JP3227365B2 - プリント板ユニットの外観検査方法及び装置 - Google Patents

プリント板ユニットの外観検査方法及び装置

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JP3227365B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント板ユニット
の外観検査方法及び装置に関し、特にSMTプリント板
ユニットの部品実装不良や半田付け不良等の製造不良を
検査する方法及び装置に関するものである。
【0001】プリント板ユニットは一般に部品実装や半
田付け処理が機械によって自動的に行われることが多い
ため、その実装不良や半田付け不良が発生することがあ
り、このような不良状態を検査する方法及び装置が必要
になっている。
【0002】
【従来の技術】SMTプリント板ユニットの部品実装不
良や半田付け不良等の製造不良を検査する装置として
は、従来より、テレビカメラ等の光学的手段で検査対象
の外観形状を検知し、予め実験等により求めて設定され
た良品状態と比較して不良状態を検出する自動外観検査
機や、電気的に搭載部品の定数や導通状態を測定し、予
め実験等により求めて設定された良品値と比較して不良
を検出するインサーキットテスタ(以下、ICTと略称
することがある)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この内、自動外観検査
機は目視による官能検査を機械化したものであるため、
目視検査結果と一致しない判定結果が生じる。
【0004】すなわち、図13は、IC(集積回路)リ
ードの半田付け状態の判定例を示したもので、リードが
浮いて接合不良となっている状態(同図(1))の上面
をテレビカメラで撮像した時の画像が同図(2)に示さ
れているが、これは、半田量が多い場合の正常接合箇所
(同図(3))の上面をテレビカメラで撮像した時の画
像(同図(4))に類似しており、外観検査機は、不良
を見逃さないようにするため正常接合状態(同図
(4))も不良と判定してしまう。
【0005】このように一般的に、自動外観検査機の不
良判定には良品も多数含まれ得るということで、自動外
観検査による不良判定箇所を、図14に示すように自動
外観検査機20からのプリンタ出力結果201を基に目
視で再検査(ベリファイ)して検査結果内容202を得
ることにより補完修正する従来方式(1)や、図15に
示すように自動外観検査機20のデータ格納ファイル2
03に記憶された検査結果(不良)データとXYステー
ジ付目視検査支援装置204を用いて、XYステージを
移動させ、拡大表示された不良判定箇所を目視で再検査
することにより補完修正する従来方式(2)が採用され
ている。
【0006】このように自動外観検査による不良判定箇
所が多い場合は、再検査に多大な工数が割かれてしま
い、自動検査を採用したメリットが薄れる。
【0007】一方、上記のインサ−キットテスタも製造
不良を電気的に検出するものとして有効な手段である
が、微細化/高密度化した表面実装プリント板ユニット
では、専用フィクスチャによるプロービングが困難とな
り、適用率が低下している。
【0008】移動式(フライング)プローブによるフィ
クスチャレスタイプのインサーキットテスタも市販され
ているが、試験時間がかかる為、量産製品には不向きで
あるという欠点がある。
【0009】さらに、インサーキットテストに自動外観
検査機能を備えた装置は、すでに市場に提供されている
が、これらは検査項目を分担して検査を実行させるもの
であり、自動外観検査による不良判定箇所を自動的に再
検査するものではない。
【0010】したがって本発明は、自動外観検査機と移
動プローブ式インサーキットテスタとを組み合わせるこ
とで、目視による再検査(ベリファイ)を自動化するこ
とにより、プリント板ユニット検査の自動化率向上を図
ったプリント板ユニットの外観検査方法及び装置を実現
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
〔1〕上記の目的を達成するため、本発明に係るプリン
ト板ユニットの外観検査方法では、被検査プリント板ユ
ニットを外観検査用テストデータに従って外観検査機に
より外観検査して不良検出データを生成し、インサーキ
ットテスタ用テストデータにおける該不良検出データ中
の部品番号と同じ部品番号のテストデータだけを抽出し
た自動ベリファイ用テストデータを生成し、該被検査プ
リント板ユニットを該自動ベリファイ用テストデータに
対する部品について移動プローブ式のインサーキットテ
スタにより再検査し、該再検査データと該自動ベリファ
イ用テストデータとを比較することにより最終の不良判
定結果を出力する、ことを特徴としている。
【0012】すなわち、本発明方法においては、被検査
プリント板ユニットをテストデータに従って外観検査機
で不良検出する。
【0013】そして、外観検査機による不良判定箇所を
移動プローブ式のインサーキットテスタ(ICT)で検
