JP3209877B2 - 光学読み取り装置 - Google Patents

光学読み取り装置

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JP3209877B2 JP07588595A JP7588595A JP3209877B2 JP 3209877 B2 JP3209877 B2 JP 3209877B2 JP 07588595 A JP07588595 A JP 07588595A JP 7588595 A JP7588595 A JP 7588595A JP 3209877 B2 JP3209877 B2 JP 3209877B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読み取り対象を光学的
に走査して読み取り対象により乱反射された光を回帰さ
せる光学読み取り装置に関し、例えばバーコードを読み
取る場合に好適な光学読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバーコードリーダとしては、例え
ば特開昭58-132865号公報、特開昭64-15888号公報、特
開昭64-48183号公報、特開平2-67453号公報、特開平2-1
33891号公報に示されている。また、従来の光偏向装置
としては例えば特開平4-338913号公報に示すように、複
数の微小な反射板を配列して各反射板を同時に同一の方
向に偏向して光ビーム全体を偏向するものが知られてい
る。。
【0003】図13はガルバノミラー方式の従来例を示
し、半導体レーザ1から出射した光ビームL1がレンズ
2により集光されて小径のスポット光が生成され、この
スポット光が孔開き凹面ミラー3を通過してガルバノミ
ラー4により反射される。ガルバノミラー4は支軸4a
の回りを時計回り方向及び反時計回り方向に往復回動
(振動)するように駆動され、したがって、ガルバノミ
ラー4により反射された光ビームL1により、読み取り
対象であるバーコード(図示省略)が付されたメディア
5が1方向に走査される。メディア5により乱反射した
回帰光L2は、ガルバノミラー4に回帰して反射され、
次いで孔開き凹面ミラー3により反射、集光され、次い
でレンズ6により集光された後ホトダイオード7により
受光される。図14はポリゴンミラー方式の従来例を示
し、半導体レーザ1から出射した光ビームL1がレンズ
2により集光されて小径のスポット光が生成され、この
スポット光が孔開きミラー3aを通過してポリゴンミラ
ー8の各反射面により反射される。ポリゴンミラー8は
この例では反時計回り方向に回転し、したがって、ポリ
ゴンミラー8の各反射面により、バーコードが付された
メディア5が1方向に走査される。メディア5により乱
反射した回帰光L2は、ポリゴンミラー8の各反射面に
回帰して反射され、次いで孔開きミラー3aにより正反
射され、レンズ6により集光された後ホトダイオード7
により受光される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、読み取り対
象を光学的に走査して読み取り対象により乱反射されて
回帰する光ビームの集光量を確保するためには、ガルバ
ノミラー4やポリゴンミラー8の反射面積(平方センチ
オーダ)を大きくしなければならない。したがって、ガ
ルバノミラー4やポリゴンミラー8を用いた場合には走
査時の振動が大きくなったり、また、回転の慣性が大き
くなるので、高速で走査することが困難になることはも
ちろん、停止時からの立ち上がり時間が長くなって停止
と走査を頻繁に繰り返すハンディタイプでは読み取り速
度が制限され、また、消費電力が多くなるという問題点
がある。なお、メディア5の反射光を回帰させない非回
帰方法では、受光素子に対して読み取りポイント以外の
領域からの外乱光が多量に入射するので、S/N比が悪
く、読み取り性能が回帰方法より劣る。
【0005】ここで、特開平4-338913号公報には、複数
の微小な反射板を配列して各反射板を同時に同一の方向
に偏向することにより光ビーム全体を偏向させる方法が
提案され、したがって、この方法を適用することが考え
られる。しかしながら、この方法では、複数の微小な反
