JPH06139387A - 光学読取装置 - Google Patents

光学読取装置

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JPH06139387A
JPH06139387A JP4316011A JP31601192A JPH06139387A JP H06139387 A JPH06139387 A JP H06139387A JP 4316011 A JP4316011 A JP 4316011A JP 31601192 A JP31601192 A JP 31601192A JP H06139387 A JPH06139387 A JP H06139387A
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JP
Japan
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rotation
unit
scanner head
optical reading
mirror
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Application number
JP4316011A
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English (en)
Inventor
Susumu Kitade
奨 北出
Kazutoshi Yamada
和俊 山田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】圧電素子を利用した平面スキャンと、その平面
スキャンパタンを回転させることにより、スキャン方向
を多重化し、読取性能の大幅な向上を図る。 【構成】レーザービームLBを出射する光源21と、圧
電素子16にトーションバーを介して取付けた反射ミラ
ー17と、圧電素子16を2軸振動させ、反射ミラー1
7で反射される出射ビームBを2次元的に走査する発振
手段18と、2軸スキャンビームに回転を付加する回転
手段20,22とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザビームをスキ
ャン(走査)させて、バーコード(bar code)を読取る
バーコードリーダやバーコードスキャナのような光学読
取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の光学読取装置としては圧
電素子(piezo-electric element)とトーションバーを
組合わせた光2軸スキャナによる2次元スキャンを用い
る装置があるが、この従来装置においては読取られるバ
ーコードの方向が限定される問題点があった。以下、こ
の問題点について詳述する。
【0003】一般にバーコードは図9、図10に示すよ
うに、バーの太さと間隔によって数字やアルファベッ
ト、記号などをコード化したもので、このコードを読取
るためには、バーコードに一定の速度で光を当てる所謂
スキャン(走査)を行なって、バーコードから反射して
くる光を検知し、時間的に変化する光量を電気信号に変
換する必要がある。
【0004】バーコードを読むためには、基本的に1回
のスキャンで、読取ろうとするバーコードの全てのバー
を走査線が横切ることが要請され、レーザ式のスキャナ
(scanner 、走査装置)の場合は、レーザビームをスキ
ャンし、反射光を光電素子で受光して、電気信号に変換
した後に、そのパルス幅よりコードを再生する。
【0005】仮に、スキャン方向が1方向のみの場合に
は、バーコードを読取るためにバーコードの方向をスキ
ャン方向と符合させる必要があり、このバーコードの方
向に関係なく同バーコードの読取りを行なうには複数の
スキャン方向を有すればよいことになる。
【0006】上述の光2軸スキャナは、圧電素子に2つ
の異なる周波数の正弦波を入力した時、この圧電素子が
2方向に振動する特質を利用し、例えば、該圧電素子に
100Hzと1000Hzの周波数が異なる2つの正弦波を
入力し、トーションバーを介して反射ミラーそれ自体を
2方向に振動させ、この反射ミラーで反射される出射ビ
ームを2次元スキャンさせ、図8に示すような8の字を
重ねた状態のスキャンパターン(平面スキャンパター
ン)を得ることで、1つの反射ミラーにより平面のスキ
ャンを可能として、読取り性の向上を図った光学読取装
置である。
【0007】しかし、この光2軸スキャナはスキャン方
向が概ね2方向のみであるから、図9に示す配列方向の
バーコードを読取ることができても、図10に示す配列
方向のバーコードを読取ることは不可能で、読取れるバ
ーコードの方向が極端に制限される問題点があった。