査させることで、不良箇所の再検査(ベリファイ)の自
動化を図ったものである。
【0014】この場合、移動プローブ式インサーキット
テスタは、テストデ−タの手順に従い検査を実行して行
き、本発明では、検査結果の不良データ中の部品番号を
キ−にしてテストデータ中の特定部品番号のデータだけ
を抽出し、外観検査で不良となった部品のみを試験す
る。
【0015】検査結果は、最終の不良判定結果として不
良結果検出格納ファイルやプリンタに出力される。
【0016】〔2〕上記〔1〕において、該自動ベリフ
ァイ用テストデータを生成する前に、該不良検出データ
とインサーキットテスタ用ベリファイ対象不良コードと
を比較して目視検査用データを予め分離しておき、該目
視検査用データを用いて目視支援装置により目視検査
し、その検査結果を該最終の不良判定結果と結合するこ
ともできる。
【0017】〔3〕また、上記の本発明方法の実施に使
用される本発明に係るプリント板ユニットの外観検査装
置では、被検査プリント板ユニットをファイルに予め格
納された外観検査用テストデータに従って外観検査して
不良検出データを生成する外観検査機と、ファイルに予
め格納されたインサーキットテスタ用テストデータにお
ける該不良検出データ中の部品番号と同じ部品番号のテ
ストデータだけを抽出した自動ベリファイ用テストデー
タを生成するデータ処理部と、該被検査プリント板ユニ
ットを該自動ベリファイ用テストデータの部品について
再検査し、該再検査データと該自動ベリファイ用テスト
データとを比較することにより最終の不良判定結果を出
力する移動プローブ式のインサーキットテスタと、を備
えたことを特徴としている。
【0018】すなわち、本発明装置においては、被検査
プリント板ユニットは予めファイルに格納されたテスト
データに従って外観検査機で不良検出が行われ、その結
果は検査結果ファイルに格納される。
【0019】そして本発明では、外観検査機の不良判定
箇所を移動プローブ式のインサーキットテスタで検査さ
せる。移動プローブ式インサーキットテスタは、テスト
データファイルに格納されたテストデ−タの手順に従い
検査を実行して行く。
【0020】本発明のデータ処理部では、検査結果ファ
イルの不良データ中の部品番号と同じテストデータ中の
特定部品番号のデータだけを抽出し、外観検査で不良と
なった部品のみを試験するベリファイ用テストデータを
構成する回路を付加する。インサーキットテスタはこの
テストデータに従い検査を実行する。検査結果は、最終
の不良判定結果として不良結果検出格納ファイルやプリ
ンタに出力される。
【0021】〔4〕上記〔3〕において、該データ処理
部は、該不良検出データから部品番号を読み出して格納
する第1のデータ読み出し用レジスタと、該インサーキ
ットテスタ用テストデータから部品番号及びそのテスト
パラメータを読み出して格納する第2のデータ読み出し
用レジスタと、両レジスタに格納されたデータ中の部品
番号を比較して一致したもののみを検出する比較器と、
該比較器で検出された一致部品番号とそのテストパラメ
ータを格納し該自動ベリファイ用テストデータとして出
力するデータ書き込み用レジスタと、を備えることがで
きる。
【0022】〔5〕さらに上記〔3〕において、該デー
タ処理部は、該不良検出データとファイルに予め格納さ
れたインサーキットテスタ用ベリファイ対象不良判定デ
ータとを比較して目視検査用データを予め分別する検査
結果分別部を含み、該目視検査用データを用いて目視支
援装置により目視検査し、該データ処理部がその目視検
査結果を該最終の不良判定結果と結合することができ
る。
【0023】〔6〕さらに上記〔5〕において、該検査
結果分別回路は、該インサーキットテスタで試験できる
不良コードを読み出して格納するデータ読み出し用レジ
スタと、部品番号、不良コード、及び位置座標で構成さ
れる該不良判定データを読み出して格納するデータレジ
スタと、各々のレジスタの不良判定データを比較し、そ
の結果に応じて切替え動作を行うスイッチ部と、該スイ
ッチ部を通して分離・格納され、自動ベリファイ対象の
不良判定結果と目視ベリファイ対象の不良判定結果とし
て出力するデータ書き込みレジスタとを有することがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1に本発明に係るプリント板ユ
ニットの外観検査方法を実施するための自動ベリファイ
機能付きの自動外観検査装置の実施例を示し、この実施
例では、まず、プリント板ユニット1とプリント板ユニ
ット1の上部を移動して部品や半田を撮像するテレビカ
メラ2とプリント板ユニット1の部品電極に接触して電
気信号の入出力を行う移動プローブ3〜5とを用意す
る。
【0025】さらに、種々のファイルの集合ファイルで
あるデータファイル11と、テストデータや検査結果の
転送とデータ処理を行うデータ処理部12と、テレビカ
メラ2とプローブ3〜5の移動を制御するXYテーブル
制御部13と、画像処理部14a及び判定部14bを備
えテレビカメラ2で撮像された画像を処理し、検査の実
