JP3229272B2 - シールドコネクタ - Google Patents
シールドコネクタInfo
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- shield
- connector
- contact
- shield member
- connector housing
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6591—Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
- H01R13/6592—Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable
- H01R13/6593—Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable the shield being composed of different pieces
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に搭載さ
れる電子機器同士のシールドケーブル接続に用いられる
シールドコネクタに関するものである。
れる電子機器同士のシールドケーブル接続に用いられる
シールドコネクタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のシールドコネクタとして
は、実用新案登録第２５４２２３３号公報に開示された
技術がある。この開示技術であるコネクタソケットにあ
っては、内部にランス部を有する端子装着部を備えたソ
ケットハウジングと、このソケットハウジングの端子装
着部に装着されてランス部に係止される端子ユニット
と、ソケットハウジングに装着されるシールドカバーと
で構成してある。
は、実用新案登録第２５４２２３３号公報に開示された
技術がある。この開示技術であるコネクタソケットにあ
っては、内部にランス部を有する端子装着部を備えたソ
ケットハウジングと、このソケットハウジングの端子装
着部に装着されてランス部に係止される端子ユニット
と、ソケットハウジングに装着されるシールドカバーと
で構成してある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のシールドコネクタにあっては、ソケットハウジ
ングと端子ユニットとシールドカバーとの３点構成であ
り、特に、端子ユニットは、ソケットハウジングの端子
装着部に装着されてランス部により係止される構成であ
るために、このランス部がある分、ソケットハウジング
を大きくせざるを得ないという問題点があった。
た従来のシールドコネクタにあっては、ソケットハウジ
ングと端子ユニットとシールドカバーとの３点構成であ
り、特に、端子ユニットは、ソケットハウジングの端子
装着部に装着されてランス部により係止される構成であ
るために、このランス部がある分、ソケットハウジング
を大きくせざるを得ないという問題点があった。
【０００４】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第１の目的とするところは、部品
点数が少なく、ランス部が不要になって、コネクタハウ
ジングをより小さくすることが可能になるばかりか、シ
ールド部材のコネクタ本体への装着が容易になって組立
性を向上させることができるシールドコネクタを提供す
ることにある。
たものであって、その第１の目的とするところは、部品
点数が少なく、ランス部が不要になって、コネクタハウ
ジングをより小さくすることが可能になるばかりか、シ
ールド部材のコネクタ本体への装着が容易になって組立
性を向上させることができるシールドコネクタを提供す
ることにある。
【０００５】本発明の第２の目的とするところは、端子
ユニットが抜けるようなことがなく、コネクタ同士の結
合を確実に行うことができるシールドコネクタを提供す
ることにある。
ユニットが抜けるようなことがなく、コネクタ同士の結
合を確実に行うことができるシールドコネクタを提供す
ることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の第１の目的を達成
するために、請求項１の発明に係るシールドコネクタ
は、コネクタ本体を、コネクタハウジングの相手コネク
タ嵌合部の端面部に複数本のコンタクトを設けて構成
し、前記コネクタハウジングの後面部に、前記コンタク
トを囲む一方及び他方のシールド部材挿入溝部を形成
し、シールド部材を、一方及び他方のシールドを連結片
で互いに仮連結して構成し、前記一方のシールド部材挿
入溝部に前記一方のシールドを挿入すると共に、前記他
方のシールド部材挿入溝部に前記他方のシールドを挿入
して、前記連結片を切り離して前記一方及び他方のシー
ルドを互いに切り離して前記シールド部材を前記コネク
タ本体に装着したことを特徴とする。
するために、請求項１の発明に係るシールドコネクタ
は、コネクタ本体を、コネクタハウジングの相手コネク
タ嵌合部の端面部に複数本のコンタクトを設けて構成
し、前記コネクタハウジングの後面部に、前記コンタク
トを囲む一方及び他方のシールド部材挿入溝部を形成
し、シールド部材を、一方及び他方のシールドを連結片
で互いに仮連結して構成し、前記一方のシールド部材挿
入溝部に前記一方のシールドを挿入すると共に、前記他
方のシールド部材挿入溝部に前記他方のシールドを挿入
して、前記連結片を切り離して前記一方及び他方のシー
ルドを互いに切り離して前記シールド部材を前記コネク
タ本体に装着したことを特徴とする。
【０００７】かかる構成により、コネクタハウジングに
は、その相手コネクタ嵌合部の端面部に複数本のコンタ
クトが設けてあり、そして、一方のシールド部材挿入溝
部に一方のシールドを挿入すると共に、他方のシールド
部材挿入溝部に他方のシールドを挿入して、連結片を切
り離して一方及び他方のシールドを互いに切り離してシ
ールド部材をコネクタ本体に装着してシールドコネクタ
を構成することができる。
は、その相手コネクタ嵌合部の端面部に複数本のコンタ
クトが設けてあり、そして、一方のシールド部材挿入溝
部に一方のシールドを挿入すると共に、他方のシールド
部材挿入溝部に他方のシールドを挿入して、連結片を切
り離して一方及び他方のシールドを互いに切り離してシ