【0008】このような問題点を解決するために、従
来、ポリゴンミラー(polygon mirror、多面鏡のこと)
の回転および反射を利用したもの或はホログラム(holo
gram、レーザ光を物体に照射し、反射光と照射している
レーザ光との干渉結果を応用するもの)による光の屈折
を利用したものがあるが、何れの装置も反射および屈折
等の光学系を最大限に利用する関係上、光学系の構造が
極めて複雑化し、装置が大型化する問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、2軸スキ
ャンビームに回転を付加することにより、多方向化され
た走査軌跡を確保して、無方向読取りを可能とし、かつ
光学系の簡略化を図ることができる光学読取装置の提供
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、レーザビー
ムを出射する光源と、圧電素子にトーションバーを介し
て取付けた反射ミラーと、上記圧電素子を2軸振動さ
せ、反射ミラーで反射される出射ビームを2次元的に走
査する発振手段と、2軸スキャンビームに回転を付加す
る回転手段とを備えた光学読取装置であることを特徴と
する。
【0011】
【作用】この発明によれば、発振手段により圧電素子を
2方向に振動させると、この2方向の振動はトーション
バー(torsionber、ねじり棒ばね)を介して反射ミラー
に伝達されるので、この反射ミラーが2方向に振動する
ことになる。そこで上述の光源からレーザビームを反射
ミラーに出射すると、この反射ミラーで反射された出射
ビームは2次元的に走査する。さらに上述の回転手段に
より上述の出射ビーム(2軸スキャンビーム)に回転を
付加すると、この出射ビームは2方向から多方向に展開
され、多方向化された走査軌跡を得ることができる。
【0012】
【発明の効果】このように2軸スキャンビームに対して
上述の回転手段が回転を付加するので、多方向化された
走査軌跡(図7参照)を確保することができ、この結
果、無方向読取りが可能となる効果がある。加えて、従
来のポリゴンミラーおよびホログラムによる装置と比較
して、光学系の簡略化を図ることができ、装置の小型化
と、設置スペースの狭小化とを達成することができる効
果がある。
【0013】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は光学読取装置を示し、図1、図2におい
て、この光学読取装置は、デコード部1に対して着脱可
能に構成されたスキャナヘッド部2を備えている。
【0014】上述のデコート部1は、内部に図3に示す
波形成形回路3、デコーダ(decoder 、解読器)4、P
OS(Point of salesの略で、販売時点情報管理の意)
本体への通信部5を収納したベース部6と、このベース
部6にフレキシブルパイプ7を介して取付けたヘッドホ
ルダ8とを備えている。
【0015】また上述のスキャナヘッド部2は、スキャ
ナヘッド本体9の下面中央に、取外し使用時に用いる把
持部10を一体的に取付け、この把持部10を上述のヘ
ッドホルダ8に着脱可能に収納して、図1に示すような
電気スタンド式の使用態様と、図2に示すようなハンド
式の使用態様とを得るように構成している。さらに、上
述のデコード部1とスキャナヘッド部2とはフレキシブ
ルワイヤハーネス11により相互に接続している。
【0016】図3は光学読取装置の電気系および光学系
の系統図を示し、電源入力部12をライン13,14を
介してデコード部1側の波形成形回路3、デコーダ4、
通信部5と、スキャナヘッド部2側の電源部15とに接
続している。
【0017】上述の電源部15には、圧電素子16(図
4、図5参照)を2軸振動させ、反射ミラー17(図
4、図5参照)で反射される出射ビームBを2次元的に
走査する発振手段としての発振回路18を接続すると共
に、調速回路19を介してモータ20を接続している。
【0018】レーザビームLBを出射る光源としての半
導体レーザダイオード21は、上述のモータ20および
回転機構22を介して回転制御される。
【0019】ここで、上述の発振回路18は、例えば発
振周波数が異なる100Hzと100Hzとの正弦波発
振出力を得、圧電素子16を2方向に振動させるもので
ある。
【0020】また、上述のモータ20および回転機構2
2は上述の出射ビームBつまり2軸スキャンビームに回
転を付加する回転手段であり、さらに、上述の調速回路
19はモータ20の回転速度を可変制御する速度可変手
段であって、スキャンパターンの密度を変更すること
で、バーコードAの大きさや種類に最適のパターンにな
るように調節する手段である。さらにまた、上述の半導
体レーザダイオード21としては具体的にはマイクロコ
リメートレーザダイオード(いわゆるMC−CD、半導