行と良否判定を行う外観検査実行部14と、切替機15
a、測定部15b及び判定部15cを備えプローブ3〜
5を介して入出力する電気信号の切り替えと測定及び良
否判定を行うインサーキットテスト実行部15と、を備
えている。
【0026】また、データファイル11は、(1)プリ
ント板ユニット1上の部品及びその部品の半田付け箇所
を外観検査する為に予め実験等に基づいて作成した外観
検査用テストデータファイルと、(2)外観検査を行う
部品と同じ部品をインサーキットテストする為に予め作
成したICT用テストデータファイルと、(3)外観検
査の不良判定内容(不良部品番号、不良コード、位置座
標)で構成される外観検査結果(データ)ファイルと、
(4)外観検査結果とICT用テストデータで作成する
自動ベリファイ用テストデータファイルと、(5)IC
Tで検査をおこなった後の不良判定内容で構成される最
終判定結果(データ)ファイル、とを含んでいる。
【0027】なお、テレビカメラ2と外観検査実行部1
4とで自動外観検査機を構成している。
【0028】この実施例の動作を図2により説明する。
被検査プリント板ユニット1がセットされると、データ
ファイル11内の該当する外観検査用テストデータ11
1を外観検査実行部14にロード(a)する。自動外観
検査機20を構成する外観検査実行部14は、データフ
ァイル11内の外観検査用テストデータファイル111
のテストデータに従ってテレビカメラ2を移動させ、実
装部品及び半田部を撮像し、撮像した画像データとテス
トパラメータ(内容)を基に良品状態との比較判定を行
い、不良内容を外観検査結果としてデータファイル1
12に格納(b)する。ここまでは従来の自動外観検査
機と同じである。
【0029】次に、ICT用テストデータファイル11
3に予め格納されている該当するICT用テストデータ
と上記の外観検査結果とを用いて、外観検査で不良
判定した部品だけをインサーキットテストするための自
動ベリファイ用テストデータを自動ベリファイ用テス
トデータ作成部22で作成し、データファイル114に
格納(c)する。
【0030】すなわち、この実施例では、検査結果ファ
イル112の不良データ中の部品種別番号(以後 部品
番号と称する)をキ−に、テストデータファイル113
中の特定部品番号のデータだけを抽出し、外観検査で不
良となった部品番号のみを試験するベリファイ用テスト
データを生成している。
【0031】自動ベリファイ用テストデータは、イン
サーキットテスト実行部15にロードされ、外観検査で
不良判定した部品だけを移動プローブICT30がテス
トデータファイル114に格納されたテストデ−タの手
順に従いプロービングしながらインサーキットテストを
実行する。
【0032】試験結果は、最終判定結果としてデータフ
ァイル115に格納するとともに目視のため不良検出結
果格納プリント23として出力(d)される。
【0033】図3は、図2に示した自動ベリファイテス
トデータ作成部22の実施例を示したもので、この実施
例では、3つのレジスタ部221〜223と比較器22
4とを含んでいる。
【0034】概略的には、まず、データ読み出しレジス
タ部221は、外観検査結果ファイル112よりアドレ
スカウンタAC1が示すアドレスの部品番号データを読
み出してレジスタR1に格納する。
【0035】また、データ読み出しレジスタ部222で
は、ICT用テストデータファイル113より、アドレ
スカウンタAC2が示すアドレスの部品番号データとテ
ストパラメータデータ(内容)を読み出してそれぞれレ
ジスタR2−1とR2−2に格納する。
【0036】レジスタR1に格納された部品番号データ
とレジスタR2−1に格納された部品番号データは、比
較器224で照合される。データが一致しない場合は、
アドレスカウンタAC2をカウントアップし、次のアド
レスが示す部品番号データをICT用テストデータファ
イル113より読み出す。データが一致する場合は、レ
ジスタR2−1,R2−2にそれぞれ格納された部品番
号データとテストパラメータデータは、 データ書き込み
レジスタ部223を経由し、アドレスカウンタAC3が
示す自動ベリファイ用テストデータファイル114に格
納される。
【0037】データ読み出しレジスタ部221のアドレ
スカウンタAC1はカウントアップされ、データ読み出
しレジスタ部222のアドレスカウンタAC2はリセッ
トされる。以降、同様の動作を繰り返す。
【0038】図4は、自動ベリファイ用テストデータ
の作成処理フローチャートを示したもので、外観検査結
果ファイル112及びICT用テストデータファイル1
13のデータの最後に終端コードを設けた場合の処理フ
ローを示している。
【0039】まず、アドレスカウンタAC1に初期値を
セットし(A1←a1)(ステップS1)、アドレスカ
ウンタAC3に初期値をセットし(A3←a3)(ステ
ップS2)、そして、外観検査結果ファイル112のア
ドレス(A1)に格納された部品番号をレジスタR1に
セットする(ステップS3)。
【0040】そして、レジスタR1=終端コードである