射板により光ビーム全体を偏向、すなわち光ビーム全体
を複数の反射板により分割して偏向させるので、各反射
板のエッジで乱反射し、したがって、走査対象に対して
スポット光を結像させることができない。更に、読み取
り対象により乱反射された光を回帰させることを考慮し
ていないので、大きな面積の乱反射光を回帰させる装置
には適用することができない。
【0006】本発明の第1の目的は、駆動部の慣性を小
さくすることができると共に第2の反射体素子が大きな
面積で回帰光を集光することができて、高速で走査する
ことができ、また、ハンディタイプとして好適である光
学読み取り装置を提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、超高速走査が容易
である上、停止時からの立上り時間が無視でき、消費電
力低減のために頻繁に停止/走査を繰り返すハンディタ
イプの光学読取り装置でも読取り速度が低下せず、ま
た、反射体素子セルの数を増すことによって容易に反射
体全体の面積を拡大することができ、回帰反射光の集光
量を増大することができ、また、機械的な振動が無視で
きる程度になり、信頼度が大幅に向上し、また、ハンデ
ィタイプの場合でも手に振動を感じることがなく使いや
すくなる光学読み取り装置を提供することにある。
【0008】本発明の第3の目的は、特殊な光学要素
(孔あきミラー)の利用や投受光を分離するためのミラ
ー,プリズム等の光学要素の追加を伴うことなく、単純
で組立性のよい光学読み取り装置を提供することにあ
る。
【0009】本発明の第4の目的は、第2の反射体素子
の反射面積を大きくすることができて、回帰光の集光量
を多くすることができる光学読み取り装置を提供するこ
とにある。
【0010】本発明の第5の目的は、第2の反射体素子
により反射された回帰光を集光するレンズ径を小型化す
ることができて、ハンディタイプとして好適である光学
読み取り装置を提供することにある。
【0011】本発明の第6の目的は、従来例のガルバノ
ミラーやポリゴンミラーを用いた場合より駆動系を簡略
化することができる光学読み取り装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的は、光ビ
ームを照射する光源と、走査方向に対して往復方向に回
動して読み取り対象に照射するように前記光ビームを反
射する1つの第1の反射体素子と、走査方向に対して往
復方向に回動して前記読み取り対象により乱反射された
回帰光を反射する1以上の第2の反射体素子より成る反
射体素子アレイとを備え、更に、前記第1の反射体素子
と前記反射体素子アレイを一体で構成して光軸上に配置
した第1の手段により達成される。
【0013】前記第2の目的は、光ビームを照射する光
源と、走査方向に対して往復方向に回動して読み取り対
象に照射するように前記光ビームを反射する複数の第1
の反射体素子からなる第1の反射体素子セルと、走査方
向に対して往復方向に回動して前記読み取り対象により
乱反射された回帰光を反射する複数の第2の反射体素子
よりなる第2の反射体素子セルを複数配置して構成され
た反射体素子セルアレイとを備え、更に、前記第1の反
射体素子セルと前記反射体素子セルアレイを平面状に配
置した第2の手段により達成される。
【0014】前記第3の目的は、第1の手段または第2
の手段において、前記第1の反射体素子と前記第2の反
射体素子の各反射角度が異なる第3の手段により達成さ
れる。
【0015】前記第4の目的は、第1の手段ないし第3
の手段のいずれかにおいて、前記第1の反射体素子の反
射面は前記光ビームのスポット径よりやや大きい第4の
手段により達成される。
【0016】前記第5の目的は、第1の手段ないし第4
の手段のいずれかにおいて、前記第2の反射体素子は、
走査方向の全体の反射面が略凹面ミラーになるように各
々の基準角度が走査方向に所定の角度毎に順次異なる第
5の手段により達成される。
【0017】前記第6の目的は、第1の手段ないし第5
の手段のいずれかにおいて、前記第1の反射体素子と前
記第2の反射体素子は、交流源を用いた磁力により往復
方向に回動する第6の手段により達成される。
【0018】前記第6の目的は、第1の手段ないし第6
の手段のいずれかにおいて、前記第1の反射体素子と前
