JP2536078Y2 - 電気コネクタ構造 - Google Patents

電気コネクタ構造

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JP2536078Y2
JP2536078Y2 JP1991110859U JP11085991U JP2536078Y2 JP 2536078 Y2 JP2536078 Y2 JP 2536078Y2 JP 1991110859 U JP1991110859 U JP 1991110859U JP 11085991 U JP11085991 U JP 11085991U JP 2536078 Y2 JP2536078 Y2 JP 2536078Y2
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健策 佐藤
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電子機器等に使用される
電気コネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気コネクタ構造とし
て、図57に示すように信号線の接続のための2芯の信
号用の雌、雄側コネクタ120、121があり、信号線
の配線には、信号用の雌、雄側コネクタ120、121
を結合して行い、電源用の配線には単芯の電源用の雌、
雄側コネクタ123、124を結合して行っていた。し
かも、信号用の雌、雄側コネクタ120、121の場
合、ハウジング126内に信号端子ユニット125が左
右に並べて配置してあり、これらの信号端子ユニット1
25は横長なものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成であると、信号線用の雌、雄側コネクタ120、1
21の結合と電源用の雌、雄側コネクタ123、124
の結合との2回の結合を行わなければならず、配線作業
性が悪いという問題点があった。
【0004】本考案は上記の問題点を解消するものであ
り、その目的とするところは、コネクタの一回の結合
で、信号および電源の端子同志の接続が行えて配線作業
性を向上させることができるばかりか、シールド電線の
シールドのグランドへの落とし構造(グランド接続構
造)が簡単になり、取扱いが容易になる電気コネクタ構
造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案に係わる電気コネクタ構造は、一方のコネ
クタを、ハウジング本体に嵌合凹部とアースプレート挿
入孔と取付孔を有して取付物に取付可能な取付部とを設
け、前記嵌合凹部の端面部に複数の端子ユニット装着部
と電源端子装着孔とを設けると共に、ハウジング本体に
アース端子嵌合凹部と前記アース端子嵌合凹部に通じる
複数の脚挿入孔とを形成し、前記アース端子嵌合凹部の
端側に通じる前記脚挿入孔を前記アースプレート挿入孔
に通じさせたハウジングと、信号用雄端子を装着した絶
縁体をシールド端子を有するシールド外筒により被覆し
て構成されて前記端子ユニット装着用孔部に装着される
信号端子ユニットと、前記ハウジングの前記電源端子装
着孔に装着される電源用雄端子と、前記ハウジングの前
記アースプレート挿入孔に挿入されて接触部を前記ハウ
ジングの前記取付部に沿わせて前記取付孔に設けたナッ
ト部材に接触させたアースプレートと、短絡部に接点部
を有するシールド外筒接触端子片部及びアースプレート
接触端子片部を形成して構成されて、前記短絡部を前記
ハウジングの前記アース端子嵌合凹部に嵌合すると共
に、前記シールド外筒接触端子片部及び前記アースプレ
ート接触端子片部を前記ハウジングの前記脚挿入孔に挿
入して前記ハウジングに装着され且つ前記シールド外筒
接触端子片部の接点部を前記信号端子ユニットの前記シ
ールド外筒に接触させると共に、前記前記アースプレー
ト接触端子片部の接点部を前記アースプレートに接触さ
せたアース端子とで構成し、他方のコネクタを、ハウジ
ング本体に、一方のコネクタの前記嵌合凹部に嵌合され
る嵌合部を設け、前記嵌合部の端面部に複数の端子ユニ
ット装着部と電源端子装着孔とを設けたハウジングと、
信号用雌端子を装着した絶縁体をシールド端子を有する
シールド外筒により被覆して構成されて前記端子ユニッ
ト装着用孔部に装着される信号端子ユニットと、前記ハ
ウジングの前記電源端子装着孔に装着される電源用雌端
子とで構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】かかる構成により、両コネクタの結合により両