か否かを判定し(ステップS4)、“YES”の場合に
はこのフローチャートを出るが、“NO”の場合には、
アドレスカウンタAC2に初期値をセットする(A2←
a2)(ステップS5)。
【0041】そして、ICT用テストデータファイル1
13のアドレス(A2)に格納された部品番号をレジス
タR2−1に格納し、テストパラメータをレジスタR2
−2に格納する(ステップS6)。
【0042】そして、レジスタR2−1=終端コードで
あるか否かを判定し(ステップS7)、“YES”の場
合にはステップS13に進んでアドレスカウンタAC1
を「1」だけインクリメントするが、“NO”の場合に
はレジスタR1=レジスタR2−1であるか否かを判定
する(ステップS8)。
【0043】この結果、“NO”の場合にはアドレスカ
ウンタAC2を「1」だけインクリメントする(ステッ
プS9)が、“YES”の場合には、レジスタR2−1
の内容をレジスタR3−1に転送し、レジスタR2−2
の内容をレジスタR3−2に転送する(ステップS1
0)。
【0044】また、自動ベリファイ用テストデータファ
イル114のアドレス(A3)の部品番号格納エリアに
レジスタR3−1の内容を格納し、テストパラメータ格
納エリアにレジスタR3−2の内容を格納する(ステッ
プS11)。
【0045】そして、アドレスカウンタAC3及びAC
1をそれぞれ「1」だけインクリメントする(ステップ
S12,S13)
【0046】図5も図4と同様に、自動ベリファイ用テ
ストデータの作成処理フローチャートを示したもので
あるが、ここでは特に各ファイルの先頭にデータ数を格
納するエリアを設けた場合の処理フローチャートを示し
ている。
【0047】すなわち、まず、アドレスカウンタAC1
に初期値をセットし(A1←a1)(ステップS2
0)、アドレスカウンタAC2に初期値をセットし(A
2←a2)(ステップS21)、そしてアドレスカウン
タAC3に初期値をセットする(A2←a2)(ステッ
プS22)。
【0048】次に、外観検査結果ファイル112のアド
レス(a1)に格納されたデータ数(M)を読み出し
(ステップS23)、ICT用テストデータファイル1
13のアドレス(a2)に格納されたデータ数(N)を
読み出す(ステップS24)。
【0049】さらに、外観検査結果ファイル112のア
ドレス(A1)に格納された部品番号をレジスタR1に
セットし(ステップS25)、ICT用テストデータフ
ァイル113のアドレス(A2)に格納された部品番号
をレジスタR2−1に、テストパラメータをレジスタR
2−2にそれぞれ格納する(ステップS26)。
【0050】そして、レジスタR1=レジスタR2−1
であるか否かを判定し(ステップS27)、“NO”で
あれば続くステップS28〜S30を飛ばすが、“YE
S”の場合には、レジスタR2−1の内容をレジスタR
3−1へ転送し、レジスタR2−2の内容をレジスタR
3−2へ転送する(ステップS28)。
【0051】そして、自動ベリファイ用テストデータフ
ァイル114のアドレス(A3)の部品番号格納エリア
にレジスタR3−1の内容を格納し、テストパラメータ
格納エリアにレジスタR3−2の内容を格納する(ステ
ップS29)。そして、アドレスカウンタAC3を
「1」だけインクリメントする(ステップS30)。
【0052】上記のステップS26〜S30は、アドレ
スカウンタAC2の値がa2+1からa2+Nまで実行
され、ステップS25〜S30はアドレスカウンタAC
1の値がa1+1からa1+Nまで実行される。
【0053】なお、図4及び図5の処理フローチャート
は、コンピュータソフトウェアでも実現できる。
【0054】上記の実施例の場合、例えば図6に示すよ
うに、 フットプリント61,62とチップ部品63との
部品装着のズレは外観的には不良となっても、電気的に
接続されている限り、インサーキットテストで良品とな
り不良として検出できないという問題点がある。
【0055】そこで本発明の他の実施例として、上記の
実施例である自動外観検査機−インサーキットテスタの
組合せにさらに目視支援装置を加えた製造不良検出装置
を図7に示す。
【0056】この装置は、プリント板ユニット1の識別
コード認識装置21を備えた自動外観検査機20と、自
動外観検査機20の不良判定箇所を自動的に再検査する
プリント板ユニット識別コード認識装置31を備えた移
動プローブインサーキットテスタ30と、自動外観検査
機20の不良判定箇所をXYステージを移動させて画面
もしくは拡大鏡の視野に拡大表示させ、作業者に目視検
査を行わせるプリント板ユニット識別コード認識装置4
1を備えた目視検査支援装置40と、テストデータや検
査結果を格納するファイルサーバ50と、各々の装置を
結合するLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)6
0と、で構成される。
【0057】本装置の動作を図8に示した製造不良検出
動作の説明図、図9に示したデ−タ遷移図、 及び図10
に示した検査結果分別部の動作説明図を基に説明する。
