JP2000019446A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2000019446A
JP2000019446A JP10181943A JP18194398A JP2000019446A JP 2000019446 A JP2000019446 A JP 2000019446A JP 10181943 A JP10181943 A JP 10181943A JP 18194398 A JP18194398 A JP 18194398A JP 2000019446 A JP2000019446 A JP 2000019446A
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JP
Japan
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mirror
scanning device
optical scanning
bimorph
piezoelectric
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JP10181943A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tanaka
康▲廣▼ 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で小型、低コストの光走査装置を
提供する。 【解決手段】 圧電バイモルフ14はその一端側がベー
ス18に固定されており、駆動回路19により駆動され
て圧電バイモルフ14の他端側が振動する。圧電バイモ
ルフ14の変位部分である他端側の電極膜17上には、
表面を鏡面仕上げしたミラーMが貼着されている。ミラ
ーMは圧電バイモルフ14の振動によりその位置が変位
し、その角度も変化する。ミラーMにはレーザ光源3か
らレーザ光が投射され、その反射光はミラーMの角度変
化に伴って感光体ドラム5の表面をスキャンする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電歪素子を用いた
光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光走査装置としては、モータによ
り高速回転されるポリゴンミラーと呼ばれる多角形状の
ミラーにレーザ光を入射させ、該レーザ光をミラーに反
射させて走査するものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光走
査装置では、ポリゴンミラーをモータを用いて高速回転
させているので、構造が複雑で形状が大きく、装置の小
型化には限界があり、コストも高いという問題点があっ
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、構造が簡単で小
型、低コストの光走査装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】以上の目的を達
成するため、本発明に係る光走査装置は、電歪素子の変
位部分にミラーが配置されており、該ミラーに入射した
光ビームの反射光を、前記電歪素子の振動により前記ミ
ラーを変位させて偏向することを特徴とする。
【0006】前記電歪素子は駆動信号が供給されると駆
動信号に対応して振動し、この変位部分に配置されてい
るミラーが変位する。これにより、光ビームの反射光が
ミラーの変位により偏向され、反射光は駆動信号に対応
してスキャンを行う。
【0007】本発明に係る光走査装置においては、前記
電歪素子が圧電共振子からなり、該圧電共振子の共振と
同期して前記ミラーからの反射光を偏向させることが好
ましい。前記ミラーは圧電共振子の振動部分に配置され
てその振動に応じて変位し、光ビームの反射光を偏向
し、該反射光は圧電共振子の共振と同期してスキャンを
行う。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光走査装置の
実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明す
る。
【0009】(第1実施形態、図1参照)本発明に係る
光走査装置をレーザプリンタに適用した第1実施形態を
図1に示す。この光走査装置11は、短冊状を有する二
つの圧電素子12,13を互いに接着してなる圧電バイ
モルフ14を使用したものである。圧電素子12,13
のそれぞれは、矢印P1及びP2で示されるように厚み
方向に互いに逆向きに分極されると共に、その表裏面に
電極膜15,16,17が形成されている。
【0010】圧電バイモルフ14はその一端側がベース
18に固定されており、電極膜15,16,17は、駆
動回路19に接続されて駆動信号が印加される。これに
より、圧電バイモルフ14の他端側が振動し、図1の実
