JP2002044286A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2002044286A
JP2002044286A JP2000228893A JP2000228893A JP2002044286A JP 2002044286 A JP2002044286 A JP 2002044286A JP 2000228893 A JP2000228893 A JP 2000228893A JP 2000228893 A JP2000228893 A JP 2000228893A JP 2002044286 A JP2002044286 A JP 2002044286A
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circulation
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JP2000228893A
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Osamu Kimoto
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来例に比較して安価に画像データを次の回
覧宛先に回覧することができる。 【解決手段】 ファクシミリ装置20は、図2に示すよ
うに、複数の宛先グループに対応するボックス番号毎に
レコード番号に対応して回覧宛先の電話番号を予め記憶
する同一の回覧宛先リストボックス7aをRAM7内に
有している。そして、主制御部1は、図8のサブルーチ
ンである最も安価なルートを選択するLCR処理を読み
出して実行することにより、RAM7内の回覧宛先リス
トボックス7aに記憶された複数の回覧宛先の電話番号
から、次の回覧宛先として通信料金が安価な宛先を選択
し(図3のステップS4、S8、図4のステップS1
7、図6のステップS41、S47、図7のステップS
60)、上記選択された宛先に回覧すべき画像データを
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回覧機能を備えた
ファクシミリ装置などの通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回覧機能を備えたファクシミリ装
置では、回覧すべき電話番号のリストのデータを、専用
の独自の通信手順で次のファクシミリ装置に転送し、も
しくは、回覧すべき電話番号のリストを画像データに挿
入して送信するなど特別な通信手順で転送することによ
り、回覧すべき画像データを順次次のファクシミリ装置
に転送して回覧していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の回覧機能を備えたファクシミリ装置では、次の回覧宛
先が予め決められており、通信料金が安価であるか否か
は判断していない。従って、必ずしも安価に送信できな
いことがしばしばあった。
【0004】本発明の目的は以上の問題点を解決し、従
来例に比較して安価に画像データを次の回覧宛先に回覧
することができる通信端末装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信端末装
置は、複数の回覧宛先の電話番号を予め記憶する記憶手
段と、上記記憶手段に記憶された複数の回覧宛先の電話
番号から、次の回覧宛先として通信料金が安価な宛先を
選択する選択手段と、上記選択された宛先に回覧すべき
画像データを送信する送信手段とを備えたことを特徴と
する。
【0006】また、上記通信端末装置において、上記選
択手段は、好ましくは、上記記憶手段に記憶された複数
の回覧宛先の電話番号のうちの市外局番に基づいて、距
離を基準として通信料金が安価な宛先を選択することを
特徴とする。
【0007】さらに、上記通信端末装置において、好ま
しくは、上記記憶手段は、複数の宛先グループを指定す
るために複数のボックス番号が付与された回覧宛先ボッ
クスを備え、上記選択手段は、上記ボックス番号の指定
信号を受信して回覧宛先ボックスを選択することにより
宛先グループを選択することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0009】<実施形態>図1は、本発明に係る実施形
態である、回覧機能を有するファクシミリ装置20の構
成を示すブロック図である。本実施形態の回覧機能を有
するファクシミリ装置20を用いて画像データを回覧す
るときは、回覧依頼元装置から回覧開始を行い、回覧処
理装置で順次回覧すべき画像データを中継送信して所定
の回覧宛先に画像データを送信する。
【0010】この実施形態のファクシミリ装置20は、
回覧依頼元装置又は回覧処理装置として動作可能な装置
であって、画像データを回覧すべき複数のファクシミリ
装置20には、図2に示すように、複数の宛先グループ
(いわゆる、回覧グループに対応する。)に対応するボ
ックス番号毎にレコード番号に対応して回覧宛先の電話
番号を予め記憶する同一の回覧宛先リストボックス7a
をRAM7内に有している。そして、回覧依頼元装置又
は回覧処理装置の主制御部1は、図8のサブルーチンで
ある最も安価なルートを選択するLCR(Least Cost R
outing)処理を読み出して実行することにより、RAM
7内の回覧宛先リストボックス7aに記憶された複数の
回覧宛先の電話番号から、次の回覧宛先として通信料金
