JP3221355B2 - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法および画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー像担持体上
のトナー像を記録媒体上に転写するとともに、その転写
の際にトナー像を記録媒体上に定着する転写定着同時方
式を採用した、プリンタおよび複写機などのの画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体上に静電潜像を形成し、そ
れを乾式トナーで現像した後、静電的にそのトナー像を
記録媒体に転写し、定着する画像形成方法が広く用いら
れている。このような画像形成方法においては、記録媒
体である紙の表面の凹凸のために、紙と感光体が完全に
密着せず、不均一なギャップが生じ、転写電界が乱れた
り、トナー同士のクーロン反発力を招いたりするために
画像が乱れるなどの問題がある。
【0003】この問題に対して、中間転写体に色の異な
るトナー像を静電的に重ね転写し、さらに中間転写体上
で多色の多重トナー像を溶融した後、記録媒体に、その
溶融した多重トナー像を転写すると同時に定着し、カラ
ーコピーを得るようにした画像形成方法や、無端ベルト
状に形成された感光体上のトナー像を溶融し、記録媒体
に転写定着して画像を得るようにした画像形成方法が考
案されている。この方法では、記録媒体へのトナー像の
転写を非静電的に行うので、前述したような、画像品質
の劣化が生じにくくなる。
【0004】一方、このような画像形成方法において
は、米国特許第2990278号公報、特開平5−19
642号公報、特開平5−107950号公報、特開平
5−249798号公報に開示されているように、中間
転写体や感光体などのトナー像担持体からの記録媒体へ
のトナー像の転移を良好なものとするため、密着加熱お
よび加圧後、トナー像担持体とトナーと記録媒体とを重
ね合わせたまま、トナーを冷却固化し、その後トナー像
担持体とトナーおよび記録媒体とを剥離することが提案
されている。この方法では、トナー間の凝集力がトナー
とトナー像担持体との接着力より大きくなった後、トナ
ーとトナー像担持体とを剥離するので、トナーの一部が
トナー像担持体上に残るいわゆるオフセットを防ぐこと
ができ、このため、オイルレス化が可能となり、またト
ナーの転写効率が高いため色バランスが良好となる。さ
らに、トナーがトナー像担持体の表面に沿って固化する
ため、平滑な表面を有するトナー像担持体を用いること
によって、高光沢かつトナーの透明性に優れた、高級感
のある高画質な画像を得ることができる。
【0005】図11は、転写定着同時方式を採用した画
像形成装置の概略構成図である。
【0006】この画像形成装置には、ロール状の4つの
感光体1_1,1_2,1_3,1_4が配列されてお
り、それらの感光体は、矢印方向に回転しながら、各帯
電器10_1,10_2,10_3,10_4により一
様帯電され、光ビーム走査装置20からの、濃度信号に
応じて変調された光ビームにより走査されて各感光体上
に静電潜像が形成され、それぞれ、黒、イエロー、マゼ
ンタ、シアン色のトナーの入った、各現像器11_1,
11_2,11_4,11_4により、静電潜像が各色
のトナーで現像されて各感光体上に各色のトナー像が形
成される。
【0007】また、この画像形成装置には、ローラ5_
1,5_2,5_3,5_4および加熱ローラ2に巻き
掛けられ、4本の感光体1_1,1_2,1_3,1_
4に沿って循環移動する無端ベルト状の中間転写体50
が備えられている。この中間転写体50は、テンション
ロール5_3で所定の張力が与えられた状態で各感光体
1_1,1_2,1_3,1_4に沿って移動し、各転
写器50_1,50_2,50_3,50_4の作用に
より、各感光体上に形成された各色のトナー像が、その