ールド部材をコネクタ本体に装着してシールドコネクタ
を構成することができる。
【０００８】したがって、部品点数が少なく、ランス部
が不要になって、コネクタハウジングをより小さくする
ことが可能になるばかりか、シールド部材のコネクタ本
体への装着が容易になって組立性を向上させることがで
きる。
が不要になって、コネクタハウジングをより小さくする
ことが可能になるばかりか、シールド部材のコネクタ本
体への装着が容易になって組立性を向上させることがで
きる。
【０００９】また、上記の第１の目的を達成するため
に、請求項２の発明に係るシールドコネクタは、請求項
１に記載のシールドコネクタにおいて、前記一方のシー
ルド部材挿入溝部は、前記コネクタハウジングの後面部
の一方の半分に逆コ字形状に形成し、前記他方のシール
ド部材挿入溝部を前記後面部の他方の半分にコ字形状に
形成して、前記一方及び他方のシールド部材挿入溝部を
互いに線対称になし、前記一方及び他方のシールド部材
挿入溝部に前記相手コネクタ嵌合部に抜ける複数のシー
ルド接片挿入孔部と、これらのシールド接片挿入孔部に
連なる接片挿入溝部を設け、前記一方及び他方のシール
ドをそれぞれ略コ字形状に形成して、前記一方及び他方
のシールドのそれぞれの前縁部に、接点部を有するシー
ルド接片部を、後縁部にシールド端子部をそれぞれ突設
し、前記一方及び他方のシールドを前記連結片で互いに
仮連結し、前記一方及び他方のシールド部材挿入溝部に
前記シールド部材の前記一方及び他方のシールドを挿入
して前記シールド接片部を前記シールド接片挿入孔部か
ら前記接片挿入溝部に挿入し、前記連結片を切り離して
前記一方及び他方のシールドを互いに切り離して前記シ
ールド部材を前記コネクタ本体に装着した。
に、請求項２の発明に係るシールドコネクタは、請求項
１に記載のシールドコネクタにおいて、前記一方のシー
ルド部材挿入溝部は、前記コネクタハウジングの後面部
の一方の半分に逆コ字形状に形成し、前記他方のシール
ド部材挿入溝部を前記後面部の他方の半分にコ字形状に
形成して、前記一方及び他方のシールド部材挿入溝部を
互いに線対称になし、前記一方及び他方のシールド部材
挿入溝部に前記相手コネクタ嵌合部に抜ける複数のシー
ルド接片挿入孔部と、これらのシールド接片挿入孔部に
連なる接片挿入溝部を設け、前記一方及び他方のシール
ドをそれぞれ略コ字形状に形成して、前記一方及び他方
のシールドのそれぞれの前縁部に、接点部を有するシー
ルド接片部を、後縁部にシールド端子部をそれぞれ突設
し、前記一方及び他方のシールドを前記連結片で互いに
仮連結し、前記一方及び他方のシールド部材挿入溝部に
前記シールド部材の前記一方及び他方のシールドを挿入
して前記シールド接片部を前記シールド接片挿入孔部か
ら前記接片挿入溝部に挿入し、前記連結片を切り離して
前記一方及び他方のシールドを互いに切り離して前記シ
ールド部材を前記コネクタ本体に装着した。
【００１０】かかる構成により、上記した請求項１の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、一
方及び他方のシールド部材挿入溝部にシールド部材の一
方及び他方のシールドを挿入してシールド接片部をシー
ルド接片挿入孔部から接片挿入溝部に挿入し、連結片を
切り離して一方及び他方のシールドを互いに切り離して
シールド部材をコネクタ本体に装着することができる。
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、一
方及び他方のシールド部材挿入溝部にシールド部材の一
方及び他方のシールドを挿入してシールド接片部をシー
ルド接片挿入孔部から接片挿入溝部に挿入し、連結片を
切り離して一方及び他方のシールドを互いに切り離して
シールド部材をコネクタ本体に装着することができる。
【００１１】また、上記の第１の目的を達成するため
に、請求項３の発明に係るシールドコネクタは、コネク
タハウジングの相手コネクタ嵌合部の端面部に複数本の
コンタクトを設けるコンタクト配列部を成形し、前記コ
ネクタハウジングの後面部に、前記コンタクトを囲むシ
ールド部材挿入溝部を形成し、前記端面部を、前記シー
ルド部材挿入溝部間の第１の結合部と複数の第２の結合
部とで前記コネクタハウジングの周壁部に結合し、前記
第１の結合部を、前記端面部の縁の一部より前記コネク
タハウジングの前記後面部に亘って形成し、前記第２の
結合部を、前記端面部の縁の一部より前記後面部に亘る
途中まで形成し、シールド部材を前記シールド部材挿入
溝部に挿入して前記コネクタ本体に装着し、前記コンタ
クトの前記コンタクト配列部に相当する部位を一方及び
他方のシールドでシールドするようにしたことを特徴と
する
に、請求項３の発明に係るシールドコネクタは、コネク
タハウジングの相手コネクタ嵌合部の端面部に複数本の
コンタクトを設けるコンタクト配列部を成形し、前記コ
ネクタハウジングの後面部に、前記コンタクトを囲むシ
ールド部材挿入溝部を形成し、前記端面部を、前記シー
ルド部材挿入溝部間の第１の結合部と複数の第２の結合
部とで前記コネクタハウジングの周壁部に結合し、前記
第１の結合部を、前記端面部の縁の一部より前記コネク
タハウジングの前記後面部に亘って形成し、前記第２の
結合部を、前記端面部の縁の一部より前記後面部に亘る
途中まで形成し、シールド部材を前記シールド部材挿入
溝部に挿入して前記コネクタ本体に装着し、前記コンタ
クトの前記コンタクト配列部に相当する部位を一方及び
他方のシールドでシールドするようにしたことを特徴と
する
【００１２】かかる構成により、コネクタハウジングに
は、その相手コネクタ嵌合部の端面部に複数本のコンタ
クトが設けてあり、そして、シールド部材挿入溝部にシ
ールドを挿入して、シールド部材をコネクタ本体に装着
してシールドコネクタを構成することができる。
は、その相手コネクタ嵌合部の端面部に複数本のコンタ
クトが設けてあり、そして、シールド部材挿入溝部にシ
ールドを挿入して、シールド部材をコネクタ本体に装着
してシールドコネクタを構成することができる。
【００１３】したがって、部品点数が少なく、ランス部
が不要になって、コネクタハウジングをより小さくする
ことが可能になるばかりか、シールド部材のコネクタ本
体への装着が容易になって組立性を向上させることがで
きる。
が不要になって、コネクタハウジングをより小さくする
ことが可能になるばかりか、シールド部材のコネクタ本