が安価な宛先を選択し(図3のステップS4、S8、図
4のステップS17、図6のステップS41、S47、
図7のステップS60)、上記選択された宛先に回覧す
べき画像データを送信することを特徴としている。ここ
で、図8のLCR処理では、RAM7内の回覧宛先リス
トボックス7aに記憶された複数の回覧宛先の電話番号
のうちの市外局番に基づいて、同一のMA(message ar
ea:単位料金区域)内の宛先、隣接するMA内の宛先、
同一の県内の宛先、隣接する県内の宛先の順序で、当該
装置の電話局からの距離を基準として通信料金が安価な
宛先を選択することを特徴としている。また、回覧処理
装置の主制御部1は、ファクシミリの通信手順で送信さ
れるSUB信号を受信して、SUB信号で指定されたボ
ックス番号に基づいて、回覧宛先ボックスを選択するこ
とにより宛先グループを選択することを特徴としてい
る。
【0011】図1において、ファクシミリ装置20は、
従来のG3方式等のファクシミリ通信機能を備えるとと
もに、回覧機能を備えている。主制御部1は具体的には
CPUで構成されており、バス13を介して以下のハー
ドウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、
後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。画像読
取部2は、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取
り、白黒2値に変換したドットイメージデータを出力す
る。画像記録部3は電子写真方式等のプリンタ装置であ
り、相手先のファクシミリ装置からファクシミリ通信に
より受信したイメージデータをハードコピーとしてプリ
ントアウトして記録する。表示部4は、液晶表示装置
(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であ
り、当該ファクシミリ装置20の動作状態を表示した
り、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイ
メージデータの表示を行う。
【0012】操作部5は、当該ファクシミリ装置20を
操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、
短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種
のファンクションキー等を備える。また、操作部5は、
回覧処理装置において、回覧すべき画像データを受信し
た後、他の回覧すべき宛先に回覧処理を続行すべきか否
かを操作する回覧キーをさらに備える。なお、上述の表
示部4をタッチパネル方式とすることにより、この操作
部5の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構
成してもよい。
【0013】ROM6は、当該ファクシミリ装置20の
動作に必要であって主制御部1によって実行される種々
のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当
該プログラムは、少なくとも図3及び図4の回覧発信処
理、図5乃至図7の回覧着信処理、並びにLCR処理の
プログラムを含む。RAM7は、SRAM又はフラッシ
ュメモリ等で構成され、主制御部1のワーキングエリア
として使用されてプログラムの実行時に発生する一時的
なデータを記憶する。ここで、RAM7には、図2に一
例を示す回覧宛先リストボックス7aを予め格納してい
る。なお、RAM7としてフラッシュメモリを使用した
場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断され
た場合にもそのデータの内容が失われない。画像メモリ
8はDRAM等で構成され、送信すべきイメージデータ
又は受信したイメージデータを記憶する。なお、RAM
7及び画像メモリ8をハードディスクメモリで構成して
もよい。
【0014】ファックスモデム10は、公衆電話回線L
に接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモ
デムの機能を有するモデムであり、FSK信号として受
信される発信電話番号情報のデータを復調して主制御部
1に出力する。NCU(ネットワーク制御回路:Networ
k Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直
流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイ
ヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じ
てファックスモデム10を公衆電話回線Lに接続する。
ここで、NCU11は、発信電話番号通知サービスにお
けるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出
を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービ
スにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信するこ
とができる。なお、NCU11を所定のターミナルアダ
プタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service