中間転写体上に、順次重畳されるように転写される。
【0008】それら各色のトナー像が重畳したカラーの
トナー像は、中間転写体50が加熱ロール2に巻き掛け
られた加熱部Aに達すると、加熱ロール2の内部に配置
された熱源20により溶融されて転写定着部Bに達す
る。この転写定着部Bには、用紙トレイ6に収容されて
いた用紙60が、用紙送り出しロール6_1,ガイドロ
ール6_2,レジロール6_3を経由して、中間転写体
50との間にトナー像を挟むようにタイミングを合わせ
て供給される。
【0009】転写定着部Bには、加熱ロール2に対向し
て加圧ロール3が配置されており、その加圧ロール3
は、トレイ6からの用紙60の送紙にタイミングを合わ
せて加熱ロール2に圧接し、転写定着部Bでは、中間転
写体50、トナー像、および用紙60が一体となって加
熱ロール2と加圧ロール3とに挟持され、加熱されると
共に加圧される。加熱ロール2と加圧ロール3とに挟ま
れた挟持部を通過したトナー像は、引き続き中間転写体
50と用紙60とに挟まれたまま、冷却装置4により、
冷却固化され、曲率半径の小さな剥離ロール5_4にお
いて用紙60が用紙60自体の腰の強さによって、中間
転写体50からトナーとともに分離され、その分離され
た用紙60は、さらに用紙搬送装置7により搬送され、
この画像形成装置の外部に出力され、用紙60上に、定
着されたトナー像からなる画像が形成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
画像形成装置により画像を形成すると、図12に示すよ
うに、加熱、加圧後の用紙60上に用紙進行方向に対し
て垂直な方向に多数のしわ61が発生し、トナーが冷却
固化する前に中間転写体とトナーが剥離してしまう現象
が生じることがある。このような現象が生じると用紙6
0がしわとなるだけでなく、画質が著しく悪化する。す
なわち、用紙進行方向に沿って中間転写体とトナーと用
紙の断面状態を示すと図13のようになっており、用紙
60がしわとなった部分では、トナー100が冷却固化
する前に中間転写体50とトナー100が剥離してしま
う。そのため、トナー100が中間転写体50の表面に
沿って固化せずに、その部分のトナー表面は凸凹とな
り、光沢が低くなり画質が著しく悪化するのである。こ
こでは中間転写体を経由して用紙上のトナーを転写定着
する場合について説明したが、例えばベルト状の感光体
から用紙上にトナー像を直接に転写定着する場合も同様
である。
【0011】本発明は、上記の問題点に鑑み、トナー像
担持体上のトナー像を記録媒体上に転写するとともに、
その転写の際にトナー像を記録媒体上に定着する転写定
着同時方式を採用した画像形成装置であって、光沢ムラ
のない高画質の画像を得ることができる画像形成方法、
およびその画像形成方法を採用した画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像形成方法は、シート状のトナー担持体上にトナ
ー像を担持させ、トナー像を担持したトナー像担持体上
に、そのトナー像担持体上に担持されたトナー像を間に
挟むようにシート状の記録媒体を重畳し、この重畳され
た状態のトナー像担持体および記録媒体に挟まれたトナ
ー像を加熱および加圧し、加熱および加圧を解除した
後、トナー像担持体および記録媒体を重畳したままトナ
ー像担持体および記録媒体に挟まれたトナー像を冷却さ
せることにより、記録媒体上に、定着されたトナー像か
らなる画像を形成する画像形成方法において、重畳され
たトナー像担持体および記録媒体を湾曲させた状態でこ
れらトナー像担持体および記録媒体に挟まれたトナー像
を加熱および加圧するとともに、これらトナー像担持体
と記録媒体とを重畳した後、加熱および加圧が終了する
前に、トナー像担持体および記録媒体の湾曲方向を少な
くとも一回反転させることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成する本発明の画像形成装置