体への装着が容易になって組立性を向上させることがで
きる。
【００１４】しかも、コンタクトの相手コネクタ嵌合部
に相当する部位を相手コネクタのシールド外筒でシール
ドすると共に、第１、第２の結合部によりコンタクトの
コンタクト配列部に相当する部位をシールドでシールド
するようにしたことにより、コネクタハウジングの嵌合
方向の寸法を小さくすることができる。
に相当する部位を相手コネクタのシールド外筒でシール
ドすると共に、第１、第２の結合部によりコンタクトの
コンタクト配列部に相当する部位をシールドでシールド
するようにしたことにより、コネクタハウジングの嵌合
方向の寸法を小さくすることができる。
【００１５】また、上記の第２の目的を達成するため
に、請求項４の発明に係るシールドコネクタは、コネク
タ本体を、コネクタハウジングの先側に端子ユニット装
着部を、その背部に前記端子ユニット装着部に連なるケ
ーブル挿入部をそれぞれ形成して構成し、端子ユニット
を、シールドケーブルの複数の芯線の端末に接続してあ
るコンタクトを装着した絶縁ブロックをシールド外筒に
挿入して、この絶縁ブロックにシールドカバーを被せて
係止し、シールド外筒の屈曲シールド部を前記シールド
ケーブルと共に、前記絶縁ブロックに対して略直角に折
曲げて前記屈曲シールド部を前記シールドカバーに係止
し、前記シールド外筒の圧着部を前記シールドケーブル
に、これのシールドに接触した状態で圧着して構成し、
前記端子ユニットを前記コネクタハウジングの前記ケー
ブル挿入部側から前記端子ユニット装着部に挿入係止す
ると共に、前記シールドケーブルを前記ケーブル挿入部
に挿入し、リテーナを前記ケーブル挿入部に被せて、こ
のリテーナを前記コネクタハウジングに係止して、前記
リテーナで前記端子ユニットをその背部から押さえるよ
うにしたことを特徴とする。
に、請求項４の発明に係るシールドコネクタは、コネク
タ本体を、コネクタハウジングの先側に端子ユニット装
着部を、その背部に前記端子ユニット装着部に連なるケ
ーブル挿入部をそれぞれ形成して構成し、端子ユニット
を、シールドケーブルの複数の芯線の端末に接続してあ
るコンタクトを装着した絶縁ブロックをシールド外筒に
挿入して、この絶縁ブロックにシールドカバーを被せて
係止し、シールド外筒の屈曲シールド部を前記シールド
ケーブルと共に、前記絶縁ブロックに対して略直角に折
曲げて前記屈曲シールド部を前記シールドカバーに係止
し、前記シールド外筒の圧着部を前記シールドケーブル
に、これのシールドに接触した状態で圧着して構成し、
前記端子ユニットを前記コネクタハウジングの前記ケー
ブル挿入部側から前記端子ユニット装着部に挿入係止す
ると共に、前記シールドケーブルを前記ケーブル挿入部
に挿入し、リテーナを前記ケーブル挿入部に被せて、こ
のリテーナを前記コネクタハウジングに係止して、前記
リテーナで前記端子ユニットをその背部から押さえるよ
うにしたことを特徴とする。
【００１６】かかる構成により、コネクタ同士の結合時
に、相手コネクタのコンタクトに押されて端子ユニット
がコネクタハウジングより抜けて半嵌合の状態になるこ
とがあるが、端子ユニットは、その背部からリテーナに
より押さえられているために、端子ユニットが抜けるよ
うなことがなく、コネクタ同士の結合を確実に行うこと
ができる。
に、相手コネクタのコンタクトに押されて端子ユニット
がコネクタハウジングより抜けて半嵌合の状態になるこ
とがあるが、端子ユニットは、その背部からリテーナに
より押さえられているために、端子ユニットが抜けるよ
うなことがなく、コネクタ同士の結合を確実に行うこと
ができる。
【００１７】また、上記の第２の目的を達成するため
に、請求項５の発明に係るシールドコネクタは、請求項
４に記載のシールドコネクタにおいて、前記シールドカ
バーに略半円形状のカバー側立壁部を設け、前記リテー
ナに略半円形状のリテーナ側立壁部を設けて、前記カバ
ー側立壁部と前記リテーナ側立壁部とで前記シールドケ
ーブルの前記芯線部分をその周囲から覆うようにした。
に、請求項５の発明に係るシールドコネクタは、請求項
４に記載のシールドコネクタにおいて、前記シールドカ
バーに略半円形状のカバー側立壁部を設け、前記リテー
ナに略半円形状のリテーナ側立壁部を設けて、前記カバ
ー側立壁部と前記リテーナ側立壁部とで前記シールドケ
ーブルの前記芯線部分をその周囲から覆うようにした。
【００１８】かかる構成により、上記した請求項３の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、シ
ールドケーブルの前記芯線部分をその周囲からカバー側
立壁部とリテーナ側立壁部とで覆うわれるために、シー
ルド効果をより向上させることができる。
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、シ
ールドケーブルの前記芯線部分をその周囲からカバー側
立壁部とリテーナ側立壁部とで覆うわれるために、シー
ルド効果をより向上させることができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００２０】図１は本発明に係るシールドコネクタにお
いてプラグコネクタにレセプタクルコネクタを結合した
状態の側面図、図２は同プラグコネクタの正面図、図３
は図２のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
いてプラグコネクタにレセプタクルコネクタを結合した
状態の側面図、図２は同プラグコネクタの正面図、図３
は図２のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【００２１】本発明に係るシールドコネクタは、図１に
示すようにプラグコネクタＡとレセプタクルコネクタＢ
とより構成してある。プラグコネクタＡは、コネクタ本
体１と、図３に示すようにコネクタ本体１に組み込まれ
るシールド部材１８とで構成してある。そして、コネク
タ本体１は、コネクタハウジング１Ａの後述する相手コ
ネクタ嵌合部の端面部に複数本のコンタクト９を圧入で
設けて構成してある。
示すようにプラグコネクタＡとレセプタクルコネクタＢ
とより構成してある。プラグコネクタＡは、コネクタ本
体１と、図３に示すようにコネクタ本体１に組み込まれ
るシールド部材１８とで構成してある。そして、コネク
タ本体１は、コネクタハウジング１Ａの後述する相手コ