信号端子が接触すると共に、両電源用端子が接触する。
このように、両コネクタの一回の結合で、信号および電
源の端子同志の接続が行えて配線作業性を向上させるこ
とができる。
【0007】また、一方のコネクタは、その信号用雄端
子、電源用雄端子およびシールド端子を基板のスルーホ
ールに挿入した後パターンに半田付けされて基板に実装
することが可能になる。そして、一方のコネクタは、取
付ねじ部材をハウジングの取付部の取付孔に設けたナッ
ト部材に螺合して、この取付ねじ部材の締め付けによ
り、取付物、例えば、シャーシに一方のコネクタを固定
する。
【0008】したがって、他方のコネクタの信号用雌端
子に接続されるシールド電線のシールドは他方のコネク
タの信号端子ユニットのシールド外筒、接点部を経てア
ース端子に導通し、このアース端子はアースプレート、
取付ねじ部材を介してシャーシに接触し、シールド電線
はシャーシであるグランドに落とすことが可能になる。
このように、シールド電線のシールドのグランドへの落
とし構造(グランド接続構造)が簡単になり、取扱いが
容易になる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本考案に係わる電気コネクタ構造を用い
た配線系の説明図である。
【0010】この配線系は中継コネクタ部分200と端
末コネクタ部分201とを備えており、中継コネクタ部
分200は雄側コネクタ204と雌側コネクタ203と
を備えており、端末コネクタ部分201は、配線に接続
された雌側コネクタ2と機器205側に装着された雄側
コネクタ1とより構成されている。
【0011】端末コネクタ部分201における電気コネ
クタ構造は、一方のコネクタである雄側コネクタ1と他
方のコネクタである雌側コネクタ2とより構成されてい
る。
【0012】雄側コネクタ1はハウジング3と信号端子
ユニット4と電源用雄端子42とアース端子6とアース
プレート43とを備えている。
【0013】前記ハウジング3は図8乃至図17に示す
ように正面長方形状のハウジング本体3Aを備えてお
り、このハウジング本体3Aの左、右側部に取付部7が
形成してある。ハウジング本体3Aの正面部には嵌合凹
部8が形成してあり、この嵌合凹部8の端面部9には正
面ほぼ四角形状の端子ユニット装着部10が縦長にして
左右に形成してあり、嵌合凹部8の端面部9の右側には
電源端子装着孔11が形成してある。端子ユニット装着
部10は縦長の端子ユニット装着用孔部10aを備えて
いる。左側の端子ユニット装着用孔部10aの左、右面
部の中央には端子ユニット装着用孔部10aの軸線方向
に沿うランス溝部12aが形成してあり、右側の端子ユ
ニット装着用孔部10aの左、右面部の中央には端子ユ
ニット装着用孔部10aの軸線方向に沿うランス溝部1
2bが形成してあって、ランス溝部12a、12bの中
間部にはランス部13が形成してある。
【0014】前記ハウジング本体3Aの外面部にはロッ
ク部14が形成してある。このロック部14は、ハウジ
ング本体3Aの上面部を外方に突出させて形成されたロ
ックバー挿入部15を備え、ロックバー挿入部15の内
面には係合凹部16が形成してある。また、前記ハウジ
ング3の取付部7には取付孔19が形成してあり、ま
た、ハウジング3の前面部には取付孔19に並べてスリ
ット状のアースプレート挿入孔20が形成してある。
【0015】前記ハウジング本体3Aの上面部にはアー
ス端子嵌合凹部21と脚挿入孔22、23とが形成して
あり、このアース端子嵌合凹部21の中間部は左右の脚
挿入孔22、23に連ねてある。アース端子嵌合凹部2
1の端側には脚挿入孔24が形成してあって、この脚挿
入孔24は一方のアースプレート挿入孔20に通じてい
る。
【0016】アース端子6は図18乃至図22に示すよ
うに短絡部29を備えており、この短絡部29の中間に
は左右の圧入部30、31が形成してあり、一方の圧入
部30、31には、シールド外筒接触端子片である端子
片部32、33が形成してあって、端子片部32、33
には接点部32b、33bが形成してある。短絡部29
の端部には、アースプレート接触端子片である端子片部
34が短絡部29の面に対して直角に形成してあり、端
子片部34の基部は圧入部34aに成されており、端子
片部34の先部には接点部34bが形成してある。
【0017】そして、このアース端子6は、その短絡部
29をアース端子嵌合凹部21に嵌合圧入され、端子片
部32、33、34の圧入部30、31、34aが脚挿