記第2の反射体素子は、交流源を用いたクーロン力によ
り往復方向に回動する第7の手段により達成される。
【0019】
【作用】前記第1の手段にあっては、往復方向に回動す
る1つの第1の反射体素子により光ビームが反射され、
同じく往復方向に回動する1以上の第2の反射体素子に
より回帰光が反射され、更に、第1の反射体素子と反射
体素子アレイが一体で構成されて光軸上に配置されてい
るので、駆動部の慣性を小さくすることができると共に
第2の反射体素子が大きな面積で回帰光を集光すること
ができる。したがって、高速で走査することができ、ま
た、ハンディタイプとして好適である。
【0020】前記第2の手段にあっては、往復振動体は
実効的にほぼ固定化構造と見做すことができ、反射体素
子の往復振動の慣性が無視できる程度になることから、
超高速走査が容易である上、停止時からの立上り時間が
無視でき、消費電力低減のために頻繁に停止/走査を繰
り返すハンディタイプの光学読取り装置でも読取り速度
が低下しない。また、反射体素子セルの数を増すことに
よって容易に反射体全体の面積を拡大することができ、
回帰反射光の集光量を増大することができる。また、機
械的な振動が無視できる程度になり、信頼度が大幅に向
上し、また、ハンディタイプの場合でも手に振動を感じ
ることがなく使いやすくなる。
【0021】前記第3の手段にあっては、第1の反射体
素子と第2の反射体素子の各反射角度が異なるので、投
光と受光の光軸の角度差が生じ、投受光素子の取付位置
は互いの光軸上からずれた所になり、孔あきミラーや光
軸分離用のミラー・プリズムは不要になる。
【0022】前記第4の手段にあっては、第1の反射体
素子の反射面が光ビームのスポット径よりやや大きいの
みであるので、第2の反射体素子の反射面積を大きくす
ることができ、したがって、回帰光の集光量を多くする
ことができる。
【0023】前記第5の手段にあっては、第2の反射体
素子の走査方向の全体の反射面が略凹面ミラーになるよ
うに各々の基準角度が走査方向に所定の角度毎に順次異
なるので、第2の反射体素子により反射された回帰光を
集光するレンズ径を小型化することができ、したがっ
て、ハンディタイプとして好適である。
【0024】前記第6,7の手段にあっては、第1の反
射体素子と第2の反射体素子が交流源を用いた磁力やク
ーロン力により往復方向に回動するので、従来例のガル
バノミラーやポリゴンミラーを用いた場合より駆動系を
簡略化することができる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る光学読み取り装置の第1の実
施例としてバーコードリーダを示す構成図、図2は図1
の往復振動反射体を示す外観図、図3は図2の往復振動
反射体の駆動原理を示す説明図、図4は図1の反射体駆
動回路の要部を示す回路図、図5は第1の反射体素子と
反射体素子アレイの駆動信号を示すタイミングチャート
である。
【0026】図1において、11は半導体レーザ、12
は半導体レーザ11を駆動するレーザ駆動回路、13は
半導体レーザ11より出射された光ビームを整形するレ
ンズ、14は集光された小径のスポット光L1を反射す
る凹面ミラー、15は往復振動反射体、16aは読み取
り対象であるバーコード、16はバーコード16aが付
されたメディア、17は集光レンズ、18はホトダイオ
ード、19はホトダイオード18により光電変換された
信号を増幅する増幅器、20はA/D変換回路、21は
デコーダである。往復振動反射体15は、1枚の第1の
反射体素子100と、1以上の第2の反射体素子より成
る反射体素子アレイ101からなる。105は第1の反
射体素子100及び第2の反射体素子の振動軸である。
【0027】このバーコードリーダにおいて、半導体レ
ーザ11はレーザ駆動回路12により駆動されて光ビー
ムを出射し、この光ビームはレンズ13により整形され
て小径のスポット光L1が生成され、このスポット光L
1が凹面ミラー14により反射され、次いで往復振動反
射体15の1枚の第1の反射体素子100により反射さ
れる。第1の反射体素子100は後述するように振動軸
105の回りを時計回り方向及び反時計回り方向に往復
回動(振動)するように駆動され、したがって、第1の