は、所定の記録媒体上に、定着されたトナー像からなる
画像を形成する画像形成装置において、トナー像を担持
して所定の転写位置に搬送するシート状のトナー像担持
体と、トナー像担持体上にトナー像を形成するトナー像
形成手段と、シート状の記録媒体を、トナー像担持体上
に担持されたトナー像を間を挟んでそのトナー像担持体
上に重畳されるようにタイミングを調整して供給する記
録媒体搬送手段と、上記転写位置において、重畳された
トナー像担持体および記録媒体を湾曲させた状態で、移
動中のトナー像担持体および記録媒体に挟まれたトナー
像を加熱および加圧するとともに、トナー像担持体と記
録媒体とが重畳された後加熱および加圧が終了する前に
トナー像担持体および記録媒体の湾曲方向が少なくとも
一回反転するように、重畳された状態のトナー像担持体
および記録媒体の移動経路を規制してなる加熱加圧手段
とを備えたことを特徴とする。
【0014】尚、トナー像形成手段は、トナー像を直接
にトナー像担持体上に形成するものであってもよいが、
それに限らず、トナー像を一旦、本発明にいうトナー像
担持体以外の部材等に形成し、そのトナー像をトナー像
担持体上に転写することにより、トナー像担持体上にト
ナー像を形成するものであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、先ず、転写定着により用紙
等にしわが発生する原因について考察し、次いで本発明
の実施形態について説明する。
【0016】図11に示す画像形成装置において、前述
したように、転写定着部Bは加熱ロール2および加圧ロ
ール3からなり、これらの2本のロールを接触させ、そ
れらの間に中間転写体50と用紙60を挟持することに
より、それら中間転写体50と用紙60とに挟まれたト
ナー像を加熱・加圧する。
【0017】転写定着部Bにおいては、中間転写体50
とトナー像と用紙60は一体となって密着されるととも
に加熱され、粉体トナーが溶融状態となり個々のトナー
が融着して一つのフィルム状となる。この時トナー像へ
の効率的な熱伝達のために中間転写体50と用紙60と
の密着が必要であり、これが実現できずところどころに
空気が入ったりすると、空気のあるところとないところ
で熱容量が変わりトナー像が均一に溶融せず、転写定着
ムラやいわゆるオフセット現象が起こり画像品質が劣化
する。トナー像を挟み中間転写体50と用紙60との密
着をよくするために、中間転写体50の表面には弾性体
層が設けられる。また、加熱ロール2および加圧ロール
3も均一な圧力を印加するするために表面層に弾性体層
が設けられる。ただし、加熱ロール2は、中間転写体5
0上のトナーを効率よく加熱するために弾性層を薄く
し、加圧ロール3の弾性層を厚くして弾性をもたせるよ
うにし、挟持部を形成する。このように形成された挟持
部は、弾性層の薄い加熱ロール2が弾性層の厚い加圧ロ
ールに食い込む形になり、食い込んだ側のロールの半径
をrとすると、1/r≧Cの曲率Cで湾曲した状態とな
る。通常は、双方のロールに弾性層が設けられているた
め、1/r=Cとはならず1/r>Cとなる。
【0018】本発明者らは、種々の実験の結果、前述し
た紙しわは、挟持部でのこの曲率に起因することを見い
出した。
【0019】まず、発明者らは、転写定着部Bの挟持部
の曲率Cを、加熱ロール2、加圧ロール3の弾性層の厚
さを変化させることにより変え、短いシート状の中間転
写体50と用紙60を重ねて、転写定着部の挟持部を通
過させた。その時の挟持部を通過した後の密着した状態
での中間転写体50と用紙の形を図1,図2に示す。図
1は、加熱ロール2の弾性層の厚さt=0.5mm、加
圧ロール3の弾性層の厚さt=3mmのときの図であ
り、図2は、加熱ロール2の弾性層の厚さt=3mm,
加圧ロールの弾性層の厚さt=0.5mmのときの図で
ある。これらの図に示されるように、挟持部で加圧され