ネクタ嵌合部の端面部に複数本のコンタクト９を圧入で
設けて構成してある。
【００２２】コネクタハウジング１Ａは、その前面部
に、図２乃至図４に示すように二重壁構成の相手コネク
タ嵌合部２及びコンタクト９を配列するコンタクト配列
部１Ｂを有してある。すなわち、この相手コネクタ嵌合
部２はコネクタハウジング１Ａの周壁部３と内側壁部４
と間の環状の外側嵌合凹部５と内側壁部４と端面部６と
がなす内側嵌合凹部７とで構成してあり、相手コネクタ
との嵌合時のコジリを防止することにより、コンタクト
９を保護している。
に、図２乃至図４に示すように二重壁構成の相手コネク
タ嵌合部２及びコンタクト９を配列するコンタクト配列
部１Ｂを有してある。すなわち、この相手コネクタ嵌合
部２はコネクタハウジング１Ａの周壁部３と内側壁部４
と間の環状の外側嵌合凹部５と内側壁部４と端面部６と
がなす内側嵌合凹部７とで構成してあり、相手コネクタ
との嵌合時のコジリを防止することにより、コンタクト
９を保護している。
【００２３】そして、内側嵌合凹部７の端面部６には、
その中央に位置させて、左右方向に並べられた２つの突
起部８が形成してあり、相手コネクタとの嵌合時のコジ
リを防止することにより、コンタクト９を保護してい
る。また、端面部６には、その上、下部に位置させて、
左右方向に所定の間隔をおいて並べられたそれぞれ複数
本のコンタクト９が圧入により取り付けてある。そし
て、これらのコンタクト９のリード部９Ａはコネクタハ
ウジング１Ａの後面部１０から後方に突出してあって、
これらのリード部９Ａはほぼ直角に屈曲してあり、リー
ド部９Ａの端部はコネクタハウジング１Ａの下面部であ
る実装面側に突出していて、後面部１０に形成したロケ
ータ部１１に保持されている。
その中央に位置させて、左右方向に並べられた２つの突
起部８が形成してあり、相手コネクタとの嵌合時のコジ
リを防止することにより、コンタクト９を保護してい
る。また、端面部６には、その上、下部に位置させて、
左右方向に所定の間隔をおいて並べられたそれぞれ複数
本のコンタクト９が圧入により取り付けてある。そし
て、これらのコンタクト９のリード部９Ａはコネクタハ
ウジング１Ａの後面部１０から後方に突出してあって、
これらのリード部９Ａはほぼ直角に屈曲してあり、リー
ド部９Ａの端部はコネクタハウジング１Ａの下面部であ
る実装面側に突出していて、後面部１０に形成したロケ
ータ部１１に保持されている。
【００２４】また、相手コネクタ嵌合部２及びコンタク
ト配列部１Ｂは一体に成形してあり、対向する２か所の
第１の結合部１Ｃにて結合してある。これらの第１の結
合部１Ｃは、端面部６の縁の一部より後面部１０に亘っ
て形成してある。さらに対向する４か所の第２の結合部
１Ｄにて結合してあり、これらの第２の結合部１Ｄは端
面部６の縁の一部より後面部１０に亘る途中まで形成し
てある。これらの第１、第２の結合部１Ｃ、１Ｄにより
コンタクト９の相手コネクタ嵌合部２に相当する部位
は、後述するシールド外筒３９によりシールドしてあ
り、第１、第２の結合部１Ｃ、１Ｄによりコンタクト９
のコンタクト配列部１Ｂに相当する部位は左右のシール
ド１９Ａ、１９Ｂにてシールドされる。このために、コ
ネクタハウジング１Ａの嵌合方向の寸法を小さくするこ
とができる。
ト配列部１Ｂは一体に成形してあり、対向する２か所の
第１の結合部１Ｃにて結合してある。これらの第１の結
合部１Ｃは、端面部６の縁の一部より後面部１０に亘っ
て形成してある。さらに対向する４か所の第２の結合部
１Ｄにて結合してあり、これらの第２の結合部１Ｄは端
面部６の縁の一部より後面部１０に亘る途中まで形成し
てある。これらの第１、第２の結合部１Ｃ、１Ｄにより
コンタクト９の相手コネクタ嵌合部２に相当する部位
は、後述するシールド外筒３９によりシールドしてあ
り、第１、第２の結合部１Ｃ、１Ｄによりコンタクト９
のコンタクト配列部１Ｂに相当する部位は左右のシール
ド１９Ａ、１９Ｂにてシールドされる。このために、コ
ネクタハウジング１Ａの嵌合方向の寸法を小さくするこ
とができる。
【００２５】また、コネクタハウジング１Ａの後面部１
０には図６、図７に示すように左右のシールド部材挿入
溝部１２Ａ、１２Ｂが形成してある。左のシールド部材
挿入溝部（一方のシールド部材挿入溝部）１２Ａは後面
部１０の左半分に逆コ字形状に形成してあり、また、右
のシールド部材挿入溝部（他方のシールド部材挿入溝
部）１２Ｂは後面部１０の右半分にコ字形状に形成して
あって左右に線対称になっている。
０には図６、図７に示すように左右のシールド部材挿入
溝部１２Ａ、１２Ｂが形成してある。左のシールド部材
挿入溝部（一方のシールド部材挿入溝部）１２Ａは後面
部１０の左半分に逆コ字形状に形成してあり、また、右
のシールド部材挿入溝部（他方のシールド部材挿入溝
部）１２Ｂは後面部１０の右半分にコ字形状に形成して
あって左右に線対称になっている。
【００２６】そして、図８、図９に示すように左のシー
ルド部材挿入溝部１２Ａの上、下部とそのシールド部材
挿入溝部１２Ａの中間部１２ａの上下に内側嵌合凹部７
に抜けるシールド端子挿入孔部１３とシールド接片部２
４が挿入されて、シールド接片部２４が相手シールドと
突き当たらないように弾性接触するための端子挿入溝部
１４が、また、右のシールド部材挿入溝部１２Ｂの上、
下部とそのシールド部材挿入溝部１２Ｂの中間部１２ｂ
の上下に内側嵌合凹部７に抜けるシールド接片挿入孔部
１３とシールド接片部２４が挿入される接片挿入溝部１
４がそれぞれ形成してある。
ルド部材挿入溝部１２Ａの上、下部とそのシールド部材
挿入溝部１２Ａの中間部１２ａの上下に内側嵌合凹部７
に抜けるシールド端子挿入孔部１３とシールド接片部２
４が挿入されて、シールド接片部２４が相手シールドと
突き当たらないように弾性接触するための端子挿入溝部
１４が、また、右のシールド部材挿入溝部１２Ｂの上、
下部とそのシールド部材挿入溝部１２Ｂの中間部１２ｂ
の上下に内側嵌合凹部７に抜けるシールド接片挿入孔部
１３とシールド接片部２４が挿入される接片挿入溝部１
４がそれぞれ形成してある。
【００２７】また、外側嵌合凹部５の左側面部にはロッ
ク部１５が形成してある。このロック部１５はロック用
溝部１６とこのロック用溝部１６の入り口側に設けられ
た上下の係合突起部１７とで構成してある。
ク部１５が形成してある。このロック部１５はロック用
溝部１６とこのロック用溝部１６の入り口側に設けられ