反射体素子100により反射された光ビーム(スポット
光)L1により、読み取り対象であるバーコード16a
が付されたメディア16上を1方向に走査される。メデ
ィア16により乱反射した回帰光L2は、往復振動反射
体15の1以上の第2の反射体素子より成る反射体素子
アレイ101に回帰して反射され、次いで凹面ミラー1
4により反射、集光され、次いでレンズ17により集光
された後ホトダイオード18により受光される。ホトダ
イオード18により光電変換された信号は増幅器19に
より増幅され、次いでA/D変換回路20によりディジ
タル値に変換され、次いでデコーダ21によりバーコー
ド16aが解読される。
【0028】次に、図2〜図5を参照して往復振動反射
体15について詳細に説明する。この例では、図2に示
すように1枚の第1の反射体素子100と、第2の6枚
の反射体素子101a〜101fより成る反射体素子アレ
イ101が筐体102に振動軸105でそれぞれ支持さ
れ、また、第1の反射体素子100は第2の反射体素子
アレイ101の中央の反射体素子101cと101dの間
に反射体素子101cと101dとは異なる角度で一体的
に固定されている。これにより、第1の反射体素子10
0の反射面は半導体レーザ11のスポット光L1の全体
を反射可能な大きさで構成され、また、反射体素子10
1a〜101fの各々は、メディア16により乱反射した
回帰光L2の十分な量を反射可能な幅で構成されると共
に走査方向に沿って配列されている。第1の反射体素子
100(及び6枚の第2の反射体素子101a〜101
f)の各々は、図3に示すように反射面103と磁性膜
104を有する積層体で構成され、また、振動軸105
を軸として時計回り方向及び反時計回り方向に往復回動
(振動)可能に支持されている。また、筐体102内に
は回路基板106が設けられ、この回路基板106上に
は、図4に示すように、磁性膜104に対向するように
薄膜コイル107が形成されている。したがって、図4
に示す交流源108により反射体素子100及び101
a〜101fが往復回動するので、第1の反射体素子10
0がスポット光L1を1次元方向に走査することがで
き、また、反射体素子アレイ101はメディア16によ
り乱反射した回帰光L2を大きな集光面積で反射するこ
とができる。
【0029】また、第1の反射体素子100の反射面が
光ビームL1のスポット径よりやや大きいのみであるの
で、第2の反射体素子101a〜101fの反射面積を大
きくすることができ、したがって、回帰光の集光量を多
くすることができる。
【0030】なお、この例では、第1の反射体素子10
0と反射体素子アレイ101の反射体素子101cと1
01dを異なる角度で一体化してあるが、第1の反射体
素子100と反射体素子アレイ101の反射体素子10
1cと101dを一体化せずに、別々に振動するように支
持して、図5に示す駆動信号で制御するようにしてもよ
い。図5は第1の反射体素子100、反射体素子アレイ
101の駆動信号の位相を示している。第1の反射体素
子100、反射体素子アレイ101の各駆動信号は同一
周波数であるが、相互に位相差があり、また、反射体素
子アレイ101の第2の反射体素子101a〜101fは
共に同一の位相で駆動される。したがって、第1の反射
体素子100と反射体素子アレイ101の反射角度が異
なるので、投光と受光の光軸の角度差が生じ、投受光素
子の取付位置は互いの光軸上からずれた所になり、孔あ
きミラーや光軸分離用のミラー・プリズムは不要にな
る。
【0031】次に、本発明の変形例を説明する。図6は
図1の第1の実施例の変形例を示す構成図であり、図1
に示す凹面ミラー14を省略することにより小型化を実
現している。なお、前記実施例と同一部分には同一符号
を付して詳細な説明を省略する。すなわち、この変形例
では、半導体レーザ11がレーザ駆動回路12により駆
動されて光ビームを出射すると、この光ビームがレンズ
13により整形されて小径のスポット光L1が生成さ
れ、このスポット光L1が往復振動反射体15の1枚の
第1の反射体素子100により反射される。そして、メ
ディア16により乱反射した回帰光L2は、往復振動反
射体15の反射体素子アレイ101に回帰して反射さ
れ、次いで大径のレンズ17aにより集光された後、ホ