【0058】なお、図8において、図2に示した自動ベ
リファイ動作の説明図と異なる点は、目視検査支援装置
40と検査結果分別部42と結合部43を新たに加える
とともにICTベリファイ対象不良コード格納ファイル
116と検査結果ファイル117と目視検査結果ファイ
ル118と不良検出結果格納ファイル119とをデータ
ファイル11(図1)中に新たに加えたことである。
【0059】また、図9は不良コード格納ファイル、外
観検査結果ファイルのデータの最後に終端コードを設け
た場合の処理フローを示している。
【0060】さらに図10は、各ファイルの先頭にデー
タ数を格納するエリアを設けた場合の処理フローを示し
ており、また、この検査結果分別部40においては、デ
ータ読み出し用レジスタ部421,422と、データ書
き込み用レジスタ部423,424と、比較器44と、
スイッチSW1〜SW3を設けている。
【0061】まず、被検査プリント板ユニット1が自動
外観検査機20にセットされると(図9のステップS3
1)、識別コード認識装置21でプリント板ユニット1
に付けられた識別コードを読み取り(同ステップS3
2)、ファイルサーバ50上の該当する外観検査用テス
トデータをテストデータファイル111(図2参照)自
動外観検査機20に取り込み(同ステップS33)、外
観検査を行う(同ステップS34)。
【0062】不良内容は識別コード番号を付加して、外
観検査結果(図10参照)としてファイルサーバ50
に格納する。自動外観検査機20の不良判定箇所は、上
記のように全てインサーキットテスタ30で再検査でき
る訳ではない。
【0063】そこで、自動外観検査機20の不良判定箇
所がインサーキットテスタ30で再検査できるか否かを
識別する手段として、外観検査結果にICTベリファ
イ対象不良コードを付加する。
【0064】具体的には、図10に示す如く、ファイル
サーバ50中にインサーキットテスタ30でも検出でき
る外観検査の不良コードを事前に不良コード格納ファ
イル116に登録し、その登録データと外観検査不良結
果とを検査結果分別部42に入力することにより、イ
ンサーキットテスタ30で自動ベリファイできる自動ベ
リファイ用検査結果と、インサーキットテスタ30で
自動ベリファイできずに目視でベリファイをおこなう目
視ベリファイ対象検査結果とに分別される(同ステッ
プS36)。
【0065】この検査結果の分別方法を図10により具
体的に説明すると、まず、データ読み出し用レジスタ部
421は、自動ベリファイ対象不良コード格納ファイル
116よりアドレスカウンタAC1の示すアドレス内の
不良コードを読み出してレジスタR1に格納する。デー
タ読み出し用レジスタ部422は、外観検査結果ファイ
ル112よりアドレスカウンタAC2の示すアドレス内
の部品番号、不良コード、位置座標を読み出し、各々レ
ジスタR2−1,R2−2,R2−3に格納する。レジ
スタR1に格納された不良コードとレジスタR2−2
に格納された不良コードは比較器44に入力されて比較
される。
【0066】比較器44での比較判定出力は、スイッチ
SW1〜SW3に開閉制御信号として与えられ、データ
が等しい場合はスイッチSW1〜SW3は共に0−1側
に接続され、レジスタR2−1〜R2−3にそれぞれ格
納された部品番号、不良コード、位置座標が、データ書
き込みレジスタ部423におけるレジスタR3−1〜R
3−3にセットされる。
【0067】すなわち、データ書き込み用レジスタ部4
23は、アドレスカウンタAC3の示す検査結果(自動
ベリファイ用)ファイル112’の該当箇所にレジスタ
内のデータを格納する。データ格納後、アドレスカウン
タAC2、アドレスカウンタAC3はカウントアップさ
れる。
【0068】比較器44において、データが等しくない
場合は、アドレスカウンタAC1をカウントアップし、
アドレスカウンタAC1の示すアドレス内の不良コード
を読み出してレジスタR1に格納する。
【0069】不良コード格納ファイル116の全ての不
良コードが一致しない時、スイッチSW1〜SW3は
共に0−2側に接続され、データ読み出しレジスタ部4
22に格納された部品番号、不良コード、位置座標が、
データ書き込み用レジスタ424にセットされる。
【0070】すなわち、データ書き込み用レジスタR4
−1〜R4−3には、アドレスカウンタAC4の示す検
査結果(目視ベリファイ用)ファイル117の該当箇所
にレジスタ内のデータが格納される。データ格納後、
アドレスカウンタAC2、アドレスカウンタAC4はカ
ウントアップされる。
【0071】外観検査結果ファイル111のデータがな
くなるまで、上記動作を繰り返す。
【0072】このようにして分別された自動ベリファイ
検査結果と目視ベリファイ検査結果の内、自動ベリ
ファイ検査結果は自動ベリファイテストデータ作成部
22に送られ、その後は図2について説明したのと同様
にして自動外観検査が行われ、ICTテスト結果ファイ
ル115が得られる。
【0073】すなわち、従来と同様に外観検査が終了し
た後、被検査プリント板ユニット1をインサーキットテ