体レーザダイオードとマイクロフレネルレンズを一体化
したもので、レーザ発散光をマイクロフレネルレンズで
コリメート化して出射するもの)を用いる。一方、上述
の各要素16,17,19,20,21,22によりス
キャナユニット23を構成している。
【0021】ところで、図3に示すように上述のスキャ
ナヘッド部2内には半透明鏡としてのハーフミラー24
を設け、バーコードAからこのハーフミラー24を介し
て反射される反射光Rを集光レンズ25で集光すべく構
成すると共に、この集光レンズ25の下方には、同集光
レンズ25で集光された反射光Rを光電変換する受光手
段としての受光素子26を配設している。
【0022】また、上述の集光レンズ25の近傍には、
反射光Rを集光するこの集光レンズ25の焦点距離を変
更する焦点距離変更部27を取付けている。
【0023】さらに、上述のスキャナヘッド部2のデコ
ード部1に対する着脱部28には、このスキャナヘッド
部の取外しを検出する取外し検出手段としての取外し検
知センサ29を配設している。この取外し検知センサ2
9は例えばリミットスイッチ、近接スイッチ、光電スイ
ッチその他により構成することができる。
【0024】一方CPU30は上述の取外し検知センサ
29および受光素子26からの信号入力に基づいて、R
OM31に格納されたプログラムに従って、調速回路1
9、モータ20、焦点距離変更部27を駆動制御し、R
AM32は必要なデータを記憶する。
【0025】ここで、上述のCPU30は、取外し検知
センサ29からの信号入力に基づいて、上述のスキャナ
ヘッド部2の取外し時に、上記モータ20の回転を停止
する第1停止制御手段と、取外し検知センサ29からの
信号入力に基づいて、上述のスキャナヘッド部2の取外
し時に、上記焦点距離変更部27を駆動する駆動制御手
段と、受光素子26からの信号入力に基づいて、該受光
素子26からの出力が所定期間ない場合に、上記モータ
20の回転を停止する第2停止制御手段とを兼ねる。
【0026】上述の第1停止手段(CPU30)は、ス
キャニヘッド部2を取外してハンド式にて使用する際に
は、このスキャナヘッド部2をバーコードAに接近させ
て用いるので、この場合においては回転パターンより
も、むしろ1軸または2軸のスキャンパターンの方がレ
ーザ光軌跡の視認性がよく、バーコードに当て易いた
め、スキャナヘッド部2の取外し時においてモータ20
の回転を止めるための制御手段である。
【0027】また上述の駆動制御手段(CPU30)
は、スキャナヘッド部2を取外してハンド式にて使用す
る際には、焦点距離を短く設定した方がよいため、焦点
距離変更部27を介して集光レンズ25の焦点距離を変
更駆動し、読取り深度を調節するための制御手段であ
る。
【0028】さらに上述の第2停止制御手段(CPU3
0)は、受光素子26からの出力が所定期間ない場合
に、モータ20の回転を停止することで、機械的稼動部
分の摩耗および故障の低減を図るための手段であり、C
PU内蔵タイマによる現行の無信号継続時間と予めRA
M32に記憶させた所定期間とを比較して、モータ20
の回転を停止する。なお、モータ20の回転停止と同時
にスキャンビームの出射をも停止する時には、モータ2
0の回転の再起動はリ・スタートボタン等のトリガ機構
を設けるとよく、モータ20の回転停止と同時にスキャ
ンビームの出射を停止しない時には、受光素子26から
の信号入力をCPU30が検知した時点にてモータ20
を再起動させるとよい。
【0029】ところで、上述の反射ミラー17は、図
4、図5に示すように加振源としての圧電素子16に、
その加振部17aを取付け、この加振部17aにトーシ
ョンバー17bを介してミラー部17cを配設した反射
手段で、上述のミラー部17cにはバランサ17dを一
体形成している。
【0030】また図5に示すように上述の各要素16,
17,21,22はパッケージ33に収納され、図4、
図5に矢印で示す方向θs ,θr の2次元的に走査され
る出射ビームB(2軸スキャンビーム)は、同パッケー
ジ33の開口部34からバーコードAに向けて出射され
る。
【0031】さらに、上述のモータ20と半導体レーザ
ダイオード21を含む光スキャナコンポ40との間の回
転機構22は図6に示すように構成している。すなわ
ち、モータ20の回転軸20aに回転ベース35を配設
し、この回転ベース35とモータ20との対向面にロー
タ36およびステータ37を配設して、ロータリ・トラ
ンス38を構成し、ロータリトランス38の誘導結合に
より回転周波数信号の信号伝達を行なうように構成して
いる。
【0032】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下作用を説明する。上述の発振回路18により圧
電素子16を2方向θs ,θr に振動させると、この2