トダイオード18により受光される。したがって、この
変形例では、凹面ミラーを省略でき、部品点数を削減
し、小型化、コスト低減を図ることができる。
【0032】次に、図7及び図8を参照して第2の実施
例を説明する。図7は第2の実施例の往復振動反射体1
5aを示す外観図、図8は図7の往復振動反射体の駆動
原理を示す説明図である。この第2の実施例では、5個
の反射体素子111a〜111eが走査方向に配列され、
中央の反射体素子111cが第1の反射体素子として用
いられている。そして、他の第2の反射体素子111
a、111b、111d及び111eがメディア5からの正
反射光を反射せずに乱反射光のみを反射するように、第
1の反射体素子111cと第2の反射体素子111a、1
11b、111d及び111eが反射角度が異なるように
配置されている。
【0033】反射体素子111a〜111eの各々は、図
8に示すように、鏡面仕上げの反射板を有するアルミ板
111より成り、また、反射体素子111a〜111eの
各々は、連結梁112により往復回動可能に筐体113
にそれぞれ支持されている。筐体113はシリコンプレ
ート114を有し、シリコンプレート114の表面の凹
部底面には反射体素子111a〜111eの各々に対向す
るように一対の駆動電極P1、P2がそれぞれ形成され
ている。この駆動電極P1、P2と反射体素子111a
〜111eは空気層キャパシタを構成し、このキャパシ
タ構造に対して交流源108の交流をダイオードD1、
D2により半波整流することにより駆動電極P1には正
電圧のみを、駆動電極P2には負電圧のみを印加する。
【0034】この時、交流の前半の180°区間では、駆
動電極P1に対向する反射体素子111a〜111eの片
側部分(図の左半分)には、静電作用により逆極性の負
電荷が誘起され、印加電圧の2乗に比例したクーロン引
力が発生する。また、この交流の前半の180°区間では
他方の駆動電極P2の印加電圧は「0」であるので、駆
動電極P2に対向する反射体素子111a〜111eの反
対側の片側部分(図の右半分)にはクーロン引力は殆ど
発生しない。したがって、反射体素子111a〜111e
は連結梁112をねじりながら反時計回り方向に回動し
て傾いている。そして、この前半の180°区間の終わり
では両方共にクーロン引力がなくなるので、連結梁11
2のねじれ反力により反射体素子111a〜111eが水
平に戻る。また、交流の後半の180°区間では逆に、駆
動電極P1に対向する反射体素子111a〜111eの片
側部分(図の左半分)にはクーロン引力は殆ど発生せ
ず、駆動電極P2に対向する反射体素子111a〜11
1eの反対側の片側部分(図の右半分)にはクーロン引
力が発生し、反射体素子111a〜111eは連結梁11
2をねじりながら時計回り方向に回動して傾く。このよ
うにして、交流の周期で反射体素子111a〜111eが
それぞれ往復回動する。
【0035】この第2の実施例でも前記第1の実施例と
同様に、図5に示すように第1の反射体素子111cの
駆動信号と第2の反射体素子111a、111b、111
d及び111eの各駆動信号に位相差を与えることによ
り、投光と受光の光軸の角度差が生じ、投受光素子の取
付位置は互いの光軸上からずれた所になり、特殊な光学
要素(孔あきミラー)の利用や投受光を分離するための
ミラー,プリズム等の光学要素の追加を伴うことなく、
単純で組立性のよい構成とすることができる。
【0036】この第2の実施例にあっては、第1の反射
体素子111cと第2の反射体素子111a、111b、
111d及び111eが交流源を用いた磁力やクーロン力
により往復方向に回動するので、従来例のガルバノミラ
ーやポリゴンミラーを用いた場合より駆動系を簡略化す
ることができる。
【0037】なお、図5に示すように駆動する代わり
に、図8において第1の反射体素子111cに対向する
駆動電極P1、P2の角度のみを傾けて形成すれば、5
個の反射体素子111a〜111eの各駆動回路を同一に
構成することができ、また、この方法は前記第1の実施
例にも適用することができる。
【0038】次に、図9を参照して第3の実施例を説明
する。図9は第3の実施例の外観図である。この第3の
実施例では、金属膜をエッチング加工により、5個の第