密着した中間転写体50と用紙60は、挟持部の曲率に
従ってカールしながら挟持部を通過することがわかっ
た。つまり、曲率のある状態で加熱加圧されると、外周
のものは長く、内周のものは短くなることで互いに密着
し、外周長と内周長に差ができる。その結果、密着した
ものは、曲率を保持することとなり、カールするのであ
る。
【0020】次に、本発明者らは、上記の第1の実験で
得られた、カールして密着している中間転写体50と用
紙60に張力をかけ、まっすぐにしてみた。その時の中
間転写体50と用紙60の様子を図3,図4に示す。図
3は、図1に対応し、中間転写体50が内周を形成し用
紙60が外周を形成するようにカールした状態で張力を
加えたときの様子を示す図であり、図4は、図2に対応
し、中間転写体50が外周を形成し用紙60が内周を形
成するようにカールした状態で張力を加えたときの様子
を示す図である。これらの図に示すように、中間転写体
50と用紙60は、張力をかけることによって、張力か
けた方向に対し垂直な方向に、互いに平行にところどこ
ろが離れ、外周を形成していたほうがしわになることが
わかった。
【0021】これらの実験により、本発明者は、前述し
た紙しわの原因を以下のように推察した。挟持部では、
加熱ロール2、中間転写体50、用紙60、加圧ロール
3の順に重なり、かつ挟持部では、前述のように、弾性
層の薄い加熱ロール2は、弾性層の厚い加圧ロール3に
食い込んでいる。そのため、前述の第1の実験に示され
るように、中間転写体50は内周となり、用紙60は外
周となる。挟持部を通過すると中間転写体50は張力を
受け、まっすぐに張られ、このため、前述の、カールし
た状態で張力をかけた第2の実験に示されるように、張
力かけた方向とは垂直な方向に互いに平行にところどこ
ろが離れ、外周となっていた用紙60がしわになるので
ある。前述したように、このしわが光沢むらの原因とな
る。
【0022】したがって、このしわの発生を抑える1つ
の方法として、密着している中間転写体50と用紙60
の外周長と内周長の差をなくすことが挙げられる。
【0023】図5は、互いに密着した状態の中間転写体
50と用紙60の曲率を途中で反転させた状態を示す模
式図である。
【0024】図5に示すように、曲率を反転させると、
簡単な幾何を解くことにより、外周長と内周長の差L
は、用紙60の厚さをtp(mm)、中間転写体50の
厚さをtb(mm)とし、挟持部の巻き付き角をθ1
(rad)、反転させた部分の巻き付き角をθ2(ra
d)とすると、 L=(tb+tp)・(θ1 − θ2) となる。
【0025】つまり、挟持部の巻き付き角θ1(ra
d)と反転させた部分の巻き付き角θ2(rad)を同
じにすることで、外周長と内周長の差をなくすことがで
きる。ただし、実際には、用紙60や中間転写体50の
熱収縮や熱膨張により、若干、挟持部の巻き付き角θ1
と反転させた部分の巻き付き角θ2に差がある状態で外
周長と内周長の差が解消される。
【0026】この図5に示すように曲率を途中で反転さ
せる代わりに、挟持部での曲率をなくして外周長と内周
長の差を発生させないようにしてもよい。あるいは、外
周長と内周長の差の存在を許容し、挟持部を通過した後
の外周長と内周長との差による、密着している中間転写
体50と用紙60の湾曲状態を保持したままにすること
によって、中間転写体50と用紙60を剥離しないよう
にしてもよい。挟持部を通過した後の湾曲状態を保持す
る方法としては、中間転写体や用紙に、挟持部の曲率と
同じ曲率の湾曲状態が保持されるように外力を加えるこ
とによってその曲率を保持してもよく、あるいは、それ
ら中間転写体や用紙をそれらの湾曲状態を規制する外力
から解放した状態におくことによってその湾曲状態を保
持してもよい。
【0027】(実施形態1) 図6は、本発明の画像形成装置の第1の実施形態の構成
を示す図である。
【0028】この図6に示す実施形態は、本発明の第1