入孔22、23、24に挿入されてハウジング3に装着
してあり、端子片部32、33、34の先部の接点部3
2b、33b、34bが端子ユニット装着用孔部10a
内及び一方のアースプレート挿入孔20内に突出してい
る。
【0018】信号端子ユニット4は図23に示すように
絶縁体35を備えており、この絶縁体35は、図24乃
至図27に示すように側面L字形状のブロック体であ
り、絶縁体35上面部35aにはその中央に位置させ
て前後方向に溝部35Aが形成してあり、また、この
部35Aから絶縁体35下面部35bに掛けて端子圧
入孔部35Bが形成してある。そして、この絶縁体35
端子圧入孔部35Bには図29に示す信号用雄端子3
6がその圧入部36aを圧入した後、前記溝部34の
部35Cに沿うて屈曲してその接触部36bを絶縁体3
5の前方に突出させて取り付けてある。
【0019】このように信号用雄端子36を装着した
縁体35はシールド外筒37により被覆されている。す
なわち、シールド外筒37は図30乃至図33に示すよ
うに絶縁体35の正面部35cおよび下面部35bを除
く他の面部を覆い、シールド外筒37の、絶縁体35の
正面部35cより突出した部分が相手端子ユニットの嵌
合筒部38になっていて、この嵌合筒部38の左、右面
部には接触部39と係合孔41とが形成してある。ま
た、嵌合筒部38の上、下面部には切り起こし片よりな
る接触片39aが形成してある。また、シールド外筒3
7の下縁部37aにはシールド端子部40が一対形成し
てある。
【0020】このように構成された信号端子ユニット4
が左右の端子ユニット装着用孔部10aに装着してあっ
て、係合孔41にランス部13が係合している。そし
て、左右の信号端子ユニット4のシールド外筒37の上
面部37bにアース端子6の端子片部32、33の接点
部32b、33bが接触している。
【0021】前記ハウジング3の電源端子装着孔11に
は図34に示す電源用雄端子42が、その圧入部42a
を圧入した後に脚部42bを溝部18に沿うて曲げて装
着してある。また、前記ハウジング3のアースプレート
挿入孔20には図35乃至図37に示すアースプレート
43が、その圧入部43aを圧入して装着してあり、こ
のアースブレート43に前記アース端子6の端子片部3
4の先部の接点部34bが接触している。
【0022】そして、このアースプレート43の端部は
直角に屈曲されていて接触部44に成されており、この
接触部44には孔45が形成してあって、この孔45の
周部には複数の切起し片46が形成してある。そして、
前記接触部44は、ハウジング3の取付部7の前面部7
aに沿わせてあって、取付部7の取付孔にはナット部材
47が圧入してある(図8参照)。
【0023】雌側コネクタ2は図38乃至図42に示す
ようにハウジング51と信号端子ユニット52と電源用
雌端子82とを備えており、ハウジング51は図43乃
至図48に示すように正面長方形状のハウジング本体5
1Aを備えておりこのハウジング本体51Aの正面部
には嵌合部51aが形成してあり、この嵌合部51a内
には正面ほぼ四角形状の端子ユニット装着用孔部54が
縦長にして左右に形成してあり、嵌合部51aの底面部
の左側には電源端子装着孔80が形成してある。左側の
端子ユニット装着用孔部54の右面部54aの中央には
端子ユニット装着用孔部54の軸線方向に沿うランス溝
部55が形成してあり、右側の端子ユニット装着用孔部
54の左面部54bの中央には端子ユニット装着用孔部
54の軸線方向に沿うランス溝部56が形成してあっ
て、ランス溝部55、56の中間部にはランス部57が
形成してある。また、電源端子装着孔80にはランス部
81が設けてある。
【0024】ハウジング51の外面部にはロック部58
が形成してある。このロック部58は、ハウジング51
の上面部中央に外方に突出させて形成されたロックバー
59を備え、ロックバー59に係合部60と押し部61
とが形成してある。
【0025】信号端子ユニット62は図49に示すよう
に絶縁体63を備えており、この絶縁体63の正面中央
部には端子装着孔部64が形成してあり、この端子装着
孔部64の内壁部にはランス部(図示せず)が形成して
ある。そして、この端子装着孔部64内には信号用雌端
子66が挿入してあって、この信号用雌端子66に形成
した係合突起(図示せず)がランス部に係合している。
この信号用雌端子66にはシールド電線68の芯線(図
示せず)が圧着により接続してある。絶縁体63の周部
はシールド外筒70で被覆されており、このシールド外