線及び二点鎖線で示すように変位する。圧電バイモルフ
14の変位部分である他端側の電極膜17上には、表面
を鏡面仕上げした金属片、セラミックもしくはガラス等
の材料からなるミラーMが貼着されている。ミラーM
は、圧電バイモルフ14の振動によりその位置が変位
し、その角度も変化する。
【0011】ミラーMには、レーザダイオードにより構
成されるレーザ光源3からレーザ光が投射される。該レ
ーザ光はミラーMで反射され、その反射角度がミラーM
の角度変化の2倍、変化したのち、補正レンズ等を含む
光学系4を通して感光体ドラム5に入射され、該感光体
ドラム5の表面をスキャンする。
【0012】このような構成であれば、駆動信号に応じ
て圧電バイモルフ14が振動し、ミラーMが変位するた
め、駆動信号によりミラーMから反射するレーザ光の偏
向領域や走査速度等を自由に制御することができるばか
りでなく、従来の光走査装置のようなモータ等の形状が
大きく重量も重い部品が不要になり、構造も簡単で部品
コストも低くなる。なお、本第1実施形態において、圧
電バイモルフ14の電極膜17が光を反射する材料から
なり、表面が鏡面状態になっているものであれば、電極
膜17をミラーとして機能させることができ、ミラーM
を省略することもできる。
【0013】(第2実施形態、図2参照)本発明に係る
光走査装置の第2実施形態を図2に示す。この光走査装
置21は、一対ずつの圧電素子22,22により駆動さ
れるU字形状の音叉振動子23にミラーMを貼着したも
のである。ミラーMは、音叉振動子23の振動の変位の
大きい振動の腹に相当する脚部23a,23bのうちの
片側の脚部23aの先端部に貼着されている。圧電素子
22,22には、駆動回路19から駆動信号が供給され
る。
【0014】レーザ光源3から出射するレーザ光をミラ
ーMに投射すると、レーザ光は音叉振動子23の振動に
伴うミラーMの変位に応じて反射角が変化する。そし
て、ミラーMから反射したレーザ光は、光学系4を通し
て感光体ドラム5に入射され、感光体ドラム5をスキャ
ンする。
【0015】本第2実施形態にあっては、温度及び経時
特性が良好な音叉振動子23を用いてミラーMを変位さ
せているので、前記第1実施形態の光走査装置11が奏
する効果に加えて、温度及び経時特性が良好で特性の安
定した光走査装置を得ることができる。
【0016】(第3実施形態、図3参照)本発明に係る
光走査装置の第3実施形態を図3に示す。この光走査装
置31は、エネルギー閉込め型の二端子型の圧電共振子
32を、その周縁部にて支持部材33により振動可能に
支持すると共に、圧電共振子32の片側の振動電極32
aの上にミラーMを貼着したものである。圧電共振子3
2には駆動回路19から駆動信号が供給される。
【0017】レーザ光源3から出射するレーザ光をミラ
ーMに投射すると、レーザ光は圧電共振子32の振動に
伴うミラーMの変位に応じて反射角が変化する。そし
て、ミラーMから反射したレーザ光は、光学系4を通し
て感光体ドラム5に入射され、感光体ドラム5をスキャ
ンする。
【0018】本第3実施形態にあっては、圧電共振子3
2の共振を利用することにより、ミラーMを高速で変位
させることができ、前記第1実施形態の光走査装置11
が奏する効果に加えて、ミラーMで反射するレーザ光を
高速でスキャンさせることができる。
【0019】(第4実施形態、図4参照)本発明に係る
光走査装置の第4実施形態を図4に示す。この光走査装
置41は、周縁部が支持部材42により支持された金属
円盤43の表面に圧電素子44を貼着し、該圧電素子4
4に形成された振動電極45上にミラーMを貼着したも
のである。駆動回路19から圧電素子44に駆動信号が
印加されると、該圧電素子44の振動により金属円盤4
3が屈曲振動する。
【0020】レーザ光源3から出射するレーザ光をミラ
ーMに投射すると、レーザ光は金属円盤43の屈曲振動
に伴うミラーMの変位に応じて反射角が変化する。そし
て、ミラーMから反射したレーザ光は、光学系4を通し
て感光体ドラム5に入射され、感光体ドラム5をスキャ
ンする。
【0021】本第4実施形態にあっては、圧電素子44
が金属円盤43に支持されているので、前記第1実施形
態の光走査装置11が奏する効果に加えて、より頑丈な
構成を有する信頼性の高い光走査装置を得ることができ
る。
【0022】(第5実施形態、図5参照)本発明に係る
光走査装置の第5実施形態を図5に示す。この光走査装
置51は、圧電基板52の表面にインターデジタル電極
53,54を形成してなる表面波装置55を用い、圧電
基板52上であって入力側のインターデジタル電極53
と出力側のインターデジタル電極54との間にミラーM
を配置したものである。インターデジタル電極53に
は、駆動回路19から駆動信号が供給される。
【0023】レーザ光源3から出射するレーザ光をミラ
ーMに投射すると、レーザ光は圧電基板52に発生する
表面弾性波によりミラーMが屈曲し、該屈曲に応じてレ