の画像形成方法が採用された本発明の第1の画像形成装
置の一実施形態であり、加熱加圧手段が、トナー像担持
体(本実施形態では無端ベルト状の中間転写体)を間に
挟んで互いに押圧し、互いに押圧された部分からなる、
所定の第1のロール側に食い込むように湾曲した挟持部
を形成する2本のロールと、トナー像担持体が挟持部に
達する以前に上記第1のロールに沿って搬送されるよう
にトナー像担持体の移動経路を規制するトナー像担持体
移動経路規制部材とを備え、記録媒体供給手段が、シー
ト状の記録媒体を、第1のロールとその第1のロールに
沿って進むトナー像担持体とに挟まれるように供給する
構成を備えた実施形態である。
【0029】図6において、無端ベルト状の中間転写体
50は、ロール5_1,5_2,5_3,5_4、加熱
板9、および曲率反転ロール8により支持されて、図示
する矢印方向に循環する。加熱ロール2には、加圧ロー
ル3が対向して配置されている。加熱ロール2と加圧ロ
ール3は逆の配置とすることもでき、また、加圧ロール
3を内部に熱源を持つ加熱ロールとしてもよい。加熱板
9は、熱源をもつ板で構成される。中間転写体50の周
辺には4つの感光体1_1,1_2,1_3,1_4が
配置され、それぞれ帯電器10_1,10_2,10_
3,10_4により一様に帯電された後、濃度信号に応
じ光ビームパルス幅変調装置(図示せず)によってオン
オフされる光ビームを走査する走査装置20により露光
され、静電潜像が形成される。各感光体上の静電潜像
は、それぞれ、黒、イエロー、マゼンタ、シアン色のト
ナーが入った各現像器11_1,11_2,11_3,
11_4により現像され、面積変調により濃度が表わさ
れた、いわゆるディジタル画像の各色トナー像が各感光
体上に形成される。この各色トナー像は、各転写器50
_1,50_2,50_3,50_4により、中間転写
体50へ順次転写され、中間転写体50上に複数色から
なるトナー像が形成される。
【0030】中間転写体50上に形成されたトナー像
は、加熱板9と接触し加熱され溶融する。
【0031】加圧ロール3は、トレイ6からの用紙60
の送紙に伴い、加熱ロール2に圧接する。中間転写体5
0に保持された、複数色からなるトナー像は、先ず、中
間転写体50と用紙60とに挟まれた状態で、中間転写
体60により加圧ロール3に押し付けられることにより
加圧され、次いで、中間転写体50と用紙60が加熱ロ
ール2および加圧ロール3の間を移動することにより、
さらに強く加圧されるとともに、加熱される。溶融温度
以上に加熱されたトナーは軟化,溶融し、用紙60に浸
透し、その後固化することで転写定着が行われる。冷却
装置4は加熱領域から一体となって搬送されてくる中間
転写体50および用紙60を冷却するもので、この冷却
装置4による冷却によりトナーは凝集固化し、用紙60
との強い接着力が生じる。冷却装置4により冷却された
中間転写体50および用紙60はさらに搬送され、曲率
半径の小さな剥離ロール5_4において用紙60が用紙
60自体の腰の強さによって中間転写体50からトナー
とともに分離され、用紙60上に定着されたトナー像か
らなるカラー画像が形成される。用紙60に転写,定着
されたトナー像の表面は中間転写体50の表面にならい
平滑化され高光沢となる。
【0032】感光体1_1,1_2,1_3,1_4と
しては、各種無機感光体(Se、a−Si、a−Si
C、CdS等)の他に、各種有機感光体を用いることが
できる。
【0033】トナーはイエロー、マゼンタ、シアン等の
色素を含有した熱可塑性のバインダで構成され、公知の
材料を用いることができる。本実施形態では、重量平均
分子量(Mw)54000,溶融温度(Tm)120°
C,溶融温度での粘度(η)4000Pasのトナーを
用いた。なお、トナーの平均粒径は7μmのものを用い
た。また、各色トナーの、用紙60上のトナー量は、そ
の色素の含有量によりおよそ0.4mg/cm2 〜0.