1の反射体素子131a〜131eが走査方向に配列され
て第1の反射体素子セル131として用いられている。
112は第1の反射体素子131a〜131eの両端にそ
れぞれ一体形成されて支持するねじれ振動軸である。
【0039】また、5個の第2の反射体素子141a〜
141eが走査方向に配列されて第2の反射体素子セル
141として用いられている。112は第2の反射体素
子141a〜141eの両端にそれぞれ一体形成されて支
持するねじれ振動軸である。第2の反射体素子セル14
1,…を第1の反射体素子セル131の周りに複数個平
面状に配設して反射体素子セルトレイが構成されてい
る。そして、メディア5からの正反射光を反射せずに乱
反射光のみを反射するように、第1の反射体素子セルの
第1の反射体素子131a〜131eと第2の反射体素子
セル141の第2の反射体素子141a〜141eは反射
角度が異なるように異なる角度に設定されている。
【0040】反射体素子131a〜131e及び141a
〜141eの各々は、前記図8の実施例と同様に、鏡面
仕上げの反射板を有するアルミ板111より成り、ま
た、反射体素子131a〜131e及び141a〜141e
の各々は、連結梁112,…により往復回動可能に筐体
113にそれぞれ支持されている。筐体113はシリコ
ンプレート114を有し、シリコンプレート114の表
面の凹部底面には反射体素子111a〜111eの各々に
対向するように一対の駆動電極P1、P2がそれぞれ形
成されている。この駆動電極P1、P2と反射体素子1
11a〜111eは空気層キャパシタを構成している。
【0041】このように構成された前記第3の実施例に
あっては、光ビームを照射する光源11と、走査方向に
対して往復方向に回動して読み取り対象に照射するよう
に前記光ビームを反射する複数の第1の反射体素子13
1a〜131eからなる第1の反射体素子セル131
と、走査方向に対して往復方向に回動して前記読み取り
対象により乱反射された回帰光を反射する複数の第2の
反射体素子141a〜141eよりなる第2の反射体素
子セル141,…を複数配置して構成された反射体素子
セルアレイとを備え、更に、前記第1の反射体素子セル
131と前記反射体素子セルアレイを平面状に配置した
ため、往復振動反射体15は実効的にほぼ固定化構造と
見做すことができ、反射体素子131a〜131e及び1
41a〜141eの往復振動の慣性が無視できる程になる
ことから、超高速走査が容易である上、停止時からの立
上り時間が無視でき、消費電力低減のために頻繁に停止
/走査を繰り返すハンディタイプの光学読取り装置でも
読取り速度が低下しない。また、第2の反射体素子セル
141の数を増すことによって容易に回帰光反射体全体
の面積を拡大することができ、回帰反射光の集光量を増
大することができる。また、機械的な振動が無視できる
程度になり、信頼度が大幅に向上し、また、ハンディタ
イプの場合でも手に振動を感じることがなく使いやすく
なる。
【0042】次に、図10〜図12を参照して第4の実
施例を説明する。図10は第4の実施例の往復振動反射
体を示す側面図、図11は図10の往復振動反射体の駆
動原理を示す説明図、図12は図11の反射体駆動回路
の要部を示す回路図である。
【0043】この往復振動反射体15bは7枚の反射体
素子アレイ121a〜121gで構成され、中央の反射体
素子アレイ121dが第1の反射体素子アレイとして用
いられている。そして、この第4の実施例では、図11
に示すように反射体素子アレイ121a〜121gの走査
方向の全体の反射面が略凹面ミラーになるように、反射
体素子アレイ121a〜121gの各々の基準角度(往復
動させるための駆動信号を印加していない状態)が走査
方向に所定の角度毎に順次異なるように構成されてい
る。この場合、反射体素子アレイ121a〜121gの各
々は、図11では示していないが前記図3に示す場合と
同様に反射面103と磁性膜104を有する積層体で構
成され、また、反射体素子アレイ121a〜121gの各
々は、振動軸105を中心軸として時計回り方向及び反
時計回り方向に往復回動(振動)可能にそれぞれ支持さ
れている。そして、例えば図11に示すように、成形基
板122の表面は、反射体素子アレイ121a〜121g