方向の振動はトーションバー17bを介して反射ミラー
17に伝達されるので、この反射ミラー17が2方向に
振動する。そこで、上述の半導体レーザダイオード21
からレーザビームLBを反射ミラー17に出射すると、
この反射ミラー17で反射された出射ビームBは2次元
的に操作する。
【0033】しかも、上述のモータ20および回転機構
22によりレーザビームLBを介して上述の出射ビーム
Bに例えば周波数50Hzの回転を付加し、2軸で振動
するミラー部17cのレーザ反射ポイントを中心として
回転させると、この出射ビームBは2方向から図7に示
すような多方向に展開され、他方向化された走査軌跡を
得ることができる。
【0034】このように上述の出射ビームB(2軸スキ
ャンビーム)に対して回転を付加するので、図7に示す
ような多方向化された走査軌跡を確保することができ、
この結果、無方向読取りが可能となる効果がある。加え
て、従来のポリゴンミラーおよびホログラムによる装置
と比較して、光学系の簡略化を図ることができ、装置の
小型化および設置スペースの狭小化を図ることができる
効果がある。
【0035】また上述の調速回路19はモータ20の回
転速度を任意に調節するので、次のような効果がある。
すなわち、上述の実施例では2軸スキャンに回転を加え
て、パターンの多方向化を達成するが、回転速度が早す
ぎるとスキャンビームの直線状が損なわれ、読取り性能
に悪影響が生じ、回転速度が遅すぎると読取りの無方向
性が阻害される。加えて、圧電素子16の振動周波数と
同期しやすい回転周波数に設定すると、スキャンパター
ンが固定される。したがって、上述の調速回路19で回
転周波数を所定範囲内において可変調節することで、走
査軌跡を任意に変更して、読取り性能の向上を図ること
ができる効果がある。
【0036】さらに、上述のCPU30で焦点距離変更
部27を介して集光レンズ25の焦点距離を変更するの
で、スキャナヘッド部2の使用態様に応じて読取り深度
を調節して、読取り性能の向上を図ることができる効果
がある。
【0037】加えて、取外し検知センサ29がスキャナ
ヘッド部2の取外しを検出した時、上述のCPU30は
モータ20の回転を停止するので、スキャナヘッド部2
をバーコードAに接近させて用いる時には、多方向パタ
ーンから1軸または2軸のスキャンパターンに切換わ
り、レーザ光軌跡の視認性の向上を図ることができる。
【0038】さらにまた、上述の受光素子26からの信
号入力が所定期間ない場合、上述のCPU30はモータ
20の回転を停止するので、機械的稼動部分の摩耗およ
び故障の低減を図ることができる。
【0039】なお、光源として上述のマイクロコリメー
トレーザダイオードを用いた場合には、レーザ発散光が
マイクロフレネルレンズでコリメート(平行)化される
ため、外部にコリメート化用の光学系が不要となり、よ
り一層構造の簡素化を図ることができる。
【0040】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の光源は、実施例の半導体レーザダ
イオード21に対応し、以下同様に、発振手段は、発振
回路18に対応し、回転手段は、モータ20および回転
機構22に対応し、速度可変手段は、調速回路19に対
応し、焦点距離可変手段は、焦点距離変更部27に対応
し、取外し検出手段は、取外し検知センサ29に対応
し、第1停止制御手段は、CPU30に対応し、駆動制
御手段は、CPU30に対応し、受光手段は、受光素子
26に対応し、第2停止制御手段は、CPU30に対応
するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学読取装置を示す側面図。
【図2】スキャナヘッド部を取外した状態の側面図。
【図3】本発明の光学読取装置を示す電気系および光学
系の系統図。
【図4】2軸スキャンの原理を示す説明図。
【図5】パッケージの内部構造を示す概略斜視図。
【図6】回転機構部分の説明図。
【図7】本発明装置により得られるスキャンパターンの
一例を示す説明図。
【図8】従来の光2軸スキャナによるスキャンパターン
の説明図。
【図9】バーコードの配列状態を示す説明図。
【図10】バーコードの他の配列状態を示す説明図。
【符号の説明】
1…デコード部 2…スキャナヘッド部 16…圧電素子 17…反射ミラー 17b…トーションバー 18…発振回路 19…調速回路 20…モータ 21…半導体レーザダイオード 22…回転機構 25…集光レンズ 26…受光素子 27…焦点距離変更部 29…取外し検知センサ 30…CPU LB…レーザビーム B…出射ビーム A…バーコード R…反射光
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 光学読取装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザビームをスキ
ャン(走査)させて、バーコード(bar code)を読取る
バーコードリーダやバーコードスキャナのような光学読
取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の光学読取装置としては圧
電素子(piezo-electric element)とトーションバーを
組合わせた光2軸スキャナによる2次元スキャンを用い
る装置があるが、この従来装置においては読取られるバ
ーコードの方向が限定される問題点があった。以下、こ
の問題点について詳述する。
【0003】一般にバーコードは図9、図10に示すよ
うに、バーの太さと間隔によって数字やアルファベッ
ト、記号などをコード化したもので、このコードを読取
るためには、バーコードに一定の速度で光を当てる所謂
スキャン(走査)を行なって、バーコードから反射して
くる光を検知し、時間的に変化する光量を電気信号に変
換する必要がある。
【0004】バーコードを読むためには、基本的に1回
のスキャンで、読取ろうとするバーコードの全てのバー
を走査線が横切ることが要請され、レーザ式のスキャナ
(scanner 、走査装置)の場合は、レーザビームをスキ
ャンし、反射光を光電素子で受光して、電気信号に変換
した後に、そのパルス幅よりコードを再生する。
【0005】仮に、スキャン方向が1方向のみの場合に
は、バーコードを読取るためにバーコードの方向をスキ
ャン方向と符合させる必要があり、このバーコードの方
向に関係なく同バーコードの読取りを行なうには複数の
スキャン方向を有すればよいことになる。
【0006】上述の光2軸スキャナは、圧電素子に2つ
の異なる周波数の正弦波を入力した時、この圧電素子が
2方向に振動する特質を利用し、例えば、該圧電素子に
100Hzと1000Hzの周波数が異なる2つの正弦波を
入力し、トーションバーを介して反射ミラーそれ自体を
2方向に振動させ、この反射ミラーで反射される出射ビ
ームを2次元スキャンさせ、図8に示すような8の字を
重ねた状態のスキャンパターン(平面スキャンパター
ン)を得ることで、1つの反射ミラーにより平面のスキ
ャンを可能として、読取り性の向上を図った光学読取装
置である。
【0007】しかし、この光2軸スキャナはスキャン方
向が概ね2方向のみであるから、図9に示す配列方向の
バーコードを読取ることができても、図10に示す配列
方向のバーコードを読取ることは不可能で、読取れるバ
ーコードの方向が極端に制限される問題点があった。
【0008】このような問題点を解決するために、従
来、ポリゴンミラー(polygon mirror、多面鏡のこと)
の回転および反射を利用したもの或はホログラム(holo
gram、レーザ光を物体に照射し、反射光と照射している
レーザ光との干渉結果を応用するもの)による光の屈折
を利用したものがあるが、何れの装置も反射および屈折
等の光学系を最大限に利用する関係上、光学系の構造が
極めて複雑化し、装置が大型化する問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、2軸スキ
ャンビームに回転を付加することにより、多方向化され
た走査軌跡を確保して、無方向読取りを可能とし、かつ
光学系の簡略化を図ることができる光学読取装置の提供
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、レーザビー
ムを出射する光源と、圧電素子にトーションバーを介し
て取付けた反射ミラーと、上記圧電素子を2軸振動さ
せ、反射ミラーで反射される出射ビームを2次元的に走
査する発振手段と、2軸スキャンビームに回転を付加す
る回転手段とを備えた光学読取装置であることを特徴と
する。
【0011】
【作用】この発明によれば、発振手段により圧電素子を
2方向に振動させると、この2方向の振動はトーション
バー(torsionber、ねじり棒ばね)を介して反射ミラー
に伝達されるので、この反射ミラーが2方向に振動する
ことになる。そこで上述の光源からレーザビームを反射
ミラーに出射すると、この反射ミラーで反射された出射
ビームは2次元的に走査する。さらに上述の回転手段に
より上述の出射ビーム(2軸スキャンビーム)に回転を
付加すると、この出射ビームは2方向から多方向に展開
され、多方向化された走査軌跡を得ることができる。
【0012】
【発明の効果】このように2軸スキャンビームに対して
上述の回転手段が回転を付加するので、多方向化された
走査軌跡(図7参照)を確保することができ、この結
果、読取り方向に制限のない無方向読取りが可能となる
効果がある。加えて、従来のポリゴンミラーおよびホロ
グラムによる装置と比較して、光学系の簡略化を図るこ