筒70にはシールド圧着部71と外被圧着部72とが形
成してあり、シールド圧着部71はシールド電線68の
シールド73を圧着しこれに接続している。また、外被
圧着部72はシールド電線68の外被74を圧着してい
る。このように構成された信号端子ユニット62が左右
の端子ユニット装着用孔部54に装着してあって、ラン
ス係合部(図示せず)にランス部57が係合している。
【0026】また、前記電源端子装着孔80には図50
乃至図53に示す電源用雌端子82が挿入してあって、
この電源用雌端子82に形成した係合部83がランス部
81に係合している。この電源用雌端子82には電線8
5の芯線86が圧着により接続してある。
【0027】ハウジング51の背面下部の二重係止片挿
入部76には二重係止片87が挿入してあり、この二重
係止片87は図54乃至図56に示すように脚部88
a、88b、88cを有し、この脚部88cの先部には
係合突起89が形成してあり、また、二重係止片87の
基部には係合突起90、91とが形成してある。そし
て、この二重係止片87は、二重係止片挿入部76に挿
入されてその係合突起90 、91が係止部92、93に
係合し、その脚部88a、88b、88cを、端子ユニ
ット装着用孔部54の下面部の中央に形成されたランス
溝部94、95と電源端子装着孔80に形成されたラン
ス溝部95aに挿入して信号端子ユニット52および電
源用雌端子82の後端部を押さえている。
【0028】次に、雄側コネクタ1の機器本体96への
取り付けと、雌、雄側コネクタ2、1の結合を説明す
る。
【0029】機器本体96は取付物であるシャーシ97
を備えており、このシャーシ97にはコネクタ取付孔9
8が形成してある。前記雄側コネクタ1は、その信号用
雄端子36、電源用雄端子42およびシールド端子40
を基板99のスルーホール100a、100b、100
cに挿入した後パターンに半田付けされて基板99に実
装される。そして、雄側コネクタ1のハウジング3の前
部をコネクタ取付孔98より外方に突出させて、取付ね
じ部材101をシャーシ97に設けた孔102の前方か
ら挿入してこの取付ねじ部材101をハウジング3の取
付部7の取付孔19に設けたナット部材47に螺合し
て、この取付ねじ部材101の締め付けにより、シャー
シ97に雄側コネウタ1を固定する。この場合、前記ア
ースプレート43の接触部44が複数の切起し片46を
介してシャーシ97に接触する。
【0030】したがって、シールド電線68のシールド
73はシールド外筒70、接点部32b、33bを経て
アース端子6に導通し、このアース端子6はアースプレ
ート43、取付ねじ部材101を介してシャーシ97に
接触し、シールド電線68はシャーシ97であるグラン
ドに落とされたことになる。
【0031】雄側コネクタ1と雌側コネクタ2との結合
は、雄側コネクタ1に雌側コネクタ2を嵌合して成され
る。すなわち、雄側コネクタ1の嵌合凹部8内に雌側コ
ネクタ2の嵌合部51aを嵌合し、雌側コネクタ2の信
号端子ユニット62のシールド外筒70に雄側コネクタ
1の信号端子ユニット52を挿入して、信号用雄端子3
6を信号用雌端子66に接触させると共に、雌側コネク
タ2の信号端子ユニット62のシールド外筒70を雄側
コネクタ1の信号端子ユニット52のシールド外筒37
の接触部39および接触片39aに接触させる。これと
同時に、雌側コネクタ2のロック部58のロックバー5
9を雄側コネクタ1のロック部14のロックバー挿入部
15に挿入してロックバー59の設けた係合部60を係
合孔16に係合させロックが成される。
【0032】これと同時に、雄側コネクタ1の電源用雄
端子42が雌側コネクタ2の電源用雌端子82に接触し
て電源が導通される。
【0033】したがって、雌側コネクタ2側のシールド
電線68のシールド73は信号端子ユニット62のシー
ルド外筒70を介して雄側コネクタ1の信号端子ユニッ
ト52のシールド外筒37に接触し、シールド外筒3
7、接点部32b、33bを経てアース端子6に導通
し、このアース端子6はアースプレート43、取付ねじ
部材101を介してシャーシ97に接触するので、シー
ルド電線68のシールド73はシャーシ97であるグラ
ンドに落とされたことになる。
【0034】上記の実施例によれば、基板99に雄側コ
ネクタ1を実装すると共に、シャーシ97に取付ねじ部
材101で雄側コネクタ1を取り付け、この雄側コネク
タ1に複数の信号用雄端子36と電源用雄端子42とを
設け、雄側コネクタに結合する雌側コネクタ2に前記信