に対向する位置の角度が異なるように形成され、その成
形基板122の表面上には、図4に示すように磁性膜1
04に対向するように薄膜コイル107が形成されたフ
レキシブル基板123が積層される。このような構成で
は、図12に示すように、前記第1の実施例と同様に交
流源108により反射体素子121a〜121gが往復回
動すると共に、反射体素子121a〜121gの各々の基
準角度が所定の角度毎に異なるように抵抗R1、R2,
R3〜により直流バイアス電流が調整される。そして、
前記実施例と同様に、交流源108の位相差により第1
の反射体素子アレイとしている中央の反射体素子アレイ
121dと、他の反射体素子アレイ121a〜121c及
び121e〜121gとで反射角度が異なるようにしても
よい。このような場合でも、反射体素子アレイ121a
〜121c及び121e〜121gは往復動状態において
も反射面が全体として凹面ミラーになるように制御され
ている。このような構成を前記図6に示す構成に適用し
た場合、反射体素子アレイ121a〜121gの走査方向
の全体の反射面が凹面ミラーになるので、集光レンズ1
7aとして小径のものを用いることができ、したがっ
て、ハンディタイプとして好適となる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、往復方向
に回動する1つの第1の反射体素子により光ビームが反
射され、同じく往復方向に回動する1以上の第2の反射
体素子により回帰光が反射され、更に、第1の反射体素
子と反射体素子アレイが一体で構成されて光軸上に配置
されているので、駆動部の慣性を小さくすることができ
ると共に第2の反射体素子が大きな面積で回帰光を集光
することができ、したがって、高速で走査することがで
き、また、ハンディタイプとして好適である。
【0045】請求項2記載の発明によれば、往復振動体
は実効的にほぼ固体化構造と見做すことができ、反射体
素子の往復振動の慣性が無視できる程度になることか
ら、超高速走査が容易である上、停止時からの立上り時
間が無視でき、消費電力低減のために頻繁に停止/走査
を繰り返すハンディタイプの光学読取り装置でも読取り
速度が低下しない。また、反射体素子セルの数を増すこ
とによって容易に反射体全体の面積を拡大することがで
き、回帰反射光の集光量を増大することができる。ま
た、機械的な振動が無視できる程度になり、信頼度が大
幅に向上し、また、ハンディタイプの場合でも手に振動
を感じることがなく使いやすくなる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、第1の反射
体素子と第2の反射体素子の各反射角度が異なるので、
特殊な光学要素(孔あきミラー)の利用や投受光を分離
するためのミラー,プリズム等の光学要素の追加を伴う
ことなく、単純で組立性をよくすることができる。
【0047】請求項4記載の発明によれば、第1の反射
体素子の反射面が光ビームのスポット径よりやや大きい
のみであるので、第2の反射体素子の反射面積を大きく
することができ、したがって、回帰光の集光量を多くす
ることができる。
【0048】請求項5記載の発明によれば、第2の反射
体素子の走査方向の全体の反射面が略凹面ミラーになる
ように各々の基準角度が走査方向に所定の角度毎に順次
異なるので、第2の反射体素子により反射された回帰光
を集光するレンズ径を小型化することができ、したがっ
て、ハンディタイプとして好適である。
【0049】請求項6,7記載の発明によれば、第1の
反射体素子と第2の反射体素子が交流源を用いた磁力や
クーロン力により往復方向に回動するので、従来例のガ
ルバノミラーやポリゴンミラーを用いた場合より駆動系
を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学読み取り装置の一実施例とし
てバーコードリーダを示す構成図である。
【図2】図1の往復振動反射体を示す外観図である。
【図3】図2の往復振動反射体の駆動原理を示す説明図
である。
【図4】図1の反射体駆動回路の要部を示す回路図であ
る。
【図5】第1の反射体素子と反射体素子アレイの駆動信
号を示すタイミングチャートである。
【図6】図1の実施例の変形例を示す構成図である。