とができ、装置の小型化と、設置スペースの狭小化とを
達成することができる効果がある。
【0013】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は光学読取装置を示し、図1、図2におい
て、この光学読取装置は、デコード部1に対して着脱可
能に構成されたスキャナヘッド部2を備えている。
【0014】上述のデコート部1は、内部に図3に示す
波形成形回路3、デコーダ(decoder 、解読器)4、P
OS(Point of salesの略で、販売時点情報管理の意)
本体への通信部5を収納したベース部6と、このベース
部6にフレキシブルパイプ7を介して取付けたヘッドホ
ルダ8とを備えている。
【0015】また上述のスキャナヘッド部2は、スキャ
ナヘッド本体9の下面中央に、取外し使用時に用いる把
持部10を一体的に取付け、この把持部10を上述のヘ
ッドホルダ8に着脱可能に収納して、図1に示すような
電気スタンド式の使用態様と、図2に示すようなハンド
式の使用態様とを得るように構成している。さらに、上
述のデコード部1とスキャナヘッド部2とはフレキシブ
ルワイヤハーネス11により相互に接続している。
【0016】図3は光学読取装置の電気系および光学系
の系統図を示し、電源入力部12をライン13,14を
介してデコード部1側の波形成形回路3、デコーダ4、
通信部5と、スキャナヘッド部2側の電源部15とに接
続している。
【0017】上述の電源部15には、圧電素子16(図
4、図5参照)を2軸振動させ、反射ミラー17(図
4、図5参照)で反射される出射ビームBを2次元的に
走査する発振手段としての発振回路18を接続すると共
に、調速回路19を介してモータ20を接続している。
【0018】レーザビームLBを出射する光源としての
半導体レーザダイオード21、圧電素子16および反射
ミラー17は、上述のモータ20および回転機構22を
介して回転制御される。
【0019】ここで、上述の発振回路18は、例えば発
振周波数が異なる100Hzと100Hzとの正弦波発
振出力を得、圧電素子16を2方向に振動させるもので
ある。
【0020】また、上述のモータ20および回転機構2
2は上述の出射ビームBつまり2軸スキャンビームに回
転を付加する回転手段であり、さらに、上述の調速回路
19はモータ20の回転速度を可変制御する速度可変手
段であって、スキャンパターンの密度を変更すること
で、バーコードAの大きさや種類に最適のパターンにな
るように調節する手段である。さらにまた、上述の半導
体レーザダイオード21としては具体的にはマイクロコ
リメートレーザダイオード(いわゆるMC−CD、半導
体レーザダイオードとマイクロフレネルレンズを一体化
して、出射ビームの調整手段を備えたもので、マイクロ
フレネルレンズを変位させることで、出射ビームをコリ
メート化し、さらに、ビームウエストの移動を行ない焦
点距離の調整も実現できる)を用いる。一方、上述の各
要素16,17,19,20,21,22によりスキャ
ナユニット23を構成している。
【0021】ところで、図3に示すように上述のスキャ
ナヘッド部2内には半透明鏡としてのハーフミラー24
を設け、バーコードAからこのハーフミラー24を介し
て反射される反射光Rを集光レンズ25で集光すべく構
成すると共に、この集光レンズ25の下方には、同集光
レンズ25で集光された反射光Rを光電変換する受光手
段としての受光素子26を配設している。
【0022】また、上述の集光レンズ25の近傍には、
反射光Rを集光するこの集光レンズ25の焦点距離を変
更する焦点距離変更部27を取付けているが、前述のご
とく半導体レーザダイオード21側に出射ビームの調整
手段を持たせることで、必要に応じて省略される
【0023】さらに、上述のスキャナヘッド部2のデコ
ード部1に対する着脱部28には、このスキャナヘッド
部の取外しを検出する取外し検出手段としての取外し検
知センサ29を配設している。この取外し検知センサ2
9は例えばリミットスイッチ、近接スイッチ、光電スイ
ッチその他により構成することができる。
【0024】一方CPU30は上述の取外し検知センサ
29および受光素子26からの信号入力に基づいて、R
OM31に格納されたプログラムに従って、調速回路1
9、モータ20、焦点距離変更部27を駆動制御し、R
AM32は必要なデータを記憶する。
【0025】ここで、上述のCPU30は、取外し検知
センサ29からの信号入力に基づいて、上述のスキャナ
ヘッド部2の取外し時に、上記モータ20の回転を停止
する第1停止制御手段と、取外し検知センサ29からの
信号入力に基づいて、上述のスキャナヘッド部2の取外
し時に、上記焦点距離変更部27を駆動する駆動制御手
段と、受光素子26からの信号入力に基づいて、該受光
素子26からの出力が所定期間ない場合に、上記モータ