Unit)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線
(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよ
い。
【0015】以上のように構成された本実施形態のファ
クシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ
通信機能に加えて、回覧機能を有している。ファクシミ
リ通信機能において、画像読取部2により読み取られた
ドットイメージデータはファクシミリ通信の規格で定め
られているMH,MR,MMR等の符号化方式に従って
ソフトウェアにより符号化された後、相手先のファクシ
ミリ装置に送信される一方、逆に相手先のファクシミリ
装置から受信した符号化データもソフトウェアによりイ
メージデータに復号化されて画像記録部3からハードコ
ピーとして出力される。なお、画像メモリ8はイメージ
データを必要に応じて記憶し、また逆に記憶しているイ
メージデータを必要に応じて出力する。
【0016】図2は、図1の回覧宛先リストボックス7
aの一例のテーブルを示す図である。この回覧宛先リス
トボックス7aは、回覧依頼元装置及び回覧処理装置の
各装置に備えられ、図2に示すように、宛先グループに
対応するボックス番号毎に回覧宛先リストボックスが格
納され、各ボックスでは、レコード番号毎に回覧すべき
ファクシミリ装置の電話番号が予め操作部5を用いて入
力されて格納されている。ここで、ボックス番号は、フ
ァックスの原稿画像を回覧すべき複数の宛先を含むグル
ープを示す番号として使用してSUB信号に格納され、
レコード番号は回覧すべき宛先を示す宛先情報であって
SID信号に格納され、回覧宛先に発呼して宛先が応答
した宛先についてはSID信号内のレコード番号リスト
から除外する(図3のステップS11及び図7のステッ
プS53)。すなわち、回覧できたときは、SID信号
内のレコード番号リストから順次除くことにより、SI
D信号内のレコード番号が無くなるまで回覧処理を続行
してゆく。
【0017】図3及び図4は、図1のファクシミリ装置
の回覧依頼元装置の主制御部1によって実行される回覧
発信処理を示すフローチャートである。図3において、
まず、ステップS1で回覧宛先リストボックスのボック
ス番号を操作部5を用いて入力し、ステップS2におい
て入力したボックス番号の回覧宛先リストを回覧宛先リ
ストボックス7aから読み出し表示部4に表示する。次
いで、ステップS3において表示された回覧宛先リスト
から回覧宛先を操作部5を用いて選択し、ステップS4
において、図8のLCR処理を読み出して実行すること
により、選択された回覧宛先グループ内の複数の回覧宛
先から、通信料金が安価な次の回覧宛先を選択し、ステ
ップS5において選択された宛先に発呼する。そして、
ステップS6において宛先のファクシミリ装置が応答し
たか否かが判断され、NOであるときはステップS7に
おいて回線開放した後、ステップS8において発呼済み
の宛先を除き、図8のLCR処理を読み出して実行する
ことにより、他の宛先を選択して、ステップS5に戻り
選択された別の宛先に発呼する。一方、ステップS6で
YESのときは、ステップS9においてDIS信号を検
出し、ステップS10においてSUB信号にボックス番
号を挿入して送出し、ステップS11においてSID信
号に発呼した宛先以外の回覧すべき宛先のレコード番号
を挿入して送出し、ステップS12においてDCS信
号、トレーニング信号及びTCF信号を送出し、ステッ
プS13においてCFR信号を検出する。そして、図4
のステップS14に進む。
【0018】図4のステップS14において画像読取部
2を用いて原稿を読み取り、その画像データを送信し、
ステップS15において送信はOKか否かが判断され、
NOであるときはステップS16でDCN信号を送出し
た後、ステップS16Aで回線開放し、ステップS17
において他の宛先の中で、図8のLCR処理を読み出し
て実行することにより、別の宛先を選択して図3のステ
ップS5に戻る。図4のステップS15でYESのとき
は、ステップS18においてEOP信号を送出し、ステ
ップS19においてMCF信号を検出した後、ステップ
S20において回線開放して当該回覧発信処理を終了す
る。
【0019】図5乃至図7は、図1のファクシミリ装置
の回覧処理装置の主制御部1によって実行される回覧着
信処理を示すフローチャートである。図5において、ま
ず、ステップS21において着呼したか否かが判断さ
れ、YESとなるまでステップS21の処理が実行さ
れ、YESとなったとき、ステップS22においてDI
S信号を送出し、次いで、ステップS23においてSU
B信号を検出し、ステップS24においてSID信号を
検出し、ステップS25においてDCS信号、トレーニ
ング信号、TCF信号を検出する。そして、ステップS
26においてCFR信号を送出し、ステップS27にお
いて画像データを受信して画像メモリ8に格納して、ス
テップS28においてEOP信号を検出し、ステップS
29においてMCF信号を送出する。さらに、ステップ
S30において回線開放した後、ステップS31におい
て画像メモリ8に格納された画像データの画像をプリン
トする。次いで、ステップS32において回覧ボタンが
オンされたか否かが判断され、YESとなるまで、ステ
ップS32の処理が行われ、YESのときに、図6のス
テップS41に進む。
【0020】図6のステップS41においては、図8の
LCR処理を読み出して実行することにより、SUB信