【図7】第2の実施例の往復振動反射体を示す外観図で
ある。
【図8】図7の往復振動反射体の駆動原理を示す説明図
である。
【図9】第3の実施例を示す外観図である。
【図10】第4の実施例の往復振動反射体を示す側面図
である。
【図11】図10の往復振動反射体の駆動原理を示す説
明図である。
【図12】図11の反射体駆動回路の要部を示す回路図
である。
【図13】ガルバノミラーを用いた従来例を示す構成図
である。
【図14】ポリゴンミラーを用いた従来例を示す構成図
である。
【符号の説明】
11 半導体レーザ 15,15a,15b 往復振動反射体 100,111c,121d,131a〜131e 第1の反
射体素子 101a〜101f,111a,111b,111d,111e,
121a〜121c,121e〜121g,141a〜141e
第2の反射体素子 104 磁性膜 105 振動軸 107 薄膜コイル 108 交流源 111 アルミ板 112 ねじれ振動軸 131 第1の反射体素子セル 141 第2の反射体素子セル P1,P2 駆動電極

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを照射する光源と、 走査方向に対して往復方向に回動して読み取り対象に照
    射するように前記光ビームを反射する1つの第1の反射
    体素子と、 走査方向に対して往復方向に回動して前記読み取り対象
    により乱反射された回帰光を反射する1以上の第2の反
    射体素子より成る反射体素子アレイとを備え、更に、 前記第1の反射体素子と前記反射体素子アレイを一体で
    構成して光軸上に配置したことを特徴とする光学読み取
    り装置。
  2. 【請求項2】 光ビームを照射する光源と、 走査方向に対して往復方向に回動して読み取り対象に照
    射するように前記光ビームを反射する複数の第1の反射
    体素子からなる第1の反射体素子セルと、 走査方向に対して往復方向に回動して前記読み取り対象
    により乱反射された回帰光を反射する複数の第2の反射
    体素子よりなる第2の反射体素子セルを複数配置して構
    成された反射体素子セルアレイとを備え、更に、 前記第1の反射体素子セルと前記反射体素子セルアレイ
    を平面状に配置したことを特徴とする光学読み取り装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の反射体素子と前記第2の反射
    体素子の各反射角度が異なることを特徴とする請求項1
    または2記載の光学読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の反射体素子の反射面は前記光
    ビームのスポット径よりやや大きいことを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載の光学読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の反射体素子は、走査方向の全
    体の反射面が略凹面ミラーになるように各々の基準角度
    が走査方向に所定の角度毎に順次異なることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の光学読み取り装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1の反射体素子と前記第2の反射
    体素子は、交流源を用いた磁力により往復方向に回動す
    ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載
    の光学読み取り装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の反射体素子と前記第2の反射
    体素子は、交流源を用いたクーロン力により往復方向に
    回動することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    に記載の光学読み取り装置。
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