20の回転を停止する第2停止制御手段とを兼ねる。
【0026】上述の第1停止手段(CPU30)は、
キャナヘッド部2を取外してハンド式にて使用する際に
は、このスキャナヘッド部2をバーコードAに接近させ
て用いるので、この場合においては回転パターンより
も、むしろ1軸または2軸のスキャンパターンの方がレ
ーザ光軌跡の視認性がよく、バーコードに当て易いた
め、スキャナヘッド部2の取外し時においてモータ20
の回転を止めるための制御手段である。
【0027】また上述の駆動制御手段(CPU30)
は、スキャナヘッド部2を取外してハンド式にて使用す
る際には、焦点距離を短く設定した方がよいため、焦点
距離変更部27を介して集光レンズ25の焦点距離を変
更駆動し、読取り深度を調節するための制御手段であ
る。
【0028】さらに上述の第2停止制御手段(CPU3
0)は、受光素子26からの出力が所定期間ない場合
に、モータ20の回転を停止することで、機械的稼動部
分の摩耗および故障の低減を図るための手段であり、C
PU内蔵タイマによる現行の無信号継続時間と予めRA
M32に記憶させた所定期間とを比較して、モータ20
の回転を停止する。なお、モータ20の回転停止と同時
にスキャンビームの出射をも停止する時には、モータ2
0の回転の再起動はリ・スタートボタン等のトリガ機構
を設けるとよく、モータ20の回転停止と同時にスキャ
ンビームの出射を停止しない時には、受光素子26から
の信号入力をCPU30が検知した時点にてモータ20
を再起動させるとよい。
【0029】ところで、上述の反射ミラー17は、図
4、図5に示すように加振源としての圧電素子16に、
その加振部17aを取付け、この加振部17aにトーシ
ョンバー17bを介してミラー部17cを配設した反射
手段で、上述のミラー部17cにはバランサ17dを一
体形成している。
【0030】また図5に示すように上述の各要素16,
17,21,22はパッケージ33に収納され、図4、
図5に矢印で示す方向θs ,θr の2次元的に走査され
る出射ビームB(2軸スキャンビーム)は、同パッケー
ジ33の開口部34からバーコードAに向けて出射され
る。
【0031】さらに、上述のモータ20と半導体レーザ
ダイオード21を含む光スキャナコンポ40との間の回
転機構22は図6に示すように構成している。すなわ
ち、モータ20の回転軸20aに回転ベース35を配設
し、この回転ベース35とモータ20との対向面にロー
タ36およびステータ37を配設して、ロータリ・トラ
ンス38を構成し、ロータリトランス38の誘導結合に
より、圧電素子16の駆動信号伝達や、半導体レーザダ
イオード21の電源供給を行なうように構成している。
【0032】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下作用を説明する。上述の発振回路18により圧
電素子16を2方向θs ,θr に振動させると、この2
方向の振動はトーションバー17bを介して反射ミラー
17に伝達されるので、この反射ミラー17が2方向に
振動する。そこで、上述の半導体レーザダイオード21
からレーザビームLBを反射ミラー17に出射すると、
この反射ミラー17で反射された出射ビームBは2次元
的に操作する。
【0033】しかも、上述のモータ20および回転機構
22によりレーザビームLBを介して上述の出射ビーム
Bに例えば周波数50Hzの回転を付加し、2軸で振動
するミラー部17cのレーザ反射ポイントを中心として
回転させると、この出射ビームBは2方向から図7に示
すような多方向に展開され、他方向化された走査軌跡を
得ることができる。
【0034】このように上述の出射ビームB(2軸スキ
ャンビーム)に対して回転を付加するので、図7に示す
ような多方向化された走査軌跡を確保することができ、
この結果、無方向読取りが可能となる効果がある。加え
て、従来のポリゴンミラーおよびホログラムによる装置
と比較して、光学系の簡略化を図ることができ、装置の
小型化および設置スペースの狭小化を図ることができる
効果がある。
【0035】また上述の調速回路19はモータ20の回
転速度を任意に調節するので、次のような効果がある。
すなわち、上述の実施例では2軸スキャンに回転を加え
て、パターンの多方向化を達成するが、回転速度が早す
ぎるとスキャンビームの直線状が損なわれ、読取り性能
に悪影響が生じ、回転速度が遅すぎると読取りの無方向
性が阻害される。加えて、圧電素子16の振動周波数と
同期しやすい回転周波数に設定すると、スキャンパター
ンが固定される。したがって、上述の調速回路19で回
転周波数を所定範囲内において可変調節することで、走
査軌跡を任意に変更して、読取り性能の向上を図ること
ができる効果がある。
【0036】さらに、半導体レーザダイオード21がマ