号で指定されたボックス番号のリストの中でSID信号
で指定された宛先のうちから1つを選択し、ステップS
42において選択された宛先に発呼する。そして、ステ
ップS43において宛先が応答したか否かが判断され、
NOであるときはステップS44においてタイムアップ
したか否かが判断され、このときNOであるときはステ
ップS43に戻る一方、YESのときはステップS45
において回線開放し、ステップS46において他の宛先
が有るか否かが判断される。ステップS46でYESの
ときは、ステップS47において、図8のLCR処理を
読み出して実行することにより、他の宛先の中で別の宛
先を選択してステップS42に戻り、別の宛先に発呼す
る。一方、ステップS46でNOであるときは、ステッ
プS48において回覧中に通信エラーが生じたときを通
知するための回覧中エラー終了レポートを画像記録部3
を用いてプリントして当該回覧着信処理を終了する。な
お、ステップS43でYESであるときは図7のステッ
プS51に進む。
【0021】図7のステップS51において、DIS信
号を検出する。次いで、ステップS52においてSUB
信号にボックス番号を挿入して送出し、ステップS53
においてSID信号に発呼した宛先以外の回覧すべき宛
先のレコード番号を挿入して送出する。ここで、これか
ら回覧すべき宛先が無いときは、それを示すための情
報、例えば0000のレコード番号を挿入する。そし
て、ステップS54においてDCS信号、トレーニング
信号、TCF信号を送出し、ステップS55においてC
FR信号を検出した後、ステップS56において画像読
取部2を用いて原稿を読み取り、その画像データを送信
する。次いで、ステップS57において送信OKか否か
が判断され、NOであるときは、ステップS58でDC
N信号を送出した後、ステップS59において回線開放
し、ステップS60において、発呼済みの宛先を除き、
図8のLCR処理を読み出して実行することにより、他
の宛先を選択し、図6のステップS42に戻り別の宛先
に発呼する。一方、ステップS57でYESのときはス
テップS61においてEOP信号を送出し、ステップS
61においてMCF信号を検出した後、ステップS62
において回線開放して当該回覧着信処理を終了する。
【0022】図8は、図1のファクシミリ装置の回覧処
理装置の主制御部1によって実行されるサブルーチンで
あるLCR処理を示すフローチャートである。図8にお
いて、まず、ステップS71において同一のMA内の宛
先はあるか否かが判断され、YESであれば、ステップ
S72においてその宛先を選択して元のルーチンに戻
る。一方、ステップS71でNOであれば、ステップS
73において隣接するMA内の宛先はあるか否かが判断
され、YESであれば、ステップS74においてその宛
先を選択して元のルーチンに戻る。一方、ステップS7
3でNOであれば、ステップS75において同一の県内
の宛先はあるか否かが判断され、YESであれば、ステ
ップS76においてその宛先を選択して元のルーチンに
戻る。一方、ステップS75でNOであれば、ステップ
S77において隣接する県内の宛先はあるか否かが判断
され、YESであれば、ステップS78においてその宛
先を選択して元のルーチンに戻る。一方、ステップS7
7でNOであれば、ステップS79において未発呼宛先
の中で最初に登録されている宛先を選択して元のルーチ
ンに戻る。
【0023】以上のように構成された図8のLCR処理
では、ステップS71、S73,S75,S77の分岐
判断処理から明らかなように、RAM7内の回覧宛先リ
ストボックス7aに記憶された複数の回覧宛先の電話番
号のうちの市外局番に基づいて、同一のMA(message
area:単位料金区域)内の宛先、隣接するMA内の宛
先、同一の県内の宛先、隣接する県内の宛先の順序で、
当該装置の電話局からの距離を基準として通信料金が安
価な宛先を選択している。
【0024】以上説明したように、本実施形態のファク
シミリ装置20によれば、図2に示すように、複数の宛
先グループに対応するボックス番号毎にレコード番号に
対応して回覧宛先の電話番号を予め記憶する同一の回覧
宛先リストボックス7aをRAM7内に有し、主制御部
1は、図8のサブルーチンである最も安価なルートを選
択するLCR処理を読み出して実行することにより、R
AM7内の回覧宛先リストボックス7aに記憶された複
数の回覧宛先の電話番号から、次の回覧宛先として通信
料金が安価な宛先を選択し(図3のステップS4、S
8、図4のステップS17、図6のステップS41、S
47、図7のステップS60)、上記選択された宛先に
回覧すべき画像データを送信する。従って、回覧のファ
クシミリ送信において、LCR処理を実行して回覧宛先
を選択しているので、回覧全体の通信コストが安価とな
る。特に、企業内回覧など、回覧すべきファクシミリ装
置の台数が多大になると、通信コストの削減はきわめて
大きくなる。
【0025】また、図8のLCR処理では、RAM7内
の回覧宛先リストボックス7aに記憶された複数の回覧
宛先の電話番号のうちの市外局番に基づいて、同一のM
A内の宛先、隣接するMA内の宛先、同一の県内の宛
先、隣接する県内の宛先の順序で、当該装置の電話局か
らの距離を基準として通信料金が安価な宛先を選択す
る。従って、LCR処理において、容易に安価な次の回
覧宛先を選択できる。
【0026】さらに、回覧処理装置の主制御部1は、フ
ァクシミリの通信手順で送信されるSUB信号を受信し
て、SUB信号で指定されたボックス番号に基づいて、