た上下の係合突起部１７とで構成してある。
【００２８】また、シールド部材１８は、図１０及び図
１１に示すように左、右のシールド１９Ａ、１９Ｂを連
結片２０で互いに仮連結して構成してある。すなわち、
左のシールド（一方のシールド）１９Ａは、側面シール
ド部２１の上部に上面シールド部２２をこの側面シール
ド部２１に対してほぼ直角に屈曲させて連設してあり、
また、側面シールド部２１の下部に下面シールド部２３
をこの側面シールド部２１に対してほぼ直角に屈曲させ
て連設してあり、側面シールド部２１、上面シールド部
２２及び下面シールド部２３のそれぞれの前縁部には、
接点部２４ａを有するシールド接片部２４が突設してあ
る。また、側面シールド部２１の中間部には固定部２１
ａが突設してあり、後縁部にはシールド端子部２５が突
設してある。
１１に示すように左、右のシールド１９Ａ、１９Ｂを連
結片２０で互いに仮連結して構成してある。すなわち、
左のシールド（一方のシールド）１９Ａは、側面シール
ド部２１の上部に上面シールド部２２をこの側面シール
ド部２１に対してほぼ直角に屈曲させて連設してあり、
また、側面シールド部２１の下部に下面シールド部２３
をこの側面シールド部２１に対してほぼ直角に屈曲させ
て連設してあり、側面シールド部２１、上面シールド部
２２及び下面シールド部２３のそれぞれの前縁部には、
接点部２４ａを有するシールド接片部２４が突設してあ
る。また、側面シールド部２１の中間部には固定部２１
ａが突設してあり、後縁部にはシールド端子部２５が突
設してある。
【００２９】また、右のシールド（他方のシールド）１
９Ｂは、左のシールド１９Ａと左右対称であり、対応す
る部位には同じ符号を付して説明を省略する。そして、
左右のシールド１９Ａ、１９Ｂは、それぞれの上面シー
ルド部２２の後方において、連結片２０で互いに仮連結
してある。
９Ｂは、左のシールド１９Ａと左右対称であり、対応す
る部位には同じ符号を付して説明を省略する。そして、
左右のシールド１９Ａ、１９Ｂは、それぞれの上面シー
ルド部２２の後方において、連結片２０で互いに仮連結
してある。
【００３０】そして、左右のシールド部材挿入溝部１２
Ａ、１２Ｂにシールド部材１８の左右のシールド１９
Ａ、１９Ｂを挿入してシールド接片部２４をシールド接
片挿入孔部１３から接片挿入溝部１４に挿入し、連結片
２０を切り離して左右のシールド１９Ａ、１９Ｂを互い
に切り離してシールド部材１８がコネクタハウジング１
Ａに装着してある。左右のシールド１９Ａ、１９Ｂは、
ある程度自由とされているため、左右のシールド部材挿
入溝部１２Ａ、１２Ｂの位置に自ら合うように挿入され
るため、シールド接片部２４が正しく位置決めされる。
Ａ、１２Ｂにシールド部材１８の左右のシールド１９
Ａ、１９Ｂを挿入してシールド接片部２４をシールド接
片挿入孔部１３から接片挿入溝部１４に挿入し、連結片
２０を切り離して左右のシールド１９Ａ、１９Ｂを互い
に切り離してシールド部材１８がコネクタハウジング１
Ａに装着してある。左右のシールド１９Ａ、１９Ｂは、
ある程度自由とされているため、左右のシールド部材挿
入溝部１２Ａ、１２Ｂの位置に自ら合うように挿入され
るため、シールド接片部２４が正しく位置決めされる。
【００３１】また、レセプタクルコネクタＢは、図１及
び図１２に示すようにコネクタハウジング３０と、シー
ルドケーブル３１に接続された端子ユニット３２と、リ
テーナ３３とから構成してある。
び図１２に示すようにコネクタハウジング３０と、シー
ルドケーブル３１に接続された端子ユニット３２と、リ
テーナ３３とから構成してある。
【００３２】コネクタハウジング３０は、図１２に示す
ように、その前面部に端子ユニット装着部３４が形成し
てあり、後部にケーブル挿入部３５が形成してコネクタ
本体が構成してある。そして、ケーブル挿入部３５の上
部は端子ユニット装着部３４に連なっている。ケーブル
挿入部３５の左、右側壁部にはランス部３６が形成して
あり、また、ケーブル挿入部３５の左、右側壁部にはラ
ンス部３６の下方に位置させて係止孔部３７が設けてあ
る。また、コネクタハウジング３０にはロック部（図示
せず）が設けてあり、このロック部は、ロックレバー
と、このロックレバーに設けた係合突起部（いずれも図
示せず）とで構成してある。
ように、その前面部に端子ユニット装着部３４が形成し
てあり、後部にケーブル挿入部３５が形成してコネクタ
本体が構成してある。そして、ケーブル挿入部３５の上
部は端子ユニット装着部３４に連なっている。ケーブル
挿入部３５の左、右側壁部にはランス部３６が形成して
あり、また、ケーブル挿入部３５の左、右側壁部にはラ
ンス部３６の下方に位置させて係止孔部３７が設けてあ
る。また、コネクタハウジング３０にはロック部（図示
せず）が設けてあり、このロック部は、ロックレバー
と、このロックレバーに設けた係合突起部（いずれも図
示せず）とで構成してある。
【００３３】また、端子ユニット３２は、図１３及び図
１４に示すように複数のコンタクト装着孔部３８ａを有
する絶縁ブロック３８と、シールド外筒３９と、シール
ドカバー４０と、複数のコンタクト４１とから構成して
あり、これらのコンタクト４１は、シールドケーブル３
１の複数の芯線４２の端末に接続してある。そして、コ
ンタクト４１は、絶縁ブロック３８のコンタクト装着孔
部３８ａに装着してある。
１４に示すように複数のコンタクト装着孔部３８ａを有
する絶縁ブロック３８と、シールド外筒３９と、シール
ドカバー４０と、複数のコンタクト４１とから構成して
あり、これらのコンタクト４１は、シールドケーブル３
１の複数の芯線４２の端末に接続してある。そして、コ
ンタクト４１は、絶縁ブロック３８のコンタクト装着孔
部３８ａに装着してある。
【００３４】シールド外筒３９は、シールド筒部４３と
カバー部４４と折曲り部４５と屈曲シールド部４６と圧
着部４７とから構成してあり、屈曲シールド部４６の両
側壁部には係止部４８が設けてある。
カバー部４４と折曲り部４５と屈曲シールド部４６と圧
着部４７とから構成してあり、屈曲シールド部４６の両
側壁部には係止部４８が設けてある。
【００３５】また、シールドカバー４０は、その面部４
０ａの端部に略半円形状のカバー側立壁部５１と、その
左、右側壁部４０Ａ、４０Ｂに設けた２つの係止片部４
９、５０を有している。
０ａの端部に略半円形状のカバー側立壁部５１と、その
左、右側壁部４０Ａ、４０Ｂに設けた２つの係止片部４