7mg/cm2 になるように露光条件または現像条件が
設定される。ここでは、各色とも、0.65mg/cm
2 に設定した。
【0034】中間転写体50は、ベース層と表面層の2
層構造のものを用いた。
【0035】この中間転写体50のベース層には、カー
ボンブラックを添加した厚さ70μmのポリイミドフィ
ルムを用いた。本実施形態では、トナー像を、感光体か
ら中間転写体に静電的に、画像乱れなく転写するため
に、ベース層の体積抵抗率はカーボンブラックの添加量
を変化させ、1010Ωcmに調整した。なお、ベース層
としては、例えば厚さ10〜300μmの耐熱性の高い
シートを使用することが可能であり、ポリエステル、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエーテルサルフォン、
ポリエーテルケトン、ポリサルフォン、ポリイミド、ポ
リイミドアミド、ポリアミドなどのポリマーシート等を
用いることが可能である。
【0036】また、中間転写体50の表面層は、トナー
像を感光体から中間転写体に静電的に画像乱れなく転写
するために、その体積抵抗率を1014Ωcmに調整し、
また、中間転写体から用紙への同時転写定着を行うとき
に、トナー像を挟み中間転写体と紙の密着をよくするた
めに、ゴム硬度30度、厚さ50μmのシリコーン共重
合体を用いた。シリコーン共重合体は、弾性を持ち、そ
の表面が常温でトナーに対して粘着性を示し、さらに、
溶融して流動化したトナーを離しやすくする特性を有し
ているため用紙へトナーを効率的に移行させることがで
き、表面層には最適である。
【0037】加熱板9としては、厚さ2mm、中間転写
体循環方向の長さ220mmのアルミニウム板の裏にシ
リコンラバーヒーターをつけたものを用いた。加熱温度
は、中間転写体が用紙と接する領域でのトナー温度がト
ナー溶融温度(Tm)以上となるように設定,制御され
る。加熱板9としては、この外に、セラミックヒーター
なども用いることができる。
【0038】加熱ロール2および加圧ロール3として
は、金属ロール、または、金属ロール上にシリコーンゴ
ム等の耐熱弾性層を有したものを用いることができる。
加熱ロール2の内部には熱源20が配置され、その加熱
温度は、加熱領域でのトナー温度がトナー溶融温度(T
m)以上となるように設定,制御される。本実施形態に
おいては、アルミニウムの中空ロール上に硬度30度の
シリコーンゴムを厚さ0.5mmで積層した、外径50
mmの加熱ロール2、およびアルミニウムの中空ロール
上に硬度30度のシリコーンゴムを厚さ3mmで積層し
た、外径50mmの加圧ロール3を用い、加熱ロール内
部の熱源20としては、ハロゲンランプを使用してい
る。また、挟持部の、中間転写体搬送方向の幅(挟持幅
と称する)は、7.5mmになるように、加熱加圧両ロ
ールの押しつけ力を変化させ調整している。挟持部は、
加熱ロール2が加圧ロール3に食い込む形で形成されて
いる。
【0039】曲率反転ロール8は、中間転写体50の熱
をその曲率反転ロール8に逃がさないように断熱層とし
て表面にシリコンゴムを厚さ1mmで被覆した、直径2
5mmのステンレス製の中空ロールが用いられている。
この部分の拡大図を図7に示す。曲率反転ロール8によ
り、中間転写体50は、加熱ロール2と加圧ロール3と
に挟まれた挟持部に入る前に、一旦、加圧ロール3に押
しつけられる。これにより、中間転写体50上のトナー
像は用紙を介して加圧ロール3に押し付けられ、加圧さ
れる。この結果、図7に示すように、挟持部Nとは反対
の曲率をもつ曲率反転部Cが形成される。曲率反転部C
の幅は、曲率反転ロール8の高さを調節することにより
調整される。ここでは、曲率反転部Cの幅は6.5mm
に設定した。曲率反転部Cの形成には、ここに示した曲
率反転ロール8を採用した構成の他に、図8、図9に示
すような、内部に熱源80をもつ楔型の金属片81や、
表面に断熱層を設けた棒状のパッド82を採用した構成
としてもよい。
【0040】用紙60は、普通紙として富士ゼロックス
(株)製J紙を、薄紙として富士ゼロックス(株)製S
紙を用い、また、厚紙として大昭和製紙製の白老紙を用
いた。J紙の十点平均厚さの測定値は、おおよそ96μ
mであり、S紙の十点平均厚さの測定値は、おおよそ7
6μm、白老紙の十点平均厚さの測定値は、おおよそ2
10μmである。
【0041】スクリーンは垂直万線を用い、線数は20
0線である。
【0042】上記構成で、中間転写体およびトナー像の
搬送速度(転写定着速度)が240mm/sで、普通紙
(J紙)、薄紙(S紙)、および厚紙(白老)に画像を
出力し、紙しわと光沢ムラの評価を行った。その結果、
いづれの場合も紙しわがなく、また光沢むらのない良好
な画像が得られた。
【0043】(実施形態2) 図10は、本発明の画像形成装置の第2の実施形態の構
成を示す図である。