回覧宛先ボックスを選択することにより宛先グループを
選択する。従って、回覧のファクシミリ送信において、
回覧宛先グループを複数設定でき、ユーザの使い勝手を
向上させることができる。
【0027】<変形例>以上の実施形態においては、フ
ァクシミリ装置20の例について述べているが、本発明
はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網な
どの公衆網に接続された、例えば電話機、データ通信装
置などを含む通信端末装置に適用することができる。ま
た、図5のステップS32は省略してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る通信端
末装置によれば、複数の回覧宛先の電話番号を予め記憶
する記憶手段と、上記記憶手段に記憶された複数の回覧
宛先の電話番号から、次の回覧宛先として通信料金が安
価な宛先を選択する選択手段と、上記選択された宛先に
回覧すべき画像データを送信する送信手段とを備える。
従って、回覧の画像データ送信において、上記選択手段
のLCR処理により回覧宛先を選択しているので、回覧
全体の通信コストが安価となる。特に、企業内回覧な
ど、回覧すべき通信端末装置の台数が多大になると、通
信コストの削減はきわめて大きくなる。
【0029】また、上記通信端末装置において、上記選
択手段は、好ましくは、上記記憶手段に記憶された複数
の回覧宛先の電話番号のうちの市外局番に基づいて、距
離を基準として通信料金が安価な宛先を選択する。従っ
て、上記選択手段によるLCR処理において、容易に安
価な次の回覧宛先を選択できる。
【0030】さらに、上記通信端末装置において、好ま
しくは、上記記憶手段は、複数の宛先グループを指定す
るために複数のボックス番号が付与された回覧宛先ボッ
クスを備え、上記選択手段は、上記ボックス番号の指定
信号を受信して回覧宛先ボックスを選択することにより
宛先グループを選択する。従って、回覧の画像データ送
信において、回覧宛先グループを複数設定でき、ユーザ
の使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である、回覧機能を有
するファクシミリ装置20の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1の回覧宛先リストボックス7aの一例の
テーブルを示す図である。
【図3】 図1のファクシミリ装置の回覧依頼元装置の
主制御部1によって実行される回覧発信処理の第1の部
分を示すフローチャートである。
【図4】 図1のファクシミリ装置の回覧依頼元装置の
主制御部1によって実行される回覧発信処理の第2の部
分を示すフローチャートである。
【図5】 図1のファクシミリ装置の回覧処理装置の主
制御部1によって実行される回覧着信処理の第1の部分
を示すフローチャートである。
【図6】 図1のファクシミリ装置の回覧処理装置の主
制御部1によって実行される回覧着信処理の第2の部分
を示すフローチャートである。
【図7】 図1のファクシミリ装置の回覧処理装置の主
制御部1によって実行される回覧着信処理の第3の部分
を示すフローチャートである。
【図8】 図1のファクシミリ装置の回覧処理装置の主
制御部1によって実行されるサブルーチンであるLCR
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、 2…画像読取部、 5…操作部、 6…ROM、 7…RAM、 7a…回覧宛先リストボックス、 8…画像メモリ、 10…ファックスモデム、 11…NCU、 13…バス、 20…ファクシミリ装置、 L…公衆電話回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/34 H04N 1/34 Fターム(参考) 5C062 AA02 AB43 AC43 AE14 AF03 AF08 BA01 BC01 BC06 BD08 5C075 BA08 CA01 CA15 DD90 FF90 GG09 5K025 BB05 BB06 5K036 AA15 DD20 EE14 HH08 KK06 5K101 KK01 NN48 RR18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回覧宛先の電話番号を予め記憶す
    る記憶手段と、上記記憶手段に記憶された複数の回覧宛
    先の電話番号から、次の回覧宛先として通信料金が安価
    な宛先を選択する選択手段と、上記選択された宛先に回
    覧すべき画像データを送信する送信手段とを備えたこと
    を特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 上記選択手段は、上記記憶手段に記憶さ
    れた複数の回覧宛先の電話番号のうちの市外局番に基づ
    いて、距離を基準として通信料金が安価な宛先を選択す
    ることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段は、複数の宛先グループを
    指定するために複数のボックス番号が付与された回覧宛
    先ボックスを備え、上記選択手段は、上記ボックス番号
    の指定信号を受信して回覧宛先ボックスを選択すること
    により宛先グループを選択することを特徴とする請求項
    1又は2記載の通信端末装置。
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