号用雄端子36に接触する信号用雌端子66と前記電源
用雄端子42が接触する電源用雌端子82とを設けるこ
とにより、雌、雄側コネクタ2、1の結合により信号用
雄端子36が信号用雌端子66に接触すると共に、電源
用雄端子42が電源用雌端子82に接触する。このよう
に、雌、雄側コネクタ2、1の一回の結合で、信号およ
び電源の端子同志の接続が行えて配線作業性を向上させ
ることができる。
【0035】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係わる電
気コネクタ構造によれば、一方のコネクタを、ハウジン
グ本体に嵌合凹部とアースプレート挿入孔と取付孔を有
して取 付物に取付可能な取付部とを設け、前記嵌合凹部
の端面部に複数の端子ユニット装着部と電源端子装着孔
とを設けると共に、ハウジング本体にアース端子嵌合凹
部と前記アース端子嵌合凹部に通じる複数の脚挿入孔と
を形成し、前記アース端子嵌合凹部の端側に通じる前記
脚挿入孔を前記アースプレート挿入孔に通じさせたハウ
ジングと、信号用雄端子を装着した絶縁体をシールド端
子を有するシールド外筒により被覆して構成されて前記
端子ユニット装着用孔部に装着される信号端子ユニット
と、前記ハウジングの前記電源端子装着孔に装着される
電源端子と、前記ハウジングの前記アースプレート挿入
孔に挿入されて接触部を前記ハウジングの前記取付部に
沿わせて前記取付孔に設けたナット部材に接触させたア
ースプレートと、短絡部に接点部を有するシールド外筒
接触端子片部及びアースプレート接触端子片部を形成し
て構成されて、前記短絡部を前記ハウジングの前記アー
ス端子嵌合凹部に嵌合すると共に、前記シールド外筒接
触端子片部及び前記アースプレート接触端子片部を前記
ハウジングの前記脚挿入孔に挿入して前記ハウジングに
装着され且つ前記シールド外筒接触端子片部の接点部を
前記信号端子ユニットの前記シールド外筒に接触させる
と共に、前記前記アースプレート接触端子片部の接点部
を前記アースプレートに接触させたアース端子とで構成
し、他方のコネクタを、ハウジング本体に一方のコネ
クタの前記嵌合凹部に嵌合される嵌合部を設け、前記嵌
合部の端面部に複数の端子ユニット装着部と電源端子装
着孔とを設けたハウジングと、信号用端子を装着した
絶縁体をシールド端子を有するシールド外筒により被覆
して構成されて前記端子ユニット装着用孔部に装着され
る信号端子ユニットと、前記ハウジングの前記電源端子
装着孔に装着される電源端子とで構成したことにより、
両コネクタの結合により両信号端子が接触すると共に、
両電源用端子が接触する。このように、両コネクタの一
回の結合で、信号および電源の端子同志の接続が行えて
配線作業性を向上させることができる。
【0036】また、一方のコネクタは、その信号用雄端
子、電源用雄端子およびシールド端子を基板のスルーホ
ールに挿入した後パターンに半田付けされて基板に実装
することが可能になる。そして、一方のコネクタは、取
付ねじ部材をハウジングの取 付部の取付孔に設けたナッ
ト部材に螺合して、この取付ねじ部材の締め付けによ
り、取付物、例えば、シャーシに一方のコネクタを固定
する。
【0037】また、他方のコネクタの信号用雌端子に接
続されるシールド電線のシールドは他方のコネクタの信
号端子ユニットのシールド外筒、接点部を経てアース端
子に導通し、このアース端子はアースプレート、取付ね
じ部材を介してシャーシに接触し、シールド電線はシャ
ーシであるグランドに落とすことが可能になる。このよ
うに、シールド電線のシールドのグランドへの落とし構
造(グランド接続構造)が簡単になり、取扱いが容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる電気コネクタ構造を備えた配線
系の構成を示す説明図である。
【図2】本考案に係わる電気コネクタ構造の結合状態の
側面図である。
【図3】基板の一部の平面図である。
【図4】雄側コネクタの側面図である。
【図5】同平面図である。
【図6】同底面図である。
【図7】同正面図である。
【図8】同背面図である。
【図9】雄側コネクタのハウジングの側面図である。
【図10】同正面図である。
【図11】同背面図である。
【図12】同平面図である。
【図13】同底面図である。
【図14】図10B−B線に沿う断面図である。
【図15】図10D−D線に沿う断面図である。
【図16】図10E−E線に沿う断面図である。
【図17】図9F−F線に沿う断面図である。
【図18】アース端子の平面図である。