【0044】図10に示す実施形態も、図6に示す実施
形態と同様、本発明の第1の画像形成方法の一実施形態
を実現した、本発明の第1の画像形成装置の一実施形態
である。
【0045】図10に示す実施形態には、ベルト状の感
光体1が備えられており、この感光体1は、ロール5_
1,5_2,5_3,5_4、加熱板9および曲率反転
ロール8により支持されて図示する矢印方向に循環す
る。加熱ロール2には、加圧ロール3が対向して離間し
て配置されている。加熱ロール2と加圧ロール3は逆の
配置とすることもでき、また、加圧ロール3を内部に熱
源を持つ加熱ロールとしてもよい。感光体1は帯電器1
0により一様に帯電された後、濃度信号に応じ光ビーム
パルス幅変調装置(図示せず)によってオンオフされる
光ビームを走査する光ビーム走査装置20により露光さ
れ、静電潜像が形成される。静電潜像は現像器11_1
により現像され、面積変調により濃度が表わされた、い
わゆるディジタル画像のトナー像が感光体1上に形成さ
れる。各現像器11_1,11_2,11_3,11_
4にはそれぞれ黒、イエロー、マゼンタ、シアン色のト
ナーが入っており、上記の帯電、露光、現像を繰り返す
ことにより、感光体1上に複数色からなるトナー像が形
成される。
【0046】感光体1上に形成されたトナー像は、加熱
板9と接触し加熱され溶融する。
【0047】加圧ロール3は、トレイ6からの用紙60
の送紙にタイミングを合わせて、加熱ロール2に圧接す
る。感光体1に保持された、複数色からなるトナー像
は、先ず、感光体1と用紙60とに挟まれた状態で、感
光体1により加圧ロール3に押し付けられることにより
加圧され、次いで、加熱ロール2および加圧ロール3の
間を移動することにより、さらに強く加圧されるととも
に加熱される。溶融温度以上に加熱されたトナーは軟
化,溶融し、用紙60に浸透し、その後固化することで
転写定着が行われる。冷却装置4により冷却された感光
体1および用紙60は搬送され、曲率半径の小さな剥離
ロール5_4において用紙60が用紙60自体の腰の強
さによって感光体1からトナーとともに分離され、用紙
60上に、定着された複数色のトナー像からなるカラー
画像が形成される。用紙60に転写・定着されたトナー
像の表面は感光体1の表面にならい平滑化され高光沢と
なる。
【0048】感光体1としては、耐熱性を有する各種感
光体(Se、a−Si、a−SiC、CdS等)を用い
ることができる。
【0049】トナーは実施形態1と同じものを用い、各
色トナーの、記録用紙上のトナー量も実施形態1と同じ
0.65mg/cm2 に設定されている。
【0050】加熱板9は実施形態1と同様のものが用い
られている。
【0051】加熱ロール2および加圧ロール3も実施形
態1と同様のものが用いられている。
【0052】曲率反転ロール8も、実施形態1と同様の
ものが用いられている。
【0053】用紙60は、実施形態1と同様に、富士ゼ
ロックス(株)製J紙、S紙、大昭和製紙製白老紙が用
いられる。
【0054】スクリーンは実施形態1と同様に垂直万線
を用い、線数は200線である。
【0055】上記構成で、感光体、およびトナー像の搬
送速度(転写定着速度)が240mm/sで、普通紙
(J紙)、薄紙(S紙)、および厚紙(白老)に画像を
出力し、紙しわと光沢ムラの評価を行った。その結果、
いづれの場合も紙しわなく、また光沢むらのない良好な
画像が得られた。
【0056】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用よりな
るもので、光沢ムラのない高画質の画像を得ることがで
きる画像形成方法、およびこの画像形成方法を採用し高
画質の画像を得ることのできる画像形成装置を提供する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】密着した中間転写体と用紙がカールする様子を
示した模式図である。
【図2】密着した中間転写体と用紙がカールする様子を
示した模式図である。
【図3】密着しカールした中間転写体と用紙に張力をか
けたときの様子を示した模式図である。
【図4】密着しカールした中間転写体と用紙に張力をか
けたときの様子を示した模式図である。
【図5】互いに密着した状態の中間転写体と用紙の曲率
を途中で反転させた状態を示す模式図である。
【図6】本発明の第1の実施形態の画像形成装置の構成
図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の画像形成装置の一部
分を拡大して示した図である。
【図8】本発明の第1の実施形態の一部分の別の例を示
した図である。
【図9】本発明の第1の実施形態の別の例を示した図で
ある。
【図10】本発明の第2の実施形態の画像形成装置の構
成図である。
【図11】従来の画像形成装置の構成図である。