９、５０を有している。
【００３６】そして、シールド外筒３９に絶縁ブロック
３８を挿入して、この絶縁ブロック３８にシールドカバ
ー４０を被せ、このシールドカバー４０の一方の係止片
部４９の係止突起部４９ａを絶縁ブロック３８の左、右
側面部の係止凹部３８ａに係止してある。
３８を挿入して、この絶縁ブロック３８にシールドカバ
ー４０を被せ、このシールドカバー４０の一方の係止片
部４９の係止突起部４９ａを絶縁ブロック３８の左、右
側面部の係止凹部３８ａに係止してある。
【００３７】そして、シールド外筒３９の屈曲シールド
部４６を折曲り部４５の箇所でシールドケーブル３１と
共に、絶縁ブロック３８に対して略直角に折曲げて屈曲
シールド部４６の係止部４８を他方の係止片部５０の係
止孔部５０ａに係止してある。そして、シールド外筒３
９の圧着部４７がシールドケーブル３１に、これのシー
ルド３１ａに接触した状態で圧着している。
部４６を折曲り部４５の箇所でシールドケーブル３１と
共に、絶縁ブロック３８に対して略直角に折曲げて屈曲
シールド部４６の係止部４８を他方の係止片部５０の係
止孔部５０ａに係止してある。そして、シールド外筒３
９の圧着部４７がシールドケーブル３１に、これのシー
ルド３１ａに接触した状態で圧着している。
【００３８】また、リテーナ３３はカバー形状であっ
て、その左、右側壁部の内面には係止突起部５１が設け
てあり、また、リテーナ３３の面部３３ａの端部には略
半円形状のリテーナ側立壁部３３Ａが形成してある。
て、その左、右側壁部の内面には係止突起部５１が設け
てあり、また、リテーナ３３の面部３３ａの端部には略
半円形状のリテーナ側立壁部３３Ａが形成してある。
【００３９】そして、端子ユニット３２はコネクタハウ
ジング３０のケーブル挿入部３５側から端子ユニット装
着部３４に挿入してランス部３６で係止してあり、シー
ルドケーブル３１はケーブル挿入部３５に沿わせてあ
る。この状態で、リテーナ３３がケーブル挿入部３５に
被せてあって、このリテーナ３３の左、右側壁部に設け
た係止突起部５１が係止孔部３７に係止されていて、こ
のリテーナ３３が端子ユニット３２を後方から押さえて
いる。この場合、カバー側立壁部５１とリテーナ側立壁
部３３Ａとはシールドケーブル３１の芯線４４部分をそ
の周囲から覆うようになる。このために、シールドケー
ブル３１の芯線４４部分のシールド効果をより向上でき
る。
ジング３０のケーブル挿入部３５側から端子ユニット装
着部３４に挿入してランス部３６で係止してあり、シー
ルドケーブル３１はケーブル挿入部３５に沿わせてあ
る。この状態で、リテーナ３３がケーブル挿入部３５に
被せてあって、このリテーナ３３の左、右側壁部に設け
た係止突起部５１が係止孔部３７に係止されていて、こ
のリテーナ３３が端子ユニット３２を後方から押さえて
いる。この場合、カバー側立壁部５１とリテーナ側立壁
部３３Ａとはシールドケーブル３１の芯線４４部分をそ
の周囲から覆うようになる。このために、シールドケー
ブル３１の芯線４４部分のシールド効果をより向上でき
る。
【００４０】上記のように構成されたプラグコネクタＡ
は、図１に示すようにその実装面側に突出しているコン
タクト９のリード部９Ａを、プリント基板５２のスルー
ホール５３に挿入し半田付けされることで、このプリン
ト基板５２に実装されている。
は、図１に示すようにその実装面側に突出しているコン
タクト９のリード部９Ａを、プリント基板５２のスルー
ホール５３に挿入し半田付けされることで、このプリン
ト基板５２に実装されている。
【００４１】そして、プラグコネクタＡの相手コネクタ
嵌合凹部２の外側嵌合凹部５にレセプタクルコネクタＢ
のコネクタハウジング３０を、内側嵌合凹部７に端子ユ
ニット３２をそれぞれ嵌合し、レセプタクルコネクタＢ
のロック部をプラグコネクタＡのロック部１５に係脱可
能にロックすることで、プラグコネクタＡにレセプタク
ルコネクタＢが結合される。
嵌合凹部２の外側嵌合凹部５にレセプタクルコネクタＢ
のコネクタハウジング３０を、内側嵌合凹部７に端子ユ
ニット３２をそれぞれ嵌合し、レセプタクルコネクタＢ
のロック部をプラグコネクタＡのロック部１５に係脱可
能にロックすることで、プラグコネクタＡにレセプタク
ルコネクタＢが結合される。
【００４２】この場合、レセプタクルコネクタＢの端子
ユニット３２の複数のコンタクト４１にプラグコネクタ
Ａのコンタクト９が接触し、また、端子ユニット３２の
シールド外筒３９にシールド部材１８のシールド接片部
２４の接点部２４ａが接触する。
ユニット３２の複数のコンタクト４１にプラグコネクタ
Ａのコンタクト９が接触し、また、端子ユニット３２の
シールド外筒３９にシールド部材１８のシールド接片部
２４の接点部２４ａが接触する。
【００４３】上記した本発明の実施の形態例にあって
は、プラグコネクタＡにおいて、コネクタハウジング１
Ａには、その相手コネクタ嵌合部２の端面部６に複数本
のコンタクト９が設けてあり、そして、左のシールド部
材挿入溝部１２Ａに左のシールド１９Ａを挿入すると共
に、右のシールド部材挿入溝部１２Ｂに右のシールド１
９Ｂを挿入して、連結片２０を切り離して左右のシール
ド１９Ａ、１９Ｂを互いに切り離してシールド部材１８
をコネクタ本体１に装着してシールドコネクタを構成す
ることができるために、部品点数が少なく、ランス部が
不要になって、コネクタハウジング１Ａをより小さくす
ることが可能になる。
は、プラグコネクタＡにおいて、コネクタハウジング１
Ａには、その相手コネクタ嵌合部２の端面部６に複数本
のコンタクト９が設けてあり、そして、左のシールド部
材挿入溝部１２Ａに左のシールド１９Ａを挿入すると共
に、右のシールド部材挿入溝部１２Ｂに右のシールド１
９Ｂを挿入して、連結片２０を切り離して左右のシール
ド１９Ａ、１９Ｂを互いに切り離してシールド部材１８
をコネクタ本体１に装着してシールドコネクタを構成す
ることができるために、部品点数が少なく、ランス部が
不要になって、コネクタハウジング１Ａをより小さくす
ることが可能になる。
【００４４】また、左右のシールド部材挿入溝部１２
Ａ、１２Ｂにシールド部材１８の左右のシールド１９
Ａ、１９Ｂを挿入してシールド接片部２４をシールド接
片挿入孔部１３から接片挿入溝部１４に挿入し、連結片
２０を切り離して左右のシールド１９Ａ、１９Ｂを互い
に切り離してシールド部材１８がコネクタ本体１に装着
