に応答する被呼局識別信号CED、非標準機能識
別信号NSF、被呼端末識別信号CSI、および、デジ
タル識別信号DISを送出した直後に終了するので、非
常に短い時間で終了し、このための課金料金は、ごく小
さくて済む。
【0056】図8は、学習キー6eが操作入力されたと
きの処理例を示している。
【0057】まず、CPU1は、図9に示すような学習
項目選択メニューを液晶表示器6gに表示して(処理1
01)、ユーザがいずれかの番号を入力するまで待つ
(処理102)。ユーザが、伝送機能のみの学習項目を
指定するために、キー「1」を操作入力したときには、
判断103の結果がYESになり、これにより、伝送機
能学習処理104が実行される。一方、自動切換手順と
伝送機能の学習項目を指定するために、キー「2」を操
作入力したときには、判断103の結果がNOになり、
これにより、自動切換手順/伝送機能学習処理105が
実行される。
【0058】伝送機能学習処理104の一例を図10に
示す。
【0059】まず、CPU1は、学習する相手端末の電
話番号が登録されている短縮ダイアルを選択入力するよ
うに促すガイダンスメッセージを液晶表示器6gに表示
して(処理201)、ユーザがいずれかの短縮ダイアル
を入力するのを待つ(処理202)。
【0060】次いで、短縮ダイアルテーブルの、入力さ
れた短縮ダイアルの電話番号情報の項目に有効なデータ
が保存されているかどうかを調べて(判断203)、判
断203の結果がYESになるときには、伝送機能情報
の項目に有効なデータが保存されているかどうかを調べ
(判断204)、判断204の結果がYESになるとき
には、その内容を消去する。
【0061】そして、電話番号情報の内容を網制御装置
10に転送して相手端末を発呼し(処理206)、相手
端末から送出される被呼局識別信号CED、非標準機能
識別信号NSF、被呼端末識別信号CSI、および、デ
ジタル識別信号DISを受信すると(処理207)、切
断命令信号DCNを送出して(処理208)、回線を復
旧する(処理209)。
【0062】次に、受信した非標準機能識別信号NSF
の内容を調べて、相手端末が短縮プロトコル機能を備え
ているかどうかを判断し(判断210)、判断210の
結果がYESになるときには、その非標準機能識別信号
NSFの内容を伝送機能情報に保存して(処理21
1)、この動作を終了する。また、判断210の結果が
NOになるときには、「データなし」をあらわすデータ
を伝送機能情報に保存して(処理212)、この動作を
終了する。
【0063】また、指定された短縮ダイアルに有効な電
話番号が登録されていない場合で、判断203の結果が
NOになるときには、例えば、「この短縮ダイアルには
電話番号が登録されていません。」というエラーメッセ
ージを液晶表示器6gに表示して(処理213)、この
動作を終了する。
【0064】このようにして、伝送機能学習動作を選択
すると、上述した学習モードの伝送動作が行われて、そ
のときに入力された短縮ダイアルに対応した伝送機能情
報に、伝送機能をあらわすデータが保存される。
【0065】自動切換手順/伝送機能学習処理105の
一例を図11および図12に示す。
【0066】まず、CPU1は、学習する相手端末の電
話番号が登録されている短縮ダイアルを選択入力するよ
うに促すガイダンスメッセージを液晶表示器6gに表示
して(処理301)、ユーザがいずれかの短縮ダイアル
を入力するのを待つ(処理302)。
【0067】次いで、短縮ダイアルテーブルの、入力さ
れた短縮ダイアルの電話番号情報の項目に有効なデータ
が保存されているかどうかを調べて(判断303)、判
断303の結果がYESになるときには、切換手順情報
の項目に有効なデータが保存されているかどうかを調べ
(判断304)、判断304の結果がYESになるとき
には、その内容を消去する。
【0068】そして、電話番号情報の内容を網制御装置
10に転送して相手端末を発呼し(処理306)、例え
ば、「電話からファクシミリに切り換える切換操作を開
始するときには、スタートキーを押してください。」と
いう操作開始ガイダンスメッセージを液晶表示器6fに
表示して(処理307)、ユーザがスタートキー6aを