【図19】図18H方向からの矢視図である。
【図20】図181方向からの矢視図である。
【図21】図18J方向からの矢視図である。
【図22】図18K方向からの矢視図である。
【図23】信号雄端子ユニットの斜視図である。
【図24】絶縁体の側面図である。
【図25】同平面図である。
【図26】同底面図である。
【図27】同正面図である。
【図28】図26L−L線に沿う断面図である。
【図29】信号用雄端子の平面図である。
【図30】シールド外筒の側面図である。
【図31】同平面図である。
【図32】同底面図である。
【図33】同正面図である。
【図34】電源用雄端子の平面図である。
【図35】アース端子の側面図である。
【図36】図35M方向からの矢視図である。
【図37】図35N方向からの矢視図である。
【図38】雌側コネクタの側面図である。
【図39】同平面図である。
【図40】同底面図である。
【図41】同正面図である。
【図42】同背面図である。
【図43】雌側コネクタのハウジングの正面図である。
【図44】同背面図である。
【図45】図43P−P線に沿う断面図である。
【図46】図43Q−Q線に沿う断面図である。
【図47】図44R−R線に沿う断面図である。
【図48】図44S−S線に沿う断面図である。
【図49】端子ユニットの斜視図である。
【図50】電源用雌端子の平面図である。
【図51】同側面図である。
【図52】同正面図である。
【図53】図50T−T線に沿う断面図である。
【図54】二重係止片の側面図である。
【図55】二重係止片の平面図である。
【図56】二重係止片の底面図である。
【図57】従来の電気コネクタ構造の概略的な構成説明
図である。
【図58】従来の電気コネクタ構造の雄側コネクタの概
略的な正面図である。
【符号の説明】
1 雄側コネクタ(一方のコネクタ) 2 雌側コネクタ(他方のコネクタ) 3 ハウジング 4 信号端子ユニット 6 アース端子 36 信号用雄端子 42 電源用雄端子 43 アースプレート 97 シャーシ(取付物) 99 基板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のコネクタを、 ハウジング本体に嵌
    合凹部とアースプレート挿入孔と取付孔を有して取付物
    に取付可能な取付部とを設け、前記嵌合凹部の端面部に
    複数の端子ユニット装着部と電源端子装着孔とを設ける
    と共に、ハウジング本体にアース端子嵌合凹部と前記ア
    ース端子嵌合凹部に通じる複数の脚挿入孔とを形成し、
    前記アース端子嵌合凹部の端側に通じる前記脚挿入孔を
    前記アースプレート挿入孔に通じさせたハウジングと、 信号用雄端子を装着した絶縁体をシールド端子を有する
    シールド外筒により被覆して構成されて前記端子ユニッ
    ト装着用孔部に装着される信号端子ユニットと、 前記ハウジングの前記電源端子装着孔に装着される電源
    用雄端子と、 前記ハウジングの前記アースプレート挿入孔に挿入され
    て接触部を前記ハウジングの前記取付部に沿わせて前記
    取付孔に設けたナット部材に接触させたアースプレート
    と、 短絡部に接点部を有するシールド外筒接触端子片部及び
    アースプレート接触端子片部を形成して構成されて、前
    記短絡部を前記ハウジングの前記アース端子嵌合凹部に
    嵌合すると共に、前記シールド外筒接触端子片部及び前
    記アースプレート接触端子片部を前記ハウジングの前記
    脚挿入孔に挿入して前記ハウジングに装着され且つ前記
    シールド外筒接触端子片部の接点部を前記信号端子ユニ
    ットの前記シールド外筒に接触させると共に、前記前記
    アースプレート接触端子片部の接点部を前記アースプレ
    ートに接触させたアース端子とで構成し、 他方のコネクタを、ハウジング本体に、一方のコネクタの前記嵌合凹部に嵌
    合される嵌合部を設け、前記嵌合部の端面部に複数の端
    子ユニット装着部と電源端子装着孔とを設けたハウジン
    グと、 信号用雌端子を装着した絶縁体をシールド端子を有する
    シールド外筒により被 覆して構成されて前記端子ユニッ
    ト装着用孔部に装着される信号端子ユニットと、 前記ハウジングの前記電源端子装着孔に装着される電源
    用雌端子と で構成したことを特徴とする電気コネクタ構
    造。
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