することができる。このために、シールド部材１８のコ
ネクタ本体１への装着が容易になって組立性を向上させ
ることができる。
Ａ、１２Ｂにシールド部材１８の左右のシールド１９
Ａ、１９Ｂを挿入してシールド接片部２４をシールド接
片挿入孔部１３から接片挿入溝部１４に挿入し、連結片
２０を切り離して左右のシールド１９Ａ、１９Ｂを互い
に切り離してシールド部材１８がコネクタ本体１に装着
することができる。このために、シールド部材１８のコ
ネクタ本体１への装着が容易になって組立性を向上させ
ることができる。
【００４５】また、端子ユニット３２をコネクタハウジ
ング３０のケーブル挿入部３５側から端子ユニット装着
部３４に挿入係止すると共に、シールドケーブル３１を
ケーブル挿入部３５に挿入し、リテーナ３３をケーブル
挿入部３５に被せて、このリテーナ３３をコネクタハウ
ジング３０に係止して、リテーナ３３で端子ユニット３
１をその背部から押さえるようにしたことにより、プラ
グコネクタＡとレセプタクルコネクタＢの結合時に、プ
ラグコネクタＡのコンタクト９に押されて端子ユニット
３１がコネクタハウジング３０より抜けて半嵌合の状態
になることがあるが、端子ユニット３１は、その背部か
らリテーナ３３により押さえられているために、端子ユ
ニット３１が抜けるようなことがなく、コネクタ同士の
結合を確実に行うことができる。
ング３０のケーブル挿入部３５側から端子ユニット装着
部３４に挿入係止すると共に、シールドケーブル３１を
ケーブル挿入部３５に挿入し、リテーナ３３をケーブル
挿入部３５に被せて、このリテーナ３３をコネクタハウ
ジング３０に係止して、リテーナ３３で端子ユニット３
１をその背部から押さえるようにしたことにより、プラ
グコネクタＡとレセプタクルコネクタＢの結合時に、プ
ラグコネクタＡのコンタクト９に押されて端子ユニット
３１がコネクタハウジング３０より抜けて半嵌合の状態
になることがあるが、端子ユニット３１は、その背部か
らリテーナ３３により押さえられているために、端子ユ
ニット３１が抜けるようなことがなく、コネクタ同士の
結合を確実に行うことができる。
【００４６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシー
ルドコネクタによれば、コネクタハウジングには、その
相手コネクタ嵌合部の端面部に複数本のコンタクトが設
けてあり、そして、一方のシールド部材挿入溝部に一方
のシールドを挿入すると共に、他方のシールド部材挿入
溝部に他方のシールドを挿入して、連結片を切り離して
一方及び他方のシールドを互いに切り離してシールド部
材をコネクタハウジングに装着してシールドコネクタを
構成することができる。
ルドコネクタによれば、コネクタハウジングには、その
相手コネクタ嵌合部の端面部に複数本のコンタクトが設
けてあり、そして、一方のシールド部材挿入溝部に一方
のシールドを挿入すると共に、他方のシールド部材挿入
溝部に他方のシールドを挿入して、連結片を切り離して
一方及び他方のシールドを互いに切り離してシールド部
材をコネクタハウジングに装着してシールドコネクタを
構成することができる。
【００４７】したがって、部品点数が少なく、ランス部
が不要になって、コネクタハウジングをより小さくする
ことが可能になるばかりか、シールド部材のコネクタハ
ウジングへの装着が容易になって組立性を向上させるこ
とができる。
が不要になって、コネクタハウジングをより小さくする
ことが可能になるばかりか、シールド部材のコネクタハ
ウジングへの装着が容易になって組立性を向上させるこ
とができる。
【００４８】しかも、コンタクトのコンタクト配列部に
相当する部位をシールドでシールドするようにしたこと
により、コネクタハウジングの嵌合方向の寸法を小さく
することができる。
相当する部位をシールドでシールドするようにしたこと
により、コネクタハウジングの嵌合方向の寸法を小さく
することができる。
【００４９】また、本発明に係るシールドコネクタによ
れば、コネクタ同士の結合時に、相手コネクタのコンタ
クトに押されて端子ユニットがコネクタハウジングより
抜けて半嵌合の状態になることがあるが、端子ユニット
は、その背部からリテーナにより押さえられているため
に、端子ユニットが抜けるようなことがなく、コネクタ
同士の結合を確実に行うことができる。
れば、コネクタ同士の結合時に、相手コネクタのコンタ
クトに押されて端子ユニットがコネクタハウジングより
抜けて半嵌合の状態になることがあるが、端子ユニット
は、その背部からリテーナにより押さえられているため
に、端子ユニットが抜けるようなことがなく、コネクタ
同士の結合を確実に行うことができる。
【００５０】また、シールドカバーに略半円形状のカバ
ー側立壁部を設け、リテーナに略半円形状のリテーナ側
立壁部を設けて、カバー側立壁部とリテーナ側立壁部と
でシールドケーブルの芯線部分をその周囲から覆うよう
にしたことにより、シールドケーブルの前記芯線部分を
その周囲からカバー側立壁部とリテーナ側立壁部とで覆
われるために、シールド効果をより向上させることがで
きる。
ー側立壁部を設け、リテーナに略半円形状のリテーナ側
立壁部を設けて、カバー側立壁部とリテーナ側立壁部と
でシールドケーブルの芯線部分をその周囲から覆うよう
にしたことにより、シールドケーブルの前記芯線部分を
その周囲からカバー側立壁部とリテーナ側立壁部とで覆
われるために、シールド効果をより向上させることがで
きる。
【図１】本発明に係るシールドコネクタにおいてプラグ
コネクタにレセプタクルコネクタを結合した状態の側面
図である。
コネクタにレセプタクルコネクタを結合した状態の側面
図である。
【図２】同プラグコネクタの正面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図４】同プラグコネクタにおいてコネクタハウジング
にシールド部材を差し込む状態を示す正面側からの斜視
図である。
にシールド部材を差し込む状態を示す正面側からの斜視
図である。
【図５】同プラグコネクタにおいてコネクタハウジング
にシールド部材を差し込む状態を示す後面側からの斜視
図である。
にシールド部材を差し込む状態を示す後面側からの斜視
図である。
【図６】コネクタハウジングの後面図である。
【図７】コネクタハウジングの正面図である。
【図８】図６のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図９】図６のＣ−Ｃ線に沿う断面図である。