スタ30にセットする(同ステップS37)。プリント
板ユニット1に付けられた識別コードを識別コード認識
装置31で読み取り(同ステップS38)、ファイルサ
ーバ50よりロードしたICT用テストデータと自動
ベリファイ対象テストデータを自動ベリファイ用テス
トデ−タ作成部(図2参照)に入力し、自動ベリファイ
用テストデータを作成し(同ステップS39)、ファ
イルサ−バ50に格納する。
【0074】インサーキットテスタ30は、自動ベリフ
ァイ用テストデータをロードし(同ステップS40)、
インサーキットテストを実行し(同ステップS41)、
インサーキットテスト結果としてファイルサーバ50に
格納する(同ステップS42)。この場合、ファイルサ
ーバ50に格納されるICTテスト結果ファイルは図2
の不良検出結果格納ファイル115に対応している。
【0075】インサーキットテスト終了後(インサーキ
ットテストの前でも可能)、自動で移動するXYステー
ジと拡大鏡もしくは拡大表示装置を備えた目視検査支援
装置40に被検査プリント板ユニット1をセットする
(同ステップS43)。
【0076】プリント板ユニット1に付けられた識別コ
ードを識別コード認識装置41で読み取り(同ステップ
S44)、ファイルサーバ50より該当する目視ベリフ
ァイ対象外観検査結果をロードし(同ステップS4
5)、XYテーブル制御部13がXYステージを移動さ
せながら不良判定箇所を表示し、作業者に再に検査を行
わせる(同ステップS46)。
【0077】この検査結果は、目視検査結果としてファ
イルサーバ50(ファイル118)に格納する(同ステ
ップS47)。インサーキットテスト結果と目視検査
結果は結合部43で結合され、最終版の不良検出結果
となり、不良検出結果格納ファイル119としてファイ
ルサーバ50に格納される(同ステップS48)。
【0078】なお、これら図8〜図10に示した構成も
コンピュータソフトウェアで実現できる。
【0079】図11は図10に示した検査結果分別部4
2の動作フロー(1)を示したもので、まず、アドレス
カウンタAC2に初期値をセットし(A2←a2)(ス
テップS51)、アドレスカウンタAC3に初期値をセ
ットし(A3←a3)(ステップS52)、そして、ア
ドレスカウンタAC4に初期値をセットする(A4←a
4)(ステップS53)。
【0080】次に、アドレスカウンタAC1に初期値を
セットし(A1←a1)(ステップS54)、不良コー
ド格納ファイルのアドレス(A1)に格納された不良コ
ードをレジスタR1にセットする(ステップS55)。
【0081】外観検査結果ファイル112のアドレス
(A2)に格納された部品番号をレジスタR2−1に、
不良コードをレジスタR2−2に、位置座標をレジスタ
R2−3に格納する(ステップS56)。
【0082】そして、レジスタR2−2=終端コードで
あるか否かを判定し(ステップS57)、“YES”の
場合にはこのフローチャートを出るが、“NO”の場合
にはさらにレジスタR1=終端コードであるか否かを判
定し(ステップS58)、“NO”の場合にはさらにレ
ジスタR1=レジスタR2−2であるか否かを判定し
(ステップS59)、“NO”の場合にはアドレスカウ
ンタAC1を「1」だけインクリメントして(ステップ
S60)、ステップS54に戻る。
【0083】ステップS58において“YES”の場合
には、レジスタR2−1からレジスタR3−1へ、レジ
スタR2−2からレジスタR3−2へ、そしてレジスタ
R2−3からレジスタR3−3へデータ転送する(ステ
ップS61)。
【0084】そして、検査結果ファイル(自動ベリファ
イ用)アドレス(A3)に格納された部品番号エリアに
レジスタR3−1を、不良コードエリアにレジスタR3
−2を、位置座標エリアにレジスタR3−3を格納して
(ステップS62)、アドレスカウンタAC3を「1」
だけインクリメントする(ステップS63)。
【0085】ステップS57において“YES”の場合
には、レジスタR2−1→レジスタR4−1,レジスタ
R2−2→レジスタR4−2,レジスタR2−3→レジ
スタR4−3へのデータ転送をそれぞれ行う(ステップ
S64)。
【0086】そして、検査結果ファイル(目視ベリファ
イ用)アドレス(A4)に格納された部品番号エリアに
レジスタR4−1を、不良コードエリアにレジスタR4
−2を、位置座標エリアにレジスタR4−3を格納して
(ステップS65)、アドレスカウンタAC4を「1」
だけインクリメントする(ステップS66)。
【0087】その後、アドレスカウンタAC2を「1」
だけインクリメントして(ステップS67)、ステップ
S53に戻る。
【0088】図12は図10に示した検査結果分別部4
2の動作フロー(2)を示したもので、まず、アドレス
カウンタAC1に初期値をセットし(A1←a1)(ス
テップS71)、アドレスカウンタAC2に初期値をセ
ットし(A2←a2)(ステップS72)、アドレスカ
ウンタAC3に初期値をセットし(A3←a3)(ステ
ップS73)、そして、アドレスカウンタAC4に初期
値をセットする(A4←a4)(ステップS74)。