操作入力するのを待つ(処理308)。
【0069】ユーザがスタートキー6aを操作すると、
例えば、「操作が終了したら、ストップキーを押してく
ださい。」という操作ガイダンスメッセージを液晶表示
器6fに表示しながら(処理309)、ユーザがいずれ
かの操作を1つ行なうまで待ち(処理310)、その操
作内容を保存する(処理311)。また、そのときの入
力がストップキー6bであるかどうかを調べて(判断3
12)、判断312の結果がNOになるときには、処理
309に戻り、次の操作ステップの保存を行なう。
【0070】ストップキー6bが操作された場合で、判
断312の結果がYESになるときには、そのときまで
に保存した操作手順の情報を対応する切換手順情報の項
目に保存する(処理313)。
【0071】一方、着信端末は、ファクシミリ機能に切
り替わったので、着信応答の動作を開始する。これによ
り、相手端末から送出される被呼局識別信号CED、非
標準機能識別信号NSF、被呼端末識別信号CSI、お
よび、デジタル識別信号DISを受信すると(処理31
4)、切断命令信号DCNを送出して(処理315)、
回線を復旧する(処理316)。
【0072】次に、受信した非標準機能識別信号NSF
の内容を調べて、相手端末が短縮プロトコル機能を備え
ているかどうかを判断し(判断317)、判断317の
結果がYESになるときには、その非標準機能識別信号
NSFの内容を伝送機能情報に保存して(処理31
8)、この動作を終了する。また、判断317の結果が
NOになるときには、「データなし」をあらわすデータ
を伝送機能情報に保存して(処理319)、この動作を
終了する。
【0073】また、指定された短縮ダイアルに有効な電
話番号が登録されていない場合で、判断303の結果が
NOになるときには、例えば、「この短縮ダイアルには
電話番号が登録されていません。」というエラーメッセ
ージを液晶表示器6gに表示して(処理320)、この
動作を終了する。
【0074】このようにして、自動切換と伝送機能学習
動作を選択すると、電話機能からファクシミリ機能への
切換動作が学習されてその手順をあらわす切換手順情報
が保存されるとともに、伝送機能情報が保存される。
【0075】図13および図14は、発呼時の処理を例
示している。
【0076】まず、そのときのダイアル操作が、短縮ダ
イアル入力であるかどうかを調べて(判断401)、判
断401の結果がYESになるときには、対応する短縮
ダイアル番号に登録されている電話番号情報の内容を読
み出し(処理402)、その宛先を発呼する(処理40
3)。
【0077】そして、その短縮ダイアル番号の切換手順
情報に有効な情報が保存されているかどうかを調べて
(判断404)、判断404の結果がYESになるとき
には、その切換手順情報の内容を読み出して(処理40
5)、最初の手順から順次1つずつ手順ステップを行な
って、相手端末を電話機能からファクシミリ機能を切り
換える(処理406)。このとき、音声メッセージ応答
のステップでは、切換器15により音声符号化合成装置
12を指定し、音声符号化合成装置12に応答メッセー
ジの種別を指定した状態で音声合成動作を指令する。ま
た、プッシュボタン信号を発生するステップでは、プッ
シュボタン信号発生器25に、その番号に対応した制御
信号S3を出力する。また、トーン信号を送出するステ
ップでは、トーン信号発生器26に、発生するトーン信
号をあらわす制御信号S4を出力する。ただし、判断4
04の結果がNOになるときには、処理405,406
を行なわない。
【0078】次に、その短縮ダイアル番号の伝送機能情
報に有効な情報が保存されているかどうかを調べて(判
断407)、判断407の結果がYESになるときに
は、その伝送機能情報の内容を読み出す(処理40
8)。
【0079】そして、相手端末から被呼局識別信号CE
Dが送出されるまで待ち(処理409)、被呼局識別信
号CEDを検出すると、トーン信号発生器26よりトー
ン信号TN1を単時間送出し(処理410)、そのとき
の伝送機能情報の内容に基づいて、内容を決定した非標
準機能設定信号NSSを送出する(処理411)。
【0080】次いで、送信画情報を送信し(画情報伝送
手順処理412)、画情報伝送を終了すると、所定の伝