ーザ光の反射角が変化する。そして、ミラーMから反射
したレーザ光は、光学系4を通して感光体ドラム5に入
射され、感光体ドラム5をスキャンする。
【0024】本第5実施形態にあっては、圧電基板52
に発生した表面弾性波を利用しているので、前記第1実
施形態の光走査装置11が奏する効果に加えて、ミラー
Mから反射するレーザ光のスキャン速度を非常に高速に
することができる。
【0025】(他の実施形態)なお、本発明に係る光走
査装置は前記実施形態に限定されるものではなく、その
要旨の範囲内で種々に変更することができる。例えば、
本発明はレーザ光の走査装置に限らず、一般の光ビーム
にも適用することができる。また、第1ないし第5の実
施形態において、ミラーMの表面は平面に限らず、図6
(A)ないし(D)にそれぞれ示すように、凸面鏡、凹
面鏡、台形もしくは多面体、波形の形状を有していても
よい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、電歪素子は駆動信号が供給されると駆動信号
に対応して振動し、ミラーを変位させてミラーに入射す
る光ビームの反射光を偏向し、反射光を駆動信号に対応
してスキャンさせるので、駆動信号によりミラーから反
射するレーザ光の偏向領域や走査速度等を自由に制御す
ることができるばかりでなく、従来の光走査装置のよう
なモータ等の形状が大きく重量も重い部品が不要にな
り、構造も簡単で部品コストも低くなる。
【0027】さらに、ミラーを圧電共振子により変位さ
せるようにすれば、ミラーからの反射光は圧電共振子の
共振と同期してスキャンを行うので、ミラーで反射する
レーザ光を高速でスキャンさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光走査装置の第1実施形態の説明
図。
【図2】本発明に係る光走査装置の第2実施形態の説明
図。
【図3】本発明に係る光走査装置の第3実施形態の説明
図。
【図4】本発明に係る光走査装置の第4実施形態の説明
図。
【図5】本発明に係る光走査装置の第5実施形態の説明
図。
【図6】本発明に係る光走査装置に使用されるミラーの
形状を示す説明図であり、(A)は凸面鏡を示し、
(B)は凹面鏡を示し、(C)多角形状の鏡面を示し、
(D)は波形の鏡面を示す。
【符号の説明】
M…ミラー 3…レーザ光源 11…光走査装置 12,13…圧電素子 14…圧電バイモルフ 19…駆動回路 21…光走査装置 22…圧電素子 23…音叉振動子 31…光走査装置 32…圧電共振子 32a…振動電極 41…光走査装置 43…金属円盤 44…圧電素子 51…光走査装置 52…圧電基板 55…表面波装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電歪素子の変位部分にミラーが配置され
    ており、該ミラーに入射した光ビームの反射光を、前記
    電歪素子の振動により前記ミラーを変位させて偏向する
    ことを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 前記電歪素子が圧電共振子からなり、該
    圧電共振子の共振と同期して前記ミラーからの反射光を
    偏向することを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
JP10181943A 1998-06-29 1998-06-29 光走査装置 Pending JP2000019446A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6794797B2 (en) * 2000-06-30 2004-09-21 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Device for deflecting optical beams
US6989919B2 (en) 2003-05-29 2006-01-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Scanning apparatus
JP2006320089A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Brother Ind Ltd アクチュエータ、アクチュエータの製造方法、焦点可変装置、光走査装置及び画像表示装置
JP2007188073A (ja) * 2006-01-10 2007-07-26 Samsung Electronics Co Ltd 2軸マイクロスキャナー
JP2010044307A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Panasonic Corp 光学反射素子

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