【0089】次に、不良コード格納ファイルのアドレス
(a1)に格納されたデータ数(M)を読み出し(ステ
ップS75)、外観検査結果ファイル112のアドレス
(a2)に格納されたデータ数(N)を読み出す(ステ
ップS76)。
【0090】外観検査結果ファイル112のアドレス
(A2)に格納された部品番号をレジスタR2−1に、
不良コードをレジスタR2−1に、位置座標をレジスタ
R2−1に格納する(ステップS77)。
【0091】また、不良コード格納ファイルのアドレス
(A1)に格納された不良コードをレジスタR1にセッ
トする(ステップS78)。
【0092】そして、レジスタR1=レジスタR2−2
であるか否かを判定し(ステップS79)、“NO”の
場合には、レジスタR2−1→レジスタR4−1,レジ
スタR2−2→レジスタR4−2,レジスタR2−3→
レジスタR4−3のそれぞれのデータ転送を行い(ステ
ップS80)、検査結果ファイル(目視ベリファイ用)
アドレス(A4)の部品番号エリアにレジスタR4−1
を格納し、不良コードエリアにレジスタR4−2を格納
し、位置座標エリアにレジスタR4−3を格納する(ス
テップS81)。そして、アドレスカウンタAC4を
「1」だけインクリメントする(ステップS82)。
【0093】ステップS78において“YES”の場合
には、レジスタR2−1→レジスタR3−1,レジスタ
R2−2→レジスタR3−2,レジスタR2−3→レジ
スタR3−3のデータ転送をそれぞれ行い(ステップS
83)、検査結果ファイル(自動ベリファイ用)アドレ
ス(A3)の部品番号エリアにレジスタR3−1を格納
し、不良コードエリアにレジスタR3−2を格納し、位
置座標エリアにレジスタR3−3を格納して(ステップ
S84)、アドレスカウンタAC3を「1」だけインク
リメントする(ステップS85)。
【0094】そして、アドレスカウンタAC1はM個
分、アドレスカウンタAC2はN個分、繰り返し上記の
処理を実行することとなる。
【0095】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るプリン
ト板ユニットの外観検査方法及び装置によれば、被検査
プリント板ユニットを外観検査用テストデータに従って
外観検査機により外観検査して不良検出データを生成
し、インサーキットテスタ用テストデータにおける該不
良検出データ中の部品番号と同じ部品番号のテストデー
タだけを抽出した自動ベリファイ用テストデータを生成
し、該被検査プリント板ユニットを該自動ベリファイ用
テストデータに対する部品について移動プローブ式のイ
ンサーキットテスタにより再検査し、該再検査データと
該自動ベリファイ用テストデータとを比較することによ
り最終の不良判定結果を出力するように構成したので、
(1)プリント板ユニット自動外観検査後の目視による
再検査作業が削減され、(2)プリント板ユニット外観
検査の自動化率が向上する、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリント板ユニットの外観検査装
置の実施例(1)の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の実施例(1)における自動ベリファイ
動作の説明図である。
【図3】図2に示した自動ベリファイ用テストデータ作
成部の実施例の構成を概略的に示したブロック図であ
る。
【図4】図2に示した自動ベリファイ用テストデータ作
成部の動作例(1)を示したフローチャート図である。
【図5】図2に示した自動ベリファイ用テストデータ作
成部の動作例(2)を示したフローチャート図である。
【図6】インサーキットテスタ(ICT)で検出できな
い製造不良(位置ずれ)を説明するための図である。
【図7】本発明に係るプリント板ユニットの外観検査装
置の実施例(2)の構成を示したブロック図である。
【図8】本発明の実施例(2)における製造不良検出動
作の説明図である。
【図9】本発明の実施例(2)の動作を示したフローチ
ャート図である。
【図10】図8に示した検査結果分別部の実施例の構成
を概略的に示したブロック図である。
【図11】図8に示した検査結果分別部の実施例の動作
例(1)を示したフローチャート図である。
【図12】図8に示した検査結果分別部の実施例の動作
例(2)を示したフローチャート図である。
【図13】外観検査で誤判定し易い例(ICリードの半
田付け状態検査例)を示した図である。
【図14】従来例(1)(プリンタ出力結果を用いた目
視によるベリファイ例)を示した図である。
【図15】従来例(2)(目視支援装置を用いた目視に
よるベリファイ例)を示した図である。
【符号の説明】
1 プリント板ユニット 2 テレビカメラ 3〜5 プローブ 11 データファイル 12 データ処理部 13 XYテーブル制御部 14 外観検査実行部 15 インサーキットテスト実行部 20 外観検査機 30 移動(フライング)プローブインサーキットテス