送後手順を実行して(処理413)、回線を復旧し(処
理414)、一連の送信動作を終了する。
【0081】一方、ユーザから入力されたダイアルが、
短縮ダイアル入力でない場合で、判断401の結果がN
Oになるときには、入力された電話番号の宛先を発呼し
て(処理415)、相手端末から送出される被呼局識別
信号CED、非標準機能識別信号NSF、被呼端末識別
信号CSI、および、デジタル識別信号DISを受信し
(処理416)、所定の伝送前手順を実行し(処理41
7)、所定の画情報伝送手順を実行して画情報を送信し
(処理418)、所定の伝送後手順を実行した後に(処
理419)、処理414に移行して、回線を復旧する。
【0082】また、伝送機能情報に有効な情報が記憶さ
れていない場合で、判断407の結果がNOになるとき
には、処理416に移行して、それ以降の処理を実行す
る。
【0083】ところで、上述した実施例では、切換手順
の学習動作と、伝送機能の学習動作を続けて行なうよう
にしているが、切換手順の学習動作を単独に行なうよう
にすることもできる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画情報伝送動作に先立って、相手端末の伝送機能を学習
することができるので、短縮プロトコル機能を有効に活
用することができる。また、相手端末が電話器と回線を
共用している場合、電話機能からファクシミリ機能に回
線を切換えるための切換操作手順を学習して、画情報伝
送動作に先だってその切換操作手順を実行するようにし
ているので、相手端末が電話器と回線を共用している場
合でも、ユーザの介在なしに画情報伝送を行なうことが
でき、非常に便利であるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグループ3ファクシミリ装置の一例を
示すブロック図。
【図2】操作表示部の一例を示す概略図。
【図3】短縮ダイアルテーブルの一例を示す概略図。
【図4】切換手順情報の一例を示す概略図。
【図5】網制御装置の一例を示すブロック図。
【図6】短縮プロトコル手順の一例を示すタイムチャー
ト。
【図7】学習伝送動作の一例を示すタイムチャート。
【図8】学習動作の一例を示すフローチャート。
【図9】学習項目選択メニューの一例を示す概略図。
【図10】伝送機能学習処理の一例を示すフローチャー
ト。
【図11】自動切換手順/伝送機能学習処理の一部を示
すフローチャート。
【図12】自動切換手順/伝送機能学習処理の他の部分
を示すフローチャート。
【図13】送信処理の一部を示すフローチャート。
【図14】送信処理の他の部分を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 CPU(中央処理装置) 2 ROM(リード・オンリ・メモリ) 3 RAM(ランダム・アクセス・メモリ) 10 網制御装置 12 音声符号化合成装置 14 音声メモリ 15 切換器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された電話番号の相手端末を発呼
    し、そのときの相手端末を電話機能から画像通信機能へ
    切換えるために自端末で操作入力された切換操作手順に
    関する情報を記憶して、その記憶した切換操作手順情報
    をそのときに指定された電話番号に関連して保存する一
    方、発呼時、指定された電話番号に対応して切換操作手
    順情報が記憶されているときには、その切換操作手順情
    報に対応した切換操作手順を実行し、そののちに、所定
    の伝送手順を行なうことを特徴とするグループ3ファク
    シミリ装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記切換操作手順は、特定のトーン信号
    の発生および所定の音声メッセージの応答出力を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載のグループ3ファクシミリ
    装置の制御方法。
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