イクロコリメートレーザダイオードのように、出射ビー
ムのコリメート化、焦点距離調整等を行なうことができ
るので、スキャナヘッド部2の使用態様に応じて読取り
深度を調節して、読取り性能の向上を図ることができる
効果がある。
【0037】加えて、取外し検知センサ29がスキャナ
ヘッド部2の取外しを検出した時、上述のCPU30は
モータ20の回転を停止するので、スキャナヘッド部2
をバーコードAに接近させて用いる時には、多方向パタ
ーンから1軸または2軸のスキャンパターンに切換わ
り、レーザ光軌跡の視認性の向上を図ることができる。
【0038】さらにまた、上述の受光素子26からの信
号入力が所定期間ない場合、上述のCPU30はモータ
20の回転を停止するので、機械的稼動部分の摩耗およ
び故障の低減を図ることができる。
【0039】なお、光源として上述のマイクロコリメー
トレーザダイオードを用いた場合には、出射ビームを調
整することができるので、外部にコリメート化用の光学
系が不要となり、より一層構造の簡素化を図ることがで
きるが、調整手段を持たないレーザビームを用いる場合
は、出射ビームを調整して焦点距離が変更できる手段を
光源側に介設するとよい
【0040】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の光源は、実施例の半導体レーザダ
イオード21に対応し、以下同様に、発振手段は、発振
回路18に対応し、回転手段は、モータ20および回転
機構22に対応し、速度可変手段は、調速回路19に対
応し、焦点距離可変手段は、焦点距離変更部27に対応
し、取外し検出手段は、取外し検知センサ29に対応
し、第1停止制御手段は、CPU30に対応し、駆動制
御手段は、CPU30に対応し、受光手段は、受光素子
26に対応し、第2停止制御手段は、CPU30に対応
するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学読取装置を示す側面図。
【図2】スキャナヘッド部を取外した状態の側面図。
【図3】本発明の光学読取装置を示す電気系および光学
系の系統図。
【図4】2軸スキャンの原理を示す説明図。
【図5】パッケージの内部構造を示す概略斜視図。
【図6】回転機構部分の説明図。
【図7】本発明装置により得られるスキャンパターンの
一例を示す説明図。
【図8】従来の光2軸スキャナによるスキャンパターン
の説明図。
【図9】バーコードの配列状態を示す説明図。
【図10】バーコードの他の配列状態を示す説明図。
【符号の説明】 1…デコード部 2…スキャナヘッド部 16…圧電素子 17…反射ミラー 17b…トーションバー 18…発振回路 19…調速回路 20…モータ 21…半導体レーザダイオード 22…回転機構 25…集光レンズ 26…受光素子 27…焦点距離変更部 29…取外し検知センサ 30…CPU LB…レーザビーム B…出射ビーム A…バーコード R…反射光

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザビームを出射する光源と、圧電素子
    にトーションバーを介して取付けた反射ミラーと、上記
    圧電素子を2軸振動させ、反射ミラーで反射される出射
    ビームを2次元的に走査する発振手段と、2軸スキャン
    ビームに回転を付加する回転手段とを備えた光学読取装
    置。
  2. 【請求項2】上記回転手段の回転速度を可変制御する速
    度可変手段を設けた請求項1記載の光学読取装置。
  3. 【請求項3】反射光を集光する集光レンズの焦点距離を
    変更する焦点距離可変手段を設けた請求項1記載の光学
    読取装置。
  4. 【請求項4】上記光源、反射ミラー、発振手段、回転手
    段および集光レンズを含むスキャナヘッド部を、デコー
    ド部に対して着脱可能に構成すると共に、上記スキャナ
    ヘッド部の取外しを検出する取外し検出手段を備え、上
    記スキャナヘッド部の取外し時に上記回転手段の回転を
    停止する第1停止制御手段を設けた請求項3記載の光学
    読取装置。
  5. 【請求項5】上記スキャナヘッド部の取外し時に、上記
    焦点距離可変手段を駆動する駆動制御手段を設けた請求
    項4記載の光学読取装置。
  6. 【請求項6】集光レンズで集光された反射光を光電変換
    する受光手段を設け、上記受光手段からの出力が所定期
    間ない時、上記回転手段の回転を停止する第2停止制御
    手段を設けた請求項3記載の光学読取装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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