タ(ICT) 40 目視検査支援装置 42 検査結果分別部 111 外観検査用テストデータファイル 112 検査結果ファイル 112’ 自動ベリファイ用検査結果ファイル 113 ICT用テストデータファイル 114 自動ベリファイ用テストデータ格納ファイル 115,119 不良検出結果格納ファイル 116 ICTベリファイ対象不良コード格納ファイル 117 目視ベリファイ用検査結果ファイル 118 目視検査結果ファイル 221,222,421,422 データ読み出し用レ
ジスタ部 223,423,424 データ書き込み用レジスタ部 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−207908(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査プリント板ユニットを外観検査用テ
    ストデータに従って外観検査機により外観検査して不良
    検出データを生成し、 インサーキットテスタ用テストデータにおける該不良検
    出データ中の部品番号と同じ部品番号のテストデータだ
    けを抽出した自動ベリファイ用テストデータを生成し、 該被検査プリント板ユニットを該自動ベリファイ用テス
    トデータに対する部品について移動プローブ式のインサ
    ーキットテスタにより再検査し、該再検査データと該自
    動ベリファイ用テストデータとを比較することにより最
    終の不良判定結果を出力する、 ことを特徴としたプリント板ユニットの外観検査方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該自動ベリファイ用テストデータを生成する前に、該不
    良検出データとインサーキットテスタ用ベリファイ対象
    不良コードとを比較して目視検査用データを予め分離し
    ておき、該目視検査用データを用いて目視支援装置によ
    り目視検査し、その検査結果を該最終の不良判定結果と
    結合することを特徴としたプリント板ユニットの外観検
    査方法。
  3. 【請求項3】被検査プリント板ユニットをファイルに予
    め格納された外観検査用テストデータに従って外観検査
    して不良検出データを生成する外観検査機と、 ファイルに予め格納されたインサーキットテスタ用テス
    トデータにおける該不良検出データ中の部品番号と同じ
    部品番号のテストデータだけを抽出した自動ベリファイ
    用テストデータを生成するデータ処理部と、 該被検査プリント板ユニットを該自動ベリファイ用テス
    トデータの部品について再検査し、該再検査データと該
    自動ベリファイ用テストデータとを比較することにより
    最終の不良判定結果を出力する移動プローブ式のインサ
    ーキットテスタと、 を備えたことを特徴としたプリント板ユニットの外観検
    査装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 該データ処理部が、該不良検出データから部品番号を読
    み出して格納する第1のデータ読み出し用レジスタと、
    該インサーキットテスタ用テストデータから部品番号及
    びそのテストパラメータを読み出して格納する第2のデ
    ータ読み出し用レジスタと、両レジスタに格納されたデ
    ータ中の部品番号を比較して一致したもののみを検出す
    る比較器と、該比較器で検出された一致部品番号とその
    テストパラメータを格納し該自動ベリファイ用テストデ
    ータとして出力するデータ書き込み用レジスタと、を備
    えたことを特徴とするプリント板ユニットの外観検査装
    置。
  5. 【請求項5】請求項3において、 該データ処理部が、該不良検出データとファイルに予め
    格納されたインサーキットテスタ用ベリファイ対象不良
    判定データとを比較して目視検査用データを予め分別す
    る検査結果分別部を含み、該目視検査用データを用いて
    目視支援装置により目視検査し、該データ処理部がその
    目視検査結果を該最終の不良判定結果と結合することを
    特徴としたプリント板ユニットの外観検査装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 該検査結果分別回路が、該インサーキットテスタで試験
    できる不良コードを読み出して格納するデータ読み出し
    用レジスタと、部品番号、不良コード、及び位置座標で
    構成される該不良判定データを読み出して格納するデー
    タレジスタと、各々のレジスタの不良判定データを比較
    し、その結果に応じて切替え動作を行うスイッチ部と、
    該スイッチ部を通して分離・格納され、自動ベリファイ
    対象の不良判定結果と目視ベリファイ対象の不良判定結
    果として出力するデータ書き込みレジスタとを有するこ
    とを特徴としたプリント板ユニットの外観検査装置。
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