【図12】従来の問題点の説明図である。
【図13】従来の問題点の説明用断面図である。
【符号の説明】
1 1_1,1_2,1_3,1_4 感光体 2 加熱ロール 3 加圧ロール 4 冷却装置 5_1,5_2,5_3,5_4,5_5,5_6 ロ
ール 6 用紙トレイ 8 曲率反転ロール 9 加熱板 10,10_1,10_2,10_3,10_4 帯電
器 11_1,11_2,11_3,11_4 現像器 20 露光装置 21 加熱加圧板 41 曲率ガイド付冷却装置 42 送風冷却装置 50 中間転写体 60 記録紙 80 ガイド 81 排出部ガイド 90 中間転写体フィード装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 雄一 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリー ンテクなかい 富士ゼロックス株式会社 内 (72)発明者 山田 哲夫 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリー ンテクなかい 富士ゼロックス株式会社 内 (72)発明者 北野 賀久 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリー ンテクなかい 富士ゼロックス株式会社 内 (72)発明者 新井 和彦 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリー ンテクなかい 富士ゼロックス株式会社 内 (56)参考文献 特開 平5−249798(JP,A) 特開 平10−221976(JP,A) 特開 平6−308839(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状のトナー担持体上にトナー像を
    担持させ、トナー像を担持したトナー像担持体上に、該
    トナー像担持体上に担持されたトナー像を間に挟むよう
    にシート状の記録媒体を重畳し、この重畳された状態の
    トナー像担持体および記録媒体に挟まれたトナー像を加
    熱および加圧し、該加熱および加圧を解除した後、トナ
    ー像担持体および記録媒体を重畳したまま該トナー像担
    持体および記録媒体に挟まれたトナー像を冷却させるこ
    とにより、該記録媒体上に、定着されたトナー像からな
    る画像を形成する画像形成方法において、 重畳されたトナー像担持体および記録媒体を湾曲させた
    状態でこれらトナー像担持体および記録媒体に挟まれた
    トナー像を加熱および加圧するとともに、該トナー像担
    持体と該記録媒体とを重畳した後、該加熱および加圧が
    終了する前に、該トナー像担持体および記録媒体の湾曲
    方向を少なくとも一回反転させることを特徴とする画像
    形成方法。
  2. 【請求項2】 所定の記録媒体上に、定着されたトナー
    像からなる画像を形成する画像形成装置において、 トナー像を担持して所定の転写位置に搬送するシート状
    のトナー像担持体と、 前記トナー像担持体上にトナー像を形成するトナー像形
    成手段と、 シート状の記録媒体を、前記トナー像担持体上に担持さ
    れたトナー像を間を挟んで該トナー像担持体上に重畳さ
    れるようにタイミングを調整して供給する記録媒体搬送
    手段と、 前記転写位置において、重畳されたトナー像担持体およ
    び記録媒体を湾曲させた状態で、移動中のトナー像担持
    体および記録媒体に挟まれたトナー像を加熱および加圧
    するとともに、該トナー像担持体と該記録媒体とが重畳
    された後該加熱および加圧が終了する前にトナー像担持
    体および記録媒体の湾曲方向が少なくとも一回反転する
    ように、重畳された状態のトナー像担持体および記録媒
    体の移動経路を規制してなる加熱加圧手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱加圧手段が、前記トナー像担持
    体を間に挟んで互いに押圧し、所定の第1のロール側に
    食い込むように湾曲した、互いに押圧された部分である
    挟持部を形成する2本の回転ロールと、前記トナー像担
    持体が前記挟持部に達する以前に前記第1のロールに沿
    って搬送されるように該トナー像担持体の移動経路を規
    制するトナー像担持体移動経路規制部材とを備え、 前記記録媒体供給手段が、シート状の記録媒体を、前記
    第1のロールと該第1のロールに沿って進むトナー像担
    持体とに挟まれるように供給するものであることを特徴
    とする請求項2記載の画像形成装置。
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