【図１０】シールド部材の正面側からの斜視図である。
【図１１】同シールド部材の後面側からの斜視図であ
る。
る。
【図１２】本発明に係るシールドコネクタにおけるレセ
プタクルコネクタの分解状態の斜視図である。
プタクルコネクタの分解状態の斜視図である。
【図１３】端子ユニットの斜視図である。
【図１４】端子ユニットの分解状態の斜視図である。
１ コネクタ本体 １Ａ コネクタハウジング ２ 相手コネクタ嵌合部 ９ コンタクト １２Ａ 左のシールド部材挿入溝部（一方のシールド部
材挿入溝部） １２Ｂ 右のシールド部材挿入溝部（他方のシールド部
材挿入溝部） １８ シールド部材 １９Ａ 左のシールド（一方のシールド） １９Ｂ 右のシールド（他方のシールド） ２４ シールド接片部 ２４ａ 接点部 Ａ プラグコネクタ Ｂ レセプタクルコネクタ
材挿入溝部） １２Ｂ 右のシールド部材挿入溝部（他方のシールド部
材挿入溝部） １８ シールド部材 １９Ａ 左のシールド（一方のシールド） １９Ｂ 右のシールド（他方のシールド） ２４ シールド接片部 ２４ａ 接点部 Ａ プラグコネクタ Ｂ レセプタクルコネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−64274（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−35825（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−13137（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−129480（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−57779（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−99985（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 13/648 H01R 13/42 H01R 24/00 H01R 43/00
Claims (5)
- 【請求項１】 コネクタ本体を、コネクタハウジングの
相手コネクタ嵌合部の端面部に複数本のコンタクトを設
けて構成し、前記コネクタハウジングの後面部に、前記
コンタクトを囲む一方及び他方のシールド部材挿入溝部
を形成し、シールド部材を、一方及び他方のシールドを
連結片で互いに仮連結して構成し、前記一方のシールド
部材挿入溝部に前記一方のシールドを挿入すると共に、
前記他方のシールド部材挿入溝部に前記他方のシールド
を挿入して、前記連結片を切り離して前記一方及び他方
のシールドを互いに切り離して前記シールド部材を前記
コネクタ本体に装着したことを特徴とするシールドコネ
クタ。 - 【請求項２】 前記一方のシールド部材挿入溝部は、前
記コネクタハウジングの後面部の一方の半分に逆コ字形
状に形成し、前記他方のシールド部材挿入溝部を前記後
面部の他方の半分にコ字形状に形成して、前記一方及び
他方のシールド部材挿入溝部を互いに線対称になし、 前記一方及び他方のシールド部材挿入溝部に前記相手コ
ネクタ嵌合部に抜ける複数のシールド接片挿入孔部と、
これらのシールド接片挿入孔部に連なる接片挿入溝部を
設け、 前記一方及び他方のシールドをそれぞれ略コ字形状に形
成して、前記一方及び他方のシールドのそれぞれの前縁
部に、接点部を有するシールド接片部を、後縁部にシー
ルド端子部をそれぞれ突設し、前記一方及び他方のシー
ルドを前記連結片で互いに仮連結し、 前記一方及び他方のシールド部材挿入溝部に前記シール
ド部材の前記一方及び他方のシールドを挿入して前記シ
ールド接片部を前記シールド接片挿入孔部から前記接片
挿入溝部に挿入し、前記連結片を切り離して前記一方及
び他方のシールドを互いに切り離して前記シールド部材
を前記コネクタ本体に装着した請求項１に記載のシール
ドコネクタ。 - 【請求項３】 コネクタハウジングの相手コネクタ嵌合
部の端面部に複数本のコンタクトを設けるコンタクト配
列部を成形し、前記コネクタハウジングの後面部に、前
記コンタクトを囲むシールド部材挿入溝部を形成し、 前記端面部を、前記シールド部材挿入溝部間の第１の結
合部と複数の第２の結合部とで前記コネクタハウジング
の周壁部に結合し、 前記第１の結合部を、前記端面部の縁の一部より前記コ
ネクタハウジングの前記後面部に亘って形成し、前記第
２の結合部を、前記端面部の縁の一部より前記後面部に
亘る途中まで形成し、 シールド部材を前記シールド部材挿入溝部に挿入して前
記コネクタ本体に装着し、前記コンタクトの前記コンタ
クト配列部に相当する部位を一方及び他方のシールドで
シールドするようにしたことを特徴とするシールドコネ
クタ。 - 【請求項４】 コネクタ本体を、コネクタハウジングの
先側に端子ユニット装着部を、その背部に前記端子ユニ
ット装着部に連なるケーブル挿入部をそれぞれ形成して
構成し、 端子ユニットを、シールドケーブルの複数の芯線の端末
に接続してあるコンタクトを装着した絶縁ブロックをシ
ールド外筒に挿入して、この絶縁ブロックにシールドカ
バーを被せて係止し、シールド外筒の屈曲シールド部を
前記シールドケーブルと共に、前記絶縁ブロックに対し
て略直角に折曲げて前記屈曲シールド部を前記シールド
カバーに係止し、前記シールド外筒の圧着部を前記シー
ルドケーブルに、これのシールドに接触した状態で圧着
して構成し、 前記端子ユニットを前記コネクタハウジングの前記ケー
ブル挿入部側から前記端子ユニット装着部に挿入係止す
ると共に、前記シールドケーブルを前記ケーブル挿入部
に挿入し、リテーナを前記ケーブル挿入部に被せて、こ
のリテーナを前記コネクタハウジングに係止して、前記
リテーナで前記端子ユニットをその背部から押さえるよ
うにしたことを特徴とするシールドコネクタ。 - 【請求項５】 前記シールドカバーに略半円形状のカバ
ー側立壁部を設け、前記リテーナに略半円形状のリテー
ナ側立壁部を設けて、前記カバー側立壁部と前記リテー
ナ側立壁部とで前記シールドケーブルの前記芯線部分を
その周囲から覆うようにした請求項４に記載のシールド
コネクタ。
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